特許第6981915号(P6981915)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6981915
(24)【登録日】2021年11月22日
(45)【発行日】2021年12月17日
(54)【発明の名称】内視鏡用光学系および内視鏡
(51)【国際特許分類】
   G02B 13/04 20060101AFI20211206BHJP
   G02B 13/06 20060101ALI20211206BHJP
   G02B 23/26 20060101ALI20211206BHJP
   A61B 1/00 20060101ALI20211206BHJP
【FI】
   G02B13/04 D
   G02B13/06
   G02B23/26 C
   A61B1/00 731
【請求項の数】16
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2018-80605(P2018-80605)
(22)【出願日】2018年4月19日
(65)【公開番号】特開2019-191250(P2019-191250A)
(43)【公開日】2019年10月31日
【審査請求日】2020年7月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】306037311
【氏名又は名称】富士フイルム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】特許業務法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】井上 和紀
【審査官】 岡田 弘
(56)【参考文献】
【文献】 特開平07−311348(JP,A)
【文献】 特開2010−117665(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/008312(WO,A1)
【文献】 国際公開第2013/065294(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B 9/00−17/08
G02B 21/02−21/04
G02B 25/00−25/04
G02B 23/24−23/26
A61B 1/00−1/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
直視と側視の両方が可能な内視鏡用光学系であって、
直視のみに使用する第1レンズ群と、
最も物体側に負レンズを有し、側視のみに使用する複数の第2レンズ群と、
直視と側視で共用する第3レンズ群と、
前記第1レンズ群から出射された光束を透過し前記第2レンズ群から出射された光束を反射する平面状の合成面を少なくとも1つ有し、前記合成面により前記第1レンズ群から出射された光束と前記第2レンズ群から出射された光束とを合成して前記第3レンズ群へ入射させる合成部とからなり、
前記第1レンズ群から出射された光束と前記第2レンズ群から出射された光束は同一面で結像され
前記第2レンズ群は、最も物体側から連続して2枚以上の負レンズを有する内視鏡用光学系。
【請求項2】
前記合成面が形成された一つの面は、全体が一部透過一部反射面である
請求項1記載の内視鏡用光学系。
【請求項3】
前記第3レンズ群は、物体側から順に正レンズと負レンズとが接合された第3a接合レンズを最も像側に有する
請求項1または2記載の内視鏡用光学系。
【請求項4】
前記第1レンズ群は、物体側から順に正レンズと負レンズとが接合された第1a接合レンズを有する
請求項1からのいずれか1項記載の内視鏡用光学系。
【請求項5】
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、
前記第1レンズ群と前記第3レンズ群との合成焦点距離をF1とした場合、
−1.5<f1/F1<−1.1 …(2)
で表される条件式(2)を満足する
請求項1からのいずれか1項記載の内視鏡用光学系。
【請求項6】
前記第3レンズ群の焦点距離をf3、
前記第1レンズ群と前記第3レンズ群との合成焦点距離をF1とした場合、
5<f3/F1<12 …(3)
で表される条件式(3)を満足する
請求項1からのいずれか1項記載の内視鏡用光学系。
【請求項7】
前記第3a接合レンズの前記正レンズのアッベ数をνd31、
前記第3a接合レンズの前記負レンズのアッベ数をνd32とした場合、
38<νd31−νd32<58 …(4)
で表される条件式(4)を満足する
請求項記載の内視鏡用光学系。
【請求項8】
前記第3a接合レンズの前記正レンズの屈折率をn31、
前記第3a接合レンズの前記負レンズの屈折率をn32とした場合、
−0.45<n31−n32<−0.28 …(5)
で表される条件式(5)を満足する
請求項または記載の内視鏡用光学系。
【請求項9】
