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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023180738
(43)【公開日】2023-12-21
(54)【発明の名称】情報処理システム及び情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 40/166 20200101AFI20231214BHJP
   G06F 40/131 20200101ALI20231214BHJP
【FI】
G06F40/166
G06F40/131
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022094283
(22)【出願日】2022-06-10
(71)【出願人】
【識別番号】306037311
【氏名又は名称】富士フイルム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】木戸 孝
(72)【発明者】
【氏名】中村 洋一
【テーマコード(参考)】
5B109
【Fターム(参考)】
5B109ND04
5B109QA01
5B109TB03
5B109VA09
5B109VC03
(57)【要約】
【課題】系統図をより効率よく作成することを可能とする情報処理システム及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】本開示の情報処理システムは、第1構成要素を表現するための文章の一部である単語が入力された場合に、入力された単語の特徴量と複数の第1構成要素に含まれる各単語の特徴量との類似度を算出し、類似度が高い単語を含む文章により表現される第1構成要素を提示する第1支援処理と、第1構成要素を表現するための文章が入力された場合に、入力された文章の特徴量と複数の第1構成要素の各文章の特徴量との類似度を算出し、類似度が高い文章により表現される第1構成要素に対応する第2構成要素を提示する第2支援処理と、のうち少なくともいずれか一方を実行する。
【選択図】図13
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の単語を含む文章により表現される構成要素が互いに関連付けられて複数配置された系統図の作成を支援する情報処理システムであって、
複数の第1構成要素と複数の第2構成要素とが互いに対応付けられ、前記第1構成要素及び前記第2構成要素のそれぞれに、文章及び各単語の特徴量、又は、文章の特徴量が付されたデータを蓄積するデータベースと、
少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
前記第1構成要素を表現するための文章の一部である単語が入力された場合に、入力された単語の特徴量と複数の前記第1構成要素に含まれる各単語の特徴量との類似度を算出し、類似度が高い単語を含む文章により表現される前記第1構成要素を提示する第1支援処理と、
前記第1構成要素を表現するための文章が入力された場合に、入力された文章の特徴量と複数の前記第1構成要素の各文章の特徴量との類似度を算出し、類似度が高い文章により表現される前記第1構成要素に対応する前記第2構成要素を提示する第2支援処理と、
のうち少なくともいずれか一方を実行する
情報処理システム。
【請求項2】
前記プロセッサは、支援要求を受けた場合に、前記第1支援処理又は前記第2支援処理を実行する
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記プロセッサは、更新指示を受けた場合に、新たな前記第1構成要素及び前記第2構成要素を用いて前記特徴量を更新する
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記系統図を作成する系統図作成処理と、
前記系統図に配置された各構成要素に関連する情報を作成者が記入するための表を、前記系統図と紐づけてディスプレイに表示させる表示処理と、を実行する
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記系統図は、機能系統図であって、
前記第1構成要素と前記第2構成要素とは、一方が目的、他方が前記目的に対する手段の関係で対応付けられている
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記系統図は、原因結果系統図であって、
前記第1構成要素と前記第2構成要素とは、一方が原因、他方が前記原因に対する結果の関係で対応付けられている
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
複数の単語を含む文章により表現される構成要素が互いに関連付けられて複数配置された系統図の作成を支援する情報処理方法であって、
複数の第1構成要素と複数の第2構成要素とが互いに対応付けられ、前記第1構成要素及び前記第2構成要素のそれぞれに、文章及び各単語の特徴量、又は、文章の特徴量が付されたデータを蓄積し、
