【実施例】
【0049】
次に本発明を実施例によって詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例に記載の液体クロマトグラフィー(HPLC)分析は、以下の方法で行った。
カラム:Agilent Technologies社製ZORBAX Eclipsa XDB−C18(4.6×250mm)
溶離液:メタノール/テトラヒドロフラン=9/1(体積比)
検出器:254nm
HPLCによるハロアリールアミン(1)の転化率および目的物のHPLC収率は、以下の方法で算出した。
【0050】
ハロアリールアミン(1)の転化率:ハロアリールアミン(1)のピークの減少率
目的物のHPLC収率:9−(p−トリル)−9H−カルバゾールまたは3,6−ジブロモ−9−フェニル−9H−カルバゾールを内部標準物質として用い、内部標準法により算出した[目的物のモル数]/[ハロアリールアミン(1)の仕込みモル数]。
【0051】
実施例−1
【0052】
【化7】
【0053】
反応容器に(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)、9H−カルバゾール 0.176g(1.05mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 4.6mg(5.0μmol)、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 0.144g(1.50mmol)およびo−キシレン 3mLを加えた後、反応系内をアルゴンガスで置換した。その後、140℃に加熱し、15時間撹拌した。室温まで冷却後、水 25mLを加えて反応を停止させた。さらに酢酸エチル 20mLと内部標準物質として9−(p−トリル)−9H−カルバゾールを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.2mLを採取し、テトラヒドロフラン 4mLで希釈後、HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して98%生成していることを確認した。
【0054】
9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾール
1H−NMR(CDCl
3、400MHz)δ(ppm):5.88(1H,brs),6.98−7.04(1H,m),7.17−7.22(2H,m),7.23−7.30(4H,m),7.31−7.44(8H,m),8.12−8.17(2H,m).
実施例−2
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル 12.0mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して98%生成していることを確認した。
【0055】
実施例−3
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1,1’−ビフェニル 10.4mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して93%生成していることを確認した。
【0056】
実施例−4
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’−メチル−1,1’−ビフェニル 10.9mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して95%生成していることを確認した。
【0057】
実施例−5
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル 13.9mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して96%生成していることを確認した。
【0058】
実施例−6
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて、2−[ジ(1−アダマンチル)ホスフィノ]−1,1’−ビフェニル 15.9mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して96%生成していることを確認した。
【0059】
実施例−7
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて、2−[ジ(1−アダマンチル)ホスフィノ]−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル 17.4mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して96%生成していることを確認した。
【0060】
実施例−8
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2’−ジメチルアミノ−1,1’−ビフェニル 13.8mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して82%生成していることを確認した。
【0061】
実施例−9
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 16.7mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して81%生成していることを確認した。
【0062】
実施例−10
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2’,6’−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル 14.4mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して83%生成していることを確認した。
【0063】
実施例−11
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2’,6’−ジイソプロポキシ−1,1’−ビフェニル 16.3mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して81%生成していることを確認した。
【0064】
実施例−12
トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 4.58mg(5.00μmol)、を2.29mg(2.50μmol)とし、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)を6.37mg(15.0μmol)とした以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して98%生成していることを確認した。
【0065】
実施例−13
トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 4.58mg(5.00μmol)、をπ−アリルパラジウムクロリドダイマー 1.83mg(5.00μmol)とした以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して97%生成していることを確認した。
【0066】
実施例−14
o−キシレンをトルエンとし、140℃加熱を110℃加熱とした以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して98%生成していることを確認した。
【0067】
実施例−15
o−キシレンを1,4−ジオキサンとし、140℃加熱を100℃加熱とした以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して98%生成していることを確認した。
【0068】
実施例−16
9H−カルバゾールの量を0.167g(1.00mmol)とした以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して96%生成していることを確認した。
【0069】
実施例−17
15時間撹拌を3時間撹拌とした以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して97%生成していることを確認した。
【0070】
実施例−18
【0071】
【化8】
【0072】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて、(4−クロロフェニル)フェニルアミン 0.204g(1.00mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−クロロフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−クロロフェニル)フェニルアミンに対して98%生成していることを確認した。