前記第1a接合レンズの前記正レンズのアッベ数をνd11、
前記第1a接合レンズの前記負レンズのアッベ数をνd12とした場合、
−40<νd11−νd12<−10 …(6)
で表される条件式(6)を満足する
請求項記載の内視鏡用光学系。
【請求項10】
前記合成面は、前記第3レンズ群の光軸に垂直な軸に対して傾いている
請求項1からのいずれか1項記載の内視鏡用光学系。
【請求項11】
−1.45<f1/F1<−1.15 …(2−1)
で表される条件式(2−1)を満足する
請求項記載の内視鏡用光学系。
【請求項12】
7<f3/F1<10 …(3−1)
で表される条件式(3−1)を満足する
請求項記載の内視鏡用光学系。
【請求項13】
40<νd31−νd32<56 …(4−1)
で表される条件式(4−1)を満足する
請求項記載の内視鏡用光学系。
【請求項14】
−0.43<n31−n32<−0.3 …(5−1)
で表される条件式(5−1)を満足する
請求項記載の内視鏡用光学系。
【請求項15】
−38<νd11−νd12<−12 …(6−1)
で表される条件式(6−1)を満足する
請求項記載の内視鏡用光学系。
【請求項16】
請求項1から15のいずれか1項記載の内視鏡用光学系を備えた内視鏡。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内視鏡用光学系およびこの内視鏡用光学系を備えた内視鏡に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、医療分野において先端部分に撮像装置が内蔵された長尺の挿入部を被検者の口や鼻等から挿入して体腔内を撮像する挿入型の内視鏡が普及している。また、近年では、直視と側視の両方が可能な内視鏡が提案されている。このような直視と側視の両方が可能な内視鏡に用いられる内視鏡用光学系としては、例えば下記特許文献1〜4に記載のものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特表2016−521607号公報
【特許文献2】特許第6000823号公報
【特許文献3】特開2008−309860号公報
【特許文献4】国際公開第17/110351号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1〜3に記載の内視鏡用光学系は、直視領域の像の周辺に側視領域の像を結像させるため、側視領域の像が視認しにくいという問題がある。
【0005】
特許文献4に記載の内視鏡用光学系は、直視領域と側視領域の2種類の像を個別に取得できるため、視認性の高い画像を取得することができる。しかしながら、特許文献4に記載の内視鏡用光学系は、直視の光路と側視の光路を切り替えて直視領域と側視領域の2種類の像を個別に取得しているため、直視と側視の両方を同時に行うことはできず、観察効率が悪いという問題がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、直視領域と側視領域の2種類の像を個別にかつ同時に取得可能な内視鏡用光学系、およびこの内視鏡用光学系を備えた内視鏡を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の内視鏡用光学系は、直視と側視の両方が可能な内視鏡用光学系であって、直視のみに使用する第1レンズ群と、最も物体側に負レンズを有し、側視のみに使用する複数の第2レンズ群と、直視と側視で共用する第3レンズ群と、第1レンズ群から出射された光束を透過し第2レンズ群から出射された光束を反射する平面状の合成面を少なくとも1つ有し、合成面により第1レンズ群から出射された光束と第2レンズ群から出射された光束とを合成して第3レンズ群へ入射させる合成部とからなり、第1レンズ群から出射された光束と第2レンズ群から出射された光束は同一面で結像され、第2レンズ群は、最も物体側から連続して2枚以上の負レンズを有する
【0009】
また、合成面が形成された一つの面は、全体が一部透過一部反射面であることが好ましい。
【0010】
また、第3レンズ群は、物体側から順に正レンズと負レンズとが接合された第3a接合レンズを最も像側に有することが好ましい。
【0011】
また、第1レンズ群は、物体側から順に正レンズと負レンズとが接合された第1a接合レンズを有することが好ましい。
【0013】
また、第1レンズ群の焦点距離をf1、第1レンズ群と第3レンズ群との合成焦点距離をF1とした場合、条件式(2)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(2−1)を満足することがより好ましい。
−1.5<f1/F1<−1.1 …(2)
−1.45<f1/F1<−1.15 …(2−1)
【0014】
また、第3レンズ群の焦点距離をf3、第1レンズ群と第3レンズ群との合成焦点距離をF1とした場合、条件式(3)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(3−1)を満足することがより好ましい。
