【実施例】
【0046】
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において特に明記のない場合は、室温工程で行い、組成の「%」は質量%、比率は質量比を示す。
【0047】
[実施例、比較例]
下記表に示す処方の化粧料を下記方法で調製し、下記特性評価を行った。
<化粧料の調製:実施例1〜10、比較例1〜9>
各成分を均一に混合し、非水系コンシーラーを得た。
<化粧料の調製:実施例11〜13、比較例10〜12>
A:成分(2)を3本ロールにて均一に混合した。
B:成分(1)の混合物にAを加え均一に混合した。
C:Bに成分(3)を添加して乳化し、油中水型コンシーラーを得た。
【0048】
(1)特性評価
実施例及び比較例の化粧料について、化粧料の凹凸補正効果(毛穴やシワの目立たなさ)、使用感(油性感の無さ)、伸び(展延性の良さ)、粉残り(白浮きや粉っぽさのなさ)及び付着性(指への取れや肌への付きの良さ)の項目を10名のパネラーで評価した。表1に示される評価基準により評価し、結果を10名の平均値に基づき、下記判断基準に従って判定した。結果を表2〜4中に併記する。
【0049】
【表1】
【0050】
(2)判定基準
◎:平均点が4.5点以上
○:平均点が3.5点以上4.5点未満
△:平均点が2.5点以上3.5点未満
×:平均点が1.5点以上2.5点未満
××:平均点が1.5点未満
【0051】
【表2】
(注1)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー:KSG−16〈架橋物:25%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー:KSP−101(信越化学工業(株)製)
(注3)PEG−10ジメコン:KF−6017(信越化学工業(株)製)
(注4)KMP−591(信越化学工業(株)製)
(注5)AEROSIL200(日本アエロジル社製)
配合量は、記載の配合製品の配合量であり、(a)+(b)、(a)/(b)、(b)/(c)は純分量である(以下、同様)。
【0052】
【表3】
(注1)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー:KSG−16〈架橋物:25%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー:KSP−101(信越化学工業(株)製)
(注3)PEG−10ジメコン:KF−6017(信越化学工業(株)製)
(注4)KMP−591(信越化学工業(株)製)
(注5)AEROSIL200(日本アエロジル社製)
【0053】
【表4】
(注1)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー:KSG−16〈架橋物:25%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー:KSG−18A〈架橋物:15%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注3)(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー:KSP−100(信越化学工業(株)製)
(注4)(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマー:KSP−300(信越化学工業(株)製)
(注5)KF−9021〈固形分:50%、デカメチルシクロペンタシロキサン50%〉(信越化学工業(株)製)
(注6)トリメチルシロキシケイ酸:KF−56A(信越化学工業(株)製)
(注7)ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン:KF−6038(信越化学工業(株)製)
(注8)PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコ
ン:KF−6028(信越化学工業(株)製)
(注9)KF−9901:信越化学工業(株)製を用い、疎水化表面処理した紛体
【0054】
上記表2〜4の結果より、実施例1〜13の凹凸補正化粧料は、凹凸補正効果(毛穴やシワの目立たなさ)、使用感(油性感のなさ)、伸び(展延性の良さ)、粉残り(白浮きや粉っぽさの無さ)及び付着性(指への取れや肌への付きの良さ)に優れることが分かった。成分(a)を併用しない比較例1,2や、成分(b)に対する成分(a)の質量比が0.02以下である比較例11は、伸び、粉残り、付着性の何れかで好ましくない。成分(b)を併用しない比較例3,4や、成分(b)をそれぞれ別の球状粉体、顔料に置き換えた比較例7〜9では、油性感が強く感じられ、伸びが悪く、十分な凹凸補正効果が得られないため好ましくない。成分(b)に対する成分(a)の質量比が0.55以上である比較例5,10,12や成分(a)と成分(b)の合計含有量が10%以下である比較例6は油性感が強く感じられ、十分な凹凸補正効果が不十分であった。
【0055】
[実施例14]
コンシーラー
<化粧料の調製>
A:成分1〜6を均一に混合した。
B:成分7〜9を3本ロールにて均一に混合した。
C:AとBを均一に混合し、コンシーラーを得た。
組成 %
1.部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注1) 6
2.ジフェニルシロキシフェニルジメチコン(注2) 7
3.ジメチルポリシロキサン(6cs) 残量
4.シリコーン分岐型ポリエーテル変性シリコーン(注3) 0.5
5.ハイブリッドシリコーン複合粉体(注4) 23.5
6.フェニル変性ハイブリッドシリコーン複合粉体(注5) 4.6
7.トリエチルヘキサノイン 0.2
8.シリコーン処理酸化チタン(注6) 0.2
9.シリコーン処理酸化鉄(注6) 0.1
合計 100.0
(注1)(変性)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物;KSG−19〈架橋物:15%、ジメチルポリシロキサン(6cs):85%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)ジフェニルシロキシフェニルジメチコン;KF−56A(信越化学工業(株)製)
