(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023113338
(43)【公開日】2023-08-16
(54)【発明の名称】配線基板
(51)【国際特許分類】
H05K 1/14 20060101AFI20230808BHJP
H05K 1/18 20060101ALI20230808BHJP
H05K 3/36 20060101ALI20230808BHJP
【FI】
H05K1/14 G
H05K1/14 H
H05K1/18 S
H05K3/36 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022015631
(22)【出願日】2022-02-03
(71)【出願人】
【識別番号】000190688
【氏名又は名称】新光電気工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】依田 惇人
【テーマコード(参考)】
5E336
5E344
【Fターム(参考)】
5E336AA04
5E336BB02
5E336BB15
5E336BC26
5E336BC37
5E336CC52
5E336CC53
5E336CC58
5E336EE01
5E344AA01
5E344AA22
5E344AA26
5E344BB03
5E344BB06
5E344BB10
5E344CC09
5E344CC24
5E344CD01
5E344CD12
5E344CD27
5E344DD02
5E344EE13
(57)【要約】
【課題】電子部品の実装可能な領域を広く確保できる配線基板を提供する。
【解決手段】配線基板は、第1面に第1電極を有し、前記第1面に垂直な方向からの平面視で、縁部に凹部が形成された第1配線基板と、前記第1面に対向する第2面に第2電極を有する第2配線基板と、前記凹部の内側に設けられ、前記第1配線基板に電気的に接続されたコネクタと、前記第1配線基板と前記第2配線基板との間に設けられた中間基板と、を有し、前記中間基板は、前記第1面に対向する第3面から前記第2面に対向する第4面まで貫通する貫通孔が形成された絶縁性の基部と、前記貫通孔内に設けられた導電ビアと、を有し、前記第1電極と前記導電ビアとを電気的に接続する第1導電部材と、前記第2電極と前記導電ビアとを電気的に接続する第2導電部材と、を有する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1面に第1電極を有し、前記第1面に垂直な方向からの平面視で、縁部に凹部が形成された第1配線基板と、
前記第1面に対向する第2面に第2電極を有する第2配線基板と、
前記凹部の内側に設けられ、前記第1配線基板に電気的に接続されたコネクタと、
前記第1配線基板と前記第2配線基板との間に設けられた中間基板と、
を有し、
前記中間基板は、
前記第1面に対向する第3面から前記第2面に対向する第4面まで貫通する貫通孔が形成された絶縁性の基部と、
前記貫通孔内に設けられた導電ビアと、
を有し、
前記第1電極と前記導電ビアとを電気的に接続する第1導電部材と、
前記第2電極と前記導電ビアとを電気的に接続する第2導電部材と、
を有することを特徴とする配線基板。
【請求項2】
前記平面視で、前記コネクタの少なくとも一部が前記第2配線基板と重なることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
【請求項3】
前記平面視で、前記コネクタの全体が前記第2配線基板と重なることを特徴とする請求項2に記載の配線基板。
【請求項4】
前記第1配線基板の前記第1面とは反対側の第5面に実装された第1電子部品と、
前記第2配線基板の前記第2面とは反対側の第6面に実装された第2電子部品と、
を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の配線基板。
【請求項5】
前記中間基板を複数有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の配線基板。
【請求項6】
前記第1導電部材は、第1導電性コアボールを有し、
前記第2導電部材は、第2導電性コアボールを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の配線基板。
【請求項7】
前記第1導電性コアボール及び前記第2導電性コアボールは、銅を含有することを特徴とする請求項6に記載の配線基板。
【請求項8】
前記第1導電部材は、前記第1導電性コアボールを覆う第1はんだ層を有し、
前記第2導電部材は、前記第2導電性コアボールを覆う第2はんだ層を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の配線基板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、配線基板に関する。
【背景技術】
【0002】
基板の縁部の一部に凹部が形成され、凹部の内側にコネクタが設けられた配線基板が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
