【実施例】
【0270】
下記の実施例は、本発明を例示する。
【0271】
本明細書の下記で、用語「BOC」、「Boc」または「boc」は、tert−ブトキシカルボニルを意味し、「DCM」は、ジクロロメタンを意味し、「MeOH」は、メタノールを意味し、「EtOH」は、エタノールを意味し、「ACN」は、アセトニトリルを意味し、「THF」は、テトラヒドロフランを意味し、「Me−THF」は、メチルテトラヒドロフランを意味し、「DMF」は、ジメチルホルムアミドを意味し、「EtOAc」は、酢酸エチルを意味し、「H
2O」は、水を意味し、「DMA」は、ジメチルアセトアミドを意味し、「DME」は、エチレングリコールジメチルエーテルを意味し、「Et
2O」は、ジエチルエーテルを意味し、「iPrOH」は、イソプロパノールを意味し、「K
2CO
3」は、炭酸カリウムを意味し、「K
3PO
4」は、リン酸カリウムを意味し、「NH
4OH」は、アンモニア水溶液を意味し、「NaHCO
3」は、炭酸水素ナトリウムを意味し、「NaOH」は、水酸化ナトリウムを意味し、「NaCl」は、塩化ナトリウムを意味し、「NH
4Cl」は、塩化アンモニウムを意味し、「celite(登録商標)」は、珪藻土を意味し、「NMP」は、N−メチルピロリジンを意味し、「LiCl」は、塩化リチウムを意味し、「NH
4HCO
3」は、炭酸水素アンモニウムを意味し、「KOAc」は、酢酸カリウムを意味し、「DIPEA」は、ジイソプロピルエチルアミンを意味し、「iPrNH
2」は、イソプロピルアミンを意味し、「MgSO
4」は、硫酸マグネシウムを意味し、「Na
2SO
4」は、硫酸ナトリウムを意味し、「N
2」は、窒素を意味し、「HCl」は、塩酸を意味し、「quant.」は、定量的を意味し、「TFA」は、トリフルオロ酢酸を意味し、「NaBH
4」は、水素化ホウ素ナトリウムを意味し、「LiAlH
4」は、水素化アルミニウムリチウムを意味し、「MnO
2」は、酸化マンガン(IV)を意味し、「CO
2」は、二酸化炭素を意味し、「CO」は、一酸化炭素を意味し、「SFC」は、超臨界流体クロマトグラフィーを意味し、「HBTU」は、N,N,N’,N’−テトラメチル−O−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート、O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートを意味し、「TBAF」は、フッ化テトラブチルアンモニウムを意味し、「PPh
3」は、トリフェニルホスフィンを意味し、「Pd(OAc)
2」は、酢酸パラジウム(II)を意味し、「Pd
2(dba)
3」は、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)を意味し、「Pd(PPh
3)
4」は、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)を意味し、「Pd.Cl
2(dppf).DCM」は、ジクロロ[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロロメタン付加体を意味し、「BrettPhos」は、2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニルを意味し、「rt」は、室温を意味し、「OR」は、旋光度を意味し、「BrettPhosプレ触媒第1世代」は、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル][2−(2−アミノエチル)フェニル]パラジウム(II)を意味し、「キサントホス」は、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテンを意味し、「de」は、ジアステレオマー過剰率を意味し、「ee」または「e.e.」は、鏡像体過剰率を意味し、「M.P.」は、融点を意味し、「DSC」は、示差走査熱量測定法を意味し、「K」は、コフラーを意味し;「COMU」は、(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノ−モルホリノ−カルベニウムヘキサフルオロホスフェートを意味し、「HATU」は、1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェートを意味し、「MeTHF」は、2−メチルテトラヒドロフランを意味する。
【0272】
立体中心が「RS」と共に示されるとき、これはラセミ混合物が得られたことを意味する。
【0273】
・ A.中間体の調製
実施例A1
中間体1aおよび中間体1bの調製
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
−40℃で、H
2O(35mL)中の2,2−ジヒドロキシ−酢酸(85.61g;930mmol)を、メチル−3,4−ジアミノ−5−ブロモベンゾエート(190g;775.28mmol)のMeOH(2L)溶液に滴加した。次いで、反応混合物を室温に温め、2時間撹拌した。固体を濾過し、Et
2Oで洗浄し、真空下で乾燥させ、214g(98%)の2つの中間体1aおよび1bの混合物を得た(
1H NMRによって約85/15の比)。
【0274】
代替経路:
グリオキサル酸エチル溶液(6.6mL;66.1mmol;トルエン中50%)を、メチル−3,4−ジアミノ−5−ブロモベンゾエート(8.1g;33.05mmol)のEtOH(150mL)溶液に加えた。反応混合物を、3時間加熱還流させた。混合物を室温に冷却し、沈殿物を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、7.3g(78%)の中間体1aおよび1bの混合物を得た。
【0275】
中間体1aの代替調製
中間体1cの調製:
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
メチル−3−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロベンゾエート(2g;7.2mmol)およびグリシンエチルエステル塩酸塩(1.1g;7.9mmol)のDMA(20mL)溶液に、DIPEA(4.9mL;28.8mmol)を室温で加えた。混合物を室温で2日間撹拌した。H
2OおよびEtOAcを加えた。有機層を抽出し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発乾固させ、3.3gの粗製中間体を得た。精製を、シリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、20〜45μm、40g、移動相:勾配、100%ヘプタンから70%ヘプタン、30%EtOAc)によって行った。生成物を含有する画分を混合し、蒸発させ、2.1g(81%)の中間体1cを得た。
【0276】
中間体1dの調製:
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1c(200mg;0.55mmol)を、EtOH(5mL)に溶解した。塩化スズ(II)二水和物(315mg;1.66mmol)を加え、混合物を80℃で4時間加熱し、室温に冷却した。このように得られた沈殿物を濾過し、EtOHで洗浄し、乾燥させ(真空、60℃、一晩)、90mg(57%)の中間体1dを得た。
【0277】
中間体1aの調製:
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1d(90mg;0.32mmol)のDCM(10mL)溶液に、二酸化マンガン(110mg;1.26mmol)を加えた。溶液を室温で2時間撹拌した。二酸化マンガン(55mg;0.63mmol)を再び加え、溶液を室温で一晩撹拌した。混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過し、DCMで洗浄し、溶媒を乾燥するまで蒸発させ、58mg(65%)の中間体1aを得た。
【0278】
中間体2aおよび中間体2bの調製
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1aおよび1bの混合物(85/15)(25g;75.07mmol)を、POCl
3(300mL)にゆっくりと加えた。反応混合物を80℃で3時間加熱した。POCl
3を蒸発させ、DCMを残渣に加えた。混合物を氷水に注ぎ入れ、DCMで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(溶離液:9/1石油エーテル/EtOAcから4/1石油エーテル/EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、17g(75%)の中間体2aおよび3g(13%)の中間体2bを得た。
【0279】
代替経路:
POCl
3(75mL)中の中間体1a(5g;17.7mmol)の混合物を、80℃で4時間加熱した。混合物を真空下で蒸発させ、残渣を氷冷水およびDCMに溶解した。混合物をK
2CO
3の10%水溶液でゆっくりと塩基性化し、室温で2時間撹拌した。水層を分離し、DCM(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させ、4.89g(92%、ベージュ色の固体)の中間体2aを得た。
【0280】
中間体3aおよび中間体3bの調製
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
トリエチルアミン(95.4mL;660mmol)を、THF(3L)中の中間体1aおよび1bの混合物(75g;132.47mmol)(1a/1bの比は未確定)に0℃で加えた。反応混合物を0℃で10分間撹拌した。次いで、モルホリン(55.8mL;634mmol)およびブロモ−トリス−ピロリジノ−ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(135.2g;290mmol)を加えた。反応混合物を室温で12時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣をH
2Oで洗浄した。固体(黄色)を濾過し、ACN、次いで、Et
2Oで洗浄し、真空下で乾燥させ、80g(85%)の混合物である中間体3aおよび3b(1H NMRによって約4/1の比)を得た。
【0281】
代替経路:
THF(50mL)中の中間体2a(3.3g;10.94mmol)およびモルホリン(2.9mL;32.83mmol)の混合物を3時間加熱還流させた。反応混合物を室温に冷却し、次いで、氷水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した。有機層をブライン(2×)、次いで、水で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させ、3.7g(95%)の中間体3aを得た。
【0282】
中間体3aの代替調製:
中間体186をジクロロメタン(10容)に溶解し、ジメチルジブロモヒダントイン(0.8当量)を加えた。30〜40℃で30時間反応させた後、反応混合物を塩化アンモニウムの飽和溶液で洗浄し、有機相を濃縮し、中間体3aを定量的収率(78純度)で得た。
【0283】
中間体4の調製:
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
水酸化リチウム一水和物(5.96g;141.97mmol)のH
2O(60mL)溶液を、中間体3aおよび3bの混合物(5/1)(10g;28.39mmol)のTHF(200mL)溶液に室温で加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。0℃で、溶液をHClの3N水溶液でゆっくり酸性化し、10℃で1時間撹拌した。沈殿物を濾過し、次いで、水で洗浄し、乾燥させ、7.4g(70%、黄色の固体、LC/MSにより評価して91%の純度)の中間体4を得た。M.P.:>260℃(Koefler)。
【0284】
代替経路:
NaOHの3M水溶液(11.6mL;34.8mmol)を、EtOH(60mL)およびTHF(60mL)中の中間体3aおよび3bの混合物(4.08g;11.6mmol)に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、真空下で蒸発させた。残渣をHClの0.5N水溶液で酸性化し、沈殿物を得た。固体を濾別し、水、次いで、ジエチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、3.86g(99%、黄色の固体)の中間体4を得た。
【0285】
中間体5の調製:
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
10℃で、HBTU(10.7g;28.1mmol)を、DMF(180mL)中の中間体4(9.5g;28.1mmol)、DIPEA(12.3mL;70.2mmol)およびジメチルアミン(THF中2M)(21.1mL;42.1mmol)の混合物に少しずつ加えた。反応混合物を室温で週末に亘り撹拌した。溶液を氷水に注ぎ入れ、EtOAc(2×)で抽出した。有機層をブライン(2×)で洗浄し、次いで、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣をジエチルエーテルで溶解し、濾過し、乾燥させ、9.5g(93%)の中間体5を得た。
【0286】
中間体217の調製
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
中間体217を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体4およびN−(2−アミノエチル)−−N−メチルカルバミン酸tert−ブチルエステルを出発材料として使用して調製した(720mgg;49%)。
【0287】
中間体237の調製
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
中間体237を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体4およびN,N−ジメチルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(420mgg;70%)。
【0288】
中間体238の調製
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
中間体238を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体4および2−アミノ−エチル)イソプロピル−カルバミン酸tert−ブチルエステルを出発材料として使用して調製した(5.6g;81%)。
【0289】
実施例A2
中間体6aおよび中間体6bの調製
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
密封容器中で、無水DMF(200mL)中の中間体5(8g;21.9mmol)、N−boc−2,3−ジヒドロ−1H−ピロール(5.3mL;30.67mmol)およびK
2CO
3(9.08g;65.71mmol)の混合物を、N
2下で脱気した。PPh
3(1.15g;4.38mmol)、次いで、Pd(OAc)
2(492mg;2.19mmol)を加え、反応混合物を100℃で15時間加熱した。反応物を室温に冷却し、H
2Oに注ぎ入れ、EtOAcを加えた。混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過し、濾液をEtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(12g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;120g;勾配:0.1%NH
4OH、96%DCM、4%MeOHから0.1%NH
4OH、92%DCM、8%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、6.2g(62%、LCMSによって50/50)の中間体6aおよび6bの混合物を得た。
【0290】
中間体7の調製:
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(200mL)中の中間体6aおよび6bの混合物(7g;15.43mmol)ならびに酸化白金(IV)(713mg;3.09mmol)を、室温でH
2の1.2バールの圧力下で4時間水素化した。反応物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過し、MeOHですすぎ、濾液を蒸発させ、6.8g(97%)の中間体7を得た。生成物を、次のステップのために精製を伴わずに使用した。
【0291】
中間体8の調製:
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(150mL)中の中間体7(6.8g;14.86mmol)、酸化マンガン(3.9g;44.58mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過し、MeOHですすぎ、濾液を蒸発させ、7g(quant.)の中間体8を得た。生成物を、次のステップのために精製を伴わずに使用した。
【0292】
中間体9の調製:
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
3.5gの中間体8上で実験を2回行った:
10℃で、HCl(1,4−ジオキサン中4M)(9.6mL;38.41mmol)を、中間体8(3.5g;7.68mmol)のDCM(115mL)溶液に滴加した。反応混合物を室温で5時間撹拌した。混合物をDCMおよび氷水で溶解し、NH
4OHで塩基性化し、DCMで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。合わせた残渣(2つの実験から得られた5.46g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;120g;移動相:0.1%NH
4OH、90%DCM、10%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、3.94g(72%)の中間体9を得た。
【0293】
実施例A3
中間体10aおよび中間体10bの調製
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
トリブチル(1−エトキシビニル)スズ(67.68g;187.40mmol)を、中間体3aおよび3bの混合物(60g;85.18mmol)の無水1,4−ジオキサン(1.2L)溶液にN
2下で加えた。ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(3.59g;5.11mmol)を加え、混合物をN
2で再びパージした。反応混合物を100℃で一晩加熱した。室温に冷却した後、HClの3M水溶液を加え、混合物を室温で40分間撹拌した。混合物をNaHCO
3の飽和水溶液でゆっくりと塩基性化し、EtOAcを加えた。混合物をEtOAcで抽出し、有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、蒸発させた。残渣を、カラムシリカゲルのクロマトグラフィー(溶離液:DCM/EtOAc10/1からDCM/EtOAc8/1)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、10gの中間体10aおよび中間体10bの混合物、ならびに30.5g(54%)の中間体10aを得た。10gの中間体10aおよび中間体10bの混合物を、シリカゲルのクロマトグラフィー(溶離液:DCM/EtOAc10/1からDCM/EtOAc4/1)によってさらに精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1.6g(3%)の中間体10b、ならびに7gの混合物(中間体10aおよび中間体10b)(NMRによって比1/1)を得た。
【0294】
代替調製:
中間体3aおよび3bの混合物(LC/MSにより評価して75/25)(195g、554mmol)のDMSO(2000mL)溶液に、ビニルブチルエーテル(166g、1661mmol)およびTEA(400mL、2768mmol、0.7g/mL)をN
2雰囲気下で加えた。Pd(OAc)
2(12.4g、55mmol)およびDPPP(45.6g、111mmol)を加えた。混合物をN
2で再びパージし、100℃に一晩加熱した。室温に冷却した後、HCl(3M、1845mL、5536mmol)を氷バッチ下で少しずつ加え、混合物を1時間撹拌した。NaHCO
3で、混合物のpHを8に調節した。混合物を濾過した。ケークを酢酸エチル(1000mL)で洗浄し、次いで、CH
2Cl
2(1500mL
*2)に溶解し、濾過した。濾液をブライン(500mL)で洗浄し、蒸発させ、主に中間体10aを含有する粗製の黄色の固体(200g)を得た。この残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:酢酸エチル=100%)によって精製した。所望の画分を集め、溶媒を真空下で乾燥するまで濃縮し、100g(57%)の中間体10aを黄色の固体として得た。
【0295】
代わりに、従前の反応をまた、70℃の温度でEtOHを溶媒として使用して行った。
【0296】
中間体11の調製:
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
中間体11を、中間体4の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体10aを出発材料として使用して調製した。水層をDCM(2×)で抽出した。有機層を分離し、水で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。粗生成物をジエチルエーテルで溶解し、沈殿物を濾別し、真空下で乾燥させ、3g(63%、黄色の固体)の中間体11を得た。生成物を、次のステップのために精製を伴わずに使用した。
【0297】
代替経路:
NaOHの1M水溶液(89mL;89.0mmol)を、中間体10a(9.35g;29.7mmol)のTHF(140mL)およびMeOH(140mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、真空下で蒸発乾固させた。得られた固体をHClの1N水溶液でゆっくりと酸性化し、濾過した。ケークを真空下で乾燥させ、次いで、EtOHに溶解し、真空下で蒸発させ、8.90g(quant.、黄色の固体)の中間体11を得た。生成物を、次のステップのために精製を伴わずに使用した。
【0298】
中間体12の調製:
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
中間体12を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体11を出発材料として使用して調製した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、真空下で蒸発させた。残渣をEtOAcに溶解し、NaHCO
3の飽和水溶液および水の混合物(50/50)を加えた。水層を分離し、EtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をブラインの飽和水溶液(3×)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させた。残渣(14.2g、オレンジ色の泡)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;300g;移動相:30%ヘプタン、70%EtOAc/MeOH(9/1))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、7.80g(80%、黄色の固体)の中間体12を得た。
【0299】
実施例A4
中間体13aおよび中間体13bの調製
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
中間体12(1.30g;3.96mmol)を、(R)−(+)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(1.44g;11.9mmol)およびチタン(IV)エトキシド(4.98mL;23.8mmol)のTHF(42mL)溶液に室温で加えた。反応混合物を、18時間加熱還流させた(70℃)。次いで、反応混合物を−50℃に冷却し、NaBH
4(150mg;3.96mmol)を少しずつ加えた。混合物を室温へとゆっくりと温め、1時間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、MeOHをゆっくりと加えた(混合物中のバブリング)。次いで、粗製物をNaClの飽和水溶液に注ぎ入れ、濾過した。ケークをEtOAcですすぎ、濾液をEtOAcで抽出した。有機層を分離し、水で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空下で蒸発させた。残渣(2.30g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;80g;移動相:70%ヘプタン、30%iPrOH/NH
4OH(9/1))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(800mg)を別の少ないバッチ(34mg)と合わせ、混合物をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;30g;勾配:100%DCMから90%DCM、10%iPrOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、260mg(15%)の中間体13aおよび175mg(10%)の中間体13bを得た(クロマトグラフィーによって溶出した第1の生成物)。
【0300】
中間体14の調製:
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
HCl(1,4−ジオキサン中4M)(192μL;767μmol)を、中間体13a(334mg;767μmol)の1,4−ジオキサン(7.6mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を、20mgの中間体13a上で行った反応からの別のバッチと合わせ、NaHCO
3の飽和水溶液で塩基性化した。水層を分離し、EtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。残渣(265mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;10g;勾配:100%DCMから90%DCM、10%(9/1)MeOH/NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、95mg(37%、黄色の泡)の画分1および53mg(21%、黄色の泡)の画分2を得た。画分2を、アキラルSFC(CHIRALPAK AD−H;5μm、250×20mm;移動相:75%CO
2、25%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、37mg(15%、黄色のフィルム)の中間体14を得た。
【0301】
画分1をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;10g;勾配:100%DCMから90%DCM、10%(9/1)MeOH/NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(黄色の泡)をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:75%CO
2、25%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、59mg(23%、淡黄色のフィルム)の中間体14を得た。
【0302】
実施例A5
中間体15の調製:
【化104】
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塩化セリウム(III)(8.2g;33.3mmol)を、中間体10a(10g;31.7mmol)のMeOH(220mL)およびDCM(100mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、NaBH
4(1.32g;34.9mmol)を少しずつ加えた(混合物中でバブリング)。反応混合物を室温で1時間30分撹拌した。次いで、DCMおよび水を加えた。層を分離し、水層をDCM(2×)で抽出し、合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させた。残渣(9.65g)をMeOHおよびジエチルエーテルによって再結晶化させた。沈殿物を濾過し、乾燥させ、7.98g(79%)の中間体15を得た。
【0303】
代替経路:
NaBH
4(1.01g;26.6mmol)を、中間体10a(7.94g;22.2mmol)のMeOH(140mL)およびDCM(70mL)溶液に0℃で加えた。反応混合物を室温にゆっくりと温め、30分間撹拌した。混合物を水でゆっくりとクエンチした。DCMを加え、層を分離した。水層をDCM(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。残渣(7.9g、オレンジ色の固体)をシリカゲルのクロマトグラフィー(定形SiOH;30μm;300g;勾配:70%DCM、30%EtOAcから30%DCM、70%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(5.35g、黄色の固体)をジエチルエーテル中で研和し、濾過し、4.95g(70%、淡黄色の固体)の中間体15を得た。
【0304】
中間体15aおよび中間体15bの調製
【化105】
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中間体15のキラルSFC(固定相:CHIRALPAK IC、5μm、250×30mm、移動相:55%CO
2、45%EtOH(0.3%iPrNH
2))の後で、中間体15aおよび中間体15bを得た。ACNおよびジエチルエーテルからの結晶化によって、444mg(22%)の中間体15a(M.P.:163℃、DSC)および593mg(30%)の中間体15b(M.P.:146℃、DSC)を得た。
【0305】
中間体15bの代替調製
中間体10aおよび(−)−B−クロロジイソピノカンフェイルボラン(1.25当量)を、ジクロロメタン(10容)中で−35℃で撹拌した。完全な変換の後、ジエタノールアミン(2.7当量)を加え、ホウ素副生成物を除去した。混合物を2時間還流させ、形成された固体を濾過し、廃棄した。濾液を水で2回洗浄し、1〜2容に濃縮し、ペトロールエーテルを加えた。固体を濾過し、メチルtertイオブチルエーテル中で再スラリー化した。手順を50g、200gおよび300gスケールの中間体10a上で93%の平均収率(e.e.:90%)で実行した。
【0306】
中間体16の調製:
【化106】
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中間体16を、中間体4の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体15を出発材料として使用して調製した。0℃で、溶液をHClの3N水溶液でゆっくりと酸性化し、10℃で1時間撹拌した。沈殿物を濾過し、乾燥させ、1.4g(39%)の中間体16を得た。濾液をDCM(2×)で抽出した。有機層を合わせ、水で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させ、さらなる1.8g(50%、黄色の固体)の中間体16を得た。2つのバッチを合わせ、3.2g(89%全体的収率)の中間体16を得て、これを次のステップにおいてさらなる精製をせずに直接使用した。
【0307】
代替経路:
中間体16を、中間体11の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い(代替調製)、中間体15を出発材料として使用して調製した。反応混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、真空下で蒸発乾固させた。得られた固体をHClの1N水溶液でゆっくりと酸性化し、ガラスフリット上で濾過し、1.4g(100%、オフホワイト色の固体)の中間体16を得た。
【0308】
中間体17の調製:
【化107】
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中間体17を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体16を出発材料として使用して調製した。残渣をEtOAcに溶解し、NaHCO
3の飽和水溶液の混合物を加えた。水層を分離し、EtOAc(2×)およびDCM/MeOH(9/1)(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空下で蒸発させた。残渣(2.1g、オレンジ油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(定形SiOH;30μm;80g;勾配:100%DCMから30%DCM、70%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、220mg(14%、オレンジ色の泡、NMRによって純粋ではない)の中間体17および905mg(59%、黄色の泡)の中間体17を得た。
【0309】
代替経路:
中間体17を、中間体15の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い(代替経路)、中間体12を出発材料として使用して調製した。反応混合物を0℃で15分間撹拌した。混合物を水でクエンチし、室温にゆっくりと温めた。水層をDCM(2×)、次いで、DCM/MeOH(9/1)(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させた。残渣(1.68g、淡黄色の泡)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;50g;溶離液:100%DCMから96%DCM、4%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1.29g(79%、淡黄色の泡)の中間体17を得た。
【0310】
代替経路:
中間体17を、中間体15の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体12を出発材料として使用して調製した。反応混合物を室温で15時間撹拌した。次いで、DCMおよび氷水を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。水層をDCM(2×)で抽出し、合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させた。残渣をジエチルエーテルで溶解し、沈殿物を濾過し、乾燥させ、1.73g(87%)の中間体17を得た。
【0311】
実施例A6
中間体18の調製:
【化108】
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フタルイミド(2.54g;17.3mmol)、PPh
3(4.53g;17.3mmol)およびジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(3.97g、17.3mmol)を、中間体17(3.80g;11.5mmol)のTHF(110mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で18時間撹拌した。次いで、混合物を真空下で蒸発させ、残渣(16g、オレンジ色の泡)をシリカゲルのクロマトグラフィー(定形SiOH;30μm;300g;勾配:70%ヘプタン、30%EtOAc/MeOH(9/1)から30%ヘプタン、70%EtOAc/MeOH(9/1))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、4.62g(49%、薄茶色の泡)の中間体18を得た。
【0312】
中間体19の調製:
【化109】
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ヒドラジン一水和物(1.50mL;24.5mmol)を、中間体18(2.35g;2.46mmol)のEtOH(24mL)懸濁液に加えた。反応混合物を80℃で18時間加熱した。次いで、混合物を室温に冷却し、濾過した。固体をEtOHですすぎ、濾液を真空下で蒸発させた。残渣(2.35g、オレンジ色の固体)を、2.27gの中間体18上で行った反応からの別のバッチと合わせ、このように得られた生成物を、DCM/MeOH(9/1)中で希釈した。沈殿物をガラスフリット上で濾過し、濾液を真空下で蒸発させ、シリカゲルのクロマトグラフィー(定形SiOH;30μm;200g;勾配:100%DCMから90%DCM、10%MeOH/NH
4OH(9/1))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、835mg(45%、茶色の油)の中間体19を得た。
【0313】
実施例A7
中間体20aおよび中間体20bの調製
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
中間体20aおよび中間体20bの混合物を、中間体6の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体3aを出発材料として使用して調製した。残渣(3.2g)を、シリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;80g;溶離液:99%DCM、1%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1.9g(79%)の中間体20aおよび中間体20bの混合物を得た。
【0314】
代替経路:
密封したガラス器中で、1,4−ジオキサン(250mL)中の中間体3aおよび中間体3bの混合物(75/25)(10g;28.39mmol)、N−boc−2,3−ジヒドロ−1H−ピロール(6.86mL;39.75mmol)およびK
2CO
3(11.8g;85.18mmol)を、N
2と共にバブリングした。次いで、PPh
3(1.49g;5.68mmol)、Pd(OAc)
2(640mg;2.84mmol)を加えた。反応混合物を100℃に5時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、水上に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機層をデカントし、ブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(21g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;20〜45μm;450g;移動相:62%ヘプタン、3%MeOH(+10%NH
4OH)、35%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、2.3g(17%、不純)の中間体20aおよび8.2g(59%)の中間体20aを得た。
【0315】
中間体21の調製:
【化111】
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中間体21を、中間体7の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体20aを出発材料として使用して調製した。反応混合物を室温で45分間撹拌した。中間体21(11g、100%)を次のステップにおいてさらなる精製をせずに直接使用した。
【0316】
中間体22a、中間体22bおよび中間体22cの調製
【化112】
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中間体22aを、中間体8の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体21を出発材料として使用して調製した。残渣(12g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;800g;移動相:99%DCM、1%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、それぞれ、3.7g(31%)の中間体22aおよびさらなる7.3g(61%)の中間体22aを得た。この最後の画分をキラルSFC(Whelk O1(S,S)5μm;250
*21.1mm;移動相:60%CO
2、40%EtOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、3.45g(29%)の中間体22bおよび3.38g(28%)の中間体22cを得た。
【0317】
中間体23の調製:
【化113】
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中間体23を、中間体9の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体22aを出発材料として使用して調製した。反応混合物を室温で15時間撹拌した。混合物をDCM、NaHCO
3の飽和水溶液に注ぎ入れ、次いで、DCM(3×)で抽出した。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣をEt
2Oで溶解した。沈殿物を濾過し、乾燥させ、3.5g(90%)の中間体23を得た。
【0318】
中間体24の調製:
【化114】
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中間体24を、中間体23の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体22bを出発材料として使用して調製した。8.4g(88%)の中間体24を得た。
【0319】
中間体25の調製:
【化115】
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中間体25を、中間体23の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体22cを出発材料として使用して調製した。21.68g(75%)の中間体25を得た。
【0320】
実施例A8
中間体26aおよび中間体26bの調製
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
シュレンクチューブ中で、1,4−ジオキサン(80mL)およびH
2O(8mL)中の中間体2a(4.0g;13.27mmol)、3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−ボロン酸ピナコールエステル(3.34g;15.92mmol)、K
3PO
4(8.45g;39.80mmol)の混合物を真空下で注意深く脱気し、N
2で再充填した(3×)。次いで、Pd.Cl
2(dppf).DCM(0.54g;0.66mmol)を加えた。混合物を真空下で注意深く脱気し、N
2で再充填し(3×)、次いで、80℃で8時間撹拌した。室温に冷却した後、混合物をDCMで希釈し、celite(登録商標)のパッドに通して濾過した。濾液を真空下で蒸発させた。残渣(茶色)をシリカゲルのクロマトグラフィー(定形SiOH;30μm;200g;溶離液:100%DCMから85%DCM、15%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を沈殿するまで濃縮した。固体を濾過し、乾燥させ、2.7g(58%、ベージュ色の固体)の中間体26aおよび26bの混合物を得た(1H NMRにより評価して92/8)。濾液を真空下で蒸発させ、さらなる455mg(10%、薄茶色の固体)の中間体26aおよび26bの混合物を得た(
1H NMRにより評価して80/20)。
【0321】
中間体27aおよび中間体27bの調製
【化117】
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丸底フラスコ中で0℃で、EtOH(50mL)およびTHF(50mL)中の中間体26aおよび26bの混合物(2.7g;7.35mmol;92/8)に、NaOHの1M水溶液(14.7mL、14.7mmol)を加えた。反応混合物を撹拌して、温度を1時間に亘り室温へと達しさせた。さらなるTHF(20mL)およびEtOH(20mL)を加え、撹拌を1時間続けた。次いで、溶媒を蒸発させた。このように得られた残渣を水で希釈し、HClの1M水溶液でpH2まで酸性化した。水層をDCM/MeOHの混合物(9/1、7×)で抽出した。合わせた有機層をNH
4Clの飽和水溶液で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させ、2.27g(92%、ベージュ色の固体)の中間体27aおよび27bの混合物を得た(
1H NMRにより評価して93/7)。
【0322】
中間体28aおよび中間体28bの調製
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
中間体28aおよび28bの混合物を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体27aおよび27bの混合物を出発材料として使用して調製した。反応混合物を室温で18時間撹拌した。残渣(6.6g)を380mgの中間体27aおよび27bの混合物(
1H NMRにより評価して約85/15)上で行った反応からの粗製物と混合し、このように得られた残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(定形SiOH;30μm;200g;移動相:100%DCMから98%DCM、2%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(4.03g、粘着性の黄色の固体)を真空下で16時間乾燥させ、3.40g(黄色の粘着性の固体)を得て、これをEt
2O(約10mL)中で研和した。上清を除去し、固体をEt
2O(約10mL)と共に再び研和した。上清を除去し、固体を乾燥させ、3.24g(黄色の固体、不純)の中間体28aおよび28bの混合物(
1H NMRにより評価して92/8)を得た。生成物を次のステップのためにそれ以上精製することなく使用した。
【0323】
実施例A9
中間体29の調製:
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
中間体29を、中間体10の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体28を出発材料として使用して調製した。反応混合物を80℃で8時間撹拌した。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(定形SiOH;30μm;200g;勾配:99%DCM、1%iPrOHから95%DCM、5%iPrOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、969mg(40%、澄んだオレンジ色の固体)の中間体29を得た。
【0324】
中間体30の調製:
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
中間体30を、中間体15の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体29を出発材料として使用して調製した。反応混合物を室温で15時間撹拌した。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;24g;移動相:50%ヘプタン、5%MeOH、35%EtOAcから)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、600mg(73%)の中間体30を得た。
【0325】
実施例A10
中間体31の調製:
【化121】
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(R)−2−メチルモルホリン塩酸塩(1.53g;11.11mmol)およびトリエチルアミン(3.09mL;22.22mmol)を、中間体2aおよび2b(67/23)(5g;11.11mmol)のTHF(100mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。沈殿物を濾別し、ケークをEtOAcで洗浄した。濾液を真空下で蒸発させ、残渣(6.52g、茶色の油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm;200g;移動相:100%DCMから70%DCM、30%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2.61g(59%、黄色の固体)の中間体31を得た。
【0326】
中間体32の調製:
【化122】
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中間体32を、中間体4の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体31を出発材料として使用して調製した(2.06g、90%、黄色の固体)。
【0327】
中間体33の調製:
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
中間体33を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体32を出発材料として使用して調製した(1.97g、quant.、オレンジ色の泡)。
【0328】
中間体34aおよび中間体34bの調製
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
中間体34aおよび34bの混合物を、中間体6の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体33およびN−boc−2,3−ジヒドロ−1H−ピロールを出発材料として使用して調製した(1.88g、82%、黄色の泡)。
【0329】
中間体35の調製:
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
中間体35を、中間体7の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体34aおよび34bの混合物を出発材料として使用して調製した(1.76g、93%、緑色の泡)。
【0330】
中間体36の調製:
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
中間体36を、中間体8の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体35を出発材料として使用して調製した(1.79g、100%、黄色の泡)。
【0331】
中間体37の調製:
【化127】
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HCl(1,4−ジオキサン中4M)(4.67mL;18.68mmol)を、中間体36(1.79g;3.74mmol)の1,4−ジオキサン(37mL)溶液に加えた。反応混合物を50℃で一晩撹拌した。混合物を室温に冷却し、真空下で蒸発させた。残渣をDCMおよび水に溶解した。水層をNaHCO
3(固体)でゆっくりと塩基性化した。層を分離し、水層をDCM(2×)およびDCM/MeOH(9/1)(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。残渣(1.32g、オレンジ色の泡)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm;50g;勾配:100%DCMから90%DCM、10%MeOH(+5%NH
4OH))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1.08g(77%、黄色の泡)の中間体37を得た。
【0332】
実施例A11
中間体40の調製:
【化128】
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中間体40を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体4およびモルホリンを出発材料として使用して調製した(1.61g、84%)。
【0333】
中間体41の調製:
【化129】
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中間体41を、中間体10の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体40を出発材料として使用して調製した(1.28g、87%)。
【0334】
代替経路:
中間体41を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体11およびモルホリンを出発材料として使用して調製した(2.6g、85%)。
【0335】
中間体42の調製:
【化130】
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中間体42を、中間体15の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体41を出発材料として使用して調製した(1g、83%)。
【0336】
代替経路:
中間体42を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体16およびモルホリンを出発材料として使用して調製した(3g、76%)。
【0337】
実施例A12
中間体43の調製:
【化131】
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中間体43を、中間体18の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体42およびフタルイミドを出発材料として使用して調製した(386mg、79%)。
【0338】
中間体44の調製:
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
中間体44を、中間体19の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体43およびヒドラジン一水和物を出発材料として使用して調製した(152mg、53%)。
【0339】
実施例A13
中間体45の調製:
【化133】
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密封されたチューブ中で10℃で、三臭化リン(0.67mL;7.05mmol)を、中間体42(1.75g;4.70mmol)のDCM(20mL)溶液に滴加した。反応混合物を室温で72時間撹拌した。沈殿物を濾過し、Et
2Oで洗浄し、乾燥させ、1.5g(62%)の中間体45を得た。
【0340】
中間体87の調製:
【化134】
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中間体87を、中間体45の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体15を出発材料として使用して調製した(3.3g、57%)。
【0341】
実施例A14
中間体49の調製:
【化135】
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N
2下で、N−(2−アミノエチル)−N−メチルカルバミン酸tert−ブチルエステル(108μL;0.59mmol)を、化合物251(130mg;0.30mmol)、HBTU(224mg;0.59mmol)およびDIPEA(305μL;1.77mmol)のDMF(4mL)溶液に室温で加えた。溶液を室温で72時間撹拌した。溶液を氷水に注ぎ入れた。生成物をEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(190mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;24g;移動相:95%DCM、5%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、150mg(85%)の中間体49を得た。
【0342】
中間体50の調製:
【化136】
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中間体50を、中間体49の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物251およびN−メチル−N−[2−(メチルアミノ)エチル]−1,1−ジメチルエチルエステルカルバミン酸を出発材料として使用して調製した(450mg、>100%)。
【0343】
中間体85の調製:
【化137】
