(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
第1ユーザにより登録され、イベントの情報及び前記イベントの開催場所の情報を有するイベント情報と、第2ユーザにより登録され、画像及び前記画像を撮影した撮影地の情報と、を記憶する記憶部と、
前記イベントの開催場所と前記撮影地との距離に基づいて、前記画像と前記イベント情報とを関連付ける制御部と、
前記記憶部に記憶された前記画像に対する評価値を取得する評価値取得部と、
前記評価値取得部で取得した、前記イベント情報に関連付けられた前記画像の評価値が所定の値を超えると、前記第1ユーザに課金する課金部と、
を備えるサーバ。
第1ユーザにより登録され、イベントの情報及び前記イベントの開催場所の情報を有するイベント情報と、第2ユーザにより登録され、画像及び前記画像を撮影した撮影地の情報と、を記憶する記憶ステップと、
前記イベントの開催場所と前記撮影地との距離に基づいて、前記画像と前記イベント情報とを関連付ける制御ステップと、
前記記憶ステップにおいて記憶された前記画像に対する評価値を取得する評価値取得ステップと、
前記評価値取得ステップで取得した、前記イベント情報に関連付けられた前記画像の評価値が所定の値を超えると、前記第1ユーザに課金する課金ステップと、
をコンピュータが実行する課金方法。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る画像評価システムについて説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る画像評価システム2の構成を示すブロック図である。画像評価システム2は、画像の評価処理を行う画像評価サーバ4を備え、画像評価サーバ4はネットワーク6を介して種々の端末と通信可能となっている。
【0012】
ここで、上記端末8には、デジタルカメラ、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話のように画像を撮影することが可能な撮像装置のほか、画像データを保存可能なパソコンなどが含まれている。いずれの端末も、画像評価サーバ4に対して通信接続可能な通信装置を内蔵、または外部機器として装着している。
【0013】
図2は、第1の実施の形態に係る画像評価サーバ4の構成を示すブロック図である。画像評価サーバ4は、画像を位置情報に対応付けて表示するとともに、通信可能な端末からの画像評価を受け付ける画像評価サイト(図示せず)を提供するサーバであり、画像評価サーバ4の各部を統括的に制御するCPU20を備えている。
【0014】
CPU20には、ネットワーク6を介して端末8との通信を行う通信部22、画像評価サーバ4と通信可能な端末8のユーザ等によって予め登録された個人情報を記憶する個人情報記憶部24、画像評価サーバ4に後述するイベント情報を登録したユーザに課金する課金情報等を記憶する課金情報記憶部25、ネットワーク6を介して端末8からアップロードされた画像の画像データに撮影地点の位置情報を関連付けて記憶する画像記憶部26、所定の評価値を超える評価がなされた画像の撮影地点の位置情報を撮影名所情報として記憶する撮影名所記憶部28、及び地図データを記憶する地図データ記憶部29が接続されている。
【0015】
ここで、個人情報記憶部24には、ユーザのアドレス(IPアドレスやメールアドレス)、ID、パスワード、イベント情報(例えば、催し物等のイベント名、開催場所、開催期間、「このイベント限定で○○を販売します。」のような広告宣伝等)が記憶されている。なお、ここで説明するイベント情報とは、一般的に公開または伝達することにより情報提供者側が金銭的な見返りを期待し得る広告に関する情報を広く意味するものである。また、課金情報記憶部25には、イベント情報の関連付けがなされた際に発生する登録料に関する情報、及び端末8のアドレスにイベント情報を送信する場合の送信料に関する情報等が記憶されている。
【0016】
図3は、第1の実施の形態に係る画像評価サーバ4と通信可能な端末8の構成を示すブロック図である。この端末8は、CPU30を備え、CPU30には、ネットワーク6を介して画像評価サーバ4との間で通信を行う通信部32、GPS衛星から受信した信号に基づいて現在位置を測位するGPS34、LCD表示部38、被写体光を撮像して撮像信号を生成する撮像素子41、アドレス等の個人情報を予め記憶する個人情報記憶部46、及び画像データを記憶するメモリカード52を装着するメモリカードスロット53が接続されている。