基板に凹部が形成された従来の配線基板では、凹部が形成された分だけ、基板の電子部品を実装可能な領域が減少してしまう。
【0005】
本開示は、電子部品の実装可能な領域を広く確保できる配線基板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一形態によれば、第1面に第1電極を有し、前記第1面に垂直な方向からの平面視で、縁部に凹部が形成された第1配線基板と、前記第1面に対向する第2面に第2電極を有する第2配線基板と、前記凹部の内側に設けられ、前記第1配線基板に電気的に接続されたコネクタと、前記第1配線基板と前記第2配線基板との間に設けられた中間基板と、を有し、前記中間基板は、前記第1面に対向する第3面から前記第2面に対向する第4面まで貫通する貫通孔が形成された絶縁性の基部と、前記貫通孔内に設けられた導電ビアと、を有し、前記第1電極と前記導電ビアとを電気的に接続する第1導電部材と、前記第2電極と前記導電ビアとを電気的に接続する第2導電部材と、を有する配線基板が提供される。
【発明の効果】
【0007】
開示の技術によれば、電子部品の実装可能な領域を広く確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】第1実施形態に係る配線基板を示す斜視図である。
【
図2】第1実施形態に係る配線基板を示す断面図(その1)である。
【
図3】第1実施形態に係る配線基板を示す断面図(その2)である。
【
図4】第1配線基板及びコネクタを示す上面図である。
【
図5】第1配線基板及びコネクタを示す下面図である。
【
図8】第1実施形態における中間基板を示す上面図である。
【
図9】第1実施形態における中間基板を示す下面図である。
【
図10】第2実施形態に係る配線基板を示す斜視図である。
【
図11】第2実施形態における中間基板を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省くことがある。また、本開示においては、X1-X2方向、Y1-Y2方向、Z1-Z2方向を相互に直交する方向とする。X1-X2方向及びY1-Y2方向を含む面をXY面と記載し、Y1-Y2方向及びZ1-Z2方向を含む面をYZ面と記載し、Z1-Z2方向及びX1-X2方向を含む面をZX面と記載する。なお、便宜上、Z1-Z2方向を上下方向とし、Z1側を上側、Z2側を下側とする。また、平面視とは、Z1側から対象物を視ることをいい、平面形状とは、対象物をZ1側から視た形状のことをいう。但し、配線基板は天地逆の状態で用いることができ、又は任意の角度で配置することができる。
【0010】
(第1実施形態)
第1実施形態は、配線基板に関する。
図1は、第1実施形態に係る配線基板を示す斜視図である。
図2及び
図3は、第1実施形態に係る配線基板を示す断面図である。
図2は、後述の
図4~
図9中のII-II線に沿った断面図に相当し、
図3は、後述の
図4~
図9中のIII-III線に沿った断面図に相当する。
【0011】
第1実施形態に係る配線基板1は、第1配線基板10と、第2配線基板20と、中間基板30と、コネクタ40と、第1導電部材50と、第2導電部材60とを有している。第2配線基板20は、第1配線基板10のZ1側(上方)に設けられている。中間基板30は、第1配線基板10と第2配線基板20との間に設けられている。つまり、中間基板30は、第1配線基板10のZ1側(上方)、かつ第2配線基板20のZ2側(下方)に設けられている。
【0012】
[第1配線基板10及びコネクタ40]
次に、第1配線基板10及びコネクタ40について説明する。
図4は、第1配線基板10及びコネクタ40を示す上面図である。
図5は、第1配線基板10及びコネクタ40を示す下面図である。
【0013】
第1配線基板10は上面11及び下面12を有している。第1配線基板10は略矩形状の平面形状を有している。第1配線基板10は、絶縁層と、配線層とを有している。配線層の数は、例えば4であるが、特に限定されない。例えば、絶縁層の材料はガラスエポキシ等であり、配線層の材料は銅(Cu)等である。平面視で、第1配線基板10はX1-X2方向に平行な2つの縁と、Y1-Y2方向に平行な2つの縁とを有している。Y1-Y2方向に平行な2つの縁のうちX1側の縁に凹部16が形成されている。凹部16の内側にコネクタ40が設けられている。
【0014】
図2に示すように、コネクタ40は上面41及び下面42を有している。コネクタ40の上面41は第1配線基板10の上面11よりもZ1側(上側)にあり、コネクタ40の下面42は第1配線基板10の下面12よりもZ2側(下側)にある。コネクタ40はX1側を向く開口43を有し、開口43の内側に端子44を有している。コネクタ40は第1配線基板10に電気的に接続されている。例えば、端子44が第1配線基板10に電気的に接続されている。
図4に示すように、コネクタ40は、例えば、第1配線基板10の上面11に設けられた固定部45に固定されている。第1配線基板10は、例えば固定部45において第1配線基板10にはんだ付けされている。
【0015】
図2、
図3及び
