(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022191043
(43)【公開日】2022-12-27
(54)【発明の名称】デバイスの製造方法
(51)【国際特許分類】
H01L 21/301 20060101AFI20221220BHJP
H01L 21/02 20060101ALI20221220BHJP
B23K 26/57 20140101ALI20221220BHJP
B23K 26/18 20060101ALI20221220BHJP
【FI】
H01L21/78 P
H01L21/78 M
H01L21/02 B
B23K26/57
B23K26/18
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021099660
(22)【出願日】2021-06-15
(71)【出願人】
【識別番号】000134051
【氏名又は名称】株式会社ディスコ
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 克彦
(72)【発明者】
【氏名】木内 逸人
(72)【発明者】
【氏名】小田中 健太郎
(72)【発明者】
【氏名】北原 信康
(72)【発明者】
【氏名】下房 大悟
【テーマコード(参考)】
4E168
5F063
【Fターム(参考)】
4E168AD02
4E168AD18
4E168AE05
4E168DA02
4E168DA43
4E168FD01
4E168FD03
4E168HA02
4E168JA12
4E168JA17
5F063AA11
5F063BA07
5F063BA11
5F063BA31
5F063BA32
5F063CA04
5F063CA06
5F063DD25
5F063DD87
5F063DG03
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5F063DG23
5F063EE21
5F063EE36
5F063EE38
5F063EE42
5F063EE43
5F063EE44
5F063EE46
5F063EE71
5F063FF01
(57)【要約】
【課題】デバイス層のみからなるデバイスを製造する新規なプロセスを実現することができるデバイスの製造方法を提供すること。
【解決手段】デバイスの製造方法は、基材と、基材上に積層されたレーザビーム吸収層と、レーザビーム吸収層の上面で交差する複数の分割予定ラインで区画された領域にデバイスが形成されたデバイス層を備えたウェーハを準備するウェーハ準備ステップ1001と、分割予定ラインに沿って少なくともデバイス層を個々のデバイスに分割する分割溝を形成するデバイス層分割ステップ1002と、デバイス層分割ステップ1002を実施した後、レーザビーム吸収層で吸収される波長のレーザビームを基材側から照射し、デバイスを基材上からリフトオフするリフトオフステップ1004と、を備える。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
デバイスの製造方法であって、
基材と、該基材上に積層されたレーザビーム吸収層と、該レーザビーム吸収層の上面で交差する複数の分割予定ラインで区画された領域にデバイスが形成されたデバイス層を備えたウェーハを準備するウェーハ準備ステップと、
該分割予定ラインに沿って少なくとも該デバイス層を個々のデバイスに分割する分割溝を形成するデバイス層分割ステップと、
該デバイス層分割ステップを実施した後、該レーザビーム吸収層で吸収される波長のレーザビームを該基材側から照射し、該デバイスを該基材上からリフトオフするリフトオフステップと、を備えたデバイスの製造方法。
【請求項2】
該リフトオフステップを実施する前に該デバイス層表面に移設用部材を配設する移設用部材配設ステップと、を備えた請求項1に記載のデバイスの製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デバイスの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器の薄型化に伴い、デバイスも100μm以下に薄化することが求められ、例えば、ウェーハのデバイスに対応した領域のみを薄化して外周部は厚いまま残存させることでハンドリング時の破損を防止する技術が広く採用されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ウェーハにはシリコン等の基材上にSiO2からなるBOX層(Buried Oxide Layer)と呼ばれる絶縁層が形成され、その上にデバイスを構成する再配線層を含むデバイス層を形成する所謂SOI(Silicon on Insulator)ウェーハがある。
【0005】
近年、このSOIウェーハのシリコン等の基材を完全に除去してデバイス層のみからなるデバイスとすることでデバイスの更なる薄化を実現したいという要望がある。
【0006】