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中間体85を、中間体49の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物62およびN−(2−アミノエチル)−N−メチルカルバミン酸tert−ブチルエステルを出発材料として使用して調製した(193mg、71%)。
【0344】
中間体187の調製:
【化138】
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中間体187を、中間体49の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物263を出発材料として使用して調製した(1.17g、次のステップのために精製をせずに使用した)。
【0345】
中間体188の調製:
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
中間体188を、中間体49の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物170および(S)−tert−ブチル3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボキシレートを出発材料として使用して調製した(1.02g;LC/MSにより評価して44%の純度)。
【0346】
中間体189の調製:
【化140】
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中間体189を、中間体49の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物170および(S)−3−(N−Boc−N−メチルアミノ)ピロリジンを出発材料として使用して調製した(760mg、精製をせずに使用した)。
【0347】
実施例A15
中間体51の調製:
【化141】
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水素化ナトリウム(71mg;1.77mmol)を、トリメチルスルホニウムヨージド(361mg;1.77mmol)のTHF(10mL)溶液にN
2流下で室温で加えた。50℃で1時間後、化合物250(500mg;1.18mmol)のTHF(10mL)溶液を滴加した。反応混合物を70℃で1時間加熱した。混合物を水に注ぎ入れ、生成物をEtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣(650mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(50g;移動相:98%DCM、2%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、450mg(87%)の中間体51を得た。
【0348】
実施例A16
中間体52の調製:
【化142】
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10℃で、塩化チオニル(0.39mL;5.37mmol)を、中間体42(1g;2.69mmol)のDCM(20mL)溶液にN
2下で加えた。溶液を10℃で4時間撹拌した。混合物を蒸発させ、1.05g(100%)の中間体52を得た。粗製中間体を、次のステップにおいて精製をせずに直接使用した。
【0349】
中間体105の調製:
【化143】
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中間体105を、中間体52の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体15を出発材料として使用して調製した(15g)。
【0350】
中間体119の調製:
【化144】
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中間体119を、中間体52の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体17を出発材料として使用して調製した(1g、>100%)。粗生成物を、次のステップにおいて精製を伴わずに使用した。
【0351】
中間体139の調製:
【化145】
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中間体139を、中間体52の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体138を出発材料として使用して調製した(370mg、quant.)。生成物を、次のステップにおいて精製を伴わずに使用した。
【0352】
中間体145の調製:
【化146】
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中間体145を、中間体52の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体56を出発材料として使用して調製した(9g、quant.)。生成物を、次のステップのために精製を伴わずに使用した。
【0353】
実施例A17
中間体53a:および中間体53bの調製
【化147】
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中間体53aおよび中間体53bの混合物を、中間体1aの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、3,5−ジブロモ−1,2−ベンゼンジアミンおよび2,2−ジヒドロキシ−酢酸を出発材料として使用して調製した(59g、90%)。
【0354】
中間体54aおよび中間体54bの調製
【化148】
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中間体54aおよび中間体54bの混合物を、中間体3aの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体54aおよび54bの混合物、ならびにモルホリンを出発材料として使用して調製した(41.5g、92%)。
【0355】
中間体55aおよび中間体55bの調製
【化149】
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同じ量(15g;40.2mmol)の中間体54aおよび54bの混合物上で実験を2回行った:
シュレンク反応器中で、中間体54aおよび54bの混合物(15g;40.2mmol)ならびにトリブチル(1−エトキシビニル)スズ(14.9mL;44.2mmol)の1,4−ジオキサン(400mL)溶液を、N
2下で脱気した。Pd(PPh
3)
4(2.32g;2.01mmol)を加え、混合物をN
2下で脱気し、100℃で一晩加熱した。次いで、さらなるPd(PPh
3)
4(2.32g;2.01mmol)を加えた。反応混合物をN
2下で脱気し、100℃で24時間加熱した。混合物をHClの1M水溶液(120mL)でクエンチし、室温で30分間撹拌した。このように得られた溶液を、NaHCO
3固体で塩基性化した。2つのバッチを合わせ、celite(登録商標)のパッドに通して濾過した。ケークを水およびEtOAcで洗浄した。水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。粗生成物をEt
2O中で研和し、濾過した。沈殿物(23g、黄色の固体)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;330+220g;勾配:63%ヘプタン、35%EtOAc、2%MeOH)によって精製した。生成物を含有する画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(15g、淡黄色の固体)を、シリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、20〜45μm;450g;移動相:99.5%DCM、0.5%MeOH)によって、次いで、アキラルSFC(CHIRALPAK IC、5μm、250×30mm;移動相:45%CO
2、55%MeOH(0.3%iPrNH
2)(7.3%DCM))によってさらに精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2.7g(9%、淡黄色の固体)の中間体54a、3.0g(11%、黄色の固体)の中間体55aおよび1.06g(3%、黄色の固体)の中間体55bを得た。
【0356】
中間体56の調製:
【化150】
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中間体56を、中間体15の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体55aを出発材料として使用して調製した(200mg、99%)。
【0357】
代替経路:
中間体56を、中間体15の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い(代替経路)、中間体55aを出発材料として使用して調製した(396mg、54%)。
【0358】
中間体58の調製:
【化151】
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化合物277(282mg;0.63mmol)、1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−イミダゾール(226mg;0.81mmol)およびK
2CO
3(173mg;1.25mmol)の1,4−ジオキサン(4.27mL)および水(0.64mL)溶液を、N
2下で脱気した。Pd.Cl
2(dppf).DCM(51mg;62.6μmol)を加え、反応混合物を95℃で一晩加熱した。このように得られた懸濁液を水(10mL)でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;12g;勾配:100%ヘプタンから90%EtOAc、10%MeOH(+5%NH
4OH))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、127mg(39%、茶色の固体)の中間体58を得た。
【0359】
実施例A18
中間体59の調製:
【化152】
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中間体59を、中間体1aの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体5−ブロモ−3,4−ピリジンジアミンおよびグリオキサル酸エチル溶液(トルエン中50%)を出発材料として使用して調製した(53.5g、47%)。
【0360】
中間体60の調製:
【化153】
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中間体60を、中間体3aの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体中間体59およびモルホリンを出発材料として使用して調製した(30g、44%)。
【0361】
中間体61aおよび中間体61bの調製
【化154】
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中間体61aおよび61bの混合物を、中間体6aおよび中間体6bの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体60およびN−boc−2,3−ジヒドロ−1H−ピロールを出発材料として使用して調製した(800mg、62%)。
【0362】
中間体62aおよび中間体62bの調製
【化155】
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中間体62aおよび62bの混合物を、中間体7の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体61aおよび61bの混合物、ならびに酸化白金(IV)を出発材料として使用して大気圧で3時間調製した(750mg、quant.)。
【0363】
中間体63の調製:
【化156】
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中間体63を、中間体8の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体62aおよび62bの混合物、ならびに酸化マンガンを出発材料として使用して調製した(623mg、83%)。
【0364】
中間体64の調製:
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
中間体64を、中間体9の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体63を出発材料として使用して調製した(300mg、65%)。
【0365】
実施例A19
中間体65の調製:
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
中間体65を、中間体3aの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体2aおよび2−メチルモルホリンを出発材料として使用して調製した(1.58g、81%、黄色の固体)。
【0366】
中間体66の調製:
【化159】
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中間体36を、中間体4の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体65を出発材料として使用して調製した(1.39g、92%、黄色の固体)。
【0367】
中間体67の調製:
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
中間体67を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体66を出発材料として使用して調製した(1.43g、96%、黄色の泡)。
【0368】
中間体68aおよび中間体68bの調製
【化161】
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中間体68aおよび68bの混合物を、中間体6の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体67およびN−boc−2,3−ジヒドロ−1H−ピロールを出発材料として使用して調製した(370mg、81%、黄色の油)。
【0369】
中間体69の調製:
【化162】
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MeOH(4mL)およびTHF(4mL)中の中間体68aおよび68bの混合物(370mg;0.79mmol)、ならびに酸化白金(IV)(37mg;0.16mmol)を、室温でH
2の1バールの圧力下で16時間水素化した。次いで、さらなる酸化白金(IV)(18mg;0.08mmol)を加え、混合物を室温でH
2の1バールの圧力下で16時間水素化した。反応物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過し、MeOHですすいだ。濾液を30mgの中間体68aおよび68bからの別のバッチと合わせ、蒸発させ、355mg(82%)の中間体69を得た。生成物を次のステップにおいてさらなる精製をせずに直接使用した。
【0370】
中間体70の調製:
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
中間体70を、中間体8の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体69を出発材料として使用して調製した(279mg、79%、黄色の泡)。
【0371】
代替経路:
Sec−ブチルリチウム(THF中1.3M)(2.29mL;2.97mmol)を、N−Boc−ピロリジン(521μL;2.97mmol)およびN,N,N’,N’−テトラメチレンジアミン(446μL;2.97mmol)のTHF(3.72mL)溶液にN
2下で−78℃で加えた。溶液を−78℃で1時間30分撹拌した。塩化亜鉛(Me−THF中2M)(1.49mL;2.97mmol)を、ゆっくりと加えた。反応物を−78℃で30分、次いで、室温で1時間撹拌した。中間体67(600mg;1.49mmol)、Pd(OAc)
2(13mg;0.06mmol)およびトリ−tert−ブチルホスホニウムテトラフルオロボレート(35mg;0.12mmol)を加えた。次いで、反応混合物を60℃で30分間加熱した。混合物を、500mgの中間体67上で行われた反応からの別のバッチと合わせた。混合物をNH
4Clの飽和溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空中で蒸発させた。残渣(2.2g、オレンジ油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(定形SiOH、30μm;80g;勾配:80%DCM、20%EtOAcから100%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、156mg(12%、黄色の泡)の中間体70を得た。
【0372】
中間体71の調製:
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
中間体71を、中間体37の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体70を出発材料として使用して調製した(157mg、69%、オレンジ油)。
【0373】
実施例A20
中間体74の調製:
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
中間体74を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体32および(R)−2−メチルモルホリンを出発材料として使用して調製した(2.76g、quant.)。生成物を、次のステップにおいて精製をせずに直接使用した。
【0374】
中間体75の調製:
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
中間体75を、中間体10aの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体74を出発材料として使用して調製した(316mg、74%)。
【0375】
中間体76の調製:
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
中間体76を、中間体15の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体75を出発材料として使用して調製した(81mg、67%)。
【0376】
実施例A21
中間体77の調製:
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
中間体77を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体4および1−メチルピペラジンを出発材料として使用して調製した(1.6g、86%)。
【0377】
中間体78aおよび中間体78bの調製
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
中間体78aおよび78bの混合物を、中間体6aおよび6bの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体77およびN−boc−2,3−ジヒドロ−1H−ピロールを出発材料として使用して調製した(1.2g、62%、
1H NMRによる比:65/35)。
【0378】
中間体79の調製:
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
中間体79を、中間体7の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、MeOH中の中間体78aおよび78bの混合物を出発材料として使用して調製した(1.2g、quant.)。
【0379】
中間体80a、中間体80bおよび中間体80cの調製
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
DCM(30mL)中の中間体79(1.2g;2.34mmol)、酸化マンガン(0.61g;7.02mmol)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過し、MeOHですすぎ、濾液を蒸発させた。残渣(1.1g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;50g;移動相:40%ヘプタン、10%MeOH(+10%NH
4OH)、50%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、0.58g(48%)の中間体80aを得た。ラセミ生成物をキラルSFC(Whelk O1(S,S)、5μm、250
*21.1mm;移動相:45%CO
2、55%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、265mg(22%)の中間体80bおよび265mg(22%)の中間体80cを得た。
【0380】
中間体81の調製
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
中間体81を、中間体9の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体80bを出発材料として使用して調製した(100mg、47%)。
【0381】
中間体82の調製
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
中間体82を、中間体9の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体80cを出発材料として使用して調製した(120mg、56%)。
【0382】
実施例A22
調製中間体86:
【化174】
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密封されたチューブ中で、2−メチル−2−ブタノール(2.76mL)中の化合物78(290mg;0.57mmol)、N−boc−1,2−ジアミノエタン(179μL;1.13mmol)およびCs
2CO
3(554mg;1.70mmol)の混合物を真空下で注意深く脱気し、N
2で再充填した。BrettPhosプレ触媒第1世代(23mg;0.03mmol)およびBrettPhos(6mg;0.01mmol)を加えた。反応混合物を真空下で注意深く脱気し、N
2で再充填し、110℃で3時間加熱した。室温に冷却した後、BrettPhosプレ触媒第1世代(23mg;0.03mmol)およびBrettPhos(6mg;0.01mmol)を加えた。反応混合物を真空中で脱気し、N
2で再充填し、110℃で4時間加熱した。室温に冷却した後、混合物を、40mgの化合物78上で行った反応からのバッチと合わせた。粗製物をEtOAcで希釈し、celite(登録商標)のパッドに通して濾過した。濾液を真空中で乾燥するまで蒸発させた。残渣(758mg、茶色の油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm;40g;勾配:85%ヘプタン、13.5%EtOAc、1.5%MeOHから50%ヘプタン、45%EtOAc、5%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(309mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ;40g;移動相:53%ヘプタン、7%MeOH(+10%NH
4OH)、35%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、180mg(55%、淡黄色の泡)の中間体86を得た。
【0383】
実施例A23
中間体88の調製:
【化175】
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ピリジニウムp−トルエンスルホネート(409mg;1.63mmol)および3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(2.98mL;32.6mmol)を、(S)−2−ヒドロキシメチルモルホリン塩酸塩(2.5g;16.28mmol)のDCM(160mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、NaHCO
3の飽和水溶液を加え、層を分離した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、溶媒を真空下で蒸発させ、2.29g(70%、黄色の油)の中間体88を得た。
【0384】
中間体89の調製:
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
中間体89を、中間体31の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体2aおよび中間体88を出発材料として使用して調製した(1.42g、92%、黄色の結晶)。
【0385】
中間体90の調製:
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
中間体90を、中間体11の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体89を出発材料として使用して調製した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を真空下で蒸発させ、残渣をNH
4Clの10%水溶液でゆっくりと酸性化した。次いで、DCMを加え、層を分離した。有機層をNH
4Clの飽和水溶液で洗浄し、生成物をDCM/MeOH(9/1)(3×)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させ、1.5g(黄色の固体)の中間体90を得た。
【0386】
中間体91の調製:
【化178】
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中間体81を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体90およびアゼチジン塩酸塩を出発材料として使用して調製した(407mg、55%、黄色の泡)。
【0387】
中間体92の調製:
【化179】
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中間体92を、中間体10aの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体91を出発材料として使用して調製した(110mg、33%、黄色の油)。
【0388】
中間体93の調製:
【化180】
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中間体93を、中間体15の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体92を出発材料として使用して調製した(代替経路)(116mg、淡黄色の泡)。
【0389】
中間体94の調製:
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
中間体94を、化合物247の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体93および3,5−ジフルオロフェノールを出発材料として使用して調製した(46mg、34%、無色の油)。
【0390】
実施例A24
中間体95の調製:
【化182】
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Tert−ブチル3−アミノプロピルカルバメート(1.31mL;7.49mmol)を、4−フルオロ−2−ヒドロキシベンズアルデヒド(1g;7.14mmol)のMeOH(70mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、水素化ホウ素ナトリウム(540mg;14.27mmol)を少しずつ加え、反応混合物を室温で1時間30分撹拌した。混合物をNH
4Clの飽和水溶液でゆっくりとクエンチした。混合物を真空下で蒸発させ、残渣をEtOAcおよび水で溶解した。層を分離した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空中で蒸発させた。残渣(2.25g、淡黄色の油)をEt
2O中で研和し、真空下で蒸発させ(2×)、2.10g(99%、白色の固体)の中間体95を得た。
【0391】
中間体96の調製:
【化183】
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二炭酸ジ−tert−ブチル(878mg;4.02mmol)を、中間体95(1g;3.35mmol)およびトリエチルアミン(1.40mL;10.06mmol)のDCM(34mL)溶液に0℃で加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、混合物をNaHCO
3の飽和水溶液で洗浄した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。残渣(1.7g、無色の油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;80g;溶離液:90%ヘプタン、10%DCMから10%ヘプタン、90%DCM)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、614mg(46%、白色の泡)の中間体96を得た。
【0392】
中間体97の調製:
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
中間体97を、化合物247の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体17および中間体96を出発材料として使用して調製した(435mg、61%、黄色の泡)。
【0393】
実施例A25
中間体98の調製:
【化185】
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3,5−ジフルオロアニリン(2g;15.49mmol)、塩化4−ニトロベンゼンスルホニル(3.61g;16.27mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(37.9mg;0.31mmol)のピリジン(60mL)溶液を、100℃で18時間加熱した。室温に冷却した後、溶液を真空下で蒸発させ、DCMに溶解した。有機層をHClの1N水溶液(×2)、水、およびNaClの飽和水溶液で連続的に洗浄した。次いで、これをMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させ、4.5g(92%、ベージュ色の固体)の中間体98を得た。
【0394】
代替経路:
マイクロ波チューブ中で、塩化4−ニトロベンゼンスルホニル(2.7g;12.20mmol)を、ピリジン(15mL)中の3,5−ジフルオロアニリン(1.5g;11.62mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(28mg;232μmol)の混合物に加えた。混合物を、0〜400Wの範囲の出力を伴うワンシングルモードマイクロ波を使用して100℃で30分間加熱した。次いで、混合物を真空下で蒸発させ、DCMに溶解した。有機層をHClの1N水溶液(×2)、水、およびNaClの飽和水溶液で連続的に洗浄した。次いで、これをMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させ、2.9g(79%、ベージュ色の固体)の中間体98を得た。
【0395】
中間体99の調製:
【化186】
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中間体99を、化合物277の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体15および中間体98を出発材料として使用して調製した。反応混合物を110℃で一晩加熱した。混合物を室温に冷却し、水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;50g;移動相:98%DCM、2%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(0.85g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;50g;移動相:50%ヘプタン、45%EtOAc、5%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、430mg(45%)の中間体99を得た。
【0396】
中間体100の調製:
【化187】
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ジイソブチルアルミニウムヒドリド(トルエン中溶液20%)(3mL;3.59mmol)を、中間体99(440mg;0.72mmol)のTHF(15mL)溶液に−70℃でN
2下で滴加した。反応混合物を−70℃で4時間撹拌した。混合物を氷およびNH
4Clの溶液に注意深く注ぎ入れ、次いで、DCMで抽出した。有機層を水で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(450mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;40g;勾配:0.1%NH
4OH、3%MeOH、97%DCMから0.1%NH
4OH、5%MeOH、95%DCM)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、100mg(24%)の中間体100を得た。
【0397】
実施例A26
中間体103の調製:
【化188】
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化合物250(100mg;0.24mmol)を、tert−ブチルメチル[2−メチルアミノ]エチル]カルバメート(221mg;1.18mmol)および酢酸ナトリウム(97mg;1.18mmol)のMeOH(3mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。次いで、水素化ホウ素ナトリウム(18mg;0.47mmol)を0℃で少しずつ加え、反応混合物を室温で1時間30分間撹拌した。次いで、水を加え、生成物をEtOAcで抽出した。有機層をブライン(×2)で洗浄し、次いで、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させ、279mg(quant.)の中間体103を得た。粗生成物を、次のステップにおいて精製を伴わずに使用した。
【0398】
実施例A27
中間体104の調製:
【化189】
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THF(5mL)中のアゾジカルボン酸ジイソプロピル(277μL;1.41mmol)およびPPh
3(369mg;1.41mmol)を、室温で15分間撹拌した。化合物10(200mg;0.47mmol)およびフタルイミド(207mg;1.41mmol)のTHF(5mL)溶液を滴加し、反応混合物を40℃で24時間加熱した。混合物を乾燥するまで蒸発させた。残渣(985mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;40g;移動相:60%ヘプタン、5%MeOH、35%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発させ、750mg(quant.)の中間体104を得た。
【0399】
実施例A28
中間体106の調製:
【化190】
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中間体106を、中間体98の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、3−フルオロアニリンおよび塩化4−ニトロベンゼンスルホニルを出発材料として使用して調製した(4.97g、93%、薄茶色の固体)。
【0400】
中間体107の調製:
【化191】
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中間体107を、化合物277の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体15および中間体106を出発材料として使用して調製した(2.63g、47%、茶色の固体)。反応混合物を120℃で18時間加熱した。
【0401】
中間体108の調製:
【化192】
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中間体108を、中間体100の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体107を出発材料として使用して調製した(73mg、33%、黄色の固体)。
【0402】
実施例A29
中間体109aおよび中間体109bの調製
【化193】
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中間体109aおよび109bの混合物を、中間体1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、3−ブロモ−5−メチルベンゼン−1,2−ジアミンおよび2,2−ジヒドロキシ−酢酸を出発材料として使用して調製した(21g、100%)。
【0403】
中間体110aおよび中間体110bの調製
【化194】
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中間体110aおよび110bの混合物を、中間体3aおよび3bの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体109aおよび109bの混合物、ならびにモルホリンを出発材料として使用して調製した(14.3g、52%、NMRによって1/1の比)。
【0404】
中間体111a:および中間体111bの調製
【化195】
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中間体111aおよび111bを、中間体20aの合成に関して記載されたものと類似の手順(代替経路)によって、中間体110aおよび110bの混合物、ならびにN−boc−2,3−ジヒドロ−1H−ピロールを出発材料として使用して調製した(257mg、13%の中間体111b、および833mg、43%の中間体111a)。
【0405】
中間体112の調製:
【化196】
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中間体112を、中間体7の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体111aを出発材料として使用して調製した(879mg、quant.)。反応混合物を1時間30分撹拌した。粗製物を、次のステップのために精製を伴わずに使用した。
【0406】
中間体113の調製:
【化197】
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中間体113を、中間体8の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体112を出発材料として使用して調製した(782mg、94%)。反応混合物を室温で18時間撹拌した。
【0407】
中間体114の調製:
【化198】
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中間体114を、中間体9の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体113を出発材料として使用して調製した(405mg、74%)。反応混合物を室温で15時間撹拌した。
【0408】
実施例A30
中間体118aおよび中間体118bの調製
【化199】
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中間体118aおよび中間体118bを、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物257aおよびN−(2−アミノエチル)−N−メチルカルバミン酸tert−ブチルエステルを出発材料として使用して調製した(163mg、34%、淡黄色の油の中間体118a、および172mg、32%、淡黄色の油の中間体118b。
【0409】
中間体122の調製:
【化200】
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中間体122を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物98を出発材料として使用して調製した(324mg、77%)。
【0410】
中間体125の調製:
【化201】
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中間体125を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物261およびN−(2−アミノエチル)−N−メチルカルバミン酸tert−ブチルエステルを出発材料として使用して調製した(450mg、quant.)。
【0411】
中間体129の調製:
【化202】
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中間体129を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83bおよびN−メチル−N−[2−(メチルアミノ)エチル]−1,1−ジメチルエチルエステルカルバミン酸を出発材料として使用して調製した(95mg、27%)。
【0412】
実施例A31
中間体120の調製:
【化203】
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3,5−ジフルオロアニリン(15g;116.2mmol)、2−ブロモエタノール(14.5g;116.2mmol)およびDIPEA(140mL)の混合物を、密封容器中で140℃で一晩加熱した。反応混合物を濾過し、18g(90%)の中間体120を得た。
【0413】
中間体121の調製:
【化204】
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DMF(300mL)中の中間体120(10g;57.8mmol)、塩化tert−ブチルジメチルシリル(8.7g;57.8mmol)、イミダゾール(3.9g;57.8mmol)の混合物を、室温で一晩撹拌した。反応物を水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させ、12g(75%)の中間体121を得た。
【0414】
代替経路:
密封されたチューブ中で、3,5−ジフルオロアニリン(1g;7.75mmol)、(2−ブロモエトキシ)−tertブチルジメチルシラン(1.83mL;8.52mmol)およびDIPEA(3.3mL)の混合物を、140℃で一晩撹拌した。反応混合物を水に注ぎ入れ、DCMで抽出し、ブラインで、次いで、H
2O(2×)で洗浄した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(3g、茶色の油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;50g;移動相:98%ヘプタン、2%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、0.5g(22%)の中間体121および1.5g(純粋ではない)を得て、これをシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;80g;移動相:99%ヘプタン、1%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発させ、さらなる650mg(29%)の中間体121を得た。
【0415】
実施例A32
中間体126の調製:
【化205】
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中間体126を、中間体10の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体67およびトリブチル(1−エトキシビニル)スズを出発材料として使用して調製した(385mg、69%、黄色の固体)。
【0416】
中間体127の調製:
【化206】
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中間体127(4つのジアステレオ異性体の未確定の混合物)を、中間体15の合成に関して記載されたものと類似の手順によって(代替経路)、中間体126を出発材料として使用して調製した(254mg、66%、黄色の泡)。
【0417】
実施例A33
中間体128の調製:
【化207】
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中間体128(4つのジアステレオ異性体の未確定の混合物)を、化合物277の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体127および中間体106を出発材料として使用して調製した(126mg、18%、黄色の固体)。反応混合物を110℃で18時間撹拌した。
【0418】
実施例A34
中間体132a、中間体132bおよび中間体132cの調製
【化208】
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中間体132aを、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物263およびN−Boc−N−メチルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した。残渣(593mg、オレンジ油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm;24g;勾配:100%DCMから90%DCM、10%iPrOH/NH
4OH(95/5))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(186mg、黄色の泡、中間体132a)をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm;250×20mm;移動相:75%CO
2、25%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらを最小限のDCMに別々に溶解し、ペンタンと共に沈殿させ、次いで、蒸発させ、真空下で乾燥させ、それぞれ、89mg(38%、黄色の固体)の中間体132bおよび90mg(38%、黄色の固体)の中間体132cを得た。
【0419】
中間体135の調製:
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
中間体135を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物265およびN−Boc−N−メチルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(240mg、quant.)。
【0420】
中間体136の調製:
【化210】
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中間体136を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体83cおよび(N−Boc−N,N’−ジメチル)エチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(200mg、59%)。
【0421】
中間体148a、中間体148bおよび中間体148cの調製
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
中間体148aを、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび中間体147を出発材料として使用して調製した。中間体148a(346mg;91%)をキラルSFC(Chiralpak AS−H、5μm;250
*20mm;移動相:80%CO
2、20%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、103mg(27%)の中間体148bおよび100mg(26%)の中間体148cを得た。
【0422】
中間体149の調製:
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
中間体149を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよびtert−ブチルメチル(ピペリジン−4−イルメチル)カルバメートを出発材料として使用して調製した(370mg;quant.)。生成物を、次のステップにおいて精製を伴わずに使用した。
【0423】
中間体144および中間体145の調製
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
中間体144および中間体145を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物248を出発材料として使用して調製した。ラセミ体(737mg)をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm;250×20mm;移動相:90%CO
2、10%EtOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、それぞれ、297mg(27%)の中間体144および339mg(31%)の中間体145を得た。
【0424】
中間体160の調製:
【化214】
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中間体160を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物270を出発材料として使用して調製した(500mg;63%)。
【0425】
中間体195、中間体195aおよび中間体195bの調製
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
中間体195を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物170を出発材料として使用して調製した(520mg;50%)。中間体195を、分取SFC(固定相:Chiralpak Diacel AS、20×250mm、移動相:CO
2、iPrOH+0.4iPrNH
2)によって精製した。生成物を含有する画分を集め、蒸発乾固させ、228mg(22%)の中間体195aおよび296mg(28%)の中間体195bを得た。
【0426】
中間体206、中間体206aおよび中間体206bの調製
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
中間体206を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(S)−tert−ブチル3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボキシレートを出発材料として使用して調製した(1.1g;95%)。1.1gの中間体206からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK AS−H、5μm、250×20mm;移動相:70%CO
2、30%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、462mg(40%)の中間体206aおよび495mg(43%)の中間体206bを得た。
【0427】
中間体207、中間体207aおよび中間体207bの調製
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
中間体207を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(R)−1−Boc−3−メチルアミノピロリジンを出発材料として使用して調製した(1.05g;91%)。1.05gの中間体207からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK DIACEL、250×20mm;移動相:CO
2、EtOH(0.4%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、480mg(42%)の中間体207aおよび504mg(44%)の中間体207bを得た。
【0428】
中間体208、中間体208aおよび中間体208bの調製
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
中間体208を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物285およびN−(2−アミノエチル)−N−メチルカルバミン酸tert−ブチルエステルを出発材料として使用して調製した(1.12g;79%)。1.12gの中間体208からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK DIACEL AD、250×20mm;移動相:CO
2、EtOH(0.4%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、518mg(37%)の中間体208aおよび533mg(38%)の中間体208bを得た。
【0429】
中間体209、中間体209aおよび中間体209bの調製
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
中間体209を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(R)−1−boc−3−アミノピロリジンを出発材料として使用して調製した(960mg;93%)。960mgの中間体209からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×30mm;移動相:50%CO
2、50%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、407mg(39%)の中間体209aおよび420mg(41%)の中間体209bを得た。
【0430】
中間体213、中間体213aおよび中間体213bの調製
【化220】
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中間体213を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(S)−2−アミノメチル−1−boc−ピロリジンを出発材料として使用して調製した(1g;86%)。1gの中間体213からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×30mm;移動相:60%CO
2、40%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、416mg(36%)の中間体213aおよび445mg(38%)の中間体213bを得た。
【0431】
中間体215、中間体215aおよび中間体215bの調製
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
中間体215を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物170およびN−(2−アミノエチル)−N−メチルカルバミン酸tert−ブチルエステルを出発材料として使用して調製した(550mg;99%)。550mgの中間体215からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:Chiralpak AD−H、5μm、250
*30mm、移動相:85%CO
2、15%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、200mg(36%)の中間体215aおよび237mg(43%)の中間体215bを得た。
【0432】
