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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024136891
(43)【公開日】2024-10-04
(54)【発明の名称】スライドドア給電装置
(51)【国際特許分類】
   H02G 11/00 20060101AFI20240927BHJP
   B60J 5/06 20060101ALI20240927BHJP
   B60R 16/02 20060101ALI20240927BHJP
【FI】
H02G11/00
B60J5/06 A
B60R16/02 620C
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023048192
(22)【出願日】2023-03-24
(71)【出願人】
【識別番号】391045897
【氏名又は名称】古河AS株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000005290
【氏名又は名称】古河電気工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】奥村 政宏
【テーマコード(参考)】
5G371
【Fターム(参考)】
5G371AA01
5G371BA01
5G371BA07
5G371CA01
5G371CA03
(57)【要約】
【課題】簡易な構成で、搭乗者から見えず、かつドア開閉時に各部と干渉しないスライドドア給電装置を提供すること。
【解決手段】スライドドア給電装置は、車両前方から車両外側に向けて第1の角度で電線束を保持するボデー側回転支持体と、第1の角度で電線束を保持する筒状のボデー側内筒部と、ボデー側内筒部からスライドドア側に延設されており、ボデー側内筒部に対して第2の角度で電線束を傾斜して保持するボデー側傾斜内筒部と、を有するボデー側回転体と、車両下方から車両内側に向けて第3の角度で電線束を保持するドア側回転支持体と、第3の角度で電線束を保持する筒状のドア側内筒部と、ドア側内筒部から車両ボデー側に延設されており、ドア側内筒部に対して第4の角度で電線束を傾斜して保持するドア側傾斜内筒部と、を有するドア側回転体と、を備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両ボデーとスライドドアとを電気的に接続する電線束を保持するスライドドア給電装置であって、
前記車両ボデー側に取り付けられており、車両前方から車両外側に向けて第1の角度で前記電線束を保持するボデー側回転支持体と、
前記ボデー側回転支持体に枢動可能に支持され、前記スライドドアの開閉動作に応じて回転するボデー側回転体であって、前記第1の角度で前記電線束を保持する筒状のボデー側内筒部と、前記ボデー側内筒部から前記スライドドア側に延設されており、前記ボデー側内筒部に対して第2の角度で前記電線束を傾斜して保持するボデー側傾斜内筒部と、を有するボデー側回転体と、
前記スライドドア側に取り付けられており、車両下方から車両内側に向けて第3の角度で前記電線束を保持するドア側回転支持体と、
前記ドア側回転支持体に枢動可能に支持され、前記スライドドアの開閉動作に応じて回転するドア側回転体であって、前記第3の角度で前記電線束を保持する筒状のドア側内筒部と、前記ドア側内筒部から前記車両ボデー側に延設されており、前記ドア側内筒部に対して第4の角度で前記電線束を傾斜して保持するドア側傾斜内筒部と、を有するドア側回転体と、
を備えるスライドドア給電装置。
【請求項2】
前記第1の角度は、30°以上60°以下であり、
前記第2の角度は、30°以上60°以下である
請求項1に記載のスライドドア給電装置。
【請求項3】
前記第3の角度は、30°以上60°以下であり、
前記第4の角度は、30°以上60°以下である
請求項1に記載のスライドドア給電装置。
【請求項4】
前記ボデー側回転支持体は、前記ボデー側傾斜内筒部が最も下方を向く位置から前後90°に前記ボデー側回転体の回転を規制する請求項2に記載のスライドドア給電装置。
【請求項5】
前記ドア側回転支持体は、前記ドア側傾斜内筒部が最も下方を向く位置から前後90°に前記ドア側回転体の回転を規制する請求項3に記載のスライドドア給電装置。
【請求項6】
前記ドア側回転支持体は、前記ボデー側回転支持体よりも上方に取り付けられている請求項1に記載のスライドドア給電装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スライドドア給電装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両ボデーとスライドドアとを電気的に接続する電線束を保持するスライドドア給電装置が知られている(例えば、特許文献1~3参照)。
