(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024164718
(43)【公開日】2024-11-27
(54)【発明の名称】記録媒体搬送装置、及び、画像形成装置
(51)【国際特許分類】
B65H 1/04 20060101AFI20241120BHJP
B65H 1/14 20060101ALI20241120BHJP
【FI】
B65H1/04 320A
B65H1/14 310C
B65H1/14 322C
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023080400
(22)【出願日】2023-05-15
(71)【出願人】
【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
(74)【代理人】
【識別番号】110000442
【氏名又は名称】弁理士法人武和国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】伊深 仁士
【テーマコード(参考)】
3F343
【Fターム(参考)】
3F343FA02
3F343FB01
3F343FC21
3F343GA01
3F343GA03
3F343GB01
3F343GC01
3F343GD01
3F343HA34
3F343HA37
3F343HD09
3F343HD16
3F343HD18
3F343HE12
3F343KB03
3F343KB13
3F343KB17
3F343KB19
3F343LA02
3F343LA14
3F343LA15
3F343LC02
(57)【要約】 (修正有)
【課題】記録媒体搬送装置に収納する記録媒体の収納可能枚数を増加させる。
【解決手段】記録媒体に対して所定処理を行う記録媒体搬送装置が、記録媒体を収納する第1収納部と、第1収納部に収納される記録媒体が搬送される搬送方向の位置決めを行う第1部材113、第2部材109と、搬送方向と直交する直交方向の位置決めを行う第3部材112、第4部材112aと、記録媒体を積載する第1底部と、第1収納部と、上方向、又は、下方向に設置され、記録媒体を収納する第2収納部200とを備え、第1部材、記第2部材、記第3部材、第4部材、及び、第1底部は、記第1収納部に設置され、かつ、第1収納部から取り外しが可能であり、第1部材、第2部材、第3部材、及び、第4部材は、記第1収納部から取り外し後、記第2収納部に取り付けられる。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体に対して所定処理を行う記録媒体搬送装置であって、
前記記録媒体を収納する第1収納部と、
前記第1収納部に収納される前記記録媒体の第1辺に接し、かつ、前記記録媒体が搬送される搬送方向の位置決めを行う第1部材と、
前記第1辺に対向する第2辺に接し、かつ、前記搬送方向の位置決めを行う第2部材と、
前記第1辺、及び、前記第2辺と直交する第3辺に接し、かつ、前記搬送方向と直交する直交方向の位置決めを行う第3部材と、
前記第3辺に対向する第4辺に接し、かつ、前記直交方向の位置決めを行う第4部材と、
前記第1収納部に収納される前記記録媒体を積載する第1底部と、
前記第1収納部と前記搬送方向に対して垂直となる垂直方向において、下方向に設置され、前記記録媒体を収納する第2収納部とを備え、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、前記第4部材、及び、前記第1底部は、
前記第1収納部に設置され、かつ、前記第1収納部から取り外しが可能であり、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、及び、前記第4部材は、
前記第1収納部から取り外し後、前記第2収納部に設置に取り付けられる
記録媒体搬送装置。
【請求項2】
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、及び、前記第4部材は、
螺子で取り付けられる
請求項1に記載の記録媒体搬送装置。
【請求項3】
前記第2収納部に収納される前記記録媒体を積載する第2底部と、
前記第2底部の前記搬送方向における端部を支点にして、前記第2底部を前記垂直方向に上昇させる第1移動部とを更に備える
請求項1に記載の記録媒体搬送装置。
【請求項4】
前記第1移動部が前記第2底部を前記垂直方向に上昇させた場合に、
前記直交方向を軸に、前記第2収納部に取り付けられた前記第2部材が回転する
請求項3に記載の記録媒体搬送装置。
【請求項5】
前記第2収納部に収納される前記記録媒体を積載する第2底部と、
前記第2底部の前記搬送方向における端部を前記垂直方向にスライドさせて、前記第2底部を前記垂直方向に上昇させる第2移動部とを更に備える
請求項1に記載の記録媒体搬送装置。
【請求項6】
前記第1収納部は、
前記垂直方向において、前記第2収納部の上に位置し、
前記第2収納部は、
前記垂直方向において、前記第1収納部の下に位置し、
前記第1底部、及び、前記第2収納部の上部を含む、前記第1収納部と前記第2収納部の外装となる境界部が取り外し可能であり、
