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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024143125
(43)【公開日】2024-10-11
(54)【発明の名称】アニメーションの作成方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   G06T 13/80 20110101AFI20241003BHJP
【FI】
G06T13/80 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023055635
(22)【出願日】2023-03-30
(71)【出願人】
【識別番号】713011603
【氏名又は名称】ハウス食品株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000111487
【氏名又は名称】ハウス食品グループ本社株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100116850
【弁理士】
【氏名又は名称】廣瀬 隆行
(74)【代理人】
【識別番号】100165847
【弁理士】
【氏名又は名称】関 大祐
(72)【発明者】
【氏名】松山 南
(72)【発明者】
【氏名】星野 彰太
(72)【発明者】
【氏名】根岸 剛大
(72)【発明者】
【氏名】蓁原 光莉
(72)【発明者】
【氏名】太田 翼
【テーマコード(参考)】
5B050
【Fターム(参考)】
5B050AA08
5B050BA08
5B050BA13
5B050CA01
5B050DA04
5B050EA19
5B050EA24
5B050FA02
5B050FA05
(57)【要約】      (修正有)
【課題】対象物に関するアニメーションを自動的に作成するアニメーションの作成方法、プログラム、装置及び記録媒体を提供する。
【解決手段】アニメーションの作成方法は、アニメーションの作成装置1であるコンピュータに、対象物に関する画像が入力される画像入力部と、対象物に関する画像を解析して、対象物に関する画像に含まれる、対象物に関する色、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上であるアニメーション要素を取得するアニメーション要素取得部と、アニメーション要素を用いて、対象物に関するアニメーションを作成するアニメーション作成部と、を構成する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータに、対象物に関する画像が入力される画像入力工程と、
前記コンピュータが、前記対象物に関する画像を解析して、前記対象物に関する画像に含まれる、前記対象物に関する色、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上であるアニメーション要素を取得するアニメーション要素取得工程と、
前記コンピュータが、前記アニメーション要素を用いて、前記対象物に関するアニメーションを作成するアニメーション作成工程と、を含む、
アニメーションの作成方法。
【請求項2】
請求項1に記載のアニメーションの作成方法であって、
前記対象物は、飲食物の包装又は飲食物の説明文である、方法。
【請求項3】
請求項2に記載のアニメーションの作成方法であって、
前記アニメーション要素取得工程は、前記対象物に関する画像に含まれる、前記対象物に関する色を2種以上取得するとともに、取得した複数の色のそれぞれについて、前記対象物に関する画像における面積である色面積に関する情報を取得する、方法。
【請求項4】
請求項3に記載のアニメーションの作成方法であって、
前記アニメーション要素取得工程は、前記画像に含まれる文字である画像内文字を取得し、前記画像内文字と、前記コンピュータが記憶した飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上の候補とを比較することで、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上を得る、方法。
【請求項5】
請求項4に記載のアニメーションの作成方法であって、
前記アニメーション作成工程は、
前記アニメーション要素取得工程で、キーフレーズ、キーワード、及び原材料情報のいずれか1種又は2種以上であるアニメーションパーツ用情報が取得された場合、取得されたアニメーションパーツ用情報に基づいて、アニメーションパーツを取得し、取得したアニメーションパーツを用いて、前記対象物に関するアニメーションを作成する、方法。
【請求項6】
請求項5に記載のアニメーションの作成方法であって、
前記アニメーション要素取得工程で、(1)キーフレーズ又はキーワードと、(2)原材料情報が取得された場合、取得された原材料情報に基づいて、原材料情報に基づくアニメーションパーツを取得し、取得した原材料情報に基づくアニメーションパーツを、キーフレーズ又はキーワードに基づくパーツアレンジ情報に基づいて変換する、方法。