【0003】
スライドドア給電装置には、(1)ドア全閉時において、スライドドア給電装置が搭乗者から見えない配置であること、(2)ドア開閉時において、グロメットに保護された電線束がドアトリム等の周辺部品と干渉しない動作をすること、(3)ドア全開時において、グロメットに保護された電線束が車体のフェンダーパネルに接触しないこと、を満たすことが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003-335189号公報
【特許文献2】特開2015-53796号公報
【特許文献3】特開2013-162716号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1~3の技術では、上述した(1)~(3)を満たすものの、給電ケース、バネ等の構成が必要であり複雑な構成であるため、占有する空間が増大し車両設計の自由度を下げる、重量の増加により燃費が悪化する、部品数の増加によりコストが増大するという課題があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、搭乗者から見えず、かつドア開閉時に各部と干渉しないスライドドア給電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係るスライドドア給電装置は、車両ボデーとスライドドアとを電気的に接続する電線束を保持するスライドドア給電装置であって、前記車両ボデー側に取り付けられており、車両前方から車両外側に向けて第1の角度で前記電線束を保持するボデー側回転支持体と、前記ボデー側回転支持体に枢動可能に支持され、前記スライドドアの開閉動作に応じて回転するボデー側回転体であって、前記第1の角度で前記電線束を保持する筒状のボデー側内筒部と、前記ボデー側内筒部から前記スライドドア側に延設されており、前記ボデー側内筒部に対して第2の角度で前記電線束を傾斜して保持するボデー側傾斜内筒部と、を有するボデー側回転体と、前記スライドドア側に取り付けられており、車両下方から車両内側に向けて第3の角度で前記電線束を保持するドア側回転支持体と、前記ドア側回転支持体に枢動可能に支持され、前記スライドドアの開閉動作に応じて回転するドア側回転体であって、前記第3の角度で前記電線束を保持する筒状のドア側内筒部と、前記ドア側内筒部から前記車両ボデー側に延設されており、前記ドア側内筒部に対して第4の角度で前記電線束を傾斜して保持するドア側傾斜内筒部と、を有するドア側回転体と、を備える。
【0008】
また、本発明の一態様に係るスライドドア給電装置は、前記第1の角度は、30°以上60°以下であり、前記第2の角度は、30°以上60°以下である。
【0009】
また、本発明の一態様に係るスライドドア給電装置は、前記第3の角度は、30°以上60°以下であり、前記第4の角度は、30°以上60°以下である。
【0010】
また、本発明の一態様に係るスライドドア給電装置は、前記ボデー側回転支持体は、前記ボデー側傾斜内筒部が最も下方を向く位置から前後90°に前記ボデー側回転体の回転を規制する。
【0011】
また、本発明の一態様に係るスライドドア給電装置は、前記ドア側回転支持体は、前記ドア側傾斜内筒部が最も下方を向く位置から前後90°に前記ドア側回転体の回転を規制する。
【0012】
また、本発明の一態様に係るスライドドア給電装置は、前記ドア側回転支持体は、前記ボデー側回転支持体よりも上方に取り付けられている。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、簡易な構成で、搭乗者から見えず、かつドア開閉時に各部と干渉しないスライドドア給電装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1図1は、実施の形態に係るスライドドア給電装置の概略的な構成図である。
図2図2は、図1に示すスライドドア給電装置の分解図である。
図3図3は、図1に示すスライドドア給電装置が車両及びスライドドアに取り付けられた状態を表す図である。
図4図4は、図3からドアトリム及びスカッフプレートを取り外した状態を表す図である。
図5図5は、ドア開閉時におけるスライドドア給電装置の動作を上方から見た図である。
図6図6は、ドア開閉時におけるスライドドア給電装置の動作を車外側から見た図である。
図7図7は、ドア開閉時におけるスライドドア給電装置の動作を前方から見た図である。
図8図8は、ボデー側回転支持体の拡大図である。
図9図9は、ボデー側回転体の拡大図である。
図10図10は、ドア全開時におけるボデー側回転体の位置を表す図である。
図11図11は、ドア半開時におけるボデー側回転体の位置を表す図である。
図12図12は、ドア全閉時におけるボデー側回転体の位置を表す図である。