前記境界部が取り外されると、前記第1収納部と前記第2収納部が一体となり、
前記第1部材、及び、前記第2部材は、
対となって前記搬送方向の位置決めを行うエンドフェンスの対であり、
前記搬送方向において、前記記録媒体の端部を揃え、
前記第3部材、及び、前記第4部材は、
対となって前記直交方向の位置決めを行うサイドフェンスの対であり、
前記直交方向において、前記記録媒体の端部を揃え、
前記記録媒体は、
用紙であり、
前記所定処理は、
画像形成である
請求項1に記載の記録媒体搬送装置。
【請求項7】
記録媒体に対して画像形成を行う画像形成装置であって、
前記記録媒体を収納する第1収納部と、
前記第1収納部に収納される前記記録媒体の第1辺に接し、かつ、前記記録媒体が搬送される搬送方向の位置決めを行う第1部材と、
前記第1辺に対向する第2辺に接し、かつ、前記搬送方向の位置決めを行う第2部材と、
前記第1辺、及び、前記第2辺と直交する第3辺に接し、かつ、前記搬送方向と直交する直交方向の位置決めを行う第3部材と、
前記第3辺に対向する第4辺に接し、かつ、前記直交方向の位置決めを行う第4部材と、
前記第1収納部に収納される前記記録媒体を積載する第1底部と、
前記第1収納部と前記搬送方向に対して垂直となる垂直方向において、下方向に設置され、前記記録媒体を収納する第2収納部とを備え、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、前記第4部材、及び、前記第1底部は、
前記第1収納部に設置され、かつ、前記第1収納部から取り外しが可能であり、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、及び、前記第4部材は、
前記第1収納部から取り外し後、前記第2収納部に設置に取り付けられる
画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録媒体搬送装置、及び、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
画像形成が行われる用紙を収納する技術が知られている。具体的には、画像形成装置が用紙を積載できる用紙トレイを備える。そして、用紙トレイ内に用紙を収納し、画像形成の際に、用紙が用紙トレイから搬送される。
【0003】
また、画像形成装置が備える複数の用紙トレイを連結させることで、大きなサイズの用紙を収納する技術が知られている。具体的には、用紙トレイの筐体内に、取り外し可能な仕切り板を設ける。そして、仕切り板を取り外して複数の用紙トレイを連結させる。このように連結すると、連結前の用紙トレイでは、「8.5×11」のサイズまでしか収納できない場合でも、連結後は、「11×17」のサイズまで収納可能となる。このように、収納可能な用紙のサイズを大きくする技術が知られている(例えば、特許文献1等である)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術は、収納可能な用紙のサイズを大きくさせるものであって、用紙の収納可能枚数を増やすものではない。したがって、従来の技術は、収納可能枚数が十分でない場合であっても、記録媒体搬送装置に収納する記録媒体の収納可能枚数を増加させることができない課題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、記録媒体搬送装置に収納する記録媒体の収納可能枚数を増加させるのを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、
記録媒体に対して所定処理を行う記録媒体搬送装置は、
前記記録媒体を収納する第1収納部と、
前記第1収納部に収納される前記記録媒体の第1辺に接し、かつ、前記記録媒体が搬送される搬送方向の位置決めを行う第1部材と、
前記第1辺に対向する第2辺に接し、かつ、前記搬送方向の位置決めを行う第2部材と、
前記第1辺、及び、前記第2辺と直交する第3辺に接し、かつ、前記搬送方向と直交する直交方向の位置決めを行う第3部材と、
前記第3辺に対向する第4辺に接し、かつ、前記直交方向の位置決めを行う第4部材と、
前記第1収納部に収納される前記記録媒体を積載する第1底部と、
前記第1収納部と前記搬送方向に対して垂直となる垂直方向において、下方向に設置され、前記記録媒体を収納する第2収納部とを備え、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、前記第4部材、及び、前記第1底部は、
前記第1収納部に設置され、かつ、前記第1収納部から取り外しが可能であり、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、及び、前記第4部材は、
前記第1収納部から取り外し後、前記第2収納部に設置に取り付けられる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、記録媒体搬送装置に収納する記録媒体の収納可能枚数を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図4】第1収納部から第1部材、第2部材、第3部材、第4部材、及び、第1底部を取り外す例を示す図である。
