(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
【0010】
第1ユーザによって承認された第2ユーザを登録する登録部と、前記第1ユーザを示す第1アイコンと、前記第2ユーザを示す第2アイコンとが所定の位置関係で配置されたコンテンツを提供する提供部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
【0011】
このような情報処理装置によれば、第1ユーザによって承認された第2ユーザを登録する。例えば、情報処理装置は、妊娠期にある第1ユーザによって承認された第2ユーザとして、第1ユーザの配偶者や、第1ユーザの親類等を登録する。これにより、情報処理装置は、第2ユーザを第1ユーザにとって特別なユーザに限定することができる。
【0012】
そして、情報処理装置は、第1ユーザを示す第1アイコンと、第2ユーザを示す第2アイコンとが所定の位置関係で配置されたコンテンツを提供する。例えば、情報処理装置は、第1アイコンを中心として、円周上に第2アイコンが配置されたコンテンツを第1ユーザに提供する。また、情報処理装置は、第1アイコンを中心として、円周上に第2アイコンが配置されたコンテンツを第2ユーザに提供する。
【0013】
このように、情報処理装置は、ユーザに関わらず、第1アイコンと、第2アイコンとが同一の位置関係を維持した態様で配置されたコンテンツを提供する。これにより、情報処理装置は、第1ユーザが中心であるという認識を第2ユーザに強調することができる。このため、情報処理装置は、例えば、第1ユーザが妊婦である場合に、第1ユーザを補助していこうという意識を第2ユーザに対して高めることができる。したがって、情報処理装置は、第2ユーザの協力を適切に仰ぐことを促すことができるため、第1ユーザの生活の質を向上させることができる。
【0014】
また、情報処理装置は、前記所定の位置関係として、前記第1アイコンを中心とし、当該第1アイコンの周辺に第2アイコンが配置されたコンテンツを提供する。
【0015】
このような情報処理装置によれば、所定の位置関係として、第1アイコンを中心とし、第1アイコンの周辺に第2アイコンが配置されたコンテンツを提供するため、利用者の生活の質を向上させることができる。
【0016】
また、情報処理装置は、中心に配置された前記第1アイコンと、当該第1アイコンを中心とした円周上に配置された第2アイコンとが線によって連結されるように配置されたコンテンツを提供する。
【0017】
このような情報処理装置によれば、中心に配置された第1アイコンと、第1アイコンを中心とした円周上に配置された第2アイコンとが線によって連結されるように配置されたコンテンツを提供するため、利用者の生活の質を向上させることができる。
【0018】
また、情報処理装置は、前記第1ユーザと、前記第2ユーザとに関連する通知が前記線の上に重畳するように配置されたコンテンツを提供する。
【0019】
このような情報処理装置によれば、第1ユーザと、第2ユーザとに関連する通知が線の上に重畳するように配置されたコンテンツを提供するため、利用者の生活の質を向上させることができる。
【0020】
また、情報処理装置は、前記第1アイコンと、複数の第2ユーザの各々を示す第2アイコンとが所定の位置関係で配置されたコンテンツを提供する。
【0021】
このような情報処理装置によれば、第1アイコンと、複数の第2ユーザの各々を示す第2アイコンとが所定の位置関係で配置されたコンテンツを提供するため、利用者の生活の質を向上させることができる。
【0022】
また、情報処理装置は、前記第1アイコンと、複数の第2アイコンとを所定の位置関係を維持した態様で配置されたコンテンツを前記第1ユーザに提供する。
【0023】
このような情報処理装置によれば、第1アイコンと、複数の第2アイコンとを所定の位置関係を維持した態様で配置されたコンテンツを第1ユーザに提供するため、利用者の生活の質を向上させることができる。
【0024】
また、情報処理装置は、前記第1アイコンと、複数の第2アイコンとを所定の位置関係を維持した態様で配置されたコンテンツを前記複数の第2ユーザのいずれかに提供する。
【0025】
このような情報処理装置によれば、第1アイコンと、複数の第2アイコンとを所定の位置関係を維持した態様で配置されたコンテンツを複数の第2ユーザのいずれかに提供するため、利用者の生活の質を向上させることができる。
【0026】
また、情報処理装置は、前記第1ユーザによって招待された第2ユーザを、当該第1ユーザによって承認された第2ユーザとして登録する。
【0027】
このような情報処理装置によれば、第1ユーザによって招待された第2ユーザを、第1ユーザによって承認された第2ユーザとして登録するため、第2ユーザを第1ユーザにとって特別なユーザに限定することができる。
【0028】
また、前記第2ユーザは、前記第1ユーザと関連する所定のユーザ属性を有する。
【0029】
このような情報処理装置によれば、第2ユーザは、第1ユーザと関連する所定のユーザ属性を有するため、第2ユーザを第1ユーザにとって特別なユーザに限定することができる。
【0030】
また、前記第2ユーザは、前記第1ユーザの配偶者を含む。
【0031】
このような情報処理装置によれば、第2ユーザは、第1ユーザの配偶者を含むため、第2ユーザを第1ユーザにとって特別なユーザに限定することができる。
【0032】
また、前記第2ユーザは、前記第1ユーザの親類を含む。
【0033】
このような情報処理装置によれば、第2ユーザは、第1ユーザの親類を含むため、第2ユーザを第1ユーザにとって特別なユーザに限定することができる。
【0034】
また、前記第2ユーザは、前記第1ユーザの子供を含む。
【0035】
このような情報処理装置によれば、第2ユーザは、第1ユーザの子供を含むため、第2ユーザを第1ユーザにとって特別なユーザに限定することができる。
【0036】
また、情報処理装置は、前記第2ユーザが前記第1ユーザの子供である場合に、当該子供に関する通知を、当該子供を示すアイコンに重畳するように配置されたコンテンツを提供する。
【0037】
このような情報処理装置によれば、第2ユーザが第1ユーザの子供である場合に、子供に関する通知を、子供を示すアイコンに重畳するように配置されたコンテンツを提供するため、利用者の生活の質を向上させることができる。
【0038】
また、前記第2ユーザは、前記第1ユーザの友人を含む。
【0039】
このような情報処理装置によれば、第2ユーザは、第1ユーザの友人を含むため、第2ユーザを第1ユーザにとって特別なユーザに限定することができる。
【0040】
また、前記第1ユーザは、妊婦であるユーザ又は妊婦になる予定があるユーザである。
【0041】
このような情報処理装置によれば、前記第1ユーザは、妊婦であるユーザ又は妊婦になる予定があるユーザであるため、妊娠時に適したサービスを提供することができる。
【0042】
以下に、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)の一例について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0043】
[実施形態]
〔1.情報処理装置が示す情報処理の一例〕
図1を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する情報処理の一例について説明する。
図1は、実施形態に係る情報処理装置100が実行する情報処理の一例を示す図である。
図1の例では、情報処理装置100が第1ユーザによって登録されたタスクを第2ユーザにも閲覧可能な態様で提供する例を示す。ここで、第1ユーザは、例えば、妊婦又は妊婦になる予定があるユーザである。また、第2ユーザは、例えば、第1ユーザの配偶者、親類又は友人等である。
【0044】
また、
図1の例では、端末装置11が、第1ユーザに利用されているものとする。また、端末装置12が、第2ユーザに利用されているものとする。なお、端末装置11及び12は特に区別する必要がない場合には、端末装置10と表記する。
【0045】
まず、
図1に示すように、端末装置11は、アプリケーション(以下では、アプリと表記する場合がある)APをインストールする(ステップS1)。また、端末装置12は、アプリAPをインストールする(ステップS1)。
【0046】
ここでいうアプリAPとは、第1ユーザの予定を管理する機能や、第1ユーザによって承認された第2ユーザと連絡可能とする機能を有するアプリケーションである。例えば、アプリAPは、第1ユーザによって登録された予定を第2ユーザの予定として管理してもよい。また、アプリAPは、第1ユーザによって登録された予定を第1ユーザのみが閲覧可能な予定として管理してもよい。また、アプリAPは、第2ユーザによって登録された予定を第2ユーザのみが閲覧可能な予定として管理してもよい。また、アプリAPは、第1ユーザと、第2ユーザとでメッセージをやり取りする機能や、通話する機能を有してもよい。
【0047】
続いて、情報処理装置100は、端末装置11からアプリAPを介してタスクの登録を受付ける(ステップS2)。ここで、タスクとは、例えば、第1ユーザによって実行される妊娠期のイベント等である。
【0048】
具体的には、情報処理装置100は、端末装置11からタスクの内容と、タスクを実行する日程とに関する情報の登録を受付ける。例えば、情報処理装置100は、端末装置11から、検診と、検診の日時とに関する情報の登録を受付ける。
【0049】
そして、情報処理装置100は、タスクを閲覧可能な態様で端末装置12に提供する(ステップS3)。例えば、情報処理装置100は、第1ユーザによって登録された検診と、検診の日時とを第2ユーザの予定として管理する。このように、情報処理装置は、第1ユーザの予定を第2ユーザに把握させることができる。これにより、情報処理装置は、第2ユーザの協力を適切に仰ぐことを促すことができる。
【0050】
以下では、
図2〜
図7を用いてアプリAPが示す各種機能の具体例について説明する。なお、アプリAPが示す各種機能は、情報処理装置100によって提供される。
【0051】
〔2.コンテンツの一例〕
次に、
図2を用いて、情報処理装置100によって提供されるコンテンツに含まれる第1ユーザを示すアイコンと、第2ユーザを示すアイコンとの配置態様について説明する。
図2は、実施形態に係る画面の一例を示す図である。例えば、端末装置10は、情報処理装置100によって提供されたコンテンツC11を表示する。
図2の例では、コンテンツC11は、標題「プレママを支えるあなたの役割はなんですか?」と、第1ユーザを示すアイコンと、複数の第2ユーザの各々を示すアイコンとが配置された図の一例と、「役割を選ぶ」といったボタンとを含む。
【0052】
例えば、端末装置10は、「役割を選ぶ」ボタンが押下された場合に、コンテンツC11をコンテンツC12に遷移させる。コンテンツC12では、第1ユーザが第2ユーザを承認することで第2ユーザを選択する。例えば、コンテンツC12は、標題「招待する人を選択」として、各種第2ユーザの属性である「プレパパ」、「プレママの母」、「プレママの父」、「プレパパの父」、「友人」、「プレパパの母」、「親類」、「プレママの母」といったアイコンが表示される。このように、第2ユーザは、第1ユーザの配偶者や、親類等である。また、第2ユーザは第1ユーザの同世代の友人や、先輩等の友人を含んでもよい。なお、ここでいうプレママは第1ユーザを示し、プレパパは第1ユーザの配偶者を示す。
【0053】
例えば、端末装置10は、第1ユーザによって各第2ユーザが招待され、そして、第2ユーザが登録された場合に、コンテンツC12をコンテンツC13に遷移させる。
図2の例では、コンテンツC13に対して、第1ユーザを示すアイコンCR11を中心とした円周上に各第2ユーザを示すアイコンCR12〜CR17が配置されている例が示される。この場合、第1ユーザを示すアイコンと、第2ユーザを示すアイコンとが線で連結される。また、かかる線上に、第1ユーザと、第2ユーザとが関連する通知の数が重畳表示(バッチ表示)の態様で配置される。なお、通知の種類は、かかる第2ユーザと第1ユーザとの間で交わされるメッセージや、通話や、チャット等のコミュニケーションに関わる通知であってもよいし、かかる第2ユーザと第1ユーザとが参加する(関連付けられる)スケジュールの数等であってもよい。
【0054】
ここで、アイコンCR12は、第1ユーザの父を示す。アイコンCR13は、第1ユーザの義母を示す。すなわち、アイコンCR13は、第1ユーザの配偶者の母を示す。アイコンCR14は、第1ユーザの義父を示す。すなわち、アイコンCR14は、第1ユーザの配偶者の父を示す。アイコンCR15は、第1ユーザの配偶者である「配偶者A」を示す。アイコンCR16は、第1ユーザの子供の推定画像を示す。例えば、子供の推定画像は、所定の子供の画像等であってもよい。また、子供の推定画像は、妊娠の週数に基づいて推定される子供の体つきや、大きさを示す画像等であってもよい。アイコンCR17は、第1ユーザの母を示す。また、アイコンCR16には、第1ユーザの子供に関する通知の数が重畳表示される。
図2の例では、かかる一例として、通知の数「3」が重畳表示されている例が示される。なお、第2ユーザの属性は、同じ属性が複数の第2ユーザに設定されてもよいが、同一の属性が異なる第2ユーザに設定されないようにするとよい。これにより、第1ユーザである妊娠期の女性にとって様々な関係性をもつ第2ユーザが招待され、妊娠期の女性とコミュニケーションを図ることができるようになる。
【0055】
また、コンテンツC13で各種アイコンが押下された場合について説明する。例えば、端末装置10は、第1ユーザによってアイコンCR15が押下された場合に、コンテンツC14を表示する。コンテンツC14は、アイコンCR15が示す配偶者のプロフィールに関する情報を示す。例えば、コンテンツC14は、各種プロフィール情報AR11〜AR15を含む。
【0056】
例えば、プロフィール情報AR11は、ニックネームに関する情報であり、「A」といった情報である。プロフィール情報AR12は、役割に関する情報であり、「プレパパ」といった情報である。プロフィール情報AR13は、生年月日に関する情報であり、「1983年3月2日」といった情報である。プロフィール情報AR14は、住まいに関する情報であり、「XXXXX」といった住所を示す情報である。プロフィール情報AR15は、性別に関する情報であり、「男性」といった情報である。
【0057】
また、情報処理装置100は、ユーザに関わらず、第1アイコンと、第2アイコンとが同一の位置関係を維持した態様で配置されたコンテンツを第1ユーザ及び第2ユーザに提供する。これにより、情報処理装置100は、第1ユーザが中心であるという認識を第2ユーザに強調することができる。このため、情報処理装置100は、第1ユーザを補助していこうという意識を第2ユーザに対して高めることができる。したがって、情報処理装置100は、第2ユーザの協力を適切に仰ぐことを促すことができるため、第1ユーザの生活の質を向上させることができる。
【0058】
また、第1ユーザに招待された第2ユーザを示す第2アイコンと同様の位置関係で、被養護者(第1ユーザや第2ユーザと関係するが端末等を操作できないなどの理由により第1ユーザから招待ができなかったり、第2ユーザと同等の操作・活動ができなかったりするユーザであり、例えば介護を受ける被介護者、胎児、乳幼児、ペット等)のアイコンが表示されるようにしてもよい。これにより、情報処理装置100は、かかる非養護者も第1ユーザ及び第2ユーザとの関係性の中にあることを強調することができる。例えば、第1ユーザと第2ユーザとが家族やとても親しい友人の関係であったとして、被養護者である胎児は第2ユーザとしての通話やチャットをすることができないが、第2ユーザと同等の表示とすることで、情報処理装置100は、被擁護者が第1ユーザ中心とする家族の一員であることを参加者全員に意識させることができる。
