(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023140717
(43)【公開日】2023-10-05
(54)【発明の名称】情報処理システム、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
H04N 23/60 20230101AFI20230928BHJP
H04N 23/66 20230101ALI20230928BHJP
【FI】
H04N5/232 300
H04N5/232 290
H04N5/232 030
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022046697
(22)【出願日】2022-03-23
(71)【出願人】
【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】長原 裕希
【テーマコード(参考)】
5C122
【Fターム(参考)】
5C122EA42
5C122EA63
5C122FH00
5C122GC13
5C122GC75
5C122HA13
5C122HA35
5C122HB05
5C122HB09
(57)【要約】
【課題】撮像装置が処理した結果をユーザに把握させる。
【解決手段】撮像装置と画像処理装置と通信可能な情報処理装置を備える情報処理システムであって、情報処理装置は、情報処理装置の識別子と撮像装置の識別子と画像処理装置の識別子とを紐づけた設定情報を設定する第1設定部と、画像処理装置に対して接続要求と第1設定部が設定した設定情報とを送信し接続する接続部とを備え、撮像装置は、第1設定部が設定した設定情報に基づいて情報処理装置及び画像処理装置を設定する第2設定部と、第2設定部が設定した設定情報に基づいて画像処理装置に対して撮像した画像を送信する第1送信部とを備え、画像処理装置は、接続部が送信した接続要求に基づいて撮像装置を設定する第3設定部と、第1送信部が送信した画像に対して画像処理を行う処理部と、情報処理装置に対して処理部が行った処理結果を送信する第2送信部とを備える。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像装置と、画像処理装置と、前記撮像装置と前記画像処理装置と通信可能な情報処理装置と、を備える情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、前記情報処理装置を識別する識別子と、前記撮像装置を識別する識別子と、前記画像処理装置を識別する識別子と、を紐づけた設定情報を設定する第1設定部と、
前記画像処理装置に対して、接続要求と、前記第1設定部が設定した設定情報と、を送信し接続する接続部と、を備え、
前記撮像装置は、前記第1設定部が設定した前記設定情報に基づいて、前記情報処理装置及び前記画像処理装置を設定する第2設定部と、
前記第2設定部が設定した前記設定情報に基づいて、前記画像処理装置に対して、撮像した画像を送信する第1送信部と、を備え、
前記画像処理装置は、前記接続部が送信した前記接続要求に基づいて、前記撮像装置を設定する第3設定部と、
前記第1送信部が送信した前記画像に対して、画像処理を行う処理部と、
前記情報処理装置に対して、前記処理部が行った処理結果を送信する第2送信部と、
を備える情報処理システム。
【請求項2】
前記情報処理装置は、
前記画像処理装置が前記画像に対して画像処理をした場合、前記処理結果を通知するように通知依頼を送信する第3送信部と、
前記第3送信部が送信した前記通知依頼に基づいて、前記画像処理装置が画像処理する結果を出力する出力部と、
を備える、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
撮像装置及び情報処理装置と通信可能な画像処理装置であって、
前記情報処理装置を識別する識別子と、前記撮像装置を識別する識別子と、前記画像処理装置を識別する識別子と、を紐づけた設定情報と、接続要求と、を前記情報処理装置から受信し接続する接続部と、
撮像した画像を前記撮像装置から受信する受信部と、
前記接続部が受信した前記接続要求に基づいて、前記撮像装置を設定する設定部と、
前記受信部が受信した前記画像に対して、画像処理を行う処理部と、
前記情報処理装置に対して、前記処理部が行った処理結果を送信する第2送信部と、
を備える、画像処理装置。
【請求項4】
撮像装置及び情報処理装置と通信可能な画像処理装置のコンピュータの情報処理プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記情報処理装置を識別する識別子と、前記撮像装置を識別する識別子と、前記画像処理装置を識別する識別子と、を紐づけた設定情報と、
接続要求と、を前記情報処理装置から受信し接続する接続部と、
撮像した画像を前記撮像装置から受信する受信部と、
前記接続部が受信した前記接続要求に基づいて、前記撮像装置を設定する設定部と、
前記受信部が受信した前記画像に対して、画像処理を行う処理部と、