5<f3/F1<12 …(3)
7<f3/F1<10 …(3−1)
【0015】
また、第3レンズ群に上記第3a接合レンズを設けた場合においては、第3a接合レンズの正レンズのアッベ数をνd31、第3a接合レンズの負レンズのアッベ数をνd32とした場合、条件式(4)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(4−1)を満足することがより好ましい。
38<νd31−νd32<58 …(4)
40<νd31−νd32<56 …(4−1)
【0016】
また、第3レンズ群に上記第3a接合レンズを設けた場合においては、第3a接合レンズの正レンズの屈折率をn31、第3a接合レンズの負レンズの屈折率をn32とした場合、条件式(5)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(5−1)を満足することがより好ましい。
−0.45<n31−n32<−0.28 …(5)
−0.43<n31−n32<−0.3 …(5−1)
【0017】
また、第1レンズ群に上記第1a接合レンズを設けた場合においては、第1a接合レンズの正レンズのアッベ数をνd11、第1a接合レンズの負レンズのアッベ数をνd12とした場合、条件式(6)を満足することが好ましい。なお、下記条件式(6−1)を満足することがより好ましい。
−40<νd11−νd12<−10 …(6)
−38<νd11−νd12<−12 …(6−1)
【0018】
また、合成面は、第3レンズ群の光軸に垂直な軸に対して傾いていることが好ましい。
【0019】
本発明の内視鏡は、上記記載の本発明の内視鏡用光学系を備えたものである。
【発明の効果】
【0020】
本発明の内視鏡用光学系は、直視と側視の両方が可能な内視鏡用光学系であって、直視のみに使用する第1レンズ群と、最も物体側に負レンズを有し、側視のみに使用する複数の第2レンズ群と、直視と側視で共用する第3レンズ群と、第1レンズ群から出射された光束を透過し第2レンズ群から出射された光束を反射する平面状の合成面を少なくとも1つ有し、合成面により第1レンズ群から出射された光束と第2レンズ群から出射された光束とを合成して第3レンズ群へ入射させる合成部とからなり、第1レンズ群から出射された光束と第2レンズ群から出射された光束は同一面で結像されるようにしたので、直視領域と側視領域の2種類の像を個別にかつ同時に取得可能な内視鏡用光学系、およびこの内視鏡用光学系を備えた内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明の一実施形態にかかる内視鏡用光学系(実施例1と共通)の構成を示す断面図
図2】上記実施例1の内視鏡用光学系の光路図
図3】上記実施例1の内視鏡用光学系の合成部の概略構成図
図4】本発明の実施例2の内視鏡用光学系の構成を示す断面図
図5】上記実施例2の内視鏡用光学系の光路図
図6】本発明の実施例1の内視鏡用光学系の各収差図
図7】本発明の実施例2の内視鏡用光学系の各収差図
図8】本発明の一実施形態にかかる内視鏡観察システムの概略構成図
図9】本発明の一実施形態にかかる内視鏡により取得される像の模式図
図10】上記内視鏡観察システムにおける内視鏡画像の表示例を示す図
図11】上記内視鏡観察システムにおける内視鏡画像の表示例を示す図
図12】上記内視鏡観察システムにおける内視鏡画像の表示例を示す図
図13】上記内視鏡観察システムにおける内視鏡画像の表示例を示す図
図14】上記内視鏡観察システムにおける内視鏡画像の表示例を示す図
図15】上記内視鏡観察システムにおける内視鏡画像の表示例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる内視鏡用光学系の構成を示す断面図、図2は上記内視鏡用光学系の光路図、図3は上記内視鏡用光学系の合成部の概略構成図である。図1および図2に示す構成例は、後述の実施例1の内視鏡用光学系の構成と共通である。図1および図2においては、光路を展開したときに、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。また、図2においては、上段に直視および側視の両方の光路(直視における軸上光束A1および最大画角の光束A2,A3、左側側視における軸上光束B1および最大画角の光束B2,B3、右側側視における軸上光束C1および最大画角の光束C2,C3)を示し、中段に直視のみの光路(直視における軸上光束A1および最大画角の光束A2,A3)を示し、下段に左側側視のみの光路(左側側視における軸上光束B1および最大画角の光束B2,B3)を示している。
【0023】
