特許6985516IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

固体電解質組成物、固体電解質含有シート、全固体二次電池用電極シート及び全固体二次電池、固体電解質含有シートの製造方法及び全固体二次電池の製造方法、並びに、粒子状バインダーの製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

全固体二次電池の構成層は、通常、無機固体電解質、バインダー粒子、更には活物質等の固体粒子で形成される。この場合、構成層を形成する材料は、固体粒子を分散媒等に分散させることにより、優れた分散性を示すことが望ましい。しかし、分散性のよい材料を用いても、構成層は固体粒子で形成されるため、固体粒子同士の界面接触が十分ではなく、界面抵抗が高くなる(イオン伝導度が低下する。)。一方、固体粒子同士の結着性が弱いと、集電体表面に形成された構成層が集電体から剥がれやすく、また、全固体二次電池の充放電(リチウムイオンの放出吸収)に伴う構成層、とりわけ活物質層の収縮膨張による固体粒子同士の接触不良が起こり、電気抵抗の上昇、更には電池性能の低下を招く。 本発明は、優れた分散性を示す固体電解質組成物であって、全固体二次電池の構成層を形成する材料として用いることにより、得られる全固体二次電池において、固体粒子間の界面抵抗の上昇を抑えて固体粒子を強固に結着させ、優れた電池性能を実現できる固体電解質組成物を提供することを課題とする。また、本発明は、この固体電解質組成物で構成した層を有する、固体電解質含有シート、全固体二次電池用電極シート及び全固体二次電池を提供することを課題とする。更に、本発明は、固体電解質組成物を用いた固体電解質含有シート及び全固体二次電池の製造方法を提供することを課題とする。また、本発明は、固体電解質組成物に用いられる粒子状バインダーの好適な製造方法を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、種々検討を重ねた結果、固体電解質組成物において、後述する式(H−1)又は式(H−2)で表される結合部を側鎖に有する構成成分であって、更にClogP値が4以下で分子量が1000以下である構成成分を有する特定のポリマーを含んでなる粒子状バインダーを、無機固体電解質及び分散媒と併用することにより、優れた分散性を示すことを見出した。更に、この固体電解質組成物を全固体二次電池の構成層を形・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明は、優れた分散性を示す固体電解質組成物であって、全固体二次電池の構成層を形成する材料として用いることにより、得られる全固体二次電池において、固体粒子間の界面抵抗の上昇を抑えて固体粒子を強固に結着させ、優れた電池性能を実現できる固体電解質組成物を提供できる。この固体電解質組成物で構成した層を有する、固体電解質含有シート、全固体二次電池用電極シート及び全固体二次電池を提供できる。更に、本発明は、固体電解質組成物を用いた固体電解質含有シート及び全固体二次電池の製造方法を提供できる。また、本発明は、固体電解質組成物に用いられる粒子状バインダーの好適な製造方法を提供できる。
本発明の及び他の特徴及び利点は、適宜添付の図面を参照して、下記の記載からより明らかになるであろう。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は本発明の好ましい全固体二次電池を模式化して示す縦断面図である。

【図2】図2は実施例で作製した全固体二次電池(コイン電池)を模式的に示す縦断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 負極集電体   2 負極活物質層   3 固体電解質層   4 正極活物質層   5 正極集電体   6 作動部位   10 全固体二次電池   11 2032型コインケース   12 全固体二次電池用積層体   13 全固体二次電池

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります