【課題を解決するための手段】
【0015】
上記目的を達成するために、本発明の第1態様は、第1ユーザが所有する画像群の入力を受け付ける画像受付部と、
画像群に含まれる各々の画像に付与されている、各々の画像の撮影日時を含む属性情報を、各々の画像から取得する属性情報取得部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像に写っている被写体を認識する被写体認識を含む、画像の解析を行う画像解析部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報および画像に写っている被写体の少なくとも一方に関連するタグ情報を、画像に付与するタグ情報付与部と、
タグ情報の種類毎に、タグ情報の出現回数を、タグ情報が付与された画像の撮影日の数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数でカウントしたタグ情報の出現回数の割合、または、タグ情報の種類毎に、タグ情報の出現回数を、タグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたタグ情報の出現回数、が閾値以上であるタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定する趣味判定部と、を備える、画像処理装置を提供する。
【0016】
また、本発明の第2態様は、第1ユーザが所有する画像群の入力を受け付ける画像受付部と、
画像群に含まれる各々の画像に付与されている、各々の画像の撮影日時を含む属性情報を、各々の画像から取得する属性情報取得部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像に写っている被写体を認識する被写体認識を含む、画像の解析を行う画像解析部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報および画像に写っている被写体の少なくとも一方に関連するタグ情報を、画像に付与するタグ情報付与部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報およびタグ情報に基づいて画像のシーンを検出するシーン検出部と、を備え、
タグ情報付与部は、さらに、画像群に含まれる画像毎に、タグ情報として、画像のシーンに関連するシーンタグ情報を画像に付与し、
さらに、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の撮影日の数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のシーンタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数の割合、または、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数、が閾値以上であるシーンタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定する趣味判定部を備える、画像処理装置を提供する。
【0017】
また、本発明の第3態様は、第1ユーザが所有する画像群の入力を受け付ける画像受付部と、
画像群に含まれる各々の画像に付与されている、各々の画像の撮影日時を含む属性情報を、各々の画像から取得する属性情報取得部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像に写っている被写体を認識する被写体認識を含む、画像の解析を行う画像解析部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報および画像に写っている被写体の少なくとも一方に関連するタグ情報を、画像に付与するタグ情報付与部と、
各々の画像の撮影日時に基づいて、画像群から、2以上の画像を含む画像グループを抽出するグループ抽出部と、
画像群から抽出された画像グループ毎に、画像グループに含まれる画像の属性情報およびタグ情報に基づいて、画像グループにおいて発生しているイベントを決定するイベント決定部と、を備え、
タグ情報付与部は、さらに、画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、タグ情報として、イベントに関連するイベントタグ情報を、イベントおよびイベントにおいて撮影された各々の画像に付与し、
さらに、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の撮影日の数またはイベントタグ情報が付与されたイベントの数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のイベントタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数またはイベントの数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数の割合、または、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数、が閾値以上であるイベントタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定する趣味判定部を備える、画像処理装置を提供する。
【0018】
また、本発明の第4態様は、第1態様の画像処理装置において、さらに、画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報およびタグ情報に基づいて画像のシーンを検出するシーン検出部、を備え、
タグ情報付与部は、さらに、画像群に含まれる画像毎に、タグ情報として、画像のシーンに関連するシーンタグ情報を画像に付与し、
趣味判定部は、さらに、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の撮影日の数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のシーンタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数の割合、または、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数、が閾値以上であるシーンタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定するのが好ましい。
【0019】
本発明の第5態様は、第1、第2および第4態様のいずれかの画像処理装置において、さらに、各々の画像の撮影日時に基づいて、画像群から、2以上の画像を含む画像グループを抽出するグループ抽出部と、
画像群から抽出された画像グループ毎に、画像グループに含まれる画像の属性情報およびタグ情報に基づいて、画像グループにおいて発生しているイベントを決定するイベント決定部と、を備え、
タグ情報付与部は、さらに、画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、タグ情報として、イベントに関連するイベントタグ情報を、イベントおよびイベントにおいて撮影された各々の画像に付与し、
趣味判定部は、さらに、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の撮影日の数またはイベントタグ情報が付与されたイベントの数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のイベントタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数またはイベントの数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数の割合、または、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数、が閾値以上であるイベントタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定するのが好ましい。
