(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024129904
(43)【公開日】2024-09-30
(54)【発明の名称】設計支援装置、及び、設計支援方法
(51)【国際特許分類】
G06F 30/18 20200101AFI20240920BHJP
H02G 1/06 20060101ALI20240920BHJP
G06F 113/16 20200101ALN20240920BHJP
【FI】
G06F30/18
H02G1/06
G06F113:16
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023039281
(22)【出願日】2023-03-14
(71)【出願人】
【識別番号】000000239
【氏名又は名称】株式会社荏原製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100214248
【弁理士】
【氏名又は名称】青山 純
(74)【代理人】
【識別番号】100214260
【弁理士】
【氏名又は名称】相羽 昌孝
(72)【発明者】
【氏名】田中 優
(72)【発明者】
【氏名】梅村 堅一
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 慎介
(72)【発明者】
【氏名】菊池 景介
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 理
(72)【発明者】
【氏名】神子島 隆仁
(72)【発明者】
【氏名】竹澤 邦将
【テーマコード(参考)】
5B146
5G352
【Fターム(参考)】
5B146AA14
5B146AA21
5B146DA06
5B146DC05
5B146DE12
5G352CH02
(57)【要約】
【課題】外部端子図から結線表の作成を自動的に作成可能とする設計支援装置を提供する。
【解決手段】電気配線に係る設計作業を支援する設計支援装置において、電気配線に関して複数の図面種類からなる複数の図面データを含む設計図面群を受け付ける設計図面群受付部と、設計図面群受付部により取得された設計図面群に含まれる複数の図面データから、図面種類として、接続元となる盤の端子台と接続先となる負荷との間の電気的な接続関係を端子単位で示す外部端子図に分類される図面データを抽出する外部端子図抽出部と、外部端子図抽出部により抽出された図面データである外部端子図から接続関係を定める文字情報を取得し、当該文字情報に基づいて、接続元と接続先との間に配線されるケーブルの結線状態を示す結線表を作成する結線表作成部と、を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気配線に係る設計作業を支援する設計支援装置であって、
前記電気配線に関して複数の図面種類からなる複数の図面データを含む設計図面群を受け付ける設計図面群受付部と、
前記設計図面群受付部により取得された前記設計図面群に含まれる複数の前記図面データから、前記図面種類として、接続元となる盤の端子台と接続先となる負荷との間の電気的な接続関係を端子単位で示す外部端子図に分類される前記図面データを抽出する外部端子図抽出部と、
前記外部端子図抽出部により抽出された前記図面データである前記外部端子図から前記接続関係を定める文字情報を取得し、当該文字情報に基づいて、前記接続元と前記接続先との間に配線されるケーブルの結線状態を示す結線表を作成する結線表作成部と、を備える、
設計支援装置。
【請求項2】
前記結線表は、
前記接続元の記入項目として、前記盤の盤名称、前記端子台毎の端子台番号、及び、前記端子台に設けられた端子毎の端子台端子番号を表形式で有する接続元記入欄と、
前記接続先の記入項目として、前記負荷毎の負荷名称、及び、前記負荷に設けられた端子毎の負荷端子番号を表形式で有する接続先記入欄と、
前記ケーブルの仕様を表す記入項目として、ケーブル番号、ケーブル種別、ケーブル太さ、及び、ケーブル色を有し、前記結線状態を示すケーブル仕様記入欄とを備え、
前記結線表作成部は、
前記外部端子図から前記盤名称、前記端子台番号及び前記端子台端子番号を表す文字情報をそれぞれ抽出し、前記接続元記入欄に記入する接続元記入処理と、
前記外部端子図から前記負荷名称を表す文字情報を抽出し、前記接続先記入欄に記入するとともに、前記端子台端子番号又は前記ケーブル色に基づいて前記負荷端子番号を表す文字情報を取得し、前記接続先記入欄に記入する接続先記入処理と、
前記設計図面群に含まれる複数の前記図面データから、前記図面種類として、前記接続関係を配線単位で示す複線接続図に分類されて、前記盤名称及び前記負荷名称を含む前記図面データを検索し、当該図面データである前記複線接続図から前記接続関係を示す文字情報を取得し、前記外部端子図及び前記複線接続図から取得した前記文字情報に基づいて前記ケーブルの仕様を取得し、前記ケーブル仕様記入欄に記入するケーブル仕様記入処理とを行う、