【
図5】第1収納部から第1部材、第2部材、第3部材、及び、第4部材の移設例を示す図である。
【
図6】第1移動部による第2底部の上昇例を示す図である。
【
図8】第2移動部による第2底部の上昇前状態の例を示す図である。
【
図9】第2移動部による第2底部の上昇後状態の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付する図面を参照し、具体例を説明する。なお、実施形態は、以下に説明する具体例に限られない。
【0010】
[第1実施形態]
例えば、記録媒体搬送装置は、以下のような画像形成装置10である。また、以下の例では、媒体は用紙W、かつ、入力される画像データに基づき、用紙Wに対して画像形成を行う所定処理とする。したがって、画像形成装置10が用紙Wに対して画像形成を行うと、用紙W上に画像が形成される。ただし、所定処理は、用紙Wに対して行う処理であれば、画像形成以外の処理(例えば、前処理等である。)等でもよい。
【0011】
[画像形成装置の例]
図1は、画像形成装置の例を示す図である。以下、用紙Wを搬送する方向を「搬送方向」及び「Y軸方向」(「主走査方向」という場合もある。)とする。そして、Y軸方向に対して直交する方向であって用紙Wの幅方向に相当する方向を「直交方向」及び「X軸方向」(「副走査方向」又は「幅方向」という場合もある。)とする。さらに、用紙Wの面(画像形成を行う面を含む。)に対し、垂直となる方向であって、搬送方向及びY軸方向と、直交方向及びX軸方向と直交する方向を「垂直方向」及び「Z軸方向」(「高さ方向」という場合もある。)とする。
【0012】
また、用紙Wは、長手方向が搬送方向、かつ、短手方向が直交方向であるとする。ただし、用紙Wの長手方向、及び、短手方向は、設定によって短手方向が搬送方向となってもよい。以下、用紙Wの4辺のうち、長手方向の対向する2辺を「第1辺」、及び、「第2辺」という。一方で、用紙Wの4辺のうち、短手方向の対向する2辺を「第3辺」、及び、「第4辺」という。
【0013】
画像形成装置10は、本体1、第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200で構成する。ただし、画像形成装置10は、本体1、第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200以外に、前処理装置等を更に有してもよい。
【0014】
以下、第1収納部を第1給紙装置100、かつ、第2収納部を第2給紙装置200とする例で説明する。ただし、収納部は、3段以上あってもよい。
【0015】
以下、第1給紙装置100が第2給紙装置200に対して上、すなわち、上段に第1給紙装置100が位置し、かつ、第2給紙装置200が第1給紙装置100に対して下、すなわち、下段に第2給紙装置200が位置する2段構成の例で説明する。
【0016】
図2は、画像形成装置の内部構造例を示す図である。具体的には、本体1には、画像形成を行うため、画像形成器2を備える。画像形成器2は、帯電、現像、露光、転写、搬送、クリーニング、及び、定着等の処理を実行する装置で構成される。なお、画像形成器2は、所定処理の種類によって構成する装置が異なってもよい。
【0017】
第1給紙装置100、又は、第2給紙装置200には、事前に用紙Wが収納される。具体的には、第1給紙装置100には、第1取っ手199が設置される。同様に、第2給紙装置200には、第2取っ手299が設置される。第1取っ手199、及び、第2取っ手299をユーザがX軸方向に引き出すと、第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200がX軸方向に引き出される。このように第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200を引き出し、第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200に用紙Wが収納される。
【0018】
画像形成を開始すると、第1給紙装置100、又は、第2給紙装置200から、画像形成器2に用紙Wが1枚ずつ給紙される。次に、画像形成器2は、用紙Wに対して、帯電、現像、露光、転写、搬送、及び、定着等の処理を行って、画像を用紙W上に形成する。第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200から用紙Wを搬送する状態では、第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200は、以下のような動作を行う。
【0019】
図3は、収納部の例を示す図である。以下、第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200が同じ構造である例で説明する。
【0020】
第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200は、第1給紙カセット101、及び、第2給紙カセット201を備える。そして、第1給紙カセット101、及び、第2給紙カセット201の内部に用紙Wが収納される。
