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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023101360
(43)【公開日】2023-07-20
(54)【発明の名称】発光装置
(51)【国際特許分類】
   H01L 33/58 20100101AFI20230712BHJP
【FI】
H01L33/58
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022008446
(22)【出願日】2022-01-24
(31)【優先権主張番号】P 2022001406
(32)【優先日】2022-01-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】000226057
【氏名又は名称】日亜化学工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108062
【弁理士】
【氏名又は名称】日向寺 雅彦
(74)【代理人】
【識別番号】100168332
【弁理士】
【氏名又は名称】小崎 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100172188
【弁理士】
【氏名又は名称】内田 敬人
(72)【発明者】
【氏名】杉本 典優
(72)【発明者】
【氏名】参鍋 晋輔
【テーマコード(参考)】
5F142
【Fターム(参考)】
5F142AA02
5F142AA52
5F142AA58
5F142BA32
5F142CA03
5F142CD18
5F142CD49
5F142CF13
5F142DB02
5F142DB12
5F142DB24
(57)【要約】
【課題】光の取り出し効率を向上させつつ、破損しにくい発光装置を提供すること。
【解決手段】基体の側壁部の上面は、第1領域において透光性部材から露出する第1上面と、第2領域において透光性部材から露出する第2上面と、第2方向において第1上面と第2上面との間に位置する第3上面とを有し、透光性部材の外周部の上面は、第1領域に位置する第1外周面を有する。側壁部の第1上面の面積は、透光性部材の外周部の第1外周面の面積よりも大きい。透光性部材の第1下面と側壁部の第3上面とが対向する面積は、透光性部材の第2外周面と側壁部の上面とが対向する面積よりも大きい。接合部材は、側壁部の第3上面と透光性部材の第1下面との間に配置される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
平面視において、第1方向に延びる第1辺と、前記第1方向に延び前記第1辺と平行である第2辺と、前記第1方向に直交する第2方向に延びる第3辺と、前記第2方向に延び前記第3辺と平行である第4辺と、前記第1辺と前記第3辺とがなす角の周辺に位置する第1領域と、前記第2辺と前記第3辺とがなす角の周辺に位置する第2領域と、を備える発光装置であって、
側壁部と、周囲を前記側壁部に囲まれた底部とを有する基体と、
前記底部に配置された発光素子と、
前記基体の上方に配置され、前記底部を覆う透光性部材と、
前記側壁部の上面と前記透光性部材の下面との間に配置され、前記側壁部と前記透光性部材とを接合する接合部材と、
を備え、
前記透光性部材は、平面視において前記基体の前記底部を覆う凸部と、前記凸部の周囲に位置する外周部と、を有し、
前記側壁部の前記上面は、前記第1領域において前記透光性部材から露出する第1上面と、前記第2領域において前記透光性部材から露出する第2上面と、前記第2方向において前記第1上面と前記第2上面との間に位置する第3上面と、を有し、
前記外周部の上面は、前記第1領域に位置する第1外周面を有し、
前記外周部の下面は、前記第1外周面の反対側に位置する第2外周面を有し、
前記側壁部の前記第1上面の面積は、前記外周部の前記第1外周面の面積よりも大きく、
前記透光性部材の前記下面は、前記第3上面に対向する第1下面を有し、
前記第1下面と前記第3上面とが対向する面積は、前記第2外周面と前記側壁部の前記上面とが対向する面積よりも大きく、
前記接合部材は、前記第3上面と前記第1下面との間に配置される発光装置。
【請求項2】
前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれの前記第2方向の長さは、前記第3辺の長さの1/6以上1/3以下である請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記透光性部材の前記下面における少なくとも前記第1下面に配置された被覆膜をさらに備える請求項1または2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記被覆膜は、さらに前記発光素子と対向する前記凸部の下面に配置されている請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記被覆膜の最表面は、酸化ケイ素を含む膜である請求項3または4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記第2外周面の少なくとも一部には、前記被覆膜が配置されていない請求項3~5のいずれか1つに記載の発光装置。