【請求項7】
請求項5に記載のアニメーションの作成方法であって、
前記アニメーション作成工程は、前記色面積が最も大きい色を前記対象物に関するアニメーションの背景の色とし、前記アニメーションパーツについては、前記色面積が大きい順に配色する、方法。
【請求項8】
請求項5に記載のアニメーションの作成方法であって、
前記アニメーション要素取得工程で、飲食品名、及び栄養成分情報が取得された場合、
取得された前記飲食品名に関する各栄養成分と、取得された前記栄養成分情報に含まれる各栄養成分とを比較し、
取得された前記栄養成分情報に含まれる各栄養成分のうち、取得された前記飲食品名に関する栄養成分との乖離が大きいものである風味特徴成分を求め、
前記風味特徴成分に基づくパーツアレンジ情報に基づいて、前記アニメーションパーツを変換する、方法。
【請求項9】
コンピュータによるアニメーションの作成装置であって、
対象物に関する画像が入力される画像入力部と、
前記対象物に関する画像を解析して、前記対象物に関する画像に含まれる、前記対象物に関する色、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上であるアニメーション要素を取得するアニメーション要素取得部と、
前記アニメーション要素を用いて、前記対象物に関するアニメーションを作成するアニメーション作成部と、を含む、
アニメーションの作成装置。
【請求項10】
コンピュータに、アニメーションの作成方法を実行させるためのプログラムであって、
前記アニメーションの作成方法は、
前記コンピュータに、対象物に関する画像が入力される画像入力工程と、
前記コンピュータが、前記対象物に関する画像を解析して、前記対象物に関する画像に含まれる、前記対象物に関する色、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上であるアニメーション要素を取得するアニメーション要素取得工程と、
前記コンピュータが、前記アニメーション要素を用いて、前記対象物に関するアニメーションを作成するアニメーション作成工程と、を含む、
プログラム。
【請求項11】
請求項10に記載のプログラムを記憶した非一時的情報記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、商品パッケージや商品の説明文などの画像に基づいて、アニメーションを自動的に作成する方法や装置に関する。より詳しく説明すると、この発明は、入力された画像を、コンピュータが解析し、解析した情報に基づいて、コンピュータが自動的にアニメーションを作成する方法や装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許第6930310号には、造形制御装置が記載されている。この装置は、対象物の三次元造形情報を取得する。そして、この装置は、対象物の各断面における感覚情報を、視覚により認識できるように表現する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6930310号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
単に対象物の断面に関する情報を視覚により認識できるようにするだけではなく、対象物に関するアニメーションを自動的に作成できる方法や装置が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、基本的には、対象物に関する画像を解析し、対象物に関するアニメーション要素を得て、そのアニメーション要素を用いることで、対象物の特徴を反映したアニメーションを作成できるという知見に基づく。後述するように、この方法を用いれば、商品などのイメージ動画を簡単に得ることができる。
【0006】
この明細書に記載される最初の発明は、コンピュータがアニメーションを作成する方法に関する。
この方法は、画像入力工程(S101)と、アニメーション要素取得工程(S102)と、アニメーション作成工程(S103)とを含む。
画像入力工程(S101)は、コンピュータに、対象物に関する画像が入力される工程である。
アニメーション要素取得工程(S102)は、コンピュータが、対象物に関する画像を解析して、対象物に関する画像に含まれる、対象物に関する色、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上であるアニメーション要素を取得する工程である。
アニメーション作成工程(S103)は、コンピュータが、アニメーション要素を用いて、対象物に関するアニメーションを作成する工程である。
【0007】
対象物の例は、飲食物の包装又は飲食物の説明文である。
【0008】