(注3)シリコーン分岐型ポリエーテル変性シリコーン;KF−6028(信越化学工業(株)製)(信越化学工業(株)製)
(注4)ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−101(信越化学工業(株)製)
(注5)フェニル変性ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−300(信越化学工業(株)製)
(注6)シリコーン処理粉体;KF−9909(信越化学工業(株)製)を用い、粉体を疎水化表面処理
成分(a)及び成分(b)の合計量:29.9
(a)/(b):0.03
得られたコンシーラーは凹凸補正効果、使用感、展延性、付着性に優れ、粉残りせず、自然な仕上がりであることが確認された。
【0056】
[実施例15]
油中水型下地クリーム
<化粧料の調製>
A:成分1〜9を均一に混合した。
B:成分10〜14を均一に混合した。
C:BをAに添加して乳化し、油中水型下地クリームを得た。
組成 %
1.アルキル変性部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物(注1)
2
2.アルキル変性部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注2)
10
3.アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注3) 2
4.シクロペンタシロキサン 7
5.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 7
6.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 3
7.ジステアルジモニウムヘクトライト 0.6
8.高重合メチルポリシロキサン組成物(注4) 3
9.ハイブリッドシリコーン複合粉体(注5) 7
10.ブチレングリコール 6
11.クエン酸ナトリウム 0.2
12.塩化ナトリウム 1
13.フェノキシエタノール 0.3
14.精製水 残量
合計 100.0
(注1)アルキル変性部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物;KSG−330〈架橋物:20%、トリエチルヘキサノイン:80%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)アルキル変性部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物;KSG−43〈架橋物:30%、トリエチルヘキサノイン:70%〉(信越化学工業(株)製)
(注3)アルキル分岐型ポリエーテル変性シリコーン;KF−6048(信越化学工業(株)製)
(注4)高重合メチルポリシロキサン組成物;KF−9014〈固形分:15%、シクロペンタシロキサン:85%〉(信越化学工業(株)製)
(注5)ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−105(信越化学工業(株)製)
成分(a)及び成分(b)の合計量:10
(a)/(b):0.43
得られた油中水型下地クリームは凹凸補正効果、使用感、展延性、付着性に優れ、粉残りしないことが確認された。
【0057】
[実施例16]
油中水型下地クリーム
<化粧料の調製>
A:成分1〜8を均一に混合した。
B:成分9〜13を均一に混合した。
C:BをAに添加して乳化し油中水型下地クリームを得た。
組成 %
1.部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物(注1) 3.5
2.部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注2) 10
3.シリコーン分岐型ポリエーテル変性シリコーン(注3) 2
4.メチルトリメチコン(注4) 2
5.ジメチルポリシロキサン(6cs) 7
6.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体組成物(注5) 3
7.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 5
8.アルキル変性ハイブリッドシリコーン複合粉体(注6) 10
9.エタノール 6
10.クエン酸ナトリウム 0.2
11.塩化ナトリウム 1
12.メチルパラベン 0.15
13.精製水 残量
合計 100.0
(注1)部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物;KSG−210〈架橋物:25%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物;KSG−16〈架橋物:25%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注3)シリコーン分岐型ポリエーテル変性シリコーン;KF−6028(信越化学工業(株)製)
(注4)メチルトリメチコン;TMF−1.5(信越化学工業(株)製)
(注5)アクリル−シリコーン系グラフト共重合体組成物;KP−549〈固形分:40%、メチルトリメチコン:60%〉(信越化学工業(株)製)
(注6)アルキル変性ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−441(信越化学工業(株)製)
成分(a)及び成分(b)の合計量:12.5
(a)/(b):0.25
得られた油中水型下地クリームは凹凸補正効果、使用感、展延性、付着性に優れ、粉残りしないことが確認された。
【0058】
[実施例17]
油中水型下地クリーム
<化粧料の調製>
A:成分1〜5を均一に混合した。
B:成分8〜12を均一に混合した。
C:BをAに添加して乳化し、成分6〜7を加え油中水型下地クリームを得た。
組成 %
1.部分架橋型ポリグリセリン変性シリコーン組成物(注1) 3.5
2.部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注2) 10
3.シリコーン・アルキル分岐型ポリグリセリン変性シリコーン(注3)
2
4.シクロペンタシロキサン 10
