(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023088009
(43)【公開日】2023-06-26
(54)【発明の名称】画像読取装置および画像形成装置
(51)【国際特許分類】
H04N 1/04 20060101AFI20230619BHJP
H04N 1/10 20060101ALI20230619BHJP
G03B 27/50 20060101ALI20230619BHJP
【FI】
H04N1/04 105
H04N1/10
G03B27/50 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021202620
(22)【出願日】2021-12-14
(71)【出願人】
【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
(74)【代理人】
【識別番号】100090527
【弁理士】
【氏名又は名称】舘野 千惠子
(72)【発明者】
【氏名】河村 一茂
【テーマコード(参考)】
2H108
5C072
【Fターム(参考)】
2H108AA01
2H108JA10
5C072AA01
5C072BA01
5C072BA20
5C072DA02
5C072DA04
5C072EA05
5C072FB23
5C072LA02
5C072LA07
5C072MA01
5C072MB01
5C072XA01
(57)【要約】
【課題】装置の大型化を招くことなく、フレキシブルケーブルの光学走査ユニットによる巻き込みの発生を防止可能な画像読取装置を提供する。
【解決手段】載置される原稿の読取面であるコンタクトガラス7と、光学走査ユニット16と、一端が光学走査ユニット16に接続され、他端が固定部21に接続され、コンタクトガラス7と筐体4の内側底面との間で湾曲した断面形状有するフレキシブルケーブル30と、を備えた画像読取装置102であって、フレキシブルケーブル30は、光学走査ユニット16のホームポジションにおける保持部22から、固定部24までの水平方向の離間距離L2の略中央となる位置23に、フレキシブルケーブル30を撓ませて凹部33を形成する負荷部材24を有し、負荷部材24は、フレキシブルケーブル30の表面を構成する材料と帯電列上における位置が近い材料で構成されている画像読取装置102。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
載置される原稿の読取面であるコンタクトガラスと、
前記コンタクトガラスの読取領域を移動して原稿を読み取るイメージセンサ、及び前記イメージセンサを副走査方向へ移動可能に保持するキャリッジを有する光学走査ユニットと、
一端が前記光学走査ユニットに接続され、他端が前記光学走査ユニットを収容する筐体の内側底面の固定部に接続され、前記コンタクトガラスと前記筐体の内側底面との間で湾曲した断面形状有するフレキシブルケーブルと、を備えた画像読取装置であって、
前記キャリッジは、副走査方向往路の先頭側となる面に前記フレキシブルケーブルを保持する保持部を有し、
前記フレキシブルケーブルは、前記光学走査ユニットのホームポジションにおける前記保持部から、前記固定部までの水平方向の離間距離の略中央となる位置に、前記フレキシブルケーブルを撓ませて凹部を形成する負荷部材を有し、
前記負荷部材は、前記フレキシブルケーブルの表面を構成する材料と帯電列上における位置が近い材料で構成されていることを特徴とする画像読取装置。
【請求項2】
前記フレキシブルケーブルは、前記負荷部材により形成される前記凹部の両側を含む2以上の凸部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記固定部は、前記光学走査ユニットの副走査方向の走査範囲の略中心となる位置に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記負荷部材及び前記負荷部材により形成された前記フレキシブルケーブルの凹部は、前記コンタクトガラス及び前記筐体の内側底面に接触することなく、前記光学走査ユニットの副走査方向の移動に伴い変位することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記キャリッジは、前記フレキシブルケーブルの前記保持部と前記固定部との間の長さを調整する調整手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記調整手段は、回転により前記フレキシブルケーブルを巻取り可能なネジ部材であることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記フレキシブルケーブルの表面がポリエステルを含む材料からなり、
前記負荷部材が、ポリエステル、ポリカーボネート、ABS樹脂、ポリスチレン、ウレタン樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、及びシリコン樹脂のいずれかを含む材料からなることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれかに記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置および画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