アニメーション要素取得工程の好ましい例は、対象物に関する画像に含まれる対象物に関する色を2種以上取得するとともに、取得した複数の色のそれぞれについて、対象物に関する画像における面積である色面積に関する情報を取得する。
【0009】
アニメーション要素取得工程の好ましい例は、画像に含まれる文字である画像内文字を取得し、画像内文字と、コンピュータが記憶した飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上の候補とを比較することで、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上を得る。
【0010】
アニメーション作成工程の好ましい例は、アニメーション要素取得工程で、キーフレーズ、キーワード、及び原材料情報のいずれか1種又は2種以上であるアニメーションパーツ用情報が取得された場合、取得されたアニメーションパーツ用情報に基づいて、アニメーションパーツを取得し、取得したアニメーションパーツを用いて、対象物に関するアニメーションを作成する。
【0011】
アニメーション作成工程の好ましい例は、アニメーション要素取得工程で、(1)キーフレーズ又はキーワードと、(2)原材料情報が取得された場合、取得された原材料情報に基づいて、原材料情報に基づくアニメーションパーツを取得し、取得した原材料情報に基づくアニメーションパーツを、キーフレーズ又はキーワードに基づくパーツアレンジ情報に基づいて変換する。
【0012】
アニメーション作成工程の好ましい例は、色面積が最も大きい色を対象物に関するアニメーションの背景の色とし、アニメーションパーツについては、色面積が大きい順に配色する。
【0013】
アニメーション作成工程の好ましい例は、アニメーション要素取得工程で、飲食品名、及び栄養成分情報が取得された場合、取得された飲食品名に関する各栄養成分と、取得された栄養成分情報に含まれる各栄養成分とを比較し、取得された栄養成分情報に含まれる各栄養成分のうち、取得された飲食品名に関する栄養成分との乖離が大きいものである風味特徴成分を求め、風味特徴成分に基づくパーツアレンジ情報に基づいて、アニメーションパーツを変換する。
【0014】
この明細書に記載される第2の発明は、コンピュータによるアニメーションの作成装置に関する。この装置1は、画像入力部3と、アニメーション要素取得部5と、アニメーション作成部7とを含む。この装置は、アニメーションを作成するための各種情報を記憶したアニメーション用記憶部9を有してもよい。また、この装置は、作成したアニメーションを出力するためのアニメーション出力部11を有してもよい。
【0015】
この明細書に記載される第3の発明は、コンピュータに、この明細書に記載されるいずれかのアニメーションの作成方法を実行させるためのプログラムや、そのプログラムを記憶した非一時的情報記録媒体に関する。また、このプログラムを有することで、コンピュータは、上記したアニメーションの作成装置として機能するものであってもよい。
【発明の効果】
【0016】
この発明によれば、例えば、商品や商品のパッケージを撮影するだけで、その商品がどのようなものであるかに関するアニメーションを得ることができることになる。すると、ユーザは、イメージを用いて感覚的に商品を選ぶことができるようになる。また、この方法を用いることで、食の楽しさ、驚き、及び共感性を提供できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1図1は、アニメーションを作成する方法を説明するためのフローチャートである。
図2図2は、アニメーションの作成装置を説明するためのブロック図である。
図3図3は、読み出されたアニメーションの基本要素のあるシーンを示す概念図である。
図4図4は、対象物について得られたアニメーションのあるシーンを示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜修正したものも含む。
【0019】
この明細書に記載される最初の発明は、コンピュータがアニメーションを作成する方法に関する。このアニメーションは、対象物をコンピュータが自動的に解析することにより得られる動画である。このアニメーションは、対象物により異なり、対象物に関するイメージを表す動画である。アニメーションは、所定時間の間、映像の変化をもって、出力されるものである。アニメーションは、音声を伴ってもよいし、音声を伴わなくてもよい。
【0020】
図1は、アニメーションを作成する方法を説明するためのフローチャートである。図1に示されるように、この方法は、画像入力工程(S101)と、アニメーション要素取得工程(S102)と、アニメーション作成工程(S103)とを含む。また、この方法は、図1に示されるように、アニメーションの出力工程(S104)をさらに含んでもよい。
【0021】