中間体220、中間体220aおよび中間体220bの調製
【化222】
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中間体220を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物285およびN−(2−アミノエチル)−N−メチルカルバミン酸tert−ブチルエステルを出発材料として使用して調製した(1.28g;77%)。
【0433】
1.28gの中間体220からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:70%CO
2、30%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、730mg(44%)の中間体220aおよび716mg(43%)の中間体220bを得た。
【0434】
中間体221の調製:
【化223】
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中間体221を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234およびカルバミン酸、N−メチル−N−[2−[2−(メチルアミノ)エトキシ]エチル]−,1,1−ジメチルエチルエステルを出発材料として使用して調製した(950mg;78%)。
【0435】
中間体222の調製:
【化224】
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中間体222を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物289およびtert−ブチル1,4−ジアゼパン−1−カルボキシレートを出発材料として使用して調製した(860mg、100%)。
【0436】
中間体223の調製:
【化225】
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中間体223を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物289および(S)−3−(N−3−Boc−Nメチルアミノ)ピロリジンを出発材料として使用して調製した(390mgg;89%)。
【0437】
中間体224の調製:
【化226】
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中間体224を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物289および(R)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルを出発材料として使用して調製した(780mgg;100%)。
【0438】
中間体225、中間体225aおよび中間体225bの調製
【化227】
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中間体225を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物248およびN−(2−アミノエチル)−N−メチルカルバミン酸tert−ブチルエステルを出発材料として使用して調製した(220mg)。
【0439】
エナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:80%CO2、20%EtOH)によって220mgの中間体225から行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、43mg(6%)の中間体225aおよび45mg(6%)の中間体225bを得た。
【0440】
中間体226の調製
【化228】
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中間体226を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物307および(R)−3−(メチルアミノ)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルを出発材料として使用して調製した(298mg、100%)。
【0441】
中間体227の調製
【化229】
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中間体227を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物307を出発材料として使用して調製した(346mg、82%)。
【0442】
中間体228、中間体228aおよび中間体228bの調製
【化230】
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中間体228を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(S)−Tert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを出発材料として使用して調製した(675mg;78%)。エナンチオマーの分離を、SFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:60%CO
2、40%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。生成物を含有する画分を混合し、濃縮し、179mgの中間体228aおよび190mgの中間体228bを得た。
【0443】
中間体229の調製
【化231】
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中間体229を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物289および(S)−1−Boc−3−(メチルアミノ)ピロリジンを出発材料として使用して調製した(1.1g、100%)。
【0444】
中間体230、中間体230aおよび中間体230bの調製
【化232】
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中間体230を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物285および(S)−tert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを出発材料として使用して調製した(900mg)。900mgの中間体230からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK DIACEL AD、250×20mm、移動相:CO
2、EtOH+0.4%iPrNH
2)によって行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、ペンタンから結晶化させ、450mgの中間体230aおよび500mgの中間体230bを得た。
【0445】
中間体231、中間体231aおよび中間体231bの調製
【化233】
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中間体231を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(R)−3−(N−Boc−N−メチルアミノ)ピロリジンを出発材料として使用して調製した(1.03g;89%)。1.03gの中間体231からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK IC、250×30mm、移動相:60%CO
2、40%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、ペンタンから結晶化させ、481mg(42%)の中間体231aおよび435mg(38%)の中間体231bを得た。
【0446】
中間体232の調製:
【化234】
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中間体232を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物291およびtert−ブチル−1,4−ジアゼパン−1−カルボキシレートを出発材料として使用して調製した(228mg、79%)。
【0447】
中間体233、中間体233aおよび中間体233bの調製
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
中間体233を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(S)−1−Boc−3−アミノピロリジンを出発材料として使用して調製した(845mg;82%)。845mgの中間体233からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×30mm、移動相:60%CO
2、40%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、ペンタンから結晶化させ、357mg(35%)の中間体233aおよび305mg(31%)の中間体48を得た。
【0448】
中間体234の調製
【化236】
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中間体234を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(R)−2−(アミノエチル)−1−Boc−ピロリジンを出発材料として使用して調製した(0.65g、87%)。
【0449】
中間体235、中間体235aおよび中間体235bの調製
【化237】
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中間体235を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物378を出発材料として使用して調製した(805mg;98%)。805mgの中間体235からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK DIACEL、250×20mm、移動相:70%CO
2、30%EtOH(0.4%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、158mg(20%)の中間体235aおよび150mg(19%)の中間体235bを得た。
【0450】
中間体236、中間体236aおよび中間体236bの調製
【化238】
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化合物311(150mg;0.347mmol)、N−(2−アミノエチル)−N−メチルカルバミン酸tert−ブチルエステル(74μL;0.417mmol;1.2当量)およびDIPEA(120μL;0.695mmol)のDMF(3mL)溶液に、COMU(223mg;0.521mmol)を加えた。溶液を室温で18時間撹拌した。さらなるN−(2−アミノエチル)−N−メチルカルバミン酸tert−ブチルエステル(18.6μL;0.104mmol;0.3当量)を加え、溶液を室温で1時間撹拌した。粗製物を、50mgの化合物311上で行った別の反応物と合わせた。水およびEtOAcを加えた。有機層を分離し、水層をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をNaClの飽和水溶液(3×)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させた。粗製物(485mg)をシリカゲルクロマトグラフィー(固定相:不定形ベアシリカ40g、移動相:0.2%NH
4OH、98%DCM、2%MeOH)によって精製し、294mgの中間体236を黄色の油として得た。294mgの中間体236からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:55%CO
2、45%MeOH)によって行い、116mg(43%)の中間体236aを黄色のフィルムとして、および115mg(42%)の中間体236bを黄色のフィルムとして得た。
【0451】
中間体242の調製
【化239】
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中間体242を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物170およびtert−ブチル−1,4−ジアゼパン−1−カルボキシレートを出発材料として使用して調製した(465mg、82%)。
【0452】
中間体246、中間体246aおよび中間体246bの調製
【化240】
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中間体246を、中間体236の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物378および(S)−1−Boc−(メチルアミノ)ピロリジンを出発材料として使用して調製した(600mg)。
【0453】
600mgの中間体246からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:Chiralpak AD−H、5μm、250
*30mm、移動相:60%CO2、40%EtOH)によって行い、210mg(37%)の中間体246aを黄色のフィルムとして、および223mg(40%)の中間体246bを黄色のフィルムとして得た。
【0454】
中間体247、中間体247aおよび中間体247bの調製
【化241】
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中間体247を、中間体236の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物378および(S)−tert−ブチルメチル(ピロリジン−3−イル)カルバメートを出発材料として使用して調製した。
【0455】
エナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:65%CO
2、35%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行い、217mg(39%)の中間体247aを黄色の泡として、および209mg(37%)の中間体247bを黄色の泡として得た。
【0456】
中間体248、中間体248aおよび中間体248bの調製
【化242】
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中間体248を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aを出発材料として使用して調製した(1.4g;78%)。
【0457】
1.4gの中間体248からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:Chiralpak AD−H、5μm、250
*30mm、移動相:55%CO
2、45%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、563mg(31%)の中間体248aおよび551mg(31%)の中間体248bを得た。
【0458】
実施例A35
中間体137の調製:
【化243】
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トリブチル(1−エトキシビニル)スズ(14.23g;39.40mmol)を、中間体60(9.12g;27.63mmol)の無水1,4−ジオキサン(250mL)溶液にN
2下で加えた。ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.97g;1.38mmol)を加え、混合物をN
2で再びパージした。反応混合物を100℃で48時間加熱した。室温に冷却した後、ギ酸(30mL)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をNaHCO
3の飽和溶液でゆっくりと塩基性化し、次いで、濾過し、濾液を真空下で蒸発させた。残渣(9g)を水(2×30mL)、ACN(3×30mL)で洗浄し、真空下で蒸発させ、5g(64%)の中間体137を得た。
【0459】
中間体138の調製:
【化244】
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中間体138を、中間体15の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体137を出発材料として使用して調製した(310mg、68%)。
【0460】
実施例A36
中間体140の調製:
【化245】
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0℃で、塩化チオニル(200μL;2.75mmol)を、化合物84(550mg;1.37mmol)のDCM(25mL)溶液に加えた。溶液を室温に温め、2時間撹拌し、次いで、真空下で蒸発させ、575mg(100%)の中間体140を得た。粗生成物を、次のステップにおいて精製を伴わずに使用した。
【0461】
中間体142の調製:
【化246】
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中間体142を、中間体140の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物154aを出発材料として使用して調製した(275mg、quant.)。生成物を、次のステップにおいて精製を伴わずに使用した。
【0462】
中間体143の調製:
【化247】
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中間体143を、中間体140の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物154bを出発材料として使用して調製した(234mg、quant.)。生成物を、次のステップにおいて精製を伴わずに使用した。
【0463】
実施例A37
中間体147の調製:
【化248】
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0℃で、ジ−tert−ブチルジカーボネート(371mg;1.70mmol)のTHF(5mL)溶液を、2,2’−オキシビス[N−メチル−エタンアミン](900mg;6.8mmol)のTHF(5mL)溶液に滴加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を水に注ぎ入れ、EtOACで抽出した。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、次いで、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させ、330mg(83%)の中間体147を得た。生成物を、次のステップにおいて精製を伴わずに使用した。
【0464】
実施例A38
中間体150の調製:
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
N
2下で10℃で、水素化ナトリウム(72mg;1.80mmol)を、化合物154a(180mg;0.45mmol)のDMF(2mL)溶液に加えた。溶液を10℃で30分間撹拌した。次いで、2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(85μL;0.54mmol)を加え、溶液を室温にゆっくりと5時間上昇させた。溶液を冷却し、混合物を冷却した水に注ぎ入れた。生成物をEtOAcで抽出した。有機層を水で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(300mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ10g;移動相:95%DCM、5%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、181mg(76%)の中間体150を得た。
【0465】
中間体151の調製:
【化250】
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中間体151を、中間体150の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物154bおよび2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロ−2H−ピランを出発材料として使用して調製した(238mg;72%)。
【0466】
実施例A39
中間体162(中間体179と同一)の調製:
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
中間体162を、中間体5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体4および2−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]−エタンアミンを出発材料として使用して調製した(9.6g;73%)。
【0467】
中間体163の調製:
【化252】
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密封されたチューブ中で、tert−アミルアルコール(10mL)中の中間体162(1g;2.02mmol)、3,5−ジフルオロベンジルアミン(0.286mL;2.42mmol)およびCs
2CO
3(1.32g;4.04mmol)の混合物を、N
2で脱気した。2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシ−1,1’−ビフェニル(47mg;0.10mmol)およびBrettPhosプレ触媒第1世代(80.6mg、0.101mmol)を加えた。反応混合物をN
2でパージし、100℃で18時間加熱した。水およびEtOAcを加えた。次いで、混合物を抽出した。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣(1.3g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(40gのSiOH、20〜45μm;勾配:100%DCMから95%DCM、5%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、780mg(69%)の中間体163を得た。
【0468】
中間体164の調製:
【化253】
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中間体164を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体162および2−メチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルアミンを出発材料として使用して調製した(670mg;62%)。
【0469】
中間体165の調製:
【化254】
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中間体164を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体162および3−フルオロベンジルアミンを出発材料として使用して調製した(765mg;63%)。
【0470】
中間体166の調製:
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
中間体166を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体162および(RS)−1−(3,5−ジフルオロフェニル)エチルアミンを出発材料として使用して調製した(700mg;61%)。
【0471】
中間体203の調製:
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
中間体203を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体202および中間体5を出発材料として使用して調製した(300mg、62%)。
【0472】
中間体204の調製:
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
中間体204を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体162および中間体202を出発材料として使用して調製した(410mg、88%)。
【0473】
中間体216の調製:
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
中間体216を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体162を出発材料として、および2−メチル−3−フルオロベンジルアミン(845mg、76%)を使用して調製した。
【0474】
中間体218の調製:
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
中間体218を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体217を出発材料として、および3,5−ジフルオロベンジルアミン(310mg、66%)を使用して調製した。
【0475】
中間体219の調製:
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
中間体219を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体162を出発材料として、および2−メチル−5−フルオロベンジルアミン(420mg、75%)を使用して調製した。
【0476】
中間体240の調製:
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
中間体240を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体239および3−フルオロ−2−メチルベンジルアミンを出発材料として使用して調製した(450mg、81%)。
【0477】
中間体243の調製:
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
中間体243を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体239および3,5−ジフルオロベンジルアミンを出発材料として使用して調製した(460mg、82%)。
【0478】
中間体245の調製:
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
中間体245を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体162および2−(4−フルオロフェニル)アゼチジンを出発材料として使用して調製した(700mg、61%)。
【0479】
実施例A40
中間体174の調製:
【化264】
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中間体174を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体162および2−(2R)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジンを中間体174の出発材料として使用して調製した(200mg;33%)。
【0480】
中間体175の調製:
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
中間体175を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体162および2−(2S)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジンを中間体175の出発材料として使用して調製した(260mg;43%)。
【0481】
実施例A41
中間体176の調製:
【化266】
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チタン(IV)エトキシド(2.66mL、12.68mmol)を、中間体10a(1g、3.17mmol)および(R)−(+)−2−メチル−2−プロパンスルフィンイミド(0.672g、5.55mmol)のTHF(25mL)溶液に室温でN
2下で滴加した。溶液を24時間還流させた。混合物をブラインに注ぎ入れ、DCMを加えた。沈殿物をCelite(登録商標)の短いパッドに通して濾過し、これをDCMで洗浄した。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(1.5g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(40gのSiOH、15〜40μm;勾配:100%DCMから95%DCM、5%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、600mg(44%)の中間体176を得た。
【0482】
中間体176の代替調製:
チタン(IV)エトキシド(26.59mL、126.85mmol)を、中間体10a(10g、31.71mmol)および(R)−(+)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド99%(7.68g、63.43mmol)のシクロペンチルメチルエーテル(100mL)溶液に室温でN
2下で滴加した。溶液を3時間還流させた。混合物をブラインに注ぎ入れ、DCMを加えた。沈殿物をCelite(登録商標)の短いパッドに通して濾過し、DCMで洗浄した。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣をDIPEから結晶化した。沈殿物を濾別し、真空下で乾燥させ、13.03g(y=95%、de=96.9)の中間体176を得た。
【0483】
中間体177aおよび中間体177の調製:
【化267】
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シアノ水素化ホウ素ナトリウム(1.1g、17.6mmol)および酢酸(2.01mL、35.14mmol)を、中間体176(3.8g、8.78mmol)のMeOH(50mL)およびDCM(50mL)溶液に−15℃で加えた。溶液を−15℃で5時間撹拌した。混合物を水に注ぎ入れ、K
2CO
3の10%水溶液で塩基性化し、このように得られた水性混合物をDCMで抽出した。合わせた有機層をブライン(2×)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣(5.2g)を、シリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、80g;勾配、100%DCMから95%DCM、5%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を乾燥するまで蒸発させ、2.26gの中間体177および177aの混合物(LCMSによって40/60)を得た。
【0484】
中間体177の調製:
【化268】
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二酸化マンガン(0.876g、10.08mmol)を、中間体177a(1.1g、2.52mmol)のDCM(40mL)溶液に室温で少しずつ加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。混合物をCelite(登録商標)のパッドに通して濾過し、DCMで洗浄し、溶媒を乾燥するまで蒸発させ、1.34g(100%)の中間体177(de:90%)を得た。
【0485】
中間体178の調製:
【化269】
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中間体177(1.34g、3.08mmol)のACN(20mL)溶液に、1,4−ジオキサン4M中の塩酸(0.77mL、3.08mmol)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物をNaHCO
3の飽和水溶液で塩基性化した。水層をDCM(3×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾別し、蒸発させた。残渣(1.5g)を、シリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、40g;勾配、100%DCMから90%DCM、10%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を乾燥するまで蒸発させ、840mg(82%)の中間体178(ee:89.6%)を得た。
【0486】
実施例A42
中間体179(中間体162と同一)の調製:
【化270】
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10℃で、HBTU(10.093g、26.615mmol)を、DMF(165mL)中の中間体4(9g、26.615mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(11.621mL、66.536mmol)および2−(t−ブチルジメチルシリル)オキシエタンアミン(7g、39.922mmol)の混合物に少しずつ加えた。反応混合物を18時間撹拌した。H
2OおよびEtOAcを加えた。反応混合物を抽出し、有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、22gの中間体残渣を得て、これをDCMで溶解した。沈殿物を濾過した。母層を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(330gのSiO
2、20〜45μm、勾配、100%DCMから95%DCM、5%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、9.6g(73%)の中間体179を得た。
【0487】
中間体180の調製:
【化271】
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密封されたチューブ中で、tert−アミルアルコール(10mL)中の中間体179(1g、2.02mmol)、3−フルオロ−2−メチルベンジルアミン(0.262mL、2.0mmol)およびCs
2CO
3(1.315g、4.036mmol)の混合物を、N
2で脱気した。2−ジシクロヘキシホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシ−1,1’−ビフェニル(47.09mg、0.101mmol)およびBrettPhosプレ触媒第1世代(80.6mg、0.101mmol)を加えた。反応混合物をN
2でパージし、100℃で18時間加熱した。H
2OおよびEtOAcを加えた。反応混合物を抽出した。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣(1.35g)を、シリカゲルクロマトグラフィー(40gのSiO
2、20〜45μm、勾配、100%DCMから90%DCM、10%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、845mg(76%)の中間体180を得て、これを次のステップにおいてさらなる精製をせずに直接使用した。
【0488】
実施例A43
中間体181の調製:
【化272】
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3−フルオロアニリンを、ピリジンを塩基として使用して、ジクロロメタン中の4−ニトロフェニルスルホニルクロリドで処理した。手順を100gおよび300gスケールのフルオロアニリン上で90%平均収率で実行した。
【0489】
中間体182の調製:
【化273】
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中間体15b(1.0当量)および中間体181(1.5)を、THF(10容)に溶解した。次いで、0℃で、トリブチルホスフィン(n−Bu
3P)(3〜4当量)およびジ−イソ−プロピルアゾジカルボキシレート(DIAD)(3〜4当量)を加えた。反応は発熱性であり、添加の間に温度を0℃に保つことは、e.e.における有意な減少を回比する決定的なパラメーターであることがわかった(温度をDIAD添加の間に35℃に上昇させたとき、ラセミ材料を得た)。試薬の完全な添加の後、温度を30℃に上昇させ、完全な変換(典型的には16時間)の後、水を加えた。洗浄および抽出のために、溶媒をDCMに切り替えた。次いで、DCMを蒸発させた。残渣を10容のメタノール中でスラリー化し、沈殿物を濾過した。手順をそれぞれ、3.0当量のn−Bu
3PおよびDIADの両方を有する50gスケールの中間体15b上で実行し、中間体182を76%収率(e.e.:75.1)で得て、かつ4.0当量のn−Bu
3PおよびDIADの両方を有する200gスケールの中間体15b上で実行し、中間体182を56%収率(e.e.:82.5%)で得た。
【0490】
実施例A44:
中間体184の調製:
【化274】
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トルエン(10容)中のメチル3,4−ジアミノベンゾエートとシュウ酸ジエチル(8.0当量)との縮合を、還流させながら88時間行った。完全な変換の後、混合物を残渣へと濃縮させ、これをMTBEで洗浄した。乾燥後、中間体184を90%収率で得た。
【0491】
中間体185の調製:
【化275】
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中間体184を1,2−ジクロロエタン(10容)に溶解した。次いで、ジメチルホルムアミド(1.0当量)、それに続いて塩化チオニル(4.0当量)を加えた。混合物を80℃に3時間加熱し、15℃に冷却し、水(5容)をゆっくりと加えた。相分離の後、有機層を水(10容)で2回洗浄し、溶媒を2−Me−THF(15容)に交換した。トリエチルアミン(3.0当量)、それに続いてモルホリン(1.0当量)を加え、反応物を室温で撹拌した。完全な変換の後、水(10容)を加え、層を分離した。次いで、水相を2−MeTHF(5容)で洗浄した。合わせた有機層を水(5容)で洗浄し、残渣へと濃縮し、固体を得て、これをMTBE(5容)中でスラリー化した。沈殿物を濾過し、乾燥させ、中間体185を70%収率で得た。
【0492】
中間体186の調製:
【化276】
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中間体185をジクロロメタン(10容)に溶解し、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(2.0当量)を加えた。Pd/C(10%、50%湿潤、7%mol)を加え、混合物を24時間水素化(50psi)した。変換が完了したとき、混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過し、濾液にMnO
2(0.1当量)を加えた。混合物を30〜40℃に温め、次いで、再びcelite(登録商標)上で濾過し、濾液を1〜2容に濃縮した。溶媒をメチルtertイオブチルエーテル(5〜7容)に交換し、混合物を5〜10℃に冷却し、同じ温度で2時間撹拌した。固体を濾過し、乾燥させ、中間体186を86%収率(99.4%純度)で得た。
【0493】
実施例A45
中間体190の調製:
【化277】
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中間体5(1.03g、2.72mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.38g、5.44mmol)および酢酸カリウム(1.07g、10.9mmol)の1,4−ジオキサン(10.5mL)懸濁液を、窒素で脱気した。ジクロロ(ジフェニルホスフィノフェロセン)パラジウム(99.5mg、0.136mmol)を加え、混合物を100℃に一晩加熱した。このように得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮し、ブライン(50mL)に溶解し、EtOAc(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、50g、移動相勾配:DCM100%からDCM90%、MeOH10%)によって精製し、中間体190および中間体191の混合物(905mg、55/45の比)をオレンジ色の泡として得た。
【0494】
中間体191の調製:
【化278】
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過ヨウ素酸ナトリウム(703mg、3.29mmol)を、中間体190および中間体191の混合物(903mg、55/45の比)のTHF(5.52mL)および水(17.5mL)溶液に加え、混合物を室温で1時間撹拌した。(43.8mL、43.8mmol)を加え、反応混合物を室温で1時間撹拌した。このように得られた溶液を水(50mL)でクエンチし、DCM/MeOHの混合物(8/2、3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、50g、移動相勾配:DCM100%からDCM90%、MeOH10%)によって精製し、(780mg、100%)の中間体191を淡いオレンジ色の粉末として得た。
【0495】
実施例A46
中間体192の調製:
【化279】
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シュレンクチューブ中で、中間体55a(1g;2.97mmol)、1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−ボロン酸ピナコールエステル(1.08g;3.87mmol)および炭酸カリウム(0.82g;5.95mmol)の1,4−ジオキサン(15mL)および水(3mL)溶液を、窒素下で脱気した。Pd.Cl
2(dppf).DCM(244mg;0.3mmol)を加え、反応混合物を95℃で24時間加熱した。混合物を室温に冷却した。混合物を水およびEtOAcの混合物に注ぎ入れ、次いで、celite(登録商標)のパッドに通して濾過した。水層をEtOAcで抽出し、有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。このように得られた残渣をペンタンおよびEt
2Oの混合物で溶解した。沈殿物を濾過し、0.42g(35%)の中間体192を得た。濾液を乾燥するまで蒸発させ、さらなる0.7g(58%)の中間体192を得た。
【0496】
中間体193の調製:
【化280】
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中間体192(0.42g;1.03mmol)のMeOH(15mL)およびDCM(5mL)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(43mg;1.13mmol)を加え、混合物を10℃で2時間撹拌した。次いで、DCMおよび水を加えた。層を分離した。水層をDCM(2×)で抽出し、合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させた。粗製物(0.45g)をシリカゲルクロマトグラフィー(固定相:不定形SiOH、15〜40μm、300g、移動相:45%ヘプタン、50%AcOEt、5%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製し、200mg(47%)の中間体193を得た。
【0497】
中間体194の調製:
【化281】
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中間体194を、中間体52の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体193を出発材料として使用して調製した(次のステップのために精製をせずに直接使用した)。
【0498】
実施例A47
中間体197の調製:
【化282】
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12.17gのメチル−2−ブロモ−3−フルオロベンゾエート上で反応を2回行い、異なる反応混合物を、後処理および精製のために混合した。
【0499】
N
2下で、1,4−ジオキサン(250mL)および蒸留水(75mL)の混合物中のメチル−2−ブロモ−3−フルオロベンゾエート(24.34g、104.45mmol)、tert−ブチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,2,3,−ジオキサボロラン−2−イル)−5−6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(48.44g、156.67mmol)およびK
3PO
4(66.51g、313.34mmol)の混合物に、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン複合体(4.27g、5.22mmol)を加えた。反応混合物を100℃に一晩加熱し、水に注ぎ入れ、celite(登録商標)層に通して濾過した。有機層をDCMで抽出し、分離し、乾燥させ、濾過し、乾燥するまで濃縮した。残渣(55.6g)を、シリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、220g、移動相:100%DCM)によって精製した。生成物を含有する画分を集め、溶媒を乾燥するまで蒸発させた。このように得られた残渣(37.9g)をペンタンから結晶化させ、沈殿物を濾別し、真空下で乾燥させ、17.6g(50%)の中間体197を得た。
【0500】
中間体198の調製:
【化283】
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MeOH(170mL)中の中間体197(16.50g、49.20mmol)およびPearlman触媒(1.40g、9.84mmol)の混合物を、Parr反応器(2気圧)中で室温で12時間水素化した。H
2の除去の後、触媒をcelite(登録商標)のパッド上で濾過し、DCMで洗浄し、濾液を濃縮し、16.4g(99%)の中間体198を得た。
【0501】
中間体199の調製:
【化284】
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水素化アルミニウムリチウム(1.85g、48.61mmol)を、THF(200mL)中の中間体198(16.40g、48.61mmol)の混合物に5℃でN
2下で少しずつ加えた。混合物を5℃で3時間撹拌した。次いで、EtOAc、それに続いて水を、−5℃で混合物に滴加した。懸濁液をcelite(登録商標)のパッドを通して濾過した。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させ、15.18g(定量的)の中間体199を得た。
【0502】
中間体200の調製:
【化285】
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0℃に冷却した中間体199(9.23g;29.8mmol)のDCM(100mL)溶液に、トリメチルアミン(6.22mL;44.7mmol)、それに続いてメタスルホニルコリド(3.46mL;44.7mmol)をゆっくりと加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。水を加え、生成物をDCMで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、乾燥するまで濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、40g、移動相:勾配、80%ヘプタン、20%AcOEtから60%ヘプタン、40%AcOEt)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を乾燥するまで蒸発させ、(9.1g、93%)の中間体200を得た。
【0503】
中間体201の調製:
【化286】
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DMF(24mL)中の中間体200(3.15g;9.61mmol)、カリウムフタルイミド(1.87、10.09mmol)の混合物を、室温で3日間撹拌した。不溶性物を濾別し、ジエチルエーテルで洗浄し、乾燥させ、(4.3g、100%)の中間体201を得た。
【0504】
中間体202の調製:
【化287】
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EtOH(142mL)中の中間体201(4.3g、4.81mmol)、ヒドラジン一水和物(2.2mL、35.87mmol)の混合物を、80℃に3時間30分加熱した。反応混合物を室温に冷却し、蒸発乾固させた。DCMを加え、残渣を10分間撹拌した。不溶性を濾過し、DCMで洗浄した。濾液をシリカゲルクロマトグラフィー(12gのSiOH、35〜40μm、勾配、100%DCMから80%DCM、20%CH3OH、0.1%NH
4OH)によって精製した。画分を集め、蒸発乾固させ、(1.75g、58%)の中間体202を得た。
【0505】
実施例A48
中間体205の調製:
【化288】
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TBAF(THF中1M、0.624mL、0.624mmol)を、中間体204(0.41g、0.567mmol)のTHF(15mL)溶液に室温で滴加した。混合物を室温で3時間撹拌した。溶液を氷冷水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出し、ブラインで洗浄した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させ、0.56gの中間体205を得て、これらを次のステップにおいて直接使用した。
【0506】
実施例A49:
中間体210の調製:
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
シュレンク反応器中で、中間体3a(5.00g;14.2mmol)、ビニルボロン酸ピナコールエステル(3.28g;21.3mmol)およびリン酸カリウム(4.52g;21.3mmol)のジオキサン(120mL)および水(30mL)溶液を、N
2でパージした。次いで、PdCl
2(dppf).DCM(581mg;710μmol)を加えた。反応混合物をN
2で再びパージし、90℃で4時間加熱した。室温に冷却した後、反応混合物をEtOAcで希釈し、水、およびNaClの飽和水溶液で連続的に洗浄した。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させた。残渣(7.31g)をシリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、330g、移動相:勾配、ヘプタン80%、EtOAc20%からヘプタン50%、EtOAc50%)によって精製し、淡黄色の粘着性の固体を得て、これをEt
2O中で研和した。沈殿物をガラスフリット上で濾過し、2.32g(55%)の中間体210を淡黄色の固体として得た。
【0507】
中間体211の調製:
【化290】
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中間体210(2.32g;7.75mmol)、ブタノール中の四酸化オスミウム2.5%(5.01mL;0.388mmol)、過ヨウ素酸ナトリウム(5.80g;27.1mmol)のTHF(115mL)および水(45mL)溶液を、室温で18時間撹拌した。反応混合物を氷冷水に注ぎ入れ、EtOAcを加えた。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させた。このように得られた残渣をMeOH中で研和し、固体をガラスフリット上で濾過し、真空中で乾燥させ、1.86g(80%)の中間体211を黄褐色の固体として得た。
【0508】
中間体212の調製:
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
密封されたチューブ中で、3−フルオロ−2−メチルアニリン(530μL;4.64mmol)および分子篩4Å(4.60g)を、中間体211(700mg;2.32mmol)の乾燥DCM(22mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で週末に亘り撹拌した。さらなる分子篩4Å(1.20g)を加え、混合物を室温で20時間撹拌した。さらなる3−フルオロ−2−メチルアニリン(132μL;1.16mmol)および分子篩4Å(500mg)を加え、混合物を室温で20時間再び撹拌した。混合物をガラスフリット上で濾過し、濾液を真空中で蒸発させ、1.41gの中間体212を黄色の固体として得て、次のステップにおいてさらなる精製をせずに直接使用した。
【0509】
中間体214の調製:
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
中間体214を、中間体212の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体211および3,5−ジフルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(516mg、次のステップにおいて精製をせずに使用)。
【0510】
実施例A50
中間体239の調製:
【化293】
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NaH(鉱油中の60%分散物)(948.5mg、23.72mmol)を、中間体238(5.6g、10.7mmol)のDMF(60mL)溶液に窒素下で0〜5℃に冷却して(氷浴冷却)少しずつ加えた。混合物を0〜5℃で15分間撹拌し、次いで、ヨードメタン(1.41mL、22.59mmol)を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ入れ、有機層をEtOAcで抽出した。粗残渣(4.5g)をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、4g(66%)の中間体239を得た。
【0511】
中間体241の調製
【化294】
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中間体241を、中間体239の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体240を出発材料として使用して調製した(19mg、4%)。
【0512】
中間体244の調製
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
中間体244を、中間体239の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体243を出発材料として使用して調製した(42mg、9%)。
【0513】
・ B.最終化合物の調製
実施例B1:
化合物1、化合物2および化合物26の調製
【化296】
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密封されたチューブ中で、1,4−ジオキサン(10mL)中の中間体9(1.1g;3.10mmol)、1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼン(0.53mL;4.64mmol)およびCs
2CO
3(4.03g;12.38mmol)の混合物を、N
2下で脱気した。キサントホス(179mg;0.31mmol)およびPd(OAc)
2(69mg;0.31mmol)を加えた。反応混合物を100℃で5時間加熱した。反応混合物を氷水に注ぎ入れた。EtOAcを加え、混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過した。濾液を分離し、有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣(1.54g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ150g;移動相:0.2%NH
4OH、98%DCM、2%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、400mg(28%)の化合物26を得た。化合物26をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H;5μm、250×20mm;移動相:60%CO