【0020】
また、第1、第2および第4態様のいずれかの画像処理装置において、さらに、タグ情報の種類毎に、閾値を設定する閾値設定部を備えるのが好ましい。
【0021】
また、第3または第5態様の画像処理装置において、さらに、タグ情報の種類毎に、閾値を設定する閾値設定部を備えるのが好ましい。
【0022】
さらに、画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、イベントの1回当たりの費用を設定する費用設定部を備え、
閾値設定部は、費用設定部によって設定されたイベントの1回当たりの費用が高くなるほど、閾値が小さくなるように設定するのが好ましい。
【0023】
さらに、各々の画像の属性情報に含まれる撮影場所、および、第1ユーザの自宅場所の情報を含む、第1ユーザのアカウント情報の少なくとも一方から、第1ユーザの自宅場所を解析する自宅場所解析部と、
画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、イベントにおいて撮影された画像の属性情報に含まれる撮影場所に基づいて、イベントにおいて撮影された画像の撮影場所を解析する撮影場所解析部と、
画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、自宅場所と撮影場所との間の距離を算出する距離算出部と、を備え、
閾値設定部は、距離算出部によって算出された距離が遠くなるほど、閾値が小さくなるように設定するのが好ましい。
【0024】
また、趣味判定部は、全てのユーザが所有する画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のタグ情報の総出現回数に対する、全てのユーザが所有する画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のタグ情報のうちの出現回数の割合が閾値以上であるタグ情報を、第1ユーザが所有する画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のタグ情報の中から除外するのが好ましい。
【0025】
また、趣味判定部は、全てのユーザが所有する画像群に含まれる画像に付与された1の種類のタグ情報の出現回数に対する、第1ユーザが所有する画像群に含まれる画像に付与された1の種類のタグ情報の出現回数の割合が閾値以上であるタグ情報に関連する趣味を、他のタグ情報に関連する趣味よりも重要な趣味であると判定するのが好ましい。
【0026】
さらに、第1ユーザと、第2ユーザと、の間で画像を共有する画像共有部を備え、
第2ユーザが所有する画像が、第1ユーザに対して共有された場合、画像受付部は、第1ユーザが所有する画像群として、共有された画像を含めるのが好ましい。
【0027】
また、趣味判定部は、第1ユーザに対して共有された、第2ユーザが所有する画像のうち、第1画像が、第1ユーザが所有する画像群として保存され、第2画像が、第1ユーザが所有する画像群として保存されていない場合、第1画像に付与されたタグ情報の出現回数が、第2画像に付与されたタグ情報の出現回数よりも多くなるように重み付けを行うのが好ましい。
【0028】
また、本発明の第6態様は、画像受付部が、第1ユーザが所有する画像群の入力を受け付けるステップと、
属性情報取得部が、画像群に含まれる各々の画像に付与されている、各々の画像の撮影日時を含む属性情報を、各々の画像から取得するステップと、
画像解析部が、画像群に含まれる画像毎に、画像に写っている被写体を認識する被写体認識を含む、画像の解析を行うステップと、
タグ情報付与部が、画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報および画像に写っている被写体の少なくとも一方に関連するタグ情報を、画像に付与するステップと、
趣味判定部が、タグ情報の種類毎に、タグ情報の出現回数を、タグ情報が付与された画像の撮影日の数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数でカウントしたタグ情報の出現回数の割合、または、タグ情報の種類毎に、タグ情報の出現回数を、タグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたタグ情報の出現回数、が閾値以上であるタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定するステップと、を含む、画像処理方法を提供する。
【0029】
また、本発明の第7態様は、画像受付部が、第1ユーザが所有する画像群の入力を受け付けるステップと、
属性情報取得部が、画像群に含まれる各々の画像に付与されている、各々の画像の撮影日時を含む属性情報を、各々の画像から取得するステップと、
画像解析部が、画像群に含まれる画像毎に、画像に写っている被写体を認識する被写体認識を含む、画像の解析を行うステップと、
タグ情報付与部が、画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報および画像に写っている被写体の少なくとも一方に関連するタグ情報を、画像に付与するステップと、
シーン検出部が、画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報およびタグ情報に基づいて画像のシーンを検出するステップと、
タグ情報付与部が、さらに、画像群に含まれる画像毎に、タグ情報として、画像のシーンに関連するシーンタグ情報を画像に付与するステップと、
趣味判定部が、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の撮影日の数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のシーンタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数の割合、または、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数、が閾値以上であるシーンタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定するステップと、を含む、画像処理方法を提供する。
【0030】
また、本発明の第8態様は、画像受付部が、第1ユーザが所有する画像群の入力を受け付けるステップと、
属性情報取得部が、画像群に含まれる各々の画像に付与されている、各々の画像の撮影日時を含む属性情報を、各々の画像から取得するステップと、
画像解析部が、画像群に含まれる画像毎に、画像に写っている被写体を認識する被写体認識を含む、画像の解析を行うステップと、
タグ情報付与部が、画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報および画像に写っている被写体の少なくとも一方に関連するタグ情報を、画像に付与するステップと、
グループ抽出部が、各々の画像の撮影日時に基づいて、画像群から、2以上の画像を含む画像グループを抽出するステップと、
イベント決定部が、画像群から抽出された画像グループ毎に、画像グループに含まれる画像の属性情報およびタグ情報に基づいて、画像グループにおいて発生しているイベントを決定するステップと、