図13図13は、ドア側回転支持体の拡大図である。
図14図14は、ドア側回転体の拡大図である。
図15図15は、ドア全開時におけるドア側回転体の位置を表す図である。
図16図16は、ドア半開時におけるドア側回転体の位置を表す図である。
図17図17は、ドア全閉時におけるドア側回転体の位置を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、図面を参照して本発明に係るスライドドア給電装置の実施の形態を説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。本発明は、スライドドア給電装置一般に適用することができる。
【0016】
また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
【0017】
(実施の形態)
〔スライドドア給電装置の構成〕
図1は、実施の形態に係るスライドドア給電装置の概略的な構成図である。図1に示すように、本実施の形態に係るスライドドア給電装置1は、ボデー側回転支持体2と、ドア側回転支持体3と、電線束4と、グロメット5と、を備える。スライドドア給電装置1は、車両ボデーとスライドドアとを電気的に接続する電線束4を保持する。
【0018】
図2は、図1に示すスライドドア給電装置の分解図である。図2に示すように、スライドドア給電装置1は、ボデー側回転体6と、ドア側回転体7と、を備える。
【0019】
ボデー側回転支持体2は、互いに嵌合する第1部品21及び第2部品22からなる。
【0020】
ドア側回転支持体3は、互いに嵌合する第1部品31及び第2部品32からなる。
【0021】
電線束4は、複数本の被覆電線を束ねた給電ハーネスである。電線束4には、電線束4を保護するグロメット5が取り付けられており、車体とスライドドアとの間に架け渡されている。電線束4の基端側(車体側)及び先端側(スライドドア側)の端部には、各被覆電線に加締められた端子金具を収容する基端側コネクタ(図示は省略)及び先端側コネクタ(図示は省略)がそれぞれ取り付けられている。なお、電線束4は、被覆電線の他に通信線等の各種配線を含んでいてもよい。基端側コネクタは、フロアパネルに配索されたワイヤーハーネスである車体側ハーネスの端部に取り付けられているフロア側コネクタと接続されている。これにより、車体側ハーネスと電線束4とは、電気的に接続されている。なお、車体側ハーネス及び電線束4は、フロア側コネクタ及び基端側コネクタをそれぞれ備えておらず、車体側ハーネスと給電ハーネスとが連続する一つのワイヤーハーネスとして構成されていてもよい。
【0022】
ボデー側回転体6は、互いに嵌合する第1部品61及び第2部品62からなる。
【0023】
ドア側回転体7は、互いに嵌合する第1部品71及び第2部品72からなる。
【0024】
〔スライドドア給電装置の取り付け状態〕
図3は、図1に示すスライドドア給電装置が車両及びスライドドアに取り付けられた状態を表す図である。図3は、スライドドアが全閉の状態のスライドドア給電装置1を表す。図3に示すように、スライドドア給電装置1は、グロメット5がドアトリム11とスカッフプレート12との間に位置し、グロメット5がスカッフプレート12に隠れた状態となるため、座席に着座した搭乗者から見えない。
【0025】
図4は、図3からドアトリム及びスカッフプレートを取り外した状態を表す図である。図4に示すように、スライドドア給電装置1は、車両ボデー側においてボデー側回転支持体2により車両ボデーに取り付けられており、スライドドア側においてドア側回転支持体3によりスライドドアに取り付けられている。
【0026】
〔ドア開閉時のスライドドア給電装置の動作の概要〕
図5図7は、ドア開閉時におけるスライドドア給電装置の動作をそれぞれ上方、車外側、前方から見た図である。図5図7には、ドア全開時A、ドア半開時B、及びドア全閉時Cのスライドドア給電装置1を図示した。
【0027】
図5に示すように、ドア開閉時にスライドドア給電装置1とフェンダーパネル13とが干渉しない配置とされている。また、図7に示すように、ドア側回転支持体3は、ボデー側回転支持体2よりも上方に取り付けられている。その結果、グロメット5の中央部が重力により撓んでドアトリム11の下方を移動するため、スライドドア給電装置1とドアトリム11とが干渉することが防止されている。
【0028】
〔車両ボデー側の各部の詳細な構成〕
図8は、ボデー側回転支持体の拡大図である。図8は、ボデー側回転支持体2を上方から見た図である。ボデー側回転支持体2は、車両ボデー側に取り付けられており、車両前方(図8の右側)から車両外側(図8の上方)に向けて第1の角度θ1で電線束4を保持する。第1の角度θ1は、例えば45°であるが、30°以上60°以下の範囲の任意の角度であってよい。
【0029】