前記第1構成要素を表現するための文章の一部である単語が入力された場合に、入力された単語の特徴量と複数の前記第1構成要素に含まれる各単語の特徴量との類似度を算出し、類似度が高い単語を含む文章により表現される前記第1構成要素を提示する第1支援処理と、
前記第1構成要素を表現するための文章が入力された場合に、入力された文章の特徴量と複数の前記第1構成要素の各文章の特徴量との類似度を算出し、類似度が高い文章により表現される前記第1構成要素に対応する前記第2構成要素を提示する第2支援処理と、
のうち少なくともいずれか一方を実行する
情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
製品等の開発業務において、課題の達成又は問題解決等のために系統図の作成が行われている。このような系統図として、VE(Value Engineering)活動における機能系統図、QC(Quality Control)活動における原因結果系統図等が知られている。
【0003】
例えば、VE活動は、製品の機能及びコストを検討することにより、機能的及びコスト的により価値の高い製品を創造するための組織的な活動である。このようなVE活動は、例えば、対象の設定、対象の機能定義、機能の評価、改善案の作成、及び改善案の実施の順に進められる。対象の機能定義は、対象の機能を活動メンバー間で検討して定義付けし、定義付けされた各機能の相互関係を「目的」と「手段」の関係に照らして機能系統図として整理するステップである。
【0004】
機能系統図の作成は、VE活動の成否を左右する最も重要な作業であるが、作成者のVE活動に関する習熟度、事前検討の充実度等によって、その結果が大きく左右されるという問題点がある。そこで、特許文献1では、機能系統図を効率良く作成することを可能とするVE活動支援装置が提案されている。特許文献1には、複数の構成要素からなる構成図を画面表示させるとともに、当該構成図上で特定の構成要素が指定されると、当該構成要素に対して予め定義付けられた全ての機能を表示させることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003-030280号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のように、特許文献1に記載の技術は、指定された構成要素に対して予め定義付けられた全ての機能を表示させることによりVE活動を支援するものであるが、表示された機能は、機能系統図を作成するための参考資料として使用されるものである。すなわち、特許文献1に記載の技術では、各機能の相互関係(例えば、目的と手段との観点からの上下関係)については機能系統図の作成者が決定する必要がある。
【0007】
本開示の技術は、系統図をより効率よく作成することを可能とする情報処理システム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本開示の情報処理システムは、複数の単語を含む文章により表現される構成要素が互いに関連付けられて複数配置された系統図の作成を支援する情報処理システムであって、複数の第1構成要素と複数の第2構成要素とが互いに対応付けられ、第1構成要素及び第2構成要素のそれぞれに、文章及び各単語の特徴量、又は、文章の特徴量が付されたデータを蓄積するデータベースと、少なくとも1つのプロセッサと、を備え、プロセッサは、第1構成要素を表現するための文章の一部である単語が入力された場合に、入力された単語の特徴量と複数の第1構成要素に含まれる各単語の特徴量との類似度を算出し、類似度が高い単語を含む文章により表現される第1構成要素を提示する第1支援処理と、第1構成要素を表現するための文章が入力された場合に、入力された文章の特徴量と複数の第1構成要素の各文章の特徴量との類似度を算出し、類似度が高い文章により表現される第1構成要素に対応する第2構成要素を提示する第2支援処理と、のうち少なくともいずれか一方を実行する。
【0009】
プロセッサは、支援要求を受けた場合に、第1支援処理又は第2支援処理を実行することが好ましい。
【0010】
プロセッサは、更新指示を受けた場合に、新たな第1構成要素及び第2構成要素を用いて特徴量を更新することが好ましい。
【0011】
プロセッサは、系統図を作成する系統図作成処理と、系統図に配置された各構成要素に関連する情報を作成者が記入するための表を、系統図と紐づけてディスプレイに表示させる表示処理と、を実行することが好ましい。
【0012】
系統図は、機能系統図であって、第1構成要素と第2構成要素とは、一方が目的、他方が目的に対する手段の関係で対応付けられていることが好ましい。
【0013】
系統図は、原因結果系統図であって、第1構成要素と第2構成要素とは、一方が原因、他方が原因に対する結果の関係で対応付けられていることが好ましい。
【0014】