【0073】
実施例−19
【0074】
【化9】
【0075】
反応容器に(ビフェニル−4−イル)(4−ブロモフェニル)アミン 0.342g(1.00mmol)、9H−カルバゾール 0.176g(1.05mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 4.6mg(5.0μmol)、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 0.144g(1.50mmol)およびo−キシレン3mLを加えた後、反応系内をアルゴンガスで置換した。その後、140℃に加熱し、15時間撹拌した。室温まで冷却後、水 25mLを加えて反応を停止させた。さらに酢酸エチル 20mLと内部標準物質として3,6−ジブロモ−9−フェニル−9H−カルバゾールを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.2mLを採取し、テトラヒドロフラン 4mLで希釈後、HPLC分析により、(ビフェニル−4−イル)(4−ブロモフェニル)アミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(ビフェニル−4−イル)アミノフェニル]−9H−カルバゾールが(ビフェニル−4−イル)(4−ブロモフェニル)アミンに対して97%生成していることを確認した。
【0076】
9−[4−(ビフェニル−4−イル)アミノフェニル]−9H−カルバゾール
1H−NMR(CDCl
3、400MHz)δ(ppm): 5.95(1H,brs),7.23−7.35(7H,m),7.37−7.47(8H,m),7.55−7.62(4H,m),8.12−8.17(2H,m)
実施例−20
9H−カルバゾール 0.176g(1.05mmol)を0.167g(1.00mmol)とした以外は、実施例−19と同じ操作を行った。HPLC分析により、(ビフェニル−4−イル)(4−ブロモフェニル)アミンの転化率は99%以上であり、9−[4−(ビフェニル−4−イル)アミノフェニル]−9H−カルバゾールが(ビフェニル−4−イル)(4−ブロモフェニル)アミンに対して95%生成していることを確認した。
【0077】
実施例−21
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,6’−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル 12.5mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して98%生成していることを確認した。
【0078】
実施例−22
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ビス(ジメチルアミノ)−1,1’−ビフェニル 15.3mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して89%生成していることを確認した。
【0079】
実施例−23
2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて、1−[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)フェニル]ピレン 16.6mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して87%生成していることを確認した。
【0080】
実施例−24
140℃加熱を60℃加熱とした以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率が99%以上であり、9−[4−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して98%生成していることを確認した。
【0081】
実施例−25
【0082】
【化10】
【0083】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて、(4−ブロモフェニル)(4−フルオロフェニル)アミン 0.266g(1.00mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)(4−フルオロフェニル)アミンの転化率は99%以上であり、9−[4−(4−フルオロフェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)(4−フルオロフェニル)アミンに対して96%生成していることを確認した。
【0084】
9−[4−(4−フルオロフェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):7.10−7.18(2H,m),7.18−7.28(6H,m),7.32(2H,d,J=8.2Hz),7.38−7.44(4H,m),8.22(2H,d,J=7.7Hz),8.43(1H,brs).
実施例−26
【0085】
【化11】
【0086】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて、(4−ブロモフェニル)(4−メチルフェニル)アミン 0.262g(1.00mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)(4−メチルフェニル)アミンの転化率は99%以上であり、9−[4−(4−メチルフェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)(4−メチルフェニル)アミンに対して97%生成していることを確認した。
【0087】
9−[4−(4−メチルフェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):2.25(3H,s),7.11(4H,s),7.21−7.28(4H,m),7.32(2H,d,J=8.2Hz),7.35−7.44(4H,m),8.21(2H,d,J=7.7Hz),8.34(1H,brs).
実施例−27
【0088】
【化12】
【0089】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて、(4−ブロモフェニル)(4−メトキシフェニル)アミン 0.278g(1.00mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)(4−メトキシフェニル)アミンの転化率は99%以上であり、9−[4−(4−メトキシフェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)(4−メトキシフェニル)アミンに対して97%生成していることを確認した。
【0090】
9−[4−(4−メトキシフェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):3.73(3H,s),6.92(2H,d,J=9.0Hz),7.13(2H,d,J=8.8Hz),7.16(2H,d,J=9.0Hz),7.21−7.27(2H,m),7.30(2H,d,J=8.2Hz),7.34(2H,d,J=8.8Hz),7.38−7.43(2H,m),8.18(1H,brs),8.21(2H,d,J=7.5Hz)
実施例−28
【0091】
【化13】
【0092】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて、(4−ブロモフェニル)(1−ナフチル)アミン 0.298g(1.00mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)(1−ナフチル)アミンの転化率は99%以上であり、9−[4−[4−(1−ナフチル)アミノ]フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)(1−ナフチル)アミンに対して95%生成していることを確認した。
【0093】
9−[4−[4−(1−ナフチル)アミノ]フェニル]−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):7.22−7.30(4H,m),7.35(2H,d,J=8.1Hz),7.37−7.57(8H,m),7.61(1H,d,J=7.8Hz),7.89−7.95(1H,m),8.21(2H,d,J=7.7Hz),8.23−8.29(1H,m),8.55(1H,brs)
実施例−29
【0094】
【化14】
【0095】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて、(4−ブロモ−2−メチルフェニル)フェニルアミン 0.262g(1.00mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモ−2−メチルフェニル)フェニルアミンの転化率は99%以上であり、9−[4−(4−フェニルアミノ)−3−メチルフェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモ−2−メチルフェニル)フェニルアミンに対して98%生成していることを確認した。
