特許第6860341号(P6860341)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6860341
(24)【登録日】2021年3月30日
(45)【発行日】2021年4月14日
(54)【発明の名称】カートン
(51)【国際特許分類】
   B65D 5/54 20060101AFI20210405BHJP
   B65D 5/50 20060101ALI20210405BHJP
   B65D 5/66 20060101ALI20210405BHJP
   B65D 77/30 20060101ALI20210405BHJP
   B65D 77/02 20060101ALI20210405BHJP
【FI】
   B65D5/54 311C
   B65D5/50 E
   B65D5/66 311H
   B65D5/54 311A
   B65D77/30 B
   B65D77/02 D
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-246358(P2016-246358)
(22)【出願日】2016年12月20日
(65)【公開番号】特開2018-100110(P2018-100110A)
(43)【公開日】2018年6月28日
【審査請求日】2019年11月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】711002926
【氏名又は名称】雪印メグミルク株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000637
【氏名又は名称】特許業務法人樹之下知的財産事務所
(72)【発明者】
【氏名】永平 竜博
(72)【発明者】
【氏名】森繁 直樹
(72)【発明者】
【氏名】大田原 正光
【審査官】 新田 亮二
(56)【参考文献】
【文献】 実公昭46−015836(JP,Y1)
【文献】 実開昭57−071023(JP,U)
【文献】 特開2004−123219(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 5/00 − 5/76
B65D 77/02
B65D 77/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
食品容器を収容可能なカートンであって、
筒状の胴部と、
前記胴部の下端側を塞ぐ底面部と、
前記胴部の上端側を塞ぐ天面部と、
前記天面部に前記食品容器を取り出す取出口を当該食品容器を保持可能に形成する取出口形成線とを備え、
前記胴部は、周方向に連続しない不連続部が設けられた分割構造を有し、
前記取出口形成線は、前記不連続部に接続されていることを特徴とするカートン。
【請求項2】
請求項1に記載のカートンにおいて、
前記胴部は、
第1側板部と、
前記不連続部を挟んで前記周方向に前記第1側板部と隣り合う第2側板部と、
前記第1側板部および前記第2側板部の一方に設けられたフラップとを備え、
前記第1側板部および前記第2側板部の他方は、前記フラップが差し込まれる差込部を備えていることを特徴とするカートン。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のカートンにおいて、
前記取出口形成線は、前記不連続部との交点から前記天面部と前記胴部との境界線上に延設された境界線部を備えていることを特徴とするカートン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カートンに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、食品容器を取出可能に収容するとともに、取り出した食品容器を保持可能なカートンが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1、2に記載のカートンは、食品容器を取り出す取出口と、食品容器を保持する保持開口とを別々に形成し、取出口から取り出した食品容器を保持開口に保持できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−276927号公報
【特許文献2】特開2004−224402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1、2に記載されたような従来のカートンは、複数の開口が形成可能に設けられているため、開封時にどの開口を形成して食品容器を取り出せばよいか混乱するという問題がある。