図5に示すように、第1配線基板10の下面12に複数の接続端子14が設けられている。複数の接続端子14は、第1配線基板10のY1-Y2方向に平行な2つの縁のうちX2側の縁の近傍に設けられている。接続端子14は、例えばX1-X2方向を長手方向とする略矩形状の平面形状を有している。複数の接続端子14はY1-Y2方向に並んでいる。
【0016】
第1配線基板10の下面12に複数の電子部品19が実装されている。電子部品19は、接続端子14よりもX1側に配置されている。電子部品19は、能動部品であってもよく、受動部品であってもよい。例えば、電子部品19は、集積回路チップ、コンデンサチップ、抵抗チップ等である。
【0017】
図2、
図3及び
図4に示すように、第1配線基板10の上面11に、複数の第1電極13が設けられている。複数の第1電極13のうちの一部は、第1配線基板10のX1-X2方向に平行な2つの縁の近傍に、X1-X2方向に並んで設けられている。複数の第1電極13のうちの他の一部は、接続端子14よりもX1側において、Y1-Y2方向に並んで設けられている。第1電極13のピッチは、例えば500μm~1000μm程度である。
【0018】
[第2配線基板20]
次に、第2配線基板20について説明する。
図6は、第2配線基板20を示す上面図である。
図7は、第2配線基板20を示す下面図である。
【0019】
第2配線基板20は上面21及び下面22を有している。第2配線基板20の下面22は第1配線基板10の上面11に対向する。第2配線基板20は略矩形状の平面形状を有している。第2配線基板20は、絶縁層と、配線層とを有している。配線層の数は、例えば4であるが、特に限定されない。例えば、絶縁層の材料はガラスエポキシ等であり、配線層の材料は銅等である。第2配線基板20は、例えば、4層の配線層(図示せず)を有している。平面視で、第2配線基板20はX1-X2方向に平行な2つの縁と、Y1-Y2方向に平行な2つの縁とを有している。
【0020】
図2、
図3及び
図6に示すように、第2配線基板20の上面21に複数の電子部品29が実装されている。電子部品29は、能動部品であってもよく、受動部品であってもよい。例えば、電子部品29は、集積回路チップ、コンデンサチップ、抵抗チップ等である。
【0021】
図2、
図3及び
図7に示すように、第2配線基板20の下面22に、複数の第2電極23が設けられている。複数の第2電極23のうちの一部は、第2配線基板20のX1-X2方向に平行な2つの縁の近傍に、X1-X2方向に並んで設けられている。複数の第2電極23のうちの他の一部は、平面視で第1配線基板10に設けられた接続端子14よりもX1側において、Y1-Y2方向に並んで設けられている。平面視で、複数の第1電極13と複数の第2電極23とが重なり合っている。第2電極23のピッチは、例えば500μm~1000μm程度である。
【0022】
第2配線基板20は、平面視で第1配線基板10及びコネクタ40と重なり合うように配置されている。例えば、平面視でコネクタ40の少なくとも一部が第2配線基板20と重なっている。好ましくは、平面視でコネクタ40の全体が第2配線基板20と重なっている。
【0023】
[中間基板30]
次に、中間基板30について説明する。
図8は、第1実施形態における中間基板30を示す上面図である。
図9は、第1実施形態における中間基板30を示す下面図である。
【0024】
中間基板30は絶縁性の基部35を有している。例えば、基部35の材料はガラスエポキシ等である。基部35は上面31及び下面32を有している。基部35の下面32は第1配線基板10の上面21に対向し、基部35の上面31は第2配線基板20の下面22に対向する。基部35は略U字型の平面形状を有している。基部35は、X1-X2方向に延びる第1領域30Aと、平面視でX1-X2方向に延びる第2領域30Bと、Y1-Y2方向に延びる第3領域30Cとを有している。第2領域30Bは第1領域30AのY2側にある。第3領域30Cは第1領域30AのX2側の端部と第2領域30BのX2側の端部とを繋いでいる。
【0025】
基部35に、下面32か上面31まで貫通する複数の貫通孔34が形成されている。貫通孔34は、平面視で第1電極13及び第2電極23と重なり合うように形成されている。貫通孔34の直径は、例えば100μm~200μm程度である。貫通孔34のピッチは、例えば500μm~1000μm程度である。中間基板30は貫通孔34内に設けられた導電ビア33を有している。例えば、導電ビア33の材料は銅等である。導電ビア33は、上面31を覆う部分を含んでもよく、下面32を覆う部分を含んでもよい。
【0026】
[第1導電部材50]
次に、第1導電部材50について説明する。配線基板1は、複数の第1導電部材50を有する。第1導電部材50の各々は、1個の第1電極13と1個の導電ビア33とに直接接触している。第1導電部材50は、第1電極13と導電ビア33とを電気的に接続している。第1導電部材50は、例えば、第1導電性コアボール51と、第1はんだ層52とを有している。第1導電性コアボール51は、例えば銅を含有する。第1導電性コアボール51が銅コアボールであってもよい。第1はんだ層52は第1導電性コアボール51を覆う。第1はんだ層52の材料は、例えば、Sn(錫)、Sn-Ag(銀)系、Sn-Cu系、Sn-Ag-Cu系のPb(鉛)フリーはんだである。
【0027】
[第2導電部材60]
次に、第2導電部材60について説明する。配線基板1は、複数の第2導電部材60を有する。第2導電部材60の各々は、1個の第2電極23と1個の導電ビア33とに直接接触している。第2導電部材60は、第2電極23と導電ビア33とを電気的に接続している。第2導電部材60は、例えば、第2導電性コアボール61と、第2はんだ層62とを有している。第2導電性コアボール61は、例えば銅を含有する。第2導電性コアボール61が銅コアボールであってもよい。第2はんだ層62は第2導電性コアボール61を覆う。第2はんだ層62の材料は、例えば第1はんだ層52の材料と同様である。
【0028】
第1実施形態に係る配線基板1は、コネクタ40が接続された第1配線基板10に加えて第2配線基板20を有しているため、第1配線基板10に凹部16が形成されていても、電子部品を実装可能な領域を広く確保することができる。特に、平面視でコネクタ40の少なくとも一部が第2配線基板20と重なっていることで、電子部品を実装可能な領域を広く確保しやすい。
【0029】
また、コネクタ40が凹部16の内側に設けられているため、コネクタ40が第1配線基板10に表面実装される場合と比較して、配線基板1の高さ(Z1-Z2方向の寸法)を小さく抑えることができる。
【0030】
例えば、配線基板1のX1-X2方向の寸法は15mm~30mm程度であり、Y1-Y2方向の寸法は10mm~30mm程度であり、Z1-Z2方向の寸法は3mm~10mm程度である。
【0031】
更に、第1配線基板10と第2配線基板20との間に中間基板30が設けられているため、コネクタ40のサイズにあわせて第1配線基板10と第2配線基板20との間の距離を調整することができる。また、凹部16が形成された第2配線基板20は、凹部16が形成されていない状態と比較して反りやすいが、中間基板30により第2配線基板20の反りを抑制することができる。従って、第1実施形態によれば、優れた形状安定性を得ることができる。
【0032】
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、主として中間基板の構成の点で第1実施形態と相違する。
図10は、第2実施形態に係る配線基板の概要を示す斜視図である。
図11は、第2実施形態における中間基板を示す上面図である。
【0033】
第2実施形態に係る配線基板2は、中間基板30に代えて、中間基板231及び232を有している。中間基板231は、中間基板30の、第1領域30Aと、第3領域30Cの第1領域30Aにつながる一部分とに相当する。中間基板232は、中間基板30の、第2領域30Bと、第3領域30Cの第2領域30Bにつながる一部分とに相当する。言い換えると、中間基板30の第3領域30Cの一部が除かれることで、中間基板231及び232が構成されている。中間基板231及び232の各々の基部35は略L字型の平面形状を有している。中間基板231及び232のいずれにも、中間基板30と同様に、貫通孔34及び導電ビア33が設けられている。
【0034】
図示を省略するが、第1配線基板10においては、平面視で導電ビア33と重なる位置に第1電極13が設けられ、第2配線基板20においては、平面視で導電ビア33と重なる位置に第2電極23が設けられている。また、第1実施形態と同様に、第1導電部材50の各々は、1個の第1電極13と1個の導電ビア33とに直接接触しており、第2導電部材60の各々は、1個の第2電極23と1個の導電ビア33とに直接接触している。
【0035】
他の構成は第1実施形態と同様である。
【0036】
第2実施形態によっても第1実施形態と同様の効果が得られる。また、第2配線基板20では第2電極23が設けられてない領域が第1実施形態よりも広くなる。このため、この領域を用いて配線層を形成し、第2配線基板20のX2側の縁にもコネクタを接続してもよい。
【0037】
なお、本開示において、中間基板の数及び平面形状は上記のものに限定されない。例えば配線基板が3個以上の中間基板を有していてもよい。また、中間基板が、例えば略I字型の平面形状を有していてもよい。
【0038】
また、本開示において、第1導電部材及び第2導電部材が導電性コアボールを含まなくてもよい。例えば、第1導電部材及び第2導電部材が導電性コアボールを含まずに、はんだから構成されていてもよい。
【0039】
以上、好ましい実施の形態等について詳説したが、上述した実施の形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
【符号の説明】
【0040】
1、2 配線基板
10 第1配線基板
11、21、31、41 上面
12、22、32、42 下面
13 第1電極
14 接続端子
16 凹部
19、29 電子部品
20 第2配線基板
23 第2電極
30、231、232 中間基板
33 導電ビア
34 貫通孔
35 基部
40 コネクタ
50 第1導電部材
51 第1導電性コアボール
52 第1はんだ層
60 第2導電部材
61 第2導電性コアボール
62 第2はんだ層