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  • 特開-2次冷媒の冷却装置 図1
  • 特開-2次冷媒の冷却装置 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024115772
(43)【公開日】2024-08-27
(54)【発明の名称】2次冷媒の冷却装置
(51)【国際特許分類】
   F25D 17/02 20060101AFI20240820BHJP
   F25D 9/00 20060101ALI20240820BHJP
   F25D 3/10 20060101ALI20240820BHJP
【FI】
F25D17/02 304
F25D9/00 B
F25D3/10 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023021601
(22)【出願日】2023-02-15
(71)【出願人】
【識別番号】320011650
【氏名又は名称】大陽日酸株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100128358
【弁理士】
【氏名又は名称】木戸 良彦
(74)【代理人】
【識別番号】100086210
【弁理士】
【氏名又は名称】木戸 一彦
(72)【発明者】
【氏名】米倉 正浩
【テーマコード(参考)】
3L044
【Fターム(参考)】
3L044AA01
3L044CA03
3L044DB03
3L044FA01
3L044FA04
3L044HA05
3L044JA03
3L044JA05
3L044KA04
(57)【要約】
【課題】リザーブタンク中の2次冷媒の液面位置を一定の高さ以上に維持させ、2次冷媒の冷却中でも熱交換部が2次冷媒の液面から露出することを防止することができる2次冷媒の冷却装置を提供する。
【解決手段】2次冷媒を貯留するリザーブタンク4に、1次冷媒を流通させた熱交換部2を設け、該熱交換部2で、1次冷媒と熱交換することにより冷却された2次冷媒を、負荷部8に循環供給する2次冷媒の冷却装置において、リザーブタンク4に、2次冷媒の液面を維持させる液面維持部材5を設け、液面維持部材5は、内部に非凝縮性ガスが封入されるとともに、封入された非凝縮性ガスの圧力調整機構を備えている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
2次冷媒を貯留するリザーブタンクに、1次冷媒を流通させた熱交換部を設け、該熱交換部で、前記1次冷媒と熱交換することにより冷却された前記2次冷媒を、負荷部に循環供給する2次冷媒の冷却装置において、前記リザーブタンクに、前記2次冷媒の液面を維持させる液面維持部材を設け、
前記液面維持部材は、内部に非凝縮性ガスが封入されるとともに、封入された非凝縮性ガスの圧力調整機構を備えていることを特徴とする2次冷媒の冷却装置。
【請求項2】
前記2次冷媒熱交換部は、金属製パイプをコイル状に巻いて形成され、
前記リザーブタンクは、前記リザーブタンクの上方から下方に亘って回転自在に保持される回転軸と、該回転軸の下端部に設けられ、回転軸と一体に回転して前記2次冷媒を撹拌する撹拌羽根とを備え、
前記液面維持部材は、薄肉金属で中空円筒状に形成されるとともに、中心部に前記回転軸を挿通させる回転軸挿通孔を備え、該回転軸挿通孔に前記回転軸を挿通し、前記2次冷媒熱交換部の内側で、且つ、前記撹拌羽根と接触しない位置に配置されることを特徴とする請求項1記載の2次冷媒の冷却装置。
【請求項3】
前記圧力調整機構は、前記非凝縮性ガスを液面維持部材に導入する非凝縮性ガス導入経路に設けられた圧力調整弁と、前記非凝縮性ガスを液面維持部材から排気する非凝縮性ガス排気経路に設けられ圧力調整弁とを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の2次冷媒の冷却装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2次冷媒の冷却装置に関し、詳しくは、リザーブタンク内に貯留される2次冷媒の液面位置を一定の高さ以上に維持させる構造を備えた2次冷媒の冷却装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、液化窒素等の低温液化ガスの持つ寒冷を利用して、液体状態の2次冷媒を循環制御し、負荷部を低温に維持する2次冷媒の冷却装置が知られている(特許文献1,2を参照。)。低温液化ガスと2次冷媒とを熱交換し、2次冷媒を冷却するための熱交換部を、特許文献1のように2次冷媒の循環経路に設けるものや、特許文献2のように2次冷媒を貯留するリザーブタンク内部に設けるものがあった。特許文献2の熱交換部は、金属製のパイプをコイル状に巻いて形成され、2次冷媒を冷却する低温液化ガスを流通させていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4068108号公報