本発明の目的は、デバイス層のみからなるデバイスを製造する新規なプロセスを実現することができるデバイスの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のデバイスの製造方法は、デバイスの製造方法であって、基材と、該基材上に積層されたレーザビーム吸収層と、該レーザビーム吸収層の上面で交差する複数の分割予定ラインで区画された領域にデバイスが形成されたデバイス層を備えたウェーハを準備するウェーハ準備ステップと、該分割予定ラインに沿って少なくとも該デバイス層を個々のデバイスに分割する分割溝を形成するデバイス層分割ステップと、該デバイス層分割ステップを実施した後、該レーザビーム吸収層で吸収される波長のレーザビームを該基材側から照射し、該デバイスを該基材上からリフトオフするリフトオフステップと、を備えたことを特徴とする。
【0008】
前記デバイスの製造方法において、該リフトオフステップを実施する前に該デバイス層表面に移設用部材を配設する移設用部材配設ステップと、を備えても良い。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、デバイス層のみからなるデバイスを製造する新規なプロセスを実現することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、実施形態1に係るデバイスの製造方法の加工対象のウェーハの斜視図である。
【
図3】
図3は、実施形態1に係るデバイスの製造方法の流れを示すフローチャートである。
【
図4】
図4は、
図3に示されたデバイスの製造方法のデバイス層分割ステップを模式的に示す斜視図である。
【
図5】
図5は、
図3に示されたデバイスの製造方法のデバイス層分割ステップ後のウェーハを模式的に示す断面図である。
【
図6】
図6は、
図3に示されたデバイスの製造方法の移設用部材配設ステップ後のウェーハを模式的に示す断面図である。
【
図7】
図7は、
図3に示されたデバイスの製造方法のリフトオフステップにおいてレーザビームを照射する状態を模式的に示す断面図である。
【
図8】
図8は、
図3に示されたデバイスの製造方法のリフトオフステップのレーザビームの集光点の軌跡を示す平面図である。
【
図9】
図9は、
図3に示されたデバイスの製造方法のリフトオフステップにおいて基材を除去する状態を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
【0012】
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係るデバイスの製造方法を図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態1に係るデバイスの製造方法の加工対象のウェーハの斜視図である。
図2は、
図1に示されたウェーハの断面図である。
図3は、実施形態1に係るデバイスの製造方法の流れを示すフローチャートである。
【0013】
実施形態1に係るデバイスの製造方法は、
図1に示されたウェーハ1の加工方法である。実施形態1に係るデバイスの製造方法の加工対象のウェーハ1は、
図1及び
図2に示すように、基材2と、基材2上に積層されたレーザビーム吸収層3と、レーザビーム吸収層3の上面31に設けられたデバイス層4とを備えた円板状の半導体ウェーハ等のウェーハである。
【0014】
実施形態1において、基材2は、シリコンにより構成され、円板状に形成されている。レーザビーム吸収層3は、樹脂により構成され、実施形態1では、ポリイミドにより構成されている。レーザビーム吸収層3は、基材2の表面21の全面に亘って基材2上に積層されている。
【0015】
デバイス層4は、
図1に示すように、交差する複数の分割予定ライン5で区画された領域にデバイス6が形成されている。デバイス6は、例えば、IC(Integrated Circuit)、又はLSI(Large Scale Integration)等の集積回路、パワーデバイス、又はMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)である。
【0016】
デバイス層4は、
図2に示すように、レーザビーム吸収層3の上面31上に形成された絶縁層7と、絶縁層7上に形成されたシリコン層8と、シリコン層8上に形成された再配線層9とを含む。絶縁層7は、SiO
2からなるBOX層(Buried Oxide Layer)と呼ばれるものである。シリコン層8は、シリコンにより構成されている。再配線層9は、デバイス6を構成するものである。
【0017】
このように、実施形態1では、ウェーハ1は、レーザビーム吸収層3の上面31上にデバイス層4を形成する所謂SOI(Silicon on Insulator)ウェーハである。実施形態1では、ウェーハ1は、基材2及びレーザビーム吸収層3が除去され、分割予定ライン5に沿って個々のデバイス6に分割される。実施形態1では、個々に分割されるデバイス6は、デバイス層4のみで構成され、厚みが10μm程度である。
【0018】