また、取出口とは別に保持開口を形成する必要があるため、食品容器を保持する際の手間が増えてしまうという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、開封時に容易に食品容器を取り出すことができ、当該食品容器を手間なく保持することができるカートンを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のカートンは、食品容器を収容可能なカートンであって、筒状の胴部と、前記胴部の下端側を塞ぐ底面部と、前記胴部の上端側を塞ぐ天面部と、前記天面部に前記食品容器を取り出す取出口を形成可能な取出口形成線とを備え、前記胴部は、周方向に連続しない不連続部が設けられた分割構造を有し、前記取出口形成線は、前記不連続部に接続されていることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、取出口形成線が不連続部に接続されているため、取出口形成線で取出口を形成すれば、取出口と不連続部とを連続させることができる。このため、取出口を不連続部で拡開することができるので、広がった取出口から食品容器を取り出すことができる。一方、食品容器を保持する際は、取出口にそのまま食品容器を保持させることができる。従って、食品容器の取り出しおよび保持を取出口1つで行うことができるので、開封時に容易に食品容器を取り出すことができ、当該食品容器を手間なく保持することができる。
【0008】
本発明のカートンにおいて、前記胴部は、第1側板部と、前記不連続部を挟んで前記周方向に前記第1側板部と隣り合う第2側板部と、前記第1側板部および前記第2側板部の一方に設けられたフラップとを備え、前記第1側板部および前記第2側板部の他方は、前記フラップが差し込まれる差込部を備えていることが好ましい。
【0009】
本発明によれば、不連続部を挟んで互いに隣り合う第1側板部および第2側板部の一方にフラップが、他方に差込部が設けられているため、差込部にフラップを差し込むことで、胴部の強度を上げることができる。従って、取出口に食品容器を保持させたときの安定性を増すことができる。
【0010】
本発明のカートンにおいて、前記取出口形成線は、前記不連続部との交点から前記天面部と前記胴部との境界線上に延設された境界線部を備えていることが好ましい。
【0011】
本発明によれば、取出口形成線が不連続部との交点から天面部と胴部との境界線上に延設されるため、天面部における取出口の辺縁を天面部と胴部との境界線まで広げることができる。従って、取出口からの食品容器の取り出しを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態に係るカートンの斜視図。
図2】カートンの展開図。
図3】カートンの取出口形成線の部分拡大図。
図4】カートンの開封手順を示す平面図。
図5】カートンの取出口から食品容器を取り出す手順を示す斜視図。
図6】カートンの取出口に食品容器を保持する手順を示す斜視図。
図7】カートンの取出口に食品容器を保持した状態を示す斜視図。
図8】本発明の変形例に係るカートンの展開図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態について説明する。
なお、以下の記載において方向を表す場合、カートン1を図1に示すように起立させた状態を基準とする。
【0014】
[全体構成]
図1は、本実施形態に係るカートン1を示す斜視図である。図2は、カートン1の展開図(カートン形成用パネル(カートンブランクとも称する)10の平面図)である。
図1において、カートン1は、チーズ等の食品が収容された食品容器7を収容可能な箱体であり、図2に示すように、板紙素材で形成されたカートン形成用パネル10から組み立てられる。なお、食品容器7は、図1に示すように、開口71A(図5)の上端縁から外部に向けて延出した鍔部71Bを有する容器本体71と、鍔部71Bに貼付されて開口を塞ぐシート蓋72とを備えている。
【0015】
図1および図2において、カートン1は、筒状の胴部2と、胴部2の下端側を塞ぐ底面部3と、胴部2の上端側を塞ぐ天面部4と、食品容器7を取り出す取出口5を形成可能な取出口形成線6とを備えている。
【0016】
胴部2は、平面視略正方形の角筒状に形成されるとともに、周方向に連続しない不連続部が設けられた分割構造を有している。胴部2は、不連続部としての角部20と、互いに対向する第1側板部としての第1妻板21および第2妻板22と、角部20を挟んで各妻板21、22と周方向に隣り合う第2側板部としての第1内側妻板23、第2内側妻板24、第1外側妻板25、および第2外側妻板26と、第1妻板21が接着されるシール板27とを備えている。
【0017】
第1妻板21および第2妻板22は、各内側妻板23、24および各外側妻板25、26に接着されず、これらに対して角部20で不連続となっている。
第1妻板21は、上部横折線41を介して天面部4に連なっている。第1妻板21は、各内側妻板23、24側の端部に設けられた一対のフラップ21A、21Bと、把持部21Eとを備えている。フラップ21A、21Bは、上部横折線41の両端からその直交方向にのびる縦折線21C、21Dを介して第1妻板21に連なっている。フラップ21Aの下端側は、フラップ21Bの下端側よりも大きく切り欠かれ、縦折線21Cに沿った方向の高さ寸法がフラップ21Bの高さ寸法よりも小さくなっている。
第2妻板22は、第1妻板21の反対側で下部横折線31を介して底面部3に連なるとともに、上部横折線42を介して天面部4に連なっている。第2妻板22は、各内側妻板23、24側の端部に縦折線22C、22Dを介して連なる一対のフラップ22A、22Bを備えている。