なお、図1および図2では内視鏡用光学系と結像面Simとの間に入射面と出射面が平行の光学部材PPを配置した例を示している。光学部材PPは、光路を折り曲げるための光路変換プリズム、フィルタ、および/またはカバーガラス等を想定したものであり、本発明においては光学部材PPを省略した構成も可能である。
【0024】
本実施形態の内視鏡用光学系は、直視と側視の両方が可能な内視鏡用光学系であって、直視のみに使用する第1レンズ群G1と、最も物体側に負レンズを有し、側視のみに使用する第2レンズ群G2L,G2Rと、直視と側視で共用する第3レンズ群G3と、第1レンズ群G1から出射された光束を透過し第2レンズ群G2L,G2Rから出射された光束を反射する平面状の合成面XS1,XS2を有し、合成面XS1,XS2により第1レンズ群G1から出射された光束と第2レンズ群G2L,G2Rから出射された光束とを合成して第3レンズ群G3へ入射させる合成部Xとからなり、第1レンズ群G1から出射された光束と第2レンズ群G2L,G2Rから出射された光束は同一面で結像されるように構成されている。なお、本実施形態の内視鏡用光学系において、2つの第2レンズ群G2L,G2Rは全く同じレンズ構成であるが、複数の第2レンズ群について各々異なるレンズ構成としてもよい。
【0025】
図3に示すように、合成部Xは、3つのプリズムP1,P2,P3が接合されてなり、プリズムP1とP2の境界面に合成面XS1が形成され、プリズムP1とP3の境界面に合成面XS2が形成される。合成面XS1,XS2は、一部透過一部反射面であるハーフミラー面とされている。合成面XS1,XS2は、第3レンズ群G3の光軸Z3に対して、36.0°傾くように構成されている。
【0026】
ここで、合成面XS1または合成面XS2が形成された一つの面は、全体が一部透過一部反射面であることが好ましい。このように、一つの面の中の一部に一部透過一部反射面を形成するのではなく、一つの面の全体に一部透過一部反射面を形成することによって、合成部Xの製造を容易にすることができる。
【0027】
第1レンズ群G1から出射された光束(図3中A方向からの光束)は、合成部Xを経由して第3レンズ群G3側に透過するが、このとき第1レンズ群G1から出射された光束は合成面XS1または合成面XS2を1回通過するため、光量が1/2に低下する。また、第2レンズ群G2Lから出射された光束(図3中B方向からの光束)は、合成部Xにより第3レンズ群G3側に偏向されるが、このとき第2レンズ群G2Lから出射された光束は合成面XS1を透過した後に合成面XS2で反射されるため、光量が1/4に低下する。同様に、第2レンズ群G2Rから出射された光束(図3中C方向からの光束)も、合成部Xにより第3レンズ群G3側に偏向されるが、このとき第2レンズ群G2Rから出射された光束は合成面XS2を透過した後に合成面XS1で反射されるため、光量が1/4に低下する。上記のように合成部Xを通過することで生じる光量低下については、内視鏡用光学系を内視鏡に組み込んだ際に撮像素子で取得した画像信号を補正することにより、影響を緩和することができる。
【0028】
なお、合成面XS1,XS2の、第3レンズ群G3の光軸Z3に対する傾きの角度に特に制限はないが、第3レンズ群G3の光軸Z3に垂直な軸に対して傾いている(第3レンズ群G3の光軸Z3に対して、90°傾いた状態ではない)ことが好ましい。このような構成とすることによって、側視領域の像高を調整できる。
【0029】
また、合成面XS1,XS2における一部透過一部反射面は、透過率と反射率が等しいハーフミラー面に限らず、透過率と反射率が異なる面としてもよい。
【0030】
また、合成部が有する合成面の数についても、2つに限らず、1つまたは3つ以上の複数としてもよい。
【0031】
本実施形態の内視鏡用光学系は、上記のように、直視に必要な光学系と側視に必要な光学系で一部のレンズ群(第3レンズ群G3)を共用することで、内視鏡用光学系全体の小型化および低コスト化を図ることができる。
【0032】
また、側視のみに使用する第2レンズ群G2L,G2Rについて、最も物体側に負レンズを設けることによって、側視領域の広角化を図ることができる。
【0033】
また、合成部Xを設けて、直視用の第1レンズ群G1から出射された光束と側視用の第2レンズ群G2L,G2Rから出射された光束とを合成し、直視と側視の両方の光束が同一面で結像されるように構成することによって、内視鏡用光学系を内視鏡に組み込んだ際に撮像素子が1つで済むため、内視鏡用光学系を含む内視鏡全体の小型化および低コスト化を図ることができる。また、直視方向と側視方向の複数の方向を同時に観察することが可能となる。
【0034】
また、直視領域の像の周辺に側視領域の像を結像させるのではなく、直視領域と側視領域の2種類の像を個別にかつ同時に取得しているため、側視領域を広く見やすくでき、さらに観察効率を向上させることができる。
【0035】
