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特開2023-158620半導体装置および半導体装置の製造方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023158620
(43)【公開日】2023-10-30
(54)【発明の名称】半導体装置および半導体装置の製造方法
(51)【国際特許分類】
   H10B 43/27 20230101AFI20231023BHJP
   H10B 43/50 20230101ALI20231023BHJP
   H10B 41/27 20230101ALI20231023BHJP
   H10B 41/50 20230101ALI20231023BHJP
   H01L 21/336 20060101ALI20231023BHJP
【FI】
H01L27/11582
H01L27/11575
H01L27/11556
H01L27/11548
H01L29/78 371
【審査請求】未請求
【請求項の数】34
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022141823
(22)【出願日】2022-09-07
(31)【優先権主張番号】10-2022-0047605
(32)【優先日】2022-04-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】310024033
【氏名又は名称】エスケーハイニックス株式会社
【氏名又は名称原語表記】SK hynix Inc.
【住所又は居所原語表記】2091, Gyeongchung-daero,Bubal-eub,Icheon-si,Gyeonggi-do,Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110000796
【氏名又は名称】弁理士法人三枝国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム ジェ ホ
【テーマコード(参考)】
5F083
5F101
【Fターム(参考)】
5F083EP01
5F083EP22
5F083EP76
5F083ER21
5F083GA10
5F083JA39
5F083JA56
5F083MA06
5F083MA16
5F083MA19
5F083PR33
5F101BA00
5F101BB02
5F101BD16
5F101BD30
5F101BD34
5F101BE07
5F101BH13
5F101BH16
(57)【要約】
【課題】安定した構造および改善された特性を有する半導体装置および半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体装置は、第1プレーンエッジ領域PE1、第2プレーンエッジ領域PE2、および第1プレーンエッジ領域PE1と第2プレーンエッジ領域PE2との間に位置したコンタクト領域CTRを含む積層物と、第1プレーンエッジ領域PE1を貫通する第1部分P1、第2プレーンエッジ領域PE2を貫通する第2部分P2、およびコンタクト領域CTRを貫通する第3部分P3を含み、平面において第1部分P1が第1曲線エッジCE1を含む第1絶縁構造IS1とを含むことができる。
【選択図】図3C
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1プレーンエッジ領域、第2プレーンエッジ領域、および前記第1プレーンエッジ領域と前記第2プレーンエッジ領域との間に位置したコンタクト領域を含む積層物と、
前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域内に位置した第1部分、前記積層物の前記第2プレーンエッジ領域内に位置した第2部分、および前記積層物の前記コンタクト領域内に位置した第3部分を含み、平面において前記第1部分が第1曲線エッジを含む第1絶縁構造と
を含む半導体装置。
【請求項2】
前記平面において、前記第1曲線エッジは、円または楕円の一部である、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1絶縁構造の前記第3部分と交差し、前記第1曲線エッジから離隔したスリット構造
をさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記スリット構造は、ソースコンタクト構造を含む、
請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域または前記第1絶縁構造を貫通する第1支持体
をさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記平面において、前記第1絶縁構造の前記第2部分が第2曲線エッジを含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1絶縁構造の前記第3部分と交差し、前記第2曲線エッジから離隔したスリット構造
をさらに含む、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第3部分の底面は、階段構造を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域は、交互に積層された第1犠牲膜および第1絶縁膜を含み、
前記積層物の前記第2プレーンエッジ領域は、交互に積層された第2犠牲膜および第2絶縁膜を含み、
前記積層物の前記コンタクト領域は、交互に積層された導電膜および第3絶縁膜を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記積層物の前記コンタクト領域は、階段構造を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項11】
前記積層物は、前記第1プレーンエッジ領域と前記第2プレーンエッジ領域との間に位置したセル領域を含み、
前記積層物の前記セル領域を貫通するチャネル構造をさらに含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項12】
前記絶縁構造を貫通し、前記積層物の前記コンタクト領域に電気的に連結されたコンタクトプラグ
をさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項13】
前記第1絶縁構造と異なる深さで前記積層物内に位置し、前記第1プレーンエッジ領域または前記第2プレーンエッジ領域において曲線エッジを含む第2絶縁構造
をさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項14】
前記コンタクト領域の断面において、前記第1絶縁構造は、第1レベルに位置した階段構造を含み、前記第2絶縁構造は、前記第1レベルと異なる第2レベルに位置した階段構造を含む、
請求項13に記載の半導体装置。
【請求項15】
第1プレーンエッジ領域、第2プレーンエッジ領域、および前記第1プレーンエッジ領域と前記第2プレーンエッジ領域との間に位置したコンタクト領域を含む積層物と、
前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域内に位置し、半円柱形状を有する第1部分、前記積層物の前記第2プレーンエッジ領域内に位置した第2部分、および前記積層物の前記コンタクト領域内に位置した階段構造を含む第3部分を含む絶縁構造と
を含む半導体装置。
【請求項16】
前記絶縁構造の前記第3部分と交差し、前記絶縁構造の前記第1部分から離隔したスリット構造
をさらに含む、請求項15に記載の半導体装置。
【請求項17】
前記絶縁構造の前記第2部分は、半円柱形状を有する、