【0018】
第1内側妻板23および第2内側妻板24は、第1妻板21および第2妻板22の対向方向に直交する方向に対向する。
第1内側妻板23は、下部横折線32を介して底面部3に連なっている。第1内側妻板23の外面には、第1外側妻板25が接着する接着部23Aが設けられている。接着部23Aは、下部横折線32と平行に延設されるが、後述する差込部25Aに対応する位置で不連続になっている。
第2内側妻板24は、第1内側妻板23の反対側で下部横折線33を介して底面部3に連なっている。第2内側妻板24の外面には、第2外側妻板26が接着する接着部24Aが設けられている。接着部24Aは、下部横折線33と平行に延設されている。
【0019】
第1外側妻板25は、上部横折線43を介して天面部4に連なるとともに、第1内側妻板23に外側から重なって接着される。第1外側妻板25は、フラップ21Aが差し込まれる差込部25Aを備えている。
第2外側妻板26は、上部横折線44を介して天面部4に連なるとともに、第2内側妻板24に外側から重なって接着される。
【0020】
シール板27は、下部横折線34を介して底面部3に連なっている。シール板27の外面には、第1妻板21が接着する接着部27Aが設けられている。接着部27Aは、下部横折線34と平行に延設されるが、把持部21Eに対応する位置で不連続になっている。このシール板27に第1妻板21が接着されるとともに、各内側妻板23、24に各外側妻板25、26が接着されることで、筒状の胴部2が形成される。
【0021】
底面部3および天面部4は、互いに同一の形状を有し、それぞれ平面視略正方形状とされている。天面部4には、取出口形成線6によって取出口5が形成される。
【0022】
取出口5は、天面部4に形成される天面開口51と、胴部2に形成され、天面開口51に連続する側面開口52とで構成される。
【0023】
取出口形成線6は、胴部2から角部20と天面部4との交点C1を通り、天面部4を横断して胴部2に戻る一連の複数の切込61で構成される破断線である。各切込61は、図3にも示すように、取出口形成線6の輪郭を形成する直線部61Aと、直線部61Aに対して屈曲した屈曲部61Bとを備えている。
取出口形成線6は、胴部2に設けられた側面開口形成線62と、天面部4に設けられた天面開口形成線63とを備えている。
【0024】
側面開口形成線62は、第1妻板21の下端縁から上部横折線41に向かって互いに平行にのびる第1直線部62Aおよび第2直線部62Bと、各直線部62A、62Bから上部横折線41に向かって互いに拡開する第1拡開部62Cおよび第2拡開部62Dとを備えている。
第1直線部62Aおよび第2直線部62Bは、第1妻板21の下端縁から天面部4の面方向に直交する方向に延設されている。第1直線部62Aと第2直線部62Bとの間は、把持部21Eとされている。
第1拡開部62Cは、第1直線部62Aの上部横折線41側の端部から交点C1に向かって傾斜し、交点C1で天面開口形成線63と接続する。
第2拡開部62Dは、第2直線部62Bの上部横折線41側の端部から第1拡開部62Cの反対側に傾斜し、上部横折線41上の交点C2で天面開口形成線63と接続する。第2拡開部62Dを形成する切込61のうち、上部横折線41に交わる切込61Dは、図3にも示すように、直線部61Aと、直線部61Aの一端に設けられた屈曲部61Bと、直線部61Aの他端に設けられた屈曲部61Cとを備えている。
【0025】
天面開口形成線63は、交点C1から天面部4と胴部2との境界線である上部横折線43上に延設された境界線部63Aと、天面部4に設けられ、境界線部63Aに接続する円弧部63Bとを備えている。
境界線部63Aは、上部横折線43上の交点C3で円弧部63Bにその接線方向で接続する。
円弧部63Bは、食品容器7の鍔部71Bの直径よりも小さな直径を有するとともに、180度以上270度以下の中心角を有する円弧状とされ、上部横折線43から上部横折線41にかけて形成されている。円弧部63Bを形成する切込61のうち、側面開口形成線62に接続する切込61Eは、図3にも示すように、その屈曲部61Bおよび屈曲部61Cの各々の端部を通る直線L1と上部横折線41とが成す角度θ1が、90度より大きくなるように設けられている。また、当該切込61Eは、その直線部61Aの延長線L2と上部横折線41とが成す角度θ2が、角度θ1よりも大きくなるように設けられている。
【0026】
[カートンの開封]
カートン1を開封する際は、把持部21Eを把持し、当該把持部21Eを上部横折線41で折り返すように引き上げる。これにより、第1妻板21は、各直線部62A、62Bおよび各拡開部62C、62Dに沿って上部横折線41の位置まで切断され、側面開口52が形成される。次いで、天面開口51を形成するために、把持部21Eを上部横折線41で天面部4側に折り返し、図4に示すように、当該把持部21Eを上部横折線41に直交する第1開封方向D1に引っ張る。
【0027】