【特許文献2】国際公開第2014/083810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述の特許文献2の熱交換部は、2次冷媒との伝熱面積を確保するために、2次冷媒の液中に配置されることが好ましいが、2次冷媒の低温下での密度や粘度などの物性値は推算値であることが多く、冷却時における2次冷媒の密度の増加により、2次冷媒の液面が設定上の想定よりも低下し、熱交換部が液面から露出することがあった。熱交換部が2次冷媒の液面から露出すると、伝熱面積が不足し冷却速度が低下したり、2次冷媒を循環させるためのポンプの揚呈が不足し、循環させる2次冷媒の流量が安定しなかったりする不都合があった。
【0005】
そこで本発明は、リザーブタンク中の2次冷媒の液面位置を一定の高さ以上に維持させ、2次冷媒の冷却中でも熱交換部が2次冷媒の液面から露出することを防止することができる2次冷媒の冷却装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の2次冷媒の冷却装置は、2次冷媒を貯留するリザーブタンクに、1次冷媒を流通させた熱交換部を設け、該熱交換部で、前記1次冷媒と熱交換することにより冷却された前記2次冷媒を、負荷部に循環供給する2次冷媒の冷却装置において、前記リザーブタンクに、前記2次冷媒の液面を維持させる液面維持部材を設け、前記液面維持部材は、内部に非凝縮性ガスが封入されるとともに、封入された非凝縮性ガスの圧力調整機構を備えていることを特徴としている。
【0007】
また、前記2次冷媒熱交換部は、金属製パイプをコイル状に巻いて形成され、前記リザーブタンクは、前記リザーブタンクの上方から下方に亘って回転自在に保持される回転軸と、該回転軸の下端部に設けられ、回転軸と一体に回転して前記2次冷媒を撹拌する撹拌羽根とを備え、前記液面維持部材は、薄肉金属で中空円筒状に形成されるとともに、中心部に前記回転軸を挿通させる回転軸挿通孔を備え、該回転軸挿通孔に前記回転軸を挿通し、前記2次冷媒熱交換部の内側で、且つ、前記撹拌羽根と接触しない位置に配置されると好ましい。
【0008】
さらに、前記圧力調整機構は、前記非凝縮性ガスを液面維持部材に導入する非凝縮性ガス導入経路に設けられた圧力調整弁と、前記非凝縮性ガスを液面維持部材から排気する非凝縮性ガス排気経路に設けられ圧力調整弁とを備えていると好適である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の2次冷媒の冷却装置によれば、液面維持部材により、冷却中の2次冷媒の密度増加により液面が低下しても、リザーブタンク内の2次冷媒の液面を一定以上に維持した状態となっていることから、熱交換部が2次冷媒の液面から露出することを防止する。これにより、熱交換部と2次冷媒との伝熱面積が不足して、2次冷媒の冷却速度が低下するおそれがない。さらに、2次冷媒を循環させるためのポンプの揚呈が、液面低下によって不足するおそれがないことから、循環させる2次冷媒の流量を安定させることができる。
【0010】
また、液面維持部材の内部に非凝縮性ガスを封入し、圧力保持機構を設けることにより、液面維持部材の内圧を安定させ、非凝縮性ガスの圧力変動が少ないことから、リザーブタンク内の温度が低温下から常温下となった際に、非凝縮性ガス排気経路から排出される非凝縮性ガスの量を抑えることができ、コストの低減化を図ることができる。
【0011】
また、液面維持部材は中空円筒状に形成され、中心部に設けた回転軸挿通孔に撹拌羽根の回転軸を挿通し、金属製パイプをコイル状に巻いて形成した熱交換部の内側で、且つ、撹拌羽根と接触しない位置に配置されることにより、リザーブタンクを大型化させることなく液面維持部材をリザーブタンク内に配置でき、さらに、液面維持部材が、熱交換部と2次冷媒との熱交換や、撹拌羽根の作動を邪魔することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一形態例である2次冷媒の冷却装置を示す模式図である。
図2図2(a)は本発明の一形態例を示す液面維持部材の斜視図で、図2(b)及び図2(c)は、その変形例である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1は本発明の一形態例である2次冷媒の冷却装置1を示すものである。冷却装置1は、熱交換部2、封入窒素ガス供給ライン3、リザーブタンク4、液面維持部材5、2次冷媒流下ライン6、2次冷媒循環ライン7、負荷部8、排気ライン9及び2次冷媒供給部(図示せず)から概略構成されている。