本開示の情報処理方法は、複数の単語を含む文章により表現される構成要素が互いに関連付けられて複数配置された系統図の作成を支援する情報処理方法であって、複数の第1構成要素と複数の第2構成要素とが互いに対応付けられ、第1構成要素及び第2構成要素のそれぞれに、文章及び各単語の特徴量、又は、文章の特徴量が付されたデータを蓄積し、第1構成要素を表現するための文章の一部である単語が入力された場合に、入力された単語の特徴量と複数の第1構成要素に含まれる各単語の特徴量との類似度を算出し、類似度が高い単語を含む文章により表現される第1構成要素を提示する第1支援処理と、第1構成要素を表現するための文章が入力された場合に、入力された文章の特徴量と複数の第1構成要素の各文章の特徴量との類似度を算出し、類似度が高い文章により表現される第1構成要素に対応する第2構成要素を提示する第2支援処理と、のうち少なくともいずれか一方を実行する。
【発明の効果】
【0015】
本開示の技術によれば、系統図をより効率よく作成することを可能とする情報処理システム及び情報処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】第1実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を模式的に示す図である。
図2】コンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3】情報処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
図4】系統図を概念的に示す図である。
図5】系統図作成画面の一例を示す図である。
図6】データの構成の一例を示す図である。
図7】第1支援処理の概要を示す図である。
図8】第1支援処理を詳細に説明する図である。
図9】第2支援処理の概要を示す図である。
図10】第2支援処理の概要を示す図である。
図11】第2支援処理の流れを示すフローチャートである。
図12】第2支援処理を詳細に説明する図である。
図13】情報処理システムによる系統図作成処理全体の流れを示すシーケンス図である。
図14】第1変形例に係る第2支援処理を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る情報処理システム2の構成の一例を模式的に示す。情報処理システム2は、ユーザ端末3と、支援サーバ4と、管理者端末5とを含む。ユーザ端末3、支援サーバ4、及び管理者端末5は、ネットワークNを介して相互に通信可能に接続されている。ネットワークNは、インターネット、LAN(Local Area Network)などである。
【0018】
情報処理システム2は、業務上の課題解決などのために、対象となる製品等を構成要素に分解して整理し、全体像を把握して解決手段を検討することを目的とした「系統図」の作成を可能とする。系統図とは、複数の単語を含む文章により表現される構成要素が互いに関連付けられて複数配置されたものである。
【0019】
本実施形態において作成される系統図は、「機能系統図」である。機能系統図は、企業が提供する製品又はサービスの価値を向上させるためのVE活動において作成される。VEとは、VEを適用する対象の価値を機能とコストで定義し、機能とコストの両面を追求して価値の向上を図る手法である。特に、対象となる具体的な事物を、その働き(すなわち機能)について言語表現で抽象化することにより、革新的な価値の向上を図ることができる。
【0020】
VE活動では、まず、部品や作業工程などの対象を構成する個々の構成要素の機能を、名詞と動詞で簡潔に言語化することにより定義する。例えば、対象の構成要素が「時計」である場合には、時計の機能を「時刻を示す」と言語化することにより定義する。そして、定義した個々の構成要素の機能を、目的とその目的に対する手段との関係で整理して展開することにより機能系統図を作成する。
【0021】
ユーザ端末3は、系統図を作成する作成者であるユーザ3Aにより操作される。管理者端末5は、情報処理システム2を管理するシステム管理者5Aにより操作される。支援サーバ4は、ユーザ端末3からの支援要求に応じて、系統図の作成を支援する。支援サーバ4は、系統図を構成する構成要素を作成する際の「構成要素の言語化(すなわち文章作成)」と、系統図を展開する際の「構成要素の配置」とを支援する。
【0022】
ユーザ端末3、支援サーバ4、及び管理者端末5は、それぞれ一例として図2に示すコンピュータ100により構成される。図2は、コンピュータ100のハードウェア構成の一例を示す。コンピュータ100は、例えば、プロセッサ101、記憶装置102、入力装置103、ディスプレイ104、通信I/F(Interface)105、外部I/F106、及びバス107を有する。
【0023】
プロセッサ101は、記憶装置102に格納された作動プログラム及びデータを読み出して処理を実行することにより、コンピュータ100の各機能を実現する演算装置である。プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。
【0024】