【0021】
第1給紙カセット101、及び、第2給紙カセット201を垂直方向に貫通するように、第1給紙カセット101、及び、第2給紙カセット201には、第1搬送路102、及び、第2搬送路202が形成される。そして、第1搬送路102、及び、第2搬送路202が通連するように、第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200が接続される。したがって、第1搬送路102、及び、第2搬送路202がつながり、第1給紙カセット101、及び、第2給紙カセット201から本体1への搬送路が形成される。
【0022】
第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200に収納される用紙Wは、第1給紙路103、及び、第2給紙路203から給紙される。その後、用紙Wは、第1給紙路103、及び、第2給紙路203から第1搬送路102、及び、第2搬送路202を通過して本体1へ搬送される。
【0023】
第1給紙装置100には、第1搬送部として、第1給紙ユニット104が設置される。同様に、第2給紙装置200には、第2搬送部として、第2給紙ユニット204が設置される。
【0024】
本体1で画像形成を行う場合、第1給紙ユニット104、又は、第2給紙ユニット204を回転駆動させて、第1給紙カセット101、又は、第2給紙カセット201から用紙Wを給紙する。また、複数の用紙Wに画像形成を行う場合には、第1給紙カセット101、又は、第2給紙カセット201からの給紙が繰り返し行われる。
【0025】
第1給紙装置100から給紙する場合には、用紙Wは、第1搬送路102、及び、第1排紙口105を経由して本体1へ搬送される。
【0026】
第2給紙装置200から給紙する場合には、用紙Wは、第2搬送路202、第2排紙口205、第1搬送路102、及び、第1排紙口105を経由して本体1へ搬送される。
【0027】
なお、搬送路の位置、形状、及び、構成は、上記の位置、形状、及び、構成に限られない。すなわち、搬送路の形状は、上記以外の形状でもよい。また、搬送路は、上記以外の部品等で形成されてもよい。さらに、搬送路は、上記以外の位置に形成されてもよい。
【0028】
第1給紙装置100は、第1底部として、第1底板114を備える。同様に、第2給紙装置200は、第2底部として、第2底板214を備える。
【0029】
第1底板114は、一方の端部が第1トレイ後側板111に第1底板支点115aで支持される。同様に、第2底板214は、一方の端部が第2トレイ後側板211に第2底板支点215aで支持される。
【0030】
第1給紙カセット101には、第1トレイ底面板110が設置される。また、第1トレイ底面板110には、X軸方向へ貫通する第1シャフト116が設置される。同様に、第2給紙カセット201には、第2トレイ底面板210が設置される。また、第2トレイ底面板210には、X軸方向へ貫通する第2シャフト216が設置される。
【0031】
第1シャフト116、及び、第2シャフト216は、第1底板上昇板117、及び、第2底板上昇板217の一端に固定される。そして、第1シャフト116、及び、第2シャフト216は、モータ等の駆動装置により回転する。第1シャフト116、及び、第2シャフト216が回転すると、第1底板上昇板117、及び、第2底板上昇板217が第1シャフト116、及び、第2シャフト216を回転中心にして回転する。
【0032】
このような回転動作により、第1底板114、及び、第2底板214は、第1底板支点115a、及び、第2底板支点215aを回転中心にして回転する。そして、第1底板114、及び、第2底板214の回転は、緩やかな円を描く軌道の動作であるため、第1底板114、及び、第2底板214は、垂直方向に上昇する。したがって、第1底板114、及び、第2底板214に蓄積される用紙Wが回転動作によって、垂直方向に上昇する。
【0033】
第1底板114、及び、第2底板214が上昇すると、用紙Wが第1給紙ユニット104、又は、第2給紙ユニット204に接触する。そして、用紙Wが第1給紙ユニット104、又は、第2給紙ユニット204に接触する位置に上昇したのをセンサが検知する。この検知によって、用紙Wが第1給紙ユニット104、又は、第2給紙ユニット204に接触する位置まで上昇した状態であるのが検知される。
【0034】
[取り外し、及び、移設の例]
図4は、第1収納部から第1部材、第2部材、第3部材、第4部材、及び、第1底部を取り外す例を示す図である。具体的には、
図4(A)は、取り外す前の状態を示す図である。そして、
図4(A)に示す第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200から、
図4(B)に示す部品が取り外し可能である。
【0035】
図4(B)は、取り外し可能な部品を取り外した状態を示す図である。具体的には、第1給紙装置100から、第1トレイ後側板111、第1エンドフェンス113、第2エンドフェンス109、第1底板114、第1サイドフェンス112、第2サイドフェンス112a、第1シャフト116、第1底板上昇板117、第1給紙ユニット104、及び、第2給紙ユニット204が取り外し可能である。例えば、これらの部品は、螺子で取り付けられる。したがって、螺子を緩めると、これらの部品が取り外しできる状態となる。