画像読取装置としては、ファクシミリや複写機あるいはプリンタとスキャナ機能を併有する複合機等の画像形成装置に装備されるものや、独立して画像読取装置として使用されるものがある。そのような画像読取装置には、固定された読取光学系に対し原稿を移動させて読み取りを行う形式の他、載置台に載置されている原稿を移動する光学系により読み取る走査形式がある。後者の形式には、主走査方向に配置された読取素子を備えたキャリッジを、これを収容している読取装置の筐体において副走査方向に移動させる構成が知られている。
【0003】
キャリッジの読取信号や、キャリッジの駆動電力を装置本体側との間で授受する媒体として、フレキシブルフラットケーブル(FFC)(以下、「フレキシブルケーブル」という)を備える構成が知られている。フレキシブルケーブルの一端はキャリッジ側に、他端側は本体側にそれぞれ固定され、走査に伴ってフレキシブルケーブルが原稿戴置部であるコンタクトガラスと本体との間で湾曲されつつ移動されるよう構成された装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
高さ方向の小型化を図った画像読取装置では、フレキシブルケーブルがコンタクトガラスと接触する構成となっている。この構成では、キャリッジが副走査方向に往復移動するのに伴い、フレキシブルケーブルがコンタクトガラスとの接離を頻繁に繰り返すこととなる。このような動作を繰り返すことで、フレキシブルケーブルの損傷の原因ともなり、また、摩擦により生じた静電気によりフレキシブルケーブルがコンタクトガラスの底面に吸着し、移動する光学走査ユニットがフレキシブルケーブルを巻き込んでしまうおそれがある。さらに、コンタクトガラスにフレキシブルケーブルからのごみや埃等が付着し、読取に支障を来すおそれがある。コンタクトガラスの表面が汚れると、読取信号にノイズが混入し、画質を著しく低下させることとなる。
【0005】
これに対し、特許文献1では、フレキシブルケーブルの湾曲部がコンタクトガラスに接触するのを防止するための離間手段を設けた構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、フレキシブルケーブルとコンタクトガラスとの離間手段として、フレキシブルケーブルの複数個所に固定された軸と軸の両端に取付けられたコロを有する構成、及びフレキシブルケーブルを間にして対向配置された2つのローラと、該ローラの連結部材と、ガイドを有する構成が開示されている。しかしながら、いずれの離間手段も複雑な構成であるため、コストアップにつながる。
【0007】
一方、フレキシブルケーブルとコンタクトガラスとの接触を防止するためには、双方の離間距離を確保する必要があり、画像読取装置の大型化につながるという課題がある。
これに対し、フレキシブルケーブルを完全にコンタクトガラスから離間させることなく、接触面積や接触している時間を低減し、静電気の発生を低減することができれば、上述のような問題、特にフレキシブルケーブルの光学走査ユニットによる巻き込み等を防止することができると考えられる。
【0008】
そこで本発明は、装置の大型化を招くことなく、フレキシブルケーブルの光学走査ユニットによる巻き込みの発生を防止可能な画像読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の画像読取装置は、載置される原稿の読取面であるコンタクトガラスと、前記コンタクトガラスの読取領域を移動して原稿を読み取るイメージセンサ、及び前記イメージセンサを副走査方向へ移動可能に保持するキャリッジを有する光学走査ユニットと、一端が前記光学走査ユニットに接続され、他端が前記光学走査ユニットを収容する筐体の内側底面の固定部に接続され、前記コンタクトガラスと前記筐体の内側底面との間で湾曲した断面形状有するフレキシブルケーブルと、を備えた画像読取装置であって、前記キャリッジは、副走査方向往路の先頭側となる面に前記フレキシブルケーブルを保持する保持部を有し、前記フレキシブルケーブルは、前記光学走査ユニットのホームポジションにおける前記保持部から、前記固定部までの水平方向の離間距離の略中央となる位置に、前記フレキシブルケーブルを撓ませて凹部を形成する負荷部材を有し、前記負荷部材は、前記フレキシブルケーブルの表面を構成する材料と帯電列上における位置が近い材料で構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、装置の大型化を招くことなく、フレキシブルケーブルの光学走査ユニットによる巻き込みの発生を防止可能な画像読取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例を示す外観模式図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る画像読取装置の一例であって、