2、40%EtOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得た:
画分1:178mg、これをACNに溶解した。次いで、Et
2Oおよびヘプタンを加えた。沈殿物を濾過し、乾燥させ、105mg(7%)の化合物1を得た。M.P.:100℃(K)。
画分2:170mg、これをACNに溶解した。次いで、Et
2Oおよびヘプタンを加えた。沈殿物を濾過し、乾燥させ、93mg(12%)の化合物2を得た。M.P.:100℃(K)。
【0514】
化合物3および化合物4の調製
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
密封容器中で、1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼン(0.137mL;1.20mmol)およびCs
2CO
3(779mg;2.39mmol)を、中間体37(300mg;0.80mmol)の1,4−ジオキサン(8mL)溶液に加えた。混合物を真空下で注意深く脱気し、N
2で再充填した(3×)。次いで、Pd(OAc)
2(18mg;0.08mmol)およびキサントホス(92mg;0.16mmol)を加え、混合物を真空下で再び注意深く脱気し、N
2で再充填した(3×)。反応混合物を100℃で一晩撹拌した。混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過した。ケークをDCM/MeOH(9/1)で洗浄し、濾液を真空下で蒸発させた。残渣をDCMで溶解し、NaHCO
3の水溶液で洗浄した。層を分離し、水層をDCM(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。残渣(512mg、緑色の泡)をシリカゲルのクロマトグラフィー(球状のベアシリカ;5μm、150×30.0mm;勾配:98%DCM、2%MeOH(+10%NH
4OH)から90%DCM、10%MeOH(+10%NH
4OH))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(148mg、緑色の油)を、アキラルSFC(CHIRALPAK AD−H;5μm、250×20mm;移動相:70%CO
2、30%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらを水−ACNと共に凍結乾燥させ、それぞれ、48mg(13%、淡黄色のふわふわした固体)の化合物4および53mg(14%、淡黄色のふわふわした固体)の化合物3を得た。
【0515】
調製、化合物7、化合物8および化合物9
【化298】
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密封されたチューブ中で、2−メチル−2−ブタノール(1.70mL)中の中間体44(130mg;0.35mmol)、1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼン(48μL;0.42mmol)およびCs
2CO
3(228mg;0.70mmol)の混合物を、N
2でパージした。BrettPhosプレ触媒第1世代(14mg;17.5μmol)を加えた。反応混合物をN
2でパージし、110℃で18時間加熱した。室温に冷却した後、さらなる1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼン(48μL;0.42mmol)およびCs
2CO
3(228mg;0.70mmol)を加えた。混合物をN
2でパージし、BrettPhosプレ触媒第1世代(14mg;17.5μmol)を加えた。混合物をN
2でパージし、110℃で18時間加熱した。室温に冷却した後、粗製物を、20mgの中間体44上で行った反応からの別のバッチと合わせた。EtOAcおよび水を加えた。有機層を分離した。水層を固体NH
4Clで中和し、EtOAc(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。残渣(277mg、茶色の油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm;10g;勾配:100%DCMから90%DCM、10%アセトン)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、黄色の油を得て、これをEt
2O中で研和した。沈殿物を濾過し、真空下で乾燥させ、122mg(62%、黄色の泡)の化合物7を得た。M.P.:206℃(DSC)。
【0516】
86mgの化合物7をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H;5μm、250×20mm;移動相:75%CO
2、25%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらを水−ACNと共に凍結乾燥させ、それぞれ、39mg(20%、淡黄色のふわふわした固体)の化合物8および41mg(21%、淡黄色のふわふわした固体)の化合物9を得た。
【0517】
代替経路:
密封されたチューブ中で、DMF(250mL)中の中間体45(1.5g;20.91mmol)および3,5−ジフルオロアニリン(1.9g;14.53mmol)の混合物を、50℃で48時間撹拌した。溶液を氷水に注ぎ入れた。EtOAcを加え、混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過した。生成物をEtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(200mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;40g;移動相:0.1%NH
4OH、98%DCM、2%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、460mgの化合物7を得た。
【0518】
260mgの化合物7を、キラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm;移動相:75%CO
2、25%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、111mgの化合物8(
1H NMRによって88%の純度)および102mgの化合物9を得た。111mgの化合物8を、アキラルSFC(シアノ6μm、150×21.2mm;移動相:85%CO
2、15%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(98mg)を、ペンタンおよびEt
2Oによって結晶化させた。沈殿物を濾過し、乾燥させ、49mgの化合物8を得た。M.P.:100℃(ゴム、K)。
【0519】
調製、化合物11、化合物12および化合物13
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
密封されたチューブ中で、2−メチル−2−ブタノール(4.20mL)中の中間体19(283mg;0.86mmol)、1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼン(147μL;1.29mmol)およびCs
2CO
3(560mg;1.72mmol)の混合物を、N
2でパージした。BrettPhosプレ触媒第1世代(34mg;43μmol)およびBrettPhos(9mg;17μmol)を加えた。反応混合物をN
2でパージし、110℃で18時間加熱した。室温に冷却した後、1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼン(147μL;1.29mmol)およびCs
2CO
3(560mg;1.72mmol)を加えた。混合物をN
2でパージし、BrettPhosプレ触媒第1世代(34mg;43μmol)およびBrettPhos(9mg;17μmol)を加えた。反応混合物をN
2でパージし、110℃で18時間加熱した。室温に冷却した後、粗製物をEtOAcで希釈し、celite(登録商標)のパッドに通して濾過した。濾液を真空下で乾燥するまで蒸発させた。残渣(700mg、茶色の油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm;30g;勾配:100%DCMから95%DCM、5%(iPrOH/NH
4OH90/10))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、黄色の油を得て、これをジエチルエーテルと共に研和し、真空中で乾燥させ、323mg(85%、淡黄色の固体)の化合物11(M.P.:228℃(DSC))を得た。化合物11をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm;移動相:80%CO
2、20%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらをEt
2Oと共に研和し、蒸発させ、真空下で乾燥させ、116mg(28%、オフホワイト色の固体)の化合物12(M.P.:218℃(DSC))および117mg(28%、オフホワイト色の固体)の化合物13(M.P.:217℃(DSC))を得た。
【0520】
調製、化合物23、化合物24および化合物25
【化300】
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密封されたチューブ中で、1,4−ジオキサン(13mL)中の中間体64(360mg;1.26mmol)、1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼン(216μL;1.89mmol)およびナトリウムtert−ブトキシド(242mg;2.52mmol)の混合物を、N
2下で脱気した。次いで、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル(38mg;0.13mmol)およびPd
2(dba)
3(58mg;0.06mmol)を加え、反応混合物を100℃で18時間加熱した。混合物を水に注ぎ入れ、celite(登録商標)のパッドに通して濾過した。有機層をDCMで抽出し、分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(400mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(SiOH、15μm;勾配:100%DCMから95%DCM、5%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(300mg)をDIPE/CAN(液滴)で溶解した。固体を濾過し、乾燥させ、160mg(32%)の化合物23を得た。化合物23をキラルSFC(CHIRALCEL OD−H、5μm、250×20mm;移動相:70%CO
2、30%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、64mg(13%)の化合物24(M.P.:100℃(ゴム、K))および70mg(14%)の化合物25(M.P.:98℃(ゴム、K))を得た。
【0521】
化合物27の調製:
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
化合物27を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体9およびブロモベンゼンを出発材料として使用して調製した(30mg、16%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0522】
化合物28の調製:
【化302】
[この文献は図面を表示できません]
化合物28を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体9および1−ブロモ−3−フルオロベンゼンを出発材料として使用して調製した(46mg、24%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0523】
調製、化合物29および化合物30
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
化合物29および化合物30を、化合物3の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体37および1−ブロモ−3−フルオロベンゼンを出発材料として使用して調製した。ラセミ化合物を、アキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:60%CO
2、40%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらを水−ACNと共に凍結乾燥させ、それぞれ、39mg(11%、薄緑色のふわふわした固体)の化合物29および33mg(9%、薄緑色のふわふわした固体)の化合物30を得た。
【0524】
化合物31の調製:
【化304】
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化合物31を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体25および1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼンを出発材料として使用して調製した(300mg、13%)。M.P.:213℃(DSC)。
【0525】
化合物32の調製:
【化305】
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化合物32を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体9および3−ブロモ−5−フルオロアニソールを出発材料として使用して調製した(85mg、25%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0526】
化合物35の調製:
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
化合物35を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体9および3−ブロモ−5−フルオロトルエンを出発材料として使用して調製した(83mg、25%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0527】
化合物36の調製:
【化307】
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化合物36を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体71および1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼンを出発材料として使用して調製した(90mg、34%)。化合物36を、3つのジアステレオ異性体の混合物として得た。
【0528】
化合物41の調製:
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
化合物41を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体9および3−ブロモアニソールを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥、16mg、3%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0529】
化合物42の調製:
【化309】
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化合物42を、化合物23の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体9および4−ブロモフルオロベンゼンを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥、69mg、27%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0530】
化合物44の調製:
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
化合物44を、化合物23の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体9および3−ブロモ−5−フルオロベンズアルデヒドを出発材料として使用して調製した(95mg、24%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0531】
調製、化合物52:
【化311】
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密封されたチューブ中で、1,4−ジオキサン(3mL)中の中間体9(100mg;0.28mmol)、3−ブロモベンゾトリフルオリド(95mg;0.42mmol)およびCs
2CO
3(183mg;0.56mmol)の混合物を、N
2下で脱気した。次いで、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル(17mg;0.06mmol)およびPd
2(dba)
3(26mg;0.03mmol)を加え、反応混合物を100℃で24時間加熱した。混合物を水に注ぎ入れ、celite(登録商標)のパッドに通して濾過した。有機層をDCMで抽出し、分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(180mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(球状のベアシリカ、5μm;150×30.0mm;勾配:98%DCM、2%MeOH(+10%NH
4OH)から92%DCM、8%MeOH(+10%NH
4OH))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(33mg)を水/ACN80/20と共に凍結乾燥させ、32mg(23%)の化合物52を得た。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0532】
調製、化合物54:
【化312】
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化合物54を、化合物52の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体9および4−ブロモ−2−フルオロベンゾニトリルを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:37mg、28%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0533】
調製、化合物55:
【化313】
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化合物55を、化合物52の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体9および2−ブロモ−2−メチル−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:16mg、11%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0534】
調製、化合物57:
【化314】
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化合物57を、化合物52の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体81および1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼンを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:31mg、24%、白色の粉末)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0535】
調製、化合物58:
【化315】
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化合物58を、化合物52の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体82および1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼンを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:36mg、28%、白色の粉末)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0536】
調製、化合物85:
【化316】
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化合物85を、化合物11の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体14および1−ブロモ−3−フルオロベンゼンを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:36mg、29%、淡黄色のふわふわした固体)。
【0537】
化合物106および化合物107の調製
【化317】
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化合物106および化合物107を、化合物52の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体114および1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼンを出発材料として使用して調製した。残渣(0.6g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;40g;移動相:50%ヘプタン、50%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(160mg)をキラルSFC(CHIRALCEL OD−H、5μm;250×20mm;移動相:80%CO
2、20%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、57mg(10%)の化合物106(M.P.:80℃、ゴム、K)および60mg(10%)の化合物107(M.P.:80〜90℃、ゴム、K)を得た。
【0538】
調製、化合物249:
【化318】
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同じ量(580mg;1.46mmol)の中間体24で実験を4回行った。
【0539】
密封されたチューブ中で、1,4−ジオキサン(20mL)中の中間体24(580mg;1.46mmol)、1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼン(0.29mL;2.54mmol)およびCs
2CO
3(1.1g;3.39mmol)の混合物を、N
2下で脱気した。2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ビフェニル(101mg;0.34mmol)およびPd
2(dba)
3(155mg;0.17mmol)を加えた。反応混合物を100℃で48時間加熱した。反応混合物を氷水に注ぎ入れ、EtOAcを加え、celite(登録商標)のパッドに通して濾過した。濾液を分離し、有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣(4g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm、120g;移動相:65%ヘプタン、35%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、950mg(31%)の化合物249を得た。M.P.:211℃(DSC)。
【0540】
化合物252の調製:
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
密封されたチューブ中で、1,4−ジオキサン(16mL)中の中間体25(1.73g;5.05mmol)、1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼン(750μL;6.57mmol)およびCs
2CO
3(2.47g;7.58mmol)の混合物を、N
2下で脱気した。キサントホス(292mg;0.51mmol)およびPd
2(dba)
3(231mg;0.25mmol)を加えた。次いで、反応混合物を100℃で一晩加熱した。混合物をH
2Oに注ぎ入れ、celite(登録商標)のパッドに通して濾過し、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(1.5g)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;80g;移動相:65%ヘプタン、35%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1.04g(60%)の中間体25を得て、中間残渣をEt
2Oで溶解した。沈殿物を濾過し、真空下で乾燥させ、300mg(13%)の化合物252を得た。
【0541】
化合物254の調製:
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
同じ量(475mg;1.39mmol)の中間体23で実験を12回行った:
化合物254を、化合物249の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体23および1−ブロモ−3,5−ジフルオロベンゼンを出発材料として使用して調製した(1.7g、22%)。
【0542】
化合物255の調製:
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
化合物255を、化合物249の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体9および2−ブロモ−4−フルオロベンズアルデヒドを出発材料として使用して調製した(120mg、22%)。
【0543】
化合物274の調製:
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
密封されたチューブ中で、tert−アミルアルコール(3mL)中の中間体178(0.2g;0.605mmol)、1−ブロモ−3−フルオロベンゼン(0.079mL;0.726mmol)およびCs
2CO
3(0.394g;1.21mmol)の混合物を、N
2で脱気した。BrettPhosプレ触媒第1世代(24mg、0.0303mmol)およびBrettphos(6.5mg;0.012mmol)を加えた。反応混合物をN
2でパージし、110℃で42時間加熱した。室温に冷却した後、粗製物を水に注ぎ入れ、EtOAcで希釈し、celite(登録商標)のパッド上で濾過した。水層を酸性化し、DCMで抽出し、合わせた層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させ、94mg(39%)の化合物274(ee:90%)を得た。
【0544】
化合物274の代替調製:
化合物262aを、NaOH(水中の1.0M、4当量)を使用してTHF(10容)中で50℃で16時間加水分解した。生成物をTHFの蒸留によって単離し、水で希釈し、2MのHClで6〜7へpH調節した。手順を18gおよび100gスケールの化合物262aで行い、化合物274を定量的収率(e.e.:97.9%)で得た。
【0545】
化合物350の調製:
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
化合物350を、化合物52の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体24および4−ブロモ−1,2−ジフルオロベンゼンを出発材料として使用して調製した(250mg、19%)。
【0546】
実施例B2
化合物84の調製:
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
チオグリコール酸(24μL;0.34mmol)および1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン(102μL;0.68mmol)のACN(2mL)溶液を、中間体100(100mg;0.17mmol)のACN(3mL)溶液に加えた。溶液を室温で15分間撹拌し、次いで、DCM、およびNa
2CO
3の10%水溶液を加えた。有機層を分離し、水層をDCM(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空中で蒸発させた。残渣(60mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ40g;移動相:0.4%NH
4OH、96%DCM、4%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(36mg)を、逆相(X−Bridge−C18;5μm、30
*150mm;勾配:75%NH
4HCO
30.5%、25%ACNから35%NH
4HCO
30.5%、65%ACN)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、30mg(44%)の化合物84を得た。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0547】
化合物100の調製:
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
化合物100を、化合物84の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体108を出発材料として使用して調製した(75mg、82%、淡黄色の固体。
【0548】
化合物136の調製:
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
化合物136を、化合物84の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体128を出発材料として使用して調製した(39mg、44%、オフホワイト色の固体。M.P.:184℃(DSC)。
【0549】
実施例B3:
調製、化合物15および化合物16
【化327】
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10℃で、臭化メチルマグネシウム(0.27mL;0.82mmol)を、化合物250(0.29g;0.68mmol)のTHF(8mL)溶液にN
2下で加えた。溶液を10℃で45分間撹拌した。溶液を飽和NH
4Cl溶液に注ぎ入れ、生成物をEtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(285mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;12g;移動相:96%DCM、4%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、158mgの画分1および56mgの画分2を得た。画分1を、逆相(X−Bridge−C18、5μm、30
*150mm;勾配:65%NH
4HCO
30.5%、35%ACNから25%NH
4HCO
30.5%、75%ACN)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(103mg)を56mgの画分2と合わせ、159mgを得て、これらをアキラルSFC(CHIRALPAK IC、5μm、250×20mm;移動相:70%CO
2、30%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらを水−ACN(80/20)と共に凍結乾燥させ、70mg(23%、黄色の粉末)の化合物15(M.P.:80℃(ゴム、K))および56mg(15%、黄色の粉末)の化合物16(M.P.:80℃(ゴム、K))を得た。
【0550】
実施例B4:
調製、化合物17:
【化328】
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0℃で、HCl(1,4−ジオキサン中4M)(0.31mL;1.26mmol)を、中間体49(150mg;0.25mmol)のACN(6mL)溶液に加えた。反応混合物を0℃で1時間、および室温で3時間撹拌した。溶液を氷水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。残渣(160mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ40g;移動相:0.1%NH
4OH、90%DCM、10%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を乾燥するまで蒸発させ、45mg(36%)の化合物17を得た。M.P.:170℃(K)。
【0551】
調製、化合物18:
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
0℃で、HCl(1,4−ジオキサン中4M)(0.92mL;3.68mmol)を、中間体50(450mg;0.74mmol)のDCM(5mL)溶液に加えた。反応混合物を0℃で1時間および室温で3時間撹拌した。溶液を氷水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。残渣(265mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;24g;移動相:60%ヘプタン、5%MeOH、35%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、132mg(35%、黄色の泡)の18を得た。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0552】
化合物72の調製:
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
化合物72を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体85を出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:72mg、45%、黄色の粉末)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0553】
調製、化合物93:
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
化合物93を、化合物18の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体103を出発材料として使用して調製した(32mg、14%、黄色の泡)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0554】
調製、化合物122:
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
HCl(シクロペンチルメチルエーテル中3M)(0.3mL;0.9mmol)を、中間体118a(163mg;0.29mmol)の1,4−ジオキサン(3mL)溶液に加えた。反応混合物を50℃で2時間30分撹拌した。次いで、さらなるHCl(シクロペンチルメチルエーテル中3M)(0.3mL;0.9mmol)を加え、反応混合物を50℃で3時間加熱した。水を加え、混合物をNaHCO
3(固体)でゆっくりと塩基性化した。層を分離し、水層をDCM(2×)およびDCM/MeOH(9/1)(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。残渣(136mg、オレンジ油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;4g;勾配:97%DCM、3%(MeOH/NH
4OH:95/5)から85%DCM、15%(MeOH/NH
4OH:95/5))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(72mg、淡黄色の油)を、逆相(X−Bridge−C18、5μm、30
*150mm;勾配:75%(NH
4HCO
3水溶液0.5%)、25%ACNから35%(NH
4HCO
3水溶液0.5%)、65%ACN)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、37mg(28%、黄色の泡)の化合物122を得た。
【0555】
調製、化合物123:
【化333】
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化合物123を、化合物122の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体118bを出発材料として使用して調製した(30mg、21%、淡黄色の泡)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0556】
調製、化合物130:
【化334】
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化合物130を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体122を出発材料として使用して調製した(75mg、28%)。M.P.:159℃(DSC)。
【0557】
調製、化合物132:
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
化合物132を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体125を出発材料として使用して調製した(120mg、36%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0558】
調製、化合物137:
【化336】
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化合物137を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体129を出発材料として使用して調製した(27mg、36%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0559】
調製、化合物138:
【化337】
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化合物138を、化合物122の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体132bを出発材料として使用して調製した(41mg、56%、黄色の泡)。
【0560】
調製、化合物139:
【化338】
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化合物139を、化合物122の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体132cを出発材料として使用して調製した(37mg、50%、黄色の泡)。
【0561】
調製、化合物147:
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
化合物147を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体135を出発材料として使用して調製した(40mg、20%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0562】
調製、化合物152:
【化340】
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化合物152を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体136を出発材料として使用して調製した(40mg、24%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0563】
調製、化合物165:
【化341】
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HCl(1,4−ジオキサン中4M)(0.75mL;3.01mmol)を、中間体144(297mg;0.52mmol)の1,4−ジオキサン(5mL)溶液に加えた。反応混合物を50℃で2時間30分撹拌した。水を加え、混合物をK
2CO
3の10%水溶液でゆっくりと塩基性化した。水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。残渣(210mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(40g;移動相:90%DCM、10%MeOH、0.5%NH
4OHから85%DCM、14%MeOH、1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、130mg(53%)の化合物165を得た。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0564】
調製、化合物166:
【化342】
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化合物166を、化合物165の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体145を出発材料として使用して調製した(120mg、43%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0565】
調製、化合物174:
【化343】
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化合物174を、化合物165の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体148bを出発材料として使用して調製した(42mg、49%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0566】
調製、化合物175:
【化344】
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化合物175を、化合物165の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体148cを出発材料として使用して調製した(38mg、45%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0567】
調製、化合物176:
【化345】
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化合物176を、化合物165の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体149を出発材料として使用して調製した(98mg、32%)。反応混合物を0℃で1時間および室温で3時間撹拌した。
【0568】
調製、化合物224:
【化346】
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化合物224を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体160を出発材料として使用して調製した(ジエチルエーテルから結晶化;275mg、65%)。M.P.:163℃(DSC)。
【0569】
化合物282、化合物282aおよび化合物282bの調製
【化347】
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化合物282を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体187を出発材料として使用して調製した。MeOHおよびEt
2Oからの結晶化によって、520mgの化合物282(54%)(MP:100℃、ゴム、K)を得た。
【0570】
化合物282(440mg)をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:50%CO
2、50%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、189mgの1つの化合物を得て、これをEt
2Oから結晶化させ、120mg(12%)の化合物282a(MP:100℃、ゴム、K)を得て、かつ195mgの別の化合物を得て、これをEt
2Oから結晶化させ、116mg(12%)の化合物182b(MP:100℃、ゴム、K)を得た。
【0571】
化合物296、化合物296aおよび化合物296bの調製
【化348】
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化合物296を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体188を出発材料として使用して調製した(725mg、87%)。
【0572】
化合物296(700mg)をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm;移動相:88.2%CO
2、11.8%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、219mgの1つの化合物を得て、これをペンタンから結晶化させ、180mg(21%)の化合物296aを得て、かつ214mgの他の化合物を得て、これをペンタンから結晶化させ、161mg(19%)の化合物296bを得た。
【0573】
化合物297、化合物297aおよび化合物297bの調製
【化349】
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化合物297を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体189を出発材料として使用して調製した(465mg、73%)。
【0574】
化合物297をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:70%CO
2、30%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、179mgの1つの化合物を得て、これをDIPEから結晶化させ、136mg(21%)の化合物297aを得て、かつ136mgの他の化合物を得て、これをDIPEから結晶化させ、103mg(16%)の化合物297bを得た。
【0575】
化合物315aの調製
【化350】
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化合物315aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体195aを出発材料として使用して調製した(84mg、44%、MP:86℃、ゴム、K)。
【0576】
化合物315bの調製
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
化合物315bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体195bを出発材料材料として使用して調製した(96mg、38%、M.P.:90℃(ゴム、K)。
【0577】
化合物317の調製
【化352】
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トリフルオロ酢酸(1.028mL、13.8mmol)を、中間体205(0.56g、0.92mmol)のDCM(15mL)溶液に0℃で滴加した。溶液を室温まで温め、室温で一晩撹拌した。混合物を水に注ぎ入れ、K
2CO
3の水溶液10%で塩基性化し、化合物をDCMで抽出した。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣(0.39g)を、シリカゲルクロマトグラフィー(固定相:不定形ベアシリカ40g、移動相:90%DCM、10%MeOH(+10%NH
4OH))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を乾燥するまで蒸発させ、このように得られた残渣をDIPEから結晶化させた。沈殿物を濾別し、真空中で乾燥させ、107mg(23%)の化合物317を得た。M.P:167℃(DSC)。
【0578】
化合物318の調製
【化353】
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化合物318を、化合物317の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体203を出発材料として使用して調製した(75mg、30%)。
【0579】
化合物322aの調製:
【化354】
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化合物322aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体206aを出発材料として使用して調製した(152mg、39%、MP:122℃、K)。
【0580】
化合物322bの調製:
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
化合物322bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体206bを出発材料として使用して調製した(228mg、55%、MP:80℃、K)。
【0581】
化合物323aの調製:
【化356】
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化合物323aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体207aを出発材料として使用して調製した(246mg、62%、MP:126℃、K)。
【0582】
化合物323bの調製:
【化357】
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化合物323bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体207bを出発材料として使用して調製した(267mg、64%、MP:130℃、K)。
【0583】
化合物324aの調製:
【化358】
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化合物324aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体208aを出発材料として使用して調製した(158mg、37%、MP:60℃、K)。
【0584】
化合物324bの調製:
【化359】
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化合物324bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体208bを出発材料として使用して調製した(100mg、23%、MP:60℃、K)。
【0585】
化合物325aの調製:
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
化合物325aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体209aを出発材料として使用して調製した(123mg、37%、MP:144℃、K)。
【0586】
化合物325bの調製:
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
化合物325bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体209bを出発材料として使用して調製した(162mg、47%、MP:138℃、K)。
【0587】
化合物329aの調製:
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
化合物329aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体213aを出発材料として使用して調製した(175mg、50%、MP:121℃、K)。
【0588】
化合物329bの調製:
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
化合物329bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体213bを出発材料として使用して調製した(139mg、38%、MP:124℃、K)。
【0589】
化合物335aの調製:
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
化合物335aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体215aを出発材料として使用して調製した(75mg、45%)。
【0590】
化合物335bの調製:
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
化合物335bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体315bを使用して調製した(69mg、35%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0591】
化合物340の調製:
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
化合物340を、化合物165の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体218を出発材料として使用して調製した(133mg、52%)。M.P.:180℃、DSC)。
【0592】
化合物344aの調製:
【化367】
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化合物344aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体220aを出発材料として使用して調製した(234mg、39%)。M.P.:75℃、ゴム、K)。
【0593】
化合物344bの調製:
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
化合物344bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体220bを出発材料として使用して調製した(258mg、44%)。M.P.:75℃、ゴム、K。
【0594】
化合物345、化合物345aおよび化合物345bの調製
【化369】
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化合物345を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体221を出発材料として使用して調製した(590mg;82%)。
【0595】
590mgの化合物345からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:70%CO
2、30%EtOH)によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これをペンタンからそれぞれ結晶化し、153mg(21%)の化合物345a(M.P.:80℃(K)および127mg(21%)の化合物345b(M.P.:80℃(K))を得た。
【0596】
化合物351の調製:
【化370】
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化合物351を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体222を出発材料として使用して調製した(209mgg;29%)。
【0597】
化合物352の調製:
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
化合物352を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体223を出発材料として使用して調製した(103mgg;32%)。