図9は、ボデー側回転体の拡大図である。図9は、ボデー側回転体6を上方から見た図であり、図8から第2部品22を取り外した状態を表す図である。ボデー側回転体6は、ボデー側回転支持体2に枢動可能に支持され、スライドドアの開閉動作に応じて回転する。ボデー側回転体6は、第1の角度θ1で電線束4を保持する筒状のボデー側内筒部6aと、ボデー側内筒部6aからスライドドア側に延設されており、ボデー側内筒部6aに対して第2の角度θ2で電線束4を傾斜して保持するボデー側傾斜内筒部6bと、を有する。第2の角度θ2は、例えば45°であるが、30°以上60°以下の範囲の任意の角度であってよい。
【0030】
図10図12は、それぞれドア全開時、ドア半開時、ドア全閉時におけるボデー側回転体の位置を表す図である。ボデー側回転支持体2は、ボデー側傾斜内筒部6bが最も下方を向く位置(図11の状態)から前後90°(図10図12の状態)にボデー側回転体6の回転を規制する。すなわち、図10の状態において、ボデー側回転体6は矢印で示す反時計回りの方向にしか回転できず、図12の状態において、ボデー側回転体6は矢印で示す時計回りの方向にしか回転できない。具体的には、ボデー側回転支持体2の内部に形成された凹部又は凸部と、ボデー側回転体6の外側に突設された凸部又は凹部とが当接することにより、ボデー側回転体6の回転が規制される。
【0031】
〔スライドドア側の各部の詳細な構成〕
図13は、ドア側回転支持体の拡大図である。図13は、ドア側回転支持体3を前方から見た図である。ドア側回転支持体3は、スライドドア側に取り付けられており、車両下方(図13の下方)から車両内側(図13の右側)に向けて第3の角度θ3で電線束4を保持する。第3の角度θ3は、例えば45°であるが、30°以上60°以下の範囲の任意の角度であってよい。
【0032】
図14は、ドア側回転体の拡大図である。図14は、ドア側回転体7を図13の矢印Arの方向から見た図である。ドア側回転体7は、ドア側回転支持体3に枢動可能に支持され、スライドドアの開閉動作に応じて回転する。ドア側回転体7は、第3の角度θ3で電線束4を保持する筒状のドア側内筒部7aと、ドア側内筒部7aから車両ボデー側に延設されており、ドア側内筒部7aに対して第4の角度θ4で電線束4を傾斜して保持するドア側傾斜内筒部7bと、を有する。第4の角度θ4は、例えば45°であるが、30°以上60°以下の範囲の任意の角度であってよい。
【0033】
図15図17は、それぞれドア全開時、ドア半開時、ドア全閉時におけるドア側回転体の位置を表す図である。ドア側回転支持体3は、ドア側傾斜内筒部7bが最も下方を向く位置(図16の状態)から前後90°(図15図17の状態)にドア側回転体7の回転を規制する。すなわち、図15の状態において、ドア側回転体7は矢印で示す時計回りの方向にしか回転できず、図17の状態において、ドア側回転体7は矢印で示す反時計回りの方向にしか回転できない。具体的には、ドア側回転支持体3の内部に形成された凹部又は凸部と、ドア側回転体7の外側に突設された凸部又は凹部とが当接することにより、ドア側回転体7の回転が規制される。
【0034】
以上説明したように、本実施の形態に係るスライドドア給電装置1は、ケースやバネ等の構成を必要としない簡易な構成である。さらに、スライドドア給電装置1は、グロメット5がスカッフプレート12に隠れた状態となるため、座席に着座した搭乗者から見えない。さらに、スライドドア給電装置1は、グロメット5の動作がボデー側回転体6及びドア側回転体7により規制されており、ボデー側回転体6及びドア側回転体7の動作がボデー側回転支持体2及びドア側回転支持体3により第1の角度θ1~第4の角度θ4で規制されているため、ドア開閉時にグロメット5がドアトリム11、又はフェンダーパネル13等と干渉しない。
【0035】
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表し、かつ記述した特定の詳細及び代表的な実施の形態に限定されるものではない。従って、添付のクレーム及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神又は範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
【符号の説明】
【0036】
1 スライドドア給電装置
2 ボデー側回転支持体
3 ドア側回転支持体
6a ボデー側内筒部
6b ボデー側傾斜内筒部
7a ドア側内筒部
7b ドア側傾斜内筒部
4 電線束
5 グロメット
6 ボデー側回転体
7 ドア側回転体
11 ドアトリム
12 スカッフプレート
13 フェンダーパネル
21、31、61、71 第1部品
22、32、62、72 第2部品
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17