【0014】
熱交換部2は、リザーブタンク4内の2次冷媒を熱交換によって冷却するために内部に1次冷媒としての低温液化ガス(液化窒素など)を流通させるものである。この熱交換部2は、低温液化ガス供給源(図示せず)からリザーブタンク4内に挿通する液化ガス供給ライン2aと、液化ガス供給部と連結し、熱伝導に優れた銅や銅合金等で形成されたパイプをコイル状に巻いて形成されている熱交換本体部2bと、熱交換本体部2bで熱交換された後の気化した液化ガスをリザーブタンク4の外に抜き出す液化ガス排気ライン2cと、で概略構成されている。
【0015】
封入窒素ガス供給ライン3は、2次冷媒とともにリザーブタンク4の気相部に封入される窒素ガスを供給する経路であり、途中に圧力制御弁3aが設けられている。本形態例では、0.03-0.05MPaに圧力制御されている。
【0016】
リザーブタンク4は、2次冷媒供給部(図示せず)によって供給された2次冷媒を、熱交換部2によって冷却して貯留するタンクである。中心部には、駆動モータMによって回転する回転軸10がリザーブタンク4の上方から下方に亘って保持され、回転軸10の下端部には、回転軸10と一体に回転して2次冷媒を撹拌する複数の撹拌羽根11が備えられている。また、リザーブタンク4には、液面計12と温度支持調節器13とが設けられるとともに、内部には、液面維持部材5が配置されている。
【0017】
液面維持部材5は、図2(a)に示されるように、極低温領域で使用可能な例えば、オーステナイト系ステンレス鋼や、アルミ合金、銅合金等の厚さ1~5mm程度の薄肉金属で、中空円筒状に形成されるとともに、中心部に回転軸挿通孔5aが形成され、中空部には、非凝縮性ガス(例えば窒素ガス)が封入される。液面維持部材5の上部には、非凝縮性ガスを液面維持部材5に導入する非凝縮性ガス導入経路14と、非凝縮性ガスを排気する非凝縮性ガス排気経路15とが接続され、非凝縮性ガス導入経路14の途中には、圧力制御弁14aと逆止弁14bとが、非凝縮性ガス排気経路15の途中には、圧力制御弁15aと逆止弁15bとがそれぞれ設けられている。このように、冷却終了後、2次冷媒の温度が徐々に上昇するに従って、液面維持部材5の内圧が上昇しても、内圧を一定圧力に保持する機構を設けられている(本発明の圧力調整機構)。液面維持部材5は、回転軸挿通孔5aに前記回転軸10を挿通し、コイル状に巻かれた熱交換本体部2bの内側で、且つ、撹拌羽根11の上部側に配置される。
【0018】
なお、液面維持部材5の形状は、撹拌羽根11の形状に応じて適宜変更すればよく、例えば、撹拌羽根11が回転軸10の下端部だけでなく中間部の2カ所に設けられている場合では、図2(b)に示されるように、液面維持部材を下部液面維持部材5bと上部液面維持部材5cとを連結管16で連結して上下に分割し、下部液面維持部材5bの下方に下端部の撹拌羽根を、上部液面維持部材5cと下部液面維持部材5bとの間に、中間部の撹拌羽根を配置させ、双方の撹拌羽根の回転に支障を来さないようにする。さらに、図2(c)に示されるように、下部液面維持部材5bと上部液面維持部材5cとを更に左右に分割し、下部液面維持部材5bを下部分割体5d,5dで構成し、上部液面維持部材5cを上部分割体5e,5eで構成するようにしてもよい。
【0019】
2次冷媒流下ライン6は、リザーブタンク4の底部に貯留した2次冷媒を、後述する2次冷媒循環ライン7に供給する経路であり、一端がリザーブタンク4に接続されており、他端が2次冷媒循環ライン7に接続されている。
【0020】
2次冷媒循環ライン7は、リザーブタンク4において冷却された2次冷媒を負荷部8に供給するとともに、負荷部8から排出した2次冷媒をリザーブタンク4に戻す経路であり、途中に循環ポンプ7aと流量計7bとが設けられている。
【0021】
排気ライン9は、リザーブタンク4の上部において、気相の2次冷媒及び窒素ガスが当該リザーブタンク4内部で一定圧以上(例えば、0.10MPa)となった場合に排出されるための経路であり、途中に圧力制御弁9aが設けられている。
【0022】
本形態例の2次冷媒の冷却装置1では、リザーブタンク4内に液面維持部材5を配置したことにより、リザーブタンク4の2次冷媒の液面が、液面維持部材5の体積分、上昇した状態となっており、低温下で2次冷媒の液面が下がったとしても、熱交換本体部2bが2次冷媒の液面から露出することを防止する。これにより、伝熱面積が不足して冷却速度が低下するおそれがない。さらに、循環ポンプ7aの揚呈が、液面低下によって不足するおそれがなく、循環させる2次冷媒の流量を安定させることができる。また、2次冷媒を必要最低限の容量を充填すれば良く、冷媒コストも低減できる。