請求項1に記載の設計支援装置。
【請求項3】
前記結線表作成部は、
前記ケーブル仕様記入処理として、
前記複線接続図から前記負荷名称に対応する負荷に接続されたブレーカのトリップ容量を表す文字情報を取得し、当該文字情報に基づいて接地線の前記ケーブル種別及び前記ケーブル太さを取得し、前記ケーブル仕様記入欄に記入するとともに、前記接地線の前記ケーブル太さに応じて、前記ケーブル仕様記入欄に前記接地線の対線を記入し、
前記外部端子図から前記端子台の型式を表す文字情報を取得し、当該文字情報に基づいて前記接地線以外の負荷接続線の前記ケーブル種別及び前記ケーブル太さを取得し、前記ケーブル仕様記入欄に記入するとともに、前記ケーブル仕様記入欄に前記負荷接続線の対線を記入し、
前記複線接続図から前記複線接続図の図番を表す文字情報を取得し、当該文字情報に基づいて前記ケーブル番号を決定し、前記ケーブル仕様記入欄に記入し、
前記外部端子図から取得した前記端子台端子番号を表す文字情報に基づいて前記接地線及び前記負荷接続線のケーブル色を決定し、前記ケーブル仕様記入欄に記入する、
請求項2に記載の設計支援装置。
【請求項4】
前記結線表作成部は、
前記ケーブル仕様記入処理として、
前記ケーブルの配線長に基づいて前記ケーブルの電圧降下量を計算し、当該電圧降下量に基づいて前記ケーブルに要求される太さを示す要求ケーブル太さを取得し、
当該要求ケーブル太さが前記負荷接続線の前記ケーブル太さよりも太い場合、前記要求ケーブル太さを前記ケーブル仕様記入欄に記入する、
請求項3に記載の設計支援装置。
【請求項5】
前記結線表作成部は、
前記外部端子図から取得した前記端子台の型式を表す文字情報に基づいて、前記型式で特定される前記端子台の仕様として適合電線太さを取得し、
当該適合電線太さが前記負荷接続線の前記ケーブル太さよりも細いか否かに応じて、前記端子台の型式を変更する必要があるか否かを判定する端子台仕様判定処理(S300~S302)を行う、
請求項3に記載の設計支援装置。
【請求項6】
前記結線表作成部は、
前記外部端子図に、前記端子台と前記負荷との間の前記接続関係を線図で表す端子台ブロックが複数含まれている場合には、
前記端子台ブロック毎に、
前記接続元記入処理、前記接続先記入処理、及び、前記ケーブル仕様記入処理を行う、
請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の設計支援装置。
【請求項7】
電気配線に係る設計作業を支援する設計支援方法であって、
前記電気配線に関して複数の図面種類からなる複数の図面データを含む設計図面群を受け付ける設計図面群受付工程と、
前記設計図面群受付工程により取得された前記設計図面群に含まれる複数の前記図面データから、前記図面種類として、接続元となる盤の端子台と接続先となる負荷との間の電気的な接続関係を端子単位で示す外部端子図に分類される前記図面データを抽出する外部端子図抽出工程と、
前記外部端子図抽出工程により抽出された前記図面データである前記外部端子図から前記接続関係を定める文字情報を取得し、当該文字情報に基づいて、前記接続元と前記接続先との間に配線されるケーブルの結線状態を示す結線表を作成する結線表作成工程と、を備える、
設計支援方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部端子図に基づいて結線表を自動的に作成するための設計支援装置、及び、設計支援方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ケーブルを布設するための設計を支援するために、コンピュータを使って支援する装置は従来から種々提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたケーブル布設設計支援システムは、ケーブルを布設するために、接続機器の仕様、電圧降下許容範囲から必要な事項を設計者がケーブル布設設計支援システムに手入力するものである。ケーブルを布設するためには、結線表を作成する必要があり、結線表を作成するためには、外部端子図から結線表を作成するために必要な事項を正確に抽出する必要がある。しかしながら、設計者により目視、手入力により外部端子図から結線表を作成することは高いスキルが求められる作業であるところ、当該作業は多々遅延を招いており、当該作業の遅延が原因でケーブル布設工事全体の遅延を招くものであった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑み、設計者の目視、手入力に代わって外部端子図から結線表の作成を自動的に作成可能とする設計支援装置、設計支援方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために、電気配線に係る設計作業を支援する設計支援装置であって、前記電気配線に関して複数の図面種類からなる複数の図面データを含む設計図面群を受け付ける設計図面群受付部と、前記設計図面群受付部により取得された前記設計図面群に含まれる複数の前記図面データから、前記図面種類として、接続元となる盤の端子台と接続先となる負荷との間の電気的な接続関係を端子単位で示す外部端子図に分類される前記図面データを抽出する外部端子図抽出部と、