図2は、アニメーションの作成装置を説明するためのブロック図である。図2に示されるように、このアニメーションの作成装置1は、画像入力部3と、アニメーション要素取得部5と、アニメーション作成部7とを含む。図2に示されるように、この装置1は、アニメーションを作成するための各種情報を記憶したアニメーション情報記憶部9を有してもよい。また、この装置1は、作成したアニメーションを出力するためのアニメーション出力部11を有してもよい。画像入力部3は、対象物に関する画像が入力されるための要素である。アニメーション要素取得部5は、対象物に関する画像を解析して、対象物に関する画像に含まれる、対象物に関する色、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上であるアニメーション要素を取得するための要素である。アニメーション作成部7は、アニメーション要素を用いて、対象物に関するアニメーションを作成するための要素である。出力部11は、例えば、モニタや画面などの出力装置に、アニメーションを表示するように情報を制御してもよい。
【0022】
コンピュータは,入力部,出力部,制御部,演算部及び記憶部を有しており,各要素は,バスなどによって接続され,情報の授受を行うことができるようにされている。例えば,記憶部には,プログラムが記憶されていてもよいし,各種情報が記憶されていてもよい。プログラムは、CD-ROMやUSBメモリに一度格納された状態から、コンピュータのHD(ハードディスク)にインストールされてもよい。インストールされたプログラムは、アプリケーションとして、読み出されるようにされてもよい。入力部から所定の情報が入力された場合,制御部は,記憶部に記憶されるプログラムを読み出す。そして,制御部は,適宜記憶部に記憶された情報を読み出し,演算部へ伝える。また,制御部は,適宜入力された情報を演算部へ伝える。演算部は,受け取った各種情報を用いて演算処理を行い,記憶部に記憶する。制御部は,記憶部に記憶された演算結果を読み出して,出力部から出力する。このようにして,各種処理や各工程が実行される。この各種処理を実行するものが,各部や各手段である。コンピュータは,プロセッサを有し,プロセッサが各種機能や各種工程を実現するものであってもよい。コンピュータは,スタンドアロンであってもよい。コンピュータは,機能の一部がサーバと端末に分散されていてもよい。その場合サーバと端末とは,インターネットやイントラネットなどのネットワークにより,情報の授受を行うことができるようにされていることが好ましい。また、コンピュータは、携帯端末(例えば、スマートフォン、タブレット、PDA、携帯型ゲーム機、又はノート型パソコン)でもよいし、携帯端末とサーバを含むシステムであってもよい。
【0023】
画像入力工程(S101)は、コンピュータに、対象物に関する画像が入力される工程である。対象物は、アニメーションを形成する対象となるものを意味する。対象物の例は、商品そのものや、商品の包装であってよい。また、対象物の例は、飲食物、飲食物の包装及び飲食物の説明文である。飲食物の包装の例は、飲食物のパッケージ(外箱など)である。飲食物の説明文は、飲食物を説明した文の画像である。飲食物を説明した文の例は、飲食物を説明するポップ文、成分表、及びパッケージに含まれる飲食物の説明文である。対象物に関する画像は、1枚でもよいし、2枚以上であってもよい。印象物に関する画像は、動画(複数の画像の集合)であってもよい。対象物に関する画像の例は、ユーザの携帯端末により撮影された画像である。例えば、ユーザが、携帯端末の撮影部(例えばカメラ)を用いて対象物を撮影する。すると、撮影された画像は、端末の記憶部に記憶される。携帯端末は、記憶部に記憶された画像を読み出して、後の処理に用いる。処理をサーバが行う場合、携帯端末は、サーバに画像を出力する。すると、サーバは、画像を受取り、サーバに入力する。また、後の処理を携帯端末が行う場合、後の処理のためのアプリケーションが起動し、記憶部から画像を読み出して、各種処理を行う。つまり、携帯端末の撮影部により撮影された画像は、画像入力部3により、装置1に入力される。例えば、コンピュータの入力部や、記憶部、及び制御部が、画像入力部3として機能する。
【0024】
アニメーション要素取得工程(S102)は、コンピュータが、対象物に関する画像を解析して、対象物に関する画像に含まれる、対象物に関する色、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上であるアニメーション要素を取得する工程である。アニメーション要素取得部5は、対象物に関する画像を解析して、対象物に関する画像に含まれる、対象物に関する色、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上であるアニメーション要素を取得する。例えば、コンピュータの入力部、記憶部、演算部及び制御部が、アニメーション要素取得部5として機能する。アニメーション要素取得部5は、公知の画像解析アルゴリズムや文字解析アルゴリズムを有していてもよい。この場合、アニメーション要素取得部5は、画像解析部や文字解析部を有することとなる。アニメーション情報記憶部9には、上記の解析を行うために必要な情報であるアニメーション要素取得用情報を記憶していてもよい。すると、アニメーション要素取得部5は、対象物に関する画像を解析して得られた情報と、アニメーション要素取得用情報とを用いて、アニメーション要素を取得する。