【0059】
〔3.母子手帳を解析する解析処理の一例〕
次に、
図3を用いて、第1ユーザの母子手帳を解析する解析処理について説明する。
図3は、実施形態に係る画面の一例を示す図である。以下では、情報処理装置100が第1ユーザの母子手帳をOCR(Optical Character Recognition)等の従来技術を用いて、母子手帳に含まれる情報を解析する例を挙げて説明する。
【0060】
例えば、端末装置10は、情報処理装置100によって提供されたコンテンツC21を表示する。
図2の例では、コンテンツC21は、「上記のフレーム内に母子手帳のページを合わせてください」といった指示と、撮影機能を実行する円形のボタンとを含む。そして、端末装置10は、指示が押下された場合に、コンテンツC22を表示する。
図2の例では、コンテンツC22は、「上記のフレーム内に母子手帳の項目を合わせてください」といった指示と、撮影機能を実行する円形のボタンとを含む。
【0061】
そして、第1ユーザの母子手帳が撮影されたものとする。この場合、端末装置10は、母子手帳に対してOCR等を用いて母子手帳に記載された内容を読み取った情報を示すコンテンツC23を表示する。
図3の例では、コンテンツC23は、OCR等を用いてさらに母子手帳を解析するコンテンツに遷移するための項目AR21と、読み取った情報を情報毎に配置した項目AR22とを含む。
【0062】
例えば、項目AR21は、第1ユーザのアイコンと、読み取った第1ユーザの妊娠状況である「妊娠1週目 220日」といった情報と、「過去の記録を見る」といったボタンと、「母子手帳をスキャンして読み取る」といったボタンとを含む。また、項目AR22は、最新の検査日である「2020年11月24日(金)」といった情報と、妊娠週数である「1週目−7日」といった情報とを含む。また、項目AR22は、第1ユーザの体重「51〔kg〕」といった情報と、第1ユーザの腹囲「50〔cm〕」といった情報と、第1ユーザの子宮底長「48〔cm〕」といった情報とを含む。また、項目AR22は、第1ユーザの血圧「69/57」といった情報と、第1ユーザの浮腫「+」といった情報と、第1ユーザの尿蛋白「−」といった情報と、第1ユーザの尿糖「+」といった情報とを含む。このように、情報処理装置100は、第1ユーザの母子手帳に記載される内容を解析し、かかる内容を読み取るため、第1ユーザが自身の体調等の管理を行うことを容易にすることができる。
【0063】
〔4.タスクを管理する管理処理の一例〕
次に、
図4〜
図6を用いて、第1ユーザの妊娠期のための予定に関する共通予定情報を、第1ユーザと、第2ユーザとのタスクとして管理する管理処理について説明する。
図4は、実施形態に係る画面の一例を示す図である。例えば、端末装置10は、情報処理装置100によって提供されたコンテンツC31を表示する。
図4の例では、コンテンツC31は、第1ユーザと、第2ユーザとが閲覧可能なタスクに関する共通予定情報を示す。例えば、コンテンツC31は、日付と、六曜(例えば、先勝、友引、先負、仏滅、赤口又は大安)と、第1ユーザの妊娠の週数とともに、各種タスクを含む。
図4の例では、タスクは、葉酸摂取といったタスクAR31と、妊娠期セルフチェックといったタスクAR32と、家族旅行といったタスクAR33と、ヨガとったタスクAR34とである。また、タスクは、出産の本といったタスクAR35と、出産準備品を調べるといったタスクAR36と、出産のお買い物といったタスクAR37と、検診日といったタスクAR38とを含む。このようなタスクは、第1ユーザによって設定される。
【0064】
また、情報処理装置100は、タスク毎に、グループを生成する。そして、情報処理装置100は、タスクと、グループとを対応付けて管理する。例えば、情報処理装置100は、一のタスクにおいて、第1ユーザと、第2ユーザとを含むグループを生成する。
図4の例では、グループは、タスク内にグループに含まれる第1ユーザを示すアイコンと、第2ユーザを示すアイコンで代表される。このように、情報処理装置100は、グループを生成することで、共通予定情報が示すタスクと、第2ユーザとを対応付けて管理する。このとき、情報処理装置100は、グループに追加される第2ユーザの設定を第1ユーザから受付けてもよい。また、グループには、予め第1ユーザと、第2ユーザとして、第1ユーザの配偶者が設定されるようにしてもよい。なお、予め設定される第2ユーザの属性は、設定されるタスクの種類に応じて決定されてもよい。
【0065】
なお、情報処理装置100は、共通予定情報とは別に、第1ユーザの予定と、第2ユーザの予定とをそれぞれ管理してもよい。例えば、情報処理装置100は、第1ユーザによって設定された第1予定情報であって、共通予定情報とは異なる第1予定情報をさらに管理してもよい。また、情報処理装置100は、第2ユーザによって設定された第2予定情報であって、共通予定情報とは異なる第2予定情報をさらに管理してもよい。
【0066】
そして、端末装置10は、タスクAR34が押下された場合に、コンテンツC32を表示する。コンテンツC32は、タスクAR34が示すタスクの具体的な内容と、日程とを示す。また、コンテンツC32は、タスクAR34に関して、「メッセージでみんなと話してみる」といったボタンと、「メッセージで誰かと話してみる」といったボタンと、「自分のカレンダーに予定を追加する」といったボタンとを含む。このように、情報処理装置100は、第1ユーザによって設定されるタスクであって、検診等の妊娠期に欠かせないタスクを第2ユーザにも閲覧可能な態様で管理し、かかるタスクを第2ユーザの予定として管理する。これにより、情報処理装置100は、第2ユーザに対して第1ユーザの動向を第1ユーザに寄り添って把握させることができる。したがって、情報処理装置100は、第2ユーザの協力を適切に仰ぐことができるため、第1ユーザの生活の質を向上させることができる。
【0067】
また、
図5を用いて、第1ユーザによってタスクが設定される処理について説明する。
図5は、実施形態に係る画面の一例を示す図である。例えば、端末装置10は、情報処理装置100によって提供されたコンテンツC41を表示する。
図5の例では、コンテンツC31は、「アクティビティポイント」と、「このアクティビティ」といった項目を含む。例えば、「アクティビティポイント」に関する項目は、「1.ニックネームをつける」や、「2....を聴く」や、「3.絵本の読み聞かせ」等を含む。また、「このアクティビティ」に関する項目は、「ロードマップにチケットを追加する」といったボタンと、「メッセージでみんなと話してみる」と、「自分のカレンダーに予定を追加する」といったボタンとを含む。
【0068】
そして、端末装置10は、「ロードマップにチケットを追加する」ボタンが押下された場合に、コンテンツC42を表示する。コンテンツC42の例では、挿入IN41のように、共通予定情報にタスクが追加される。
【0069】
また、
図6を用いて、グループ内でのメッセージのやり取りに関する処理について説明する。
図6は、実施形態に係る画面の一例を示す図である。例えば、端末装置10は、情報処理装置100によって提供されたコンテンツC51であって、メッセージをやり取りするコンテンツC51を表示する。ここで、かかるメッセージは、各グループ内で行われるものとする。
【0070】
ここで、情報処理装置100は、各グループにおける第1ユーザと、複数の第2ユーザとのメッセージのやり取りに関する履歴を管理している。このため、端末装置10は、
