特開2024-142051IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

液晶性樹脂の解重合方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸に由来する構造単位を構成成分として有する液晶性樹脂を、6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸をそのままの状態で十分な回収率で回収することができる液晶性樹脂の解重合方法を提供する。
【解決手段】液晶性樹脂と水とを混合するステップAと、水を亜臨界状態又は超臨界状態とし、液晶性樹脂と水とを反応させて、液晶性樹脂を解重合するステップBと、を含み、液晶性樹脂は、芳香族ヒドロキシカルボン酸に由来する構造単位を構成成分として有する芳香族ポリエステル又は芳香族ポリエステルアミドであり、芳香族ヒドロキシカルボン酸が、6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸を含む、液晶性樹脂の解重合方法である。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に記載された全芳香族ポリエステルのリサイクル方法においては、対象とする全芳香族ポリエステルは、芳香族ジカルボン酸と芳香族ジヒドロキシ化合物とをモノマー由来とするものである。芳香族ヒドロキシカルボン酸に由来する構造単位を構成成分として有する芳香族ポリエステル又は芳香族ポリエステルアミドについては記載されていない。また、仮に、特許文献1のリサイクル方法によって、例えば、芳香族ヒドロキシカルボン酸たる6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸を回収しようとしても、脂肪族一価アルコール中で解重合するためメチルエステル等のエステルの状態で回収される。つまり、6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸を、そのままの状態では回収することは困難である。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、前記課題を解決するために鋭意検討した結果、6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸に由来する構造単位を構成成分として有する液晶性樹脂に対して亜臨界状態又は超臨界状態の水を反応させることで、6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸をそのままの状態で十分な回収率で回収可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸に由来する構造単位を構成成分として有する液晶性樹脂を、6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸をそのままの状態で十分な回収率で回収することができる液晶性樹脂の解重合方法を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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