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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024169852
(43)【公開日】2024-12-06
(54)【発明の名称】スイッチ制御治具
(51)【国際特許分類】
   H01H 9/22 20060101AFI20241129BHJP
【FI】
H01H9/22
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023086663
(22)【出願日】2023-05-26
(71)【出願人】
【識別番号】000134051
【氏名又は名称】株式会社ディスコ
(74)【代理人】
【識別番号】100075384
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 昂
(74)【代理人】
【識別番号】100172281
【弁理士】
【氏名又は名称】岡本 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100206553
【弁理士】
【氏名又は名称】笠原 崇廣
(74)【代理人】
【識別番号】100189773
【弁理士】
【氏名又は名称】岡本 英哲
(74)【代理人】
【識別番号】100184055
【弁理士】
【氏名又は名称】岡野 貴之
(74)【代理人】
【識別番号】100185959
【弁理士】
【氏名又は名称】今藤 敏和
(72)【発明者】
【氏名】小島 堅人
【テーマコード(参考)】
5G052
【Fターム(参考)】
5G052AA28
5G052BB10
5G052LB05
(57)【要約】
【課題】オフ状態とされるべきシーソースイッチがオフ状態とされるように多連シーソースイッチを制御することができるスイッチ制御治具を提供する。
【解決手段】本実施形態に係るスイッチ制御治具は、複数のシーソースイッチが一列に配列されてなる多連シーソースイッチの切り替えを制御するスイッチ制御治具であって、中央部に穴を有し、該複数のシーソースイッチが該穴の内側に配置されるように該多連シーソースイッチの外周部に取り付けられる枠体と、該穴の一部を覆い、複数の該シーソースイッチの配列の方向に沿って移動できるように該枠体に取り付けられた可動部材と、を備え、該可動部材の該多連シーソースイッチと対向する側の面には、該配列の方向に対して直交する方向の一方側で該シーソースイッチへと向かって突出する第1突起部が設けられている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のシーソースイッチが一列に配列されてなる多連シーソースイッチの切り替えを制御するスイッチ制御治具であって、
中央部に穴を有し、該複数のシーソースイッチが該穴の内側に配置されるように該多連シーソースイッチの外周部に取り付けられる枠体と、
該穴の一部を覆い、該複数のシーソースイッチの配列の方向に沿って移動できるように該枠体に取り付けられた可動部材と、を備え、
該可動部材の該多連シーソースイッチと対向する側の面には、該配列の方向に対して直交する方向の一方側で該シーソースイッチへと向かって突出する第1突起部が設けられているスイッチ制御治具。
【請求項2】
該第1突起部は、該シーソースイッチに接触することにより該シーソースイッチを切り替え可能である請求項1に記載のスイッチ制御治具。
【請求項3】
該第1突起部は、該第1突起部の周縁部から中心部に向かうにつれて該可動部材の該面からの距離が大きくなるように傾斜する傾斜部を有する請求項1又は請求項2に記載のスイッチ制御治具。
【請求項4】
該可動部材は、該穴の縁に沿って摺動するように該枠体の該穴の縁の部分が嵌められるレール部を有する請求項1又は2に記載のスイッチ制御治具。
【請求項5】
該枠体は、該可動部材の移動を抑制する第2突起部を該穴の縁の部分に有する請求項1又は2に記載のスイッチ制御治具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチ制御治具に関する。
【背景技術】
【0002】
照明器具の電源スイッチとして、一般に、シーソースイッチが使用される(例えば、特許文献1参照)。シーソースイッチは、その中央部を支点として片方の端部が押し下げられることにより、例えば、照明器具が点灯するオン状態と消灯するオフ状態とを切り替えられるように構成されている。
【0003】
また、1つの部屋の内部に複数個の照明器具が設置される場合がある。このような場合には、それぞれの照明器具の点灯/消灯が効率良く切り替えられるように、複数個の照明器具のシーソースイッチを一か所にまとめた多連シーソースイッチが使用されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭55-77339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
1つの部屋の内部に複数個の照明器具が設置されている場合、その中から点灯される一部の照明器具のみが選択されて使用されることがある。例えば、大型の照明器具(シーリングライト等)と小型の照明器具(ダウンライト等)とが設置された会議室等では、プロジェクタ使用時等には小型の照明器具のみが点灯され、それ以外の時には大型の照明器具のみが点灯される。
【0006】
このように、場面に応じて、いずれかの照明器具のみがオン状態に切り替えられ、残りの照明器具がオフ状態とされることがある。一方で、多連シーソースイッチでは、オフ状態とされるべき照明器具が、誤ってオン状態に切り替えられてしまうことがある。この場合には、余計な電力が消費されてしまう。
【0007】
したがって、本発明の目的は、オフ状態とされるべきシーソースイッチが適切にオフ状態とされるように多連シーソースイッチを制御することができるスイッチ制御治具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面によれば、複数のシーソースイッチが一列に配列されてなる多連シーソースイッチの切り替えを制御するスイッチ制御治具であって、中央部に穴を有し、該複数のシーソースイッチが該穴の内側に配置されるように該多連シーソースイッチの外周部に取り付けられる枠体と、該穴の一部を覆い、該複数のシーソースイッチの配列の方向に沿って移動できるように該枠体に取り付けられた可動部材と、を備え、該可動部材の該多連シーソースイッチと対向する側の面には、該配列の方向に対して直交する方向の一方側で該シーソースイッチへと向かって突出する第1突起部が設けられているスイッチ制御治具が提供される。
【0009】
好ましくは、該第1突起部は、該シーソースイッチに接触することにより該シーソースイッチを切り替え可能である。
【0010】
好ましくは、該第1突起部は、該第1突起部の周縁部から中心部に向かうにつれて該可動部材の該面からの距離が大きくなるように傾斜する。
【0011】
好ましくは、該可動部材は、該穴の縁に沿って摺動するように該枠体の該穴の縁の部分が嵌められるレール部を有する。
【0012】
好ましくは、該枠体は、該可動部材の移動を抑制する第2突起部を該穴の縁の部分に有する。
【発明の効果】
【0013】
本発明の一側面に係るスイッチ制御治具が多連シーソースイッチに取り付けられた状態では、操作者は、オン状態へと切り替えられるべきシーソースイッチをオン状態へと切り替える際に、オフ状態とされるべきシーソースイッチが覆われるように可動部材を移動させる必要がある。
【0014】
このように、オフ状態とされるべきシーソースイッチを覆うように可動部材が移動させられると、可動部材に設けられている第1突起部により、シーソースイッチの一方側が押され、シーソースイッチが適切にオフ状態とされる。したがって、本発明の一側面に係るスイッチ制御治具によれば、オフ状態とされるべきシーソースイッチが適切にオフ状態とされるように多連シーソースイッチを制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1図1は、本実施形態に係るスイッチ制御治具の第1例の分解斜視図及び2連シーソースイッチの斜視図である。
図2図2は、本実施形態に係るスイッチ制御治具が2連シーソースイッチに固定された状態を示す斜視図である。
図3図3は、本実施形態に係るスイッチ制御治具の可動部材の裏面(シーソースイッチと対向する面)側の斜視図である。
図4図4は、本実施形態に係るスイッチ制御治具及び2連シーソースイッチの断面図である。
図5図5は、本実施形態に係るスイッチ制御治具の可動部材の第1突起部等の第1例を示す側面図である。
図6図6は、本実施形態に係るスイッチ制御治具の可動部材の第1突起部等の第2例を示す側面図である。