【0036】
第1エンドフェンス113、及び、第2エンドフェンス109は、第1部材、及び、第2部材の例となるエンドフェンスの対である。すなわち、第1エンドフェンス113、及び、第2エンドフェンス109は、第1給紙装置100において、用紙Wの搬送方向における位置決めを行う部品である。
【0037】
第1エンドフェンス113は、用紙Wの第1辺に接する。つまり、第1エンドフェンス113に用紙Wの第1辺を突き当てて、搬送方向における位置決めがされる。
【0038】
第2エンドフェンス109は、用紙Wの第2辺に接する。つまり、第2エンドフェンス109に用紙Wの第2辺を突き当てて搬送方向における位置決めがされる。
【0039】
そして、第1エンドフェンス113、及び、第2エンドフェンス109の対で搬送方向において用紙Wを挟み込むと用紙Wの搬送方向における位置決めができる。また、第1エンドフェンス113、及び、第2エンドフェンス109に用紙Wの第1辺、及び、第2辺を突き当てると、用紙Wの端部を揃えることができる。
【0040】
また、第1エンドフェンス113、及び、第2エンドフェンス109は、用紙Wのサイズに合わせて、搬送方向における設置位置が変更可能であってもよい。
【0041】
第1サイドフェンス112、及び、第2サイドフェンス112aは、第3部材、及び、第4部材の例となるサイドフェンスの対である。すなわち、第1サイドフェンス112、及び、第2サイドフェンス112aは、第1給紙装置100において、用紙Wの直交方向における位置決めを行う部品である。
【0042】
第1エンドフェンス113、第2エンドフェンス109、第1サイドフェンス112、及び、第2サイドフェンス112aは、各辺に設置して、用紙Wを囲むように設置される。したがって、第1エンドフェンス113、第2エンドフェンス109、第1サイドフェンス112、及び、第2サイドフェンス112aにより、用紙WのX-Y平面における位置決めがされる。
【0043】
したがって、サイドフェンス、及び、エンドフェンスの対は、対向する位置関係となるように設置される。
【0044】
サイドフェンス、及び、エンドフェンスは、用紙Wを突き当て、及び、位置決めができるのであれば形状、及び、サイズを問わない。
【0045】
図5は、第1収納部から第1部材、第2部材、第3部材、及び、第4部材の移設例を示す図である。
【0046】
図5(A)は、
図4(B)に示す部品のうち、第1給紙装置100から第2給紙装置200に移設する部品(以下「移設部品」という。)を示す図である。なお、第1給紙ユニット104は、
図4(B)で取り外しているが、同じ位置に再度設置する。
【0047】
図5(B)は、移設備品の移設例を示す図である。具体的には、第1エンドフェンス113、第2エンドフェンス109、第1サイドフェンス112、及び、第2サイドフェンス112aは、以下の位置に移設される。
【0048】
第1エンドフェンス113は、第1下部エンドフェンス213の上端部に移設される。
【0049】
第1サイドフェンス112は、第1下部サイドフェンス212の上端部に移設される。
【0050】
第2サイドフェンス112aは、第2下部サイドフェンス212aの上端部に移設される。
【0051】
第2エンドフェンス109は、第2下部エンドフェンス209の上端部に移設される。
【0052】
第1エンドフェンス113が移設されると、第1下部エンドフェンス213、及び、第1エンドフェンス113を合わせた高さとなるエンドフェンスとなる。
【0053】
同様に、第2エンドフェンス109が移設されると、第2下部エンドフェンス209、及び、第2エンドフェンス109を合わせた高さとなるエンドフェンスとなる。
【0054】
したがって、第1エンドフェンス113、及び、第2エンドフェンス109を移設すると、用紙Wの蓄積量が多くなっても、エンドフェンスの高さを十分に確保できる。
【0055】
第1サイドフェンス112が移設されると、第1下部サイドフェンス212、及び、第1サイドフェンス112を合わせた高さとなるサイドフェンスとなる。同様に、第2サイドフェンス112aが移設されると、第2下部サイドフェンス212a、及び、第2サイドフェンス112aを合わせた高さとなるサイドフェンスとなる。
【0056】
したがって、第1サイドフェンス112、及び、第2サイドフェンス112aを移設すると、用紙Wの蓄積量が多くなっても、サイドフェンスの高さを十分に確保できる。
【0057】
第1エンドフェンス113、第1サイドフェンス112、第2サイドフェンス112a、及び、第2エンドフェンス109は、螺子で取り付けられるのが望ましい。
【0058】
螺子で取り付けられると、ユーザは、取り外しが容易にできる。そのため、ユーザは、取り外し、及び、移設といった組み立て作業が容易にできる。
【0059】
また、螺子で取り付けると、第1エンドフェンス113、第1サイドフェンス112、第2サイドフェンス112a、及び、第2エンドフェンス109が強固に設置できる。すなわち、螺子で取り付けると、嵌め込み等と比較して、移設後のエンドフェンス、及び、サイドフェンスの強度を高めることができる。