タグ情報付与部が、さらに、画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、タグ情報として、イベントに関連するイベントタグ情報を、イベントおよびイベントにおいて撮影された各々の画像に付与するステップと、
趣味判定部が、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の撮影日の数またはイベントタグ情報が付与されたイベントの数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のイベントタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数またはイベントの数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数の割合、または、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数、が閾値以上であるイベントタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定するステップと、を含む、画像処理方法を提供する。
【0031】
また、本発明の第9態様は、第6態様の画像処理方法において、さらに、シーン検出部が、画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報およびタグ情報に基づいて画像のシーンを検出するステップと、
タグ情報付与部が、さらに、画像群に含まれる画像毎に、タグ情報として、画像のシーンに関連するシーンタグ情報を画像に付与するステップと、
趣味判定部が、さらに、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の撮影日の数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のシーンタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数の割合、または、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数、が閾値以上であるシーンタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定するステップと、を含むのが好ましい。
【0032】
また、本発明の第10態様は、第6、第7および第9態様の画像処理方法において、さらに、グループ抽出部が、各々の画像の撮影日時に基づいて、画像群から、2以上の画像を含む画像グループを抽出するステップと、
イベント決定部が、画像群から抽出された画像グループ毎に、画像グループに含まれる画像の属性情報およびタグ情報に基づいて、画像グループにおいて発生しているイベントを決定するステップと、
タグ情報付与部が、さらに、画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、タグ情報として、イベントに関連するイベントタグ情報を、イベントおよびイベントにおいて撮影された各々の画像に付与するステップと、
趣味判定部が、さらに、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の撮影日の数またはイベントタグ情報が付与されたイベントの数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のイベントタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数またはイベントの数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数の割合、または、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数、が閾値以上であるイベントタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定するステップと、を含むのが好ましい。
【0033】
また、本発明の第11態様は、上記のいずれかの画像処理方法の各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
【0034】
また、本発明の第12態様は、上記のいずれかの画像処理方法の各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0035】
本発明の第13態様は、第1ユーザが所有する画像群の入力を受け付ける画像受付部と、
画像群に含まれる各々の画像に付与されている、各々の画像の撮影日時を含む属性情報を、各々の画像から取得する属性情報取得部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像に写っている被写体を認識する被写体認識を含む、画像の解析を行う画像解析部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報および画像に写っている被写体の少なくとも一方に関連するタグ情報を、画像に付与するタグ情報付与部と、
タグ情報の種類毎に、タグ情報の出現回数を、タグ情報が付与された画像の撮影日の数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数でカウントしたタグ情報の出現回数の割合、または、タグ情報の種類毎に、タグ情報の出現回数を、タグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたタグ情報の出現回数、が閾値以上であるタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定する趣味判定部と、を備え、
画像受付部、属性情報取得部、画像解析部、タグ情報付与部および趣味判定部は、専用のハードウェアまたはプログラムを実行するプロセッサによって構成される、画像処理装置を提供する。
【0036】
また、本発明の第14態様は、第1ユーザが所有する画像群の入力を受け付ける画像受付部と、
画像群に含まれる各々の画像に付与されている、各々の画像の撮影日時を含む属性情報を、各々の画像から取得する属性情報取得部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像に写っている被写体を認識する被写体認識を含む、画像の解析を行う画像解析部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報および画像に写っている被写体の少なくとも一方に関連するタグ情報を、画像に付与するタグ情報付与部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報およびタグ情報に基づいて画像のシーンを検出するシーン検出部と、を備え、
タグ情報付与部は、さらに、画像群に含まれる画像毎に、タグ情報として、画像のシーンに関連するシーンタグ情報を画像に付与し、
さらに、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の撮影日の数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のシーンタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数の割合、または、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数、が閾値以上であるシーンタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定する趣味判定部を備え、