図6に示すように、第1ユーザの操作によって、「家族旅行」のグループ内でやり取りされたメッセージを示すコンテンツC51を表示することができるようになる。また、端末装置10は、第1ユーザの操作によって、「マタニティフォト撮影」のグループ内でやり取りされたメッセージを示すコンテンツC52を表示することができるようになる。また、端末装置10は、コンテンツC52に示すメッセージを新規投稿として、記事IN51を投稿する。この場合、端末装置10は、記事IN51が第2ユーザによって投稿された記事に挿入される態様で配置されたコンテンツC53を表示する。
【0071】
〔5.商品を提供するための処理の一例〕
次に、
図7を用いて、商品を第1ユーザに提供するための処理について説明する。
図7は、実施形態に係る画面の一例を示す図である。以下では、情報処理装置100が商品として、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行する例を挙げて説明する。
【0072】
例えば、情報処理装置100は、第1ユーザによってアプリAPが利用された履歴である利用履歴を取得する。例えば、情報処理装置100は、利用履歴として、アプリAPに登録された予定の実行数、アプリAPを利用した利用時間、アプリAPに登録した投稿履歴の数、予定に対応付けた他のユーザの数、メッセージの利用回数、通話時間、閲覧した記事の数又は記録の数に関する情報のうち、少なくとも1つを取得する。
【0073】
そして、情報処理装置100は、取得された利用履歴が示す利用状況に基づいて、第1ユーザによってカスタマイズされた育児に関する商品を第1ユーザに提供するための処理を実行する。
【0074】
具体的には、情報処理装置100は、アプリAPの利用状況が所定の条件を満たす場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行する。例えば、情報処理装置100は、予定の実行数が所定の閾値以上である場合、利用時間が所定の閾値以上である場合、投稿履歴の数が所定の閾値以上である場合、予定に対応付けた他のユーザの数が所定の閾値以上である場合、メッセージの利用回数が所定の閾値以上である場合、通話時間が所定の閾値以上である場合、閲覧した記事の数が所定の閾値以上である場合、又は、記録の数が所定の閾値以上である場合、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行する。
なお、上記利用状況のうち、所定の閾値以上である利用状況の組合せに基づいてオムツを第1ユーザに提供するための処理を実行してもよい。
【0075】
また、情報処理装置100は、取得された利用履歴に基づいて、所定の利用日数を経過したか否かを判定する。例えば、情報処理装置100は、妊娠5か月の戌の日を経過したと判定された場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行する。また、情報処理装置100は、設定された予定日から所定期間前となったか否かを判定する。例えば、情報処理装置100は、出産予定日から算出される妊娠5か月の戌の日となった(経過した)と判定された場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行する。
【0076】
ここで、所定の利用日数として、戌の日を基準とする理由について説明する。第1ユーザが妊婦であった場合、オムツの提供が妊娠初期であると、出産や育児を明確にイメージすることが難しく、生まれてくる子供を意識したオムツの選択をすることが難しい。一方で、出産間近になると、既に自身で出産準備品を購入したり、出産日におむつの提供が間に合わなかったりする可能性が高い。したがって、一般的に安定期に入り体型の変化なども始まる戌の日を基準とすることが望ましい。
【0077】
また、情報処理装置100は、所定の利用日数を経過したと判定された場合、且つ、利用状況が所定の条件を満たす場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行してもよい。
【0078】
また、情報処理装置100は、第1ユーザの子供に対するメッセージを生成するためのコンテンツを提供してもよい。例えば、情報処理装置100は、カスタマイズされたオムツに同封されるメッセージであって、子供の推定画像を含むメッセージを第1ユーザに提供するための処理を実行してもよい。ここで、子供の推定画像は、例えば、第1ユーザの画像と、第1ユーザの配偶者の画像とを合成して生成した画像等である。なお、情報処理装置100は、メッセージを生成するためのコンテンツ及び子供の推定画像の表示処理は、オムツの選択をする前に実行するとよい。これにより、情報処理装置100は、第1ユーザが生まれてくる子供へのメッセージの作成する過程や、第1ユーザの画像と、第1ユーザの配偶者の画像とを合成して生成した画像の閲覧を通じで、第1ユーザに対して、生まれてくる子供を明確に想起してオムツの選択をさせることが可能となる。
【0079】
そして、情報処理装置100は、オムツの提供可否を決定する所定のゲームを含むコンテンツを第1ユーザに提供する。具体的には、情報処理装置100は、第1ユーザが所定のゲームに成功した場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行する。一方、情報処理装置100は、第1ユーザが所定のゲームに成功しなかった場合に、オムツを購入可能な態様で配置されたコンテンツを第1ユーザに提供する。
【0080】
例えば、端末装置10は、情報処理装置100によって提供されたコンテンツC61を表示する。
図7の例では、コンテンツC61は、説明「スクラッチでオムツを当てましょう」を含むスクラッチ(所定のゲームの一例)を提供する。そして、端末装置10は、スクラッチがすべて剥がされた場合に、ナナメSU61にそろったものとする。
【0081】
この場合、端末装置10は、コンテンツC63を表示する。
図7の例では、コンテンツC63は、標題「オムツのタイプを選択」と、カスタマイズするオムツの商品例と、「次へ」といったボタンとを含む。例えば、情報処理装置100は、オムツをカスタマイズするためのコンテンツを提供する。
【0082】
例えば、情報処理装置100は、オムツの模様や、オムツの大きさや、オムツの機能性(例えば、蒸れにくい、履かせやすい、漏れにくい又はスキンケア剤の有無等の機能性)、オムツの素材(例えば、オーガニック油剤・コットン繊維等)等を第1ユーザに選択させる、および/又は、オムツの性能・機能に関する情報を提供するコンテンツを提供する。そして、情報処理装置100は、選択されたオムツの模様、オムツの大きさ、オムツの機能性及びオムツの素材等に従ってカスタマイズされたオムツを決定する。
【0083】
このように、情報処理装置100は、第1ユーザに対して子供のためにオムツをカスタマイズさせることで、生まれてくる子供に対して思いを馳せる機会を提供することができる。これにより、情報処理装置100は、第1ユーザに対して子供がこれから生まれることを実感させることができる。例えば、カスタマイズ可能な項目のうち、オムツの模様を第1ユーザに選択させることが重要である。情報処理装置100は、出産前の妊娠期の適切なタイミングで、一般的に市販されているオムツと異なる模様を持つオムツを選択する行為を第1ユーザに対して誘導することによって、生まれてくる子供の姿を想起しながら、オムツ選びをする時間を創出させることができ、出産直後に使用するオムツを特別な物とさせることが可能となる。
【0084】
そして、端末装置10は、コンテンツC63に含まれる「次へ」ボタンが押下された場合に、コンテンツC64を表示する。
図7の例では、コンテンツC64は、標題「お客様情報」と、「氏名」といった項目AR61と、「電話番号」といった項目AR62と、「お届け先の住所」といった項目AR63と、「配送日時」といった項目AR64と、「確認画面へ」といったボタンとを含む。