記憶装置102は、プロセッサ101が処理を実行する際の作動プログラム、データ等を格納する。記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ストレージデバイス等のデバイスである。
【0025】
入力装置103は、マウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチ操作により入力を受け付けるタッチパネル等のデバイスである。入力装置103は、コンピュータ100に各操作信号を入力するために用いられる。
【0026】
ディスプレイ104は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスであり、コンピュータ100による処理結果等を表示する。なお、入力装置103及びディスプレイ104は、タッチパネル内蔵ディスプレイのように一体的に形成されていてもよい。
【0027】
通信I/F105は、コンピュータ100をネットワークNに接続するための通信インタフェースである。外部I/F106は、コンピュータ100に外部装置を接続するためのインタフェースである。外部I/F106は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の記憶媒体等の外部装置をコンピュータ100に接続するためのインタフェースである。バス107は、上記の各部に接続され、アドレス信号、データ信号、各種制御信号等を伝送する。
【0028】
図3は、情報処理システム2の機能構成の一例を示す。ユーザ端末3、支援サーバ4、及び管理者端末5は、それぞれプロセッサ101(図2参照)で所定の作動プログラムを実行することにより、各種機能を実現する。これらの各種機能は、ハードウェアによって実現されたものであってもよい。
【0029】
ユーザ端末3は、通信部31、入力受付部32、表示制御部33、系統図作成支援部34、及びデータ格納部35を有する。通信部31は、通信I/F105(図2参照)を用いて、ユーザ端末3をネットワークNに接続し、支援サーバ4及び管理者端末5と通信を行う。入力受付部32は、ユーザ3Aが入力装置103(図2参照)を操作することに応じて生成される操作信号を受け付ける。表示制御部33は、ディスプレイ104に各種の情報を表示させる表示制御を行う。
【0030】
系統図作成支援部34は、表示制御部33を介してディスプレイ104に系統図作成画面を表示させ、入力受付部32が受け付けた操作信号に基づいて、系統図10を作成する処理を実行する。ユーザ3Aは、ディスプレイ104に表示された系統図作成画面を見ながら、入力装置103を操作することにより、系統図10を作成することができる。
【0031】
データ格納部35は、記憶装置102(図2参照)により構成され、系統図10及び表12を格納する。表12は、VE活動において、系統図10に配置された各構成要素に関連する情報を記入するための表である。表12は、系統図10に紐づけられてディスプレイ104に表示される。ユーザ3Aは、入力装置103を用いて表12に適宜情報を記入することができる。
【0032】
支援サーバ4は、通信部41、第1支援処理部42、第2支援処理部43、及びデータベース44を有する。通信部41は、通信I/F105(図2参照)を用いて、支援サーバ4をネットワークNに接続し、ユーザ端末3及び管理者端末5と通信を行う。
【0033】
第1支援処理部42は、ユーザ端末3から送信される構成要素の文書作成についての支援要求(以下、第1支援要求という。)に応じて第1支援処理を行い、第1支援処理により生成した第1支援情報をユーザ端末3へ送信する。第1支援処理とは、例えば、ユーザ3Aが文章を作成する際に入力した「名詞」に対して、機能表現の候補として可能性の高い「動詞」を含む文章を提示することにより、機能表現を表す文書作成を支援する処理である。なお、第1支援処理は、入力した「名詞」に対して「動詞」を含む文章を提示することには限られず、「形容詞」等を含む文章を提示することを含む処理であってもよい。
【0034】
第2支援処理部43は、ユーザ端末3から送信される構成要素の配置についての支援要求(以下、第2支援要求という。)に応じて第2支援処理を行い、第2支援処理により生成した第2支援情報をユーザ端末3へ送信する。第2支援処理とは、例えば、ユーザ3Aがある構成要素に対して下位の構成要素を配置しようとする際に、ユーザ3Aが指定した構成要素が表す機能を「目的」として、その目的の機能を実現する「手段」を表す機能の候補を提示する処理である。
【0035】
データベース44は、記憶装置102(図2参照)により構成され、データ20、及び作成済みの系統図10を蓄積する。データベース44は、ユーザ端末3及び管理者端末5に対するネットワークドライブとして機能する。詳しくは後述するが、データ20は、複数の第1構成要素と複数の第2構成要素とが互いに対応付けられ、第1構成要素及び第2構成要素のそれぞれに文章及び各単語の特徴量が付されたものである。データ20は、第1支援処理部42による第1支援処理と、第2支援処理部43による第2支援処理とに用いられる。