図1の画像形成装置を構成する走査読取部の概略構成図である。
【
図3】
図2の走査読取部のX-Xの断面模式図である。
【
図5】フレキシブルケーブルの長さを調整する調整手段の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の画像読取装置および画像形成装置について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
【0013】
図1は、本発明に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の実施の形態を示した外観模式図である。なお、後述する画像読取装置としてはイメージスキャナ等に適用してもよく、画像形成装置としてはイメージスキャナを有する複写機やファクシミリ装置、さらには複写機能とファクシミリ機能等を備えた複合機等に適用することも可能である。
【0014】
図1において、本実施形態の画像形成装置は、画像形成部101、本発明に係る画像読取装置としての走査読取部102、及び自動原稿搬送部(以下、「ADF」ともいう)103を含んで構成されている。
ADF103は、走査読取部102に対してヒンジ等の開閉機構を介して開閉自在に取付けられている。
【0015】
画像形成部101は、画像形成手段を構成するものであり、図示せぬ露光装置と、複数の感光体ドラムと、各感光体ドラムの周囲に設置された異なる色(シアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk))のトナーを有する現像装置と、転写ベルトと、定着装置とを備えている。
【0016】
走査読取部102によって読み取られ、色別分解された画像情報に基づいて、複数の感光体ドラムに色分けして画像を形成し、給紙部から供給された記録紙に感光体ドラム上のトナーを重ね合わせて転写した後、定着装置により記録紙に転写されたトナー画像のトナーを溶融して、記録紙にカラー画像を定着するようになっている。
【0017】
図2は、本発明の実施形態に係る画像読取装置の一例であって、
図1の画像形成装置を構成する走査読取部102の概略構成図である。
本実施形態の画像読取装置(走査読取部)102は、
図2に示すように、載置される原稿の読取面であるコンタクトガラス7と、筐体4内に光学走査ユニット16を備えている。
【0018】
光学走査ユニット16は、コンタクトガラス7の読取領域Wを移動して原稿を読み取るイメージセンサ、及びイメージセンサを副走査方向(図中、矢印B方向)へ移動可能に保持するキャリッジを有している。イメージセンサは、主走査方向を長手方向(図中、矢印A方向)としている。
光学走査ユニット16は、詳しくは、イメージセンサであるCCD(電荷結合素子)、光源、レンズ、及びミラーを保持し、図示しない駆動手段によって、副走査方向(B方向)に移動されることによって、コンタクトガラス7に戴置された原稿の2次元カラー画像を読み取るようになっている。
【0019】
読取情報である電気的信号は、光学走査ユニット16に取り付けられたCCDを含む基板から、ケーブルを通じて、筐体4の内側底面側に設けられた本体側基板に送られる。ケーブルとしては、省スペース化に好適なフレキシブルケーブルが用いられる。
【0020】
図1に示したADF103は、例えば、原稿トレイと、該原稿トレイに載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離してコンタクトガラス7に向かって搬送する各種ローラ等からなる給紙部を備えている。また、ADF103は、各種ローラ等からなる排紙部を備えており、コンタクトガラス7上の原稿は、走査読取部102の光学走査ユニット16によって読み取られた後、排紙トレイに排紙される。
【0021】
また、ADF103は、光学走査ユニット16が副走査方向(B方向)に移動してコンタクトガラス7に載置された原稿を読み取る際に、原稿をコンタクトガラス7に押し付けて固定する原稿押部としての機能も有している。
コンタクトガラス7は、走査読取部102の筐体4の上部に設けられており、筐体4の上面を構成している。
【0022】
図3は、
図2に示す走査読取部102のX-Xの断面の模式図であり、
図4は
図3の部分拡大図である。
光学走査ユニット16は、
図3及び
図4に示す所定のホームポジション(待機位置)から副走査方向へ移動することにより原稿を読み取る。
【0023】
図3及び
図4に示すように、光学走査ユニット16には、給電用又は信号送受信用のフレキシブルケーブル30が接続されている。
フレキシブルケーブル30は、一端が光学走査ユニット16の基板17に接続され、他端が光学走査ユニット16を収容する筐体4の内側底面の固定部21に接続され、コンタクトガラス7と筐体4の内側底面との間で湾曲した断面形状有している。固定部21は、筐体4に設けられた本体側基板と電気的に接続されている。
【0024】
光学走査ユニット16のキャリッジは、副走査方向往路の先頭側となる面にフレキシブルケーブル30を保持する保持部22を有している。