【0023】
また、液面維持部材5は、中心部に回転軸10を挿通させる回転軸挿通孔5aを備えた中空円筒状に形成され、熱交換本体部2bの内側の空いている領域を利用して、撹拌羽根11の上部に配置することから、リザーブタンク4を大型化させることなく液面維持部材5をリザーブタンク4内に配置させることができる。また、これにより、液面維持部材5が、熱交換本体部2bと2次冷媒との熱交換や、撹拌羽根11の作動の邪魔をするおそれがない。
【0024】
さらに、液面維持部材5は、中空部に非凝縮性ガスを封入し、非凝縮性ガス導入経路14と非凝縮性ガス排気経路15とを接続したことにより、液面維持部材5の内圧を安定させることができる。また、非凝縮性ガスは圧力変動が少ないことから、リザーブタンク4内の温度が低温下から常温下となった際に、非凝縮性ガス排気経路15から排出される非凝縮性ガスの量を抑えることができ、コストの低減化を図ることができる。
【実施例0025】
前記形態例に示した構成の冷却装置を使用し、2次冷媒として大気圧沸点+42℃、凝固点約-147℃、蒸気圧0.05MPa(+20℃)のフッ化エーテルを用いて、冷却運転を行った。体積150Lのリザーブタンク4内は、予め窒素ガスで十分にパージし、水分が混入しないようにした。体積39Lの液面維持部材5に、非凝縮性ガスとして窒素ガスを封入した。
【0026】
2次冷媒投入口(図示せず)から、フッ化エーテル(+20℃~+25℃)をリザーブタンク4に供給し、液面L1となるまで供給する。次に、2次冷媒投入口を閉じ、循環ポンプ7aを起動させ、フッ化エーテルを負荷部8に循環させるとともに、駆動モータMを起動させ、リザーブタンク4内を撹拌させた。フッ化エーテルは、熱交換本体部2bにより低温液化ガス(液化窒素)と熱交換され、液化ガス供給ライン2aに設けられた温度制御弁(図示せず)を利用して、温度支持調節器13の設定値、例えば、-120℃まで冷却される。フッ化エーテルは、冷却されると密度増加により徐々に液面が低下していく。液面維持部材5をリザーブタンク4に配置しなかった場合には、液面L3まで液面が低下し、熱交換本体部2bが液面L3から露出するが、低下しても液面維持部材5の堆積分、上昇した液面L2となっており、熱交換本体部2bが、液面L2から露出することがなかった。
【0027】
これにより、熱交換本体部2bと2次冷媒との伝熱面積を確保でき冷却性能を維持することができた。また、低温下でもフッ化エーテルの液面を液面L2に維持できることから、循環ポンプ7aの揚呈を確保でき、循環ポンプ7aの負担を軽減させ、循環させるフッ化エーテルの流量を安定させることができた。さらに、液面維持部材5を用いることで、フッ化エーテルのリザーブタンク4への初期投入量を低減でき、冷媒コストの低減化を図ることができた。
【0028】
また、液面維持部材5は、例えば、0.2MPaで非凝縮性ガスが封入されており、フッ化エーテル冷却時に非凝縮性ガスの一部が液化して減容して内圧が降下すると、非凝縮性ガス導入経路14を介して自動供給される。一方、フッ化エーテルの温度上昇し、内圧が0.9MPaを超過すると非凝縮性ガス排気経路15を介して超過圧力分は外部に排出されるように設定されているが、上記実施例においては、フッ化エーテルの温度上昇後の圧力は、0.5MPaであり、圧力上昇が僅かであることから、非凝縮性ガスが外部に排出されることがなく、且つ次回冷却時に追加供給されることもないことから、コストの削減化を図ることができた。
【0029】
なお、本発明は上述の形態例に限るものではなく、液面維持部材の形状は任意であり、その配置場所も任意で、熱交換部と2次冷媒との熱交換を妨げず、撹拌羽根の回転に支承をきたさない位置であればよい。また、液面維持部材は、2次冷媒の冷却温度やリザーブタンクの容量に応じて、複数個配置することも可能である。さらに、液面維持部材は低温耐性の材料を利用した風船状のものでもよく、この場合、リザーブタンク内に固定するために、金属格子の容器に収容すればよい。
【符号の説明】
【0030】
1…冷却装置、2…液化ガス供給ライン、2a…液化ガス供給ライン、2b…熱交換本体部、2c…液化ガス排気ライン、3…封入窒素ガス供給ライン、3a…圧力制御弁、4…リザーブタンク、5…液面維持部材、5a…回転軸挿通孔、5b…下部液面維持部材、5c…上部液面維持部材、5d…下部分割体、5e…上部分割体、6…2次冷媒流下ライン、7…2次冷媒循環ライン、7a…循環ポンプ、7b…流量計、8…負荷部、9…排気ライン、10…回転軸、11…撹拌羽根、12…液面計、13…温度支持調節器、14…非凝縮性ガス導入経路、15…非凝縮性ガス排気経路、16…連結管
図1
図2