【0025】
アニメーション要素取得工程の好ましい例は、対象物に関する画像に含まれる対象物に関する色を2種以上取得するとともに、取得した複数の色のそれぞれについて、対象物に関する画像における面積である色面積に関する情報を取得するものである。対象物に関する色は、ある範囲の色をある色としてもよい。例えばアニメーション情報記憶部9は、ある範囲とは、RGBやL*a*bが一定値の範囲をある色となるように色情報を記憶しておく。そして、対象物に関する画像に含まれる対象物に関する色と、色情報とを比較して、対象物の色を分析するようにしてもよい。そのうえで、アニメーション要素取得部5は、対象物における各色の面積や割合を求める演算を行うようにすればよい。このようにすれば、アニメーション要素取得部5は、取得した複数の色のそれぞれについて、対象物に関する画像における面積である色面積に関する情報を取得できる。
【0026】
アニメーション要素取得工程の好ましい例は、画像に含まれる文字である画像内文字を取得し、画像内文字と、コンピュータが記憶した飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上の候補とを比較することで、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のいずれか1種又は2種以上を得るものである。なお、アニメーション情報記憶部9が、飲食品に関する画像を記憶している場合、アニメーション要素取得部5は、画像認識をすることにより、対象物の飲食品名を得てもよい。
【0027】
飲食品名の例は、カレー、チョコレート(チョコ)、ワイン、シチュー、ハヤシライス、ハンバーグ、グラタン、ジュース、グミキャンディー及びラムネである。飲食品名に関して、「即食型」又は「調理型」を記憶しておくことは、好ましい態様である。対象物が、「即食型」及び「調理型」のいずれであるかを解析して、解析結果を記憶部に記憶するようにしてもよい。このように「即食型」か「調理型」を判断することで、「調理型」の場合は、調理する際に加わる具材部分の栄養成分を加味することができることとなる。例えば、アニメーション情報記憶部9は、カレールウと関連して「調理型」を記憶している。
【0028】
キーフレーズは、対象物を表す特徴的な文や複数の単語の集まりを意味する。キーワードは、対象物を表す特徴的な単語を意味する。キーフレーズの例は、余韻の残る香りである。キーワードの例は、柑橘、甘さである。対象物によっては、キーフレーズやキーワードが得られない場合もある。
【0029】
原材料情報は、対象物の原材料に関する情報である。例えば、原材料情報は、商品パッケージに記載されている。特に、商品パッケージの「原材料名」に続く部分に原材料情報が記載されていることがある。このことを利用し、アニメーション要素取得部5は、原材料名の後の部分に存在する単語を、対象物の原材料情報として得てもよい。栄養成分情報は、対象物の栄養成分に関する情報(例えば、カロリー、脂質量、タンパク質量、糖質の量、食物繊維の量、及び塩分の量のいずれか1種以上の情報)である。例えば、商品のパッケージの「栄養成分表示」に続く部分に、栄養成分情報が記載されていることがある。このことを利用し、アニメーション要素取得部5は、栄養成分表示の後の部分に存在する単語を、対象物の栄養成分情報として得てもよい。
【0030】
アニメーション情報記憶部9は、例えば、飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報のそれぞれについて、情報をリストとして記憶している。そして、アニメーション要素取得部5は、画像内文字と各リスト内の情報とを比較し、一致している場合に、その一致した文字を対象物に関する飲食品名、キーフレーズ、キーワード、原材料情報、及び栄養成分情報として取得し、記憶部に記憶すればよい。
【0031】
アニメーション作成工程(S103)は、コンピュータが、アニメーション要素を用いて、対象物に関するアニメーションを作成する工程である。アニメーション作成部7は、アニメーション要素を用いて、対象物に関するアニメーションを作成する。アニメーション情報記憶部9は、例えば、アニメーション要素を用いてアニメーションを作成するための情報を記憶している。そして、アニメーション作成部7は、アニメーション要素取得部5が取得したアニメーション要素を用いて、アニメーション情報記憶部9からアニメーションを作成するために必要な情報を読み出し、対象物に関するアニメーションを作成する。
【0032】
アニメーション作成部7は、対象物の飲食品名を記憶部から読み出し、アニメーション情報記憶部9から読み出した飲食品名と関連したアニメーションの基本要素(アニメーションの基本パターン)を読み出す。これにより、アニメーション作成部7は、飲食品名と関連したアニメーションを作成できる。アニメーションの基本要素は、アニメーションの背景画像、アニメーションパーツ、アニメーション用背景音楽、アニメーションパーツ用音楽、効果音、アニメーションパーツの動きに関する情報を含んでもよい。