【0598】
化合物355の調製:
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
化合物355を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体224を出発材料として使用して調製した(179mg、28%)。M.P.:ゴム(K))。
【0599】
化合物356aの調製:
【化373】
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化合物356aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体225aを出発材料として使用して調製した(24mg、67%)。
【0600】
化合物356bの調製:
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
化合物356bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体225bを出発材料として使用して調製した(26mg、70%)。
【0601】
化合物359の調製:
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
化合物359を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体226を出発材料として使用して調製した(85mg、33%)。
【0602】
化合物362の調製:
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
化合物362を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体227を出発材料として使用して調製した(138mg、48%)。
【0603】
化合物365の調製:
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
化合物365を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体228を出発材料として使用して調製した(110mg;66%、M.P:80℃、ゴム(K))。
【0604】
化合物365aの調製:
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
化合物365aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体228aを出発材料として使用して調製した(155mg;95%、M.P:80℃、ゴム(K))。
【0605】
化合物365bの調製:
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
化合物365bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体228bを出発材料として使用して調製した(106mg;67%、M.P:80℃、ゴム(K))。
【0606】
化合物368の調製:
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
化合物368を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体229を出発材料として使用して調製した(249mg、29%)。
【0607】
化合物370aの調製:
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
化合物370aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体230aを出発材料として使用して調製した(55mg、14%、M.P.:128℃(DSC)。
【0608】
化合物370bの調製:
【化382】
[この文献は図面を表示できません]
化合物370bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体270bを出発材料として使用して調製した(75mg、18%、M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0609】
化合物371aの調製:
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
化合物371aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体231aを出発材料として使用して調製した(174mg、43%、M.P.:114℃、(K))。
【0610】
化合物371bの調製:
【化384】
[この文献は図面を表示できません]
化合物371bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体271bを出発材料として使用して調製した(114mg、31%、M.P.:107℃、(K))。
【0611】
中間体372の調製:
【化385】
[この文献は図面を表示できません]
化合物372を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体232を出発材料として使用して調製した(130mg;68%)。
【0612】
化合物374aの調製:
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
化合物374aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体233aを出発材料として使用して調製した(180mg、61%、M.P.:132℃(K))。
【0613】
化合物374bの調製:
【化387】
[この文献は図面を表示できません]
化合物374bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体233bを出発材料として使用して調製した(132mg、52%、M.P.:130℃(K))。
【0614】
化合物376の調製:
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
化合物376を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体234を出発材料として使用して調製した。(26mg、4%、M.P.:130℃でゴム、(K))
【0615】
化合物379aの調製:
【化389】
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中間体235aを出発材料として使用して化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従った化合物379a(41mg、31%)。
【0616】
調製、化合物379b:
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
化合物379bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体235bを出発材料として使用して調製した(33mg、26%)。
【0617】
化合物380aの調製:
【化391】
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中間体236a(105mg;0.179mmol)のMeTHF(1.80mL)溶液に、HCl(357μL;1.07mmol、シクロペンチルメチルエーテル中3M)を加えた。溶液を室温で週末に亘り撹拌し、次いで、NaHCO
3の飽和水溶液でゆっくりと塩基性化し、DCMを加えた。有機層を分離し、水層をDCM(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾別し、蒸発させた。粗製物(69mg)をシリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、4g、Grace、液体充填(DCM)、移動相勾配:DCM100%からDCM90%、MeOH/NH
3水溶液(95:5)10%)によって精製し、40mgの淡黄色の油を得て、これをACN(1mL)に可溶化し、水(9mL)で増量し、凍結乾燥させ、38mg(44%)の化合物380aを黄色のふわふわした固体として得た。
【0618】
化合物380bの調製:
【化392】
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化合物380bを、化合物380aの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体236bを出発材料として使用して調製した。(26mg、27%)。
【0619】
化合物385の調製:
【化393】
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化合物385を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体240を出発材料として使用して調製した(148mg、78%)。
【0620】
化合物386の調製:
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
化合物386を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体241を出発材料として使用して調製した(11mg、62%)。
【0621】
中間体387の調製:
【化395】
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化合物387を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体242を出発材料として使用して調製した(300mg;77%)。
【0622】
化合物389の調製:
【化396】
[この文献は図面を表示できません]
化合物389を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体243を出発材料として使用して調製した(90mg、71%)。
【0623】
化合物390の調製:
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
化合物390を、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体244を出発材料として使用して調製した(21mg、60%)。
【0624】
化合物122aの調製:
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
化合物122aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体118aを出発材料として使用して調製した(3.85g、34%、MP:116℃(DSC))。
【0625】
化合物123aの調製:
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
化合物123aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体118bを出発材料として使用して調製した(73mg、9%、MP:130℃(DSC))。
【0626】
化合物404aの調製:
【化400】
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化合物404aを、化合物317の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体346aを出発材料として使用して調製した(99mg、66%)。
【0627】
化合物404bの調製:
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
化合物404bを、化合物317の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体346bを出発材料として使用して調製した(122mg、65%)。
【0628】
化合物405aの調製:
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
を、化合物317の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体347aを出発材料として使用して調製した(110mg、70%)。
【0629】
化合物405bの調製:
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
化合物405bを、化合物317の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体347bを出発材料として使用して調製した(126mg、72%)。
【0630】
化合物406aの調製:
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
化合物406aを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体348aを出発材料として使用して調製した(115mg、23%、80℃でゴム(K))。
【0631】
化合物406bの調製:
【化405】
[この文献は図面を表示できません]
化合物406bを、化合物17の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体348bを出発材料として使用して調製した(213mg、47%、80℃でゴム(K))。
【0632】
実施例B5
調製、化合物79:
【化406】
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TFA(1.0mL;13.07mmol)を、中間体86(180mg;0.31mmol)のDCM(2mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。混合物をNaHCO
3の飽和溶液でゆっくりとクエンチした。次いで、混合物をDCMおよび水で希釈した。層を分離し、水層をK
2CO
3(pH11)で塩基性化した。水層をDCMで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。残渣(170mg、緑色がかった油)を、シリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;4g;勾配:99%DCM、1%(MeOH/NH
4OH:95/5)から88%DCM、12%(MeOH//NH
4OH:95:5))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。このように得られた残渣を水/ACNと共に凍結乾燥させ、104mg(70%、淡黄色のふわふわした固体)の化合物79を得た。
【0633】
化合物82の調製:
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
化合物82を、化合物79の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体97を出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:125mg、42%)。
【0634】
実施例B6
化合物81の調製:
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
HCl(H
2O中1M)(404μL;404μmol)を、中間体94(46mg;80.9μmol)のアセトン(1mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をNaHCO
3の飽和水溶液でクエンチした。混合物を真空中で蒸発させ、残渣をDCMおよび水に溶解した。層を分離し、有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。残渣(73mg、黄色の油)を、逆相(X−Bridge−C18;5μm、30
*150mm;勾配:50%(NH
4HCO
3水溶液0.5%)、50%MeOHから100%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣を凍結乾燥させ、生成物(20.5mg)をアキラルSFC(2ETHYLPYRIDINE;6μm、150×21.2mm;移動相:85%CO
2、15%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣を水/ACN(8/2)と共に凍結乾燥させ、14mg(36%)の化合物81を得た。
【0635】
実施例B7:
調製、化合物19:
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
密封したガラス中で、THF(4mL)中の中間体51(200mg;0.46mmol)およびメチルアミン(THF中2M)(2.28mL;4.56mmol)を、100℃で一晩撹拌した。このように得られた溶液を水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(245mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;24g;移動相:90%DCM、10%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(79mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;24g;移動相:90%DCM、10%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、41mg(19%)の化合物19を得た。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0636】
調製、化合物94および化合物95
【化410】
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化合物94および化合物95を、化合物19の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体51およびアゼチジンを出発材料として使用して調製した。残渣(145mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ12g;勾配:95%DCM、5%MeOH、0.1%NH
4OHから90%DCM、10%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発乾固させた。残渣(89mg)をキラルSFC(CHIRALPAK IC、5μm、250×20mm;移動相:55%CO
2、45%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、25mg(16%)の化合物94(M.P.:80℃、ゴム、K)および23mg(15%)の化合物95(M.P.:80℃、ゴム、K)を得た。
【0637】
実施例B8:
調製、化合物20:
【化411】
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中間体52(300mg;0.77mmol)およびN−エチル−3−フルオロアニリン(705mg;5.07mmol)のDMF(3mL)溶液を、密封したガラス器中で60℃で2日間加熱した。溶液を冷却した。次いで、混合物を冷却した水に注ぎ入れ、K
2CO
3で塩基性化し、生成物をEtOAcで抽出した。有機層をH
2Oで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(450mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(80g;移動相:50%ヘプタン、7%MeOH、43%EtOAc、0.5%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(168mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ40g;移動相:42%ヘプタン、8%MeOH(+10%NH
4OH)、50%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、100mg(26%)の化合物20を得た。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0638】
調製、化合物80:
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
化合物80を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体87および3,5−ジフルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(24mg、15%)。M.P.:244℃(DSC)。
【0639】
調製、化合物97:
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
化合物97を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体105および3−フルオロ−N−メチルアニリンを出発材料として使用して調製した(405mg、22%)。M.P.:146℃(DSC)。
【0640】
調製、化合物99:
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
化合物99を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体87および3−クロロ−5−フルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(400mg、22%)。M.P.:189℃(DSC)。
【0641】
調製、化合物104:
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
化合物104を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体45および3−フルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(20mg、11%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0642】
調製、化合物119:
【化416】
[この文献は図面を表示できません]
化合物119を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体52および3−クロロアニリンを出発材料として使用して調製した(23mg、19%)。M.P.:80℃(K)。
【0643】
調製、化合物120:
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
化合物120を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体52およびm−トルイジンを出発材料として使用して調製した(28mg、25%)。M.P.:80℃(K)。
【0644】
調製、化合物121:
【化418】
[この文献は図面を表示できません]
化合物121を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体52およびm−アニシジンを出発材料として使用して調製した(24mg、20%)。M.P.:80℃(K)。
【0645】
調製、化合物124:
【化419】
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化合物124を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体52および3−ブロモアニリンを出発材料として使用して調製した(50mg、31%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0646】
調製、化合物125:
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
化合物125を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体52および3−エチルアニリンを出発材料として使用して調製した(50mg、34%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0647】
調製、化合物126:
【化421】
[この文献は図面を表示できません]
化合物126を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体52および3,5−ジメチルアニリンを出発材料として使用して調製した(50mg、34%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0648】
調製、化合物127および化合物128
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
化合物127および化合物128を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体119およびN−メチル−m−トルイジンを出発材料として使用して調製した。キラルSFC(固定相:Chiralpak IA、5μm、250
*20mm、移動相:70%CO
2、30%iPOH(0.3%iPrNH
2))精製の後で、80mg(26%)の化合物127;M.P.:80℃(ゴム、K)および85mg(27%)の化合物128;M.P.:80℃(ゴム、K)を得た。
【0649】
調製、化合物129:
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
密封したガラス器中で、中間体52(0.2g;0.51mmol)および中間体121(0.74g;2.6mmol)のDMF(5mL)溶液を、60℃で24時間加熱した。溶液を室温に冷却し、冷却した水に注ぎ入れた。混合物をK
2CO
3で塩基性化し、生成物をEtOAcで抽出した。有機層をH
2Oで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(677mg)をTHF(20mL)で溶解し、フッ化テトラブチルアンモニウム(3mL;10.2mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。溶液を冷却した水に注ぎ入れ、生成物をEtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(590mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ40g;移動相:43%ヘプタン、7%MeOH(+10%NH
4OH)、50%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、39mg(14%)の化合物129を得た。M.P.:80℃(K)。
【0650】
調製、化合物131:
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
化合物131を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体52および3−アミノベンゾニトリルを出発材料として使用して調製した(49mg、34%)。M.P.:80℃(K)。
【0651】
調製、化合物133:
【化425】
[この文献は図面を表示できません]
化合物133を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体52および3,5−ジクロロアニリンを出発材料として使用して調製した(25mg、16%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0652】
調製、化合物134:
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
化合物134を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体52および3,5−ジメトキシアニリンを出発材料として使用して調製した(26mg、17%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0653】
調製、化合物135:
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
化合物135を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体119およびナトリウムチオフェノレートを出発材料として使用して調製した(148mg、58%、淡黄色の固体)。M.P.:144℃(DSC)。
【0654】
調製、化合物140および化合物141
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
化合物140および化合物141を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体119および3−クロロ−N−メチルアニリンを出発材料として使用して調製した。キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:75%CO
2、25%MeOH(0.3%iPrNH
2))精製の後で、69mg(21%)の化合物140;M.P.:80℃(ゴム、K)および69mg(21%)の化合物141;M.P.:80℃(ゴム、K)を得た。
【0655】
調製、化合物146:
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
化合物146を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体52および3−クロロ−5−フルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(29mg、19%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0656】
調製、化合物150:
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
化合物150を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体119およびアニリンを出発材料として使用して調製した(75mg、26%)。M.P.:110℃(K)。
【0657】
調製、化合物153:
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
化合物153を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体139および3,5−ジフルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(90mg、23%、淡黄色の泡)。M.P.:90℃(ゴム、K)。
【0658】
調製、化合物155:
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
化合物155を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体119および3−アミノベンゾニトリルを出発材料として使用して調製した(57mg、18%)。M.P.:186℃(DSC)。
【0659】
調製、化合物158および化合物159
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
3−ジフルオロアニリン(1.36g;10.55mmol)を、中間体20(730mg;2.11mmol)のDMF(19mL)溶液にN
2下で加えた。密封したチューブ中で溶液を60℃で7日間撹拌した。溶液を冷却し、冷却した水に注ぎ入れ、K
2CO
3で塩基性化した。EtOAcを加えた。生成物をEtOAcで抽出し、有機層を濃縮した。Et
2Oを加え、沈殿物を濾別した。沈殿物を、シリカゲルクロマトグラフィー(SiO
2:80g、移動相:45%ヘプタン、5%MeOH、50%EtOAc、0.5%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、450mgのラセミ化合物の不純な画分を得た。この残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(SiO
2:80g、移動相:67%ヘプタン、3%MeOH、30%EtOAc、0.5%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、322mg(35%)のラセミ化合物を得た。エナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:85%CO
2、15%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、134mg(14%)の化合物158および120mg(13%)の化合物159を得た。
【0660】
調製、化合物167:
【化434】
[この文献は図面を表示できません]
化合物167を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体145および3,5−ジフルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(15mg、6%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。反応混合物を50℃で36時間撹拌した。
【0661】
化合物260の調製:
【化435】
[この文献は図面を表示できません]
密封したチューブ中で、DMF(10mL)中の中間体87(1g;2.17mmol)、2,5−ジフルオロアニリン(1.1mL;10.84mmol)の混合物を、50℃で48時間撹拌した。溶液を冷却した水に注ぎ入れた。EtOAcを加え、混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過した。生成物をEtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(1.2g)をEt
2Oから結晶化させ、乾燥させ、0.32g(34%、黄色の固体)の化合物260を得た。
【0662】
化合物264の調製:
【化436】
[この文献は図面を表示できません]
化合物264を、化合物262の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い(代替経路)、中間体87および3−クロロ−5−フルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(400mg、42%)。反応混合物を50℃で48時間撹拌した。M.P.:189℃(DSC)。
【0663】
化合物266の調製:
【化437】
[この文献は図面を表示できません]
化合物266を、化合物260の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体105および3,4,5−トリフルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(2.72g、64%、M.P.:220℃(K))。反応混合物を60℃で4日間撹拌した。
【0664】
化合物269の調製:
【化438】
[この文献は図面を表示できません]
化合物269を、化合物262の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体105および3,5−ジフルオロ−4−(トリフルオロメチル)アニリンを出発材料として使用して調製した(Et
2Oから結晶化;865mg;34%)。
【0665】
化合物293の調製:
【化439】
[この文献は図面を表示できません]
化合物293を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体105および4−メチル−3−フルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(4.12g、65%)。M.P.:186℃、K。
【0666】
化合物304の調製:
【化440】
[この文献は図面を表示できません]
化合物304を、化合物20の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体194および3,5−ジフルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(10mg、5%)。
【0667】
実施例B9
調製、化合物156および化合物157
【化441】
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ACN(4mL)中のチオモルホリン1,1−ジオキシド(86mg;0.63mmol)およびK
2CO
3(117mg;0.85mmol)を、中間体140(177mg;0.42mmol)の混合物に加えた。反応混合物を80℃で一晩撹拌した。混合物を室温に冷却し、63mgの中間体140上で行った反応からの別のバッチと合わせ、水に注ぎ入れた。有機層をEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(420mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(40g;移動相:100%DCMから98%DCM、2%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を乾燥するまで蒸発させた。残渣(ラセミ、220mg)をキラルSFC(CHIRALPAK IC、5μm;250×20mm;移動相:60%CO
2、40%EtOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、101mg(34%)の化合物156および98mg(33%)の化合物157を得た。
【0668】
調製、化合物160:
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
化合物160を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体142および2−チア−6−アザ−スピロ[3.3]ヘプタン2,2−ジオキシドを出発材料として使用して調製した(98mg、28%)。M.P.:229℃(DSC)。
【0669】
調製、化合物161:
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
化合物161を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体143および2−チア−6−アザ−スピロ[3.3]ヘプタン2,2−ジオキシドを出発材料として使用して調製した(109mg、31%)。M.P.:228℃(DSC)。
【0670】
調製、化合物162:
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
化合物162を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体142および2,2,2−トリフルオロエチルアミンを出発材料として使用して調製した(60mg、25%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0671】
調製、化合物163:
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
化合物163を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体143および2,2,2−トリフルオロエチルアミンを出発材料として使用して調製した。精製の後、残渣(140mg)をACNに溶解し、塩酸塩に変換した([HCl/iPrOH、5M];3当量/V=0.17mL)。塩を濾過し、150mg(51%)の化合物163を得た(2.07HCl1.40H
2O)。M.P.:239℃(DSC)。
【0672】
調製、化合物164:
【化446】
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化合物164を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体140および2,2−ジフルオロエチルアミンを出発材料として使用して調製した(76mg、23%)。M.P.:116℃(DSC)。
【0673】
調製、化合物168:
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
化合物168を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体140およびモルホリンを出発材料として使用して調製した(121mg、31%)。M.P.:165℃(DSC)。
【0674】
調製、化合物173:
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
化合物173を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体142および2−(メチルスルホニル)−エタンアミン塩酸塩を出発材料として使用して調製した(65mg、21%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0675】
調製、化合物192:
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
化合物192を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体143および2,8−ジオキサ−5−アザスピロ[3.5]ノナンシュウ酸塩を出発材料として使用して調製した(34mg、11%)。M.P.:229℃(DSC)。
【0676】
調製、化合物193:
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
化合物193を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体143および(R)−(2−ヒドロキシメチル)モルホリンHClを出発材料として使用して調製した(105mg、35%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0677】
調製、化合物194:
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
化合物194を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体143および(S)−(2−ヒドロキシメチル)モルホリンHClを出発材料として使用して調製した(152mg、51%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0678】
調製、化合物195:
【化452】
[この文献は図面を表示できません]
化合物195を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体142および2,8−ジオキサ−5−アザスピロ[3.5]ノナンシュウ酸塩を出発材料として使用して調製した(110mg、43%)。M.P.:228℃(DSC)。
【0679】
調製、化合物196:
【化453】
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化合物196を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体142および(S)−(2−ヒドロキシメチル)モルホリンHClを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:158mg、63%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0680】
調製、化合物197:
【化454】
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化合物197を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体142および(R)−(2−ヒドロキシメチル)モルホリンHClを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:170mg、68%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0681】
調製、化合物205:
【化455】
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化合物205を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体143および(3R,4R)−3,4−ジメトキシピロリジン塩酸塩を出発材料として使用して調製した(85mg、35%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0682】
調製、化合物206:
【化456】
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化合物206を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体143およびcis−2,6−ジメチルモルホリンを出発材料として使用して調製した(97mg、41%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0683】
調製、化合物207:
【化457】
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化合物207を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体142および(3R,4R)−3,4−ジメトキシピロリジン塩酸塩を出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:94mg、35%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0684】
調製、化合物208:
【化458】
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化合物208を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体142およびcis−2,6−ジメチルモルホリンを出発材料として使用して調製した(133mg、52%)。M.P.:80℃(K)。
【0685】
調製、化合物210:
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
化合物210を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体142および4,5,6,7−テトラヒドロ−ピラゾロ[1,5−a]ピラジン塩酸塩を出発材料として使用して調製した(91mg、45%)。M.P.:80℃(K)。
【0686】
調製、化合物222:
【化460】
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化合物222を、化合物156の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体143および4,5,6,7−テトラヒドロ−ピラゾロ[1,5−a]ピラジン塩酸塩を出発材料として使用して調製した(17mg、7%)。M.P.:163℃(DSC)。
【0687】
実施例B10
調製、化合物21および化合物22
【化461】
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中間体58(76mg;0.15mmol)およびp−トルエンスルホン酸一水和物(6mg;29μmol)のMeOH(6.38mL)溶液を、50℃で3日間加熱した。このように得られた溶液を減圧下で蒸発させた。残渣をEtOAc(10mL)に溶解し、NaHCO
3の飽和水溶液(5mL)で洗浄した。水層をEtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で蒸発させた。残渣を、127mgの中間体58からの別のバッチと合わせ、シリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;24g;勾配:100%EtOAcから85%EtOAc、15%MeOH(+5%NH
4OH))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(105mg、茶色の粉末)を、165mgの中間体58上で行った反応からの別のバッチと合わせ、逆相(X−Bridge−C18、5μm、30
*150mm;勾配:65%NH
4HCO
3水溶液0.5%、35%ACNから25%NH
4HCO
3水溶液0.5%、75%ACN)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(158mg)をキラルSFC(Luxセルロース4;5μm、250
*21.2mm;移動相:75%CO
2、25%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、59mg(19%、黄色の粉末)の化合物21(M.P.:184℃(DSC))および54mg(17%、黄色の粉末)の化合物22(M.P.:183℃(DSC))を得た。
【0688】
実施例B11
化合物177の調製:
【化462】
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TFA(0.8mL;10.27mmol)を、10℃で中間体150(0.18g;0.34mmol)のMeOH(20mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で24時間撹拌した。溶液を冷却し、混合物を冷却した水に注ぎ入れ、K
2CO
3で塩基性化し、生成物をEtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(130mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ10g;移動相:97%DCM、3%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(73mg)をACN/水20/80と共に凍結乾燥させ、69mg(45%、黄色の粉末)の化合物177を得た。M.P.:80℃(ゴム、K))。
【0689】
化合物178の調製:
【化463】
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化合物178を、化合物177の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体151を出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:122mg、61%、化合物178の黄色の粉末;M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0690】
実施例B12
化合物229の調製:
【化464】
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TBAF(0.69mL;0.69mmol)を、THF(9mL)中の中間体163(350mg;0.63mmol)の混合物に加え、反応混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(SiOH、15μm;25g移動相:100%DCMから90%DCM、10%MeOH、1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣をジイソプロピルエーテル/ACN(液滴)で超音波処理下で結晶化させた。沈殿物を濾過し、乾燥させ、195mg(63%)の化合物229を得た。
【0691】
化合物230の調製:
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
化合物230を、化合物229の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体165を出発材料として使用して調製した(186mg、79%、M.P.:218℃(DSC))。
【0692】
化合物231の調製:
【化466】
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化合物231を、化合物229の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体164を出発材料として使用して調製した(102mg、42%)。
【0693】
化合物232の調製:
【化467】
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化合物232を、化合物229の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体166を出発材料として使用して調製した(197mg、82%、M.P.:181℃(DSC))。
【0694】
化合物244の調製:
【化468】
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TBAF(0.37mL、1M、0.37mmol)を、THF(4.9mL)中の中間体174(200mg、0.34mmol)の混合物に加え、反応混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣(420mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(SiOH、15μm、25g移動相:勾配、98%DCM、2%MeOH、0.2%NH
4OHから90%DCM、10%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集めた。溶媒を蒸発させ、DIPE/ACNから結晶化させ、78mg(48%)の化合物244を得た。
【0695】
化合物245の調製:
【化469】
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化合物245を、化合物244の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体175を化合物245の出発材料として使用して調製した(87mg;41%)。
【0696】
化合物276の調製:
【化470】
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テトラブチルアンモニウムフルオリド(0.6mL、THF中1M、0.6mmol)を、THF(8mL)中の中間体180(300mg、0.542mmol)の混合物に加え、反応混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(SiO
215μm、25g、移動相:98%DCM、2%MeOH、0.2%NH
4OHから90%DCM、10%MeOH、1.1%NH4OH)によって精製した。純粋な画分を濃縮し、このように得られた残渣をDIPE/ACN(液滴)から超音波処理下で結晶化した。沈殿物を濾過し、155mg(65%)の化合物276を得た(M.P.:194℃(DSC))。
【0697】
化合物336の調製:
【化471】
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化合物336を、化合物229の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体216を出発材料として使用して調製した(155mg、65%)。M.P.:195℃(DSC)。
【0698】
化合物343の調製:
【化472】
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化合物343を、化合物229の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体219を出発材料として使用して調製した(955mg、57%)。
【0699】
化合物391、化合物391aおよび化合物391bの調製
【化473】
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化合物391を、化合物229の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体245を出発材料として使用して調製した(390mg;70%)。
【0700】
エナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK DIACEL OJ、250×20mm;移動相:CO
2、EtOH−iPrOH(50−50)+0.4%iPrNH