請求項15に記載の半導体装置。
【請求項18】
前記絶縁構造の前記第3部分を貫通し、前記絶縁構造の前記第2部分から離隔したスリット構造
をさらに含む、請求項17に記載の半導体装置。
【請求項19】
第1プレーンエッジ領域、第2プレーンエッジ領域、および前記第1プレーンエッジ領域と前記第2プレーンエッジ領域との間に位置したコンタクト領域を含む積層物を形成するステップと、
前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域内に位置した第1部分、前記積層物の前記第2プレーンエッジ領域内に位置した第2部分、および前記積層物の前記コンタクト領域内に位置した第3部分を含み、平面において前記第1部分が第1曲線エッジを含む第1トレンチを形成するステップと、
前記第1トレンチ内に第1絶縁構造を形成するステップと
を含む半導体装置の製造方法。
【請求項20】
前記平面において、前記第1曲線エッジは、円または楕円の一部である、
請求項19に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項21】
前記第1絶縁構造と交差し、前記第1曲線エッジから離隔したスリット構造を形成するステップ
をさらに含む、請求項19に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項22】
前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域または前記第1絶縁構造を貫通する第1支持体を形成するステップ
をさらに含む、請求項19に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項23】
前記平面において、前記第1トレンチの前記第2部分が第2曲線エッジを含む、
請求項19に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項24】
前記第1絶縁構造を貫通し、前記第2曲線エッジから離隔したスリット構造を形成するステップ
をさらに含む、請求項23に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項25】
前記積層物の前記コンタクト領域に階段構造を形成するステップ
をさらに含む、請求項19に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項26】
前記第1トレンチを形成するステップは、
前記積層物をエッチングして前記階段構造を下部に転写させる、
請求項25に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項27】
前記第1絶縁構造を貫通して前記積層物の前記コンタクト領域に電気的に連結されたコンタクトプラグを形成するステップ
をさらに含む、請求項19に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項28】
前記第1トレンチと異なる深さで前記積層物内に位置し、前記第1プレーンエッジ領域または前記第2プレーンエッジ領域において曲線エッジを含む第2トレンチを形成するステップと、
前記第2トレンチ内に第2絶縁構造を形成するステップと
をさらに含む、請求項19に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項29】
前記コンタクト領域の断面において、前記第1絶縁構造は、第1レベルに位置した階段構造を含み、前記第2絶縁構造は、前記第1レベルと異なる第2レベルに位置した階段構造を含む、
請求項28に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項30】
第1プレーンエッジ領域、第2プレーンエッジ領域、および前記第1プレーンエッジ領域と前記第2プレーンエッジ領域との間に位置したコンタクト領域を含む積層物を形成するステップと、
前記積層物の前記コンタクト領域内に階段構造を定義する第1トレンチを形成するステップと、
前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域内に位置し、半円柱形状を有する第1部分、前記積層物の前記第2プレーンエッジ領域内に位置した第2部分、および前記積層物の前記コンタクト領域内に位置し、前記階段構造が転写された第3部分を含む第2トレンチを形成するステップと、
前記第2トレンチ内に絶縁構造を形成するステップと
を含む半導体装置の製造方法。
【請求項31】
前記絶縁構造と交差し、前記第1部分から離隔したスリット構造を形成するステップ
をさらに含む、請求項30に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項32】
前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域または前記絶縁構造を貫通する第1支持体を形成するステップ
をさらに含む、請求項30に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項33】
前記絶縁構造の前記第2部分は、半円柱形状を有する、
請求項30に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項34】
前記絶縁構造と交差し、前記第2部分から離隔したスリット構造を形成するステップ
をさらに含む、請求項32に記載の半導体装置の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子装置に関し、より詳しくは、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体装置の集積度は、単位メモリセルの占める面積によって主に決定される。最近、基板上に単層でメモリセルを形成する半導体装置の集積度の向上が限界に達したことを受け、基板上にメモリセルを積層する3次元半導体装置が提案されている。また、このような半導体装置の動作信頼性を向上させるために、多様な構造および製造方法が開発されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の実施例は、安定した構造および改善された特性を有する半導体装置および半導体装置の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施例による半導体装置は、第1プレーンエッジ領域、第2プレーンエッジ領域、および前記第1プレーンエッジ領域と前記第2プレーンエッジ領域との間に位置したコンタクト領域を含む積層物と、前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域内に位置した第1部分、前記積層物の前記第2プレーンエッジ領域内に位置した第2部分、および前記積層物の前記コンタクト領域内に位置した第3部分を含み、平面において前記第1部分が第1曲線エッジを含む第1絶縁構造とを含むことができる。
【0005】
本発明の一実施例による半導体装置は、第1プレーンエッジ領域、第2プレーンエッジ領域、および前記第1プレーンエッジ領域と前記第2プレーンエッジ領域との間に位置したコンタクト領域を含む積層物と、前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域内に位置し、半円柱形状を有する第1部分、前記積層物の前記第2プレーンエッジ領域内に位置した第2部分、および前記積層物の前記コンタクト領域内に位置した階段構造を含む第3部分を含む絶縁構造とを含むことができる。
【0006】