本実施形態の内視鏡用光学系においては、第2レンズ群G2L,G2Rは、最も物体側から連続して2枚以上の負レンズを有することが好ましい。このような構成とすることによって、第2レンズ群G2L,G2Rの広角化に必要な負の屈折力を複数枚の負レンズに分散させることができるため、諸収差の発生を抑えることができる。
【0036】
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に正レンズと負レンズとが接合された第3a接合レンズを最も像側に有することが好ましい。このような構成とすることによって、倍率色収差および軸上色収差を抑えるのに有利となる。
【0037】
また、第1レンズ群G1は、物体側から順に正レンズと負レンズとが接合された第1a接合レンズを有することが好ましい。このような構成とすることによって、倍率色収差を抑えるのに有利となる。
【0038】
また、第2レンズ群G2L,G2Rの焦点距離をf2、第2レンズ群G2L,G2Rと第3レンズ群G3との合成焦点距離をF2とした場合、条件式(1)を満足することが好ましい。条件式(1)の下限以下とならないようにすることによって、像面湾曲を抑えることができる。条件式(1)の上限以上とならないようにすることによって、レンズの径を抑えつつ、画角を維持することができる。なお、条件式(1−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−0.95<f2/F2<−0.1 …(1)
−0.9<f2/F2<−0.15 …(1−1)
【0039】
また、第1レンズ群G1の焦点距離をf1、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3との合成焦点距離をF1とした場合、条件式(2)を満足することが好ましい。条件式(2)の下限以下とならないようにすることによって、像面湾曲を抑えることができる。条件式(2)の上限以上とならないようにすることによって、レンズの径を抑えつつ、画角を維持することができる。なお、条件式(2−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−1.5<f1/F1<−1.1 …(2)
−1.45<f1/F1<−1.15 …(2−1)
【0040】
また、第3レンズ群G3の焦点距離をf3、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3との合成焦点距離をF1とした場合、条件式(3)を満足することが好ましい。条件式(3)の下限以下とならないようにすることによって、内視鏡用光学系を内視鏡に組み込んだ際の撮像素子への入射角度を抑えることができる。条件式(3)の上限以上とならないようにすることによって、像面湾曲を抑えることができる。なお、条件式(3−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
5<f3/F1<12 …(3)
7<f3/F1<10 …(3−1)
【0041】
また、第3レンズ群G3に上記第3a接合レンズを設けた場合においては、第3a接合レンズの正レンズのアッベ数をνd31、第3a接合レンズの負レンズのアッベ数をνd32とした場合、条件式(4)を満足することが好ましい。条件式(4)の下限以下とならないようにすることによって、倍率色収差を抑えることができる。条件式(4)の上限以上とならないようにすることによって、軸上色収差を抑えることができる。なお、条件式(4−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
38<νd31−νd32<58 …(4)
40<νd31−νd32<56 …(4−1)
【0042】
また、第3レンズ群G3に上記第3a接合レンズを設けた場合においては、第3a接合レンズの正レンズの屈折率をn31、第3a接合レンズの負レンズの屈折率をn32とした場合、条件式(5)を満足することが好ましい。条件式(5)の下限以下とならないようにすることによって、球面収差を抑えることができる。条件式(5)の上限以上とならないようにすることによって、像面湾曲を抑えることができる。なお、条件式(5−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−0.45<n31−n32<−0.28 …(5)
−0.43<n31−n32<−0.3 …(5−1)
【0043】
また、第1レンズ群G1に上記第1a接合レンズを設けた場合においては、第1a接合レンズの正レンズのアッベ数をνd11、第1a接合レンズの負レンズのアッベ数をνd12とした場合、条件式(6)を満足することが好ましい。条件式(6)を満足することによって、倍率色収差を抑えることができる。なお、条件式(6−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−40<νd11−νd12<−10 …(6)
−38<νd11−νd12<−12 …(6−1)
【0044】