ここで、境界線部63Aは、交点C1から第1開封方向D1に延設されているため、把持部21Eを第1開封方向D1に引っ張った際の切断抵抗が小さく、切断されやすい。これに対し、円弧部63Bは、第2拡開部62Dから第1開封方向D1に向かって境界線部63Aから離れる方向に設けられているため、境界線部63Aに比べて切断抵抗が大きく、切断されにくい。このため、天面開口51を形成する際は、先ず境界線部63Aが切断されることになる。その後、図4に示すように、交点C2と交点C3とを結ぶ直線L3に直交する第2開封方向D2に把持部21Eを引っ張ることで、天面部4が円弧部63Bの両端から当該円弧部63Bに沿って切断され、天面開口51が形成される。これにより、天面開口51が側面開口52に連続して形成され、取出口5が形成される。
【0028】
[食品容器の引出しおよび保持]
カートン1から食品容器7を取り出す際は、取出口5における食品容器7の露出部分を把持し、当該食品容器7を天面開口51と側面開口52との連続部側に斜め上方に引き上げる。すると、図5に矢印および二点鎖線で示すように、第1妻板21、第1内側妻板23、および第1外側妻板25が食品容器7によって外側に押され、取出口5が角部20で拡開するため、取出口5から食品容器7を取り出すことができる。
【0029】
取り出した食品容器7内の食品は、食品容器7ごと電子レンジ等で温めることができる。この際、食品容器7も加熱されるため、食品容器7が熱くなってしまい、食品容器7が取り出しにくい。そこで、取出口5で食品容器7を保持したまま温めれば、カートン1を把持して電子レンジ等から取り出すことができる。取出口5で食品容器7を保持する際は、図6に示すように、差込部25Aにフラップ21Aを外側から差し込んだ後、取り出した食品容器7を天面開口51に挿入する。これにより、図7に示すように、食品容器7の鍔部71Bが天面部4に係止され、食品容器7が取出口5に保持される。
【0030】
以上のような実施形態によれば、取出口形成線6が不連続部である角部20に接続されているため、取出口形成線6で取出口5を形成すれば、取出口5と角部20とを連続させることができる。このため、取出口5を角部20で拡開することができるので、広がった取出口5から食品容器7を取り出すことができる。一方、食品容器7を保持する際は、取出口5にそのまま食品容器7を保持させることができる。従って、食品容器7の取り出しおよび保持を取出口1つで行うことができるので、開封時に容易に食品容器7を取り出すことができ、当該食品容器7を手間なく保持することができる。
【0031】
また、角部20を挟んで互いに隣り合う第1妻板21および第1外側妻板25の一方にフラップ21Aが、他方に差込部25Aが設けられているため、差込部25Aにフラップ21Aを差し込むことで、胴部2の強度を上げることができる。従って、取出口5に食品容器7を保持させたときの安定性を増すことができる。
【0032】
また、取出口形成線6が角部20との交点C1から天面部4と胴部2との境界線である上部横折線43上に延設されるため、天面部4における取出口5の辺縁を天面部4と胴部2との境界線まで広げることができる。従って、取出口5からの食品容器7の取り出しを容易に行うことができる。
【0033】
[変形例]
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、胴部2は、取出口形成線6が接続される角部20で不連続であればよく、その他の角部20が不連続でなくてもよい。
各妻板21、22は、各フラップ21A、21B、22A、22Bを備えていなくてもよい。
差込部25Aは、第1外側妻板25に代えて第2外側妻板26に設けてもよいし、第1外側妻板25および第2外側妻板26にそれぞれ設けてもよい。第2外側妻板26に差込部を設ける場合、当該差込部にフラップ21Bを差し込むようにすればよい。
【0034】
取出口形成線6は、図8に示すように、天面開口形成線63で構成され、側面開口形成線62を備えていなくてもよい。図8において、天面開口形成線63は、境界線部63Aと、円弧部63Bと、天面部4と胴部2との境界線である上部横折線41上に交点C2から交点C1まで延設された境界線部63Cとを備えている。
取出口形成線6は、切込61で構成される場合に限定されず、例えば、カートン1を部分的に変質させた変質部で構成してもよいし、カートン1を部分的に薄肉にした薄肉部で構成してもよい。この場合、変質部や薄肉部は、切込61のように断続的に連なって並ぶように設けられてもよいし、連続する1本の線状に設けられてもよい。
【符号の説明】
【0035】
1…カートン、2…胴部、3…底面部、4…天面部、5…取出口、6…取出口形成線、7…食品容器、20…角部(不連続部)、21…第1妻板(第1側板部)、21A…フラップ、22…第2妻板(第1側板部)、23…第1内側妻板(第2側板部)、24…第2内側妻板(第2側板部)、25…第1外側妻板(第2側板部)、25A…差込部、26…第2外側妻板(第2側板部)、43…上部横折線(境界線)、63A…境界線部、C1…交点。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8