本発明の一実施例による半導体装置の製造方法は、第1プレーンエッジ領域、第2プレーンエッジ領域、および前記第1プレーンエッジ領域と前記第2プレーンエッジ領域との間に位置したコンタクト領域を含む積層物を形成するステップと、前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域内に位置した第1部分、前記積層物の前記第2プレーンエッジ領域内に位置した第2部分、および前記積層物の前記コンタクト領域内に位置した第3部分を含み、平面において前記第1部分が第1曲線エッジを含む第1トレンチを形成するステップと、前記第1トレンチ内に第1絶縁構造を形成するステップとを含むことができる。
【0007】
本発明の一実施例による半導体装置の製造方法は、第1プレーンエッジ領域、第2プレーンエッジ領域、および前記第1プレーンエッジ領域と前記第2プレーンエッジ領域との間に位置したコンタクト領域を含む積層物を形成するステップと、前記積層物の前記コンタクト領域内に階段構造を定義する第1トレンチを形成するステップと、前記積層物の前記第1プレーンエッジ領域に位置し、半円柱形状を有する第1部分、前記積層物の前記第2プレーンエッジ領域内に位置した第2部分、および前記積層物の前記コンタクト領域内に位置し、前記階段構造が転写された第3部分を含む第2トレンチを形成するステップと、前記第2トレンチ内に絶縁構造を形成するステップとを含むことができる。
【発明の効果】
【0008】
メモリセルを3次元に積層することにより、半導体装置の集積度を向上させることができる。また、安定した構造を有し、信頼性が向上した半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1A】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図1B】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図1C】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図2A】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図2B】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図2C】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図2D】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図3A】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図3B】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図3C】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図4A】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図4B】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図5】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図6A】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図6B】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図7A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図7B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図8A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図8B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図9A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図9B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図10A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図10B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図11A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図11B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付した図面を参照して、本発明の技術的思想による実施例を説明する。
【0011】
図1A図1Cは、本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
【0012】
図1Aを参照すれば、半導体装置は、プレーンPLを含むことができる。半導体装置は、複数のプレーンPLを含むことができる。実施例として、プレーンPLが第1方向Iに配列されるか、第1方向Iと交差した第2方向IIに配列されるか、第1方向Iおよび第2方向IIに配列される。
【0013】
プレーンPLは、メモリブロックを含むことができる。ここで、メモリブロックそれぞれは、メモリセルを含むことができ、メモリブロック単位でデータが消去される。メモリブロックは、プレーンPL内に第1方向Iに配列されるか、第2方向IIに配列されるか、第1方向Iおよび第2方向IIに配列される。
【0014】
プレーンPLは、第1エッジE1、第2エッジE2、第3エッジE3、および第4エッジE4を含むことができる。第1エッジE1と第2エッジE2とが対向して位置し、第3エッジE3と第4エッジE4とが対向して位置してもよい。プレーンPLの第1~第4エッジE1~E4に沿って所定幅でプレーンエッジ領域PEが定義される。プレーンエッジ領域PEは、均一な幅を有するか、位置に応じて異なる幅を有してもよい。プレーンエッジ領域PEは、プレーンPLの周りに沿って連続的に定義されるか、不連続的に定義される。
【0015】
プレーンPLのうちプレーンエッジ領域PEを除いた残りの領域がプレーンセンター領域PCであってもよい。メモリブロックは、プレーンセンター領域PCに位置し、プレーンエッジ領域(PE)に位置しなくてもよい。
【0016】
図1Aおよび図1Bを参照すれば、半導体装置は、積層物STと、絶縁構造ISとを含むことができる。積層物STは、交互に積層された第1物質膜および第2物質膜を含むことができる。プレーンエッジ領域PEおよびプレーンセンター領域PCに積層物STが位置してもよい。
【0017】
積層物STは、第1プレーンエッジ領域PE1、第2プレーンエッジ領域PE2、およびコンタクト領域CTRを含むことができる。第1プレーンエッジ領域PE1と第2プレーンエッジ領域PE2との間にコンタクト領域CTRが位置してもよい。第1プレーンエッジ領域PE1および第2プレーンエッジ領域PE2は、プレーンエッジ領域PEに対応できる。コンタクト領域CTRは、プレーンセンター領域PCに対応できる。
【0018】
絶縁構造ISは、積層物ST内に位置し、第1部分P1、第2部分P2、および第3部分P3を含むことができる。第1部分P1は、積層物STの第1プレーンエッジ領域PE1内に位置してもよい。第2部分P2は、積層物STの第2プレーンエッジ領域PE2内に位置してもよい。第3部分P3は、積層物STのコンタクト領域CTR内に位置してもよい。
【0019】
第1部分P1と第3部分P3との境界は、第1プレーンエッジ領域PE1とコンタクト領域CTRとの境界と一致するか、異なっていてもよい。実施例として、第1部分P1と第3部分P3との境界が第1プレーンエッジ領域PE1内に位置してもよい。第2部分P2と第3部分P3との境界と、第2プレーンエッジ領域PE2とコンタクト領域CTRとの境界とは一致するか、異なっていてもよい。実施例として、第2部分P2と第3部分P3との境界が第2プレーンエッジ領域PE2内に位置してもよい。