次に、本発明の内視鏡用光学系の数値実施例について説明する。まず、実施例1の内視鏡用光学系について説明する。実施例1の内視鏡用光学系の構成を示す断面図を図1に、実施例1の内視鏡用光学系の光路図を図2に示す。図1,2および後述の実施例2に対応した図4,5においては、光路を展開したときに、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。また、図2および後述の実施例2に対応した図5においては、上段に直視および側視の両方の光路(直視における軸上光束A1および最大画角の光束A2,A3、左側側視における軸上光束B1および最大画角の光束B2,B3、右側側視における軸上光束C1および最大画角の光束C2,C3)を示し、中段に直視のみの光路(直視における軸上光束A1および最大画角の光束A2,A3)を示し、下段に左側側視のみの光路(左側側視における軸上光束B1および最大画角の光束B2,B3)を示している。
【0045】
実施例1の内視鏡用光学系は、直視のみに使用する第1レンズ群G1と、側視のみに使用する第2レンズ群G2L,G2Rと、直視と側視で共用する第3レンズ群G3と、第1レンズ群G1から出射された光束を透過し第2レンズ群G2L,G2Rから出射された光束を反射する平面状の合成面XS1,XS2を有し、合成面XS1,XS2により第1レンズ群G1から出射された光束と第2レンズ群G2L,G2Rから出射された光束とを合成して第3レンズ群G3へ入射させる合成部Xとから構成されている。
【0046】
第1レンズ群G1は、レンズL1a〜レンズL1cの3枚のレンズから構成されている。正レンズL1bと負レンズL1cとは接合されて第1a接合レンズCL1aとされている。
【0047】
第2レンズ群G2L,G2Rは同じレンズ構成であり、いずれもレンズL2a〜レンズL2cの3枚のレンズから構成されている。
【0048】
第3レンズ群G3は、開口絞りStと、レンズL3a〜レンズL3eの5枚のレンズから構成されている。正レンズL3dと負レンズL3eとは接合されて第3a接合レンズCL3aとされている。
【0049】
合成部Xの合成面XS1,XS2は、ハーフミラー面とされている。
【0050】
実施例1の内視鏡用光学系の直視光路の基本レンズデータを表1に、直視光路の諸元に関するデータを表2に、側視光路の基本レンズデータを表3に、側視光路の諸元に関するデータを表4に示す。以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2についても基本的に同様である。
【0051】
表1、3のレンズデータにおいて、面番号の欄には最も拡大側の構成要素の面を1番目として縮小側に向かうに従い順次増加する面番号を示し、曲率半径の欄には各面の曲率半径を示し、面間隔の欄には各面とその次の面との光軸Z上の間隔を示す。また、nの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm(ナノメートル))における屈折率を示し、νの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm(ナノメートル))におけるアッベ数を示す。また、曲率半径の符号は、面形状が拡大側に凸の場合を正、縮小側に凸の場合を負としている。基本レンズデータには、ハーフミラー面、開口絞りSt、光学部材PPも含めて示している。ハーフミラー面に相当する面の面番号の欄には面番号とともに(ハーフミラー)という語句を記載している。また、開口絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号とともに(絞り)という語句を記載している。
【0052】
表2,4の諸元に関するデータに、焦点距離f、FナンバーFNo.、全画角2ω(°)の値を示す。
【0053】
基本レンズデータおよび諸元に関するデータにおいて、角度の単位としては°を用い、長さの単位としてはmm(ミリメートル)を用いているが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても使用可能なため他の適当な単位を用いることもできる。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】
【0057】
【表4】
【0058】
実施例1の内視鏡用光学系の各収差図を図6に示す。なお、図6中の上段左側から順に直視光路における球面収差、非点収差、および倍率色収差を示し、中段左側から順に側視光路の第2レンズ群G2L/G2Rの光軸Z2L/Z2Rよりも像側における球面収差、非点収差、および倍率色収差を示し、下段左側から順に側視光路の第2レンズ群G2L/G2Rの光軸Z2L/Z2Rよりも物体側における球面収差、非点収差、および倍率色収差を示す。
【0059】