5.フェニル変性ハイブリッドシリコーン複合粉体(注4) 10
6.金属石鹸処理微粒子酸化チタン組成物(注5) 5
7.シリコーン処理微粒子酸化亜鉛組成物(注6) 10
8.エタノール 6
9.クエン酸ナトリウム 0.5
10.硫酸マグネシウム 0.5
11.メチルパラベン 0.15
12.精製水 残量
合計 100.0
(注1)部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン組成物;KSG−710〈架橋物:25%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物;KSG−16〈架橋物:25%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注3)シリコーン分岐型ポリグリセリン変性シリコーン;KF−6105(信越化学工業(株)製)
(注4)フェニル変性ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−300(信越化学工業(株)製)
(注5)金属石鹸処理微粒子酸化チタン組成物;SPD−T5(信越化学工業(株)製)
(注6)シリコーン処理微粒子酸化亜鉛組成物;SPD−Z5(信越化学工業(株)製)
成分(a)及び成分(b)の合計量:12.5
(a)/(b):0.25
得られた油中水型下地クリームは凹凸補正効果、使用感、展延性、付着性に優れ、粉残りしないことが確認された。
【0059】
[実施例18]
ムースコンシーラー
<化粧料の調製>
A:成分6〜11を3本ロールにて均一に混合した。
B:Aと成分1〜5を均一に混合しムースコンシーラーを得た。
組成 %
1.シリコーン・アルキル共変性部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注1) 35
2.トリメチルシロキシケイ酸組成物(注2) 10
3.ポリメタクリル酸メチル 2
4.ハイブリッドシリコーン複合粉体(注3) 12
5.ハイブリッドシリコーン複合粉体(注4) 4
6.ジメチルポリシロキサン(6cs) 15
7.金属石鹸処理微粒子酸化チタン 9
8.シリコーン処理酸化チタン(注5) 6
9.シリコーン処理酸化鉄(注5) 1
10.シリコーン処理マイカ(注5) 1
11.シリコーン処理タルク(注5) 残量
合計 100.0
(注1)シリコーン・アルキル変性部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物;KSG−045Z〈架橋物:20%、シクロペンタシロキサン:80%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)トリメチルシロキシケイ酸組成物;KF−9021〈固形分:50%、デカメチルシクロペンタシロキサン50%〉(信越化学工業(株)製)
(注3)ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−100(信越化学工業(株)製)
(注4)ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−105(信越化学工業(株)製)
(注5)シリコーン処理粉体(KF−9909:信越化学工業(株)製を用い、粉体を疎水化表面処理)
成分(a)及び成分(b)の合計量:23
(a)/(b):0.44
得られたムースコンシーラーは凹凸補正効果、使用感、展延性、付着性に優れ、粉残りしないことが確認された。
【0060】
[実施例19]
スティックコンシーラー
<化粧料の調製>
A:成分1〜5をディスパーにて均一に混合した。
B:Aと成分6〜7を90℃で均一に混合し、スティック容器に充填後、徐冷しスティックコンシーラーを得た。
組成 %
1.部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注1) 22
2.シリコーン球状粉体組成物(注2) 10
3.ハイブリッドシリコーン複合粉体(注3) 12
4.ポリメチルシルセスキオキサン(注4) 18
5.ジメチルポリシロキサン(6cs) 24
6.セレシン 10
7.マイクロクリスタリンワックス 4
合計 100.0
(注1)(変性)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物;KSG−19〈架橋物:15%、ジメチルポリシロキサン(6cs):85%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)シリコーン球状粉体組成物;KSG−016F〈球状粉体:25%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注3)ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−411(信越化学工業(株)製)
(注4)ポリメチルシルセスキオキサン;KMP−590(信越化学工業(株)製)
成分(a)及び成分(b)の合計量:15.3
(a)/(b):0.28
得られたスティックコンシーラーは凹凸補正効果、使用感、展延性、付着性に優れ、粉残りしないことが確認された。
【0061】
[実施例20]
バウンシーファンデーション
<化粧料の調製>
A:成分5〜8を3本ロールにて均一に混合した。
B:Aと成分1〜4,9をニーダ―にて均一に混合しバウンシーファンデーションを得た。
組成 %
1.部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注1) 20
2.ハイブリッドシリコーン複合粉体(注2) 9.5
3.ポリメチルシルセスキオキサン(注3) 0.5
4.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 2
5.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体組成物(注4) 0.1
6.トリエチルヘキサノイン 6
7.シリコーン処理酸化チタン(注5) 20
8.シリコーン処理酸化鉄(注5) 4
9.シリコーン処理タルク(注5) 残量
合計 100.0