【0017】
次に、
図4に示すフローチャートを参照して、第1の実施の形態に係る画像評価システム2を用いて撮影名所にイベント情報を関連付ける処理について説明する。以下では、XXイベントの開催を予定するイベント企画会社X(以下、X社という。)が、XXイベントのイベント情報A1を開催予定地である撮影名所a(
図6参照)に関連付ける場合を例に説明する。なおフローチャートは、画像評価サーバ4のCPU20を主体として記載されている。
【0018】
まず、X社が、端末8のブラウザから画像評価サイトへアクセスすると、X社の端末8のLCD表示部38に画像評価サイトの画面が表示される。ここで、画像評価サイトには、「撮影名所に関連付ける」のような、イベント情報等を位置情報に関連付けるためのボタン(図示せず)が表示されている。
【0019】
次に、X社が「撮影名所に関連付ける」のボタンを操作すると、CPU20は、ID及びパスワードの入力を促す認証画面をLCD表示部38に表示する。次に、ID及びパスワードが入力されると、CPU20は、撮影名所記憶部28に記憶されている撮影名所の位置を表示した地図をLCD表示部38に表示させる(ステップS1)。
【0020】
次に、X社により地図上から撮影名所aが選択されると、CPU20は、「この撮影名所に関連付ける情報を選択してください。」等のメッセージをLCD表示部38に表示した後、ID及びパスワードに基づいて個人情報記憶部24からX社のイベント情報を抽出し、X社のイベント情報の一覧を表示する(ステップS2)。なお、イベント情報は、必ずしも個人情報記憶部24に記憶されていなくてもよく、関連付けを行う際にX社が端末8からアップロードするようにしてもよい。
【0021】
次に、X社がイベント情報の一覧の中からイベント情報A1を選択すると、端末8のCPU30は、画像評価サーバ4に対して撮影名所aにイベント情報A1を関連付ける旨の指示信号を送信する。CPU20は、指示信号を受信すると、撮影名所aの撮影名所情報に対してイベント情報A1を関連付ける(ステップS3)。次に、CPU20は、課金情報記憶部25に記憶されている情報を参照し、イベント情報A1を撮影名所aに関連付けたことによる登録料をX社に課金する(ステップS4)。
【0022】
次に、
図5及び
図6を参照して、第1の実施の形態に係る端末8がイベント情報が関連付けられた撮影名所に近づいた場合の処理について説明する。
図5は、本通知処理のフローチャートを示す図であり、
図6は、本通知を行う場合における端末8と撮影名所の位置関係を示す図である。ここでは、
図6に示す撮影名所a、撮影名所b、及び撮影名所cがそれぞれ撮影名所記憶部28に登録されている場合において、端末8(デジタルカメラ)に対して、端末8が撮影名所に近づいたこと、及び撮影名所に関連付けられているイベント情報を通知する場合を例に説明する。なお
図5に示す端末には、
図1で説明したのと同様に複数の端末が含まれている。
【0023】
まず、撮影名所の情報、及びイベント情報の通知を希望するユーザは、所有する端末8からその位置情報を画像評価サーバ4に送信可能な状態に設定しておく。次に、端末8のCPU30は、GPS44により現在位置の測位を行うことにより位置情報の取得を開始し、取得した位置情報をアドレスと共にネットワーク6を介して画像評価サーバ4に送信する(ステップS11)。ここで、位置情報の取得、及び送信は一定時間間隔で行われる。
【0024】
画像評価サーバ4のCPU20は、ネットワーク6を介して位置情報、及びアドレスを受信すると(ステップS12)、撮影名所記憶部28から撮影名所情報を読み出し、撮影名所の位置と、受信した位置情報の位置との間の距離を算出する(ステップS13)。例えば、受信した位置情報が場所Xの位置情報であった場合、CPU20は、場所Xと撮影名所a、撮影名所b、撮影名所cとの間の距離をそれぞれ算出する。
【0025】
次に、CPU20は、ステップS13で算出した距離の中に所定の距離以下になったものがあるか否かの判定を行う(ステップS14)。ステップS12で算出した距離の中に所定の距離以下になったものがない場合(ステップS14:No)、即ち、端末8が何れの撮影名所の位置にも近づいていない場合、ステップS12の処理に戻る。一方、ステップS13で算出した距離の中に所定の距離以下になったものがある場合(ステップS14:Yes)、即ち、端末8が何れかの撮影名所の位置に近づいた場合、画像評価サーバ4のCPU20は、端末8が撮影名所の位置に近づいたことを撮影名所に関連付けられているイベント情報と共に通知する(ステップS15)。例えば、