前記外部端子図抽出部により抽出された前記図面データである前記外部端子図から前記接続関係を定める文字情報を取得し、当該文字情報に基づいて、前記接続元と前記接続先との間に配線されるケーブルの結線状態を示す結線表を作成する結線表作成部と、を備える、設計支援装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様に係る設計支援装置によれば、外部端子図に基づいて結線表を自動的に速やかにかつ確実に作成することができるため、結線表の作成の遅延を防ぐという効果を奏する。
【0008】
上記以外の課題、構成及び効果は、後述する発明を実施するための形態にて明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本実施形態に係る設計支援装置1の一例を示す全体構成図である。
【
図4】初期化した未記入の結線表23の一例を示す図である。
【
図5】記入済みの結線表23の一例を示す図である。
【
図6】本実施形態に係る設計支援装置1の一例を示すブロック図である。
【
図7】本実施形態の設計支援装置1による設計支援方法の全体を示すフローチャートである。
【
図8】端子台ブロック処理(ステップS200)の詳細を示すフローチャート(前半)である。
【
図9】端子台ブロック処理(ステップS200)の詳細を示すフローチャート(後半)である。
【
図12】複線接続
図22に関連する端子台ブロック処理の各ステップを示す図である。
【
図13】複線接続
図22に記載された負荷221を示す図である。
【
図14】複線接続
図22に記載されたブレーカ222を示す図である。
【
図15】複線接続
図22に記載された入力電源223を示す図である。
【
図18】外部端子
図21に記載された端子台詳細212の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明を実施するための実施形態について説明する。以下では、本発明の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。
【0011】
図1は、本実施形態に係る設計支援装置1の一例を示す全体構成図である。設計支援装置1は、外部端子図が必要である、典型的には負荷がモータであるような設備に係る設計作業において、設計者が、電気配線に関する盤
図2に含まれる外部端子図、複線接続図、配線色別表等に基づいて、主に結線表を作成する際の設計作業を支援する装置である。設計支援装置1の実施例として、モータが用いられるポンプ施設を記載するが、設計支援装置1がポンプ施設に限らず換気設備やブロア設備など、モータを負荷とするような外部端子図が必要とされる様々な設備の設計に適用することができることは、当業者にとって明らかである。
【0012】
ポンプ施設は、その構成要素として、大きく分けて、例えば、ポンプやコンプレッサ等の負荷と、ブレーカ、スイッチ等の電気回路と、負荷を駆動するための電源装置と、負荷や外部環境等の状態を検出するセンサ装置と、負荷や電気回路を制御する制御装置とを備える。負荷、電気回路、電源装置、センサ装置、制御装置等の構成要素は、ケーブルにより電気配線されるとともに、各ケーブルを中継するために、例えば、配電盤、分電盤、動力盤、制御盤等と呼ばれる各種の盤で電気的に接続される。ケーブルは、複数の芯線として、例えば、接地線と負荷接続線とで構成される多芯ケーブルを用いることを基本とする。
【0013】
電気配線に関する設計図面群は、例えば、盤
図2と呼ばれており、複数種類の図面、表からなる複数の図面データ20を含む。図面データ20は、例えば、イメージデータ形式やベクター形式等で記録されている。イメージデータ形式としては、例えば、JPEG、GIF
、PNG、TIFF、BMP、PDF等を採用することができ、文字認識が可能である形式であれば、
これらに限られない。ベクター形式は、例えば、任意のCAD形式を採用することができる。
【0014】
盤
図2に含まれる図面データ20の図面種類としては、上記の外部端子図、複線接続図、配線色別表の他に、例えば、製作仕様書、外形図、内部器具配置図、部品表、予備品・付属品表、単線接続図、展開接続図、配線色別表等が挙げられる。以下、設計支援装置1にて主に取り扱う外部端子図、複線接続図、結線表について説明する。
【0015】
図2は、外部端子
図21の一例を示す図である。外部端子
図21は、接続元となる盤の端子台と、接続先となる負荷との間の電気的な接続関係を端子単位で示す図面である。
【0016】
図2に示す外部端子
図21は、図面右下に配置された図面・図番210と、図面左側に4段、図面右側に1段で配置された5つの端子台ブロック211と、図面左下に配置された端子台詳細212とを有する。なお、