(注1)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物;KSG−16〈架橋物:25%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−100(信越化学工業(株)製)
(注3)ポリメチルシルセスキオキサン;KMP−590(信越化学工業(株)製)
(注4)アクリル−シリコーン系グラフト共重合体組成物;KP−578(信越化学工業(株)製)
(注5)シリコーン処理粉体(KF−9901:信越化学工業(株)製を用い、粉体を疎水化表面処理)
成分(a)及び成分(b)の合計量:14.5
(a)/(b):0.53
得られたバウンシーファンデーションは凹凸補正効果、使用感、展延性、付着性に優れ、粉残りしないことが確認された。
【0062】
[実施例21]
ゲルアイカラー
<化粧料の調製>
A:成分1〜3を80℃にて均一に混合した。
B:Aと成分4〜5を60℃にて均一に混合した。
C:Bと成分6〜11を均一に混合しゲルアイカラーを得た。
組成 %
1.イソノナン酸イソトリデシル 24
2.スクワラン 19.9
3.パルミチン酸デキストリン(注1) 10
4.部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注2) 12
5.疎水性無水シリカ(注3) 0.1
6.ハイブリッドシリコーン複合粉体(注4) 8
7.ポリメチルシルセスキオキサン(注5) 2
8.硫酸バリウム 5
9.シリコーン処理合成マイカ(注6) 13
10.ガラス末 7
11.(PET/Al)ラミネート 4.5
合計 100.0
(注1)パルミチン酸デキストリン(レオパールKL2:千葉製粉社製)
(注2)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物;KSG−16〈架橋物:25%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注3)疎水性無水シリカ;AEROSIL R972(日本アエロジル社製)
(注4)ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−100(信越化学工業(株)製)
(注5)ポリメチルシルセスキオキサン;KMP−590(信越化学工業(株)製)
(注6)シリコーン処理粉体(KP−574:信越化学工業(株)製を用い、粉体を疎水化表面処理)
成分(a)及び成分(b)の合計量:11
(a)/(b):0.38
得られた
ゲルアイカラーは凹凸補正効果、透明感、使用感、展延性、付着性に優れ、粉残りしないことが確認された。
【0063】
[実施例22]
リップアンドチーク
<化粧料の調製>
A:成分1〜5を均一に混合した。
B:成分8〜12を3本ロールにて均一に混合した。
C:AとBと成分6〜7を均一に混合し、リップアンドチークを得た。
組成 %
1.部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注1) 35
2.部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注2) 10
3.ジメチルポリシロキサン(6cs) 残量
4.シリコーン分岐型ポリエーテル変性シリコーン(注3) 1
5.ジステアルジモニウムヘクトライト 0.6
6.ハイブリッドシリコーン複合粉体(注4) 14.5
7.ポリメチルシルセスキオキサン(注5) 2
8.トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 3
9.マイカ 1.4
10.赤202 3
11.黄4 1
12.赤201 0.3
合計 100.0
(注1)(変性)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物;KSG−19〈架橋物:15%、ジメチルポリシロキサン(6cs):85%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物;KSG−16〈架橋物:25%、ジメチルポリシロキサン(6cs):75%〉(信越化学工業(株)製)
(注3)シリコーン分岐型ポリエーテル変性シリコーン;KF−6028(信越化学工業(株)製)
(注4)ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−101(信越化学工業(株)製)
(注5)ポリメチルシルセスキオキサン;KMP−590(信越化学工業(株)製)
成分(a)及び成分(b)の合計量:22.25
(a)/(b):0.53
得られたリップアンドチークは凹凸補正効果、使用感、展延性、付着性に優れ、粉残りせず、自然な仕上がりであることが確認された。
【0064】
[実施例23]
水中油型下地クリーム
<化粧料の調製>
A:成分3〜10を均一に混合した。
B:成分1〜2を均一に混合した。
C:BをAに添加して乳化し、水中油型下地クリームを得た。
組成 %
1.アルキル変性部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物(注1)
12
2.ハイブリッドシリコーン複合粉体(注2) 7
3.ポリソルベート−60 2
4.アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体組成物(注3) 1
5.(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー2%溶液
15
6.ブチレングリコール 10
7.グリセリン 3
8.ペンチレングリコール 1
9.メチルパラベン 0.15
10.精製水 残量
合計 100.0
(注1)アルキル変性部分架橋型ジメチルポリシロキサン組成物;KSG−43〈架橋物:30%、トリエチルヘキサノイン:70%〉(信越化学工業(株)製)
(注2)(注4)ハイブリッドシリコーン複合粉体;KSP−105(信越化学工業(株)製)
(注3)アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体組成物(SIMULGEL EG〈架橋物37.5%〉:SEPPIC社製)
成分(a)及び成分(b)の合計量:10.6
(a)/(b):0.51
得られた
水中油型下地クリームは凹凸補正効果、使用感、展延性、付着性に優れ、粉残りしないことが確認された。