【0033】
図3は、読み出されたアニメーションの基本要素のあるシーンを示す概念図である。この図では、アニメーションの背景画像21に、複数のアニメーションパーツ23、25、27が描画されている。アニメーションパーツ23、25は、アニメーションにおいて、位置や形状が変化することがあるアイコンやキャラクタなどの要素を意味する。アニメーションは、時間が変わると、異なるシーンとなり、アニメーションパーツの位置や形状が変化したり、時間に応じて音楽が変化してもよい。
【0034】
アニメーション作成工程の好ましい例は、アニメーション要素取得工程で、キーフレーズ、キーワード、及び原材料情報のいずれか1種又は2種以上であるアニメーションパーツ用情報が取得された場合、取得されたアニメーションパーツ用情報に基づいて、アニメーションパーツを取得し、取得したアニメーションパーツを用いて、対象物に関するアニメーションを作成するものである。この場合、アニメーションパーツ用情報に基づいて、アニメーションの基本要素に含まれるアニメーションパーツを変化させてもよいし、新たなアニメーションパーツが追加されてもよい。例えば、アニメーション情報記憶部9は、甘味、塩見、うまみ、酸味、苦み、辛み、に応じたアニメーションパーツを記憶していたり、これらの味に対応したアニメーションの変換規則を記憶している。また、アニメーション情報記憶部9は、例えば、各種情報に対応したアニメーションパーツやアニメーションの変換規則を記憶している。アニメーション情報記憶部9は、例えば、各種情報に対応した効果音やアニメーションの変換規則(音を変える)を記憶してもよい。アニメーション作成部7は、各種情報に基づいて、新たなアニメーションパーツを読み出したり、変換規則に従って基本アニメーションに含まれていたアニメーションパーツを変換する。このようにして、対象物の特徴を反映させたアニメーションを得ることができる。変換規則の例は、アニメーションパーツの形状を変えたり、アニメーションパーツの大きさや、動きを変えたり、効果音を出力したりといったものである。
【0035】
アニメーション作成工程の好ましい例は、色面積が最も大きい色を対象物に関するアニメーションの背景の色とし、アニメーションパーツについては、色面積が大きい順に配色するものである。アニメーションパーツにはあらかじめ順番がふられており、対象物に占める色面積が大きい順に背景色、大きなアニメーションパーツの配色の様に制御してもよい。
【0036】
アニメーション作成工程の好ましい例は、アニメーション要素取得工程で、(1)キーフレーズ又はキーワードと、(2)原材料情報が取得された場合、取得された原材料情報に基づいて、原材料情報に基づくアニメーションパーツを取得し、取得した原材料情報に基づくアニメーションパーツを、キーフレーズ又はキーワードに基づくパーツアレンジ情報に基づいて変換する。パーツアレンジ情報は、変換規則を意味する。
【0037】
アニメーション作成工程の好ましい例は、アニメーション要素取得工程で、飲食品名、及び栄養成分情報が取得された場合、取得された飲食品名に関する各栄養成分と、取得された栄養成分情報に含まれる各栄養成分とを比較し、取得された栄養成分情報に含まれる各栄養成分のうち、取得された飲食品名に関する栄養成分との乖離が大きいものである風味特徴成分を求め、風味特徴成分に基づくパーツアレンジ情報に基づいて、アニメーションパーツを変換する。アニメーション情報記憶部9は、風味特徴成分と関連して、パーツアレンジ情報(変換規則)を記憶する。アニメーション作成部7は、風味特徴成分に関したパーツアレンジ情報を読み出して、アニメーションを変化させる。
【0038】
図4は、対象物について得られたアニメーションのあるシーンを示す概念図である。図4に示されるように、この例では、飲食品名に基づいて得られた基本的なアニメーション(図3)と比べると、対象物に関する情報に基づいてアニメーションが変化していることがわかる。つまり、アニメーション要素に基づいて、基本的なアニメーションに含まれていたアニメーション要素が新たなアニメーション要素33、35、37となっていたり、アニメーション要素に基づいて、基本的なアニメーションに含まれていなかった新たなアニメーション要素39が追加されている。このように対象物に関するアニメーションは、作成された状態であっても、任意の状況で出力できるものであり、利用価値の高いものである。
【0039】
アニメーションの出力工程(S104)は、対象物に関するアニメーションを出力する工程である。例えば、アニメーション出力部11は、モニタやスピーカなどの出力部がアニメーションを表示できるように、対象物に関するアニメーションを出力する。例えば、処理がサーバ内で行われた場合は、サーバは携帯端末に向けて、アニメーションに関する情報を出力してもよい。すると、アニメーションに関する情報を受信した携帯端末は、そのモニタやスピーカなどの出力部を用いて、対象物に関するアニメーションを表示等できることとなる。
