(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6869858
(24)【登録日】2021年4月16日
(45)【発行日】2021年5月12日
(54)【発明の名称】スパッタリング装置
(51)【国際特許分類】
C23C 14/34 20060101AFI20210426BHJP
H05H 1/46 20060101ALI20210426BHJP
H03H 7/38 20060101ALI20210426BHJP
【FI】
C23C14/34 T
H05H1/46 M
H03H7/38 C
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-176266(P2017-176266)
(22)【出願日】2017年9月14日
(65)【公開番号】特開2019-52342(P2019-52342A)
(43)【公開日】2019年4月4日
【審査請求日】2020年6月30日
(73)【特許権者】
【識別番号】000231464
【氏名又は名称】株式会社アルバック
(74)【代理人】
【識別番号】100104215
【弁理士】
【氏名又は名称】大森 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100196575
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 満
(74)【代理人】
【識別番号】100168181
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲平
(74)【代理人】
【識別番号】100144211
【弁理士】
【氏名又は名称】日比野 幸信
(72)【発明者】
【氏名】中光 豊
(72)【発明者】
【氏名】小風 豊
(72)【発明者】
【氏名】中村 敏幸
【審査官】
宮崎 園子
(56)【参考文献】
【文献】
特開2000−345339(JP,A)
【文献】
特開平07−147200(JP,A)
【文献】
特表2012−512325(JP,A)
【文献】
特開2005−123578(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C23C 14/34
H03H 7/38
H05H 1/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
接地電位に接続された真空槽と、
基板を配置する載置面が前記真空槽の内部に配置されたステージと、
前記載置面と対面して配置されたターゲットと、
前記ターゲットが設けられたカソード電極に交流電圧成分を有するスパッタリング電圧を印加するスパッタ電源と、
を有し、前記ターゲットをスパッタリングして、前記載置面に配置された前記基板の表面に薄膜を形成するスパッタリング装置であって、
前記ターゲットと前記載置面との間のスパッタ空間を取り囲むシールド板と、
前記真空槽の壁面と前記シールド板との間の位置に配置され、前記真空槽に電気的に接続されたアースブロックと、
前記アースブロックの内部に設けられた収容孔と、
前記収容孔に配置され、誘導成分を有するコイル部品と、
を有し、前記シールド板は前記コイル部品によって前記アースブロックに電気的に接続されたスパッタリング装置。
【請求項2】
前記コイル部品の前記誘導成分と、前記シールド板と前記接地電位の間のキャパシタンス成分とが並列接続された並列接続回路の共振周波数と、前記スパッタ電源が出力するスパッタ電圧の交流電圧成分の周波数とが一致するようにされた、請求項1記載のスパッタリング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スパッタリング装置の技術分野にかかり、特に、コンタミネーションを発生させずに高密度のプラズマによって薄膜を形成する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
高周波スパッタリング装置は製造コスト面から可能な限り装置形状が小さく、チャンバーの構造が簡単であることが望まれる。
また、成膜装置の基本性能として、早い成膜速度および良好な膜厚分布が得られることが必要とされ、さらに、半導体デバイス分野の高周波スパッタリング装置ではウェハ上に形成される薄膜には目的とする材料以外の不純物の混入を極力抑制することが求められている。
【0003】
図5の符号102は従来技術のスパッタリング装置であり、真空槽111の内部には、ステージ112が設けられており、ステージ112と対向する位置にはターゲット装置110が配置されている。真空排気装置121によって真空槽111の内部を真空排気し、ガス源122からスパッタリングガスを真空槽111の内部に導入する。
【0004】
ステージ112の周囲には接地電位に接続されたシールド板114が配置されており、スパッタ電源123によってターゲット装置110のカソード電極126に交流電圧を含むスパッタ電圧を出力すると、カソード電極126はカソード電極となり、シールド板114がアノード電極となって放電が発生し、真空槽111の内部にプラズマが形成される。符号131は磁石装置であり、マグネトロンスパッタがされる。
【0005】
