技術分野
CHA型ゼオライト及びその製造方法に関する。特に、工業的なCHA型ゼオライトの製造方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
TABA塩をOSDAとして使用して得られるCHA型ゼオライトは、ADA塩のみをOSDAとして得られたCHA型ゼオライトと同様なものしか得られなかった。
さらに、TABA塩はADA塩より安価な化合物であるが、TABA塩を使用とした製造方法は、ADA塩を使用した製造方法よりも、CHA型ゼオライトの収率が低く、生産効率が悪い。そのため、OSDAの単価は削減できるが、その使用量は増えるなどの欠点があるため、TABA塩の使用による製造方法製造コストの低減は限定的であり、TABA塩を使用とした製造方法は大量生産には適していなかった。
TACHA塩を使用したこれまで報告されているCHA型ゼオライトの製造方法も、TABA塩と同様な理由でCHA型ゼオライトの製造コストの低減が限定的であることに加え、CHA型ゼオライトが生成する条件が非常に限定されていた。そのため、TACHA塩を使用したこれまで報告されている製造方法は、TABA塩を使用した製造方法と比べても製造条件の制御が困難であり、一層、大量生産には適していなかった。
これらの課題に鑑み、本発明は、従来のCHA型ゼオライト、特に有機構造指向剤としてADA塩のみを使用して得られた従来のCHA型ゼオライトと比べ、触媒や触媒担体により適した高結晶性のCHA型ゼオライトを提供することを目的とする。さらに、本発明は高結晶性のCHA型ゼオライトが工業的な生産に適した収率で得られるCHA型ゼオライトの製造方法を提供することを別の目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者は、触媒や触媒担体により適したCHA型ゼオライト、及び、工業的な製造に適したCHA型ゼオライトの製造方法について検討した。その結果、ADA塩をOSDAとして得られる従来のCHA型ゼオライトと比べ、耐熱性や結晶性が高いCHA型ゼオライトを見出した。更には、ADA塩と特定のTACHA塩とを併用することで、ADA塩を使用した従来のCHA型ゼオライトの製造方法と同等以上の収率で、高結晶性のC・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明により、従来のCHA型ゼオライト、特に有機構造指向剤としてADA塩のみを使用して得られた従来のCHA型ゼオライトと比べ、触媒や触媒担体により適した高結晶性のCHA型ゼオライト、特に窒素酸化物還元触媒又はその担体、更には尿素存在下における窒素酸化物還元触媒又はその担体に適したCHA型ゼオライトを提供することができる。さらに、本発明により高結晶性のCHA型ゼオライトが工業的な生産に適した収率で得られるCHA型ゼオライトの製造方法を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 CHA型ゼオライトの骨格端部を示す模式図 (a)骨格構造のネットワーク構造中の末部を示す模式図 (b)骨格構造のネットワーク構造中の端部を示す模式図
【図2】 実施例A−1のCHA型ゼオライトのXRDパターン
【図3】 実施例A−1のCHA型ゼオライトの走査型電子顕微鏡観察図
【図4】 実施例B−8のCHA型ゼオライトのXRDパターン
【図5】 実施例B−8のCHA型ゼオライトの走査型電子顕微鏡観察図
【図6】 実施例B−9のCHA型ゼオライトのXRDパターン
【図7】 実施例B−9のCHA型ゼオライトの走査型電子顕微鏡観察図
【図8】 実施例B−10のCHA型ゼオライトのXRDパターン
【図9】 実施例B−10のCHA型ゼオライトの走査型電子顕微鏡観察図
【図10】 比較例B−5のCHA型ゼオライトとERI型ゼオライトの混合物のXRDパターン
【図11】 比較例B−5のCHA型ゼオライトとERI型ゼオライトの混合物の走査型電子顕微鏡観察図
【図12】 比較例B−9のCHA型ゼオライトとERI型ゼオライトの混合物のXRDパターン
【図13】 比較例B−9のCHA型ゼオライトとERI型ゼオライトの混合物の走査型電子顕微鏡観察図
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