【請求項7】
前記透光性部材の前記第1下面において、前記凸部の下面が前記第3上面に対向する面積は、前記外周部の下面が前記第3上面に対向する面積よりも大きい請求項1~6のいずれか1つに記載の発光装置。
【請求項8】
前記第1領域において、前記凸部の下面と前記側壁部の前記上面とが対向する面積は、前記第2外周面と前記側壁部の前記上面とが対向する面積よりも小さい請求項1~7のいずれか1つに記載の発光装置。
【請求項9】
前記基体は、前記透光性部材よりも高い硬度を有する請求項1~8のいずれか1つに記載の発光装置。
【請求項10】
前記基体は、セラミックからなる請求項1~9のいずれか1つに記載の発光装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置に関する。
【背景技術】
【0002】
発光装置において、基体に設けられた凹部に発光素子を配置し、凹部の上方を覆うように透光性部材を基体に接合した構成が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015-57866号公報
【特許文献2】実開平4-107861号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、光の取り出し効率を向上させつつ、破損しにくい発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、発光装置は、平面視において、第1方向に延びる第1辺と、前記第1方向に延び前記第1辺と平行である第2辺と、前記第1方向に直交する第2方向に延びる第3辺と、前記第2方向に延び前記第3辺と平行である第4辺と、前記第1辺と前記第3辺とがなす角の周辺に位置する第1領域と、前記第2辺と前記第3辺とがなす角の周辺に位置する第2領域と、を備える発光装置であって、側壁部と、周囲を前記側壁部に囲まれた底部とを有する基体と、前記底部に配置された発光素子と、前記基体の上方に配置され、前記底部を覆う透光性部材と、前記側壁部の上面と前記透光性部材の下面との間に配置され、前記側壁部と前記透光性部材とを接合する接合部材と、を備え、前記透光性部材は、平面視において前記基体の前記底部を覆う凸部と、前記凸部の周囲に位置する外周部と、を有し、前記側壁部の前記上面は、前記第1領域において前記透光性部材から露出する第1上面と、前記第2領域において前記透光性部材から露出する第2上面と、前記第2方向において前記第1上面と前記第2上面との間に位置する第3上面と、を有し、前記外周部の上面は、前記第1領域に位置する第1外周面を有し、前記外周部の下面は、前記第1外周面の反対側に位置する第2外周面を有し、前記側壁部の前記第1上面の面積は、前記外周部の前記第1外周面の面積よりも大きく、前記透光性部材の前記下面は、前記第3上面に対向する第1下面を有し、前記第1下面と前記第3上面とが対向する面積は、前記第2外周面と前記側壁部の前記上面とが対向する面積よりも大きく、前記接合部材は、前記第3上面と前記第1下面との間に配置される。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、光の取り出し効率を向上させつつ、破損しにくい発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の一実施形態の発光装置の上面の平面図である。
図2図1のII-II線における断面図である。
図3】本発明の一実施形態の発光装置の下面の平面図である。
図4】本発明の一実施形態の発光装置における基体の平面図である。
図5】本発明の一実施形態の発光装置の一部分の拡大断面図である。
図6】本発明の一実施形態の発光装置における透光性部材の一部を拡大した断面図である。
図7】本発明の一実施形態の発光装置における透光性部材の下面の平面図である。
図8A】本発明の一実施形態の発光装置における接合部材の配置例を示す発光装置の上面の平面図である。
図8B】本発明の一実施形態の発光装置における接合部材の配置例を示す発光装置の上面の平面図である。
図8C】本発明の一実施形態の発光装置における接合部材の配置例を示す発光装置の上面の平面図である。
図8D】本発明の一実施形態の発光装置における接合部材の配置例を示す発光装置の上面の平面図である。
図8E】本発明の一実施形態の発光装置における接合部材の配置例を示す発光装置の上面の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。各図面中、同じ構成には同じ符号を付している。なお、各図面は、実施形態を模式的に示したものであるため、各部材のスケール、間隔若しくは位置関係などが誇張、又は部材の一部の図示を省略する場合がある。また、断面図として、切断面のみを示す端面図を示す場合がある。