画像受付部、属性情報取得部、画像解析部、タグ情報付与部、シーン検出部および趣味判定部は、専用のハードウェアまたはプログラムを実行するプロセッサによって構成される、画像処理装置を提供する。
【0037】
また、本発明の第15態様は、第1ユーザが所有する画像群の入力を受け付ける画像受付部と、
画像群に含まれる各々の画像に付与されている、各々の画像の撮影日時を含む属性情報を、各々の画像から取得する属性情報取得部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像に写っている被写体を認識する被写体認識を含む、画像の解析を行う画像解析部と、
画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報および画像に写っている被写体の少なくとも一方に関連するタグ情報を、画像に付与するタグ情報付与部と、
各々の画像の撮影日時に基づいて、画像群から、2以上の画像を含む画像グループを抽出するグループ抽出部と、
画像群から抽出された画像グループ毎に、画像グループに含まれる画像の属性情報およびタグ情報に基づいて、画像グループにおいて発生しているイベントを決定するイベント決定部と、を備え、
タグ情報付与部は、さらに、画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、タグ情報として、イベントに関連するイベントタグ情報を、イベントおよびイベントにおいて撮影された各々の画像に付与し、
さらに、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の撮影日の数またはイベントタグ情報が付与されたイベントの数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のイベントタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数またはイベントの数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数の割合、または、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数、が閾値以上であるイベントタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定する趣味判定部を備え、
画像受付部、属性情報取得部、画像解析部、タグ情報付与部、グループ抽出部、イベント決定部および趣味判定部は、専用のハードウェアまたはプログラムを実行するプロセッサによって構成される、画像処理装置を提供する。
【0038】
また、本発明の第16態様は、第1態様の画像処理装置において、さらに、画像群に含まれる画像毎に、画像の属性情報およびタグ情報に基づいて画像のシーンを検出するシーン検出部、を備え、
シーン検出部は、専用のハードウェアまたはプログラムを実行するプロセッサによって構成され、
タグ情報付与部は、さらに、画像群に含まれる画像毎に、タグ情報として、画像のシーンに関連するシーンタグ情報を画像に付与し、
趣味判定部は、さらに、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の撮影日の数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のシーンタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数の割合、または、シーンタグ情報の種類毎に、シーンタグ情報の出現回数を、シーンタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたシーンタグ情報の出現回数、が閾値以上であるシーンタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定するのが好ましい。
【0039】
本発明の第17態様は、第13、第14および第16態様のいずれかの画像処理装置において、さらに、各々の画像の撮影日時に基づいて、画像群から、2以上の画像を含む画像グループを抽出するグループ抽出部と、
画像群から抽出された画像グループ毎に、画像グループに含まれる画像の属性情報およびタグ情報に基づいて、画像グループにおいて発生しているイベントを決定するイベント決定部と、を備え、
グループ抽出部およびイベント決定部は、専用のハードウェアまたはプログラムを実行するプロセッサによって構成され、
タグ情報付与部は、さらに、画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、タグ情報として、イベントに関連するイベントタグ情報を、イベントおよびイベントにおいて撮影された各々の画像に付与し、
趣味判定部は、さらに、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の撮影日の数またはイベントタグ情報が付与されたイベントの数でカウントし、画像群に含まれる画像に付与された全ての種類のイベントタグ情報の総出現回数に対する、撮影日の数またはイベントの数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数の割合、または、イベントタグ情報の種類毎に、イベントタグ情報の出現回数を、イベントタグ情報が付与された画像の数でカウントし、画像の数でカウントしたイベントタグ情報の出現回数、が閾値以上であるイベントタグ情報に関連する趣味を、第1ユーザが有していると判定するのが好ましい。
【0040】
また、第13、第14および第16態様のいずれかの画像処理装置において、さらに、タグ情報の種類毎に、閾値を設定する閾値設定部を備え、
閾値設定部は、専用のハードウェアまたはプログラムを実行するプロセッサによって構成されるのが好ましい。
【0041】
また、第15または第17態様の画像処理装置において、さらに、タグ情報の種類毎に、閾値を設定する閾値設定部を備え、
閾値設定部は、専用のハードウェアまたはプログラムを実行するプロセッサによって構成されるのが好ましい。
【0042】
さらに、画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、イベントの1回当たりの費用を設定する費用設定部を備え、
費用設定部は、専用のハードウェアまたはプログラムを実行するプロセッサによって構成され、
閾値設定部は、費用設定部によって設定されたイベントの1回当たりの費用が高くなるほど、閾値が小さくなるように設定するのが好ましい。
【0043】
さらに、各々の画像の属性情報に含まれる撮影場所、および、第1ユーザの自宅場所の情報を含む、第1ユーザのアカウント情報の少なくとも一方から、第1ユーザの自宅場所を解析する自宅場所解析部と、
画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、イベントにおいて撮影された画像の属性情報に含まれる撮影場所に基づいて、イベントにおいて撮影された画像の撮影場所を解析する撮影場所解析部と、
画像群から抽出された画像グループにおいて発生しているイベント毎に、自宅場所と撮影場所との間の距離を算出する距離算出部と、を備え、
自宅場所解析部、撮影場所解析部および距離算出部は、専用のハードウェアまたはプログラムを実行するプロセッサによって構成され、
閾値設定部は、距離算出部によって算出された距離が遠くなるほど、閾値が小さくなるように設定するのが好ましい。
【0044】
さらに、第1ユーザと、第2ユーザと、の間で画像を共有する画像共有部を備え、
画像共有部は、専用のハードウェアまたはプログラムを実行するプロセッサによって構成され、
第2ユーザが所有する画像が、第1ユーザに対して共有された場合、画像受付部は、第1ユーザが所有する画像群として、共有された画像を含めるのが好ましい。