【0020】
絶縁構造ISは、第1プレーンエッジ領域PE1と第2プレーンエッジ領域PE2が隣り合う方向と実質的に同一の方向に拡張される。実施例として、第1プレーンエッジ領域PE1と第2プレーンエッジ領域PE2が第2方向IIに隣り合い、絶縁構造ISが第2方向IIに拡張される。あるいは、第1プレーンエッジ領域PE1と第2プレーンエッジ領域PE2が第1方向Iに隣り合い、絶縁構造ISが第1方向Iに拡張されてもよい。
【0021】
絶縁構造ISの第1部分P1は、第1方向Iおよび第2方向IIに定義された平面において第1曲線エッジCE1を含むことができる。絶縁構造ISの第2部分P2は、平面において第2曲線エッジCE2を含むことができる。図1Cを参照すれば、第1曲線エッジCE1または第2曲線エッジCE2は、円または楕円の一部であってもよい。実施例として、第1曲線エッジCE1または第2曲線エッジCE2は、平面において半円形状を有することができる。
【0022】
絶縁構造ISの第3部分P3は、第1直線エッジSE1および第2直線エッジSE2を含むことができる。第1直線エッジSE1と第2直線エッジSE2とは、第1方向に対向し、第2方向IIに拡張される。絶縁構造ISは、第1曲線エッジCE1と第2曲線エッジCE2を両方とも含むか、両方のうち一方だけを含んでもよい。
【0023】
前述のような構造によれば、平面において絶縁構造ISの終端が曲線形状を有する。曲線形状によってストレスが分散するので、絶縁構造ISが安定した構造を有することができる。
【0024】
図2A図2Dは、本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。図2Aは、絶縁構造のレイアウトを示す平面図であり、図2Bは、図2AのA-A’断面図であり、図2Cは、図2AのB-B’断面図である。図2Dは、絶縁構造の斜視図である。以下、先に説明された内容と重複した内容は省略して説明する。
【0025】
図2A図2Dを参照すれば、絶縁構造ISは、第1~第3部分P1~P3を含むことができる。絶縁構造ISは、第3方向IIIに定義された高さを有し、部分に応じて異なる高さを有してもよい。ここで、第3方向IIIは、第1方向Iおよび第2方向IIに定義された平面から突出した方向であってもよい。実施例として、第3方向IIIは、第1方向Iおよび第2方向IIと直交できる。
【0026】
第1部分P1は、第1高さH1を有し、第2部分P2は、第2高さH2を有し、第3部分P3は、第3高さH3を有してもよい。第3高さH3は、第1高さH1または第2高さH2と異なっていてもよい。実施例として、第3高さH3は、第1高さH1または第2高さH2に比べて大きくてもよい。第1高さH1と第2高さH2とは、実質的に同一でも異なっていてもよい。ここで、「実質的に同一」は、2つの測定値が同一であるか、工程上の誤差を含む範囲内に属することを意味する。
【0027】
絶縁構造ISは、一部に階段構造を含むことができる。絶縁構造ISは、第3部分P3に階段構造を含み、第1部分P1および第2部分P2に階段構造を含まなくてもよい。第3部分P3は、第1部分P1と第2部分P2との間に位置したボディ部P3_Bと、階段構造を含む階段部P3_Sとを含むことができる。ボディ部P3_Bは、階段部P3_Sと実質的に同一の高さを有するか、異なる高さを有してもよい。実施例として、ボディ部P3_Bの高さH32が階段部P3_Sの高さH31に比べて大きくてもよい。半導体装置が複数の絶縁構造ISを含む場合、複数の絶縁構造ISの階段部P3_Sの高さH31は、実質的に同一でもよく、ボディ部P3_Bの高さは、異なっていてもよい。
【0028】
第1方向Iおよび第3方向IIIに定義された断面または第2方向IIおよび第3方向IIIに定義された断面において、第3部分P3の下部面LS_P3は、階段形状を有することができる。階段形状によって、第3部分P3の下部面LS_P3は、第3方向IIIに突出した形状を有することができる。第3部分P3の上部面US_P3は、第1部分P1の上部面または第2部分P2の上部面と実質的に同一の平面に位置してもよい。
【0029】
参照として、上部と下部は相対的な概念であり、絶縁構造ISが逆転して位置することも可能である。実施例として、絶縁構造ISの上部面が階段構造を含むことができる。この場合、第3部分P3の下部面が第1部分P1の下部面または第2部分P2の下部面と実質的に同一の平面に位置してもよい。
【0030】
絶縁構造ISの第1部分P1は、円柱の一部であってもよい。絶縁構造ISの第2部分P2は、円柱の一部であってもよい。実施例として、第1部分P1または第2部分P2は、半円柱形状を有することができる。第2部分P2は、第1部分P1に対して対称の形状を有するか、非対称の形状を有することができる。
【0031】
前述のような構造によれば、絶縁構造ISの第1部分P1または第2部分P2が円または楕円のような曲線の形状を有することができ、角張ったエッジを含まない。したがって、曲線形状によってストレスが分散することができ、絶縁構造ISが安定した構造を有することができる。
【0032】
図3A図3Cは、本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。図3A図3Cは、半導体装置のレイアウトを示す平面図である。以下、先に説明された内容と重複した内容は省略して説明する。
【0033】
図3Aおよび図3Bを参照すれば、半導体装置は、積層物ST、貫通構造PS、第1支持体SP1、第2支持体SP2、第3支持体SP3、コンタクトプラグCT、第1スリット構造SL1、または第2スリット構造SL2を含むか、これらを組み合わせて含むことができる。
【0034】
積層物STは、第1プレーンエッジ領域PE1およびコンタクト領域CTRを含むことができる。積層物STは、第2プレーンエッジ領域PE2、セル領域CR、またはダミー領域DMをさらに含むか、これらを組み合わせてさらに含むことができる。セル領域CRは、積層されたメモリセルが位置した領域であってもよい。コンタクト領域CTRは、バイアス印加のためのパッドおよびインターコネクションが位置した領域であってもよい。インターコネクションは、配線、コンタクトプラグなどを含むことができる。ダミー領域DMは、セル領域CRに隣接して位置し、支持体、ダミー構造などが位置してもよい。
【0035】
第1プレーン領域PE1と第2プレーン領域PE2とは、第2方向IIに対向できる。第1プレーン領域PE1と第2プレーン領域PE2との間にセル領域CR、コンタクト領域CTR、またはダミー領域DMが位置してもよい。セル領域CR、コンタクト領域CTR、またはダミー領域DMは、第1方向Iに隣り合ってもよい。実施例として、ダミー領域DMとコンタクト領域CTRとの間にセル領域CRが位置してもよい。
【0036】
積層物STは、部分に応じて形状が異なっていてもよい。積層物STのコンタクト領域CTRは、階段構造を含むことができる。第1プレーンエッジ領域PE1は、階段構造を含まないか、一部に限って階段構造を含むことができる。第2プレーンエッジ領域PE2は、階段構造を含まないか、一部に限って階段構造を含むことができる。セル領域CRまたはダミー領域DMは、階段構造を含まなくてもよい。
【0037】
積層物STは、交互に積層された第1物質膜および第2物質膜を含むことができる。ここで、第1物質膜は、導電物質を含むか、犠牲物質を含むことができる。第2物質膜は、絶縁物質を含むことができる。犠牲物質は、製造過程で導電物質に代替されずに残留したものであってもよい。
【0038】