【0009】
以下の説明において、実質的に同じ機能を有する構成要素は共通の参照符号で示し、説明を省略することがある。また、特定の方向又は位置を示す用語(例えば、「上」、「下」及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる場合がある。しかしながら、それらの用語は、参照した図面における相対的な方向又は位置を分かり易さのために用いているに過ぎない。参照した図面における「上」、「下」等の用語による相対的な方向又は位置の関係が同一であれば、本開示以外の図面、実際の製品等において、参照した図面と同一の配置でなくてもよい。本明細書において「平行」とは、2つの直線、辺、面等が延長しても交わらない場合だけでなく、2つの直線、辺、面等がなす角度が10°以内の範囲で交わる場合も含む。本明細書において「上」と表現する位置関係は、接している場合と、接していないが上方に位置している場合も含む。
【0010】
本発明の一実施形態の発光装置1は、図1に示すように、発光装置1の上面からみた平面視において、第1方向Yに延びる第1辺11と、第1方向Yに延び第1辺11と平行である第2辺12と、第1方向Yに直交する第2方向Xに延びる第3辺13と、第2方向Xに延び第3辺13と平行である第4辺14とを備える。第1辺11、第2辺12、第3辺13、及び第4辺14は、後述する基体20の一部分である。
【0011】
また、発光装置1の上面は、第1辺11と第3辺13とがなす第1角C1の周辺に位置する第1領域A1と、第2辺12と第3辺13とがなす第2角C2の周辺に位置する第2領域A2と、第1辺11と第4辺14とがなす第3角C3の周辺に位置する第3領域A3と、第2辺12と第4辺14とがなす第4角C4の周辺に位置する第4領域A4とを備える。
【0012】
図1に示す例では、平面視における発光装置1の外縁は、第1辺11、第2辺12、第3辺13、及び第4辺14からなる。
【0013】
図1には、第1角C1、第2角C2、第3角C3、及び第4角C4の角度が直角の例を示すが、第1角C1、第2角C2、第3角C3、及び第4角C4の角度は直角以外の角度であってもよい。また、第1角C1、第2角C2、第3角C3、及び第4角C4の角度は、互いに異なっていてもよい。
【0014】
第1角C1、第2角C2、第3角C3、及び第4角C4は、角に丸みを有する形状、または角の一部が円弧状に取り除かれた形状であってもよい。この場合には、第1辺11の延長線と第3辺13の延長線とがなす角を第1角C1、第2辺12の延長線と第3辺13の延長線とがなす角を第2角C2、第1辺11の延長線と第4辺14の延長線とがなす角を第3角C3、第2辺12の延長線と第4辺14の延長線とがなす角を第4角C4とすることができる。
【0015】
第1領域A1及び第2領域A2のそれぞれの第2方向Xの長さは、第3辺13の長さの1/6以上1/3以下とすることが好ましい。第3領域A3及び第4領域A4のそれぞれの第2方向Xの長さは、第4辺14の長さの1/6以上1/3以下とすることが好ましい。第1領域A1及び第3領域A3のそれぞれの第1方向Yの長さは、第1辺11の長さの1/6以上1/3以下とすることが好ましい。第2領域A2及び第4領域A4のそれぞれの第1方向Yの長さは、第2辺12の長さの1/6以上1/3以下とすることが好ましい。
【0016】
図1図2、及び図5に示すように、発光装置1は、基体20と、発光素子91と、透光性部材80と、接合部材100とを備える。第1方向Y及び第2方向Xに直交し、基体20から透光性部材80に向かう方向を第3方向Zとする。
【0017】
基体20は、絶縁性の材料からなる。基体20は、例えば、セラミックからなる。セラミックとして、例えば、窒化アルミニウム、酸化アルミニウム、ムライトが挙げられる。基体20は、側壁部30と、周囲を側壁部30に囲まれた底部40とを有する。側壁部30と底部40によって凹部を規定している。
【0018】
側壁部30の上面は、第1上面31と、第2上面32と、第3上面33と、第4上面34と、第5上面35と、第6上面36と、第7上面37と、第8上面38とを有する。第1上面31は、第1領域A1において透光性部材80から露出する。第2上面32は、第2領域A2において透光性部材80から露出する。第3上面33は、第2方向Xにおいて第1上面31と第2上面32との間に位置する。第4上面34は、第3領域A3において透光性部材80から露出する。第5上面35は、第4領域A4において透光性部材80から露出する。第6上面36は、第1方向Yにおいて第1上面31と第4上面34との間に位置する。第7上面37は、第1方向Yにおいて第2上面32と第5上面35との間に位置する。第8上面38は、第2方向Xにおいて第4上面34と第5上面35との間に位置する。
【0019】
