特開2022-190866IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

プリント配線板、フレキシブルプリント配線板に用いることのできる積層体、およびその製造方法に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】熱可塑性樹脂を最表層に有する絶縁性基材と、その上に形成された金属層との界面が平滑で、かつ、絶縁体-金属層間の密着性に優れた積層体、およびその製造方法、ならびに、当該積層体を用いて製造されるプリンと配線板を提供する。
【解決手段】絶縁性基材(A)の上に、熱可塑性樹脂層(B)、プライマー層(C)、及び金属層(D)が順次積層されたものであることを特徴とする積層体を用いることで、密着性の優れた積層体を見出したものである。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明が解決しようとする課題は、熱可塑性樹脂を最表層に有する絶縁性基材と、その上に形成された金属層との界面が平滑で、かつ、絶縁体-金属層間の密着性に優れた積層体、およびその製造方法、ならびに、当該積層体を用いて製造されるプリンと配線板を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、前記の課題を解決するため鋭意検討した結果、絶縁性基材上に熱可塑性樹脂層、プライマー層、金属層を順次積層させた積層体が前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の積層体は、熱可塑性樹脂を最表層に有する絶縁性基材上に、平滑界面で金属層が積層されており、かつ、絶縁性基材と金属層との間の密着性に優れた積層体である。本発明は、特に、比誘電率εrと誘電正接tanδが低い、低誘電化されたコア層上に熱可塑性層が形成された絶縁性基材や、低誘電熱可塑性樹脂を最表層に有する絶縁性基材を使用することで、誘電損失および導体損失を抑制した伝送損失の低いプリント配線板を形成するための積層体を提供することが可能である。

また、本発明の積層体は、金属層をパターニングすることにより、例えば、プリント配線板、フレキシブルプリント配線板、タッチパネル向け導電性フィルム、タッチパネル用メタルメッシュ、有機太陽電池、有機EL素子、有機トランジスタ、非接触ICカード等のRFID、電磁波シールド、LED照明基材、デジタルサイネージなどの電子部材として好適に用いることができる。特に、低誘電化された材料を用いた積層体は、第5世代通信システム(5G)および次世代通信システム(beyond5G)等に利用できる高周波帯域での伝送損失を抑制したプリント配線板用途に最適である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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