【0060】
第1収納部、及び、第2収納部を一体にできると、用紙Wを多く収納できる。例えば、複数の収納部の構成と比較すると、ユーザは、収納部がまとまっている方が用紙Wを入れる手間が少なくできる。また、第1収納部、及び、第2収納部を一体にして、用紙Wを多く収納すると、用紙Wを補給する期間を長くできる。
【0061】
さらに、第1収納部、及び、第2収納部を一体にすると、第1収納部、及び、第2収納部に分けて収納するよりも合計して用紙Wを多く収納できる。例えば、第1収納部、及び、第2収納部が「100枚」収納できる場合、2段であれば「100枚×2段=200枚」である。一方で、第1収納部、及び、第2収納部を一体にすると、内部空間を広く使えるため、複数の収納部を単独で使用する場合の合計収納数より、10%程度収納できる容量が増加できる。この例では、第1収納部、及び、第2収納部を一体にすると、「220枚」が収納できる。ただし、容量の増加量は、第1収納部、及び、第2収納部の構造等によって異なる。
【0062】
なお、第2給紙ユニット204を取り外し、第1給紙ユニット104が搬送を行う。すなわち、第1収納部、及び、第2収納部が一体化後、搬送部は1つにされるのが望ましい。
【0063】
[第1移動部の例]
図6は、第1移動部による第2底部の上昇例を示す図である。画像形成装置10は、第1収納部、及び、第2収納部を一体化させた状態において、第2底部の上昇させる以下のような構成を備える。以下、第2底部を第2底板214とする。
【0064】
第1移動部は、第2底部の端部を支点にして、第2底部を垂直方向に上昇させる。例えば、第1移動部は、第2シャフト216、及び、第2底板上昇板217等で実現する。なお、第1移動部は、これら以外の種類の機構部品で実現されてもよい。
【0065】
具体的には、第2シャフト216が回転すると、第2底板上昇板217が上昇する。そして、第2底板上昇板217の上に搭載する第2底板214は、第2底板支点215a側が固定されているため、第2底板支点215a側の端部(以下「第1端部31」という。)を支点とした回転により、第1端部31とは異なる側の端部(以下「第2端部32」という。)が上昇する。第2端部32が上昇すると、第2底板214は、第1端部31が固定されているため、第1端部31から第2端部32に向かって傾斜する状態となる。
【0066】
このように、第2端部32側を上昇させると、第1収納部、及び、第2収納部を合わせた2つ分の高さ、すなわち、第1給紙ユニット104の位置まで用紙Wを上昇させることができる。したがって、画像形成装置10は、第1収納部、及び、第2収納部を一体化させた場合でも、新たに部品を追加しなくとも、用紙Wの枚数を増加させた状態で用紙Wを給紙できる。
【0067】
なお、このような用紙Wの上面位置が垂直方向において変位するのは、センサによって検知される。
【0068】
図7は、第2部材の回転例を示す図である。第1移動部で第2底部を上昇させる場合には、第2収納部に取り付けられた第2部材が直交方向を軸とする回転ができる構成が望ましい。具体的には、第2エンドフェンス109は、第2下部エンドフェンス209の上端部に移設後、用紙Wがある方向に直交方向を軸とした回転40ができる構成であるのが望ましい。
【0069】
回転40は、例えば、第2エンドフェンス109と第2下部エンドフェンス209の接合部(以下「回転軸41」という。)を中心に、第1エンドフェンス113側に向かって第2エンドフェンス109が傾斜する姿勢とする。なお、回転軸41は他の位置でもよい。
【0070】
図6に示すように、回転40をする前、すなわち、第2エンドフェンス109が傾斜していない姿勢では、用紙Wと第2エンドフェンス109の間に隙間42が生じやすい。
【0071】
隙間42が大きいと、用紙Wを搬送する際に、用紙Wが隙間42によって引っ掛かる場合がある。このような引っ掛かりが生じると、用紙Wを傷めたり、又は、用紙Wが詰まるジャム(jam)が生じたりするため、不具合の原因となる場合がある。
【0072】
そこで、回転40によって、第2エンドフェンス109を傾斜させると、隙間42が小さくできる。このように隙間42を小さくできると、用紙Wが引っ掛かるのを防止して、用紙Wを傷める、又は、ジャムが生じるのを防ぐことができる。
【0073】
[第2移動部の例]
図8は、第2移動部による第2底部の上昇前状態の例を示す図である。第1移動部と比較すると、第2移動部は、第2底部を上昇させる構造が異なる。以下、第1移動部の例と異なる点を中心に説明し、重複する説明を省略する。
【0074】
図8(A)は、第2移動部によって第2底部を上昇させる前の状態を示す図である。例えば、第2移動部は、第2底板214の第1端部31を垂直方向にスライドさせて、第2底板214を垂直方向に上昇させる機構(以下「上昇機構43」という。)によって実現する。
【0075】
図8(B)は、上昇機構の拡大図である。上昇機構43は、第2シャフト216に駆動ギア218が設置される構造である。さらに、上昇機構43は、駆動ギア218が回転すると、従動して回転する従動ギア219を備える。例えば、第2シャフト216は、モータ等のアクチュエータで回転させる。
【0076】