【0085】
例えば、情報処理装置100は、オムツを所定の期間内(例えば、子供を出産するまでの期間)に第1ユーザに提供するための処理を実行する。そして、配送業者が、オムツを第1ユーザによって入力されたお届け先の住所へ配送日時に従って配達する。
【0086】
一方、情報処理装置100は、スクラッチが所定の方向にそろわなかった場合に、カスタマイズされたオムツを購入可能なインターネットショッピングサイトのリンクが配置されたコンテンツを第1ユーザに提供する。
【0087】
このように、情報処理装置100は、将来的に生まれる子供への準備としてオムツを提供するための処理を実行するため、ユーザが出産前に予め準備する必要がある育児準備商品を提供する機会を与えることができる。したがって、情報処理装置は、妊娠によりユーザの体調が変動しやすい中、育児準備商品を準備する手間を省くことができるため、ユーザの生活の質を向上させることができる。
【0088】
〔6.情報処理システムの構成〕
次に、
図8を用いて、実施形態に係る情報処理システム1の構成について説明する。
図8は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。
図8に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と、情報処理装置100とを含む。端末装置10及び情報処理装置100は、ネットワークNを介して有線又は無線により通信可能に接続される。なお、
図8に示す情報処理システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。
【0089】
実施形態に係る端末装置10は、ブラウザに表示されるウェブコンテンツやアプリケーション用のコンテンツ等のコンテンツにアクセスする利用者によって利用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
【0090】
実施形態に係る情報処理装置100は、インターネット等の所定のネットワークNを介して、各種の装置と通信可能な情報処理装置であり、例えば、サーバ装置又はクラウドシステム等により実現される。例えば、情報処理装置100は、ネットワークNを介して、他の各種装置と通信可能に接続される。
【0091】
〔7.端末装置の構成〕
また、
図8を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。
図8は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。
図8に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、撮影部14と、記憶部15と、制御部16とを有する。
【0092】
(通信部11について)
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、情報処理装置100との間で情報の送受信を行う。
【0093】
(入力部12について)
入力部12は、利用者からの各種操作を受付ける。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面を介して利用者からの各種操作を受付けてもよい。また、入力部12は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
【0094】
(出力部13について)
出力部13は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
【0095】
(撮影部14について)
撮影部14は、端末装置10に内蔵されるカメラを制御することで、対象物を撮影する。
【0096】
(記憶部15について)
記憶部15は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部15は、情報処理装置100から受付けた情報を記憶する。また、記憶部15は、撮影部14によって撮影された画像や、動画像を記憶する。
【0097】
(制御部16について)
制御部16は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部16は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0098】
図8に示すように、制御部16は、受付部17と、表示制御部18とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部16の内部構成は、
図8に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部16が有する各処理部の接続関係は、
図8に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
【0099】
(受付部17について)
受付部17は、各種情報を受付ける。例えば、受付部17は、情報処理装置100によって提供されたコンテンツを受付ける。
【0100】
(表示制御部18について)
表示制御部18は、各種情報を表示する。例えば、表示制御部18は、受付部17によって受付けられたコンテンツを、出力部13を介して、表示する。
【0101】
〔8.情報処理装置の構成〕
また、
図8を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。
図4は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。
図8に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
【0102】
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
【0103】
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、SNS情報記憶部121を有する。
【0104】
(SNS情報記憶部121について)
実施形態に係るSNS情報記憶部121は、第1ユーザに関する情報と、第2ユーザに関する情報とを記憶する。ここで、
図9に、実施形態に係るSNS情報記憶部121の一例を示す。
図9に示した例では、SNS情報記憶部121は、「グループID(Identifier)」、「第1ユーザID」、「第1ユーザ情報」、「第2ユーザ情報」といった項目を有する。例えば、
図9の例では、「第2ユーザ情報」は、「第2ユーザID」、「第2ユーザ情報」等である。
【0105】
「グループID」は、グループを識別する識別子である。「第1ユーザID」は、「グループID」に対応付けられた第1ユーザを識別する識別子である。「第1ユーザ情報」は、「グループID」に対応付けられた第1ユーザに関する情報である。例えば、第1ユーザ情報は、年齢や、性別等のユーザ属性、ユーザの住所や、ユーザの現在地に関する情報等の位置情報、ユーザのコンテンツの閲覧履歴、ユーザのインターネットショッピングにおける購買履歴又はユーザのアプリAPの利用履歴等である。
【0106】
「第2ユーザID」は、「グループID」に対応付けられた第2ユーザを識別する識別子である。「第2ユーザ情報」は、「グループID」に対応付けられた第2ユーザに関する情報である。
【0107】
例えば、
図9では、グループIDによって識別された「G1」は、第1ユーザIDが「MU1」であり、第1ユーザ情報が「MUI1」であり、第2ユーザIDが「EU1」であり、第2ユーザ情報が「EUI1」である。なお、
図9に示した例では、第1ユーザ情報等を、「MUI1」等の抽象的な符号で表現したが、第1ユーザ情報等は、第1ユーザに関する情報を含むファイル形式等であってもよい。