積層物STの第1プレーンエッジ領域PE1は、交互に積層された第1犠牲膜S1および第1絶縁膜I1を含むことができる。積層物STの第2プレーンエッジ領域PE2は、交互に積層された第2犠牲膜S2および第2絶縁膜I2を含むことができる。積層物STのセル領域CR、コンタクト領域CTR、またはダミー領域DMは、交互に積層された導電膜Cおよび第3絶縁膜I3を含むことができる。ここで、実質的に同一のレベルに位置した第1絶縁膜I1、第2絶縁膜I2、第3絶縁膜I3は、相互連結された単一膜であってもよい。
【0039】
参照として、積層物STの第1プレーンエッジ領域EP1のうち第2スリット構造SL2と隣接した部分は、第1犠牲膜S1の代わりに導電膜Cを含むことができる。ダミー領域DMの導電膜Cが、第1プレーンエッジ領域EP1のうち第2スリット構造SL2と隣接した部分まで拡張される。積層物STの第2プレーンエッジ領域EP2のうち第2スリット構造SL2と隣接した部分は、第2犠牲膜S2の代わりに導電膜Cを含むことができる。ダミー領域DMの導電膜Cが、第2プレーンエッジ領域EP2のうち第2スリット構造SL2と隣接した部分まで拡張される。
【0040】
貫通構造PSは、積層物STのセル領域CRを貫通できる。導電膜Cと貫通構造PSとが交差する領域にメモリセルが位置してもよい。貫通構造PSに沿ってメモリセルが積層される。
【0041】
コンタクトプラグCTは、積層物STのコンタクト領域CTRに電気的に連結可能である。積層物STのコンタクト領域CTRに位置した階段構造によって導電膜がそれぞれ露出できる。コンタクトプラグCTが露出した導電膜にそれぞれ連結される。
【0042】
第1支持体SP1は、積層物STの第1プレーンエッジ領域PE1を貫通できる。第2支持体SP2は、積層物STの第2プレーンエッジ領域PE2を貫通できる。第1支持体SP1または第2支持体SP2は、第2スリット構造SL2と隣接して位置してもよい。実施例として、第1支持体SP1または第2支持体SP2は、導電膜Cを貫通できる。第3支持体SP3は、積層物STのダミー領域DMを貫通できる。第1支持体SP1、第2支持体SP2、または第3支持体SP3は、貫通構造PSまたはコンタクトプラグCTと類似の構造を有することができる。
【0043】
第1スリット構造SL1は、積層物STのコンタクト領域CTRと交差できる。第1スリット構造SL1は、製造過程で支持体として用いられる。第1スリット構造SL1は、酸化物、窒化物、エアギャップなどの絶縁物質を含むことができる。第1スリット構造SL1の内部において、積層物STは、導電膜Cの代わりに第3犠牲膜を含むことができる。また、第1スリット構造SL1の内部に積層物STを貫通するコンタクトプラグが位置することも可能である。
【0044】
第2スリット構造SL2は、積層物STと交差し、第1方向Iに拡張される。製造過程で積層物ST内の犠牲膜を導電膜に代替する通路としてスリットを用いることができ、当該スリット内に第2スリット構造SL2が形成される。第2スリット構造SL2は、導電物質を含むか、絶縁物質を含むか、これらを組み合わせて含むことができる。実施例として、第2スリット構造SL2は、ソースコンタクト構造および絶縁スペーサを含むことができる。
【0045】
第2スリット構造SL2は、セル領域CRの内部に位置し、ダミー領域DMまたはコンタクト領域CTRに拡張される。第2スリット構造SL2は、セル領域CRと第1プレーンエッジ領域PE1との境界に位置し、コンタクト領域CTRと第1プレーンエッジ領域PE1との境界、またはダミー領域DMと第1プレーンエッジ領域PE1との境界に沿って拡張される。第2スリット構造SL2は、セル領域CRと第2プレーンエッジ領域PE2との境界に位置し、コンタクト領域CTRと第2プレーンエッジ領域PE2との境界、またはダミー領域DMと第2プレーンエッジ領域PE2との境界に沿って拡張される。
【0046】
このような構造によれば、半導体装置は、複数のメモリブロックMBを含むことができる。メモリブロックMBのうち第1プレーンエッジ領域PE1または第2プレーンエッジ領域PE2と隣接したメモリブロックは、ダミーメモリブロックD_MBであってもよい。ダミーメモリブロックD_MBは、メモリブロックMBと同一または類似の構造を有することができる。ダミーメモリブロックD_MBは、データを記憶しなくてもよい。あるいは、ダミーメモリブロックD_MBは、リダンダンシーメモリブロックであってもよく、リペア動作のためのリダンダンシーメモリセルを含むことができる。
【0047】
図3Cを参照すれば、半導体装置は、少なくとも1つの絶縁構造ISまたは少なくとも1つのダミー絶縁構造D_ISをさらに含むか、これを組み合わせてさらに含むことができる。
【0048】
絶縁構造ISは、積層物ST内に位置し、第2方向IIに拡張される。実施例として、絶縁構造ISは、コンタクト領域CTRに位置し、第1プレーンエッジ領域PE1まで拡張されるか、第2プレーンエッジ領域PE2まで拡張されるか、第1プレーンエッジ領域PE1および第2プレーンエッジ領域PE2まで拡張される。
【0049】
第2スリット構造SL2は、第1方向Iに拡張され、絶縁構造ISまたはダミー絶縁構造D_ISと交差できる。第2スリット構造SL2は、絶縁構造ISの第3部分と交差し、第1部分P1または第2部分P2から離隔することができる。製造過程で、絶縁構造ISを形成した後に、第2スリット構造SL2を形成することができる。実施例として、絶縁構造ISおよび積層物STをエッチングしてスリットを形成した後に、スリット内に第2スリット構造SL2を形成することができる。この時、スリットが第1曲線エッジCE1または第2曲線エッジCE2と重なると、重なった部分が相対的に狭い幅に形成されうるので、第1曲線エッジCE1または第2曲線エッジCE2から離隔するように第2スリット構造SL2を形成することができる。
【0050】
ダミー絶縁構造D_ISは、絶縁構造ISと類似の構造を有することができる。ダミー絶縁構造D_ISは、積層物ST内に位置し、第2方向IIに拡張される。ダミー絶縁構造D_ISは、ダミー領域DMに位置し、第1プレーンエッジ領域PE1まで拡張されるか、第2プレーンエッジ領域PE2まで拡張されるか、第1プレーンエッジ領域PE1および第2プレーンエッジ領域PE2まで拡張される。ダミー絶縁構造D_ISは、積層物STに含まれた導電膜Cを貫通する深さを有してもよい。ダミー領域DMにダミー絶縁構造D_ISを形成することにより、積層物STに含まれた犠牲膜を導電膜Cに代替する過程で導電膜Cの間にブリッジが誘発されることを最小化または防止することができる。
【0051】
コンタクトプラグCTは、積層物STまたは絶縁構造ISを貫通できる。第1スリット構造SL1は、積層物ST内に位置し、絶縁構造ISと交差できる。第2スリット構造SL2は、積層物ST内に位置し、絶縁構造ISまたはダミー絶縁構造D_ISと交差できる。第3支持体SP3は、積層物STまたはダミー絶縁構造D_ISを貫通できる。
【0052】
第1支持体SP1のうち少なくとも1つの第1支持体SP1は、積層物STの第1プレーンエッジ領域PE1を貫通できる。第1支持体SP1のうち少なくとも1つの第1支持体SP1は、絶縁構造ISの第3部分P3またはダミー絶縁構造D_ISの第3部分P3を貫通できる。参照として、第1支持体SP1が絶縁構造ISまたはダミー絶縁構造D_ISの第1部分P1を貫通することも可能である。
【0053】
同様に、第2支持体SP2のうち少なくとも1つの第2支持体SP2は、積層物STの第2プレーンエッジ領域PE2を貫通できる。第2支持体SP2のうち少なくとも1つの第2支持体SP2は、絶縁構造ISの第3部分P3またはダミー絶縁構造D_ISの第3部分P3を貫通できる。参照として、第2支持体SP2が絶縁構造ISまたはダミー絶縁構造D_ISの第2部分P2を貫通することも可能である。
【0054】