第1領域A1において、側壁部30の上面は、透光性部材80から露出する第1上面31と、透光性部材80の下面に対向する上面とを有する。第2領域A2において、側壁部30の上面は、透光性部材80から露出する第2上面32と、透光性部材80の下面に対向する上面とを有する。第3領域A3において、側壁部30の上面は、透光性部材80から露出する第4上面34と、透光性部材80の下面に対向する上面とを有する。第4領域A4において、側壁部30の上面は、透光性部材80から露出する第5上面35と、透光性部材80の下面に対向する上面とを有する。
【0020】
図4に示すように、基体20の底部40に、第1配線部41と第2配線部42が配置されている。また、図3に示すように、基体20の下面に、第3配線部43と第4配線部44が配置されている。第3配線部43及び第4配線部44の一方にアノード電位が与えられ、他方にカソード電位が与えられる。
【0021】
第3配線部43は第1配線部41と電気的に接続されている。例えば、アノード電位が、第3配線部43を介して第1配線部41に与えられる。第4配線部44は第2配線部42と電気的に接続されている。例えば、カソード電位が、第4配線部44を介して第2配線部42に与えられる。また、基体20の下面に、金属部45が配置されている。金属部45は、発光素子91からの熱を外部に放出する放熱部材として機能させることができる。金属部45は、第3配線部43及び第4配線部44から離隔して第3配線部43と第4配線部44との間に位置し、第3配線部43及び第4配線部44と電気的に接続されていない。
【0022】
発光素子91は、基体20の底部40に配置されている。発光素子91は、基体20の側壁部30と、底部40と、透光性部材80とによって画定される空間50内に位置する。発光素子91は、例えば、紫外光を発光する。なお、発光素子91は可視光を発光してもよい。
【0023】
発光素子91の下面には下部電極が配置されている。発光素子91の下部電極は、例えば、はんだ又は導電性ペーストを介して、第1配線部41に接合され、第1配線部41と電気的に接続されている。発光素子91の上面には上部電極が配置されている。発光素子91の上部電極は、導電性ワイヤ93を介して、第2配線部42と電気的に接続されている。導電性ワイヤ93は、例えば、Auからなる。
【0024】
基体20の底部40に、保護素子92を配置することができる。保護素子92は、例えば、ツェナーダイオードである。保護素子92の下面には下部電極が配置されている。保護素子92の下部電極は、例えば、はんだ又は導電性ペーストを介して、第1配線部41に接合され、第1配線部41と電気的に接続されている。保護素子92の上面には上部電極が配置されている。保護素子92の上部電極は、導電性ワイヤ94を介して、第2配線部42と電気的に接続されている。導電性ワイヤ94は、例えば、Auからなる。
【0025】
透光性部材80は、第3方向Zにおいて基体20の上方に配置され、底部40を覆う。透光性部材80は、発光素子91が配置された空間50の上方を覆うように基体20上に配置される。透光性部材80は、発光素子91が発する光に対して透光性を有する。透光性部材80の材料として、例えば、ホウ珪酸ガラス、石英ガラス、フッ化カルシウムガラス、アルミノホウ珪酸ガラス、オキシナイトライドガラス、カルコゲナイドガラス、及びサファイアからなる群から選択された少なくとも1種からなる無機材料を用いることができる。
【0026】
透光性部材80は、平面視において基体20の底部40を覆う凸部60と、凸部60の周囲に位置する外周部70とを有する。凸部60は、発光素子91が発する光を集光または拡散させるレンズとして機能する。図1に示すように、外周部70は、平面視において凸部60の外縁と、発光装置1の外縁(第1辺11、第2辺12、第3辺13、第4辺14)との間に位置する。
【0027】
透光性部材80の外周部70の上面は、第1領域A1に位置する第1外周面71と、第2領域A2に位置する第3外周面73と、第3領域A3に位置する第5外周面75と、第4領域A4に位置する第7外周面77とを有する。平面視において、第1外周面71の一部、第3外周面73の一部、第5外周面75の一部、及び第7外周面77の一部は、底部40と重なる。
【0028】
透光性部材80の外周部70の下面は、第1外周面71の反対側に位置する第2外周面72と、第3外周面73の反対側に位置する第4外周面74と、第5外周面75の反対側に位置する第6外周面76と、第7外周面77の反対側に位置する第8外周面78とを有する。
【0029】
透光性部材80の下面は、基体20の側壁部30の第3上面33に対向する第1下面81と、基体20の側壁部30の第6上面36に対向する第2下面82と、基体20の側壁部30の第7上面37に対向する第3下面83と、基体20の側壁部30の第8上面38に対向する第4下面84とを有する。
【0030】