図6に示すように、端末8が撮影名所aに近づいた場合、撮影名所aの撮影名所情報、及びイベント情報A1を端末8のアドレスに対して送信する。
【0026】
端末8は、画像評価サーバ4からの通知を受信すると(ステップS16)、「近くに撮影名所があります」といったメッセージをLCD表示部38に表示した後、撮影名所aの位置を示す地図、及びイベント情報A1をLCD表示部38に表示する(ステップS17)。
【0027】
次に、CPU20は、イベント情報A1を送信した端末8の個数を検出する(ステップS18)。次に、CPU20は、課金情報記憶部25に記憶されている1回分の送信料に関する情報を参照し、イベント情報A1を送信した端末8の個数分の送信料をX社に課金する(ステップS19)。
【0028】
この第1の実施の形態に係る画像評価システム2によれば、撮影名所にイベント情報が関連付けられた場合、及びイベント情報が端末8のアドレスに対して送信された場合にイベント企画会社に対して課金を行うため、画像評価サーバ4の管理者は、イベント企画会社から広告収入を得ることができる。なお、課金される対象は必ずしもイベント企画会社である必要はない。例えば、個人がイベント情報の関連付けを行い、イベント情報の関連付けを行った個人に対して課金がなされてもよい。
【0029】
また、撮影名所にイベント情報を関連付けることにより、イベント企画会社は、画像評価サイトを通じて自社の宣伝を行うことができる。
【0030】
また、端末8のユーザが撮影名所から所定の距離に近づいた時に、撮影名所の位置情報、及びイベント情報を端末8のアドレスに対して送信するため、端末8のユーザは、現在地が撮影名所に近く、撮影名所でイベントが開催されていることを知ることができる。
【0031】
また、課金を行うことにより、思い付き等による安易な関連付けを排除することができ、有用なイベント情報のみを撮影名所に関連付けることができる。また、イベント情報の送信を行った端末8の個数に応じた課金を行うことにより、宣伝効果に比例した課金を行うことができる。
【0032】
次に、第2の実施の形態に係る画像評価システムの処理について説明する。この第2の実施の形態に係る画像抽出システムは、第1の実施の形態において、画像評価サイトにアップロードされた画像の撮影地点が撮影名所情報として撮影名所記憶部28に記憶(以下、名所登録という。)される前に、撮影地点にイベント情報を関連付けるようにしたものである。従って、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる処理について詳細に説明し、重複する部分については適宜説明を省略する。なお、以下では、
図7に示すように、YYイベントの開催を予定するイベント企画会社Y(以下、Y社という。)が、YYイベントのイベント情報B1を開催予定地である撮影地点bに関連付ける場合を例に説明する。
【0033】
図8は、撮影名所として登録されていない撮影地点にイベント情報を関連付ける場合の処理を示すフローチャートである。なおフローチャートは、画像評価サーバ4のCPU20を主体として記載されている。
【0034】
まず、Y社が、端末8のブラウザから画像評価サイトへアクセスすると、Y社の端末8のLCD表示部38に画像評価サイトの画面が表示される。ここで、画像評価サイトには、「撮影地点に関連付ける」のような、イベント情報等を撮影地点の位置情報に関連付けるためのボタン(図示せず)が表示されている。
【0035】
次に、Y社が「撮影地点に関連付ける」のボタンを操作すると、CPU20は、ID及びパスワードの入力を促す認証画面をLCD表示部38に表示する。次に、ID及びパスワードが入力されると、CPU20は、画像記憶部26に記憶されている画像データに基づく画像の撮影地点を表示した地図をLCD表示部38に表示させる(ステップS21)。
【0036】
次に、Y社により地図上から撮影地点bが選択されると、CPU20は、「この撮影地点に関連付ける情報を選択してください。」等のメッセージをLCD表示部38に表示した後、ID及びパスワードに基づいて個人情報記憶部24からY社のイベント情報を抽出し、Y社のイベント情報の一覧を表示する(ステップS22)。
【0037】