図2は、外部端子
図21の一例を示すものであり、当該図面の構成に限定されるものではない。
【0017】
端子台ブロック211には、盤に設けられた端子台毎に、端子台と、その端子台にケーブルを介して接続される負荷(他の盤に設けられた端子台でもよい)との間の接続関係が記載される。端子台ブロック211では、端子台と、負荷との間の接続関係を、例えば、単一直線部と、単一直線部の両側端又は片側端に接続された分岐直線部とで表している。端子台詳細212には、盤に設けられた端子台毎に、端子台の型式、定格電流、適合電線太さ、端子サイズ等が記載される。
【0018】
図3は、複線接続
図22の一例を示す図である。複線接続
図22は、接続元となる盤の端子台と、接続先となる負荷との間の電気的な接続関係を配線単位で示す図面である。
【0019】
図3に示す複線接続
図22は、図面右下に配置された図面・図番220と、図面中央の回路のうち下部に配置された負荷221(汚水ポンプ、吐出弁)と、図面中央の回路のうち負荷221の上部に配置されたブレーカ222と、図面中央の回路のうち上部に配置された入力電源223とを有する。なお、
図3は、複線接続
図22の一例を示すものであり、当該図面の構成に限定されるものではない。
【0020】
図4は、初期化した未記入の結線表23の一例を示す図である。
図5は、設計支援装置1により作成された記入済みの結線表23の一例を示す図である。結線表23は、接続元記入欄230と、接続先記入欄231と、ケーブル仕様記入欄232とを備える。
【0021】
接続元記入欄230は、接続元の記入項目として、盤の盤名称、端子台毎の端子台番号、及び、端子台に設けられた端子毎の端子台端子番号を表形式で有する。接続先記入欄231は、接続先の記入項目として、負荷毎の負荷名称、及び、負荷に設けられた端子毎の負荷端子番号を表形式で有する。ケーブル仕様記入欄232は、ケーブルの結線状態を示すものであり、ケーブルの仕様を表す記入項目として、ケーブル番号、ケーブル種別、ケーブル太さ、及び、ケーブル色を有する。
【0022】
(設計支援装置)
図6は、本実施形態に係る設計支援装置1の一例を示すブロック図である。設計支援装
置1は、例えば、汎用又は専用のコンピュータにより構成される。なお、設計支援装置1は、スタンドアローン型の装置として機能するものでもよいし、サーバ型、クラウド型の装置として機能し、各種の入力操作を受付可能なクライアント型の装置と連携して動作するようにしてもよい。
【0023】
設計支援装置1は、プロセッサ等により構成される制御部10と、HDD、SSD、メモリ等により構成される記憶部11と、キーボード、マウス等により構成される入力部12と、ディスプレイ等により構成される表示部13と、通信ネットワークや外部機器とのインターフェースであるI/F部14と、各部を接続するバス15とを備える。
【0024】
制御部10は、記憶部11に記憶された設計支援プログラム110を実行することにより、設計図面群受付部100、外部端子図抽出部101、及び、結線表作成部102として機能する。記憶部11は、盤
図2、及び、設計支援プログラム110を記憶するとともに、オペレーティングシステム、他のプログラム、各種のデータ等を記憶する。入力部12は、各種の入力操作を受け付けるとともに、表示部13は、表示画面や音声を介して各種の情報を出力することで、ユーザインターフェースとして機能する。I/F部14は、例えば、外部のデータベース装置、プリンタ等の外部機器に接続されて、各種のデータを送受信する。
【0025】
設計図面群受付部100は、電気配線に関して複数の図面種類からなる複数の図面データ20を含む設計図面群(盤
図2)を受け付ける。例えば、設計図面群受付部100は、複数のポンプ施設にそれぞれ対応する複数の盤
図2が記憶部11に記憶されている場合には、設計作業の対象となるポンプ施設が指定されることで、そのポンプ施設に対応する盤
図2を記憶部11から読み出すことで、盤
図2を受け付ける。なお、設計図面群受付部100は、外部のデータベース装置に記憶された盤
図2を参照することで、盤
図2を受け付けてもよい。
【0026】
外部端子図抽出部101は、設計図面群受付部100により取得された盤
図2に含まれる複数の図面データ20から、図面種類として外部端子
図21に分類される図面データ20を抽出する。
【0027】
例えば、外部端子図抽出部101は、各図面データ20に対して画像処理を行うことで、外部端子
図21としての特徴形状が含まれているかどうかを判定することで、複数の図面データ20の中から外部端子
図21を抽出する。外部端子
図21を抽出するための画像処理では、例えば、図面データ20に含まれる特徴形状と、図面種類との相関関係を機械学習により学習させた機械学習モデルを用いてもよいし、図面データに含まれる特徴形状をエッジ処理やパターンマッチング処理等で検出し、外部端子