図5に示すように、接合部材100は、基体20の側壁部30の上面と、透光性部材80の下面との間に配置され、側壁部30と透光性部材80とを接合している。接合部材100として、例えば、熱硬化性の樹脂を用いることができる。
【0031】
図8Aに示すように、接合部材100は、基体20の側壁部30の第3上面33と、透光性部材80の第1下面81との間、基体20の側壁部30の第6上面36と、透光性部材80の第2下面82との間、基体20の側壁部30の第7上面37と、透光性部材80の第3下面83との間、及び基体20の側壁部30の第8上面38と、透光性部材80の第4下面84との間に配置される。
【0032】
未硬化状態の接合部材100を、基体20の側壁部30の第3上面33、第6上面36、第7上面37、及び第8上面38に配置した後、透光性部材80が基体20上に配置される。未硬化の接合部材100が、側壁部30の第3上面33と透光性部材80の第1下面81との間、側壁部30の第6上面36と透光性部材80の第2下面82との間、側壁部30の第7上面37と透光性部材80の第3下面83との間、及び側壁部30の第8上面38と透光性部材80の第4下面84との間で広がる。この後、接合部材100は、例えば、加熱により硬化される。
【0033】
図5に示すように、未硬化状態の接合部材100は、基体20の側壁部30の上面から透光性部材80の外周部70の側面に濡れ上がる場合もある。この場合、硬化後の接合部材100は、いわゆるフィレットを形成する。これにより、透光性部材80と、基体20の側壁部30との接合強度をより高めることができる。
【0034】
接合部材100を基体20の側壁部30の上面に部分的に配置することで、接合部材100を側壁部30の上面の全面に配置した場合に比べて、例えば接合時に透光性部材80に加わる応力を緩和できる。側壁部30の上面に接合部材100を部分的に配置する場合、側壁部30の上面のうち接合部材100が配置されていない部分においては、透光性部材80の下面と、基体20の側壁部30の上面との間に隙間が形成される。この隙間によって、発光素子91が配置される空間50と発光装置1の外部とが繋がる。この場合、発光素子91が配置される空間50は、発光装置1の外部に対して非気密な状態の空間となる。
【0035】
発光装置1を実装基板などに実装する際には、発光装置1の上面を、例えば空気の吸引装置と接続されたノズルで吸着することができる。例えば、ノズルの先端面を透光性部材80の外周部70の上面に接触させて発光装置1を吸着することが考えられる。
【0036】
そこで、実施形態においては、発光装置1の上面の四隅に位置する第1領域A1、第2領域A2、第3領域A3、及び第4領域A4のそれぞれにおいて、基体20の側壁部30の上面が透光性部材80から露出する面の面積が、透光性部材80の外周部70の上面の面積よりも大きくなるようにしている。
【0037】
すなわち、基体20の側壁部30の第1上面31の面積は、透光性部材80の外周部70の第1外周面71の面積よりも大きい。基体20の側壁部30の第2上面32の面積は、透光性部材80の外周部70の第3外周面73の面積よりも大きい。基体20の側壁部30の第4上面34の面積は、透光性部材80の外周部70の第5外周面75の面積よりも大きい。基体20の側壁部30の第5上面35の面積は、透光性部材80の外周部70の第7外周面77の面積よりも大きい。
【0038】
また、第1角C1と第4角C4とを結ぶ対角線上において、基体20の側壁部30の第1上面31の幅は、透光性部材80の外周部70の第1外周面71の幅よりも大きい。第1角C1と第4角C4とを結ぶ対角線上において、基体20の側壁部30の第5上面35の幅は、透光性部材80の外周部70の第7外周面77の幅よりも大きい。第2角C2と第3角C3とを結ぶ対角線上において、基体20の側壁部30の第2上面32の幅は、透光性部材80の外周部70の第3外周面73の幅よりも大きい。第2角C2と第3角C3とを結ぶ対角線上において、基体20の側壁部30の第4上面34の幅は、透光性部材80の外周部70の第5外周面75の幅よりも大きい。
【0039】
これにより、発光装置1の上面の第1領域A1、第2領域A2、第3領域A3、及び第4領域A4において、ノズルによって、基体20の側壁部30の第1上面31、第2上面32、第4上面34、及び第5上面35を安定して吸着することができる。透光性部材80の外周部70の第1外周面71、第3外周面73、第5外周面75、及び第7外周面77は、ノズルに接触しないようにでき、透光性部材80を破損しにくくできる。
【0040】
ノズルが接触する基体20の破損を低減するために、基体20は、透光性部材80よりも高い硬度を有することが好ましい。例えば、透光性部材80の材料をガラスとし、基体20の材料を窒化アルミニウムとすることができる。
【0041】
第1領域A1、第2領域A2、第3領域A3、及び第4領域A4においては、基体20の側壁部30の上面が透光性部材80から露出する面積を大きくするため、透光性部材80の下面が基体20の側壁部30の上面に対向する面積が相対的に小さくなる。