積層物STの第1プレーンエッジ領域PE1は、第1部分PE1_P1および第2部分PE1_P2を含むことができる。第1部分PE1_P1が、第2部分PE1_P2に比べてプレーンエッジに近く位置してもよい。実施例として、第1部分PE1_P1は、交互に積層された第1犠牲膜S1および第1絶縁膜I1を含むことができる。第2部分PE1_P2は、交互に積層された導電膜Cおよび第3絶縁膜I3を含むことができる。
【0055】
第1プレーンエッジ領域PE1は、階段構造を含まないか、コンタクト領域CTRと隣接した部分に限って階段構造を含むことができる。実施例として、第1プレーンエッジ領域PE1において、第1部分PE1_P1は、階段構造を含まず、第2部分PE1_P2は、階段構造を含むことができる。
【0056】
絶縁構造ISの第1部分P1は、第1プレーンエッジ領域PE1の第1部分PE1_P1に位置してもよい。絶縁構造ISの第3部分P3は、第1プレーンエッジ領域PE1の第2部分PE1_P2に位置してもよい。第1支持体SP1は、第1部分PE1_P1、第2部分PE1_P2、または第3部分P3を貫通できる。
【0057】
同様に、積層物STの第2プレーンエッジ領域PE2は、第1部分PE2_P1および第2部分PE2_P2を含むことができる。第1部分PE2_P1が、第2部分PE2_P2に比べてプレーンエッジに近く位置してもよい。実施例として、第1部分PE2_P1は、交互に積層された第2犠牲膜S2および第2絶縁膜I2を含むことができる。第2部分PE2_P2は、交互に積層された導電膜Cおよび第3絶縁膜I3を含むことができる。
【0058】
第2プレーンエッジ領域PE2は、階段構造を含まないか、コンタクト領域CTRと隣接した部分に限って階段構造を含むことができる。実施例として、第2プレーンエッジ領域PE2において、第1部分PE2_P1は、階段構造を含まず、第2部分PE2_P2は、階段構造を含むことができる。
【0059】
絶縁構造ISの第2部分P2は、第2プレーンエッジ領域PE2の第1部分PE2_P1に位置してもよい。第2支持体SP2は、第1部分PE2_P1、第2部分PE2_P2、または第3部分P3を貫通できる。
【0060】
図4Aおよび図4Bは、本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。図4Aは、図3CのC-C’断面図であり、図4Bは、図3CのD-D’断面図である。以下、先に説明された内容と重複した内容は省略して説明する。
【0061】
図4Aおよび図4Bを参照すれば、半導体装置は、積層物STと、絶縁構造ISとを含むことができる。積層物STは、交互に積層された第1物質膜および第2物質膜を含むことができる。積層物STは、部分に応じて膜の構成が異なっていてもよい。
【0062】
図4Aを参照すれば、積層物の第1部分PE1_P1は、交互に積層された犠牲膜43および絶縁膜42を含むことができる。図4Bを参照すれば、積層物STのコンタクト領域CTRは、交互に積層された導電膜41および絶縁膜42を含むことができる。導電膜41は、ワードライン、ビットライン、選択ラインなどであってもよい。導電膜41は、ポリシリコン、タングステン、モリブデン、金属などの導電物質を含むことができる。絶縁膜42は、積層された導電膜41を相互絶縁させるためのものであってもよい。絶縁膜42は、酸化物、窒化物、エアギャップなどを含むことができる。
【0063】
絶縁構造ISの第1部分P1は、第1深さD1で積層物ST内に位置してもよい。絶縁構造ISの第3部分P3は、第2深さD2で積層物ST内に位置してもよい。第2深さD2は、第1深さD1に比べて大きくてもよい。
【0064】
積層物STは、コンタクト領域CTRに階段構造を含むことができる。絶縁構造ISの底面がコンタクト領域CTRの階段構造に当接し、コンタクト領域CTRの階段構造に対応する階段形状を有することができる。第1部分P1の底面は、階段構造を含まないか、コンタクト領域CTRと隣接した部分に限って階段構造を含むことができる。第3部分P3の底面は、階段構造を含むことができる。
【0065】
絶縁構造ISの第2部分P2は、第1部分P1と類似の構造を有することができる。第2部分P2は、第3部分P3に比べて浅い深さで積層物ST内に位置してもよい。第2部分P2は、階段構造を含まないか、コンタクト領域CTRと隣接した部分に限って階段構造を含むことができる。
【0066】
図5は、本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。図5は、図3Cのセル領域CRの断面図である。以下、先に説明された内容と重複した内容は省略して説明する。
【0067】
図5を参照すれば、半導体装置は、積層物STと、貫通構造PSとを含むことができる。半導体装置は、第2スリット構造SL2またはベース50をさらに含むか、これらを組み合わせてさらに含むことができる。
【0068】
ベース50上に積層物STが位置してもよい。ベース50は、半導体基板であるか、ポリシリコン、金属などを含むソース構造であってもよい。半導体基板がソース領域を含むことも可能である。
【0069】
積層物STは、交互に積層された導電膜51および絶縁膜52を含むことができる。貫通構造PSは、積層物STを貫通し、ベース50まで拡張される。貫通構造PSと導電膜51との交差領域にメモリセルが位置してもよい。貫通構造PSに沿ってメモリセルが積層される。
【0070】
実施例として、貫通構造PSは、チャネル構造であってもよい。チャネル構造は、積層物STを貫通するチャネル膜53を含むことができる。チャネル構造は、チャネル膜53の外壁を取り囲むメモリ膜54またはチャネル膜53内の絶縁コア55をさらに含むことができる。メモリ膜54は、トンネリング膜、データ記憶膜、またはブロッキング膜を含むか、これらを組み合わせて含むことができる。チャネル構造は、積層物STを貫通してソース構造またはソース領域に連結される。実施例として、チャネル膜53がソース構造と直接連結されるか、エピタキシャル方式で成長した半導体パターンを介してソース構造と連結される。
【0071】
実施例として、貫通構造PSは、電極構造であってもよい。電極構造は、積層物STを貫通する電極膜を含むことができ、電極膜の外壁または内壁を取り囲むメモリ膜をさらに含むことができる。メモリ膜は、可変抵抗物質を含むことができる。
【0072】
第2スリット構造SL2は、積層物STを貫通し、ベース50まで拡張される。第2スリット構造SL2は、ソース構造と電気的に連結されたソースコンタクト構造57と、ソースコンタクト構造57の側壁を取り囲む絶縁スペーサ56とを含むことができる。ソースコンタクト構造57は、ポリシリコン、タングステン、モリブデン、金属などの導電物質を含むことができる。ソースコンタクト構造57は、ソース構造またはソース領域に電気的に連結可能である。
【0073】
図6Aおよび図6Bは、本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。図6Aおよび図6Bは、図3Cのコンタクト領域CTRの断面図である。以下、先に説明された内容と重複した内容は省略して説明する。
【0074】
図6Aを参照すれば、半導体装置は、積層物STと、第1絶縁構造IS1および第2絶縁構造IS2とを含むことができる。半導体装置は、第1コンタクトプラグCT1または第2コンタクトプラグCT2をさらに含むか、これらを組み合わせてさらに含むことができる。
【0075】
積層物STは、交互に積層された導電膜61および絶縁膜62を含むことができる。第1トレンチT1は、積層物STを一部深さ貫通し、第1トレンチT1内に第1絶縁構造IS1が位置してもよい。第1トレンチT1によってコンタクト領域CTRに階段構造が定義され、階段構造によって導電膜61がそれぞれ露出できる。第1絶縁構造IS1の底面は、コンタクト領域CTRの階段構造から転写された階段構造を含むことができる。第1コンタクトプラグCT1は、第1絶縁構造を貫通して導電膜61にそれぞれ連結される。
【0076】