前記情報処理装置に対して、前記処理部が行った処理結果を送信する第2送信部と、
として機能させる、情報処理プログラム。
【請求項5】
撮像装置と、画像処理装置と、前記撮像装置と前記画像処理装置と通信可能な情報処理装置と、を備える情報処理システムで実行される情報処理方法であって、
前記情報処理装置を識別する識別子と、前記撮像装置を識別する識別子と、前記画像処理装置を識別する識別子と、を紐づけた設定情報を設定する第1設定ステップと、
前記画像処理装置に対して、接続要求と、前記第1設定ステップが設定した設定情報と、を送信し接続する接続ステップと、
前記第1設定ステップが設定した前記設定情報に基づいて、前記情報処理装置及び前記画像処理装置を設定する第2設定ステップと、
前記第2設定ステップが設定した前記設定情報に基づいて、前記画像処理装置に対して、撮像した画像を送信する第1送信ステップと、
前記接続ステップが送信した前記接続要求に基づいて、前記撮像装置を設定する第3設定ステップと、
前記第1送信ステップが送信した前記画像に対して、画像処理を行う処理ステップと、
前記情報処理装置に対して、前記処理ステップが行った処理結果を送信する第2送信ステップと、
を含む情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、撮像装置が撮像した画像をサーバ等の外部記憶装置へ送信し、送信が完了すると、撮像装置が保持する画像を自動消去する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、撮像装置が表示部を備えない場合、撮像装置は、外部記憶装置に対して送信した結果を出力することができない。そのため、ユーザは、送信状態に関する情報を受け取ることができないため、撮像装置で実行した処理について、その処理結果のフィードバックを受け取ることができないという問題があった。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされるものであって、撮像装置が処理した結果をユーザに把握させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、撮像装置と、画像処理装置と、前記撮像装置と前記画像処理装置と通信可能な情報処理装置と、を備える情報処理システムであって、前記情報処理装置は、前記情報処理装置を識別する識別子と、前記撮像装置を識別する識別子と、前記画像処理装置を識別する識別子と、を紐づけた設定情報を設定する第1設定部と、前記画像処理装置に対して、接続要求と、前記第1設定部が設定した設定情報と、を送信し接続する接続部と、を備え、前記撮像装置は、前記第1設定部が設定した前記設定情報に基づいて、前記情報処理装置及び前記画像処理装置を設定する第2設定部と、前記第2設定部が設定した前記設定情報に基づいて、前記画像処理装置に対して、撮像した画像を送信する第1送信部と、を備え、前記画像処理装置は、前記接続部が送信した前記接続要求に基づいて、前記撮像装置を設定する第3設定部と、前記第1送信部が送信した前記画像に対して、画像処理を行う処理部と、前記情報処理装置に対して、前記処理部が行った処理結果を送信する第2送信部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、撮像装置が処理した結果を把握することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。
【
図2】
図2は、実施形態に係る情報処理装置の一例を示すハードウェア構成図である。
【
図3】
図3は、実施形態に係る撮像装置の一例を示すハードウェア構成図である。
【
図4】
図4は、実施形態に係る画像処理装置及び外部記憶装置の一例を示すハードウェア構成図である。
【
図5】
図5は、実施形態に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す機能構成図である。
【
図6】
図6は、実施形態に係る情報処理装置による出力処理のディスプレイの表示の一例を示す図である。
【
図7】
図7は、実施形態に係る情報処理装置による出力処理のディスプレイの表示の一例を示す図である。
【
図8】
図8は、実施形態に係る情報処理装置による出力処理のディスプレイの表示の一例を示す図である。
【
図9】
図9は、実施形態に係る情報処理装置による出力処理のディスプレイの表示の一例を示す図である。
【
図10】
図10は、実施形態に係る情報処理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
【
図11】
図11は、実施形態に係る情報処理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、情報処理システム、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