【0042】
実施形態において、透光性部材80の第1下面81と、基体20の側壁部30の第3上面33とが対向する面積は、透光性部材80の第2外周面72と、基体20の側壁部30の上面とが対向する面積よりも大きい。また、透光性部材80の第1下面81と、基体20の側壁部30の第3上面33とが対向する面積は、透光性部材80の第4外周面74と、基体20の側壁部30の上面とが対向する面積よりも大きい。
【0043】
同様に、透光性部材80の第2下面82と、基体20の側壁部30の第6上面36とが対向する面積は、透光性部材80の第2外周面72と、基体20の側壁部30の上面とが対向する面積、及び透光性部材80の第6外周面76と、基体20の側壁部30の上面とが対向する面積のそれぞれよりも大きい。透光性部材80の第3下面83と、基体20の側壁部30の第7上面37とが対向する面積は、透光性部材80の第4外周面74と、基体20の側壁部30の上面とが対向する面積、及び透光性部材80の第8外周面78と、基体20の側壁部30の上面とが対向する面積のそれぞれよりも大きい。透光性部材80の第4下面84と、基体20の側壁部30の第8上面38とが対向する面積は、透光性部材80の第6外周面76と、基体20の側壁部30の上面とが対向する面積、及び透光性部材80の第8外周面78と、基体20の側壁部30の上面とが対向する面積のそれぞれよりも大きい。
【0044】
すなわち、接合部材100によって、透光性部材80の下面と基体20の側壁部30の上面とが接合される面積が、第1領域A1、第2領域A2、第3領域A3、及び第4領域A4における透光性部材80の外周部70の下面と基体20の側壁部30の上面とが対向する面積よりも大きい。これにより、接合部材100による透光性部材80の下面と基体20の側壁部30の上面との接合強度を高めることができる。
【0045】
透光性部材80の第1下面81は、凸部60の下面と外周部70の下面とを有する。透光性部材80の第1下面81において、凸部60の下面が基体20の側壁部30の第3上面33に対向する面積は、外周部70の下面が第3上面33に対向する面積よりも大きくすることができる。
【0046】
透光性部材80の第2下面82は、凸部60の下面と外周部70の下面とを有する。透光性部材80の第2下面82において、凸部60の下面が基体20の側壁部30の第6上面36に対向する面積は、外周部70の下面が第6上面36に対向する面積よりも大きくすることができる。
【0047】
透光性部材80の第3下面83は、凸部60の下面と外周部70の下面とを有する。透光性部材80の第3下面83において、凸部60の下面が基体20の側壁部30の第7上面37に対向する面積は、外周部70の下面が第7上面37に対向する面積よりも大きくすることができる。
【0048】
透光性部材80の第4下面84は、凸部60の下面と外周部70の下面とを有する。透光性部材80の第4下面84において、凸部60の下面が基体20の側壁部30の第8上面38に対向する面積は、外周部70の下面が第8上面38に対向する面積よりも大きくすることができる。
【0049】
第1領域A1において、透光性部材80の下面は、凸部60の下面と、外周部70の下面である第2外周面72とを有する。第1領域A1において、凸部60の下面と側壁部30の上面とが対向する面積は、第2外周面72と側壁部30の上面とが対向する面積よりも小さくすることができる。
【0050】
第2領域A2において、透光性部材80の下面は、凸部60の下面と、外周部70の下面である第4外周面74とを有する。第2領域A2において、凸部60の下面と側壁部30の上面とが対向する面積は、第4外周面74と側壁部30の上面とが対向する面積よりも小さくすることができる。
【0051】
第3領域A3において、透光性部材80の下面は、凸部60の下面と、外周部70の下面である第6外周面76とを有する。第3領域A3において、凸部60の下面と側壁部30の上面とが対向する面積は、第6外周面76と側壁部30の上面とが対向する面積よりも小さくすることができる。
【0052】
第4領域A4において、透光性部材80の下面は、凸部60の下面と、外周部70の下面である第8外周面78とを有する。第4領域A4において、凸部60の下面と側壁部30の上面とが対向する面積は、第8外周面78と側壁部30の上面とが対向する面積よりも小さくすることができる。
【0053】
発光装置1は、図6に示すように、透光性部材80の下面に配置された第1被覆膜51をさらに備えることができる。
【0054】
第1被覆膜51と接合部材100との接合強度は、透光性部材80と接合部材100との接合強度よりも高くすることができる。この場合、第1被覆膜51の最表面の材料と接合部材100の材料との親和性は、透光性部材80の材料と接合部材100の材料との親和性よりも高い。第1被覆膜51は、少なくとも、第1下面81、第2下面82、第3下面83、及び第4下面84に配置することができる。接合部材100によって基体20の側壁部30と接合される面である第1下面81、第2下面82、第3下面83、及び第4下面84に第1被覆膜51を配置することで、接合部材100を第1被覆膜51を介さずに透光性部材80に接合する場合に比べて、接合部材100を介した透光性部材80と基体20との接合強度を向上させることができる。