2)によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、凍結乾燥の後で、26mg(5%)の化合物391aおよび29mg(5%)の化合物391bを得た。
【0701】
実施例B13
化合物56の調製:
【化474】
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マイクロ波バイアル中で、3,5−ジフルオロフェノール(31mg;0.24mmol)およびPPh
3(62mg;0.24mmol)を、中間体76(61mg;0.16mmol)のTHF(1.6mL)溶液に加えた。次いで、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(55mg;0.24mmol)を加え、混合物を室温で18時間撹拌した。次いで、さらなる3,5−ジフルオロフェノール(31mg;0.24mmol)、PPh
3(62mg;0.24mmol)およびジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(55mg;0.24mmol)を連続的に加え、混合物を40℃で18時間撹拌した。混合物を、20mgの中間体76上で行った反応からの別のバッチと合わせた。混合物を真空下で蒸発させ、DCMに溶解した。有機層をNaHCO
3の飽和溶液で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空中で蒸発させた。残渣(400mg、黄色の油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;10g;勾配:100%DCMから96.5%DCM、3.5%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(160mg、黄色の固体)を、アキラルSFC(シアノ6μm、150×21.2mm;移動相:92%CO
2、8%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣を水−ACN(80/20)と共に凍結乾燥させ、32mg(31%、白色のふわふわした固体)の56を得た。M.P.:55℃(DSC)。
【0702】
化合物68の調製:
【化475】
[この文献は図面を表示できません]
化合物68を、化合物56の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体17および3−フルオロフェノールを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:58mg、23%、黄色のふわふわした固体)。M.P.:49℃(DSC)。
【0703】
調製、化合物73および化合物74
【化476】
[この文献は図面を表示できません]
化合物73および化合物74を、化合物56の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体17および2,3−ジフルオロフェノールを出発材料として使用して調製した。キラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:70%CO
2、30%EtOH)精製の後で、63mg(24%、黄色のふわふわした固体)の化合物73および64mg(24%、色が淡いふわふわした固体)の化合物74を得た。
【0704】
化合物78の調製:
【化477】
[この文献は図面を表示できません]
化合物78を、化合物56の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体17および2−ブロモ−5−フルオロフェノールを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:24mg、3%、黄色のふわふわした固体)。M.P.:235℃(DSC)。
【0705】
化合物151の調製:
【化478】
[この文献は図面を表示できません]
密封したガラス器中で、フェノール(41mg;0.43mmol)およびシアノメチレントリブチルホスホラン(0.15mL;0.58mmol)を、中間体17(100mg;0.29mmol)のトルエン(3mL)溶液に加えた。反応混合物を60℃で一晩撹拌した。混合物を真空下で乾燥するまで蒸発させた。残渣(350mg、茶色の油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(40g;移動相:40%ヘプタン、10%MeOH、50%EtOAc、0.5%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を乾燥するまで蒸発させた。残渣(120mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(40g;移動相:45%ヘプタン、5%MeOH、50%EtOAc、0.5%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、17mg(14%)の化合物151を得た。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0706】
化合物209の調製:
【化479】
[この文献は図面を表示できません]
化合物209を、化合物151の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体15および3,4−ジフルオロフェノールを出発材料として使用して調製した(ジエチルエーテルから結晶化:1.4g、52%)。M.P.:183℃(DSC)。
【0707】
化合物247の調製:
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
3,5−ジフルオロフェノール(480mg;3.69mmol)、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(849mg;3.69mmol)およびPPh
3(967mg;3.69mmol)を、中間体15(1g;2.46mmol)のTHF(24mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、さらなる3,5−ジフルオロフェノール(480mg;3.69mmol)、ジ−tert−ブチルアゾジカルボキシレート(849mg;3.69mmol)およびPPh
3(967mg;3.69mmol)を加え、混合物を60℃で4時間撹拌した。混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過し、濾液を真空下で蒸発させた。残渣をEt
2O中で研和し、濾過し、濾液を真空下で蒸発させた。このように得られた残渣(2.5g、オレンジ油)を、シリカゲルのクロマトグラフィー(定形SiOH、30μm;80g;移動相:100%DCMから70%DCM、30%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1.36g(84%、黄色の油)の化合物247を得た。
【0708】
化合物256の調製:
【化481】
[この文献は図面を表示できません]
化合物256を、化合物247の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体15および3−フルオロフェノールを出発材料として使用して調製した(1.44g、46%、黄色の油)。
【0709】
代替経路:
化合物256を、化合物277の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体15および3−フルオロフェノールを出発材料として使用して調製した(1.57g、62%、黄色の粉末)。
【0710】
化合物277の調製:
【化482】
[この文献は図面を表示できません]
3,5−ジフルオロフェノール(228mg;1.76mmol)およびシアノメチレントリブチルホスホラン(614μL;2.34mmol)を、中間体56(396mg;1.17mmol)のトルエン(11.9mL)溶液に連続的に加えた。反応混合物を60℃で一晩加熱した。このように得られた溶液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;24g;勾配:90%ヘプタン、9%EtOAc、1%MeOHから60%ヘプタン、36%EtOAc、4%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、330mg(63%、淡いオレンジ色の粉末)の化合物277を得た。
【0711】
化合物310の調製:
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
化合物310を、化合物151の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体15および4−クロロ−3−フルオロフェノールを出発材料として使用して調製した(1.75g、100%)。
【0712】
化合物377の調製
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
化合物377を、化合物151の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体15および3,4,5−トリフルオロフェノールを出発材料として使用して調製した(2.13g、62%)。
【0713】
化合物403、化合物403aおよび化合物403bの調製
【化485】
[この文献は図面を表示できません]
化合物403を、化合物247の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体17および3,5−ジフルオロフェノールを出発材料として使用して調製した(233mg、99%)。
【0714】
エナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:75%CO
2、25%iPrOH)によって行った。純粋な画分を混合し、溶媒を蒸発させ、それぞれ、凍結乾燥の後に、32mg(15%)の化合物403a(MP:53℃、DSC)および31mg(14%)の化合物403b(MP:54℃、DSC)を得た。
【0715】
実施例B14
化合物96の調製:
【化486】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドラジン水化物(132mg;1.35mmol)を、中間体104(750mg;1.35mmol)のMeOH(20mL)溶液に加えた。溶液を20時間加熱還流させた(70℃)。溶液を冷却した水に注ぎ入れ、有機層をDCMで抽出し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(425mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;24g;移動相:90%DCM、10%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発させた。残渣(97mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;24g;移動相:90%DCM、10%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、45mg(8%)の化合物96を得た。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0716】
実施例B15
化合物233の調製:
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
化合物233を、化合物262の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体105および3,4−ジフルオロアニリンを出発材料として使用して調製した(7g;52%)M.P.:210℃(K))。
【0717】
化合物235の調製:
【化488】
[この文献は図面を表示できません]
3,5−ジフルオロアニリン(16.4g;0.13mmol)を、中間体105(8.5g;0.025mol)のDMF(200mL)溶液にN
2下で加えた。密封したチューブ中で溶液を60℃で48時間撹拌した。溶液を冷却し、冷却した水に注ぎ入れ、K
2CO
3で塩基性化し、EtOAcを加えた。混合物をEtOAcで抽出し、有機層を濃縮した。残渣をEt
2Oで溶解し、沈殿物を濾過し、乾燥させ、7.2g(66%)の化合物235を得た。
【0718】
実施例B16
調製、化合物250:
【化489】
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MnO
2(2.08g;24mmol)を、化合物10(1.7g;3.99mmol)のDCM(77mL)溶液に少しずつ加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過し、濾液を蒸発させ、1.65g(97%)の化合物250を得た。M.P:120℃(K)。
【0719】
化合物271の調製:
【化490】
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酸化マンガン(782mg;8.99mmol)を、化合物84(600mg;1.5mmol)のDCM(30mL)溶液に少しずつ加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過し、蒸発乾固させた。次いで、残渣をジイソプロピルエーテルで溶解し、500mg(83%)の化合物271を得た。この化合物を別の化合物への変換において使用した場合、これをそれ以上精製することなくそれ自体で使用した。
【0720】
実施例B17
化合物262の調製:
【化491】
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チオグリコール酸(234μL;3.36mmol)を、中間体107(1g;1.68mmol)および1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン(1mL;6.72mmol)のACN(16mL)溶液に加えた。溶液を室温で1時間撹拌した。次いで、DCM、およびNa
2CO
3の10%水溶液を加えた。有機層を分離し、水層をDCM(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm;30g;勾配:100%DCMから95%DCM、5%MeOH/NH
4OH(95/5))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、化合物262の2つの画分、それぞれ、242mg(35%、黄色の固体)および382mg(55%、薄茶色の固体)を得た。全体的収率:90%。
【0721】
代替経路:
3−フルオロアニリン(1.75mL;18.17mmol)を、中間体105(1.05g;3.13mmol)のDMF(12mL)溶液にN
2下で加えた。密封したチューブ中で溶液を60℃で48時間撹拌した。溶液を室温に冷却し、次いで、冷却した水に注ぎ入れ、K
2CO
3で塩基性化した。EtOAcを加えた。有機層を抽出し、H
2Oで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣(3.4g)をDCM、MeOHおよびEt
2Oで溶解した。沈殿物を濾過し、MeOHおよびEt
2Oの混合物で洗浄し、乾燥させ、0.66g(51%)の化合物262を得た。M.P.:222℃(DSC)。
【0722】
化合物262aおよび化合物262bの調製
【化492】
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SFC(固定相:Chiralpak AD−H、5μm、250
*30mm、移動相:70%CO
2、25%iPrOH(0.3%iPrNH
2))による化合物262の分離の後で、化合物262aおよび262bを得た。溶媒の濃縮の後、各画分をEt
2Oから結晶化させ、濾過の後、747mg(37%)の化合物262a(M.P:199.7℃(DSC))および775mg(39%)の化合物262b(M.P:199.5℃(DSC))を得た。
【0723】
化合物262aの代替調製:
【化493】
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中間体182をアセトニトリル(10容)に溶解し、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(4.0当量)および2−メルカプト酢酸(2.0当量)を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。約2容への濃縮の後、水(7容)を加えた。化合物262aを単離し、92%収率(e.e.:83.3%)で乾燥させた。
【0724】
e.e.を改善させるために、上記のように得られた固体を、下記のスキームによってEtOAc中で2回スラリー化した。
【化494】
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【0725】
実施例B18
化合物278の調製:
【化495】
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トルエン(3mL)中の中間体5(200mg;0.55mmol)、3,5−ジフルオロベンジルアミン(117.5mg;0.82mmol)および炭酸セシウム(535.2mg;1.64mmol)の混合物を、窒素でパージした。次いで、BrettPhosプレ触媒第1世代(4.4mg;0.0055mmol)を加えた。チューブを密封し、反応物を100℃で72時間加熱した。次いで、反応物を室温に冷却し、水上に注ぎ、celite(登録商標)のパッドに通して濾過した。水層をEtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。
【0726】
残渣(420mg)を、シリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、30g、移動相:97%DCM、3%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。生成物を含有する画分を混合し、濃縮し、225mgの中間体画分を得て、これをEt
2Oで溶解した。このように得られた沈殿物を濾過し、Et
2Oで2回洗浄し、次いで、乾燥させ、80mg(34%)の化合物278を得た。M.P。158℃(K)。
【0727】
化合物288の調製
【化496】
[この文献は図面を表示できません]
化合物288を、中間体163の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体3aを出発材料として、および3,5−ジフルオロベンジルアミンを使用して調製した(7.67g;66%)。
【0728】
化合物305の調製
【化497】
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シュレンク丸底フラスコ中で、tert−アミルアルコール(130mL)中の中間体3a(10g、28.394mmol)、3−フルオロ−2−メチルベンジルアミン(4.428mL、34.073mmol)および炭酸セシウム(18.503g、56.788mmol)の混合物を、N
2と共に脱気した。2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(0.662g、1.42mmol)およびBrettPhosプレ触媒第1世代(1.134g、1.42mmol)を加え、反応混合物をN
2でパージし、100℃で18時間加熱した。反応混合物を水およびEtOAcに注ぎ入れた。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、乾燥するまで蒸発させた。残渣をDIPEで溶解した。次いで、固体を濾過し、(7.8g、67%)の化合物305を得た。
【0729】
化合物383の調製
【化498】
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化合物383を、化合物305の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体237および3−フルオロ−2−メチルベンジルアミンを出発材料として使用して調製した(204mg、43%、M.P:172℃(DSC))。
【0730】
化合物395、化合物395aおよび化合物395bの調製
【化499】
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化合物395を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体5および2−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジンを出発材料として使用して調製した(133mg、42%、M.P:80℃、ゴム(K))。
【0731】
エナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:75%CO
2、25%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を混合し、溶媒を蒸発させ、凍結乾燥の後で、それぞれ、47mg(15%)の化合物395a(MP:90℃、ゴム、K)および45mg(14%)の化合物395b(MP:102℃、K)を得た。
【0732】
化合物396(4つの分離不可能なジアステレオ異性体の混合物)の調製
【化500】
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化合物396を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体5および2−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジンを出発材料として使用して調製した(89mg、50%)。
【0733】
化合物397、化合物397aおよび化合物397bの調製
【化501】
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化合物397を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体5および2−(4−フルオロフェニル)アゼチジンを出発材料として使用して調製した(450mg、75%)。
【0734】
エナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:73%CO
2、27%iPrOH)によって行った。純粋な画分を混合し、溶媒を蒸発させ、それぞれ、60mgの化合物397a(MP:80℃、ゴム、K)および92mgの化合物397b(MP:80℃、ゴム、K)を得た。
【0735】
化合物398の調製
【化502】
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化合物398を、化合物1の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体28aおよび(2R)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジンを出発材料として使用して調製した(32mg、28%)。
【0736】
化合物399の調製
【化503】
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化合物399を、化合物278の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体5および2−メチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルアミンを出発材料として使用して調製した(55mg、21%、MP:202℃(K))。
【0737】
化合物400の調製
【化504】
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化合物400を、化合物278の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体5および4−フルオロベンジルアミンを出発材料として使用して調製した(92mg、41%、MP:80℃、ゴム(K))。
【0738】
化合物401の調製
【化505】
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化合物401を、化合物278の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体5および(S)−4−フルオロ−α−メチルベンジルアミンを出発材料として使用して調製した(6mg、3%、MP:80℃、ゴム(K))。
【0739】
化合物402の調製
【化506】
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化合物402を、化合物278の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体5および(RS)−1−(3,5−ジフルオロフェニル)エチルアミンを出発材料として使用して調製した(25mg、5%、MP:80℃、ゴム(K))。
【0740】
実施例B19
化合物301の調製
【化507】
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密封されたチューブ中で、3−フルオロ−1−メチルアニリン(60.4μL、0.536mmol)を、中間体191(177mg、0.536mmol)およびグリコールアルデヒド二量体(32.2mg、0.268mmol)のヘキサフルオロイソプロパノール(1.07mL)溶液に加えた。混合物を室温で14日間撹拌した。このように得られた溶液を減圧下で濃縮した。粗生成物を逆相(固定相:X−Bridge−C18、5μm、30
*150mm、移動相:勾配、85%NH
4HCO
3水溶液0.2%、15%ACNから45%NH
4HCO
3水溶液0.2%、55%ACN)によって精製し、化合物301(18.6mg、8%、MP:315℃、DSC)を黄色の粉末として得た。
【0741】
実施例B20
化合物326の調製
【化508】
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中間体212(949mg、2.32mmol)のDCM(23mL)溶液に、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(1.48g、6.97mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、DCMおよび水を加えた。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させ、1.52gの化合物326を黄色の固体として得て、次のステップにおいてさらなる精製をせずに直接使用した。
【0742】
化合物330の調製:
【化509】
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化合物330を、化合物326の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体214を出発材料として使用して調製した(504mg、次のステップにおいて精製をせずに使用)。
【0743】
実施例B21
化合物339、化合物339aおよび化合物339bの調製
【化510】
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3−フルオロフェニルアセトン(110mg、0.723mmol)およびN−トシルヒドラジン(135mg、0.723mmol)の1,4−ジオキサン(2.89mL)溶液を、80℃で1.5時間撹拌した。K
2CO
3(150mg、1.08mmol)および中間体191(386mg、1.08mmol)を連続的に加え、反応混合物を110℃に3日間加熱した。このように得られた溶液を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を飽和NaHCO
3水溶液(10mL)に溶解し、DCM(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和NaHCO
3水溶液(2×20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。
【0744】
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、24g、移動相勾配:DCM100%からDCM80%、MeOH20%)によって精製し、化合物339の不純な画分をオレンジ色の泡として得た。この残渣を逆相(固定相:X−Bridge−C18、5μm、30
*150mm、移動相:勾配、65%NH
4HCO
3水溶液0.2%、35%ACNから25%NH
4HCO
3水溶液0.2%、75%ACN)によって精製し、105mg(34%)の化合物339を黄色の粉末として得た。M:117℃(DSC)。
【0745】
化合物339をキラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:70%CO
2、30%iPrOH)によって精製し、2つの画分を得て、これらをペンタン/Et
2Oの混合物(5:1、6mL)中で研和した。沈殿物をガラスフリット上で濾過し、16.1mg(5%)の化合物339aを淡黄色の粉末(M.P:131℃(DSC)として、および16.7mg(5%)の化合物339bを淡黄色の粉末(M.P:128℃(DSC)として得た。
【0746】
・ C.最終化合物の変換
変換C1
化合物5、化合物6および化合物53の調製
【化511】
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DIPEA(0.42mL;2.41mmol)およびHBTU(365mg;0.963mmol)を、化合物248(400mg;0.96mmol)の乾燥DMF(9.5mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した。次いで、ジメチルアミン(THF中2M)(0.72mL;1.44mmol)を加え、反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を真空中で蒸発させ、残渣をEtOAcで溶解した。有機層をNaHCO
3の飽和水溶液、ブライン(2×)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、真空下で蒸発させた。残渣(520mg、ベージュ色の泡)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm;25g;移動相:100%DCMから40%DCM、60%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、393mg(92%)の化合物53を得た。残渣(393mg)をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H;5μm、250×20mm;移動相:75%CO
2、25%EtOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらを水−ACNと共に凍結乾燥させ、186mg(44%、淡黄色のふわふわした固体)の化合物5および182mg(43%、淡黄色のふわふわした固体)の化合物6を得た。
【0747】
化合物33の調製:
【化512】
[この文献は図面を表示できません]
化合物33を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物251およびアゼチジン塩酸塩を出発材料として使用して調製した(83mg、38%)。M.P.:280℃(DSC)。
【0748】
化合物34の調製:
【化513】
[この文献は図面を表示できません]
化合物34を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物251および2−チア−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン,2,2−ジオキシド,2,2,2−トリフルオロアセテートを出発材料として使用して調製した(68mg、48%)。M.P.:160℃(K)。
【0749】
化合物37の調製:
【化514】
[この文献は図面を表示できません]
化合物37を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物253およびアゼチジン塩酸塩を出発材料として使用して調製した(61mg、43%)。M.P.:276℃(DSC)。
【0750】
化合物38の調製:
【化515】
[この文献は図面を表示できません]
化合物38を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物251およびチオモルホリン1,1−ジオキシドを出発材料として使用して調製した(67mg、48%)。M.P.:146℃(K)。
【0751】
化合物39の調製:
【化516】
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N
2下で室温で、2,6−ジメチルピペラジン(44mg;0.38mmol)を、化合物251(110mg;0.25mmol)、HBTU(142mg;0.38mmol)、およびDIPEA(0.13mL;0.75mmol)のDMF(3mL)溶液に加えた。溶液を室温で64時間撹拌した。溶液を冷却した水に注ぎ入れた。生成物をDCMで抽出し、有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(180mg)を、シリカゲルクロマトグラフィー(球状のベアシリカ、5μm、150×30.0mm、移動相:勾配、98%DCM、2%MeOH(+10%NH
4OH)から88%DCM、12%MeOH(+10%NH
4OH))によって精製した。画分を集め、蒸発乾固させ、CH
3CN/水と共に凍結乾燥させ、81mg(60%)の化合物39を得た。M.P.:80℃(ゴム状、K)。
【0752】
化合物40の調製:
【化517】
[この文献は図面を表示できません]
化合物40を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物251およびメチルアミン(THF中2M)を出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:51mg、35%、黄色の粉末)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0753】
化合物43の調製:
【化518】
[この文献は図面を表示できません]
化合物43を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物253およびチオモルホリン1,1−ジオキシドを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:46mg、45%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0754】
化合物46の調製:
【化519】
[この文献は図面を表示できません]
化合物46を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物253および2,6−ジメチルピペラジンを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:30mg、31%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0755】
化合物47の調製:
【化520】
[この文献は図面を表示できません]
化合物47を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物251および2−オキサ−6アザ−スピロ(3,3)ヘプタンを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:32mg、25%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0756】
化合物50の調製:
【化521】
[この文献は図面を表示できません]
化合物50を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物251および2−(メチルアミノ)エタノールを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:35mg、28%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0757】
化合物51の調製:
【化522】
[この文献は図面を表示できません]
化合物51を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物251およびN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩を出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:14mg、32%、黄色の粉末)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0758】
化合物59、化合物60および化合物61の調製
【化523】
[この文献は図面を表示できません]
化合物59、化合物60および化合物61を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物248および2−(メチルアミノ)エタノールを出発材料として使用して調製した(388mg、85%、化合物59の淡黄色の固体。355mgのラセミ化合物59のキラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:80%CO
2、20%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によるエナンチオマーの分離によって、それぞれ、145mg(32%、黄色のふわふわした固体)の化合物60および125mg(27%、色の淡いふわふわした固体)の化合物61を得た。
【0759】
化合物63の調製:
【化524】
[この文献は図面を表示できません]
化合物63を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物62および(アゼチジン−3−イル)メタノールを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:29mg、25%)。M.P.:100℃(ゴム、K)。
【0760】
化合物64の調製:
【化525】
[この文献は図面を表示できません]
化合物64を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物62および(S)−(+)−2−ピロリジンメタノールを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:51mg、43%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0761】
化合物65の調製:
【化526】
[この文献は図面を表示できません]
化合物65を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物62および3−ヒドロキシアゼチジン塩酸塩を出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:51mg、45%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0762】
化合物66の調製:
【化527】
[この文献は図面を表示できません]
化合物66を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物62および3−アミノ−1−プロパノールを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:46mg、41%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0763】
化合物69の調製:
【化528】
[この文献は図面を表示できません]
化合物69を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物62および1−イソプロピルピペラジンを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:44mg、35%、白色の粉末)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0764】
化合物70の調製:
【化529】
[この文献は図面を表示できません]
化合物70を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物251および(2R)−アミノプロパン−1−オールを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:77mg、57%、白色の粉末)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0765】
化合物71の調製:
【化530】
[この文献は図面を表示できません]
化合物71を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物62およびエタノールアミンを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:79mg、36%、黄色の粉末)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0766】
化合物75の調製:
【化531】
[この文献は図面を表示できません]
化合物75を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物251および4−アミノピペリジンを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:14mg、12%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0767】
化合物86および化合物87の調製
【化532】
[この文献は図面を表示できません]
化合物86および化合物87を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物257aおよび(S)−(+)−2−(ピロリジンメタノール)を出発材料として使用して調製した。残渣(680mg、オレンジ油)をシリカゲルのクロマトグラフィー(定形SiOH;30μm;40g;勾配:99.5%DCM、0.5%MeOHから95%DCM、5%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(340mg、淡黄色の泡)を、アキラルSFC(CHIRALPAK AD−H;5μm;250×20mm;移動相:65%CO
2、35%EtOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらをDCMに可溶化し、蒸発させ、真空下で乾燥させ(50℃、24時間)、115mg(25%、淡黄色の泡)の化合物86(M.P.:76℃、DSC)および125mg(28%、淡黄色の泡)の化合物87(M.P.:74℃、DSC)を得た。
【0768】
化合物90、化合物91および化合物92の調製
【化533】
[この文献は図面を表示できません]
化合物90、化合物91および化合物92を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物257aおよび1−エチルピペラジンを出発材料として使用して調製した。残渣(420mg、茶色の油)を、シリカ上のクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;12g;勾配:98%DCM、2%MeOHから94%DCM、6%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、化合物90の2つの画分をそれぞれ得た。
−画分A:72mgの化合物90。30mgのこの画分をMeCNに可溶化し、ペンタンで洗浄した。MeCN層を真空下で蒸発させ、固体をEt
2O中で研和し、濾過の後、21mgの化合物90(6%、オフホワイト色の泡)を得た。
−画分B:270mgの化合物90、これを残留する42mgの画分Aと合わせた。このように得られた残渣(312mg)をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:70%CO
2、30%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらをDCM(2×)中で別々に同時蒸発させ、減圧下で乾燥させ(16時間、50℃)、それぞれ、92mg(27%、淡黄色の泡)の化合物91および101mg(30%、淡黄色の泡)の化合物92を得た。
【0769】
化合物105の調製:
【化534】
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化合物105を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物98およびモルホリンを出発材料として使用して調製した(96mg、52%)。M.P.:161℃(DSC)。
【0770】
化合物113および化合物114の調製
【化535】
[この文献は図面を表示できません]
化合物113および化合物114を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、中間体117および1−エチルピペラジンを出発材料として使用して調製した(キラルSFC(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、250
*20mm、移動相:60%CO2、40%MeOH(0.3%iPrNH
2))精製の後で、74mg、40%、淡黄色の固体の化合物113;M.P.:307℃(DSC)および74mg、40%、淡黄色の固体の化合物114;M.P.:303℃(DSC)を得た)。
【0771】
化合物115および化合物116の調製
【化536】
[この文献は図面を表示できません]
化合物115および化合物116を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物263およびL−プロリノールを出発材料として使用して調製した(キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:80%CO
2、20%EtOH(0.3%iPrNH
2))精製の後で、67mg、33%、淡黄色の固体の化合物115;M.P.:327℃(DSC)および77mg、37%、淡黄色の固体の化合物116;M.P.:332℃(DSC)を得た)。
【0772】
化合物117および化合物118の調製
【化537】
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化合物263(120.0mg;303μmol)、HBTU(230mg;0.605mmol)、およびDIPEA(313μL;1.82mmol)のDMF(3mL)溶液に、2−アミノエタノール(36.3μL;0.605mmol)を加えた。溶液を室温で1時間撹拌した。次いで、水およびDCMを加えた。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空下で蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、24g、液体注入(DCM)、移動相勾配:DCM100%からDCM90%、iPrOH/NH3水溶液(95:5)10%)によって精製し、144mg(黄色の泡)のラセミ化合物を得た。エナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm;移動相:70%CO
2、30%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、63mg(41%、淡黄色の固体)の化合物117および67mg(43%)の化合物118(M.P.:237℃、DSC)を得た。
【0773】
化合物117の代替調製:
化合物274(94mg、0.237mmol)、HBTU(0.179g、0.474mmol)、およびDIPEA(0.245mL、1.423mmol)のDMF(3mL)溶液に、2−アミノエタノール(0.028mL、0.474mmol)をN
2下で加えた。溶液を室温で15時間撹拌した。溶液を冷却し、混合物を冷却した水に注ぎ入れ、生成物をEtOAcで抽出した。有機層をH
2Oで洗浄し、分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣120mgを、シリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、24g:勾配、98%DCM、2%MeOHから90%DCM、10%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を乾燥するまで蒸発させ、32g(31%)の化合物117(ee=91.8%)を得た。
【0774】
化合物117の調製:
【化538】
[この文献は図面を表示できません]
化合物274は、DIPEA(6.0当量)およびHBTU(N,N,N’,N’−テトラメチル−O−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート)(2.0当量)を室温で使用して、DMF(3容)中のエタノールアミン(2.0当量)とカップリングさせた。完全な反応の後、混合物をEtOAcで希釈し、5%NaHCO
3で洗浄し、残渣へと濃縮した。次いで、固体をTHF(10容)中でスラリー化し、純度およびe.eを改善させた。手順を、それぞれ、20gおよび95gスケールの化合物274上で実行し、化合物117を77%の平均収率(e.e:99.4%)で得た。次いで、バッチを合わせ、THFを除去するために、このように得られた固体をエタノールに溶解した。溶媒を残渣へと2回蒸発させ、次いで、生成した固体を50℃で減圧下一晩乾燥させ、90gの化合物174aをヘミエタノレート溶媒和物として得た(e.e:99.4%)。
【0775】
化合物142の調製:
【化539】
[この文献は図面を表示できません]
化合物142を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物251および1−エチルピペラジンを出発材料として使用して調製した(107mg、80%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0776】
化合物143の調製:
【化540】
[この文献は図面を表示できません]
化合物143を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび1−エチルピペラジンを出発材料として使用して調製した(136mg、74%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0777】
化合物144の調製:
【化541】
[この文献は図面を表示できません]
化合物144を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび1−メチルピペラジンを出発材料として使用して調製した(156mg、87%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0778】
化合物145の調製:
【化542】
[この文献は図面を表示できません]
化合物145を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび2−(メチルアミノ)エタノールを出発材料として使用して調製した(134mg、79%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0779】
化合物148の調製:
【化543】
[この文献は図面を表示できません]
化合物148を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび2−チア−6−アザ−スピロ[3.3]ヘプタン2,2ジオキシドを出発材料として使用して調製した(124mg、47%)。
【0780】
化合物149の調製:
【化544】
[この文献は図面を表示できません]
化合物149を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび2,2’−オキシビス(エチルアミン)を出発材料として使用して調製した(48mg、26%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0781】
化合物169の調製:
【化545】
[この文献は図面を表示できません]
化合物169を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールを出発材料として使用して調製した(89mg、25%)。M.P.:217℃(DSC)。
【0782】
化合物171および化合物172の調製
【化546】
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化合物171および化合物172を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジンを出発材料として使用して調製した(キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:85%CO
2、15%MeOH(0.3%iPrNH
2))精製の後で、104mg、38%の化合物171(M.P.:125℃(ゴム、K))および100mg、37%の化合物172(M.P.:130℃(ゴム、K)を得た)。
【0783】
化合物180、化合物181および化合物182の調製
【化547】
[この文献は図面を表示できません]
N,N,N’−トリメチルエチレンジアミン(185μL;1.45mmol)を、化合物83a(300mg;0.72mmol)、HBTU(549mg;1.45mmol)およびDIPEA(0.75mL;4.34mmol)のMe−THF(10mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出し、ブライン(2×)で洗浄した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。残渣(520mg)を、カラムシリカゲルのクロマトグラフィー(40g;移動相:100%DCMから97%DCM、3%MeOH、0.3%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、295mg(82%)の化合物180を得た。M.P.:148℃(K)。化合物180をキラルSFC(AS−H、5μm、250
*20mm;移動相:80%CO
2、20%EtOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらをジエチルエーテル中で結晶化させ、濾過し、真空下で乾燥させ、38mg(11%)の化合物181(M.P.:134℃、DSC)および60mg(16%)の化合物182(M.P.:134℃、DSC)を得た。
【0784】
化合物183、化合物184および化合物185の調製
【化548】
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化合物83a(300mg;0.72mol)、HBTU(550mg;1.45mmol)およびDIPEA(0.75mL;4.34mmol)のDMF(6mL)溶液に、N,N−ジメチルエチレンジアミン(0.16mL;1.45mmol)を加え、混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した。有機層をブライン(×2)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(固定相:40g、移動相:100%DCMから97%DCM、3%MeOH、0.3%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、290mg(83%)の化合物183を得た。エナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:85%CO
2、15%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させた。各画分をEt
2Oから結晶化させ、70mg(20%)の化合物184(M.P.:157℃(DSC))、および58mg(20%)の化合物185(M.P.:152℃(DSC))を得た。
【0785】
化合物188および化合物189の調製
【化549】
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化合物188および化合物189を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび2−アミノエタノールを出発材料として使用して調製した(キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:75%CO