図1は、実施形態の情報処理システムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、情報処理システム100は、情報処理装置1、撮像装置2、画像処理装置3及び外部記憶装置4を有している。情報処理装置1、撮像装置2、画像処理装置3及び外部記憶装置4は、無線ネットワーク、LAN(Local Area Network)、インターネット等の、所定の外部ネットワーク5を介して相互に接続されている。
【0010】
情報処理装置1は、撮像装置2が処理した結果を出力する。撮像装置2は、被写体を撮像し、撮像した画像を画像処理装置3に送信する。画像処理装置3は、画像処理装置が送信する画像に対して画像処理を行い、外部記憶装置4に送信する。外部記憶装置4は、画像処理装置3から送信される画像を記憶する。外部記憶装置4は、例えば、クラウドサーバである。
【0011】
このような実施形態の情報処理システム100は、情報処理装置1にインストールされた機器設定ツールにより、情報処理装置1と上述のいずれかの機器とを接続(一例として無線通信等)し、機器の固有情報(一例として、識別子等)に基づいて、例えば、設定情報等の、その機器に供給する情報を、既に保持しているか否かを判別する。情報を保持している場合は、保持している情報を情報処理装置1から機器に送信する。これにより、機器側で、情報処理装置1から受信した情報を反映させる。これにより、外部ネットワーク5に接続困難な環境下でも、機器は、情報処理装置1から受信した情報に基づく設定等を完了させることができる。
【0012】
これに対して、情報処理装置1に設定対象となる機器用の情報が含まれていない場合、情報処理装置1は、情報を送信している、例えば、画像処理装置3から情報を取得して機器に転送する。これにより、機器は、上述と同様に、外部ネットワーク5に接続困難な環境下でも、情報処理装置1から受信した情報に基づく設定等を完了させることができる。
【0013】
図2を用いて、情報処理装置1のハードウェア構成を説明する。情報処理装置1は、例えば、スマートフォンである。
図2は、情報処理装置1のハードウェア構成図である。情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)104、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ105、撮像素子I/F(Interface)106、加速度・方位センサ107、メディアI/F109及びGPS(Global Positioning System)受信部111を備えている。
【0014】
これらのうち、CPU101は、情報処理装置1全体の動作を制御する。ROM102は、CPU101やIPL等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。EEPROM104は、CPU101の制御に従って、情報処理装置1用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。
【0015】
CMOSセンサ105は、CPU101の制御に従って被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F106は、CMOSセンサ105の駆動を制御する回路である。
【0016】
加速度・方位センサ107は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F109は、フラッシュメモリ等の記録メディア108に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部111は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
【0017】
また、情報処理装置1は、遠距離通信回路112、CMOSセンサ113、撮像素子I/F114、マイク115、スピーカ116、音入出力I/F117、ディスプレイ118、外部機器接続I/F119、近距離通信回路120、近距離通信回路120のアンテナ120a及びタッチパネル121を備えている。
【0018】
これらのうち、遠距離通信回路112は、外部ネットワーク5を介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ113は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F114は、CMOSセンサ113の駆動を制御する回路である。マイク115は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ116は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。
【0019】
音入出力I/F117は、CPU101の制御に従ってマイク115及びスピーカ116との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ118は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F119は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路120は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。