【0036】
管理者端末5は、通信部51、入力受付部52、及び特徴量更新処理部54を有する。通信部51は、通信I/F105(図2参照)を用いて、管理者端末5をネットワークNに接続し、支援サーバ4と通信を行う。入力受付部52は、ユーザ3Aが入力装置103(図2参照)を操作することに応じて生成される操作信号を受け付ける。
【0037】
特徴量更新処理部54は、入力受付部52が更新指示を受け付けた場合に、支援サーバ4から作成済みの系統図10を取得して特徴量を更新する特徴量更新処理を実行する。具体的には、特徴量更新処理部54は、作成済みの系統図10に含まれる構成要素間の関係を用いて特徴量を再計算する。すなわち、特徴量更新処理部54は、作成済みの系統図10に含まれる新たな第1構成要素及び第2構成要素を用いて特徴量を更新する。
【0038】
特徴量更新処理部54は、特徴量更新処理により更新した特徴量を支援サーバ4へ送信する。データベース44に蓄積されたデータ20は、支援サーバ4が管理者端末5から受信した特徴量により更新される。すなわち、特徴量更新処理部54により、データベース44に蓄積されたデータ20が更新される。
【0039】
図4は、系統図10を概念的に示す。本実施形態では、系統図10は、機能系統図であって、目的を達成するために具体的な手段を系統的に展開した図である。系統図10は、左側に概念的に上位の機能が表現された構成要素が配置され、右側に下位の機能が表現された構成要素が配置される。各構成要素は、下位の構成要素に対しては目的となり、上位の構成要素に対しては手段となる。
【0040】
図5は、系統図作成画面の一例を示す。系統図作成画面には、ユーザ3Aにより作成される系統図10及び表12が表示される。図5に示す例では、系統図10には、機能が文章により表された複数の構成要素F1~F6が配置されている。構成要素F1の下位に構成要素F2,F3が配置されており、構成要素F2の下位に構成要素F4~F6が配置されている。
【0041】
系統図10に隣接して表12が配置されている。表12には、ユーザ3Aが各構成要素に対する代替案、アイデア、評価等を記入することを可能とする記入欄が設けられている。
【0042】
図6は、データ20の構成の一例を示す。データ20は、複数の第1構成要素(構成要素1-1~1-n)と複数の第2構成要素(構成要素2-1~2-n)とが互いに対応付けられたものである。本実施形態では、第1構成要素と第2構成要素とは、目的とその目的に対する手段との関係で対応付けられている。
【0043】
第1構成要素及び第2構成要素には、それぞれ特徴量が付されている。第1構成要素の特徴量には、第1構成要素を表す文章の言語的特徴量と、第1構成要素を表す文章に含まれる各単語の言語的特徴量とが含まれる。同様に、第2構成要素の特徴量には、第2構成要素を表す文章の言語的特徴量と、第2構成要素を表す文章に含まれる各単語の言語的特徴量とが含まれる。言語的特徴量とは、単語又は文章の特徴を数値化して表したものであり、自然言語処理の分野で知られている。具体的には、本実施形態の特徴量は、構成要素を表現する文書の単語の出現パターンを数値化して、構成要素に含まれる単語と構成要素を表現する文書との特徴を数値的に表現したものである。特徴量は、例えば、特徴量ベクトルとして表現される。
【0044】
図7は、第1支援処理部42による第1支援処理の概要を示す。ユーザ3Aは、系統図10を作成する際に、ユーザ端末3の入力装置103を用いて機能を表す文章を入力する。この際、ユーザ3Aは、入力装置103を用いて支援を要求することができる。例えば、図7に示すように、ユーザ3Aは、文章の一部を入力した段階で、入力装置103を用いて支援要求の入力操作を行う。
【0045】
第1支援処理部42は、ユーザ端末3から支援要求を受けると、第1支援処理を実行することにより生成した第1支援情報をユーザ端末3へ送信する。例えば、図7に示すように、第1支援情報は、小ウィンドウ22にプルダウンメニューとして表示される。小ウィンドウ22には、ユーザ3Aにより入力された単語の特徴量と類似度が高い単語を含む文章が複数表示される。ユーザ3Aは、入力装置103を用いて、小ウィンドウ22に表示された複数の文章から1つの文章を選択することにより、所望の機能に適した文章を入力することができる。
【0046】
図7に示す例では、ユーザ3Aは、構成要素F2の欄に「ロータを」と入力した段階で支援要求を行い、提示された複数の文章から「ロータを回す」を選択することにより、構成要素F2の機能を表す文章の入力を完成させている。
【0047】
図8は、第1支援処理を詳細に説明する。第1支援処理部42は、第1構成要素を表現するための文章の一部である単語が入力され、かつ支援要求を受けた場合に、入力された単語の特徴量と複数の第1構成要素に含まれる各単語の特徴量との類似度を算出する。そして、第1支援処理部42は、類似度が高い単語(例えば、類似度が一定値以上の単語)を含む文章により表現される第1構成要素を抽出して提示する。なお、例えば、特徴量が特徴量ベクトルとして表現される場合には、類似度を、特徴量ベクトル間の距離(ユークリッド距離、マハラノビス距離等)として表すことができる。第2支援処理部43により算出される類似度についても同様である。