2、25%EtOH(0.3%iPrNH
2))精製の後で、82mg、25%の化合物188(M.P.:80℃(ゴム、K))および94mg、87%の化合物189(M.P.:80℃(ゴム、K))を得た)。
【0786】
化合物198、化合物199および化合物200の調製
【化550】
[この文献は図面を表示できません]
化合物198、199および200を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、Et
2O/DCMの混合物中での結晶化の後で、化合物39および2−アミノエタノールを出発材料として使用して調製した。130mg(24%)の化合物198を得た。M.P.:171℃(DSC)。化合物198をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm;移動相:90%CO
2、10%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。各残渣をDCM/ジエチルエーテルから結晶化させた。各沈殿物を濾過し、真空下で乾燥させ、68mg(12%)の化合物199(M.P.:140℃、K)および57mg(10%)の化合物200(M.P.:115℃、ゴム、K)を得た。
【0787】
化合物201および化合物202の調製
【化551】
[この文献は図面を表示できません]
化合物201および化合物202を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび(2R)−(−)−1−アミノプロパン−2−オールを出発材料として使用して調製した。キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:83%CO
2、17%MeOH(0.3%iPrNH
2))精製の後で、253mg(22%)の化合物201(M.P.:70℃、DSC)および276mg(24%)の化合物202を得た。
【0788】
化合物203および化合物204の調製
【化552】
[この文献は図面を表示できません]
化合物203および化合物204を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび2−メトキシエチルアミンを出発材料として使用して調製した(280mgのラセミ化合物からのエナンチオマーを分離させる精製、およびジエチルエーテルからの結晶化の後;28mg(8%)の化合物203(M.P.:118℃、DSC)および76mg(22%)の化合物204(M.P.:80℃、ゴム、K)。
【0789】
化合物211および化合物212の調製
【化553】
[この文献は図面を表示できません]
化合物83a(1g;2.41mmol)、HBTU(1.37g;3.62mmol)およびDIPEA(1.25mL;7.24mmol)のDMF(25mL)溶液を、室温で15分間撹拌した。次いで、N−イソプロピルエチレンジアミン(0.46mL;3.62mmol)を加え、溶液を室温で15時間撹拌した。生成物を氷冷水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した。有機層をブライン(×2)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(固定相:不定形SiOH、15〜40μm、300g、MERCK、移動相:0.1%NH
4OH、95%DCM、0.5%MeOH)によって精製した。生成物を含有する画分を混合し、濃縮し、720mgのラセミ化合物を得た。
【0790】
このラセミ化合物をキラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:90%CO
2、10%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。生成物を含有する画分を混合し、濃縮し、320mgの画分Aおよび315mgの画分Bを得た。
【0791】
画分Aを、DCM/Et
2Oの混合物から結晶化させた。沈殿物を濾別し、真空下で乾燥させ、280mg(23%)の化合物211(M.P.:206℃(DSC))を得た。
【0792】
画分Bを、DCM/Et
2Oの混合物から結晶化させた。沈殿物を濾別し、真空下で乾燥させ、250mg(21%)の化合物212(M.P.:204℃(DSC))を得た。
【0793】
化合物213および化合物214の調製
【化554】
[この文献は図面を表示できません]
化合物213および化合物214を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物170および2−アミノエタノールを出発材料として使用して調製した。キラルSFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:80%CO
2、20%MeOH(0.3%iPrNH
2))精製の後で、117mg(27%)の化合物213(M.P.:80℃、ゴム、K)および136mg(31%)の化合物214(M.P.:80℃、ゴム、K)を得た。
【0794】
化合物217の調製:
【化555】
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化合物217(4つのジアステレオ異性体の不確定の混合物)を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物83aおよび3−(トリフルオロアセトアミド)ピロリジンを出発材料として使用して調製した(ジイソプロピルエーテルから結晶化;120mg、29%)。
【0795】
化合物218、化合物219および化合物220の調製
【化556】
[この文献は図面を表示できません]
1,1’−カルボニルジイミダゾール(324mg;2.0mmol)を、化合物83a(690mg;1.67mmol)のMe−THF(14mL)溶液に加え、混合物を、2時間加熱還流させた。混合物を室温に冷却し、シクロプロパンスルホンアミド(202mg;1.67mmol)および1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(370μL;2.50mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を水に注ぎ入れた。有機層をDCMで抽出し、分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm;40g;勾配:100%DCMから90%DCM、10%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を乾燥するまで蒸発させ、970mgの化合物218を得た。一部(106mg)をDIPEから結晶化させた。沈殿物を濾別し、真空下で乾燥させ、59mgの化合物218を得た。
【0796】
化合物218の残りをキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm;250×20mm;移動相:60%CO
2、40%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらをジイソプロピルエーテルから結晶化させた。各沈殿物を濾別し、真空下で乾燥させ、312mg(33%)の化合物219および248mg(29%)の化合物220を得た。
【0797】
化合物223の調製:
【化557】
[この文献は図面を表示できません]
化合物223を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物159および2−アミノエタノールを出発材料として使用して調製した(DCMから結晶化;195mg、60%)。M.P.:200℃(DSC)。
【0798】
化合物226、化合物227および化合物228の調製
【化558】
[この文献は図面を表示できません]
化合物226、227および228を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物263およびN−イソプロピルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した。ジエチルエーテルからの結晶化の後、192mg(49%)の化合物を得た。M.P.:158℃(DSC)。
【0799】
化合物226をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm;250×20mm;移動相:60%CO
2、40%EtOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。各残渣をACN/水(20/80)と共に凍結乾燥させ、74mg(19%、黄色の粉末)の化合物227(M.P.:80℃、ゴム、K)および76mg(20%、黄色の粉末)の化合物228(M.P.:80℃、ゴム、K)を得た。
【0800】
化合物237、化合物237a、化合物237b、化合物237cおよび化合物237dの調製
【化559】
[この文献は図面を表示できません]
化合物237を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物236および2−トリフルオロメチルピペラジン(R/S:80/20)を出発材料として使用して調製した。残渣(700mg,)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;移動相:97%DCM、3%MeOH(+10%NH
4OH))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(500mg)をヘプタンおよびEt
2Oから結晶化させた。沈殿物を濾過し、乾燥させ、0.45g、67%の化合物237(M.P:105℃(コフラー)を得た。化合物237を、キラルSFC(CHIRALCEL OJ−H;5μm、250×20mm;移動相:80%CO
2、20%MeOH(0.3%iPrNH
2))によってさらに精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、ジアステレオ異性体の2つの画分を得た。ジアステレオ異性体の第1の画分をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μ
*、250
*20mm;移動相85%CO
2、15%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得た。第1の画分(122mg)をEt
2Oから結晶化させ、濾過の後、94mgの化合物237b(M.P:120℃(コフラー))を得て、かつ第2の画分(38mg)を、水−ACNと共に凍結乾燥させ、33mg(5%)の化合物237d(M.P.:80℃(コフラー)を得た。第2の画分をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μ
*250
*20mm;移動相82%CO
2、18%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得た。第1の画分(120mg)をEt
2Oから結晶化させ、濾過の後、66mg(10%)の化合物237a(M.P.:120℃(コフラー)を得て、第2の画分(43mg)を水−ACNと共に凍結乾燥させ、40mg(6%)の化合物237c(M.P.:80℃(コフラー))を得た。
【0801】
化合物238の調製:
【化560】
[この文献は図面を表示できません]
化合物238を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物236および1−(2,2,2−トリフルロエチル)−3−アゼチジアミンを出発材料として使用して調製した(ヘプタン/Et
2O、350mg、45%)。M.P:110℃(ゴム、K)。
【0802】
化合物243、化合物243aおよび化合物243bの調製
【化561】
[この文献は図面を表示できません]
化合物243を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物236およびスルファミドを出発材料として使用して調製した。残渣(480mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;40g、移動相:100%DCM)によって精製した。純粋な画分を集めた;溶媒を蒸発させ、生成物の一部をDIPEから結晶化させた。沈殿物を濾過し、乾燥させ、(41mg)の化合物243を得た。残渣をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μ
*250
*20mm;移動相60%CO
2、40%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらをDCMに溶解し、蒸発させ、98mg(20%)の化合物243a(M.P.:160℃(コフラー))および96mg(20%)の化合物243b(M.P:200℃(コフラー))を得た。
【0803】
化合物246、化合物246aおよび化合物246bの調製
【化562】
[この文献は図面を表示できません]
化合物246を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物236および(2S)−1−アミノ−2−プロパノールを出発材料として使用して調製した。残渣(580mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;40g、移動相:勾配、100%DCMから97%DCM、3%MeOH、0.3%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、345mgの化合物246を得た。この化合物をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μ
*250
*20mm;移動相75%CO
2、25%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらをEt
2Oから結晶化させ、乾燥させ、123mg(36%)の化合物246aおよび118mg(34%)の化合物246b(M.P:75℃(DSC))を得た。
【0804】
化合物272、化合物272aおよび化合物272bの調製
【化563】
[この文献は図面を表示できません]
化合物272を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物236およびD−プロリンメチルエステル塩酸塩を出発材料として使用して調製した。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ40g;移動相:勾配、100%DCMから0.1%NH
4OH、90%DCM、10%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、250mg(78%)の化合物272を得た。化合物272をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H;5μm、250×20mm;移動相:75%CO
2、25%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、それぞれ、87mg(27%)の化合物272aおよび86mg(27%)の化合物272bを得た。
【0805】
化合物273、化合物273aおよび化合物273bの調製
【化564】
[この文献は図面を表示できません]
化合物273を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物236およびL−プロリンメチルエステル塩酸塩を出発材料として使用して調製した。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ40g;移動相:勾配、100%DCMから0.1%NH
4OH、90%DCM、10%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、320mgの化合物273を得た。化合物273をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H;5μm、250×20mm;移動相:80%CO
2、20%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、それぞれ、105mg(33%)の化合物273aおよび96mg(32%)の化合物273bを得た。
【0806】
化合物279、化合物279aおよび化合物279bの調製
【化565】
[この文献は図面を表示できません]
化合物279を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および2−アミノエタノールを出発材料として使用して調製した(570mg、65%)。M.P=77℃、DSC。
【0807】
化合物179をキラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:55%CO2、45%EtOH(0.3%iPrNH2))によって精製し、150mgの各エナンチオマーを得て、これらをACNおよび水の混合物(1/3)と共に凍結乾燥させ、90mg(10%)の化合物279a(M.P.:80℃、ゴム、K)および100mg(11%)の化合物279b(M.P.:80℃、ゴム、K)を得た。
【0808】
化合物280、化合物280aおよび化合物280bの調製
【化566】
[この文献は図面を表示できません]
化合物280を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および3−アミノ−1−プロパノールを出発材料として使用して調製した(330mg、72%、M.P:164℃、DSC)。
【0809】
化合物280をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:60%CO
2、40%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、140mgの1つの化合物を得て、これらをACNおよび水の混合物(1/3)と共に凍結乾燥させ、105mg(10%)の化合物280a:(MP:80℃、ゴム、K)を得て、かつ135mgの別の化合物を得て、これらをACNおよび水の混合物(1/3)と共に凍結乾燥させ、120mg(26%)の化合物280b(MP:80℃、ゴム、K)を得た。
【0810】
化合物281、化合物281aおよび化合物281bの調製
【化567】
[この文献は図面を表示できません]
化合物281を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234およびN,N−ジメチルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(570mg、100%、M.P=80℃、K)。
【0811】
化合物281をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:60%CO
2、40%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、253mgの1つの化合物を得て、これをペンタンから結晶化させ、136mg(23%)の化合物281a(MP:102℃、K)を得て、かつ234mgの別の化合物を得て、これをペンタンから結晶化させ、164mg(28%)の化合物281b(MP:80℃、ゴム、K)を得た。
【0812】
化合物283aおよび化合物283bの調製
【化568】
[この文献は図面を表示できません]
化合物283aおよび化合物283bを、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物170およびN−イソプロピルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製し、290mg(97%)のラセミ中間化合物を得て、これをキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:60%CO
2、40%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、102mgの1つの化合物を得て、これをEt
2Oから結晶化させ、63mg(21%)の化合物283a:(MP:173℃、DSC)を得て、かつ105mgの他の化合物を得て、これをEt
2Oから結晶化させ、60mg(20%)の化合物283b:(MP:170℃、DSC)を得た。
【0813】
化合物284aおよび化合物284bの調製
【化569】
[この文献は図面を表示できません]
化合物284aおよび化合物284bを、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物170および(2R)−(−)−1−アミノプロパン−2−オールを出発材料として使用して調製し、745mg(84%)のラセミ化合物を得て、これをキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm;移動相:83%CO
2、17%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、323mgの1つの化合物を得て、これをペンタンから結晶化させ、190mg(21%)の化合物284a(MP:113℃、K)を得て、かつ368mgの別の化合物を得て、これをペンタンから結晶化させ、240mg(27%)の化合物284b(MP:112℃、K)を得た。
【0814】
化合物286、化合物286aおよび化合物286bの調製
【化570】
[この文献は図面を表示できません]
化合物286を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物285およびN−イソプロピルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(645mg、67%、MP:85℃、ゴム、K)。
【0815】
化合物286(598mg)をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×30mm;移動相:65%CO
2、35%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、262mgの1つの化合物を得て、これをEt
2Oから結晶化させ、187mg(19%)の化合物286a(MP:85℃、ゴム、K)を得て、かつ231mgの他の化合物を得て、これをEt
2Oから結晶化させ、220mg(23%)の化合物286b(MP:85℃、ゴム、K)を得た。
【0816】
化合物287、化合物287aおよび化合物287bの調製
【化571】
[この文献は図面を表示できません]
化合物287を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(6S)−1,4−ジアザビシクロ[4,3,0]ノナンを出発材料として使用して調製した(1.03g、82%、M.P=80℃、ゴム、K)。
【0817】
化合物287(980mg)をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:70%CO
2、30%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、274mg(22%)の1つの化合物を得て、これをDIPEから結晶化させ、255mg(20%)の化合物287a(MP:90℃、K)を得て、かつ185mgの他の化合物を得て、これをEt
2Oから結晶化させ、130mg(10%)の化合物287b(MP:95℃、ゴム、K)を得た。
【0818】
化合物292、化合物292aおよび化合物292bの調製
【化572】
[この文献は図面を表示できません]
化合物292を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物170および1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを出発材料として使用して調製した(650mg、93%、MP:80℃、ゴム、K)。
【0819】
化合物292(650mg)をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm;移動相:80%CO
2、20%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、310mgの1つの化合物を得て、これをペンタンおよびEt
2Oから結晶化させ、186mg(27%)の化合物292a(MP:110℃、ゴム、K)を得て、かつ305mgの他の化合物を得て、これをペンタンおよびEt
2Oから結晶化させ、190mg(27%)の化合物292b(MP:110℃、ゴム、K)を得た。
【0820】
化合物295、化合物295aおよび化合物295bの調製:
【化573】
[この文献は図面を表示できません]
化合物295を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物294およびエタノールアミンを出発材料として使用して調製した(700mg、79%、MP:80℃、ゴム、(K))。
【0821】
化合物295をキラルSFC(CHIRALPAK IC−H、5μm、250×30mm;移動相:60%CO
2、40%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、276mgの1つの化合物を得て、これをペンタンから結晶化させ、244mg(28%)の化合物295a(MP:120℃、ゴム、K)を得て、かつ291mgの他の化合物を得て、これをペンタンから結晶化させ、225mg(25%)の化合物295b(MP:120℃、ゴム、K)を得た。
【0822】
化合物298aおよび化合物298bの調製
【化574】
[この文献は図面を表示できません]
化合物298aおよび化合物298bを、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物285および(R)−(+)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジンを出発材料として使用して調製した。360mgのラセミ化合物からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×30mm;移動相:60%CO
2、40%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1つの化合物を得て、これをペンタンおよびEt
2Oから結晶化させ、74mg(20%)の化合物298a(MP:100℃、ゴム、K)を得て、かつ他の化合物を得て、これをペンタンおよびEt
2Oから結晶化させ、45mg(12%)の化合物298b(MP:100℃、ゴム、K)を得た。
【0823】
化合物299aおよび化合物299bの調製
【化575】
[この文献は図面を表示できません]
化合物299aおよび化合物299bを、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物285およびN,N−ジメチルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した。440mgのラセミ化合物からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:78%CO
2、22%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1つの化合物を得て、これをDCMおよびEt
2Oから結晶化させ、98mg(17%)の化合物299a(MP:100℃、ゴム、K)を得て、かつ他の化合物を得て、これをDCMおよびEt
2Oから結晶化させ、86mg(15%)の化合物299b(MP:100℃、ゴム、K)を得た。
【0824】
化合物300、化合物300aおよび化合物300bの調製
【化576】
[この文献は図面を表示できません]
化合物300を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(R)−(−)−3−ピロリジノールを出発材料として使用して調製した。(723mg、88%)。
【0825】
化合物300をキラルSFC(CHIRALPAK DIACEL AD、250×30mm;移動相:CO
2、iPrOH(0.4%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1つの化合物を得て、これをEt
2Oから結晶化させ、152mg(19%)の化合物300a(MP:140℃、K)を得て、かつ別の化合物を得て、これをEt
2Oから結晶化させ、130mg(16%)の化合物300b(MP:135℃、K)を得た。
【0826】
化合物302、化合物302aおよび化合物302bの調製
【化577】
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化合物302を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(S)−3−ヒドロキシピペリジン塩酸塩を出発材料として使用して調製した。(637mg、100%、MP:80℃、K)。
【0827】
化合物302をキラルSFC(CHIRALPAK AS−H、5μm、250×20mm;移動相:65%CO
2、35%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、376mgの1つの化合物を得て、これをペンタンから結晶化させ、90mg(15%)の化合物302a(MP:135℃、K)を得て、かつ245mgの別の化合物を得て、これをペンタンから結晶化させ、245mg(41%)の化合物302b(MP:135℃、K)を得た。
【0828】
化合物308の調製:
【化578】
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化合物308を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物307および2−チア−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン,2,2−ジオキシドを出発材料として使用して調製した(156mg、59%、MP:195℃、DSC)。
【0829】
化合物309、化合物309aおよび化合物309bの調製
【化579】
[この文献は図面を表示できません]
化合物309を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物170およびN,N−ジメチルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(610mg、100%)。化合物309をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×30mm;移動相:70%CO
2、30%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、208mgの1つの化合物を得て、これをEt2Oから結晶化させ、192mg(33%)の化合物309aを得て、かつ192mgの別の化合物を得て、これをペンタンから結晶化させ、192mg(33%)の化合物309bを得た。
【0830】
化合物312、化合物312aおよび化合物312bの調製
【化580】
[この文献は図面を表示できません]
化合物311(150mg;0.347mmol)、N−ジイソプロピルエチレンジアミン(52.6μL;0.417mmol)およびDIPEA(120μL;0.695mmol)のDMF(3mL)溶液に、COMU(223mg;0.521mmol)を加えた。溶液を室温で18時間撹拌し、次いで、50mgの化合物311上で行われた別の反応と合わせた。水およびEtOAcを加えた。有機層を分離し、水層をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をNaClの飽和水溶液(3×)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させた。
【0831】
粗製物(438mg)をシリカゲルクロマトグラフィー(固定相:不定形ベアシリカ40g、移動相:0.5%NH
3水溶液、94%DCM、6%MeOH)によって精製し、149mgの化合物312を黄色の油として得た。
【0832】
化合物312をキラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:65%CO
2、35%iPOH(0.3%iPrNH
2))によって精製し、55mgの不純な化合物312aを黄色の油として、および58mgの不純な化合物312bを黄色の油として得た。
【0833】
不純な化合物312aをシリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、4g、Grace、移動相勾配:DCM100%からDCM95%、MeOH/NH
3水溶液(95:5)5%)によって精製し、49mgの黄色の油を得て、これらをACN(1mL)に可溶化し、水(9mL)で増量し、凍結乾燥させ、46mgの化合物312aを淡黄色のふわふわした固体として得た。
【0834】
不純な化合物312bをシリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、4g、Grace、移動相勾配:DCM100%からDCM95%、MeOH/NH3水溶液(95:5)5%)によって精製し、47mgの黄色の油を得て、これらをACN(1mL)に可溶化し、水(9mL)で増量し、凍結乾燥させ、45mgの化合物312bを淡黄色のふわふわした固体として得た。
【0835】
化合物313、化合物313aおよび化合物313bの調製
【化581】
[この文献は図面を表示できません]
化合物313を、化合物312の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物311およびN,N,N’−トリメチルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(197mg)。化合物313をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:80%CO
2、20%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、各エナンチオマーを再びシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。生成物を含有する画分を混合し、溶媒を蒸発させ、1つの化合物(44mg)を得て、これをペンタンおよびH
2Oから凍結乾燥させ、42mg(23%)の化合物313aを得て、かつ他の化合物(43mg)を得て、これをペンタンおよびH
2Oから凍結乾燥させ、42mg(23%)の化合物313bを得た。
【0836】
化合物314、化合物314aおよび化合物314bの調製
【化582】
[この文献は図面を表示できません]
化合物314を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物257aおよびN−イソプロピルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製し、250mg(57%)の化合物314を得て、これをキラルSFC(CHIRALPAK DIACEL AD、250×20mm;移動相:CO
2、EtOH−iPrOH50/50(0.4%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、113mgの1つの化合物を得て、これをペンタンおよびH
2Oと共に凍結乾燥させ、86mg(20%)の化合物314a(MP:80℃、ゴム、K)を得て、かつ99mgの他の化合物を得て、これをペンタンおよびH
2Oと共に凍結乾燥させ、79mg(18%)の化合物414b(MP:80℃、ゴム、K)を得た。
【0837】
化合物319、化合物319aおよび化合物319bの調製
【化583】
[この文献は図面を表示できません]
化合物319を調製し、化合物78IPILを、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物291および(±)−2−(トリフルオロメチル)ピペラジンを出発材料として使用して調製した(517mg;97%)。
【0838】
化合物319を、キラルSFC(CHIRALPAK AS−H、5μm、250×20mm;移動相:80%CO
2、20%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって分離した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1つの化合物(186mg)を得て、これをペンタンおよびH
2Oと共に凍結乾燥させ、182mg(34%)の化合物319aを得て、かつ第2の化合物(184mg)を得て、これをペンタンおよびH
2Oと共に凍結乾燥させ、166mg(31%)の化合物319bを得た。
【0839】
化合物320、化合物320aおよび化合物320bの調製
【化584】
[この文献は図面を表示できません]
化合物320を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物263および(S)−3−ヒドロキシピペリジン塩酸塩を出発材料として使用して調製した(800mg;94%)。
【0840】
800mgの化合物320からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm;移動相:82%CO
2、18%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1つの化合物(354mg)を得て、これをDCMおよびペンタンから結晶化させ、248mg(29%)の化合物320a(MP:110℃、K)を得て、かつ第2の化合物(407mg)を得て、これをDCMおよびペンタンから結晶化させ、300mg(35%)の化合物320b(MP:136℃、K)を得た。
【0841】
化合物321、化合物321aおよび化合物321bの調製:
【化585】
[この文献は図面を表示できません]
化合物321を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物263および(R)−(+)−3−ヒドロキシピロリジンを出発材料として使用して調製した(700;85%)。
【0842】
700mgの化合物321からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×30mm;移動相:70%CO
2、30%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によって作製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、1つの化合物(337mg)を得て、これをDCMおよびペンタンから結晶化させ、262mg(32%)の化合物321a(MP:118℃、K)を得て、かつ第2の化合物(367mg)を得て、これをDCMおよびペンタンから結晶化させ、265mg(32%)の化合物321b(MP:128℃、K)を得た。
【0843】
化合物328の調製:
【化586】
[この文献は図面を表示できません]
化合物327(200mg;0.505mmol)、N,N−ジメチルエチレンジアミン(83μL;0.76mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(174μL;1.01mmol)のDMF(5mL)溶液に、COMU(324mg;0.757mmol)を加えた。溶液を室温で1時間撹拌した。次いで、水およびEtOAcを加えた。有機層を分離し、水層をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をNaClの飽和水溶液(3×)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させた。残渣(茶色の油)をシリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、24g、移動相勾配:DCM100%からDCM90%、MeOH/NH
3水溶液(95:5)10%)によって精製し、252mgの黄色の油を得た。この画分を、シリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、10g、液体充填(DCM)、移動相勾配:ヘプタン70%、EtOAc/(MeOH/NH
3水溶液(95:5))(80:20)30%)からヘプタン30%、EtOAc/(MeOH/NH
3水溶液(95:5))(80:20)70%)によってさらに精製し、206mgの黄色のフィルムを得て、これをシリカゲルクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm、10g、乾燥充填、移動相:ヘプタン80%、EtOAc/(MeOH/NH
3水溶液(95:5))(80:20)20%)によって再びさらに精製し、138mgの黄色のフィルムを得た。この画分をEt
2O中で研和した。溶媒を真空中で蒸発させ、沈殿物を高真空下にて(50℃、18時間)乾燥させ、136mg(58%)の化合物328を黄色の固体(MP:98℃、DSC)として得た。
【0844】
化合物332の調製
【化587】
[この文献は図面を表示できません]
化合物332を、化合物312の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物331およびジメチルアミン(THF中の溶液2M)を出発材料として使用して調製した(96mg、50%、MP:169℃、DSC)。
【0845】
化合物333の調製
【化588】
[この文献は図面を表示できません]
化合物333を、化合物312の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物331およびエタノールアミンを出発材料として使用して調製した(80mg、68%、MP:265℃、DSC)。
【0846】
化合物334、化合物334aおよび化合物334bの調製
【化589】
[この文献は図面を表示できません]
化合物334を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物257aおよび2−アミノエタノールを出発材料として使用して調製した。残渣(280mg)をシリカ上のクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;30g;勾配:95%DCM、5%MeOHから93%DCM、7%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、150mg(54%)の化合物334を得た。
【0847】
150mgの化合物334からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALCEL OD−H、5μm、250×20mm;移動相:70%CO
2、30%uiPrOH)によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これをEt
2Oから結晶化させ、それぞれ、70mg(16%)の化合物334a(M.P.:136℃、DSC)および71mg(11%)の化合物334b(M.P.:134℃、DSC)を得た。
【0848】
化合物338、化合物338aおよび化合物338bの調製
【化590】
[この文献は図面を表示できません]
化合物338を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物263および(2R)−(−)−1−アミノプロパン−2−オールを出発材料として使用して調製した(DIPEからの結晶化;360mg、72%)。309mgの化合物338からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm;250×20mm;移動相:75%CO
2、25%EtOH)によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、各画分をDIPEから結晶化させ、112mg(22%)の化合物338a(M.P.:90℃(DSC))および108mg(21%)の化合物338b(M.P.:91℃(DSC))を得た。
【0849】
化合物342の調製:
【化591】
[この文献は図面を表示できません]
化合物289(100mg、0.25mmol)、HATU(142.45mg、0.375mmol)およびEt
3N(0.104mL、0.749mmol)のMe−THF(5mL)溶液を、室温で15分間撹拌した。次いで、N−イソプロピルエチレンジアミン(47.26μL、0.375mmol)を加え、溶液を室温で5時間撹拌した。反応混合物を氷冷水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した。有機層をブライン(×2)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。このように得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(固定相:不定形SiOH、15〜40μm、40g、移動相:95%DCM、5%MeOH、0.5%NH4OH)によって精製し、75mg(62%)の化合物342を得た。
【0850】
化合物346、化合物346a、および化合物346bの調製
【化592】
[この文献は図面を表示できません]
化合物346を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(2R)−(−)−1−アミノプロパン−2−オールを出発材料として使用して調製した(460mg;81%)。
【0851】
キラルSFC(固定相:CHIRALPAK IC、5μm、250×20mm、移動相:83%CO
2、17%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって、460mgの化合物346からのエナンチオマーの分離を行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、ペンタンから結晶化させ、115mg(20%)の化合物346a(M.P.:107℃(K))および107mg(19%)の化合物26(M.P.:106℃(K))を得た。
【0852】
化合物347、化合物347aおよび化合物347bの調製
【化593】
[この文献は図面を表示できません]
化合物347を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および(R)−1,4−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンを出発材料として使用して調製した(1g;79%;M.P.:170℃(DSC))。
【0853】
950mgの化合物347からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:Chiralpak AS−H、5μm、250
*20mm、移動相:50%CO
2、50%MeOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、ペンタン/DCMの混合物(19/1)から結晶化させ、400mg(32%)の化合物347a(M.P.:125℃(K))および317mg(30%)の化合物347b(M.P.:125℃(K))を得た。
【0854】
化合物348、化合物348aおよび化合物348bの調製
【化594】
[この文献は図面を表示できません]
化合物348を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234および1−アミノ−2−メチル−2−プロパノールを出発材料として使用して調製した(540mg;92%)。
【0855】
540mgの化合物348からのエナンチオマーの分離を、SFC(固定相:CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm、移動相:86%CO
2、14%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、ペンタンから結晶化させ、157mg(27)の化合物348a(M.P.:102℃(K))および173mg(30%)の化合物348b(M.P.:102℃(K))を得た。
【0856】
化合物349、化合物349aおよび化合物349bの調製
【化595】
[この文献は図面を表示できません]
化合物349を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234およびN,N,N’−トリメチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(480mg;80%)。
【0857】
480mgの化合物349からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:83%CO
2、17%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、蒸発乾固させ、ペンタンから結晶化させ、131mg(22%)の化合物349a(M.P.:82℃(K))および131mg(22%)の化合物349b(M.P.:82℃(K))を得た。
【0858】
化合物353の調製:
【化596】
[この文献は図面を表示できません]
化合物353を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物285およびN,N,N’−トリメチルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(350mg、58%、80℃、(K))。
【0859】
化合物354の調製:
【化597】
[この文献は図面を表示できません]
化合物354を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物307を出発材料として使用して調製した(72mg、41%)。
【0860】
化合物357、化合物357aおよび化合物357bの調製
【化598】
[この文献は図面を表示できません]
化合物357を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234およびcis2,6−ジメチルピペラジンを出発材料として使用して調製した(570mg;92%)。
【0861】
570mgの化合物357からのエナンチオマーの分離を、SFC(Chiralpak AS−H、5μm、250
*20mm、移動相:45%CO
2、55%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。各画分をペンタンから結晶化させ、濾過の後、191mg(31%)の化合物43(M.P.:116℃(K))および170mg(38%)の化合物44b(M.P.:120℃(K))を得た。
【0862】
化合物358の調製:
【化599】
[この文献は図面を表示できません]
化合物358を、化合物5の調製に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物291およびジメチルアミンを出発材料として使用して調製した(126mgの60%)。
【0863】
化合物363、化合物363aおよび化合物363bの調製
【化600】
[この文献は図面を表示できません]
化合物363を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物285および(S)−(+)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジンから出発して調製した。
【0864】
エナンチオマーの分離を、SFC(固定相:Chiralpak Diacel AD、20×250mm、移動相:CO
2、iPrOH+0.4iPrNH
2)によって行った。純粋な画分を混合し、濃縮し、20mg(5%)の化合物363a(M.P.:80℃、ゴム、K)および70mg(19%)の化合物363b(M.P.:80℃、ゴム、K)を得た。
【0865】
化合物364、化合物364aおよび化合物364bの調製
【化601】
[この文献は図面を表示できません]
化合物364を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物234およびN−イソプロピルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(280mg、58%、M.P.:80℃、ゴム(K))。
【0866】
エナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm;250×20mm;移動相:60%CO
2、40%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。各画分をDCM/Et
2Oの混合物から結晶化させ、濾過の後、90mg(18%)の化合物364a(M.P.:80℃、ゴム(K))および89mg(18%)の化合物364b(M.P.:80℃、ゴム(K))を得た。
【0867】
化合物366の調製:
【化602】
[この文献は図面を表示できません]
化合物366を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物307を出発材料として使用して調製した(154mg、66%)。
【0868】
化合物367、化合物367aおよび化合物367bの調製
【化603】
[この文献は図面を表示できません]
化合物367を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物307および(+/−)−2−(トリフルオロメチル)ピペラジンを出発材料として使用して調製した(453mg、85%)。
【0869】
453mgの化合物367からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm;250×30mm;移動相:70%CO
2、30%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、各画分をペンタン/Et2Oの混合物から結晶化させ、濾過の後、119mg(22%)の化合物367aおよび127mg(24%)の化合物367bを得た。
【0870】
化合物369、化合物369aおよび化合物369bの調製
【化604】
[この文献は図面を表示できません]
化合物369を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物285および(6S)−1,4−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンを出発材料として使用して調製した(800mg;96%)。
【0871】
エナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:Chiralpak Diacel AD、20×250mm、移動相:CO
2、EtOH+0.4iPrNH
2)によって行った。純粋な画分を混合し、濃縮し、画分A(470mg)および画分B(450mg)を得た。画分AをEt
2O/ペンタンの混合物で溶解した。沈殿物を濾過し、180mg(22%)の化合物369a(22%)を得た。画分BをDCM/ペンタンの混合物で溶解した。沈殿物を濾過し、140mg(17%)の化合物369bを得た(M.P.:147℃、(DSC K))。
【0872】
化合物375の調製:
【化605】
[この文献は図面を表示できません]
化合物375を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物285および(R)−1,4−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンを出発材料として使用して調製した(250mg、20%、M.P:80°、ゴム(K))。
【0873】
化合物381の調製:
【化606】
[この文献は図面を表示できません]
化合物381を、化合物312の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物327および2−アミノエタノールを出発材料として使用して調製した。(162mg、73%)。
【0874】
化合物382の調製:
【化607】
[この文献は図面を表示できません]
化合物382を、化合物312の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物327およびジメチルアミン(THF中の2M溶液)を出発材料として使用して調製した(136mg、64%、M.P:150℃(DSC))。
【0875】
化合物384の調製:
【化608】
[この文献は図面を表示できません]
化合物384を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物289およびN,N−ジメチルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(66mg、19%)。
【0876】
化合物392、化合物392aおよび化合物392bの調製
【化609】
[この文献は図面を表示できません]
化合物392を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物263およびグリシンエチルエステル塩酸塩を出発材料として使用して調製した(727mg、66%)。