【0020】
タッチパネル121は、利用者がディスプレイ118を押下することで、情報処理装置1を操作する入力手段の一種である。また、情報処理装置1は、バスライン110を備えている。バスライン110は、
図2に示されているCPU101等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
【0021】
次に、
図3を用いて、撮像装置2のハードウェア構成を説明する。
図3は、撮像装置2のハードウェア構成図である。以下では、撮像装置2は、2つの撮像素子を使用した全天球(全方位)全天球撮像装置とするが、撮像素子は2つ以上いくつでもよい。また、必ずしも全方位撮影専用の装置である必要はなく、通常のデジタルカメラやスマートフォン等に後付けの全方位の撮像ユニットを取り付けることで、実質的に撮像装置2と同じ機能を有するようにしてもよい。
【0022】
図3に示されているように、撮像装置2は、撮像ユニット201、画像処理ユニット204、撮像制御ユニット205、マイク208、音処理ユニット209、CPU211、ROM212、SRAM(Static Random Access Memory)213、DRAM(Dynamic Random Access Memory)214、操作部215、外部機器接続I/F216、通信部217、アンテナ217a、加速度・方位センサ(電子コンパス)218、ジャイロセンサ219、加速度センサ220及びMicro USB用の凹状の端子221によって構成されている。
【0023】
このうち、撮像ユニット201は、各々半球画像を結像するための180°以上の画角を有する広角レンズ(いわゆる魚眼レンズ)202a、202bと、各広角レンズ202a、202bに対応させて設けられている2つの撮像素子203a、203bを備えている。
【0024】
撮像素子203a、203bは、広角レンズ202a、202bによる光学像を電気信号の画像データに変換して出力するCMOSセンサやCCDセンサなどの画像センサ、この画像センサの水平又は垂直同期信号や画素クロックなどを生成するタイミング生成回路、この撮像素子203a、203bの動作に必要な種々のコマンドやパラメータなどが設定されるレジスタ群などを有している。
【0025】
撮像ユニット201の撮像素子203a、203bは、各々、画像処理ユニット204とパラレルI/Fバスで接続されている。一方、撮像ユニット201の撮像素子203a、203bは、撮像制御ユニット205とは、シリアルI/Fバス(I2Cバス等)で接続されている。画像処理ユニット204、撮像制御ユニット205及び音処理ユニット209は、バス210を介してCPU211と接続される。さらに、バス210には、ROM212、SRAM213、DRAM214、操作部215、外部機器接続I/F216、通信部217及び加速度・方位センサ218なども接続される。
【0026】
画像処理ユニット204は、撮像素子203a、203bから出力される画像データをパラレルI/Fバスを通して取り込み、それぞれの画像データに対して所定の処理を施した後、これらの画像データを合成処理して、正距円筒射影画像のデータを作成する。
【0027】
撮像制御ユニット205は、一般に撮像制御ユニット205をマスタデバイス、撮像素子203a、203bをスレーブデバイスとして、I2Cバスを利用して、撮像素子203a、203bのレジスタ群にコマンド等を設定する。必要なコマンド等は、CPU211から受け取る。また、撮像制御ユニット205は、同じくI2Cバスを利用して、撮像素子203a、203bのレジスタ群のステータスデータ等を取り込み、CPU211に送る。
【0028】
また、撮像制御ユニット205は、操作部215のシャッターボタン215aが押下されたタイミングで、撮像素子203a、203bに画像データの出力を指示する。
【0029】
また、撮像制御ユニット205は、後述するように、CPU211と協働して撮像素子203a、203bの画像データの出力タイミングの同期をとる同期制御手段としても機能する。なお、本実施形態では、撮像装置2にはディスプレイが設けられていないが、表示部を設けてもよい。
【0030】
マイク208は、音を音(信号)データに変換する。音処理ユニット209は、マイク208から出力される音データをI/Fバスを通して取り込み、音データに対して所定の処理を施す。
【0031】
CPU211は、撮像装置2の全体の動作を制御すると共に必要な処理を実行する。ROM212は、CPU211のための種々のプログラムを記憶している。SRAM213及びDRAM214はワークメモリであり、CPU211で実行するプログラムや処理途中のデータ等を記憶する。特にDRAM214は、画像処理ユニット204での処理途中の画像データや処理済みの正距円筒射影画像のデータを記憶する。
【0032】
操作部215は、シャッターボタン215aなどの操作ボタンの総称である。ユーザは操作部215を操作することで、種々の撮影モードや撮影条件などを入力する。