このプラズマにより、カソード電極126に設けられたターゲット127がスパッタリングされ、ステージ112上に配置された成膜対象の基板103に到達して基板103の表面に薄膜が形成される。
【0006】
このように、交流電圧はカソード電極126とシールド板114との間に印加されるため、シールド板114のうち、ターゲット127に近い部分に電流が流れやすく、そのため、ターゲット127に近い部分の近傍のスパッタリングに寄与しない場所に高密度のプラズマが形成される。ターゲット127に供給される高周波電流は、ターゲット127に近い部分のシールド板114に流れる量が多くなり、ターゲット127と基板103とによって挟まれる空間に流れる量が減少してしまうので、ターゲット127のスパッタリングに用いられるプラズマの密度が小さくなり、スパッタ効率が低下する。
【0007】
また、高密度のプラズマが近くに形成されるため、ターゲット127は、縁に近い部分の消耗が早くなり、ターゲット寿命が短くなり、また、基板103の表面に形成される膜厚均一性が悪化する。
【0008】
ターゲット127が誘電体の場合にスパッタリング粒子がシールド板114に付着すると、有効なアノード電極の面積が小さくなり、その結果、カソード電極126の電位に対してプラズマの電位が高くなる。この場合、真空槽111の内壁面やシールド板114等のプラズマに曝される部分はスパッタリングされてしまい、スパッタリング粒子が基板103に成長している薄膜に混入するとコンタミネーションが発生する。
【0009】
特開2002−38263号公報に開示されているように、スパッタリング粒子が表面に付着しない形状にされ、接地電位に接続された電極部品を真空槽の内部に配置すると、アノード電極の面積が増大することになるが、そのような電極部品はシールド板とステージとの間に配置するため、真空槽の内部空間を拡張させる必要があり、装置が大型化する。
【0010】
他方、特開2007−197840号公報に開示されているように、真空槽の内部空間を小さくした場合にはそれに連れてアノード電極の面積も小さくなるから、プラズマの電位が高くなり、コンタミネーションが発生する虞がある。
【0011】
特開平7−147200号公報に開示されたように、接地電位にある真空槽と磁界の漏れを防止する磁気シールドとを、コイルやコンデンサ−等の電子部品によって電気的に接続して磁気シールドと接地電位との間のインピーダンスを増加させて高周波電力が接地電位に漏れないようにされているスパッタリング装置があるが、真空槽の内部に配置して真空槽の内部空間が増大すると、プラズマが形成される空間が大型化し、プラズマ密度が低下するという問題がある。
【0012】
実開平7−9971号公報に開示されたように、真空槽の外部にコイルを配置して配線でリング状のシールド板と接続させ、プラズマの広がりを抑制しようとすると、配線が長くなるために配線のインピーダンスの値が不安定になり、シールド板の電圧が安定しないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】特開2002−38263号公報
【特許文献1】特開2007−197840号公報
【特許文献1】特開平7−147200号公報
【特許文献1】実開平7−9971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
本発明は上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、その目的は、コンタミネーションを発生させずに高密度プラズマを形成してスパッタ効率を向上させたスパッタリング装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明は、上記従来技術の課題を解決するために創作された発明であり、接地電位に接続された真空槽と、基板を配置する載置面が前記真空槽の内部に配置されたステージと、前記載置面と対面して配置されたターゲットと、前記ターゲットが設けられたカソード電極に交流電圧成分を有するスパッタリング電圧を印加するスパッタ電源と、を有し、前記ターゲットをスパッタリングして、前記載置面に配置された前記基板の表面に薄膜を形成するスパッタリング装置であって、前記ターゲットと前記載置面との間のスパッタ空間を取り囲むシールド板と、前記真空槽の壁面と前記シールド板との間の位置に配置され、前記真空槽に電気的に接続されたアースブロックと、前記アースブロックの内部に設けられた収容孔と、前記収容孔に配置され、誘導成分を有するコイル部品と、を有し、前記シールド板は前記コイル部品によって前記アースブロックに電気的に接続されたスパッタリング装置である。
本発明は、前記コイル部品の前記誘導成分と、前記シールド板と前記接地電位の間のキャパシタンス成分とが並列接続された並列接続回路の共振周波数と、前記スパッタ電源が出力するスパッタ電圧の交流電圧成分の周波数とが一致するようにされた、スパッタリング装置である。
【発明の効果】
【0016】
本発明のスパッタリング装置では、スパッタ空間を取り囲むシールド板は、コンデンサとコイルの並列接続回路で接地電位に接続されており、並列共振を発生させる周波数の交流電圧成分を含むスパッタ電圧をターゲットに出力すると、シールド板と接地電位との間のインピーダンスが大きくなり、シールド板から接地電位に流出する電流が小さくなるから、プラズマに有効に電力が供給される。