球面収差および非点収差を表す各収差図には、d線(波長587.6nm(ナノメートル))を基準波長とした収差を示す。球面収差図にはd線(波長587.6nm(ナノメートル))、C線(波長656.3nm(ナノメートル))、およびF線(波長486.1nm(ナノメートル))についての収差をそれぞれ実線、長破線、および短破線で示す。非点収差図にはサジタル方向およびタンジェンシャル方向の収差をそれぞれ実線および短破線で示す。倍率色収差図にはC線(波長656.3nm(ナノメートル))およびF線(波長486.1nm(ナノメートル))についての収差をそれぞれ長破線および短破線で示す。なお、球面収差図のFNo.はFナンバー、その他の収差図のωは半画角を意味する。
【0060】
次に、実施例2の内視鏡用光学系について説明する。実施例2の内視鏡用光学系の構成を示す断面図を図4に、実施例2の内視鏡用光学系の光路図を図5に示す。実施例2の内視鏡用光学系は、実施例1の内視鏡用光学系と同じレンズ枚数の構成である。また、実施例2の内視鏡用光学系の直視光路の基本レンズデータを表5に、直視光路の諸元に関するデータを表6に、側視光路の基本レンズデータを表7に、側視光路の諸元に関するデータを表8に、各収差図を図7に示す。
【0061】
【表5】
【0062】
【表6】
【0063】
【表7】
【0064】
【表8】
【0065】
実施例1〜2の内視鏡用光学系の条件式(1)〜(6)に対応する値を表9に示す。なお、全実施例ともd線を基準波長としており、下記の表9に示す値はこの基準波長におけるものである。
【0066】
【表9】

【0067】
以上のデータから、実施例1〜2の内視鏡用光学系は全て、条件式(1)〜(6)を満足しており、良好な光学性能を有しつつ、直視領域と側視領域の2種類の像を個別にかつ同時に取得可能な内視鏡用光学系であることが分かる。
【0068】
次に、本発明の内視鏡用光学系が適用される内視鏡の実施形態について図8を参照しながら説明する。図8は上記内視鏡を備えた内視鏡観察システムの概略構成図、図9は上記内視鏡により取得される像の模式図、図10〜15は上記内視鏡観察システムにおける内視鏡画像の表示例を示す図である。
【0069】
図8に示す内視鏡100は、主として、操作部102と、挿入部104と、コネクタ部(不図示)と接続されるユニバーサルコード106とを備える。挿入部104の大半は挿入経路に沿って任意の方向に曲がる軟性部107であり、この軟性部107の先端には湾曲部108が連結され、この湾曲部108の先端には先端部110が連結されている。湾曲部108は、先端部110を所望の方向に向けるために設けられるものであり、操作部102に設けられた湾曲操作ノブ109を回動させることにより湾曲操作が可能となっている。先端部110の内部先端に本発明の実施形態に係る内視鏡用光学系1が配設される。図8では内視鏡用光学系1を概略的に図示している。
【0070】
内視鏡用光学系1により取得された直視領域と側視領域の2種類の像は不図示の撮像素子の撮像面上に結像する。それらの像に関する撮像素子からの出力信号は、信号処理装置120にて演算処理され、表示装置130において内視鏡画像として表示される。
【0071】
ここで、撮像素子の撮像面上に結像する直視領域と側視領域の2種類の像について説明する。本発明の実施形態に係る内視鏡用光学系1を備えた内視鏡100は、図1に示すように、直視領域(図1中A方向)、左側側視領域(図1中B方向)、および右側側視領域(図1中C方向)の3方向の円形の像を同時に取得することが可能である。
【0072】
このとき、撮像素子の撮像面上には、図9に示す形で各像が結像する。図9では説明を分かりやすくするために、直視領域の像IDについて模式的に文字Aを記載し、左側側視領域の像ISLについて模式的に文字Bを記載し、右側側視領域の像ISRについて模式的に文字Cを記載している。
【0073】
本発明の実施形態に係る内視鏡用光学系1では、第1レンズ群G1から出射された光束(直視領域の光束)は、合成部Xを経由して第3レンズ群G3側に透過するが、このとき第1レンズ群G1から出射された光束は合成面XS1または合成面XS2を1回通過するため、光量が1/2に低下する。
【0074】
また、第2レンズ群G2Lから出射された光束(左側側視領域の光束)は、合成部Xにより第3レンズ群G3側に偏向されるが、このとき第2レンズ群G2Lから出射された光束は合成面XS1を透過した後に合成面XS2で反射されるため、光量が1/4に低下する。さらに、左側側視領域の光束は合成面XS2で反射されるため、撮像素子の撮像面上に結像した際に、図9に示すように、左側側視領域の像ISL自体が左右反転し、かつ直視領域の像IDの右側に結像する。
【0075】
第2レンズ群G2Rから出射された光束(右側側視領域の光束)も、合成部Xにより第3レンズ群G3側に偏向されるが、このとき第2レンズ群G2Rから出射された光束は合成面XS2を透過した後に合成面XS1で反射されるため、光量が1/4に低下する。さらに、右側側視領域の光束は合成面XS1で反射されるため、撮像素子の撮像面上に結像した際に、図9に示すように、右側側視領域の像ISR自体が左右反転し、かつ直視領域の像IDの左側に結像する。
【0076】
信号処理装置120は、左側側視領域の像ISLの画像GSLについて左右反転処理を行い、かつ直視領域の画像GDの左側に表示する。また、右側側視領域の像ISRの画像GSRについて左右反転処理を行い、かつ直視領域の画像GDの右側に表示する。また、上記の通り、直視領域の像IDと、左側側視領域の像ISLおよび右側側視領域の像ISRとでは光量が2倍異なるため、直視領域の画像GDと左側側視領域の画像GSLおよび右側側視領域の画像GSRとで輝度が同程度になるように輝度調整処理を行う。
【0077】
その結果、図10に示すように、直視領域の画像GD、左側側視領域の画像GSL、および右側側視領域の画像GSRについて、正しい配置で、かつ均一な輝度の画像とすることができる。
【0078】
なお、信号処理装置120において生成する画像については、図11に示すように、直視と側視のつながりを自然にするため、直視領域の画像GDと左側側視領域の画像GSLおよび右側側視領域の画像GSRとをオーバーラップさせて表示してもよい。なお、オーバーラップ量については、例えば、各画像の端から5%までの範囲をオーバーラップさせる等、適宜調整すればよい。
【0079】
また、図12に示すように、直視領域の画像GDと左側側視領域の画像GSLおよび右側側視領域の画像GSRとをオーバーラップさせた画像群について、矩形となるように上下左右の端部を切り取って表示してもよい。
【0080】
また、図13に示すように、直視領域の画像GDと左側側視領域の画像GSLおよび右側側視領域の画像GSRとをオーバーラップさせた画像群について、オーバーラップ領域を切り取って表示してもよい。
【0081】
また、図14に示すように、直視領域の画像GDと左側側視領域の画像GSLおよび右側側視領域の画像GSRとをオーバーラップさせた画像群について、感覚的に側視と直視の位置関係が分かりやすいように、直視領域と側視領域の位置関係に対応させたパースをつけた表示にしてもよい。
【0082】
本実施形態の内視鏡は内視鏡用光学系1を備えているため、直視領域と側視領域の2種類の像を個別にかつ同時に取得することが可能である。
【0083】
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数は、上記実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
【0084】
また、上記実施形態の内視鏡用光学系では、一例として第2レンズ群を2つ設けた例を示したが、第2レンズ群の数は2つに限らず、3つ以上の複数としてもよい。
【0085】
具体的には、直視方向を中心とする上下左右の4方向に向けた4つの第2レンズ群を設けてもよく、この場合には、図15に示すように、直視領域の画像GDを中心として、上側側視領域の画像GSU、下側側視領域の画像GSD、左側側視領域の画像GSL、および右側側視領域の画像GSRを表示することで、視認性が高い画像とすることができる。
【0086】
また、合成部における合成面は、一部透過一部反射面に限らず、第1レンズ群から出射された光束を透過し、第2レンズ群から出射された光束を全反射するように配置された全反射面としてもよい。このような構成とすることによって、側視領域の光束の光量低下を抑えることができる。
【0087】
また、第1レンズ群と複数の第2レンズ群の全てのレンズ群について、全く同じレンズ構成としてもよい。このような構成とすることによって、内視鏡用光学系の設計を簡素化でき、また各レンズ群を構成する部品を共通化できるため、コストを抑えることができる。
【0088】
上記以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行なってもよいのは勿論である。
【符号の説明】
【0089】
1 内視鏡用光学系
100 内視鏡
102 操作部
104 挿入部
106 ユニバーサルコード
107 軟性部
108 湾曲部
109 湾曲操作ノブ
110 先端部
120 信号処理装置
130 表示装置
A1 直視における軸上光束
A2,A3 直視における最大画角の光束
B1 左側側視における軸上光束
B2,B3 左側側視における最大画角の光束
C1 右側側視における軸上光束
C2,C3 右側側視における最大画角の光束
CL1a,CL3a 接合レンズ
G1 第1レンズ群
G2L,G2R 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
L1a〜L3e レンズ
PP 光学部材
Sim 結像面
St 開口絞り
X 合成部
XS1,XS2 合成面
Z1 第1レンズ群の光軸
Z2L,Z2R 第2レンズ群の光軸
Z3 第3レンズ群の光軸
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15