【0033】
外部機器接続I/F216は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやPC(Personal Computer)等である。DRAM214に記憶された正距円筒射影画像のデータは、この外部機器接続I/F216を介して外付けのメディアに記録されたり、必要に応じて外部機器接続I/F216を介してスマートフォン等の外部端末(装置)に送信されたりする。
【0034】
通信部217は、撮像装置2に設けられたアンテナ217aを介して、Wi-Fi、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信技術によって、スマートフォン等の外部端末(装置)と通信を行う。この通信部217によっても、正距円筒射影画像のデータをスマートフォン等の外部端末(装置)に送信することができる。
【0035】
加速度・方位センサ218は、地球の磁気から撮像装置2の方位を算出し、方位情報を出力する。この方位情報はExifに沿った関連情報(メタデータ)の一例であり、撮影画像の画像補正等の画像処理に利用される。なお、関連情報には、画像の撮影日時、及び画像データのデータ容量の各データも含まれている。また、加速度・方位センサ218は、撮像装置2の移動に伴う角度の変化(Roll角、Pitch角、Yaw角)を検出するセンサである。角度の変化はExifに沿った関連情報(メタデータ)の一例であり、撮像画像の画像補正等の画像処理に利用される。
【0036】
さらに、加速度・方位センサ218は、3軸方向の加速度を検出するセンサである。撮像装置2は、加速度・方位センサ218が検出した加速度に基づいて、自装置(撮像装置2)の姿勢(重力方向に対する角度)を算出する。撮像装置2に、加速度・方位センサ218が設けられることによって、画像補正の精度が向上する。
【0037】
図4を用いて、画像処理装置3のハードウェア構成を説明する。
図4は、外部記憶装置4のハードウェア構成図でもある。なお、外部記憶装置4のハードウェア構成も、この画像処理装置3のハードウェア構成と同様である。このため、外部記憶装置4のハードウェア構成は、以下の画像処理装置3のハードウェア構成の説明を参照されたい。
【0038】
図4に示されているように、画像処理装置3は、コンピュータによって構築されており、
図4に示されているように、CPU301、ROM302、RAM303、HD304、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ305、ディスプレイ306、外部機器接続I/F308、ネットワークI/F309、バスライン310、キーボード311、ポインティングデバイス312、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ314及びメディアI/F316を備えている。
【0039】
これらのうち、CPU301は、画像処理装置3全体の動作を制御する。ROM302は、IPL等のCPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。HD304は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ305は、CPU301の制御に従ってHD304に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
【0040】
ディスプレイ306は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続3/F108は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USBメモリやプリンタ等である。ネットワークI/F309は、外部ネットワーク5を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン310は、
図4に示されているCPU301等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
【0041】
また、キーボード311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス312は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ314は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW313に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RW313に限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F316は、フラッシュメモリ等の記録メディア315に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
【0042】