図21としての特徴形状が含まれているかどうかをルールベースで判定するルールモデルを用いてもよい。また、外部端子図抽出部101は、画像処理に代えて、図面データ20に記載された図番や図名に基づいて、外部端子図を抽出してもよい。
【0028】
結線表作成部102は、外部端子図抽出部101により抽出された図面データ20である外部端子
図21から接続元と接続先との間の接続関係を定める文字情報を取得し、当該文字情報に基づいて、結線表23を作成する。文字情報は、例えば、機械学習モデルやパターンマッチング等を用いた任意の文字認識処理により取得される。
【0029】
その際、結線表作成部102は、接続元記入欄230に記入する接続元記入処理と、接続先記入欄231に記入する接続先記入処理と、ケーブル仕様記入欄232に記入するケーブル仕様記入処理と、端子台の仕様を変更する必要があるか否かを判定する端子台仕様判定処理とを行う。なお、端子台仕様判定処理は、適宜省略されてもよい。
【0030】
結線表作成部102は、接続元記入処理として、外部端子
図21から盤名称、端子台番号及び端子台端子番号を表す文字情報をそれぞれ抽出し、接続元記入欄230に記入する。
【0031】
結線表作成部102は、接続先記入処理として、外部端子
図21から負荷名称を表す文字情報を抽出し、接続先記入欄231に記入するとともに、端子台端子番号又はケーブル色に基づいて負荷端子番号を表す文字情報を取得し、接続先記入欄231に記入する。
【0032】
結線表作成部102は、ケーブル仕様記入処理として、盤
図2に含まれる複数の図面データ20から、図面種類として複線接続
図22に分類されて、所定の盤名称及び負荷名称を含む図面データ20を検索し、当該図面データ20である複線接続
図22から接続元と接続先との間の接続関係を示す文字情報を取得し、外部端子
図21及び複線接続
図22から取得した文字情報に基づいてケーブルの仕様を取得し、ケーブル仕様記入欄232に記入する。
【0033】
その際、結線表作成部102は、ケーブル仕様記入処理として、複線接続
図22から負荷名称に対応する負荷に接続されたブレーカのトリップ容量を表す文字情報を取得し、当該文字情報に基づいて接地線のケーブル種別及びケーブル太さを取得し、ケーブル仕様記入欄232に記入するとともに、接地線のケーブル太さに応じて、ケーブル仕様記入欄232に接地線の対線を記入し、外部端子
図21から端子台の型式を表す文字情報を取得し、当該文字情報に基づいて接地線以外の負荷接続線のケーブル種別及びケーブル太さを取得し、ケーブル仕様記入欄232に記入するとともに、ケーブル仕様記入欄232に負荷接続線の対線を記入してもよい。
【0034】
さらに、結線表作成部102は、複線接続
図22から複線接続
図22の図番を表す文字情報を取得し、当該文字情報に基づいてケーブル番号を決定し、ケーブル仕様記入欄232に記入し、外部端子
図21から取得した端子台端子番号を表す文字情報に基づいて接地線及び負荷接続線のケーブル色を決定し、ケーブル仕様記入欄232に記入してもよい。
【0035】
また、結線表作成部102は、ケーブル仕様記入処理として、ケーブルの配線長に基づいてケーブルの電圧降下量を計算し、当該電圧降下量に基づいてケーブルに要求される太さを示す要求ケーブル太さを取得し、当該要求ケーブル太さが負荷接続線のケーブル太さよりも太い場合、要求ケーブル太さをケーブル仕様記入欄232に記入してもよい。
【0036】
結線表作成部102は、端子台仕様判定処理として、外部端子
図21から取得した端子台の型式を表す文字情報に基づいて、型式で特定される端子台の仕様として適合電線太さを取得し、当該適合電線太さが負荷接続線のケーブル太さよりも細いか否かに応じて、端子台の型式を変更する必要があるか否かを判定してもよい。
【0037】
なお、結線表作成部102は、外部端子
図21に端子台ブロックが複数含まれている場合には、端子台ブロック毎に、接続元記入処理、接続先記入処理、及び、ケーブル仕様記入処理を行う。その際、結線表作成部102は、端子台ブロック毎に、端子台仕様判定処理をさらに行うようにしてもよい。
【0038】
結線表作成部102は、上記のようにして作成された結線表23やその他の情報(端子台仕様判定処理による判定結果)を、任意の出力方法にて出力する。例えば、結線表作成部102は、結線表23やその他の情報を、表示部13に画面表示してもよいし、記憶部11に記憶してもよいし、他の設計者等に電子データとして送信してもよい。
【0039】
(設計支援方法)
以下、設計支援装置1による設計支援方法について説明する。
【0040】
図7は、本実施形態の設計支援装置1による設計支援方法の全体を示すフローチャートである。
【0041】
ステップS100では、設計図面群受付部100は、例えば、記憶部11に記憶された外部端子
図21、複線接続
図22、配線色別表等を含む盤
図2を受け付ける。
【0042】