【0048】
このように、第1支援処理部42は、単語の特徴量の類似度に基づいて抽出処理を実行する。このため、第1支援処理部42は、データ20に含まれる構成要素の中に、入力された単語と完全に一致する単語を含む構成要素が存在しない場合であっても、類似した特徴を有する単語を含む構成要素を抽出して提示することができる。
【0049】
図8に示す例では、第1支援処理部42は、「ロータ」という単語の特徴量と、構成要素1-1~1-nに含まれる各単語の特徴量との類似度を算出し、類似度が一定値以上の単語を含む構成要素1-1及び構成要素1-2を抽出している。第1支援処理部42は、抽出した1以上の第1構成要素を、第1支援情報としてユーザ端末3へ送信する。
【0050】
図9及び図10は、第2支援処理部43による第2支援処理の概要を示す。ユーザ3Aは、例えば図7に示すように、構成要素F2を作成した後、構成要素F2に対する下位の構成要素を配置しようとする際に、入力装置103を用いて支援を要求することができる。
【0051】
第2支援処理部43は、ユーザ端末3から支援要求を受けると、第2支援処理を実行することにより生成した第2支援情報をユーザ端末3へ送信する。例えば、図9に示すように、第2支援情報は、小ウィンドウ24内に表示される。小ウィンドウ24には、支援対象の構成要素F2に対する下位の構成要素の候補として、複数の構成要素が提示されている。
【0052】
図9に示す例では、ユーザ3Aが構成要素F2を作成した後、支援要求を行うことにより、小ウィンドウ24内に第1候補及び第2候補が提示されている。ユーザ3Aが、入力装置103を用いて1つの候補を選択することにより、構成要素F2の下位に1以上の構成要素が配置される。図10は、ユーザ3Aが第1候補を選択することにより、構成要素F2の下位に構成要素F4~F6が配置された例を示している。
【0053】
図11は、第2支援処理の流れを示す。図12は、第2支援処理を詳細に説明する。第2支援処理部43は、第1構成要素を表現するための文章が入力され、かつ支援要求を受けた場合に、入力された文章の特徴量と複数の第1構成要素の各文章の特徴量との類似度を算出する(ステップS10)。次に、第2支援処理部43は、類似度が高い文章(例えば、類似度が一定値以上の文章)により表現される第1構成要素を抽出し(ステップS11)、抽出した第1構成要素に対応する第2構成要素を抽出する(ステップS12)。そして、第2支援処理部43は、抽出した第2構成要素を提示する(ステップS13)。
【0054】
このように、第2支援処理部43は、文章の特徴量の類似度に基づいて抽出処理を実行する。このため、第2支援処理部43は、データ20に含まれる構成要素の中に、支援対象の文章と完全に一致する文章含む構成要素が存在しない場合であっても、類似した特徴を有する文章を含む構成要素を抽出して提示することができる。
【0055】
図12に示す例では、第2支援処理部43は、「ロータを回す」という文章の特徴量と、構成要素1-1~1-nを表す各文章の特徴量との類似度を算出し、類似度が一定値以上の単語を含む構成要素1-1及び構成要素1-2を抽出している。そして、第2支援処理部43は、抽出した構成要素1-1及び構成要素1-2に対応する構成要素2-1及び構成要素2-2を抽出している。第2支援処理部43は、抽出した1以上の第2構成要素を、第2支援情報としてユーザ端末3へ送信する。
【0056】
図13は、情報処理システム2による系統図作成処理全体の流れを示す。まず、ユーザ端末3は、ユーザ3Aが入力装置103を用いて系統図作成開始指示を入力すると(ステップS20)、ディスプレイ104に系統図作成画面を表示させる表示処理を行う(ステップS21)。ユーザ3Aは、系統図作成画面に従って系統図10の作成を行い、機能を表す文章を入力する際に支援が必要となった場合に、入力装置103を用いて第1支援要求操作を行う(ステップS22)。ユーザ端末3は、ユーザ3Aが第1支援要求操作を行ったことに応じて、第1支援要求を支援サーバ4へ送信する(ステップS23)。
【0057】
支援サーバ4は、第1支援要求を受けると第1支援処理を実行し(ステップS24)、第1支援処理により生成した第1支援情報をユーザ端末3へ送信する(ステップS25)。ユーザ3Aは、第1支援情報に基づいて文章の入力を完成させることができる。
【0058】
続いて、ユーザ3Aは、ある構成要素に対する下位の構成要素を配置しようとする際に支援が必要となった場合に、入力装置103を用いて第2支援要求操作を行う(ステップS26)。ユーザ端末3は、ユーザ3Aが第2支援要求操作を行ったことに応じて、第2支援要求を支援サーバ4へ送信する(ステップS27)。
【0059】
支援サーバ4は、第2支援要求を受けると第2支援処理を実行し(ステップS28)、第2支援処理により生成した第2支援情報をユーザ端末3へ送信する(ステップS29)。ユーザ3Aは、第2支援情報に基づいて構成要素の配置を完成させることができる。
