技術分野
基材に1種類のインキにより一度刷りで、盛りがあり境い目のない印刷領域が形成される印刷物に関し、印刷領域を構成する一部と他部において、印刷領域における膜厚方向の高さ、印刷領域に含まれる単位面積あたりの顔料の数及び/又は粒子径が異なる印刷物とその作成方法
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】盛りがあり境い目のない印刷領域が形成されて成る印刷物について、印刷領域を構成する一部と他部において、印刷領域に含まれる機能性顔料の粒子数、あるいは粒子径が異なる印刷物を提供する。
【解決手段】本発明の印刷物は、基材に、少なくとも1種類の機能性顔料を含む1種類のインキにより、盛りのある印刷領域を有する印刷物であって、印刷領域は、少なくとも第1の印刷領域と第2の印刷領域から成るとともに、第1の印刷領域と第2の印刷領域は境い目なく形成され、第1の印刷領域と第2の印刷領域における、単位面積あたりの機能性顔料の粒子数及び/又は粒子径が異なることを特徴とする。
【選択図】 図15
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、特許文献1のスクリーン版面では、1種類のインキを用いて基材への一度刷りで得られるのは、顔料濃度が一定の単純な印刷領域であり、連続して形成される印刷領域において一部の顔料濃度が異なるような、例えば階調を有するような印刷物を得るためには、2つ以上のスクリーン版面及び2種類以上のインキを準備し、同一基材に複数回スクリーン印刷を施す必要があった。その場合、スクリーン版面やインキの準備が煩雑であるとともに、高い刷合せ精度が求められていた。
さらに、高い刷合せで、1回目の印刷で施した画線と、2回目の印刷で施した画線を境い目なく形成できたとしても、それぞれのスクリーン版面で印刷された画線自体は顔料濃度が同一であるため、階調を有する印刷物は得られなかった。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、基材上の少なくとも一部に、少なくとも1種類の機能性顔料を含む1種類のインキにより、盛りのある印刷領域を有する印刷物であって、印刷領域は、少なくとも第1の印刷領域と第2の印刷領域から成るとともに、第1の印刷領域と第2の印刷領域は境い目なく形成され、第1の印刷領域と第2の印刷領域における、単位面積あたりの機能性顔料の粒子数及び/又は粒子径が異なる印刷物である。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の印刷物及び作成方法によると、1種類のインキを用いた一度刷りの印刷で盛りがあり境い目のない印刷領域を形成し、印刷領域を形成する一部と他部において、膜厚方向の高さ、印刷領域に含まれる機能性顔料の粒子数、あるいは粒子径が異なる印刷物を得ることができるため、様々な機能性特性を有する印刷物を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本実施の形態における印刷物の一例を示す図である。
【図2】
本実施の形態における印刷物の一例とその断面図である。
【図3】
本実施の形態における印刷物の別の断面図である。
【図4】
本実施の形態における印刷物を作成するための版面を示す図である。
【図5】
本実施の形態におけるスクリーン版面の製造工程を示す図である。
【図6】
本実施の形態における印刷物における単位面積当たりの機能性顔料の粒子数について説明する図である。
【図7】
本実施の形態における版面と印刷物の関係の一例を示す図である。
【図8】
本実施の形態における版面と印刷物の関係の他の例を示す図である。
【図9】
本実施の形態における版面の開口径の構成例である。
【図10】
本実施の形態における実施の形態1について説明する図である。
【図11】
本発明の実施の形態1に係る印刷領域の膜厚の高さを説明する図。
【図12】
本発明の実施の形態1に係る印刷物について、効果を示す図である。
【図13】
本発明の実施の形態2における版面及び印刷領域について説明する図。
【図14】
本発明の実施の形態2に係る印刷物について、効果を示す図である。
【図15】
本発明の実施の形態3における版面及び印刷領域について説明する図である。
【図16】
本発明の実施の形態3に係る印刷物について、効果を示す図である。
【図17】
本発明の実施例を説明する図である。
1 スクリーン印刷物
2 基材
3 印刷領域
4 第1の印刷領域
5 第2の印刷領域
6 第3の印刷領域
7 インキ
8 機能性顔料
8a 第1の顔料
8b 第2の顔料
9 スクリーン版面
9a ベース層
9b レリーフ層
10 パターン領域
11 第1の開口領域
12 第2の開口領域
13 第3の開口領域
14a 開口部
14b、14b’ 部分開口部
A、A1、A2 観察者
B 観察光源
C 入射光
D 反射光
I1、I1‘、I2、I2’ 発光強度
K 境界
L、L1、L2、L3 開口径
T 境界における部分開口部と部分開口部の間隔
V、V1、V2、V3 透過容積
h1、h2、h3 高さ
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