【0108】
(制御部130について)
制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
【0109】
図8に示すように、制御部130は、取得部131と、登録部132と、管理部133と、解析部134と、判定部135と、提供部136とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、
図8に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、
図8に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
【0110】
(取得部131について)
取得部131は、各種情報を取得する。具体的には、取得部131は、ユーザによってアプリAPが妊娠期に利用された履歴である利用履歴を取得する。例えば、取得部131は、利用履歴として、アプリAPに登録された予定の実行数、アプリAPを利用した利用時間、アプリAPに登録した投稿履歴の数、予定に対応付けた他のユーザの数、メッセージの利用回数、通話時間、閲覧した記事の数又は記録の数に関する情報のうち、少なくとも1つを取得する。
【0111】
(登録部132について)
登録部132は、各種情報を登録する。具体的には、登録部132は、第1ユーザによって承認された第2ユーザを登録する。例えば、登録部132は、第1ユーザによって招待された第2ユーザを、第1ユーザによって承認された第2ユーザとして登録する。そして、登録部132は、第1ユーザと、第2ユーザとに関する情報をSNS情報記憶部121に格納する。
【0112】
(管理部133について)
管理部133は、各種予定を管理する。具体的には、管理部133は、第1ユーザの妊娠期のための予定に関する共通予定情報を、第1ユーザと、第2ユーザとの予定として管理する。例えば、管理部133は、端末装置10から、検診と、検診の日時とに関する情報の登録を受付ける。そして、管理部133は、第1ユーザによって登録された検診と、検診の日時とを第2ユーザの予定として管理する。
【0113】
(解析部134について)
解析部134は、各種情報を解析する。例えば、解析部134は、端末装置10によって第1ユーザの母子手帳が撮影された場合に、母子手帳に対してOCR等を用いて母子手帳に記載された内容を解析する。そして、解析部134は、読み取った情報を記憶部120内(例えば、メモリ等)に格納する。
【0114】
(判定部135について)
判定部135は、各種数値を算出する。具体的には、判定部135は、取得部131によって取得された利用履歴に基づいて、所定の利用日数を経過したか否かを判定する。また、判定部135は、設定された予定日から所定期間前となったか否かを判定する。例えば、判定部135は、取得された利用履歴に基づいて、妊娠5か月の戌の日を経過したか否かを判定する。
【0115】
(提供部136について)
提供部136は、各種情報を提供する。具体的には、提供部136は、第1ユーザを示す第1アイコンと、第2ユーザを示す第2アイコンとが所定の位置関係で配置されたコンテンツを提供する。例えば、提供部136によって提供されるコンテンツは、第1ユーザを示すアイコンを中心とし、第1ユーザを示すアイコンを中心とした円周上に各第2ユーザを示すアイコンが配置された位置関係を含む。この場合、第1ユーザを示すアイコンと、第2ユーザを示すアイコンとが線で連結される。また、かかる線上に、第1ユーザと、第2ユーザとが関連する通知の数が重畳表示の態様で配置される。
【0116】
また、提供部136は、共通予定情報に追加された予定と関連するコンテンツを提供する。例えば、提供部136は、共通予定情報が示す予定毎のグループの各々に対応する通知履歴に基づいて、動画を生成し、第1ユーザに動画を提供する。
【0117】
また、提供部136は、取得部131によって取得された利用履歴が示す利用状況に基づいて、ユーザによってカスタマイズされた育児に関する商品をユーザに提供するための処理を実行する。
【0118】
例えば、提供部136は、予定の実行数が所定の閾値以上である場合、利用時間が所定の閾値以上である場合、投稿履歴の数が所定の閾値以上である場合、予定に対応付けた他のユーザの数が所定の閾値以上である場合、メッセージの利用回数が所定の閾値以上である場合、通話時間が所定の閾値以上である場合、閲覧した記事の数が所定の閾値以上である場合、又は、記録の数が所定の閾値以上である場合、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行する。例えば、提供部136は、判定部135によって妊娠5か月の戌の日を経過したと判定された場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行する。例えば、提供部136は、出産予定日から算出される妊娠5か月の戌の日となったと判定された場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行する。
【0119】
例えば、提供部136は、スクラッチが所定の方向にそろった場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行する。一方、提供部136は、スクラッチが所定の方向にそろわなかった場合に、カスタマイズされたオムツを購入可能なインターネットショッピングサイトのリンクが配置されたコンテンツを第1ユーザに提供する。
【0120】
〔9.処理手順(1)コンテンツの提供処理〕
次に、
図10を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する提供処理の手順について説明する。
図10は、実施形態に係る情報処理装置100が実行する提供処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0121】
図10に示すように、情報処理装置100の登録部132は、第1ユーザが第2ユーザを招待した旨を受付ける(ステップS101)。具体的には、情報処理装置100は、第1ユーザが第2ユーザを招待した旨を受付けない場合(ステップS101;No)、第1ユーザが第2ユーザを招待するまで待機する。一方、登録部132は、第1ユーザが第2ユーザを招待した旨を受付けた場合(ステップS101;Yes)、第2ユーザを登録する(ステップS102)。例えば、登録部132は、第1ユーザが第2ユーザを招待したことを受付けた場合に、第1ユーザによって承認されたユーザとして第2ユーザを登録する。
【0122】
そして、提供部136は、第1ユーザを示す第1アイコンと、第2ユーザを示す第2アイコンとが所定の位置関係で表示されたコンテンツを提供する(ステップS103)。例えば、提供部136は、第1ユーザを示す第1アイコンと、第2ユーザを示す第2アイコンとが、第1アイコンを中心とし、第1アイコンを中心とした円周上に第2アイコンが配置されたコンテンツを第1ユーザ及び第2ユーザに提供する。
【0123】
〔10.処理手順(2)共通予定情報の管理処理〕
次に、
図11を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する管理処理の手順について説明する。
図11は、実施形態に係る情報処理装置100が実行する管理処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0124】
図11に示すように、情報処理装置100の登録部132は、第1ユーザが第2ユーザを招待した旨を受付ける(ステップS201)。具体的には、登録部132は、第1ユーザが第2ユーザを招待した旨を受付けない場合(ステップS201;No)、第1ユーザが第2ユーザを招待するまで待機する。一方、登録部132は、第1ユーザが第2ユーザを招待した旨を受付けた場合(ステップS201;Yes)、第2ユーザを登録する(ステップS202)。
【0125】
そして、管理部133は、第1ユーザによって登録されたタスクを管理する(ステップS203)。具体的には、情報処理装置100は、第1ユーザによってタスクが登録されていない場合(ステップS203;No)、第1ユーザによってタスクが登録されるまで待機する。一方、管理部133は、第1ユーザによってタスクが登録された場合(ステップS203;Yes)、登録されたタスクを第1ユーザと、第2ユーザとの予定として管理する(ステップS204)。
【0126】
〔11.処理手順(3)商品を提供するための情報処理〕
次に、
図12を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する情報処理の手順について説明する。
図12は、実施形態に係る情報処理装置100が実行する情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0127】
図12に示すように、情報処理装置100の判定部135は、第1ユーザによってアプリAPが利用された利用日数が所定日を超えているか否かを判定する(ステップS301)。具体的には、判定部135は、利用日数が所定日を超えていないと判定した場合(ステップS301;No)、所定日を超えていると判定されるまで待機する。一方、提供部136は、判定部135が、利用日数が所定日を超えていると判定した場合(ステップS301;Yes)、利用状況が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS302)。
【0128】
具体的には、提供部136は、利用状況が所定の条件を満たしていないと判定した場合(ステップS302;No)、利用状況が所定の条件を満たしていると判定されるまで待機する。一方、提供部136は、利用状況が所定の条件を満たしていると判定した場合(ステップS302;Yes)、ゲームを提供する(ステップS303)。
【0129】
そして、提供部136は、ゲームが成功したか否かを判定する(ステップS304)。具体的には、提供部136は、ゲームが成功したと判定した場合(ステップS304;No)、提供される商品のカスタマイズするためのコンテンツを提供する(ステップS305)。また、提供部136は、カスタマイズされた商品を第1ユーザに提供するための処理を実行する。
【0130】
一方、提供部136は、ゲームが成功していないと判定した場合(ステップS304;Yes)、商品に関するコンテンツを第1ユーザに提供する(ステップS306)。例えば、提供部136は、商品を購入可能な態様で配置されたコンテンツを第1ユーザに提供する。
【0131】
〔12.変形例〕
上述した情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
【0132】
〔12−1.既存のアプリケーション〕
上記実施形態では、端末装置10にインストールされたアプリAP上で動作する例を示したが、上記例に限定されなくともよく、公知のSNSサービスや、他のアプリケーション等を利用して上記処理を行ってもよい。
【0133】
〔12−2.メッセージ〕
上記実施形態では、第1ユーザと、複数の第2ユーザとがアプリAPを介してメッセージをやり取りする例を挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、第1ユーザと、複数の第2ユーザとがアプリAPを介してグループ内で通話を行ってもよい。なお、第1ユーザと、複数の第2ユーザのいずれかとが通話を行ってもよい。
【0134】
例えば、チャットボット等がメッセージに、タスクに関連する記事に関する情報や、タスクを実行するためのヒントとなる記事及びコメント等の自動投稿を行ってもよい。このとき、チャットボットは、所定のキャラクタが投稿を行っているように表示されてもよい。
【0135】
〔12−3.通知履歴〕
上記実施形態では、情報処理装置100がメッセージのやり取りに関する履歴を管理する例を挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、情報処理装置100は、グループ内の通知ならば如何なる通知に関する通知履歴を管理してもよい。例えば、情報処理装置100は、グループ毎の通話に関する通知履歴を管理してもよい。
【0136】
〔12−4.タスクの追加〕
上記実施形態では、情報処理装置100が第1ユーザによって設定されたタスクを追加する例を挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、情報処理装置100は、記事等のコンテンツと関連するタスクを共通予定情報に追加してもよい。また、情報処理装置100は、第1ユーザ及び第2ユーザが設定されないタスクを共通予定情報に追加してもよい。また、情報処理装置100は、第2ユーザによって設定されたタスクを共通予定情報に追加してもよい。
【0137】
〔12−5.共通予定情報〕
上記実施形態では、共通予定情報が第1ユーザによって設定されたタスクを含む例を挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、共通予定情報は、複数の予定のカテゴリに関する情報を含んでもよい。この場合、情報処理装置100は、予定のカテゴリと、タスクとを対応付けて管理してもよい。また、共通予定情報は、第2ユーザと関連しないタスクに関する情報を含んでもよい。
【0138】
〔12−6.商品〕
上記実施形態では、オムツを例として挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、商品は、新生児向けの商品であれば如何なる商品でもよい。例えば、商品は、ベビーウェア等の衣類、寝具、哺乳瓶・粉ミルク・それらの洗浄や、消毒や、保管等の授乳用品、ベビーカーや、抱っこひも等の乳児のお出かけ用品又は育児用のおもちゃ等であってもよい。
【0139】
〔12−7.ポイント〕
上記実施形態では、情報処理装置100が商品を提供するための処理を実行する例を挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、情報処理装置100は、育児準備品等を購入した場合に、購入金額に応じて増加するポイントであって、現金の代わりに商品を購入することが可能なポイントを提供するための処理を実行してもよい。
【0140】
〔12−8.カスタマイズ〕
上記実施形態では、情報処理装置100が第1ユーザによって選択されたオムツの模様、オムツの大きさ及びオムツの機能性等に従ってカスタマイズされたオムツを決定する例を挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、情報処理装置100は、母子手帳等に記録される胎児の大きさに基づいてオムツの大きさを推定してもよい。そして、情報処理装置100は、推定されたオムツの大きさに従ってカスタマイズされたオムツを決定してもよい。
【0141】
〔12−9.グループ〕
上記実施形態では、情報処理装置100が一のタスクにおいて、第1ユーザと、第2ユーザとを含むグループを生成する例を挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、情報処理装置100が一のタスクにおいて、第1ユーザと、複数の第2ユーザとを含むグループを生成してもよい。
【0142】
また、情報処理装置100が一のタスクにおいて、第1ユーザを含まず、複数の第2ユーザのみを含むグループを生成してもよい。例えば、第2ユーザであるプレパパと、プレパパの両親とで、第1ユーザを喜ばすためのイベントをタスクとして登録するものとする。この場合、情報処理装置100は、かかるタスクにおいて、プレパパと、プレパパの両親とを含むグループを生成してもよい。このとき、かかるタスクは、第1ユーザには閲覧できないよう設定されてもよい。