【0060】
続いて、ユーザ3Aは、系統図10の作成が完成した場合に、入力装置103を用いて系統図作成終了操作を行う(ステップS30)。ユーザ端末3は、ユーザ3Aが系統図作成終了操作を行ったことに応じて、作成済みの系統図10を支援サーバ4へ送信する(ステップS31)。支援サーバ4は、受信した系統図10をデータベース44に蓄積する(ステップS32)。
【0061】
システム管理者5Aは、任意のタイミングでデータ20の更新指示操作を行うことができる。管理者端末5は、システム管理者5Aにより更新指示操作が行われた場合には(ステップS33)、支援サーバ4に対して系統図10の読み出しを要求する(ステップS34)。支援サーバ4は、管理者端末5からの要求に応じてデータベース44に蓄積された系統図10を読み出して、管理者端末5へ送信する(ステップS35)。
【0062】
管理者端末5は、支援サーバ4から受信した系統図10を用いて特徴量更新処理を実行する(ステップS36)。特徴量更新処理では、系統図10に含まれる第1構成要素及び第2構成要素を用いて、言語的特徴量算出の計算処理が行われる。管理者端末5は、特徴量更新処理により更新した特徴量を支援サーバ4へ送信する(ステップS37)。支援サーバ4では、管理者端末5から受信した特徴量によりデータ20が更新される(ステップS38)。具体的には、管理者端末5から受信した単語及び文章の特徴量が、第1構成要素及び第2構成要素に付される。管理者端末5は、システム管理者5Aが指定する任意のタイミングで、系統図10に含まれる構成要素の機能表現、目的、及び手段の関係を学習データとして、単語及び文章と機能との関係を特徴量として学習することにより、新たな知識をデータ20に追加する。
【0063】
この後、支援サーバ4は、ユーザ端末3から支援要求(第1支援要求又は第2支援要求)を受けた場合に、更新されたデータ20を用いて第1支援処理又は第2支援処理を実行する。
【0064】
従来、系統図10を作成するには、ユーザ3Aは対象に関する知識又は経験が必要であり、知識又は経験が浅い対象については、系統図10を作成することは困難であった。しかし、本開示の情報処理システム2は、ユーザ3Aからの支援要求に応じて第1支援処理又は第2支援処理を実行するので、知識又は経験が浅い対象についても、系統図10をより効率よく作成することができる。例えば、ユーザ3Aは、支援サーバ4から支援を受けることで、予め登録されていない新規領域又は新規分野の対象に対しても、系統図10を作成することができる。
【0065】
以下に、上記第1実施形態の変形例について説明する。
【0066】
[第1変形例]
第1実施形態では、概念的に上位の機能から下位の機能へ展開するように系統図10が作成されているが、下位の機能から上位の機能へ遡るように系統図10が作成される場合がある。このため、支援サーバ4の第2支援処理部43は、支援対象の構成要素に対する下位の構成要素を提示することに限られず、支援対象の構成要素に対する上位の構成要素を提示してもよい。
【0067】
例えば、第2支援処理部43は、下位の構成要素を配置する際に、「目的」としての機能の入力に対して、その目的の機能を実現する「手段」を表す機能の候補を提示する。また、第2支援処理部43は、上位の構成要素に遡る際に、「手段」としての機能の入力に対して、その「目的」となる機能の候補を提示する。例えば、前者は、「時刻(time)を示す」という目的の入力に対して、「時(hours)を示す」、「分(minutes)を示す」、及び「秒(seconds)を示す」という手段の候補を提示する処理である。後者は、「時(hours)を示す」という手段の入力に対して、「時刻(time)を示す」、及び「時間を測定する」という目的の候補を提示する処理である。
【0068】
図14は、第1変形例に係る第2支援処理を説明する。図14では、第1構成要素を下位(すなわち手段)とし、第2構成要素を上位(すなわち目的)としている。本変形例に係る第2支援処理は、第1構成要素と第2構成要素との関係が異なること以外は、第1実施形態に係る第2支援処理と同様である。
【0069】
本変形例によれば、ユーザ3Aは、下位方向へ構成要素を展開する際に加えて、上位方向へ構成要素を遡る際に支援を受けることができるので、系統図10を容易に、かつ網羅的に作成することが可能となる。
【0070】
[第2変形例]
第1実施形態では、管理者端末5の特徴量更新処理部54は、作成済みの系統図10を用いて特徴量を算出することによりデータ20を更新しているが、作成済みの系統図10に加えて、外部から取得した特許文献情報などの情報を用いてデータ20を更新してもよい。例えば、管理者端末5は、特許公報に記載の[課題]及び[解決手段]などの情報をデータ格納部53に蓄積し、作成済みの系統図10と蓄積した情報とに基づいてデータ20を更新する。なお、管理者端末5は、特許公報に記載の情報を蓄積する際には、特許公報に記載の情報を、系統図10上の構成要素の機能を表す言語表現に変換することが好ましい。
【0071】
[その他の変形例]
第1実施形態では、系統図10を機能系統図としている。機能系統図は、製品を構成する部品を分析して作成すること、製品の動作を分析して作成すること、製品の機能を検討して作成することなどが可能である。機能系統図では、第1構成要素と第2構成要素とは、一方が目的、他方が目的に対する手段の関係で対応付けられる。
【0072】
系統図10は、このような機能系統図には限られず、原因結果系統図であってもよい。原因結果系統図では、第1構成要素と前記第2構成要素とは、一方が原因、他方が原因に対する結果の関係で対応付けられる。このような原因結果系統図は、例えば、QC活動において作成される。
【0073】
また、上記第1実施形態では、支援サーバ4において第1支援処理及び第2支援処理を実行しているが、ユーザ端末3において第1支援処理及び第2支援処理を実行してもよい。この場合、支援サーバ4は、コンピュータとして機能するものである必要はなく、ユーザ端末3に対して支援用のプログラム、データ20等を提供するネットワークドライブとして機能するものであってもよい。
【0074】
また、上記第1実施形態では、第1構成要素及び第2構成要素のそれぞれに文章及び各単語の特徴量が付されているが、文章の特徴量のみが付されていてもよい。すなわち、第1構成要素及び第2構成要素のそれぞれに、文章及び各単語の特徴量、又は、文章の特徴量が付されていればよい。
【0075】
上記実施形態において、情報処理システム2に含まれる各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造は、次に示すような各種のプロセッサ(processor)である。上記実施形態において、ユーザ端末3、支援サーバ4、及び管理者端末5のそれぞれがコンピュータ100で構成され、各コンピュータ100に含まれる複数のプロセッサ101が情報処理システム2のプロセッサに対応する。なお、情報処理システム2に含まれるコンピュータ100の数、及びコンピュータ100のプロセッサ101の数は、それぞれ3つに限られず、1以上であればよい。すなわち、情報処理システム2は、1つのコンピュータ100で構成されていてもよい。
【0076】
各種のプロセッサには、CPU、プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、専用電気回路等が含まれる。CPUは、周知のとおりソフトウエア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサである。PLDは、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の、製造後に回路構成を変更可能なプロセッサである。専用電気回路は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである。
【0077】
1つの処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合せ(例えば、複数のFPGAや、CPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成
してもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、1つ以上のCPUとソフトウエアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのICチップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
【0078】
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)である。
【0079】
本開示は、上記実施形態及び変形例に限らず、要旨を逸脱しない限り種々の構成を採用し得ることはもちろんである。さらに、本開示は、プログラムに加えて、プログラムを非一時的に記憶する、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体にもおよぶ。
【符号の説明】
【0080】
2 情報処理システム
3 ユーザ端末
3A ユーザ
4 支援サーバ
5 管理者端末
5A システム管理者
10 系統図
12 表
20 データ
22 小ウィンドウ
24 小ウィンドウ
31 通信部
32 入力受付部
33 表示制御部
34 系統図作成支援部
35 データ格納部
41 通信部
42 第1支援処理部
43 第2支援処理部
44 データベース
51 通信部
52 入力受付部
54 特徴量更新処理部
100 コンピュータ
101 プロセッサ
102 記憶装置
103 入力装置
104 ディスプレイ
105 通信I/F
106 外部I/F
107 バス
F1~F6 構成要素
N ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
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図12
図13
図14