図5は、情報処理装置1、撮像装置2及び画像処理装置3の機能構成の一例を示す機能構成図である。情報処理装置1は、第1接続部11、第1設定部12、第3接続部13、第1送信部14、第2受信部15及び出力部16を備える。撮像装置2は、第2接続部21、第2設定部22、撮像部23、取得部24及び第2送信部25を備える。画像処理装置3は、第4接続部31、第3設定部32、第1受信部33、処理部34及び第3送信部35を備える。
【0043】
まず、情報処理装置1が備える機能構成について説明する。第1接続部11は、撮像装置2と接続する。具体的には、第1接続部11は、近距離通信回路120と協働することで、通信を行い、撮像装置2と接続する。第1設定部12は、情報処理装置1、撮像装置2及び画像処理装置3の識別子を紐づけて管理する設定情報を設定する。設定情報について後述する。
【0044】
第3接続部13は、画像処理装置3と接続する。具体的には、第3接続部13は、遠距離通信回路112と協働することで、第1設定部12が設定した設定情報に基づいて、画像処理装置3と接続する。ここで、第1設定部12及び第3接続部13が設定する設定情報について説明する。
【0045】
情報処理装置1と撮像装置2を同じローカルエリアネットワーク上に属させ、情報処理装置1から探索プロトコル(一例として、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)等)を用いて探索、もしくはユーザの手入力によって宛先を指定し、撮像装置2を認識する。
図6は、情報処理装置1が備えるディスプレイ118に表示される接続する処理の一例を示す内容である。
【0046】
図6には、情報処理装置1と撮像装置2が属するローカルエリアネットワークのIPアドレス、撮像装置2の識別子を示すデバイスID、連携状態を示す内容が示されている。第1接続部11は、撮像装置2に対して接続処理を要求し、撮像装置2で接続処理を実施する。接続処理が完了後、第1設定部12は、情報処理装置1の識別子(一例として、ユーザID)と、撮像装置2の識別子(一例として、デバイスID)と、を紐づけて設定情報として設定する。
【0047】
また、上述したように、第3接続部13は、画像処理装置3へ接続(一例として、画像処理装置3が提供するサービスにログイン)する。第3接続部13は、画像処理装置3に接続後、撮像装置2及び画像処理装置3の識別子を紐づけるために、第1設定部12が設定した設定情報を画像処理装置3に送信する。後述する第3設定部32は、第3接続部13が送信した設定情報に基づいて、情報処理装置1、撮像装置2及び画像処理装置3の識別子を紐づけて、設定情報を更新する。
図7は、画像処理装置3が更新した設定情報の一例を示す内容である。
図7では、情報処理装置1が備えるディスプレイ118に表示される結果を示す。
【0048】
図7には、情報処理装置1のユーザID、撮像装置2のデバイスID、画像処理装置3と情報処理装置1とのセッションID及び画像処理装置3の接続先(一例として、URL等)を示す識別子、識別子の値及び説明を示す内容が示されている。これにより、情報処理システム100は、情報処理装置1、撮像装置2及び画像処理装置3の識別子を紐づけすることができる。
【0049】
図5に戻る。第1送信部14は、画像処理装置3に対して、通知依頼を送信する。具体的には、第1送信部14は、画像処理装置3が撮像装置2により送信された画像に対して画像処理をした場合、画像処理した結果を通知するように送信する。
【0050】
また、第1送信部14は、画像処理装置3からの通知結果に対して、さらなる通知依頼を送信することができる。具体的には、第1送信部14は、ユーザがタッチパネル121を操作し、タッチパネル121と協働することで、画像処理装置3に対して、画像処理した結果に対応する、詳細な結果を通知するように通知依頼を送信する。
【0051】
第2受信部15は、画像処理装置3が送信する画像処理した結果を受信する。具体的には、第2受信部15は、第1送信部14が送信した通知依頼に対応する、画像処理装置3が送信する画像処理した結果を受信する。また、第2受信部15は、第1送信部14がさらに送信した通知依頼に対応する、画像処理装置3が送信する詳細な結果を受信する。
【0052】
出力部16は、撮像装置2と接続した結果を出力する。また、出力部16は、設定情報を出力する。また、出力部16は、画像処理装置3が送信する通知内容を出力する。
【0053】
図8は、画像処理装置3が送信した詳細結果の一例を示す内容である。
図8では、情報処理装置1が備えるディスプレイ118に表示される結果を示す。
図8には、画像処理装置3が画像処理した結果を示す内容が示されている。また、ユーザは、さらに詳細な通知結果を要求する場合には、「詳細結果を表示」と記載されている内容を押下することで、画像処理装置3に対して通知依頼をすることができる。
【0054】
また、
図9は、画像処理装置3が送信した詳細結果の一例を示す内容である。
図9では、情報処理装置1が備えるディスプレイ118に表示される結果を示す。
図9には、画像処理装置3が画像処理した結果を示す内容が示されている。具体的には、