【0096】
9−[4−(4−フェニルアミノ)−3−メチルフェニル]−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):2.32(3H,s),6.81−6.87(1H,m),7.07(2H,dd,J=1.0,8.6Hz),7.22−7.32(5H,m),7.34−7.45(6H,m),7.57(1H,brs),8.22(2H,d,J=7.7Hz)
実施例−30
【0097】
【化15】
【0098】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて、(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)(3−メチルフェニル)アミン 0.280g(1.00mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)(3−メチルフェニル)アミンの転化率は99%以上であり、9−[3−フルオロ−4−(3−メチルフェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモ−2−メチルフェニル)(3−メチルフェニル)アミンに対して96%生成していることを確認した。
【0099】
9−[3−フルオロ−4−(3−メチルフェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):2.28(3H,s),6.74(1H,d,J=7.4Hz),6.92−7.00(2H,m),7.17(1H,t,J=7.7Hz),7.25−7.33(3H,m),7.37−7.54(6H,m),8.12(1H,brs),8.23(2H,d,J=7.7Hz)
実施例−31
【0100】
【化16】
【0101】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて、(3−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.0mmol)を用い、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウムおよび2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニルを、それぞれ、9.16mg(10.0μmol)、29.8mg(70.0μmol)用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(3−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率は99%以上であり、9−[3−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(3−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して97%生成していることを確認した。
【0102】
9−[3−(フェニルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):6.87(1H,t,J=7.3Hz),7.01(1H,dd,J=0.9,7.7Hz),7.13−7.7.22(4H,m),7.23−7.31(4H,m),7.40−7.53(5H,m),8.22(2H,d,J=7.7Hz),8.48(1H,brs)
実施例−32
【0103】
【化17】
【0104】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて(4−ブロモフェニル)(3−ピリジル)アミン 0.249g(1.0mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)(3−ピリジル)アミンの転化率は99%以上であり、9−[4−(3−ピリジルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)(3−ピリジル)アミンに対して86%生成していることを確認した。
【0105】
9−[4−(3−ピリジルアミノ)フェニル]−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):7.23−7.37(7H,m),7.39−7.49(4H,m),7.59−7.64(1H,m),8.10(1H,dd,J=1.3,4.6Hz),8.22(2H,d,J=7.6Hz),8.46(1H,d,J=2.6Hz),8.68(1H,brs)
実施例−33
【0106】
【化18】
【0107】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて(2−ブロモピリジン−5−イル)(3−メチルフェニル)アミン 0.263g(1.0mmol)を用い、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 14.9mg(35.0μmol)に換えて2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1,1’−ビフェニル 10.4mg(35.0μmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(2−ブロモピリジン−5−イル)(3−メチルフェニル)アミンの転化率は99%以上であり、9−[5−[(3−メチルフェニル)アミノ]ピリジン−2−イル]−9H−カルバゾールが(2−ブロモピリジン−5−イル)(3−メチルフェニル)アミンに対して95%生成していることを確認した。
【0108】
9−[5−[(3−メチルフェニル)アミノ]ピリジン−2−イル]−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):2.29(3H,s),6.76(1H,d,J=7.4Hz),6.98−7.04(2H,m),7.20(1H,t,J=7.7Hz),7.26−7.32(2H,m),7.40−7.47(2H,m),7.57(1H,d,J=8.6Hz),7.66(2H,d,J=8.2Hz),7.76(1H,dd,J=3.0,8.7Hz),8.22(2H,d,J=7.5Hz),8.44(1H,d,J=2.8Hz),8.56(1H,brs)
実施例−34
【0109】
【化19】
【0110】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて(4−ブロモフェニル)イソプロピルアミン 0.214g(1.00mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)イソプロピルアミンの転化率は99%以上であり、9−(4−イソプロピルアミノフェニル)−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)イソプロピルアミンに対して97%生成していることを確認した。
【0111】
9−(4−イソプロピルアミノフェニル)−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):1.19(6H,d,J=6.2Hz)3.54−3.67(1H,m),5.80(1H,d,J=7.8Hz),6.77(2H,d,J=8.8Hz),7.19−7.28(6H,m),7.35−7.41(2H,m),8.17−8.22(2H,m)
実施例−35
【0112】
【化20】
【0113】
(4−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.248g(1.00mmol)に換えて(4’−ブロモビフェニル−4−イル)フェニルアミン 0.324g(1.00mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4’−ブロモビフェニル−4−イル)フェニルアミンの転化率は99%以上であり、9−[(4’−フェニルアミノ)ビフェニル−4−イル]−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)イソプロピルアミンに対して96%生成していることを確認した。
【0114】
9−[(4’−フェニルアミノ)ビフェニル−4−イル]−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):6.84−6.90(1H,m),7.15(2H,d,J=7.6Hz),7.20(2H,d,J=8.7Hz),7.24−7.33(4H,m),7.41−7.48(4H,m),7.65(2H,d,J=8.6Hz),7.68(2H,d,J=8.7Hz),7.90(2H,d,J=8.6Hz),8.25(2H,d,J=7.7Hz),8.38(1H,brs).
実施例−36
【0115】
【化21】
【0116】
反応容器にジ(4−ブロモフェニル)アミン 0.327g(1.00mmol)、カルバゾール 0.352g(2.10mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 9.16mg(10.0μmol)、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル 29.8mg(70.0μmol)、ナトリウムtert−ブトキシド 0.288g(3.00mmol)およびo−キシレン 6mLを加えた後、反応系内をアルゴンガスでパージした。その後、140℃に加熱し、15時間攪拌した。室温まで冷却後、水 25mLを加えてクエンチした。さらに酢酸エチル 20mLを加えて均一となるまで撹拌した後、酢酸エチル層 0.2mLを採取してテトラヒドロフラン 4mLで希釈後、HPLCで分析した。その結果、ジ(4−ブロモフェニル)アミンの転化率は99%以上であり、ビス[4−(9H−カルバゾール−9−イル)フェニル]アミンがジ(4−ブロモフェニル)アミンに対して96%生成していることを確認した。
【0117】
ビス[4−(9H−カルバゾール−9−イル)フェニル]アミン
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):7.23−7.29(4H,m),7.37(4H,d,J=8.0Hz),7.39−7.51(12H,m),8.22(4H,d,J=7.7Hz),8.83(1H,brs)
実施例−37
【0118】
【化22】
【0119】
ジ(4−ブロモフェニル)アミン 0.327g(1.00mmol)に換えて(3,5−ブロモフェニル)フェニルアミン 0.327g(1.00mmol)を用いた以外は、実施例−35と同じ操作を行った。HPLC分析により、(3,5−ジブロモフェニル)フェニルアミンの転化率は99%以上であり、[3,5−ビス(9H−カルバゾール−9−イル)フェニル]フェニルアミンが(3,5−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して90%生成していることを確認した。
【0120】
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):6.89−6.95(1H,m),7.18(1H,t,J=1.8Hz),7.24−7.34(10H,m),7.45−7.51(4H,m),7.64(4H,d,J=8.2Hz),8.24(4H,d,J=7.6Hz),8.84(1H,brs)
実施例−38
【0121】
【化23】
【0122】
ジ(4−ブロモフェニル)アミン 0.327g(1.00mmol)に換えて(3,5−ジクロロフェニル)フェニルアミン 0.238g(1.00mmol)を用いた以外は、実施例−35と同じ操作を行った。HPLC分析により、(3,5−ジクロロフェニル)フェニルアミンの転化率は99%以上であり、[3,5−ビス(9H−カルバゾール−9−イル)フェニル]フェニルアミンが(3,5−ジクロロフェニル)フェニルアミンに対して88%生成していることを確認した。
【0123】
実施例−39
【0124】
【化24】
【0125】
9H−カルバゾール 0.176g(1.05mmol)に換えて3−メチル−9H−カルバゾール 0.189g(1.05mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率は99%以上であり、3−メチル−9−(4−フェニルアミノ)フェニル−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して98%生成していることを確認した。
【0126】
3−メチル−9−(4−フェニルアミノ)フェニル−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):2.48(3H,s),6.86−6.92(1H,m),7.16−7.25(5H,m),7.26−7.34(5H,m),7.36−7.42(3H,m),8.01(1H,d,J=0.8Hz),8.16(1H,d,J=7.6Hz),8.46(1H,brs)
実施例−40
【0127】
【化25】
【0128】
9H−カルバゾール 0.176g(1.05mmol)に換えて2−フルオロ−9H−カルバゾール 0.193g(1.05mmol)を用いた以外は、実施例−1と同じ操作を行った。HPLC分析により、(4−ブロモフェニル)フェニルアミンの転化率は99%以上であり、2−フルオロ−9−(4−フェニルアミノ)フェニル−9H−カルバゾールが(4−ブロモフェニル)フェニルアミンに対して98%生成していることを確認した。
【0129】
2−フルオロ−9−(4−フェニルアミノ)フェニル−9H−カルバゾール
1H−NMR((CD
3)
2SO、400MHz)δ(ppm):6.87−6.93(1H,m),7.02−7.13(2H,m),7.18−7.23(2H,m),7.24−7.34(6H,m),7.37−7.45(3H,m),8.18−8.27(2H,m),8.50(1H,brs)