【0040】
この明細書に記載される第3の発明は、コンピュータに、この明細書に記載されるいずれかのアニメーションの作成方法を実行させるためのプログラムや、そのプログラムを記憶した非一時的情報記録媒体に関する。また、このプログラムを有することで、コンピュータは、上記したアニメーションの作成装置として機能するものであってもよい。
【実施例0041】
あるカレー商品のパッケージを対象物として用いて、アニメーションの作成装置を用いて、アニメーションを作成した。この例では、携帯端末(スマートフォン)に、アニメーションの作成方法を実装するためのアプリケーションをインストールしておいた。そして、アプリケーションにより実装されるプログラムにより、アニメーションを作成した。
【0042】
製品パッケージとカメラ付きのスマートフォンを用意した。スマートフォンのアプリケーションを立ち上げた。その状態で、スマートフォンのカメラで製品パッケージを複数方向から、複数枚撮影した。スマートフォンの記憶部に、撮影した製品パッケージの画像が記憶された。アプリケーションが、記憶部に記憶された商品パッケージの画像に含まれる色調を解析し、色調情報を抽出し、記憶部に記憶した。また、アプリケーションが、記憶部に記憶された商品パッケージの画像に含まれる文字を取得し、記憶部に記憶した。
【0043】
アプリケーションが、色調毎に、パッケージにおける面積の割合を算出した。そのうえで、アプリケーションが、色調の面積割合が大きいものの上位3位を上から順にテーマカラー1,2,3として、記憶部に記憶した。この際、色調については、ある範囲(明度及び彩度の範囲など)をもってある色調としてもよい。あるカレー商品の例では、テーマカラー1,2,3が、黄色、赤、茶色として、記憶部に記憶された。このようにして、色面積に関する情報を得た。
【0044】
アプリケーションが、記憶部から製品パッケージの画像を読み出して、文字情報(キャッチコピー)を抽出した。製品パッケージの画像に含まれる文字を解析し、データベースからキーワードを含むか否かを解析して、キーワードを含む場合に、キャッチコピーを含むとしてもよい。ここでは、製品パッケージのうち大きな2番目又は3番目文字を文字情報とするプログラムを用いてもよい。一番大きな文字は、商品名であることが多いためである。なお、あるカレー商品の例では、「りんごとハチミツとろ~りとけてる」という画像内文字を取得し、これをキーフレーズとして記憶部に記憶した。アプリケーションは、キーフレーズから、「りんご」、「ハチミツ」、「とろ~り」及び「とけてる」というキーワードを抽出し、記憶部に記憶した。
【0045】
アプリケーションは、文字情報を読み出して、飲食品名を記憶したデータベースに含まれる飲食品名と一致するか否か照合する作業を行った。あるカレー商品の例では、文字情報と、飲食品名の「カレー」が一致したので、対象物について、飲食品名である「カレー」を記憶した。この際、飲食品名を抽出できなかった場合に、エラーを出力するようにしてもよい。
【0046】
アプリケーションは、あるカレー商品の例は、「調理型」であり、対象物が調理型であるという情報が記憶部に記憶された。
【0047】
アプリケーションは、文字情報を読み出して、対象物の原材料情報を抽出する。具体的には、文字情報と、記憶部に記憶された原材料情報が一致するか否か解析する。このようにして、対象物に含まれる原材料情報を得て、記憶部に記憶する。アプリケーションは、原材料情報を複数得た場合、含有量が多いものや、所定個数(例えば10個)を原材料情報として、記憶部に記憶してもよい。
あるカレー商品の例では、文字情報に含まれる、「食用油脂、小麦粉、砂糖、食塩、…、ローストオニオンパウダー、はちみつ」を原材料情報として、記憶部に記憶した。
また、アプリケーションは、優先度の高い原材料情報のリストを記憶し、それと文字情報とを照合して、原材料情報を得てもよい。あるカレー商品の例では、文字情報に含まれる、「ガーリックパウダー」「香辛料」「チーズパウダー」を原材料情報として、記憶部に記憶した。
【0048】
アプリケーションは、文字情報を読み出して、対象物の栄養成分情報を抽出する。例えば、アプリケーションは、文字情報と、栄養成分情報を記憶したリストにおける栄養成分情報とを照合し、対象物の栄養成分情報を得る。例えば、栄養成分情報のリストには、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」及び「食塩相当量」がある。あるカレー商品の例では、文字情報に含まれる、たんぱく質:1.1g 脂質6.9g 炭水化物8.4g 食塩相当量2.1g が栄養成分情報として抽出され、記憶部に記憶された。
【0049】
上記のようにして、アニメーション要素が取得された。
【0050】