第2トレンチT2は、第1トレンチT1と異なる深さで積層物STを貫通できる。第2トレンチT2内に第2絶縁構造IS2が位置してもよい。第2トレンチT2によってコンタクト領域CTRに階段構造が定義され、階段構造によって導電膜61がそれぞれ露出できる。第1トレンチT1の階段構造と第2トレンチT2の階段構造とは、互いに異なるレベルに位置してもよい。第2絶縁構造IS2の底面は、コンタクト領域CTRの階段構造から転写された階段構造を含むことができる。第2絶縁構造IS2の階段構造と第1絶縁構造IS1の階段構造とは、互いに異なるレベルに位置してもよい。第2コンタクトプラグCT2は、第2絶縁構造IS2を貫通して導電膜61にそれぞれ連結される。
【0077】
図6Aを参照すれば、階段構造が左右対称である実施例が示されたが、階段構造が左右非対称であることも可能である。図6Bを参照すれば、第3トレンチT3は、左側と右側の階段形状が異なっていてもよい。左側階段の各段の幅Wまたは高さHが、右側階段の各段の幅W’または高さH’と異なっていてもよい。第3トレンチT3内に第3絶縁構造IS3が位置してもよい。第3絶縁構造IS3の底面は、第3トレンチT3から転写された非対称の階段構造を含むことができる。第3コンタクトプラグCT3は、第3絶縁構造IS3を貫通して導電膜61にそれぞれ連結される。
【0078】
図7A図11Aおよび図7B図11Bは、本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。図7Aおよび図7Bは、コンタクト領域の断面図である。図8A図11Aは、平面図であり、図8B図11Bは、図8A図11AのE-E’断面図である。以下、先に説明された内容と重複した内容は省略して説明する。
【0079】
図7Aを参照すれば、ベース80上に積層物STを形成することができる。積層物STは、第1プレーンエッジ領域、第2プレーンエッジ領域の間に位置したコンタクト領域を含むことができる。積層物STは、第3方向IIIに積層された膜81を含むことができる。それぞれの膜81は、少なくとも1つの第1物質膜および少なくとも1つの第2物質膜を含むことができる。第1物質膜は、導電物質を含むか、犠牲物質を含むことができる。第2物質膜は、絶縁物質を含むことができる。
【0080】
次いで、本図面には示さないが、積層物STを貫通する貫通構造、第1スリット構造、支持体などを形成することができる。実施例として、積層物STを貫通する第1スリットを形成した後に、第1スリット内に第1スリット構造を形成することができる。
【0081】
次いで、積層物ST内に第1トレンチT1を形成することができる。第1トレンチT1は、第1方向Iに隣り合ってもよい。実施例として、積層物ST上に第1マスクパターン71を形成した後、第1マスクパターン71をエッチングバリアとして積層物STをエッチングする。次いで、第1マスクパターン71を縮小させた後、積層物STをエッチングする。このように、第1マスクパターン71を縮小させ、積層物STをエッチングする過程を繰り返し行うことにより、第1トレンチT1を形成することができる。第1トレンチT1によって積層物ST内に第1方向Iに伸びる階段構造が定義される。第1トレンチT1それぞれの底面に一対の階段構造が定義され、両側の階段構造が対称形状を有することができる。第1トレンチT1は、同一の幅を有するか、異なる幅を有してもよい。次いで、第1マスクパターン71を除去することができる。
【0082】
図7Bを参照すれば、積層物ST内に第2トレンチT2を形成することができる。実施例として、積層物ST上に第2マスクパターン72を形成する。第2マスクパターン72は、第1トレンチT1に対応して位置した開口部を含むことができる。次いで、第2マスクパターン72をエッチングバリアとして積層物STをエッチングする。また、第2マスクパターン72を縮小させた後、積層物STをエッチングする過程を繰り返し行う。これにより、第1レベルLV1に位置した階段構造を形成することができる。第2トレンチT2は、第1トレンチT1を下部に拡張させた形状を有することができる。次いで、第2マスクパターン72を除去することができる。
【0083】
参照として、第2トレンチT2のそれぞれの底面に一対の階段構造が定義され、両側の階段構造が対称形状または非対称形状を有することができる。第2マスクパターン72の開口部の中心と第1トレンチT1の中心とが整列されると、対称形状の階段構造が形成される。第2マスクパターン72の開口部の中心と第1トレンチT1の中心とが誤整列されると、非対称形状の階段構造が形成される。また、第1トレンチT1のうち少なくとも1つの第1トレンチT1は、開口部に露出せず、第1トレンチT1の形状をそのまま維持することができる。
【0084】
図8Aおよび図8Bを参照すれば、積層物ST上に第3マスクパターン73を形成することができる。第3マスクパターン73は、第2トレンチT2のうち少なくとも1つの第2トレンチT2を露出させる少なくとも1つの開口部を含むことができる。次いで、第3マスクパターン73をエッチングバリアとして積層物STをエッチングして第3トレンチT3を形成することができる。積層物STがエッチングされた深さだけ第2トレンチT2が下部に拡張され、階段構造が下部に転写される。これにより、第2レベルLV2に位置した少なくとも1つの階段構造を形成することができる。次いで、第3マスクパターン73を除去することができる。
【0085】
第3マスクパターン73の開口部は、コンタクト領域CTRに位置してもよい。開口部は、第1プレーンエッジ領域PE1まで拡張され、第1プレーンエッジ領域PE1に位置した第1曲線エッジを含むことができる。開口部は、第2プレーンエッジ領域PE2まで拡張され、第2プレーンエッジ領域PE2に位置した第2曲線エッジを含むことができる。
【0086】
第3トレンチT3は、第3マスクパターン73の開口部に対応する形状を有することができる。第3トレンチT3は、コンタクト領域CTRに位置してもよい。第3トレンチT3は、第1プレーンエッジ領域PE1まで拡張され、第1プレーンエッジ領域PE1に位置した第1曲線エッジCE1を含むことができる。第3トレンチT3は、第2プレーンエッジ領域PE2まで拡張され、第2プレーンエッジ領域PE2に位置した第2曲線エッジCE2を含むことができる。
【0087】
図9Aおよび図9Bを参照すれば、積層物ST上に第4マスクパターン74を形成することができる。第4マスクパターン74は、少なくとも1つの第2トレンチT2および少なくとも1つの第3トレンチT3を露出させる開口部を含むことができる。次いで、第4マスクパターン74をエッチングバリアとして積層物STをエッチングして第4トレンチT4または第5トレンチT5を形成することができる。積層物STがエッチングされた深さだけ第2トレンチT2が下部に拡張され、階段構造が下部に転写される。これにより、第3レベルLV3に位置した階段構造が形成される。また、積層物STがエッチングされた深さだけ第3トレンチT3が下部に拡張され、階段構造が下部に転写される。これにより、第4レベルLV4に位置した階段構造が形成される。次いで、第4マスクパターン74を除去することができる。
【0088】
第4マスクパターン74の開口部は、コンタクト領域CTRに位置してもよい。開口部は、第1プレーンエッジ領域PE1まで拡張され、第1プレーンエッジ領域PE1に位置した第1曲線エッジを含むことができる。開口部は、第2プレーンエッジ領域PE2まで拡張され、第2プレーンエッジ領域PE2に位置した第2曲線エッジを含むことができる。
【0089】
第4トレンチT4または第5トレンチT5は、第4マスクパターン74の開口部に対応する形状を有することができる。第4トレンチT4または第5トレンチT5は、コンタクト領域CTRに位置し、第1プレーンエッジ領域PE1または第2プレーンエッジ領域PE2まで拡張される。第4トレンチT4または第5トレンチT5は、第1プレーンエッジ領域PE1に位置した第1曲線エッジCE1または第2プレーンエッジ領域PE2に位置した第2曲線エッジCE2を含むことができる。