フレキシブルケーブル30は、光学走査ユニット16のホームポジションにおける保持部22から、固定部21までの水平方向の離間距離L2の略中央となる位置23に、フレキシブルケーブル30を撓ませて凹部33を形成する負荷部材24を有している。(図中、L3=L2/2である。)
【0025】
フレキシブルケーブル30は、負荷部材24を有することにより、固定部21からの立ち上がり部31のコシの影響を受けることなく撓みを生じ、凹部33を形成することができる。負荷部材24が設けられていない場合、フレキシブルケーブル30のコンタクトガラス7との対向する領域は全体として凸状であり、広範囲にコンタクトガラス7と接触することとなる。
これに対し、本実施形態では凸状部の略中央部分に凹部33が形成され、凹部33の両側に形成される凸部(32,34)を含む2以上の凸部を有することとなり、フレキシブルケーブル30とコンタクトガラス7との接触領域が小さくなる。
【0026】
なお、フレキシブルケーブル30は、外観上、使用者などから見えない位置、あるいは見えにくい位置に配置されていることが好ましい。光学走査ユニット16が副走査方向Bへの往復移動する際、フレキシブルケーブル30がコンタクトガラス7に接触することによる影響を低減することができる。
【0027】
負荷部材24は、フレキシブルケーブル30の表面を構成する材料と帯電列上における位置が近い材料で構成される。これにより静電気の発生を低減ないし防止することができる。
フレキシブルケーブル30は、一般的にその表面がポリエステルを含む材料で被覆されているため、負荷部材24の材質としては、例えば、ポリエステル、ポリカーボネート、ABS樹脂、ポリスチレン、ウレタン樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、及びシリコン樹脂のいずれかを含む材料からなることが好ましい。
【0028】
なお、負荷部材24は、
図3及び
図4の例ではフレキシブルケーブル30の上面(コンタクトガラス7と対向する面)に設けられているが、これに限定されず、フレキシブルケーブル30をコンタクトガラス7から離間する方向に撓ませて凹部33を形成することができる限り、フレキシブルケーブル30のいずれの面に設けられてもよい。
また、負荷部材24はフレキシブルケーブル30に対し、着脱可能に設けられていてもよく、接着剤等により接着固定されていてもよい。
【0029】
このような構成により、移動する光学走査ユニット16によるフレキシブルケーブル30の巻き込みを防止することができる。
【0030】
なお、固定部21は、光学走査ユニット16の副走査方向Bの走査範囲Lの略中心となる位置に配設されていることが好ましい。この場合、
図3及び
図4においてL2=L/2である。
【0031】
負荷部材24及び負荷部材24により形成されたフレキシブルケーブル30の凹部33は、コンタクトガラス7及び筐体4の内側底面に接触することなく、光学走査ユニット16の副走査方向Bの移動に伴い変位することが好ましい。
凹部33が筐体4の内部底面と接触してしまうと、移動する光学走査ユニット16の下部にフレキシブルケーブル30が巻き込まれるおそれがある。これを防止するために、負荷部材24の重量を調整する、及び/又はフレキシブルケーブル30の長さを調整することが好ましい。
フレキシブルケーブル30の長さを調整するために、例えば、
図3及び
図4に示すように、光学走査ユニット16のキャリッジがフレキシブルケーブル30の保持部22と固定部21との間の長さを調整する調整手段26を備える態様とすることができる。
【0032】
図5は、フレキシブルケーブル30の長さを調整する調整手段の一例を示す図であり、
図5(A)は一例としてのネジ部材(長さ調整ネジ)26の斜視図、
図5(B)はネジ部材にフレキシブルケーブル30を巻き取らせる状態の一例を示した斜視図である。
【0033】
本実施形態において、調整手段は、回転によりフレキシブルケーブル30を巻取り可能なネジ部材26である。
ネジ部材26は、キャリッジに設けられた図示しないネジ穴と回転可能に螺合するネジ部29、フレキシブルケーブル30を巻き取り可能とするための軸部28及び引掛部27を有している。
図5(B)は、
図3及び
図4の断面図で示したように、ネジ部材26にフレキシブルケーブル30が挿通された状態を示している。この状態でネジ部材26を回転させることにより、フレキシブルケーブル30を巻き取り、または巻戻すことができ、フレキシブルケーブル30の長さを適宜調整することができる。
【0034】
本実施形態の画像読取装置によれば、フレキシブルケーブル30とコンタクトガラス7とを離間させるために装置を大型化することがなく、フレキシブルケーブル30の光学走査ユニット16による巻き込みの発生を簡易な構成により防止することができる。
【符号の説明】
【0035】
4 筐体
7 コンタクトガラス
16 光学走査ユニット
21 接続固定部
22 保持部
23 負荷部材
26 ネジ部材(長さ調整ネジ)
27 引掛部
28 軸部
29 ネジ部
30 フレキシブルフラットケーブル(FFC)
101 画像形成部
102 走査読取部(画像読取装置)
103 自動原稿搬送部(ADF)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0036】