前述したウェーハ1は、例えば、基材2上にレーザビーム吸収層3と絶縁層7とが順に積層されたシリコンウェーハと、シリコン層8となる基材上に再配線層9が積層されたシリコンウェーハとが貼り合わされることで製造される。また、ウェーハ1は、例えば、基材2上にレーザビーム吸収層3が積層されたシリコンウェーハと、シリコン層8となる基材の一方の面上に絶縁層7が積層され他方の面上に再配線層9が積層されたシリコンウェーハとが貼り合わされることで製造される。
【0019】
実施形態1に係るデバイスの製造方法は、ウェーハ1の基材2及びレーザビーム吸収層3を除去し、分割予定ライン5に沿って分割して、個々のデバイス6を製造する方法である。デバイスの製造方法は、
図3に示すように、ウェーハ準備ステップ1001と、デバイス層分割ステップ1002と、移設用部材配設ステップ1003と、リフトオフステップ1004と、デバイスピックアップステップ1005とを備える。
【0020】
(ウェーハ準備ステップ)
ウェーハ準備ステップ1001は、前述した構成のウェーハを準備するステップである。ウェーハ準備ステップ1001では、前述した構成のウェーハ1を準備する。
【0021】
(デバイス層分割ステップ)
図4は、
図3に示されたデバイスの製造方法のデバイス層分割ステップを模式的に示す斜視図である。
図5は、
図3に示されたデバイスの製造方法のデバイス層分割ステップ後のウェーハを模式的に示す断面図である。実施形態1において、デバイス層分割ステップ1002は、分割予定ライン5に沿って少なくともデバイス層4を個々のデバイス6に分割する分割溝10を形成するステップである。
【0022】
実施形態1において、デバイス層分割ステップ1002では、周知のマウンタが、
図4に示すように、ウェーハ1の基材2の表面21の裏側の裏面22にウェーハ1よりも大径な円板状のテープ11を貼着するとともに、テープ11の外周縁に内径がウェーハ1の外径よりも大きな環状のフレーム12を貼着して、ウェーハ1を環状のフレーム12の内側の開口内に支持する。
【0023】
実施形態1において、デバイス層分割ステップ1002では、レーザ加工装置50が、チャックテーブル51の保持面52にテープ11を介してウェーハ1の基材2の裏面22側を吸引保持する。実施形態1において、デバイス層分割ステップ1002では、レーザ加工装置50が、レーザビーム53の集光点54をデバイス層4に設定し、チャックテーブル51をレーザビーム照射ユニット55に対して分割予定ライン5に沿って相対的に移動させながらレーザビーム照射ユニット55からウェーハ1に対して吸収性を有する波長のレーザビーム53をウェーハ1の分割予定ライン5に照射して、ウェーハ1にアブレーション加工を施す。
【0024】
実施形態1において、デバイス層分割ステップ1002では、レーザ加工装置50が、ウェーハ1の分割予定ライン5にアブレーション加工を施して、デバイス層4を個々のデバイス6毎に分割する分割溝10を形成する。実施形態1において、デバイス層分割ステップ1002では、レーザ加工装置50は、
図5に示すように、ウェーハ1の全ての分割予定ライン5に分割溝10を形成する。なお、実施形態1では、分割溝10は、デバイス層4とレーザビーム吸収層3とをデバイス6毎に分割している。
【0025】
なお、実施形態1において、デバイス層分割ステップ1002では、レーザ加工装置50が、ウェーハ1の分割予定ライン5にアブレーション加工を施して分割溝10を形成したが、本発明では、デバイス層分割ステップ1002において、切削装置が、ウェーハ1のデバイス層4の分割予定ライン5に切削ブレードを切り込ませて分割溝10を形成しても良い。また、本発明では、デバイス層分割ステップ1002において、ウェーハ1のデバイス層4の分割予定ライン5にウェットエッチングやドライエッチング等のエッチングを施して分割溝10を形成しても良い。
【0026】
(移設用部材配設ステップ)
図6は、
図3に示されたデバイスの製造方法の移設用部材配設ステップ後のウェーハを模式的に示す断面図である。移設用部材配設ステップ1003は、リフトオフステップ1004を実施する前にデバイス層4の表面41に移設用部材13を配設するステップである。
【0027】
実施形態1において、移設用部材配設ステップ1003では、ウェーハ1のデバイス層4の表面41に外的刺激が付与されることにより接着力が低下する接着剤14が塗布され、
図6に示すように、接着剤14に移設用部材13が貼着されて、デバイス層4の表面21に移設用部材13が配設されるとともに、テープ11が裏面32から剥離される。なお、実施形態1において、外的刺激が付与されることは、例えば、紫外線が照射されること又は加熱されることである。
【0028】
実施形態1では、移設用部材13は、硬質な材質で構成され、ウェーハ1と同径の円板状に形成されている。実施形態1では、移設用部材13は、ガラスにより構成されている。
【0029】
また、本発明では、移設用部材13は、デバイス層4の表面41に液状樹脂(ディスコ社製、ResiFlat(登録商標))が塗布され、液状樹脂が硬化して形成されても良い。また、本発明では、移設用部材13は、基材と糊層とからなる表面保護テープでも良く、金属、セラミクス、シリコン等の硬質な材料で構成された円板状のプレートを接着剤14を介してデバイス層4の表面41に配設してもよい。