従動ギア219は、追加シャフト216aに設置される。そして、従動ギア219が回転すると、追加シャフト216aが回転する。さらに、追加シャフト216aが回転すると、追加シャフト216aを回転中心にして追加板217aが回転する。したがって、第2シャフト216を回転させると、第2底板上昇板217、及び、追加板217aがいずれも回転する。
【0077】
図9は、第2移動部による第2底部の上昇後状態の例を示す図である。
図8と比較すると、
図9は、第2シャフト216がある程度回転し、第2底板上昇板217、及び、追加板217aの回転によって第2底板214を垂直方向に上昇した状態となっている点が異なる。
【0078】
第2底板214が上昇する際、第1端部31は、第2トレイ後側板211上をスライドして移動する。
【0079】
図9(A)は、第2移動部によって第2底部を上昇させた後の状態を示す図である。
図7と比較すると、
図9では、第2底板214は、第2端部32だけでなく、第1端部31も上昇している。すなわち、第2底板214は、板全体が上昇し、水平な姿勢を保ったまま上昇する。
【0080】
図9(B)は、上昇機構の拡大図である。上昇機構43は、第2シャフト216が回転すると、第2底板上昇板217、及び、追加板217aが回転する。
【0081】
以上のように、第2底板214をできるだけ水平な状態で上昇させると、第1移動部の場合よりも隙間42が生じにくい。このように隙間42を生じさせないようにできると、用紙Wが引っ掛かるのを防止して、用紙Wを傷める、又は、ジャムが生じるのを防ぐことができる。
【0082】
[外装等の取り外し構造例]
図10は、外装等の取り外し構造例を示す図である。第1収納部、及び、第2収納部を一体化させた状態では、用紙Wを補給するのに、一体化となったトレイを引き出す作業をユーザが行う。また、一体化となったトレイの内部では、第2底板214が上昇する。そのため、第1収納部、及び、第2収納部の外装300等といった境界部が取り外される。
【0083】
図10に示すように、第1収納部、及び、第2収納部の内部が上下に貫通すると、内部を第2底板214が移動できる。また、一体化となったトレイを引き出して、用紙Wを補給する作業が容易になる。
【0084】
なお、境界部は、外装以外の部品があってもよい。すなわち、境界部は、第1収納部、及び、第2収納部を一体化させるにおいて、第1収納部の下部に設置される部品、及び、第2収納部の上部に設置される部品も含む。つまり、第1収納部、及び、第2収納部を一体化させる上で、用紙Wが第1収納部、及び、第2収納部の内部を貫いて蓄積される。また、第2底板214は、第1収納部、及び、第2収納部の両方の内部を移動する。このような蓄積、及び、移動を阻害する位置にある部品は取り外しができるのが望ましい。
【0085】
このように境界部が取り外し可能であると、第1収納部、及び、第2収納部の内部を一体にできる。
【0086】
[ハードウェア構成例]
図11は、ハードウェア構成例を示す図である。例えば、画像形成装置10は、本体1に、Central Processing Unit(以下「CPU51」という。)、及び、操作パネル52を備える。また、第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200は、第1駆動装置53、第2駆動装置54、及び、センサ55を備える。なお、第1給紙装置100、及び、第2給紙装置200は、同一のハードウェア構成である。
【0087】
CPU51は、演算装置、及び、制御装置の例である。したがって、CPU51は、記憶装置等と協働して、各種の処理、及び、制御を行う。
【0088】
操作パネル52は、入力装置、及び、出力装置の例である。
【0089】
第1駆動装置53は、ローラを回転させる等の駆動により、用紙Wを搬送するアクチュエータの例である。
【0090】
第2駆動装置54は、第1底板114、及び、第2底板214を移動させるアクチュエータの例である。
【0091】
センサ55は、用紙Wが第1給紙ユニット104の位置まで上昇したのを検知する。
【0092】
なお、ハードウェア構成は、上記の構成に限られない。したがって、画像形成装置10は、上記以外の部品を備えるハードウェア構成であってもよい。
【0093】
[その他の実施形態]
記録媒体は、例えば、普通紙等である。なお、記録媒体は、用紙束でもよい。ただし、記録媒体は、用紙W以外のコート紙、ラベル紙等の他、オーバヘッドプロジェクタシート、フィルム、又は、可撓性を持つ薄板等でもよい。
【0094】
すなわち、記録媒体の素材は、画像形成が可能(一時的でもよい。)な材質等であればよい。具体的には、記録媒体は、用紙、フィルム、若しくは、布等の被記録媒体、電子基板、圧電素子(「圧電部材」等ともいう。)等の電子部品、粉体層(「粉末層」等ともいう。)、臓器モデル、又は、検査用セル等である。
【0095】
また、3次元的な物体が形成されてもよい。このように、記録媒体の材質は、液体又はトナーが付着可能であって、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス、又は、これらの組み合わせ等であればよい。また、液体は、上記の用途に応じて、インク以外の種類である、記録液、定着処理液、又は、樹脂等が含まれてもよい。