ステップS110にて、結線表作成部102は、接続元記入欄230、接続先記入欄231及びケーブル仕様記入欄232を初期化した結線表23の初期データを作成する。初期データは、予め決められた結線表23を採用してもよいし、盤図の取得後、取得された盤図の種類によって適当な結線表23を採用するようにしてもよい。
図4に初期化した結線表23と、
図5に記入済みの結線表23とをそれぞれ例示したが、結線表23は、端子台や負荷との関係で適宜選択することができる。
【0043】
ステップS120では、外部端子図抽出部101は、複数の図面種類の図面データ20で構成される盤
図2の中から外部端子
図21(
図2)を抽出する。ここでは、複数の外部端子
図21が抽出されたものとして説明する。
【0044】
ステップS130では、結線表作成部102は、ステップS120で抽出された複数の外部端子
図21から処理対象の外部端子
図21を順次選択し、ステップS130からステップS131の間に含まれるステップS140,S150、S200、S151を繰り返すループ処理Aを実行する。そのため、ループ処理Aでは、ステップS120で抽出された全ての外部端子
図21に対して、ステップS130からステップS131までの間に含まれる各ステップが実行される。
【0045】
ステップS140では、結線表作成部102は、処理対象の外部端子
図21に含まれる端子台ブロック211を抽出する。例えば、
図2に示す外部端子
図21では、図面左側に4段で配置された4つの端子台ブロック211と、図面右側に1段で配置された1つの端子台ブロック211とが抽出される。
【0046】
ステップS150では、結線表作成部102は、ステップS140で抽出された複数の端子台ブロック211から処理対象の端子台ブロック211を順次選択し、ステップS150からステップS151の間に含まれるステップS200を繰り返すループ処理Bを実行する。そのため、ループ処理Bでは、ステップS150で抽出された全ての端子台ブロック211に対して、ステップS200が実行される。
【0047】
ステップS200では、結線表作成部102は、処理対象の外部端子
図21に含まれる、処理対象の端子台ブロック211に対して、結線表23、及び、電圧降下計算書等を作成する端子台ブロック処理(詳細は後述)を実行する。
【0048】
図8及び
図9は、端子台ブロック処理(ステップS200)の詳細を示すフローチャートである。
図10乃至
図20は、端子台ブロック処理(ステップS200)にて参照される外部端子
図21及び複線接続
図22と、結線表23への記入例を示す図である。
【0049】
ステップS210(
図10参照)では、外部端子
図21の図面・図番210から盤名称を抽出し、結線表23の「自/名称」に記入する。本実施形態では、図面・図番210の
盤名称には、「汚水ポンプ盤」と記載されているため、結線表23の「自/名称」に、接
続元の盤名称として「汚水ポンプ盤」を記入する。ここで、「自/名称」とは、結線表2
3の「自」、「名称」の欄(接続元の盤名称)を意図している。以下、表記の方法は同じである。
【0050】
ステップS211(
図11参照)では、外部端子
図21の端子台ブロック211から端子台番号を抽出し、結線表23の「自/端子台番号」に記入する。本実施形態では、端子台ブロック211の端子台番号には、「TB2」と記載されているため、結線表23の「自/端子台番号」に、接続元の端子台番号として「TB2」を記入する。
【0051】
ステップS212(
図11参照)では、外部端子
図21の端子台ブロック211から端子番号を抽出し、結線表23の「自/端子番号」に記入する。本実施形態では、端子台ブ
ロック211の端子番号として、「E-EL」、「UMP」、「VMP」、「WMP」が記載されているため、結線表23の「自/端子番号」には、接続元の端子番号として「E
-EL」、「UMP」、「VMP」、「WMP」を記入する。
【0052】
ステップS220(
図11参照)では、外部端子
図21の端子台ブロック211から取合い先の負荷名称を抽出し、結線表23の「至/名称」に記入する。本実施形態では、端
子台ブロック211の取合い先には、「110KW 汚水ポンプ」と記載されているため、結線表23の「至/名称」に、接続先の負荷名称として「110KW 汚水ポンプ」を
記入する。
【0053】
ステップS230(
図12参照)では、盤
図2の中から、ステップS210、S220で結線表23の「自/名称」、「至/名称」に記入した文字情報(ここでは、「汚水ポンプ盤」及び「110KW 汚水ポンプ」)を含む複線接続
図22を検索する。
【0054】
ステップS240(
図12、
図13参照)では、検索された複線接続
図22から負荷に相当する負荷記号を検索する。なお、複線接続
図22において、負荷記号は、一般的に一点鎖線の枠の下側に記載されているため、この一点鎖線の枠に着目して検索される。また、負荷記号としては、例えば、ポンプやコンプレッサを表す記号や、盤を表す記号が検索される。
【0055】
ステップS241(
図12、