アプリケーションは、記憶部から飲食品名を読み出し、飲食品名と関連して記憶しておいたアニメーションの基本パターンを読み出した。アニメーションの基本パターンには、アニメーションに含まれる、背景、アニメーションパーツ(アニメーションに登場する画像要素)、各アニメーションパーツの発現タイミング、発現位置、移動情報、大きさ、アニメーションの背景音楽のいずれか1つ以上を含むものがデフォルトで設定されていてもよい。
【0051】
アプリケーションは、テーマカラー1をアニメーションのベースカラーとした。アプリケーションは、テーマカラー2及び3を、それぞれアニメーションのアクセントカラー1及び2とした。
あるカレー商品の例では、カレーに関するデフォルトされたアニメーションが読み出され、そのうち背景(ベースカラー)が黄色であり、第1及び第2のアニメーションパーツをそれぞれ赤色、及び茶色とする情報を記憶部に記憶した。
【0052】
アプリケーションは、キーワードと関連して、変換規則を記憶してもよい。例えば、アプリケーションは、記憶部からキーワードを読み出す。そして、アプリケーションは、読み出したキーワードと関連して記憶されている変換規則を読み出し、対象物に関する変換規則として記憶部に記憶する。そして、アプリケーションは、読み出した変換規則に従って、デフォルトのアニメーションを変化させる。変換規則は、例えば、新たなアニメーションパーツを追加するもの、アニメーションパーツを変化させるもの、アニメーションパーツの発現タイミングを変化させるもの、アニメーションパーツの移動をへんかさせるものであってもよい。
【0053】
あるカレー商品の例では、記憶部から「りんご」、「ハチミツ」、「とろ~り」及び「とけてる」というキーワードを抽出する。この例では、キーワード「りんご」と対応して、赤と黄色の水滴模様のアニメーションを追加することが記憶されている。また、この例では、キーワード「はちみつ」と対応して金色の液体が垂れるようなアニメーションと新たなアニメーションパーツとしてハニカム構造のモチーフが記憶されている。また、「とろ~り」と対応して、構成要素のムーブを0.8倍速にすることが記憶されている。アプリケーションは、これらキーワードに対応した変換規則を読み出し、記憶部に記憶した。
【0054】
アプリケーションは、原材料情報と対応した変換規則を記憶する。そして、アプリケーションは、記憶部から原材料情報を読み出して、読み出した原材料情報と対応した変換規則を読み出し、対象物に関する変換規則として、記憶部に記憶する。そして、アプリケーションは、読み出した変換規則に従って、デフォルトのアニメーションを変化させる。
【0055】
あるカレー商品の例では、記憶部から「食用油脂、小麦粉、砂糖、食塩、…、ローストオニオンパウダー、はちみつ」といった対象物の原材料情報を読み出す。そして、読み出した、原材料情報に対応したアニメーションパーツ等を読み出してアニメーションを変化させる。なお、この際に、アプリケーションは、対象物の原材料情報のうち、対象物の飲食品名と関連して記憶される一般的な原材料情報(例えば、カレーに通常含まれる原材料情報)については、特徴的なものではないので、アニメーションを変化させる原材料情報から除くといった処理を行ってもよい。
【0056】
アプリケーションは、記憶部から対象物の栄養成分情報を読み出す。アプリケーションは、飲食品名と関連して、平均栄養成分を記憶している。アプリケーションは、対象物の飲食品名を用いて、記憶部から飲食品名と関連した平均栄養成分を読み出す。アプリケーションは、対象物の栄養成分情報に含まれる各栄養成分の情報(例えば、分量)と、平均栄養成分とを比較する。そして、対象物の栄養成分が平均から一定以上乖離している場合に、その栄養成分を対象物に特徴的な栄養成分として求め、記憶部に記憶してもよい。平均から一定以上乖離しているか否か判断するためのアルゴリズムは公知のものを適宜もちいてもよい(例えば、相対比が0.9以下か1.1以上であるなど)。特徴的な栄養成分は、対象物の風味の特徴となる。このため、アプリケーションは、特徴的な栄養成分を読み出し、特徴的な栄養成分に関連する変換規則を記憶部から読み出して、アニメーションに反映させればよい。例えば、対象物の脂質の割合が、カレーの平均値の割合より1.1倍以上である場合、脂質が風味特徴となる。この場合、記憶部には、脂質と関連して、アニメーション要素の角を丸くするという変換規則が記憶されている。すると、アプリケーションは、アニメーション要素の角を丸くするように制御する。
【0057】
アプリケーションは、上記のようにして、デフォルトのアニメーションに基づいて、各種変換規則を適用させて、アニメーションを作成した。アプリケーションは、作成されたアニメーションを、適宜記憶部に記憶し、スマートフォンのモニタに出力した。すると、ユーザは、あるカレーに関するイメージ動画を見ることができた。
【産業上の利用可能性】
【0058】
この発明は、情報産業において利用されうる。
【符号の説明】
【0059】
1 アニメーションの作成装置
3 画像入力部
5 アニメーション要素取得部
7 アニメーション作成部
9 アニメーション情報記憶部
11 アニメーション出力部


図1
図2
図3
図4