図9には、撮像装置2が送信した実行日時、画像処理装置3が撮像装置2により撮像された画像に対して画像処理を実行した実行日時が示されている。また、撮像装置2及び画像処理装置3が実行した処理の状態を表す内容(例えば、正常、もしくは、異常に関する状態)が示されている。これにより、情報処理装置1が。撮像装置が処理した結果を把握することができる。
【0055】
次に、撮像装置2が備える機能構成について説明する。第2接続部21は、情報処理装置1及び画像処理装置3と接続する。具体的には、第2接続部21は、第2設定部22が設定した設定情報に基づいて、アンテナ217aと協働して、情報処理装置1及び画像処理装置3と接続する。
【0056】
第2設定部22は、情報処理装置1が設定した設定情報に基づいて、情報処理装置1の識別子と、画像処理装置3の識別子を設定する。具体的には、第2設定部22は、第2接続部21が情報処理装置1と接続後、第1設定部12が設定した設定情報に基づいて、情報処理装置1のユーザIDと、画像処理装置3の接続先を設定する。
【0057】
撮像部23は、被写体を撮像する。具体的には、撮像部23は、撮像制御ユニット205と協働して、被写体を撮像する。取得部24は、撮像部23が撮像した画像を取得する。具体的には、取得部24は、撮像制御ユニット205と協働して、画像を取得する。
【0058】
第2送信部25は、画像を送信する。具体的には、第2送信部25は、第2設定部22が設定した設定情報に基づいて、取得部24が取得した画像を、画像処理装置3へ送信する。
【0059】
次に、画像処理装置3が備える機能構成について説明する。第4接続部31は、情報処理装置1及び撮像装置2と接続する。具体的には、第4接続部31は、第3設定部32が設定した設定情報に基づいて、ネットワークI/F309と協働して、情報処理装置1及び撮像装置2と接続する。
【0060】
また、第4接続部31は、情報処理装置1に対して、セッションIDを発行し、接続を維持する。これにより、情報処理装置1の識別子が画像処理装置3の設定情報に設定され、画像処理装置3から情報処理装置1に対して通知を送信することができる。また、上述した接続を可能にする技術としては、例えば、Websocket等である。
【0061】
第3設定部32は、情報処理装置1が設定した設定情報に基づいて、情報処理装置1の識別子と、撮像装置2の識別子を設定する。具体的には、第3設定部32は、情報処理装置1のユーザIDと、撮像装置2のデバイスIDを設定する。
【0062】
第1受信部33は、通知依頼を受信する。具体的には、第1受信部33は、情報処理装置1が送信する通知依頼を受信する。処理部34は、画像処理を行う。具体的には、処理部34は、撮像装置2が送信した画像を受信する。また、処理部34は、受信した画像に対して、画像処理を行う。画像処理とは、例えば、撮像した画像の拡大や縮小、画像を表示する機器に対応するための加工処理、画像を外部記憶装置4に送信する等である。画像処理に関する処理内容はこれに限定されない。さらに、処理部34は、画像処理した画像を外部記憶装置4に送信する。
【0063】
第3送信部35は、画像処理した結果を送信する。具体的には、第3送信部35は、情報処理装置1に対して、処理部34が画像処理した画像処理結果を送信する。
【0064】
次に、上述した構成を備える実施形態の情報処理システム100の動作について、
図10及び
図11を用いて説明する。
【0065】
まず、画像処理装置3が、撮像装置2により撮像した画像を画像処理するために、撮像装置2及び画像処理装置3の識別子を紐づける必要がある。そのため、以下の処理を行う。
【0066】
第1接続部11は、撮像装置2と接続する(ステップS1)。そして、第1設定部12は、情報処理装置1、撮像装置2及び画像処理装置3の識別子を紐づけて管理する設定情報を設定する。
【0067】
続いて、第3接続部13は、第1設定部12が設定した設定情報に基づいて、画像処理装置3と接続する(ステップS2)。続いて、第3設定部32は、情報処理装置1が設定した設定情報に基づいて、情報処理装置1の識別子と、撮像装置2の識別子を設定する(ステップS3)。また、第3接続部13は、画像処理装置3に接続後、第1設定部12が更新した設定情報を画像処理装置3に送信する。
【0068】
続いて、第1送信部14は、画像処理装置3に対して、通知依頼を送信する(ステップS4)。続いて、第4接続部31は、情報処理装置1に対して、セッションIDを発行し、情報処理装置1と。接続を維持する(ステップS5)。ステップS5の処理が完了すると、撮像装置2及び画像処理装置3の識別子を紐づけが完了する。
【0069】
次に、情報処理装置1が画像処理装置3から送信される通知内容を受信する処理について説明する。この処理では、撮像装置2が被写体を撮像した画像を取得した後からの処理について説明する。
【0070】
第2送信部25は、取得部24が取得した画像を画像処理装置3に送信する(ステップS11)。続いて、処理部34は、第2送信部25が送信した画像に対して、画像処理を行う(ステップS12)。続いて、処理部34は、画像処理した画像を外部記憶装置4に送信する(ステップS13)。