図13参照)では、検索された負荷記号の中から、負荷記号の近傍に記載された文字列(負荷記号文字列)が、ステップS220で結線表23の「至/名称」に記入した文字情報(ここでは、「110KW 汚水ポンプ」)と一致する負
荷記号を特定する。
【0056】
ステップS242(
図12、
図14参照)では、ステップS241で特定された負荷記号の回路の直近上位に接続されたブレーカ(MCCB:Molded Case Circuit Breaker)
を表すブレーカ記号を特定する。
【0057】
ステップS243(
図12、
図14参照)では、ステップS242で特定されたブレーカ記号の右側に記載されたトリップ容量を表すトリップ容量文字列を認識する。本実施形態では、ブレーカ(MCCB)の横に「400AT」と記載されているから、トリップ容量文字列として「400AT」を認識する。
【0058】
ステップS244(
図16参照)では、ステップS243で認識されたブレーカのトリップ容量文字列から接地線のケーブル種別、ケーブル太さを選定し、結線表23の接地線の「ケーブル仕様」に記入する。本実施形態では、400ATに係数0.052を乗じて算出された20.8の上位の太さである「22sq」を選定し、デフォルトのケーブル種別を示す「IV」と共に記入している。
【0059】
ステップS250(
図12、
図15参照)では、複線接続
図22の上部に記載されている入力電源を表す入力電源文字列を認識する。本実施形態では、入力電源文字列として「3φ 3W 440V 60Hz」を認識する。
【0060】
ステップS251では、ステップS250で認識された入力電源文字列に基づいて、入力電源の電圧が、「低圧」であるか、「高圧」であるかを判断する。本実施形態では、440Vを認識しており、600V以下なので、「低圧」と判断する。入力電源が「高圧」の場合には、ステップS310により、高圧に対する記入処理を行う。ここでは、高圧に対する処理ついては省略する。
【0061】
ステップS260(
図17参照)では、外部端子
図21の端子台ブロック211から端子台型式を抽出し、結線表23の「端子台型式」に記入する。本実施形態では、端子台ブロック211の端子台型式には、「BN300BW4」と記載されているため、結線表23の端子台型式に「BN300BW4」を記入する。
【0062】
ステップS261(
図18参照)では、ステップS260で認識された端子台型式から端子台詳細212に基づいて、適合電線太さを特定する。本実施形態では、端子台型式は、「BN300BW4」であるから、端子台詳細212の「BN300BW4」の「適合電線」から、「150sq」を適合電線太さとして特定する。ここでの端子台詳細212は、処理対象の外部端子
図21に含まれるものである。
【0063】
ステップS262(
図17参照)では、ステップS261で選定された適合電線太さに基づいて、負荷接続線のケーブル種別、ケーブル太さ(暫定)を選定し、結線表23の負荷接続線の「ケーブル仕様」に記入する。本実施形態では、ケーブル太さとして「150sq」を記入するともに、ケーブル太さが「60sq」以上では、ケーブル種別に「CVT」を記入し、「60sq」未満では、「CV」を記入する。
【0064】
ステップS263(
図19参照)では、複線接続
図22に記載された「図番」と、予め決められた規則によりケーブル番号を決定し、結線表23の「ケーブル番号」に記入する。本実施形態では、ケーブル番号を、例えば、「M331Y01」として決定し、結線表23の「ケーブル番号」に記入する。
【0065】
ステップS264(
図19参照)では、ステップS212で結線表23の「自/端子番
号」に記入した文字情報(ここでは、「E-EL」、「UMP」、「VMP」、「WMP」)の頭文字に基づいて、接地線を特性する。そして、例えば、頭文字に「E」が含まれる端子には、接地線が接続されるものとして、結線表23の接地線の「色別」にケーブル色として「緑」を記入する。
【0066】
ステップS265(
図20参照)では、ステップS250で認識された入力電源文字列に基づいて、「配線色別表」を参照し、「自/端子番号」の頭文字毎に「芯線色」を特定し、結線表23の「色別」に記入する。本実施形態では、入力電源文字列は、「3φ 3W 440V 60Hz」であるため、「赤、白、黒」が選択され、それぞれ結線表23の「色別」、「至/端子番号」に記入される。
【0067】
ステップS270(
図20参照)では、ステップS212で結線表23の「自/端子番
号」に記入した文字情報(ここでは、「E-EL」、「UMP」、「VMP」、「WMP」)の頭文字を取得し、端子番号が接地線を示す「E-EL」に対応する「自/端子番号
」を特定し、その端子番号に対応する「至/端子番号」に「E-EL」を記入する。
【0068】
ステップS271(
図20参照)では、配線色別表からケーブル色に対応する頭文字を
取得し、結線表23の負荷接続線の「至/端子番号」に記入する。本実施形態では、ステップS265において芯線色は「赤・白・黒」が選択されているため、当該芯線色に対応する端子番号として、「R・S・T」を記入する。