【0017】
その際、コイルはシールド板とアースブロックとに直結することができるから、コイルに接続する配線の容量成分や誘導成分は無く、並列共振を発生させることが容易である。
また、スパッタ空間を広げず真空槽の内部にコイルが配置されているから、プラズマを一層高密度にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明の一例のスパッタリング装置を説明するための図
【
図2】そのスパッタリング装置のコイル付近の拡大図
【
図3】基板を配置したスパッタリング装置を説明するための図
【
図4】スパッタリング装置の部品の電気的接続状態を説明するための回路ブロック図
【
図5】従来技術のスパッタリング装置を説明するための図
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1の符号2は、本発明のスパッタリング装置の一例であり、真空槽11を有している。
真空槽11の内部にはステージ12が配置されており、ステージ12と対向する位置にはターゲット装置25が配置されている。この例では真空槽11の内部には電気絶縁性の台24が配置されており、ステージ12は台24上に乗せられている。
【0020】
ターゲット装置25は、カソード電極26と、カソード電極26に設けられたターゲット27とを有しており、ターゲット27の表面は真空槽11の内部に露出され、ステージ12の表面である載置面13と対面するように配置されている。真空槽11の外部にはスパッタ電源23が配置されており、カソード電極26はスパッタ電源23に電気的に接続されている。
【0021】
ステージ12の側面の周囲には、リングプレート17が設けられ、リングプレート17上にはシールド板14が設けられている。
シールド板14はリング形形状であり、ターゲット27と載置面13とが対面して形成されたスパッタ空間19を取り囲んで配置されている。
【0022】
真空槽11の内部であって、真空槽11の壁面とシールド板14との間の場所にはアースブロック15が設けられている。
真空槽11の槽壁と、アースブロック15と、シールド板14とはそれぞれ金属製(ここではステンレス鋼製又はアルミニウム鋼製)であり、アースブロック15は真空槽11の壁面や底面と接触しており、低抵抗の電気導電性を有している。
【0023】
アースブロック15は真空槽11に電気的に接続されている。真空槽11の槽壁は接地電位に接続されている。従って、アースブロック15は真空槽11の槽壁を介して接地電位に接続されている。なおアースブロック15は真空槽11と別体に設けてもよいし、一部又は全部を真空槽11と一体に設けてもよく、一体に設けた方が構造をシンプルにできるため好ましい。
【0024】
シールド板14とアースブロック15の間には、電気絶縁性材料16が配置されており、電気絶縁性材料16によって、シールド板14とアースブロック15とは直接接触せず、電気的に絶縁されている。
また、シールド板14とターゲット27との間にも電気絶縁性材料16が配置されており、シールド板14とターゲット27とは直接接触せず、電気的に絶縁されている。
【0025】
アースブロック15の内部には、収容孔18が設けられている。収容孔18の内部にはコイル部品5が配置されている。
収容孔18の内部とその周辺の拡大図を
図2に示す。
【0026】
電気絶縁性材料16の片側がシールド板14と接触し、反対側が収容孔18に露出する部分には接続孔10が設けられており、コイル部品5の一端は、接続孔10の内部を通ってシールド板14に接続され、他端は収容孔18の内部に露出するアースブロック15の壁面に接続されている。
【0027】
図中、符号32はコイル部品5の一端とシールド板14とが接続された第一の接続点であり、この第一の接続点32でコイル部品5とシールド板14とは電気的に接続されている。
【0028】
また、図中、符号33はコイル部品5の他端とアースブロック15とが接続された第二の接続点であり、この第二の接続点33によってコイル部品5の他端とアースブロック15とは電気的に接続されている。
コイル部品5は導電性を有する金属線が螺旋状に巻き回されて構成されており、電気的には誘導成分が形成されている。
【0029】
アースブロック15とシールド板14とは電気絶縁性材料16を間にして互いに対向して配置されており、従って、アースブロック15とシールド板14との間には、アースブロック15とシールド板14とを電極とし、電気絶縁性材料16を誘電体として構成されたコンデンサが形成されている。アースブロック15とシールド板14との間はこのコンデンサの容量成分で接続されている。
コイル部品5も容量成分を有しており、アースブロック15とシールド板14との間はこの容量成分でも接続されている。
【0030】
図4はプラズマに流れる交流電流の経路を示す電気回路図である。アースブロック15とシールド板14とを接続する容量成分を補助コンデンサとすると、
図4の電気回路図の符号6が補助コンデンサを示している。補助コンデンサ6とコイル部品5とは、アースブロック15とシールド板14との間で電気的に並列接続されている。
【0031】