【0143】
〔12−10.利用日数〕
上記実施形態では、情報処理装置100が出産予定日から算出される妊娠5か月の戌の日となったと判定された場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行する例を挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、情報処理装置100は、第1ユーザから出産予定日の入力を受付ける。そして、情報処理装置100は、受付けた出産予定日から算出される妊娠5か月の戌の日となったと判定された場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行してもよい。また、情報処理装置100は、第1ユーザから現在の妊娠週数の入力を受付ける。そして、情報処理装置100は、受付けた妊娠週数から算出される妊娠5か月の戌の日となったと判定された場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行してもよい。
【0144】
また、情報処理装置100は、アプリAPの使用開始時に、妊娠週数を入力させるようにしてもよい。この場合、情報処理装置100は、受付けた妊娠週数から算出される妊娠5か月の戌の日となったと判定された場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行してもよい。
【0145】
また、情報処理装置100は、アプリAPの使用開始時に、アプリAPとは異なる他のアプリであって、生理を管理する機能を有するアプリと連携することで、第1ユーザによって入力された生理日のデータに基づいて、妊娠週数を推定してもよい。この場合、情報処理装置100は、受付けた妊娠週数から算出される妊娠5か月の戌の日となったと判定された場合に、オムツを第1ユーザに提供するための処理を実行してもよい。
【0146】
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、様々な情報から利用日数が経過したか否かを判定するため、適切なタイミングでオムツを第1ユーザに提供するための処理を実行することができる。
【0147】
〔12−11.その他〕
上記した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部は、手動的に行われてもよい。また、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部は、公知の方法で自動的に行われてもよい。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られるものではない。
【0148】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されなくともよい。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られない。また、各構成要素は、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成してもよい。
【0149】
例えば、端末装置10が情報処理装置100の構成を一部有することで、端末装置10と情報処理装置100とが連動することで情報処理を行ってもよい。例えば、端末装置10は、情報処理装置100の構成のうち、登録部132と、管理部133と、解析部134と、判定部135とを有してもよい。このように、端末装置10が情報処理装置100の構成を有することで、端末装置10のみで情報処理を行ってもよい。また、端末装置10の記憶部15は、情報処理装置100のSNS情報記憶部121に記憶される情報を各種記憶してもよい。
【0150】
また、上記してきた各処理は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実行されてもよい。
【0151】
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、提供部は、提供手段や提供回路に読み替えることができる。
【0152】
〔13.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る端末装置10や、情報処理装置100は、例えば、
図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。
図13は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、キャッシュ1040、メモリ1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続される。
【0153】
演算装置1030は、キャッシュ1040やメモリ1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。キャッシュ1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するキャッシュである。また、メモリ1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現されるメモリである。
【0154】
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現されてよい。一方、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
【0155】
例えば、入力装置1020は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置により実現されてもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体により実現されてもよい。
【0156】
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する機能を有する。
【0157】
ここで、演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行うこととなる。例えば、演算装置1030は、入力装置1020やメモリ1050からプログラムをキャッシュ1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。例えば、コンピュータ1000が情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、キャッシュ1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現することとなる。
【0158】
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明した。しかしながら、これらは例示であり、本願の実施形態は、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、所謂当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で実施することが可能である。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、第1ユーザによって承認された第2ユーザを登録する登録部と、前記第1ユーザを示す第1アイコンと、前記第2ユーザを示す第2アイコンとが所定の位置関係で配置されたコンテンツを提供する提供部とを備えることを特徴とする。