【0055】
第1被覆膜51は、例えば、発光素子91からの光が透光性部材80の下面で反射することを低減するための光学膜である。第1被覆膜51の材料として、例えば、酸化ケイ素、酸化タンタル、酸化チタン、及び酸化ジルコニウムからなる群より選択される少なくとも一種を含む酸化物を用いることができる。第1被覆膜51は、例えば、互いに屈折率の異なる第1膜51aと第2膜51bとが交互に積層された多層膜としてよい。多層膜とする場合、透光性部材80の下面側から順に第1膜51aと第2膜51bとが交互に積層され、第1被覆膜51の最表面は第2膜51bとなる。例えば、第1膜51aとして酸化タンタルを含む膜を用いることができ、第2膜51bとして酸化ケイ素を含む膜を用いることができる。この場合、第1被覆膜51の最表面は酸化ケイ素を含む膜である。酸化ケイ素と、接合部材100の樹脂との親和性は、透光性部材80の材料と接合部材100の樹脂との親和性よりも高い。これにより、透光性部材80と基体20との接合強度を向上させることができる。
【0056】
第1被覆膜51は、さらに、発光素子91と対向する透光性部材80の凸部60の下面に配置することができる。第1被覆膜51は、凸部60の下方に位置する発光素子91からの光が凸部60の下面で反射するのを抑制する。これにより、凸部60から発光装置1の外部に取り出される光の取り出し効率を向上させることができる。
【0057】
図7において、透光性部材80の下面に配置された第1被覆膜51を、網掛けを付した部分として示す。また、接合部材100が配置されない部分である透光性部材80の外周部70の第2外周面72の少なくとも一部72aに、第1被覆膜51を配置しない部分を有することができる。これにより、透光性部材80の下面の全面に第1被覆膜51を配置した場合に比べて、透光性部材80への応力を緩和することができ、透光性部材80の下面から第1被覆膜51を剥離しにくくできる。
【0058】
同様に、接合部材100が配置されない部分である第4外周面74の少なくとも一部74aに、第1被覆膜51を配置しない部分を有することができる。接合部材100が配置されない部分である第6外周面76の少なくとも一部76aに、第1被覆膜51を配置しない部分を有することができる。接合部材100が配置されない部分である第8外周面78の少なくとも一部78aに、第1被覆膜51を配置しない部分を有することができる。
【0059】
図6に示すように、透光性部材80の上面に、光学膜として機能する第2被覆膜52を配置することができる。第2被覆膜52は、透光性部材80の上面と、透光性部材80の外部(空気)との界面における反射を抑制し、透光性部材80の上面から外部への光の取り出し効率を向上させる。
【0060】
第2被覆膜52は、例えば、互いに屈折率の異なる第3膜52aと第4膜52bとが交互に積層された多層膜とすることができる。多層膜とする場合、透光性部材80の上面側から順に第3膜52aと第4膜52bとが交互に積層され、第2被覆膜52の最表面は第4膜52bとなる。例えば、第3膜52aとして酸化タンタルを含む膜を用いることができ、第4膜52bとして酸化ケイ素を含む膜を用いることができる。
【0061】
接合部材100は、上面視における発光装置1の外縁のうちの第2方向Xにおいて発光装置の中心を挟んで位置する一対の辺(第1辺11及び第2辺12)にそれぞれ隣接する側壁部30の上面のみに配置してもよい。すなわち、図8Bに示すように、接合部材100を、基体20の側壁部30の第6上面36と透光性部材80の第2下面82との間、及び基体20の側壁部30の第7上面37と透光性部材80の第3下面83との間に配置し、基体20の側壁部30の第3上面33と透光性部材80の第1下面81との間、及び基体20の側壁部30の第8上面38と透光性部材80の第4下面84との間に配置しなくてもよい。
【0062】
また、接合部材100は、上面視における発光装置1の外縁のうちの第1方向Yにおいて発光装置の中心を挟んで位置する一対の辺(第3辺13及び第4辺14)にそれぞれ隣接する側壁部30の上面のみに配置してもよい。すなわち、接合部材100を、基体20の側壁部30の第3上面33と透光性部材80の第1下面81との間、及び基体20の側壁部30の第8上面38と透光性部材80の第4下面84との間に配置し、基体20の側壁部30の第6上面36と透光性部材80の第2下面82との間、及び基体20の側壁部30の第7上面37と透光性部材80の第3下面83との間に配置しなくてもよい。
【0063】