【0069】
ステップS280(
図20参照)では、接地線のケーブル太さに応じて接地線の対線を記入する。接地線のケーブル太さが「14sq」以上であれば対線を記入し、「14sq」以下であれば対線を記入しない。本実施形態では、接地線のケーブル太さは、「14sq」以上の「22sq」であるので、接地線の対線を記入する。
【0070】
ステップS281(
図20参照)では、結線表23の「ケーブル仕様」に負荷接続線の対線を記入する。
【0071】
ステップS290においては、ステップS210、S220で抽出された「自/名称」
と「至/名称」との間の配線長を取得し、配線長による電圧降下量を計算し、電圧降下量
に基づいてケーブルに要求される要求ケーブル太さを取得する。
【0072】
ステップS291では、ステップS290で取得された要求ケーブル太さと、ステップS262で暫定的に選定されたケーブル太さ(暫定)とを比較する。要求ケーブル太さがケーブル太さ(暫定)より太い場合には、ステップS292にて、要求ケーブル太さを結線表23の負荷接続線の「ケーブル仕様」に記入する。一方、要求ケーブル太さがケーブル太さ(暫定)より細い場合には、ステップS293にて、ケーブル太さ(暫定)を正式な負荷接続線のケーブル太さとして採用する。本実施形態では、電圧降下に基づくケーブル太さは、予め決められた計算方法により計算方法計算を行い、電圧降下計算書(
図21参照)により出力される。本実施形態は、計算結果として「150sq」が取得されており、ケーブル太さ(暫定)は「150sq」なので、ケーブル太さ(暫定)の「150sq」が正式に採用される。
【0073】
ステップS300では、S292、S293にて最終的に決定された負荷接続線のケーブル太さが、ステップS260で抽出された端子台型式で特定される適合電線太さに対応しているか、端子台詳細212を参照して確認する。そして、適合電線太さが負荷接続線のケーブル太さよりも細い場合には、ステップS301にて、端子台サイズを変更する必要があると判断する。一方、適合電線太さが負荷接続線のケーブル太さよりも太い場合には、ステップS302にて、端子台サイズを変更する必要がないと判断する。本実施形態では、ケーブル太さは「150sq」であり、端子台詳細212から特定される適合電線太さは「150sq」であるから、端子台サイズを変更する必要はないと判断される。
【0074】
以上のとおり、ステップS200に示す端子台ブロック処理が終了する。そして、全ての外部端子
図21に含まれる全ての端子台ブロック211に対して、ステップS200に示す端子台ブロック処理がそれぞれ実行されることにより、ループ処理A、Bが終了し、ステップS160に進む。
【0075】
ステップS160では、結線表作成部102は、端子台ブロック処理の結果として、結線表23、電圧降下計算書、端子台サイズの判定結果等を画面表示、印刷、電子データ等により出力を行う。上記実施形態は、具体的な図面や表、パラメータ、数値を用いて説明したが、これらに特定されるものではない。実際に設計される結線により適宜選択することができることは、当業者にとって明らかである。なお、上記の一連の設計支援方法において、ステップS100は、設計図面群受付工程、ステップS120は、外部端子図抽出工程、それら以外の各ステップ(主にステップS200)は、結線表作成工程に相当する。
【0076】
以上のように、本実施形態に係る設計支援装置1及び設計支援方法によれば、外部端子
図21に基づいて結線表23を自動的に速やかにかつ確実に作成することができるため、結線表21の作成の遅延を防ぐことができる。
【0077】
(他の実施形態)
本発明は上述した実施形態に制約されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。そして、それらはすべて、本発明の技術思想に含まれるものである。例えば、設計支援装置1が負荷がモータであるような設備の設計、典型的には換気設備やブロア設備などの外部端子図が必要とされる様々な設備の設計に適用することができることは、当業者にとって明らかである。
【0078】
上記実施形態では、設計支援装置1が、
図7乃至
図9に示すフローチャートに従って動作する場合について説明したが、各ステップの実行順序を適宜変更してもよいし、一部のステップを省略してもよい。
【符号の説明】
【0079】
1…設計支援装置、2…盤図(設計部面群)、10…制御部、11…記憶部、
12…入力部、13…表示部、14…I/F部、15…バス、
20…図面データ、21…外部端子図、22…複線接続図、23…結線表、
100…設計図面群受付部、101…外部端子図抽出部、102…結線表作成部、
110…設計支援プログラム、
210…図面・図番、211…端子台ブロック、212…端子台詳細、
220…図面・図番、21…負荷、222…ブレーカ、223…入力電源、
230…接続元記入欄、231…接続先記入欄、232…ケーブル仕様記入欄