【0090】
図10Aおよび図10Bを参照すれば、積層物ST上に第5マスクパターン75を形成することができる。第5マスクパターン75は、少なくとも1つの第4トレンチT4および少なくとも1つの第5トレンチT5を露出させる開口部を含むことができる。次いで、第5マスクパターン75をエッチングバリアとして積層物STをエッチングして第6トレンチT6または第7トレンチT7を形成することができる。積層物STがエッチングされた深さだけ第4トレンチT4が下部に拡張され、階段構造が下部に転写される。これにより、第5レベルLV5に位置した階段構造が形成される。また、積層物STがエッチングされた深さだけ第5トレンチT5が下部に拡張され、階段構造が下部に転写される。これにより、第6レベルLV6に位置した階段構造が形成される。次いで、第5マスクパターン75を除去することができる。
【0091】
第5マスクパターン75の開口部は、コンタクト領域CTRに位置してもよい。開口部は、第1プレーンエッジ領域PE1まで拡張され、第1プレーンエッジ領域PE1に位置した第1曲線エッジを含むことができる。開口部は、第2プレーンエッジ領域PE2まで拡張され、第2プレーンエッジ領域PE2に位置した第2曲線エッジを含むことができる。
【0092】
第6トレンチT6または第7トレンチT7は、第5マスクパターン75の開口部に対応する形状を有することができる。第6トレンチT6または第7トレンチT7は、コンタクト領域CTRに位置し、第1プレーンエッジ領域PE1または第2プレーンエッジ領域PE2まで拡張される。第6トレンチT6または第7トレンチT7は、第1プレーンエッジ領域PE1に位置した第1曲線エッジCE1または第2プレーンエッジ領域PE2に位置した第2曲線エッジCE2を含むことができる。
【0093】
図11Aおよび図11Bを参照すれば、積層物STが第1~第7トレンチT1~T7を含む。第1~第7トレンチT1~T7は、互いに異なる深さを有してもよい。また、第1~第7トレンチT1~T7によって互いに異なるレベルに位置した階段構造がそれぞれ定義される。第1~第7トレンチT1~T7のうち相対的にアスペクト比が大きいトレンチは、第1プレーンエッジ領域PE1または第2プレーンエッジ領域PE2に位置した曲線エッジを含むことができる。実施例として、第3~第7トレンチT3~T7は、曲線エッジを含むことができる。
【0094】
第1~第7トレンチT1~T7内に第1~第7絶縁構造85A~85Gをそれぞれ形成することができる。実施例として、第1~第7トレンチT1~T7を含む積層物ST上に絶縁膜を形成する。絶縁物質を蒸着した後に、熱処理工程を行って絶縁膜を形成することができる。次いで、積層物STの表面が露出するまで絶縁膜を平坦化することにより、第1~第7絶縁構造85A~85Gを形成することができる。絶縁膜は、酸化物、窒化物などの絶縁物質を含むことができる。
【0095】
第1~第7絶縁構造85A~85Gを形成する過程で、第1~第7トレンチT1~T7の形状、深さなどによって絶縁物質が異常に満たされたり、後続の工程でストレスが誘発されることがある。例えば、トレンチの終端に角張った角を含んだり、丸まった角の曲率が十分でないことがある。この場合、トレンチ内に絶縁物質が異常に蒸着されうる。絶縁物質を蒸着した後に、熱処理工程などを行う時、角にストレスが集中し、絶縁膜内にクラックが誘発されうる。相対的にアスペクト比が大きい第3~第7トレンチT3~T7の場合、このような現象が深刻になりうる。したがって、相対的にアスペクト比が大きい第3~第7トレンチT3~T7は、平面において曲線エッジを含むことができる。第3~第7トレンチT3~T7が曲線エッジを含む場合、絶縁物質が正常に蒸着される。また、曲線エッジによってストレスが分散するので、絶縁膜内にクラックが誘発されることを防止または最小化することができる。
【0096】
第1方向Iおよび第2方向IIに定義された平面において、第1~第7絶縁構造85A~85Gは、第1方向Iの幅を有し、第2方向IIの長さを有してもよい。第1~第7絶縁構造85A~85Gは、実質的に同一の幅を有するか、異なる幅を有してもよい。第1~第7絶縁構造85A~85Gは、実質的に同一の長さを有するか、異なる長さを有してもよい。第1方向Iおよび第3方向IIIに定義された断面において、第1~第7絶縁構造85A~85Gは、第3方向IIIの高さを有してもよい。第1~第7絶縁構造85A~85Gは、実質的に同一の高さを有するか、異なる高さを有してもよい。第1~第7絶縁構造85A~85Gの底面は、互いに異なるレベルに位置してもよい。第1~第7絶縁構造85A~85Gは、互いに異なるレベルに位置した階段構造をそれぞれ含むことができる。
【0097】
次いで、本図面には示さないが、貫通構造、第1スリット構造、第2スリット構造、支持体、コンタクトプラグなどを形成するための工程が追加的に行われてもよい。実施例として、積層物を貫通する第2スリットを形成した後に、第2スリットを介して第1物質膜を導電膜に代替可能である。次いで、第2スリット内に第2スリット構造を形成することができる。
【0098】
一方、積層物STに形成されるトレンチの個数、深さ、階段構造などは、必要に応じて変更可能である。トレンチは、コンタクト領域だけでなく、ダミー領域にも形成される。ダミー領域に位置したトレンチは、コンタクト領域に位置したトレンチとともに形成されるか、別の工程で形成されてもよい。
【0099】
以上、添付した図面を参照して、本発明の技術的思想による実施例を説明したが、これは本発明の概念による実施例を説明するためのものに過ぎず、本発明は上記の実施例に限定されない。特許請求の範囲に記載の本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって実施例に対する多様な形態の置換、変形および変更が可能であり、これも本発明の範囲に属する。
【符号の説明】
【0100】
PL:プレーン PE:プレーンエッジ領域
PC:プレーンセンター領域 E1:第1エッジ
E2:第2エッジ E3:第3エッジ
E4:第4エッジ PE1:第1プレーンエッジ領域
PE2:第2プレーンエッジ領域 CTR:コンタクト領域
CE1:第1曲線エッジ CE2:第2曲線エッジ
ST:積層物 IS:絶縁構造
IS1:第1絶縁構造 IS2:第2絶縁構造
SE1:第1直線エッジ SE2:第2直線エッジ
CR:セル領域 DM:ダミー領域
CTR:コンタクト領域 PS:貫通構造
SP1:第1支持体 SP2:第2支持体
SP3:第3支持体 CT:コンタクトプラグ
CT1:第1コンタクトプラグ CT2:第2コンタクトプラグ
CT3:第3コンタクトプラグ SL1:第1スリット構造
SL2:第2スリット構造 D_MB:ダミーメモリブロック
MB:メモリブロック C:導電膜
S1:第1犠牲膜 S2:第2犠牲膜
I1:第1絶縁膜 I2:第2絶縁膜
I3:第3絶縁膜 T1:第1トレンチ
T2:第2トレンチ T3:第3トレンチ
T4:第4トレンチ T5:第5トレンチ
T6:第6トレンチ T7:第7トレンチ
D_IS:ダミー絶縁構造 41:導電膜
42:絶縁膜 43:犠牲膜
50:ベース 51:導電膜
52:絶縁膜 53:チャネル膜
54:メモリ膜 55:絶縁コア
61:導電膜 62:絶縁膜
71:第1マスクパターン 72:第2マスクパターン
73:第3マスクパターン 74:第4マスクパターン
85A:第1絶縁構造 85B:第2絶縁構造
85C:第3絶縁構造 85D:第4絶縁構造
85E:第5絶縁構造 85F:第6絶縁構造
85G:第7絶縁構造
図1A
図1B
図1C
図2A
図2B
図2C
図2D
図3A
図3B
図3C
図4A
図4B
図5
図6A
図6B
図7A
図7B
図8A
図8B
図9A
図9B
図10A
図10B
図11A
図11B