【0030】
(リフトオフステップ)
図7は、
図3に示されたデバイスの製造方法のリフトオフステップにおいてレーザビームを照射する状態を模式的に示す断面図である。
図8は、
図3に示されたデバイスの製造方法のリフトオフステップのレーザビームの集光点の軌跡を示す平面図である。
図9は、
図3に示されたデバイスの製造方法のリフトオフステップにおいて基材を除去する状態を模式的に示す断面図である。
【0031】
リフトオフステップ1004は、デバイス層分割ステップ1002を実施した後、レーザビーム吸収層3で吸収される波長のレーザビーム73を基材2側から照射し、デバイス6を基材2上からリフトオフするステップである。実施形態1において、リフトオフステップ1004では、レーザ加工装置70が、吸引路76に設けられた開閉弁77を開き、吸引源78によりチャックテーブル71の保持面72を吸引して、チャックテーブル71の保持面72に移設用部材13を介して、ウェーハ1のデバイス層4の表面41側を吸引保持する。
【0032】
実施形態1において、リフトオフステップ1004では、レーザ加工装置70が集光点74をチャックテーブル71に保持したウェーハ1のレーザビーム吸収層3に設定して、
図7に示すように、レーザビーム照射ユニット75から基材2に対して透過性を有しレーザビーム吸収層3で吸収される波長のパルス状のレーザビーム73をウェーハ1の基材2側からレーザビーム吸収層3に照射する。
【0033】
リフトオフステップ1004では、レーザ加工装置70が、
図8に示すように、最初に集光点74をウェーハ1即ちレーザビーム吸収層3の最外縁に位置付け、集光点74が最外縁から周方向に移動しながら徐々に中心に向かうスパイラル状の軌跡79上を移動するように、レーザビーム73の集光点74とチャックテーブル71とを相対的に移動させながらパルス状のレーザビーム73を照射する。
【0034】
パルス状のレーザビーム73は、基材2に対しては透過性を有しレーザビーム吸収層3に対しては吸収性を有する波長を有する。これにより、リフトオフステップ1004では、レーザビーム73が照射されたレーザビーム吸収層3が破壊され、ガスを発生する。実施形態1において、リフトオフステップ1004では、
図9に示すように、基材2をウェーハ1のデバイス層4の表面41の裏側の裏面42即ち絶縁層7から剥離して、デバイス層4即ちデバイス6から基材2を除去する。なお、実施形態1では、レーザビーム73の波長は、1064nmである。
【0035】
(デバイスピックアップステップ)
デバイスピックアップステップ1005は、リフトオフステップ1004を実施した後、移設用部材13から個片化されたデバイス6をピックアップするステップである。
【0036】
実施形態1において、デバイスピックアップステップ1005では、接着剤14に外的刺激を付与して、接着剤14の接着力を低下させる。実施形態1において、デバイスピックアップステップ1005では、接着剤14の接着力を低下させた後、図示しないピッカーがデバイス6を吸引保持するなどして、移設用部材13からデバイス6を一つずつピックアップする。
【0037】
なお、本発明において、デバイスピックアップステップ1005では、デバイス層4の裏面側にテープ等を貼着して、デバイス6を転写してからピックアップしても良い。また、本発明において、デバイスピックアップステップ1005では、移設用部材13をデバイス6毎に分割して、個片化された移設用部材13とともにデバイス6をピックアップしても良い。
【0038】
以上、説明した実施形態1に係るデバイスの製造方法は、ウェーハ準備ステップ1001において基材2と基材2上に積層されたレーザビーム吸収層3とレーザビーム吸収層3の上面31に交差するに交差する複数の分割予定ライン5で区画された領域にデバイス6が形成されたデバイス層4を備えたウェーハ1を準備し、デバイス層分割ステップ1002においてデバイス層4を分割した後、リフトオフステップ1004においてレーザビーム吸収層3で吸収される波長のレーザビーム73を基材2側から照射することでレーザビーム73をレーザビーム吸収層3で吸収させて基材2をデバイス層4の裏面42から除去する。リフトオフステップ1004後には、ウェーハ1は、デバイス層4のみからなる個々のデバイス6に個片化されることとなる。その結果、実施形態1に係るデバイスの製造方法は、デバイス層4のみからなるデバイス6を製造する新規なプロセスを実現することができるという効果を奏する。
【0039】
なお、本発明は、上記実施形態等に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【符号の説明】
【0040】
1 ウェーハ
2 基材
3 レーザビーム吸収層
4 デバイス層
5 分割予定ライン
6 デバイス
10 分割溝
13 移設用部材
31 上面
41 表面
73 レーザビーム
1001 ウェーハ準備ステップ
1002 デバイス層分割ステップ
1003 移設用部材配設ステップ
1004 リフトオフステップ
1005 デバイスピックアップステップ