図4に示されたように、シールド板14は、補助コンデンサ6とコイル部品5との並列接続回路7によってアースブロック15に電気的に接続され、アースブロック15は、接地電位に接続された真空槽11に電気的に接続されている。
また、シールド板14は、プラズマPとターゲット装置25とを介してスパッタ電源23に接続されている。
【0032】
図1を参照し、真空槽11の外部には、真空排気装置21と、スパッタガス源22とが配置されている。
スパッタ空間19は真空排気装置21に接続されており、真空排気装置21が動作するとスパッタ空間19は真空排気される。符号28は、真空排気装置21やスパッタ電源23等を制御する制御装置である。
【0033】
不図示の位置で、収容孔18はスパッタ空間19に接続され、スパッタ空間19と収容孔18との間では気体が移動できるようにされており、スパッタ空間19が真空排気されると収容孔18も真空排気され、真空排気装置21によってスパッタ空間19と収容孔18とは一緒に真空雰囲気にされる。
【0034】
図3のスパッタリング装置2では、スパッタ空間19が真空雰囲気にされた後、真空槽11の内部に基板3が搬入され、載置面13上に配置された状態である。
【0035】
スパッタガス源22はスパッタ空間19に接続されており、スパッタ空間19が真空雰囲気にされた後、スパッタガス源22からスパッタリングガスが供給されると、スパッタ空間19は真空雰囲気である所定圧力のスパッタリングガスで充満される。
【0036】
カソード電極26の両面のうち、ターゲット27が配置された面とは反対側の面には磁石装置31が設けられている。
ターゲット27は例えばCuで構成されており、スパッタ電源23からカソード電極26に、スパッタ電圧が出力され、真空槽11の内部にスパッタリングガスのプラズマが形成される。スパッタ電源23は、直流電圧源と交流電圧源とを有しており、スパッタ電圧は、直流の負電圧のバイアス電圧に、交流電圧が重畳された電圧である。図中、スパッタ電源23とターゲット装置25との間に設けられるマッチングボックスは記載を省略した。
【0037】
カソード電極26の裏面には磁石装置31が配置されており、ターゲット27の表面に環状の磁力線の一部分が露出され、シールド板14がアノード電極になり、スパッタ電圧に含まれる交流電圧成分によって放電が発生し、生成された電子が磁力線によってターゲット27の表面上で螺旋運動をしてターゲット27の表面近傍に高密度のプラズマが形成され、ターゲット27がスパッタリングされる。
【0038】
ここで、補助コンデンサ6の容量成分の値をC、コイル部品5の誘導成分の値をLとすると、スパッタ電源23から出力されるスパッタ電圧の交流電圧成分の周波数fが、下記(1)式の周波数f
0と等しいときに、補助コンデンサ6とコイル部品5とが並列共振する。
f
0=1/(2・π)・√(1/(L・C)) ……(1)
【0039】
シールド板14とアースブロック15との間には、補助コンデンサ6とコイル部品5とに対して並列接続された高抵抗の抵抗成分が形成されており、シールド板14は、その抵抗成分によっても接地電位に接続されている。
【0040】
並列共振が成立するときは、周波数f
0の交流電圧に対して並列接続回路7は開放状態になり、周波数f
0の交流電圧成分に対するシールド板14は、並列接続回路7に対して並列接続された高抵抗の抵抗成分によって接地電位に接続されるようになるから、プラズマがシールド板14に接触しても、周波数f
0の交流電圧成分ではシールド板14と接地電位の間に小さな電流しか流れない。
【0041】
従って、スパッタ電源23がプラズマに供給する交流電力のうち、シールド板14を通って接地電位に流出する電力は僅かであり、スパッタ電源23からプラズマに供給される交流電力はターゲット27のスパッタリングに有効に用いられ、基板3の表面には、薄膜が大きな成長速度で成長する。
【0042】
基板3の表面に薄膜が所定膜厚に形成されると、スパッタ電源23の電圧出力とスパッタガス源22からのスパッタリングガス供給とは停止され、薄膜が形成された基板3は真空槽11から他の真空処理装置へ移動され、未成膜の基板が真空槽11の内部に搬入され、薄膜形成が再開される。
【0043】
上記例では、スパッタ電源23が出力するスパッタ電圧の交流電圧成分の周波数fを(1)式が成立する周波数f
0に設定したが、実質的には(1)式の周波数f
0の近傍の値に設定すれば良く、スパッタ電源23が出力するスパッタ電圧の交流電圧成分の周波数fは、
f
0×0.9≦ f ≦f
0×1.1
の範囲であれば、交流電圧成分に対する並列接続回路7のインピーダンスが十分大きくなるから、並列接続回路7の共振周波数と、スパッタ電圧の交流電圧成分の周波数とが一致すると見做すことができる。
【0044】
アースブロック15に設けられた収容孔18の内部には、コイル部品5だけが配置されていたが、コイル部品5の他にアースブロック15とシールド板14とを接続する他の電気部品、例えばコンデンサや抵抗素子を配置することもできる。
【符号の説明】
【0045】
2……スパッタリング装置
11……真空槽
12……ステージ
13……載置面
15……アースブロック
18……収容孔
19……スパッタ空間
23……スパッタ電源
26……カソード電極
27……ターゲット