次に、Y社がイベント情報の一覧の中からイベント情報B1を選択すると、端末8のCPU30は、画像評価サーバ4に対して撮影地点bにイベント情報B1を関連付ける旨の指示信号を送信する。CPU20は、指示信号を受信すると、撮影地点bの位置情報に対してイベント情報B1を関連付ける(ステップS23)次に、CPU20は、課金情報記憶部25に記憶されている登録料をY社に課金する(ステップS24)。
【0038】
次に、複数の評価者によって撮影地点bで撮影された画像βに対する評価がなされ、画像βの評価点数が所定の点数を超えると、CPU20は、画像βの画像データに関連付けられている撮影地点bの位置情報を撮影名所情報として名所登録する(ステップS25)。
【0039】
次に、CPU20は、個人情報記憶部24に登録されているアドレスに宛てて、新規に登録された撮影名所情報、及びイベント情報B1を通知する(ステップS26)。具体的には、
図1に示す、デジタルカメラ、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、パソコンそれぞれのアドレスに宛てて、「新規に登録されたお薦めの撮影スポットをお知らせします。」等のメッセージに撮影名所情報とイベント情報B1を添付した電子メールを送信する。
【0040】
次に、CPU20は、イベント情報B1を送信した端末8の個数を検出する(ステップS27)。次に、CPU20は、課金情報記憶部25に記憶されている1回分の送信料に関する情報を参照し、イベント情報B1を送信した端末8の個数分の送信料をY社に課金する(ステップS28)。
【0041】
なお、撮影名所bに端末8が近づいた場合における、端末8に対する撮影名所及びイベント情報B1の通知処理については、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
【0042】
この第2の実施の形態に係る画像評価システム2によれば、イベント情報が関連付けられた撮影地点が名所登録された場合に、撮影名所の位置情報とイベント情報を端末8のアドレスに対して送信するため、イベント企画会社は、画像評価サイトを通じてタイミングよく自社の宣伝を行うことができる。なお、第2の実施の形態において、撮影地点bの位置情報に対してイベント情報B1を関連付けた時点でなく、イベント情報B1が関連付けられた撮影地点bが名所登録された時点で、Y社に登録料を課金してもよい。
【0043】
次に、第3の実施の形態に係る画像評価システムの処理について説明する。この第3の実施の形態に係る画像抽出システムは、第2の実施の形態において、画像データと関連付けられていない撮影地点にイベント情報を関連付けるようにしたものである。従って、第3の実施の形態では、第2の実施の形態と異なる処理について詳細に説明し、重複する部分については適宜説明を省略する。なお、以下では、
図9に示すように、ZZイベントの開催を予定するイベント企画会社Z(以下、Z社という。)が、ZZイベントのイベント情報C1を開催予定地である地点c1に関連付ける場合を例に説明する。
【0044】
図10は、画像評価サイトに画像がアップロードされた場合に、画像データに付加されている位置情報にイベント情報を関連付ける処理を示すフローチャートである。なおフローチャートは、画像評価サーバ4のCPU20を主体として記載されている。まず、Z社は、イベント情報C1を開催する予定地である地点c1をイベント情報C1と関連付けて個人情報記憶部24に登録する(ステップS31)。
【0045】
次に、CPU20は、画像評価サイトに画像がアップロードされる度に、アップロードされた画像の撮影地点の位置と地点c1の位置との照合を行う(ステップS32)。
【0046】
アップロードされた画像の撮影地点の位置と地点c1の位置とが一致した場合、CPU20は、画像データに付加されている位置情報に対してイベント情報C1を関連付ける(ステップS33)。例えば、アップロードされた画像の画像データに撮影地点cの位置情報が付加されている場合において、撮影地点cの位置と地点c1の位置と一致する場合、撮影地点cの位置情報に対してイベント情報C1を関連付ける。イベント情報C1が位置情報と関連付けられた画像データは、画像記憶部26に記憶される。
【0047】
撮影地点cの位置情報に対してイベント情報C1が関連付けられると、CPU20は、課金情報記憶部25に記憶されている情報を参照し、イベント情報の関連付けがなされた際に発生する登録料をZ社に課金する(ステップS34)。
【0048】
なお、撮影地点cが撮影名所cとして名所登録された場合の処理、及び撮影名所cに端末8が近づいた場合における、端末8に対する撮影名所及びイベント情報C1の通知処理については、第2の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
【0049】
この第3の実施の形態に係る画像評価システム2によれば、画像がアップロードされていない場合においても、位置情報に直接イベント情報を関連付けることができる。また、位置情報に直接イベント情報を関連付けた時点では登録料が発生しないため、イベント企画会社は、気軽にイベント情報を登録することができる。また、イベント企画会社は、イベント情報を関連付けて登録した地点の画像が所定の期間内にアップロードされない場合にはZZイベントの開催を中止するなど、余裕をもってZZイベントを開催するか否かを判断することができる。なお、第3の実施の形態においては、地点c1をイベント情報C1と関連付けて登録した時点で、Z社に登録料を課金してもよい。
【0050】
なお、上述の第1の実施の形態において、撮影名所の知名度に応じて登録料を増減させてもよい。例えば、画像評価サーバ4の管理者は、撮影名所記憶部28に記憶されている撮影名所情報の中から、知名度が高いと思われる撮影名所の撮影名所情報を予め抽出し、知名度が高いことを示す情報を関連付けておく。そして、X社が、知名度が高い撮影名所にイベント情報を関連付けた場合には、課金情報記憶部25に登録されている登録料を所定の割合増加させた金額をX社に課金する。また、評価点数の合計値に基づいて撮影名所をランク分類し、撮影名所のランクに応じて登録料を増減させてもよい。また、撮影名所の知名度は、ネットワーク6を介して外部のサイトを参照することにより判定してもよい。
【0051】
また、上述の第1の実施の形態において、撮影名所aで撮影された画像が画像評価サイトにアップロードされる毎にアップロードされた画像の枚数をカウントしておき、撮影名所aで撮影された画像の枚数に応じて、撮影名所aにイベント情報が関連付けられた場合にX社に課金する登録料を増減させてもよい。
【0052】
また、上述の各実施の形態において、端末8のユーザがイベント情報の通知を受けるか否かを選択できるようにしてもよい。例えば、イベント情報の通知を希望しないユーザは、個人情報記憶部24に登録されているアドレスにイベント情報の通知を希望しない旨の情報を関連付けておく。これにより、ユーザが希望しない情報が撮影名所情報と共に配信されることを防止することができる。また、宣伝効果の無いイベント情報の通知を防止することにより、イベント企画会社に対して必要以上の課金がなされないようにすることができる。
【0053】
また、上述の各実施の形態において、イベント情報の通知を受けた端末8のユーザに対して所定の料金を課金するようにしてもよい。例えば、イベント企画会社は、撮影名所にイベント情報を関連付ける際に、イベント情報の通知を受けた端末8のユーザに課金する旨の指示情報を添付しておく。端末8がこの撮影名所に近づいた場合、CPU20は、まず端末8のアドレスに撮影名所情報のみを送信する。次に、指示情報を参照し、LCD表示部38に「撮影名所に関するイベント情報を見るには課金がなされます。」等のメッセージを表示した後、「見る/見ない」等の選択画面を表示する。端末8のユーザが「見る」を選択した場合、ユーザの端末8のアドレスにイベント情報を送信し、ユーザに対して課金を行う。これにより、イベントへの参加者数が制限される場合等において、イベント情報の送信数を絞り込むことができる。また、通知を受ける側が課金されるほど価値の高いイベント情報を他のイベント情報と区別することができる。
【0054】
また、上述の第3の実施の形態においては、ZZイベントの開催予定地(地点c1)にイベント情報C1を関連付けて登録しておく場合を例に説明しているが、ZZイベントの開催予定地の画像の画像データにイベント情報C1を関連付けるようにしてもよい。例えば、Z社は、まず、ZZイベントの開催予定地(地点c1)で画像γを撮影する。次に、Z社は、画像γの画像データにイベント情報C1を関連付け、イベント情報C1が関連付けられた画像データを画像評価サイトにアップロードする。次に、画像γが公開されて閲覧可能な状態となり、画像データが画像記憶部26に記憶されると、CPU20は、Z社に対して所定の登録料を課金する。これにより、Z社は、ZZイベントの開催予定地(c1)がアップロードされた画像の撮影地点と一致するまで待つことなく、イベント情報を画像の撮影地点に関連付けることができる。
【0055】