発光装置の外縁のうちの少なくとも1つの辺に隣接する側壁部30の上面において複数の接合部材100を配置してもよい。図8Cに示す例では、発光装置の第1辺11に隣接する部分における側壁部30の第6上面36と透光性部材80の第2下面82との間に、第1辺11に沿う方向において互いに離れて2つの接合部材100が配置される。また、発光装置の第2辺12に隣接する部分における側壁部30の第7上面37と透光性部材80の第3下面83との間に、第2辺12に沿う方向において互いに離れて2つの接合部材100が配置される。
【0064】
また、発光装置の第3辺13に隣接する部分における側壁部30の第3上面33と透光性部材80の第1下面81との間に、第3辺13に沿う方向において互いに離れて2つの接合部材100を配置し、発光装置の第4辺14に隣接する部分における側壁部30の第8上面38と透光性部材80の第4下面84との間に、第4辺14に沿う方向において互いに離れて2つの接合部材100を配置してもよい。
【0065】
発光装置の外縁のうちの少なくとも1つの辺に隣接する側壁部30の上面に複数の接合部材100を配置することで、側壁部30の上面に連続して接合部材100を配置する場合に比べて、接合部材100の量を少なくしつつ、側壁部30の上面と透光性部材80の下面との接合面積を広くして接合強度を高めることができる。発光装置の辺に沿う方向において隣り合う2つの接合部材100同士は、互いの一部が繋がっていてもよい。
【0066】
発光装置の外縁の4辺のそれぞれに隣接する部分において、複数の接合部材100を配置してもよい。図8Dに示す例においては、発光装置の外縁の4辺のそれぞれに隣接する側壁部の上面において2つの接合部材100を配置している。
【0067】
図8Eに示すように、基体20の側壁部30の上面に、金属部46a及び金属部46bを配置することができる。例えば、金属部46aは、第3辺13に隣接する部分の側壁部30の上面に第3辺13に沿って配置され、金属部46bは、第4辺14に隣接する部分の側壁部30の上面に第4辺14に沿って配置される。金属部46aの一部は、第1領域A1及び第2領域A2において透光性部材80から露出している。金属部46bの一部は、第3領域A3及び第4領域A4において透光性部材80から露出している。金属部46a及び金属部46bの一方は、第1配線部41及び第2配線部42の一方と電気的に接続され、金属部46a及び金属部46bの他方は、第1配線部41及び第2配線部42の他方と電気的に接続されている。側壁部30の上面に、金属部46a及び金属部46bを配置することで、発光装置の上面(発光面)側から金属部46a及び金属部46bにプローブ端子を接触させて、発光装置の電気特性や発光特性の検査を行うことができる。
【0068】
金属部46a及び金属部46bを配置した場合、金属部46a及び金属部46bが配置されていない第1辺11及び第2辺12にそれぞれ隣接する側壁部30の上面に配置される接合部材100は、金属部46a及び金属部46bが配置された第3辺13及び第4辺14にそれぞれ隣接する側壁部30の上面に配置される接合部材100よりも濡れ広がりにくい傾向がある。
【0069】
そのため、第1辺11及び第2辺12に隣接する部分の側壁部30の上面に配置される接合部材100の数は、第3辺13及び第4辺14に隣接する部分の側壁部30の上面に配置される接合部材100の数よりも多くすることが好ましい。これにより、発光装置の各辺における基体20の側壁部30と透光性部材80との接合強度の差を低減することができる。図8Eに示す例では、第3辺13及び第4辺14にそれぞれ隣接する部分の側壁部30の上面においては1つの接合部材100を配置し、第1辺11及び第2辺12にそれぞれ隣接する部分の側壁部30の上面においては2つの接合部材100を配置している。
【0070】
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。本発明の上述した実施形態を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての形態も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものである。
【符号の説明】
【0071】
1…発光装置、11…第1辺、12…第2辺、13…第3辺、14…第4辺、20…基体、30…側壁部、31…第1上面、32…第2上面、33…第3上面、34…第4上面、35…第5上面、36…第6上面、37…第7上面、38…第8上面、40…底部、51…第1被覆膜、52…第2被覆膜、60…凸部、70…外周部、71…第1外周面、72…第2外周面、73…第3外周面、74…第4外周面、75…第5外周面、76…第6外周面、77…第7外周面、78…第8外周面、80…透光性部材、81…第1下面、82…第2下面、83…第3下面、84…第4下面、91…発光素子、100…接合部材、A1…第1領域、A2…第2領域、A3…第3領域、A4…第4領域
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8A
図8B
図8C
図8D
図8E