【0096】
本発明の態様は、例えば、以下のとおりである。
【0097】
<1>記録媒体に対して所定処理を行う記録媒体搬送装置であって、
前記記録媒体を収納する第1収納部と、
前記第1収納部に収納される前記記録媒体の第1辺に接し、かつ、前記記録媒体が搬送される搬送方向の位置決めを行う第1部材と、
前記第1辺に対向する第2辺に接し、かつ、前記搬送方向の位置決めを行う第2部材と、
前記第1辺、及び、前記第2辺と直交する第3辺に接し、かつ、前記搬送方向と直交する直交方向の位置決めを行う第3部材と、
前記第3辺に対向する第4辺に接し、かつ、前記直交方向の位置決めを行う第4部材と、
前記第1収納部に収納される前記記録媒体を積載する第1底部と、
前記第1収納部と前記搬送方向に対して垂直となる垂直方向において、下方向に設置され、前記記録媒体を収納する第2収納部とを備え、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、前記第4部材、及び、前記第1底部は、
前記第1収納部に設置され、かつ、前記第1収納部から取り外しが可能であり、
前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、及び、前記第4部材は、
前記第1収納部から取り外し後、前記第2収納部に設置に取り付けられる
記録媒体搬送装置である。
【0098】
<2>前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、及び、前記第4部材は、
螺子で取り付けられる
上記<1>に記載の記録媒体搬送装置である。
【0099】
<3>前記第2収納部に収納される前記記録媒体を積載する第2底部と、
前記第2底部の前記搬送方向における端部を支点にして、前記第2底部を前記垂直方向に上昇させる第1移動部とを更に備える
上記<1>又は<2>に記載の記録媒体搬送装置である。
【0100】
<4>前記第1移動部が前記第2底部を前記垂直方向に上昇させた場合に、
前記直交方向を軸に、前記第2収納部に取り付けられた前記第2部材が回転する
上記<3>に記載の記録媒体搬送装置である。
【0101】
<5>前記第2収納部に収納される前記記録媒体を積載する第2底部と、
前記第2底部の前記搬送方向における端部を前記垂直方向にスライドさせて、前記第2底部を前記垂直方向に上昇させる第2移動部とを更に備える
上記<1>又は<2>に記載の記録媒体搬送装置である。
【0102】
<6>前記第1収納部は、
前記垂直方向において、前記第2収納部の上に位置し、
前記第2収納部は、
前記垂直方向において、前記第1収納部の下に位置し、
前記第1底部、及び、前記第2収納部の上部を含む、前記第1収納部と前記第2収納部の外装となる境界部が取り外し可能であり、
前記境界部が取り外されると、前記第1収納部と前記第2収納部が一体となり、
前記第1部材、及び、前記第2部材は、
対となって前記搬送方向の位置決めを行うエンドフェンスの対であり、
前記搬送方向において、前記記録媒体の端部を揃え、
前記第3部材、及び、前記第4部材は、
対となって前記直交方向の位置決めを行うサイドフェンスの対であり、
前記直交方向において、前記記録媒体の端部を揃え、
前記記録媒体は、
用紙であり、
前記所定処理は、
画像形成である
上記<1>乃至<5>のいずれかに記載の記録媒体搬送装置である。
【0103】
なお、本発明は、上記に例示する各実施形態に限定されない。したがって、本発明は、技術的な要旨を逸脱しない範囲で、構成要素の追加、又は、変形が可能である。ゆえに、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項のすべてが本発明の対象となる。なお、上記に例示する実施形態は、実施において好適な具体例である。そして、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現で可能であって、このような変形例は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0104】
1 :本体
2 :画像形成器
10 :画像形成装置
31 :第1端部
32 :第2端部
40 :回転
41 :回転軸
42 :隙間
43 :上昇機構
100 :第1給紙装置
101 :第1給紙カセット
104 :第1給紙ユニット
109 :第2エンドフェンス
110 :第1トレイ底面板
111 :第1トレイ後側板
112 :第1サイドフェンス
112a :第2サイドフェンス
113 :第1エンドフェンス
114 :第1底板
115a :第1底板支点
116 :第1シャフト
117 :第1底板上昇板
200 :第2給紙装置
201 :第2給紙カセット
204 :第2給紙ユニット
209 :第2下部エンドフェンス
210 :第2トレイ底面板
211 :第2トレイ後側板
212 :第1下部サイドフェンス
212a :第2下部サイドフェンス
213 :第1下部エンドフェンス
214 :第2底板
215a :第2底板支点
216 :第2シャフト
217 :第2底板上昇板
300 :外装
W :用紙
【先行技術文献】
【特許文献】
【0105】