【0877】
エナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:Chiralpak AD−H、5μm、250
*30mm、移動相:60%CO
2、40%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。生成物を含有する画分を濃縮し、ACN/水の混合物(20/80)中の凍結乾燥の後で、220mg(20%)の化合物392a(MP:80℃、ゴム、コフラー)および215mg(20%)の化合物392bを得た。
【0878】
化合物394の調製:
【化610】
[この文献は図面を表示できません]
化合物394を、化合物312の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物331およびN,N−ジメチルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(86mg、MP:161℃(DSC))。
【0879】
化合物407、化合物407a、化合物407bの調製
【化611】
[この文献は図面を表示できません]
化合物407を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物294およびN,N−ジメチルエチレンジアミンを出発材料として使用して調製した(588mg、85%)。
【0880】
エナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm、移動相:60%CO
2、40%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。生成物を含有する画分を濃縮し、ACN/水の混合物(20/80)中の凍結乾燥の後で、232mg(34%)の化合物407a(MP:115℃、コフラー)および170mg(25%)の化合物407b(MP:105℃、コフラー)を得た。
【0881】
化合物408、化合物408aおよび化合物408bの調製
【化612】
[この文献は図面を表示できません]
化合物408を、化合物5の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物263およびエタノール−1,1,2,2−d4−アミンを出発材料として使用して調製した(400mg、71%)。
【0882】
エナンチオマーの分離を、キラルSFC(固定相:CHIRALPAK IC、5μm、250×30mm、移動相:55%CO
2、45%iPOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。生成物を含有する画分を濃縮し、EtOHからの結晶化の後で、161mg(28%)の化合物408a(MP:127℃、DSC)および131mg(22%)の化合物408b(MP:123℃、DSC)を得た。
【0883】
変換C2
調製、化合物10:
【化613】
[この文献は図面を表示できません]
ジイソブチルアルミニウムヒドリド(トルエン中の溶液20%)(15.8mL;3.79mmol)を、化合物249(860mg;1.89mmol)のTHF(50mL)溶液に−70℃でN
2下で滴加した。混合物を−70℃で1時間30分撹拌した。溶液を氷水に注ぎ入れた。EtOAcを加え、混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過した。生成物をEtOAcで抽出した。次いで、有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(820mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ40g;移動相:97%DCM、3%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、594mgを得て、これをジエチルエーテルと共に再結晶化させた。沈殿物を濾過し、乾燥させ、425mg(52%)の化合物10を得た。M.P.:189℃(DSC)。
【0884】
調製、化合物88および化合物89
【化614】
[この文献は図面を表示できません]
化合物88および化合物89を、化合物10の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物257aを出発材料として使用して調製した。シリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;30g;勾配:65%ヘプタン、31.5%EtOAc、3.5%MeOHから30%ヘプタン、63%EtOAc、7%MeOH)による精製の後、このように得られた残渣(409mg、淡黄色の泡)をキラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:75%CO
2、25%MeOH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらをDCM(×2)中で別々に同時蒸発させ、減圧下乾燥させ(16時間、50℃)、それぞれ、144mg(28%、淡黄色の泡)の化合物88および160mg(30%、淡黄色の泡)の化合物89を得た。
【0885】
調製、化合物111
【化615】
[この文献は図面を表示できません]
ジイソブチルアルミニウムヒドリド(トルエン中の溶液20%)(1.96mL;0.47mmol)を、化合物97(100mg;0.24mmol)のTHF(7mL)溶液に−70℃でN
2下で滴加した。混合物を−70℃で2時間撹拌した。溶液を氷水に注ぎ入れた。EtOAcを加え、混合物をcelite(登録商標)のパッドに通して濾過した。生成物をEtOAcで抽出した。次いで、有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(100mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形ベアシリカ10g;移動相:97%DCM、3%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(59mg;不純な化合物111)をDCMで溶解した。酸素を溶液に30分間バブリングし、溶液を室温で一晩撹拌した。次いで、溶液を乾燥するまで蒸発させた。残渣(54mg)を、逆相(X−Bridge−C18、5μm;30
*150mm;勾配:65%NH
4HCO
30.5%、35%ACNから25%NH
4HCO
30.5%、75%ACN)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、30mg(32%)の化合物111を得た。M.P.:80℃(K)。
【0886】
調製、化合物84、化合物154aおよび化合物154b
【化616】
[この文献は図面を表示できません]
化合物84、化合物154aおよび化合物154bを、化合物111の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物80を出発材料として使用して調製した。化合物84(2.6g)をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H;5μm、250×20mm;移動相:65%CO
2、35%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらを別々にジエチルエーテルおよびヘプタンに溶解し、濾過し、真空下で乾燥させ、それぞれ、220mg(5%)の化合物154aおよび210mg(5%)の化合物154bを得た。M.P.:90℃(K)。
【0887】
化合物303の調製:
【化617】
[この文献は図面を表示できません]
化合物303を、化合物10の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物233を出発材料として使用して調製した。(100mg、33%、MP:138℃、DSC)。
【0888】
変換C3
化合物45の調製:
【化618】
[この文献は図面を表示できません]
NaBH
4(7mg;0.19mmol)を、化合物44(90mg;0.19mmol)のMeOH(2mL)溶液に5℃で加えた。反応混合物を5℃で4時間撹拌した。混合物をH
2Oに注ぎ入れ、celite(登録商標)のパッドに通して濾過し、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(110mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;30g;移動相:97%DCM、3%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発乾固させた。残渣(65mg)を水/ACN80/20と共に凍結乾燥させ、62mg(69%、黄色の固体)の化合物45を得た。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0889】
変換C4
調製、化合物14:
【化619】
[この文献は図面を表示できません]
2−アミノエタノール(0.21mL;3.53mmol)を、化合物250(150mg;0.35mmol)のMeOH(7mL)溶液に加え、反応混合物を室温で4時間撹拌した。次いで、水素化ホウ素ナトリウム(20mg;0.53mmol)を0℃で少しずつ加え、反応混合物を室温で1時間30分撹拌した。水を加え、生成物をEtOAcで抽出した。有機層をブライン(2×)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(200mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;移動相:90%DCM、10%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、145mg(88%)の化合物14を得た。M.P.:140℃(K)。
【0890】
調製、化合物76:
【化620】
[この文献は図面を表示できません]
化合物250(100mg;0.24mmol)を、3−ヒドロキシアゼチジン塩酸塩(258mg;2.36mmol)および酢酸ナトリウム(193mg;2.36mmol)のMeOH(3mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌した。次いで、水素化ホウ素ナトリウム(18mg;0.47mmol)を0℃で少しずつ加え、反応混合物を室温で1時間30分撹拌した。水を加え、生成物をEtOAcで抽出した。有機層をブライン(2×)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(210mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形15〜40μm;24g;移動相:90%DCM、10%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、115mg(100%)の化合物76を得た。M.P.:90℃(DSC)。
【0891】
調製、化合物77:
【化621】
[この文献は図面を表示できません]
化合物77を、化合物76の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物250およびL−プロリノールを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:48mg、80%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0892】
調製、化合物101:
【化622】
[この文献は図面を表示できません]
化合物101を、化合物76の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物250および2−(メチルアミノ)エタノールを出発材料として使用して調製した(72mg、63%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0893】
調製、化合物102:
【化623】
[この文献は図面を表示できません]
化合物102を、化合物14の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物250および3−アミノ−1−プロパノールを出発材料として使用して調製した(55mg、48%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0894】
調製、化合物103:
【化624】
[この文献は図面を表示できません]
化合物103を、化合物14の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物250および2−メトキシエチルアミンを出発材料として使用して調製した(83mg、73%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0895】
調製、化合物112:
【化625】
[この文献は図面を表示できません]
化合物112を、化合物76の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物250およびN−(2−(メトキシエチル)メチルアミンを出発材料として使用して調製した(76mg、22%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0896】
変換C5
調製、化合物48:
【化626】
[この文献は図面を表示できません]
化合物48を、化合物14の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物44およびD−アラニノールを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:27mg、48%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0897】
調製、化合物49:
【化627】
[この文献は図面を表示できません]
化合物49を、化合物14の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物44およびイソプロピルアミンを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:14mg、21%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0898】
調製、化合物67:
【化628】
[この文献は図面を表示できません]
化合物67を、化合物14の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物44およびD−アラニノールを出発材料として使用して調製した(凍結乾燥:25mg、20%)。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0899】
変換C6
化合物251の調製:
【化629】
[この文献は図面を表示できません]
水酸化リチウム一水和物(370mg;8.8mmol)の水(3mL)溶液を、THF(12mL)中の化合物249の混合物(400mg;0.88mmol)に室温で加えた。反応混合物を50℃で15時間加熱した。混合物を室温に冷却した。氷水を加え、溶液をHClの3N水溶液でゆっくりと酸性化した。沈殿物を濾過し、Et
2Oで洗浄し、乾燥させ、226mgの画分1を得た。濾液をEtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。残渣(88mg)を、画分1(226mg)と合わせ、このように得られた残渣(314mg)を、逆相(X−Bridge−C18、5μm;30
*150mm;勾配:75%NH
4HCO
30.5%、25%ACNから35%NH
4HCO
30.5%、65%ACN)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、196mg(51%)の化合物251を得た。M.P.:299℃(DSC)。
【0900】
化合物62の調製:
【化630】
[この文献は図面を表示できません]
化合物62を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、150mgからの再結晶化の後に、化合物254を出発材料として使用して調製した(1.05g、86%);58mg、5%の化合物62。M.P.:>260℃(K)。
【0901】
化合物83a、化合物83bおよび化合物83cの調製
【化631】
[この文献は図面を表示できません]
化合物83a、化合物83bおよび化合物83cを、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物80を出発材料として使用して調製した。第1の反応によって、56mg(41%)の化合物83aを得た。M.P.:240℃(DSC)。第2の反応によって、1.3gの化合物83aを得て、これをキラルSFC(Chiralpak IA、5μm;250
*20mm;移動相:60%CO
2、40%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によってさらに精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、2つの画分を得て、これらを別々にH
2Oで溶解し、HClの3N水溶液で酸性化した。沈殿物を濾過し、H
2Oおよびジエチルエーテルで洗浄し、乾燥させ、それぞれ、287mg(26%)の化合物83b(M.P.:180℃、DSC)および278mg(25%)の化合物83c(M.P.:157℃、DSC)を得た。
【0902】
化合物98の調製:
【化632】
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化合物98を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物97を出発材料として使用して調製した(再結晶化の後:177mg、77%。M.P.:240℃(DSC)。
【0903】
化合物170の調製:
【化633】
[この文献は図面を表示できません]
化合物170を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物266を出発材料として使用して調製した(1.15g、88%。M.P.:285℃(DSC)。
【0904】
化合物234の調製:
【化634】
[この文献は図面を表示できません]
化合物234を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物233を出発材料として使用して調製した(8.57g、95%)。
【0905】
化合物236の調製:
【化635】
[この文献は図面を表示できません]
化合物236を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物235を化合物236の出発材料として使用して調製した。(11g;96%)の化合物236。M.P:240℃(DSC)
【0906】
化合物239の調製:
【化636】
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化合物239を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物272aを出発材料として使用して調製した。反応物を室温で一晩撹拌した。(44mg;52%)の化合物239。
【0907】
化合物240の調製:
【化637】
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化合物240を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物272bを出発材料として使用して調製した。反応物を室温で一晩撹拌した。(42mg;50%)の化合物240(1.73H
2O、0.68HCl)。
【0908】
化合物241の調製:
【化638】
[この文献は図面を表示できません]
化合物241を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物273aを出発材料として使用して調製した。反応物を室温で一晩撹拌した。(76mg;73%)の化合物241。
【0909】
化合物242の調製:
【化639】
[この文献は図面を表示できません]
化合物242を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物273bを出発材料として使用して調製した。反応物を室温で一晩撹拌した。(76mg;73%)の化合物242。
【0910】
調製、化合物248:
【化640】
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化合物248(1.36g、2.05mmol)のTHF(10mL)およびMeOH(10mL)溶液に、NaOHの水溶液(6.16mL、1M、6.16mmol)を加えた。混合物を室温で週末に亘り撹拌した。混合物を蒸発させ、このように得られた残渣をHClの水溶液(1N)でゆっくりと酸性化した。沈殿物を濾過し、797mg(93%;黄色の油)の化合物248を得た。
【0911】
化合物253の調製:
【化641】
[この文献は図面を表示できません]
化合物253を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物252を出発材料として使用して調製した(200mg、88%)。生成物を、次のステップにおいて精製を伴わずに使用した。
【0912】
化合物257a、化合物257bおよび化合物257cの調製
【化642】
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化合物257aを、化合物248の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物256を出発材料として使用して調製した。反応混合物を50℃で1時間加熱した。混合物を室温に冷却し、真空中で蒸発させた。残渣をHClの1N水溶液でゆっくりと酸性化し、濾過し、真空下で乾燥させた。化合物257a(994mg、98%、黄色の固体)をキラルSFC(Chiralpak AD−H、5μm、250
*30mm;移動相:80%CO
2、20%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、196mg(黄色の油)の画分1および145mg(黄色の油)の画分2を得た。画分1をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;10g;勾配:96%DCM、4%MeOH/NH
4OH(95/5)から82%DCM、18%MeOH/NH
4OH(95/5))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(109mg、淡黄色の油)を、逆相(X−Bridge−C18、5μm、30
*150mm;勾配:85%(NH
4HCO
3水溶液0.5%)、15%ACNから45%(NH
4HCO
3水溶液0.5%)、55%ACN)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣をDCM/ペンタン(1/4)中で同時蒸発させ、真空下で乾燥させ(50℃、16時間)、66mg(7%、淡黄色の固体)の化合物257bを得た。画分2をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH;15〜40μm;10g;勾配:96%DCM、4%MeOH/NH
4OH(95/5)から80%DCM、20%MeOH/NH
4OH(95/5))によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣をDCM/ペンタン(1/4)中で研和し、濾過し、真空下で乾燥させ(50℃、16時間)、119mg(12%、淡黄色の固体)の化合物257cを得た。
【0913】
化合物261の調製:
【化643】
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化合物261を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物260を出発材料として使用して調製した(280mg、90%、黄色の固体)。
【0914】
化合物263の調製:
【化644】
[この文献は図面を表示できません]
化合物263を、化合物248の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物262を出発材料として使用して調製した(577mg、96%、黄色の固体)。
【0915】
代替経路:
化合物263を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物262を出発材料として使用して調製した(217mg、quant.)。反応混合物を50℃で15時間撹拌した。生成物を、次のステップのために精製を伴わずに使用した。
【0916】
化合物265の調製:
【化645】
[この文献は図面を表示できません]
化合物265を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物264を出発材料として使用して調製した(170mg、47%、黄色の固体)。生成物を、次のステップにおいて精製を伴わずに使用した。
【0917】
化合物270の調製:
【化646】
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化合物270を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物269を出発材料として使用して調製した(890mg;100%)。生成物を、次のステップのために精製を伴わずに使用した。
【0918】
化合物285の調製:
【化647】
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化合物285を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物209を出発材料として使用して調製した(3.5g、90%)。
【0919】
化合物289の調製:
【化648】
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化合物289を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物288を出発材料として使用して調製した(3.98g、84%)。
【0920】
化合物291の調製:
【化649】
[この文献は図面を表示できません]
化合物291を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物290を出発材料として使用して調製した(300mg、48%)。
【0921】
化合物294の調製:
【化650】
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化合物294を、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物293を出発材料として使用して調製した(3.8g、95%)。
【0922】
化合物307の調製:
【化651】
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化合物307を、化合物83aの合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物306を出発材料として使用して調製した(2.8g;113%)。
【0923】
化合物311の調製:
【化652】
[この文献は図面を表示できません]
化合物311を、化合物248の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物310を出発材料として使用して調製した(1g、59%)。
【0924】
化合物327の調製:
【化653】
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化合物326(1.52g;3.70mmol)のMeTHF(15mL)およびMeOH(15mL)懸濁液に、水酸化ナトリウムの1M水溶液(22.2mL;22.2mmol)を加えた。混合物を40℃で1時間、次いで、50℃で1時間加熱した。室温に冷却した後、粗製物を真空中で濃縮した。残渣をHClの1N水溶液で(pH4まで)ゆっくりと酸性化し、形成された沈殿物をガラスフリット上で濾過した。固体をEtOHに溶解し、真空中で蒸発させ、900mg(61%)の化合物327を黄色の固体として得た。
【0925】
化合物331の調製:
【化654】
[この文献は図面を表示できません]
化合物331を、化合物327の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物330を出発材料として使用して調製した(298mg、61%)。
【0926】
化合物378の調製:
【化655】
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化合物378を、化合物248の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物377を出発材料として使用して調製した(1.67g、99%)。
【0927】
化合物393aの調製:
【化656】
[この文献は図面を表示できません]
化合物393aを、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物393aを出発材料として使用して調製した(108mg、57%、MP:115℃、ゴム、コフラー)。
【0928】
化合物393bの調製:
【化657】
[この文献は図面を表示できません]
化合物393bを、化合物251の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物393bを出発材料として使用して調製した(110mg、51%、MP:196℃、DSC)。
【0929】
変換C7
化合物186および化合物187の調製
【化658】
[この文献は図面を表示できません]
0℃で、塩化チオニル(0.5mL;7.21mmol)を、化合物169(350mg;0.72mmol)のDCM(7mL)溶液に加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を氷、およびK
2CO
3の10%水溶液に注ぎ入れ、次いで、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(320mg)を、206mgの化合物169上で行われた反応からの別のバッチと合わせた。2つの残渣を、カラムシリカゲルのクロマトグラフィー(40g、移動相;100%DCMから97%DCM、3%MeOH、0.3%NH
4OH)によって一緒に精製した。純粋な画分を集め、蒸発させた。残渣(333mg)をキラルSFC(CHIRALCEL OJ−H、5μm、250×20mm;移動相:80%CO
2、20%EtOH(0.3%iPrNH
2))によって精製した。純粋な画分を集め、蒸発させ、136mg(25%)の化合物186(M.P.:80℃(ゴム、K))および139mg(26%)の化合物187(M.P.:80℃(ゴム、K))を得た。
【0930】
変換C8
化合物225の調製:
【化659】
[この文献は図面を表示できません]
EtOH(10mL)および水(3mL)中の化合物271(200mg;0.50mmol)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(105mg;1.51mmol)の混合物を、100℃で5時間加熱した。混合物を水に注ぎ入れ、DCMで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(200mg)をシリカゲルのクロマトグラフィー(不定形SiOH、15〜40μm;300g;移動相:96%DCM、4%MeOH、0.1%NH
4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣(110mg)をジエチルエーテルから結晶化した。黄色の沈殿物を濾別し、乾燥させ、75mg(36%)の化合物225を得た。M.P.:80℃(ゴム、K)。
【0931】
変換C9
化合物290の調製:
【化660】
[この文献は図面を表示できません]
NaH(鉱油中の60%分散物)(202.7mg、5.07mmol)を、化合物289(1g、2.41mmol)のDMF(10mL)溶液に窒素下で0〜5℃(氷浴冷却)で少しずつ加えた。混合物を0〜5℃で15分間撹拌し、次いで、ヨードメタン(300μL、4.83mmol)を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌し、氷水上に注ぎ入れ、EtOAcで抽出し、有機層を水で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、650mg(63%)の化合物290を得た。
【0932】
化合物306の調製:
【化661】
[この文献は図面を表示できません]
NaH(鉱油中の60%分散物;1.023g、25.582mmol)を、化合物305(5g、12.18mmol)のDMF(50mL)溶液に窒素下で0〜5℃(氷浴冷却)で少しずつ加えた。混合物を0〜5℃で15分間撹拌し、次いで、ヨードメタン(1.52mL、24.36mmol)を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を冷却した水に注ぎ入れた。生成物をAcOEtで抽出し、有機層を乾燥するまで蒸発させた。残渣(6.6g)をシリカゲルクロマトグラフィー(120gのSiOH、20〜45μm、勾配、40/60から10/90のヘプタン/EtOAc)によって精製した。画分を集め、蒸発乾固させ、1.9g(37%)の化合物306を得た。
【0933】
変換C10
【化662】
[この文献は図面を表示できません]
化合物341の調製:
N
2下で10℃で、E
t2O中の臭化メチルマグネシウム3M(467μL;1.4mmol)を、化合物80(300mg、0.7mmol)のTHF(12mL)溶液に加えた。溶液を10℃で2時間撹拌した。溶液を冷却し、混合物を冷却した水および10%NH
4Cl溶液に注ぎ入れた。生成物をEtOAcで抽出した。有機層を分離し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。残渣(300mg)を、シリカゲルクロマトグラフィー(固定相:不定形ベアシリカ40g、移動相:98%DCM、2%MeOH、0.1%NH4OH)によって精製した。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。残渣をアセトニトリル/水(20/80)と共に凍結乾燥させ、40mg(13%)の化合物341を黄色の粉末として得た。M.P.:80℃、ゴム、K。
【0934】
変換C11
化合物360および化合物361の調製
【化663】
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ACN(10mL)中の化合物351(210mg、0.435mmol)、2−ヨードプロパン(47.87μL、1.7g/mL、0.479mmol)およびCs
2CO
3(425.393mg、1.306mmol)を、80℃で18時間撹拌した。次いで、混合物を水に注ぎ入れ、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、濾別し、真空中で蒸発させた。残渣(325mg)を、シリカゲルクロマトグラフィー(12gのSiOH、15μm、勾配、98/2/0.2から90/10/1)によって精製した。画分を集め、蒸発乾固させ、90mg(39%)の化合物360および30mg(12%)の化合物361を得た。
【0935】
化合物373の調製:
【化664】
[この文献は図面を表示できません]
化合物373を、化合物360の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物372を出発材料として使用して調製した(105mg;92%)。
【0936】
化合物388、化合物388aおよび388bの調製
【化665】
[この文献は図面を表示できません]
化合物388を、化合物360の合成に関して記載されたものと類似の手順に従い、化合物387を出発材料として使用して調製した(90mg;28%)。
【0937】
90mgの化合物388からのエナンチオマーの分離を、キラルSFC(CHIRALPAK AD−H、5μm、250×20mm;移動相:70%CO
2、30%iPrOH(0.3%iPrNH
2))によって行った。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させ、凍結乾燥の後、46mg(14%)の化合物388aおよび47mg(14%)の化合物388bを得た。
【0938】
変換C12
化合物117aの調製
【化666】
[この文献は図面を表示できません]
化合物117(1g;2.17mmol)を、イソプロパノール(32mL)に室温で溶解した。次いで、硫酸(58μL;1.082mmol)の溶液を滴加した。沈殿物がゆっくりと現れ、混合物を室温で2時間撹拌した。沈殿物を濾過し、60℃で真空下にて乾燥させ、693mg(58%)の化合物117a(MP:179℃、DSC)を得た。
【0939】
化合物118aの調製
【化667】
[この文献は図面を表示できません]
化合物118(0.5g;1.14mmol)を、MeTHF(20mL)に室温で溶解した。次いで、HCl、4Mのジオキサン(284μL;1.14mmol)溶液を滴加した。沈殿物がゆっくりと現れ、混合物を室温で一晩撹拌した。沈殿物を濾過し、60℃で真空下にて乾燥させ、411mg(75%)の化合物118aを得た。
【0940】
化合物184aの調製
【化668】
[この文献は図面を表示できません]
0℃で、HCl、4Mのジオキサン(516μL;2.06mmol)溶液を、MeOH(10mL)に溶解した化合物184(0.5g;1.03mmol)の溶液に加えた。溶液をゆっくりと室温に達しさせ、数日間撹拌した。Et
2Oを加え;赤色の沈殿物を濾過し、乾燥させ、554mg(87%)の化合物184aを得た(80℃でゴム、K)。
【0941】
化合物184bの調製
【化669】
[この文献は図面を表示できません]
0℃で、硫酸(33μL;0.619mmol)を、EtOH(3mL)に溶解した化合物184(0.3g;0.619mmol)の溶液に加えた。溶液をゆっくりと室温に達しさせ、一晩撹拌した。Et
2Oを加え;沈殿物を濾過し、乾燥させ、360mg(97%)の化合物184b(MP:270℃;DSC)を得た。
【0942】
化合物184cの調製
【化670】
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0℃で、メタンスルホン酸(40μL;0.619mmol)を、EtOH(3mL)に溶解した化合物184(0.3g;0.619mmol)の溶液に加えた。溶液をゆっくりと室温に達しさせ、一晩撹拌した。Et
2Oを加えた;黄色の沈殿物を濾過し、乾燥させ、320mg(89%)の化合物184cを得た(MP:74℃、DSC)。
【0943】
分析の部
LCMS(液体クロマトグラフィ/質量分光測定)
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)測定は、それぞれの方法に明記されるようなLCポンプ、ダイオードアレイ(DAD)検出器またはUV検出器およびカラムを使用して行った。必要ならば、追加の検出器を含めた(下の方法の表を参照されたい)。
【0944】
カラムからの流れを、大気圧イオン源を配置構成した質量分析計(MS)に導入した。化合物の公称モノアイソトピック分子量(MW)の特定を可能にするイオンを得るために、調整パラメータ(例えば、走査範囲、データ取込み時間など)を設定することは当業者の知識の範囲内である。データ取得は、適切なソフトウェアを用いて行った。
【0945】
化合物は、それらの実測保持時間(R
t)およびイオンで表される。データ表において別段の記載がなければ、報告されている分子イオンは、[M+H]
+(プロトン化分子)および/または[M−H]
−(脱プロトン化分子)に相当する。化合物が直接イオン化されなかった場合、付加物の種類を記載する(すなわち、[M+NH
4]
+、[M+HCOO]
−など)。複数の同位体パターンを有する分子(例えば、Br、Clなど)では、報告する値は最も低い同位体質量について得られた値である。得られた結果には全て、使用した方法に通常関連する実験による不確かさを伴った。
【0946】
以下で「SQD」はシングル四重極検出器を意味し、「RT」は室温を意味し、「BEH」は架橋エチルシロキサン/シリカハイブリッドを意味し、「DAD」はダイオードアレイ検出器を意味する。
【0947】
表:LCMS法の略号(流量はmL/分で表す;カラム温度(T)は℃で表す;ランタイムは分で表す)。
【0948】
【表1】
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【0949】
DSC
いくつかの化合物について、DSC1(Mettler−Toledo)で融点(MP)を測定した。融点は、10℃/分の温度勾配で測定した。最高温度は350℃であった。値はピーク値である。いくつかの化合物については、直線温度勾配を有する熱板、スライディングポインタおよび摂氏度で示す温度目盛からなるコフラーホットベンチを用いて融点を得た。
【0950】
NMR
NMR実験は、内部重水素ロックを使用し、かつ逆三重共鳴(
1H、
13C、
15N TXI)プローブヘッドを備えているBruker Avance500IIIを使用するか、または周囲温度にて、z勾配を伴い、かつプロトンについて400MHzおよび炭素について100MHzで作動する、内部重水素ロックを使用し、かつ逆二重共鳴(
1H、
13C、SEI)プローブヘッドを備えているBruker Avance DRX400分光計を使用して実施した。化学シフト(δ)は、百万分率(ppm)で報告する。
【0951】
OR:
旋光度(OR)は、旋光計341 Perkin Elmerにより測定する。偏光は、1デシメートルの経路長および0.2〜0.4グラム/100ミリリットルの試料濃度を有する試料を通過する。バイアル中の2〜4mgの生成物を秤量し、次いで1〜1.2mlの分光用溶媒(例えばジメチルホルムアミド)で溶解させる。セルに溶液を満たし、20℃の温度で旋光計に入れる。旋光度を0.004°の精度で読み取る。
濃度の計算:グラムで示す重量×100/mLで示す体積
[α]
d20(読み取られた回転×100)/(1.000dm×濃度)。
dはナトリウムD線である(589ナノメートル)。
【0952】
【表2】
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【0953】
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【0954】
【表4】
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【0955】
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
【0956】
【表6】
[この文献は図面を表示できません]
【0957】
【表7】
[この文献は図面を表示できません]
【0958】
【表8】
[この文献は図面を表示できません]
【0959】
【表9】
[この文献は図面を表示できません]
【0960】
【表10】
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【0961】
【表11】
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【0962】
【表12】
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【0963】
SFC−MS法:
SFC−MS法のための一般手順
SFC測定を、二酸化炭素(CO
2)を送達するためのバイナリポンプ、モディファイヤー、オートサンプラー、カラムオーブン、400バールまで耐える高圧フローセルを備えたダイオードアレイ検出器で構成される、分析用超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)システムを使用して行った。質量分析計(MS)と共に構成される場合、カラムからの流れを(MS)に導いた。化合物の名目上のモノアイソトピック分子量(MW)の同定を可能とするイオンを得るために調整パラメーター(例えば、スキャニング範囲、滞留時間など)を設定することは当業者の知識の範囲内である。データ収集は適当なソフトウェアで行った。
【0964】
【表13】
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【0965】
【表14】
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【0966】
【表15】
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【0967】
1H NMRデータ:
化合物117:
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ ppm 8.93(s,1H)8.55(t,J=5.5Hz,1H)8.27(d,J=2.2Hz,1H)8.11(d,J=2.2Hz,1H)6.88−6.98(m,1H)6.70(d,J=7.3Hz,1H)6.24−6.32(m,1H)6.14−6.23(m,2H)5.44(quin,J=6.8Hz,1H)4.72(t,J=5.7Hz,1H)3.73−3.88(m,8H)3.51(q,J=6.0Hz,2H)3.28−3.33(m,2H)1.49(d,J=6.6Hz,3H)
【0968】
化合物184:
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ ppm 8.93(s,1H)8.49(t,J=5.5Hz,1H)8.25(d,J=1.9Hz,1H)8.08(d,J=1.9Hz,1H)7.02(d,J=7.3Hz,1H)5.98−6.18(m,3H)5.44(q,J=6.8Hz,1H)3.73−3.90(m,8H)3.36(q,J=6.6Hz,2H)2.40(t,J=6.8Hz,2H)2.17(s,6H)1.49(d,J=6.9Hz,3H)
【0969】
化合物276:
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ ppm 8.85(s,1H)8.38(br t,J=5.4Hz,1H)7.61(d,J=1.3Hz,1H)7.09−7.18(m,1H)6.96−7.08(m,2H)6.90(d,J=0.9Hz,1H)6.76(br t,J=6.1Hz,1H)4.70(t,J=5.7Hz,1H)4.55(br d,J=6.3Hz,2H)3.73−3.88(m,8H)3.48(q,J=6.0Hz,2H)3.29(q,J=6.2Hz,2H)2.29(s,3H)
【0970】
化合物158:
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ ppm 9.44(s,1H)7.94(d,J=1.9Hz,1H)7.75(d,J=1.6Hz,1H)7.32(br s,1H)7.06(d,J=7.9Hz,1H)6.12−6.24(m,1H)6.06−6.12(m,2H)5.66(quin,J=6.9Hz,1H)4.40(q,J=2.5Hz,2H)3.93(t,J=5.5Hz,2H)3.01(s,3H)2.74−2.88(m,5H)1.56(d,J=6.9Hz,3H)
【0971】
化合物14:
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ ppm 8.86(s,1H)7.69(s,1H)7.23(d,J=1.3Hz,1H)6.25(br t,J=9.5Hz,1H)5.97(br d,J=10.4Hz,2H)5.61(br d,J=7.6Hz,1H)4.46(br s,1H)3.70−3.86(m,11H)3.36−3.46(m,3H)2.44−2.50(m,1H)1.81−2.09(m,3H)
【0972】
化合物12:
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ ppm 8.91(s,1H)7.74(d,J=1.9Hz,1H)7.59(d,J=1.9Hz,1H)6.99(d,J=7.6Hz,1H)6.14(tt,J=9.5,2.2Hz,1H)6.04−6.09(m,2H)5.44(quin,J=6.9Hz,1H)3.75−3.89(m,8H)2.74−3.09(m,6H)1.50(d,J=6.6Hz,3H)
【0973】
化合物39:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ ppm 8.92(s,1H)7.72(s,1H)7.06(br s,1H)6.26(br t,J=9.6Hz,1H)5.97(br d,J=10.1Hz,2H)5.58(d,J=8.1Hz,1H)4.27(br s,1H)3.64−3.98(m,9H)3.40(br q,J=7.6Hz,1H)3.15(br s,1H)2.60(br s,2H)2.10−2.44(m,4H)1.77−2.07(m,3H)0.39−1.10(m,6H).
【0974】
化合物211:
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ ppm 8.94(s,1H)8.55(t,J=5.7Hz,1H)8.27(d,J=1.9Hz,1H)8.08(d,J=1.9Hz,1H)7.07(d,J=7.3Hz,1H)6.12(tt,J=9.5,2.0Hz,1H)6.06(br d,J=11.0Hz,2H)5.44(quin,J=6.8Hz,1H)3.72−3.92(m,8H)3.28−3.32(m、2H、溶媒のピークによって部分的に不明瞭である)2.61−2.78(m,3H)1.61(br s,1H)1.49(d,J=6.6Hz,3H)0.96(d,J=6.0Hz,6H)
【0975】
化合物328:
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6)δ ppm 8.93(s,1H)8.50(br t,J=5.5Hz,1H)8.25(s,1H)8.01(s,1H)6.85(q,J=7.9Hz,1H)6.32(t,J=9.0Hz,1H)6.18(d,J=8.2Hz,1H)5.99(br t,J=6.0Hz,1H)4.80(br d,J=5.7Hz,2H)3.71−3.94(m,8H)3.34−3.37(m、2H、溶媒のピークによって部分的に不明瞭である)2.39(br t,J=6.9Hz,2H)2.16(s,6H)2.09(s,3H)
【0976】
・ 薬理学アップデート
酵素結合アッセイ(KINOMEscan(登録商標))
本明細書において開示されている化合物のキナーゼ酵素結合親和性は、DiscoveRx Corporation、San Diego、California、USA(www.kinomescan.com)によって行われるKINOMEscan技術を使用して決定した。表Aは、得られたKd値(nM)を報告し、Kdは、阻害剤結合定数である。
【0977】
【表16】
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【0978】
【表17】
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【0979】
【表18】
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【0980】
【表19】
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【0981】
【表20】
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【0982】
【表21】
[この文献は図面を表示できません]
【0983】
【表22】
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【0984】
【表23】
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【0985】
【表24】
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【0986】
【表25】
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【0987】
【表26】
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【0988】
【表27】
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【0989】
細胞アッセイ
PI3Kβ阻害剤の細胞活性を、PC−3細胞中のAktのリン酸化を定量することにより決定した。Ser473およびThr308でリン酸化されたAktを、酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA;Meso Scale Discovery(MSD),gaithersburg、MD)およびMSD製の特異的一次抗体を使用して測定した。
【0990】
1日目に、PC3細胞(ATCC#CRL−14351)を、PerkinElmer MW96プレートに、ウェルあたり25.000細胞で、10%熱不活性化FCSを含む75μlの完全培地(DMEM高グルコース、AQmedia(商標)、D0819、Sigma−Aldrich)に播種し、37℃で、5%CO
2で24時間インキュベートした。2日目に、化合物またはDMSO(0.3%)を加え、細胞を、37℃、5%CO
2で、総体積100μlの培地で、60分間さらにインキュベートした。
【0991】
リンタンパク質アッセイを、Phospho−Akt(Ser473)Assay Whole Cell Lysate Kit(MSD#K15100D−3)およびPhospho−Akt(Thr308)Assay Whole Cell Lysate Kit(MSD#K151DYD−3)の中の供給業者の説明書に従って、提供される溶解物、ブロッキングバッファーおよび洗浄バッファーを使用して実施した。
【0992】
簡単に言うと、細胞処理期間の最後に、培地を吸引により除き、接着細胞を50μlの氷冷溶解バッファーに溶解した。MSDプレートは、Phospho−Akt(Ser473およびThr308)用の捕捉抗体により事前にコーティングされた状態で供給されている。ブロッキングの後、細胞培養プレートから得た溶解物を加え、プレートを洗浄した。次いで、検出抗体(電気化学発光化合物−MSD Sulfo−タグ標識と結合した抗総Akt)を含む溶液を加えた。MSD SECTOR Imager 6000を使用してシグナルを検出したが、ホスホ−Akt力価(titres)に比例する。
【0993】
データを処理した。阻害のパーセンテージを、試験化合物の対数濃度に対してプロットし、ベストフィットのS字状の対数濃度−効果曲線を非線形回帰分析により計算した。これらの濃度−反応曲線から、IC
50値を計算した。カーブフィッティングのために5つの濃度を使用した。
【0994】
【表28】
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【0995】
【表29】
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【0996】
【表30】
[この文献は図面を表示できません]
【0997】
【表31】
[この文献は図面を表示できません]
【0998】
【表32】
[この文献は図面を表示できません]
【0999】
【表33】
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【1000】
予言的組成物実施例
これらの実施例全体を通して使用される「有効成分」(a.i.)は、あらゆる互変異性体または立体異性形態を含む式(I)の化合物、またはそのN−オキシド、薬学的に許容される付加塩もしくは溶媒和物;特に例示した化合物のいずれか1つに関する。
【1001】
本発明の製剤の処方の代表例は以下の通りである。
1.錠剤
有効成分 5〜50mg
リン酸二カルシウム 20mg
ラクトース 30mg
タルク 10mg
ステアリン酸マグネシウム 5mg
ジャガイモデンプン 合計で200mgになるまで
【1002】
2.懸濁剤
水性懸濁剤を、経口投与用に、1ミリリットル当たり1〜5mgの有効成分、50mgのカルボキシメチルセルロースナトリウム、1mgの安息香酸ナトリウム、500mgのソルビトールおよび1mlになるような量の水を含有するように調製する。
【1003】
3.注射剤
非経口組成物を、NaClの0.9%水溶液またはプロピレングリコールの10体積%水溶液中、1.5%(重量/体積)の有効成分を撹拌して調製する。
【1004】
4.軟膏剤
有効成分 5〜1000mg
ステアリルアルコール 3g
ラノリン 5g
白色ワセリン 15g
水 合計で100gになるまで
【1005】
この例において、有効成分は、同量の本発明による化合物のいずれかに、特に同量の例示した化合物のいずれかに変更することができる。