【0071】
続いて、第3送信部35は、情報処理装置1に対して、処理部34が画像処理した結果を送信する(ステップS14)。続いて、出力部16は、第3送信部35が送信する通知内容を出力する(ステップS15)。
【0072】
第1送信部14は、画像処理装置3に対して、画像処理した詳細な結果に対応する。通知依頼を送信する(ステップS16)。続いて、第3送信部35は、情報処理装置1に対して、処理部34が画像処理した詳細な結果を送信する(ステップS17)。続いて、出力部16は、第3送信部35が送信する詳細結果を出力する(ステップS18)。ステップS15の処理が完了すると、情報処理装置1が画像処理装置3から送信される通知内容を受信する処理が完了する。
【0073】
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム100では、情報処理装置1、撮像装置2及び画像処理装置3の識別子を紐づけるための設定情報を設定し、設定情報に基づいて、撮像装置2が撮像した画像に対応する画像処理する結果を出力する。これにより、情報処理システム100は、撮像装置2が処理した結果をユーザに把握させることができる。
【0074】
なお、上述した実施形態は、上述した各装置が有する構成又は機能の一部を変更することで、適宜に変形して実施することも可能である。そこで、以下では、上述した実施形態に係るいくつかの変形例を他の実施形態として説明する。なお、以下では、上述した実施形態と異なる点を主に説明することとし、既に説明した内容と共通する点については詳細な説明を省略する。また、以下で説明する変形例は、個別に実施されてもよいし、適宜組み合わせて実施されてもよい。
【0075】
(変形例)
上述の実施形態では、第3接続部13は、第1設定部12が設定した設定情報に基づいて、画像処理装置3と接続する形態について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第3接続部13は、撮像装置2が撮像した情報に基づいて、画像処理装置3と接続しても良い。
【0076】
上記の構成を実現する場合、例えば、情報処理装置1の出力部16は、撮像装置2が認識可能な情報(一例として、QRコード(登録商標)等)をディスプレイ118に表示する。認識可能な情報は、情報処理装置1の識別子が含まれる。
【0077】
撮像装置2の撮像部23は、情報処理装置1が表示した認識可能な情報を撮像する。また、取得部24は、撮像した画像を取得する。第2設定部22は、取得部24が取得した画像に含まれる、情報処理装置1の識別子、撮像装置2の識別子及び画像処理装置3の識別子を設定情報に設定する。第2接続部21は、第2設定部22が設定した設定情報に基づいて、情報処理装置1に接続する。その後、第2接続部21は、設定情報を情報処理装置1に送信する。
【0078】
情報処理装置1の第1設定部12は、第2接続部21が送信した設定情報に基づいて、設定情報を設定する。第3接続部13は、第1設定部12が設定した設定情報に基づいて、画像処理装置3に接続する。これにより、画像処理装置3は、情報処理装置1及び撮像装置2の識別子を取得することができるため、情報処理装置1及び撮像装置2の識別子を紐づけて設定情報として設定することができる。
【0079】
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
【0080】
実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、第1の装置は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
【0081】
なお、本実施の形態の情報処理システム100で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、本実施の形態の情報処理システムで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0082】
さらに、本実施の形態の情報処理システム100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の撮像システムで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。
【符号の説明】
【0083】
1 情報処理装置
2 撮像装置
3 画像処理装置
4 外部記憶装置
11 第1接続部
12 第1設定部
13 第3接続部
14 第1送信部
15 第2受信部
16 出力部
21 第2接続部
22 第2設定部
23 撮像部
24 取得部
25 第2送信部
31 第4接続部
32 第3設定部
33 第1受信部
34 処理部
35 第3送信部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 EEPROM
108 記録メディア
118 ディスプレイ
119 外部機器接続I/F
120 近距離通信回路
121 タッチパネル
【先行技術文献】
【特許文献】
【0084】