次に、複数の評価者によって画像γに対する評価がなされ、画像γの評価点数が所定の点数を超えると、CPU20は、画像γの撮影地点を撮影名所として名所登録する。ここで、画像γの撮影地点が名所登録された場合、CPU20は、既に課金した登録料の一部をZ社に返金する。この場合、名所登録されるほど質の高い画像をアップロードした者に対して、登録料の一部返金という形の褒賞を与えることにより、ユーザの撮影意欲を増進させ、質の高い画像を募ることができる。
【0056】
また、上述の各実施の形態においては、イベント情報を関連付けたことを根拠とする登録料と、ユーザの端末8のアドレスにイベント情報を送信したことを根拠とする送信料とをイベント企画会社に課金しているが、登録料及び送信料の何れか一方のみを課金するようにしてもよい。これにより、イベント企画会社に金銭的負担を軽減させることができる。
【0057】
また、上述の第2、及び第3の実施の形態において、撮影地点が撮影名所となった時にイベント情報の通知料を課金した場合には、端末8が撮影名所に近づいた時に課金を行わなくてもよい。また、端末8が撮影名所に近づいた時にイベント情報の通知料を課金する場合には、撮影地点が撮影名所となった時にイベント情報の通知料を課金しなくてもよい。
【0058】
また、上述の第2の実施の形態においては、イベント情報が関連付けられた撮影地点が名所登録された場合に、撮影名所情報とイベント情報を個人情報記憶部24に登録されているアドレスに宛てて通知しているが、ユーザが希望する場合、名所登録がなされなくても撮影名所情報とイベント情報を通知してもよい。例えば、撮影地点にイベント情報が関連付けられた時点でユーザのアドレスに宛てて撮影名所情報とイベント情報を通知する。
【0059】
また、上述の各実施の形態において、端末8が撮影名所に近づいたことを判断する基準となる情報をイベント情報に記録してもよい。例えば、イベント企画会社は、100mを基準として端末8が撮影名所に近づいたか否かを判断することを予めイベント情報に記録しておく。この場合、CPU20は、端末8が撮影名所から100m以内の距離に近づいた時に、撮影名所情報及びイベント情報を端末8のアドレスに対して送信する。このため、イベント企画会社は、イベント情報を関連付ける撮影名所が混雑しそうな場所である場合には所定の距離を狭く設定し、イベント情報を関連付ける撮影名所が人通りの少なそうな場所である場合には所定の距離を広く設定するなど、撮影名所の実情に応じてイベント情報の通知範囲を任意に調整することができる。
【0060】
また、端末8が撮影名所に近づいたことを通知する期間を、例えば、イベント開催期間などに限定してもよい。この場合、CPU20は、イベント開催期間に端末8が撮影名所に近づいた場合には、撮影名所情報とイベント情報を端末8のアドレスに対して送信する。一方、イベント開催期間外に端末8が撮影名所に近づいた場合には、端末8のアドレスに対する送信は行わない。
【0061】
また、端末8が撮影名所に近づいた場合において、撮影名所に近づいた全ての端末8にイベント情報を送信しなくてもよい。例えば、CPU20は、送信対象となる端末8のアドレスの中から実際にイベント情報を送信するアドレスを無作為に抽出し、抽出したアドレスに宛ててのみイベント情報を送信する。これにより、イベント情報が関連付けられた撮影名所が人ごみの多い場所である場合には、撮影名所(イベント開催地)が混雑しないようにすることができる。
【0062】
また、イベント情報を送信する対象年齢をイベント情報に記録してもよい。例えば、イベント企画会社は、対象年齢を20歳以上とするイベント情報を個人情報記憶部24に登録する。この場合、CPU20は、複数の端末8が撮影名所に近づいた時に、20歳以上のユーザの端末8のアドレスに宛てて、イベント情報を送信する。なお、この場合ユーザは、個人情報記憶部24に登録したアドレスに年齢を関連付けておく。
【0063】
また、CPU20は、撮影名所情報とイベント情報を送信する際に地図データ記憶部29に記憶されている地図データを参照してもよい。例えば、CPU20は、撮影名所にイベント情報が関連付けられた場合、その撮影名所に行くことが可能な交通網を地図データから認識する。そして、CPU20は、交通網上に位置する端末8のユーザのアドレスに宛てて撮影名所情報及びイベント情報を送信する。例えば、端末8が撮影名所に至る路線の駅に位置する場合、または端末8が撮影名所に至る路線上を撮影名所の方向に移動している場合には、端末8の現在地と撮影名所との間の距離が所定の距離以内に近づいていなくても、端末8のユーザのアドレスに宛てて撮影名所情報とイベント情報を送信する。