図7図7は、本実施形態に係るスイッチ制御治具の可動部材の第1突起部等の第3例を示す側面図である。
図8図8は、本実施形態に係るスイッチ制御治具の枠体の他の例を示す斜視図である。
図9図9は、本実施形態に係るスイッチ制御治具の第2例及び3連シーソースイッチの斜視図である。
図10図10は、本実施形態に係るスイッチ制御治具の第3例及び3連シーソースイッチの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るスイッチ制御治具11の第1例の分解斜視図及び2連シーソースイッチ(多連シーソースイッチ)21の斜視図である。まず始めに、本実施形態に係るスイッチ制御治具11が取り付けられる2連シーソースイッチ(多連シーソースイッチ)21について説明する。
【0017】
2連シーソースイッチ21は、図1に示されるように、矩形の平板状に構成されたスイッチケース23を備える。スイッチケース23には、例えば、縦方向(第1方向)に沿って一列に配列された2個の開口部23aが設けられており、各開口部23aには、シーソースイッチ25が配置されている。
【0018】
すなわち、2連シーソースイッチ21は、縦方向に沿って一列に配列された2個のシーソースイッチ25を含む。各シーソースイッチ25は、例えば、横方向(第2方向)に沿って並んだ第1端部25aと第2端部25bとを有し、第1端部25aと第2端部25bとの間の中央部を支点に、第1端部25aと第2端部25bとの一方をスイッチケース23へと向かう方向に押し下げることができるように構成される。
【0019】
すなわち、各シーソースイッチ25の第1端部25aと第2端部25bとは、2個のシーソースイッチ25が配列された第1方向(縦方向)に対して概ね垂直な第2方向(横方向)に沿って並んでいる。本実施形態に係るシーソースイッチ25は、例えば、第1端部25aが押し下げられるとオフ状態とされ、第2端部25bが押し下げられるとオン状態とされる。なお、この2連シーソースイッチ21は、縦方向と横方向との関係が入れ替えられた状態で用いられてもよい。
【0020】
次に、本実施形態に係るスイッチ制御治具11について説明する。図2は、本実施形態に係るスイッチ制御治具11が2連シーソースイッチ21に固定された状態を示す斜視図である。また、図3は、本実施形態に係るスイッチ制御治具11の可動部材15の裏面(シーソースイッチ25と対向する面)15b側の斜視図であり、図4は、本実施形態に係るスイッチ制御治具11及び2連シーソースイッチ21の断面図である。
【0021】
スイッチ制御治具11は、図1に示されるように、枠体13と、可動部材15とを備える。枠体13は、長方形状の表面13aと、長方形状の裏面13b(図4参照)とを有する板状の部材を含み、その中央部には、枠体13を表面13aから裏面13bにかけて貫通する長方形状の穴13cが設けられている。
【0022】
この穴13cは、図2に示されるように、少なくとも2連シーソースイッチ21を構成する2個のシーソースイッチ25が穴13cの内部に配置されるような大きさ及び形状に構成されている。そして、枠体13は、2連シーソースイッチ21を構成する2個のシーソースイッチ25が穴13cの内部に配置されるようにスイッチケース23に対する位置の関係が調整された上で、スイッチケース23に取り付けられる。すなわち、枠体13のが2個のシーソースイッチ25の外周部に位置するように配置され、スイッチケース23に取り付けられる。
【0023】
例えば、枠体13を構成する板状の部材の長辺の長さは、50mm~100mm、短辺の長さは、30mm~80mm、厚みは、1mm~5mmである。また、例えば、穴13cの長辺の長さは、50mm~90mm、短辺の長さは、30mm~70mmである。なお、枠体13及び穴13cの形状及び大きさは、これに限られない。
【0024】
可動部材15は、図1及び図2に示されるように、枠体13の穴13cの一部を覆うように枠体13に取り付けられる。可動部材15は、例えば、図1及び図3に示されるように、略長方形の表面15aと、略長方形の裏面15bと、を有する板状に構成される。可動部材15において互いに反対の方向を向く一対の側面には、レール部19が設けられており、裏面15bには、この一対の側面の一方側において裏面15bから突出するように第1突起部17が設けられている。
【0025】
可動部材15のレール部19は、可動部材15の側面に沿うように、且つ表面15a及び裏面15bに対して概ね平行な方向に沿うように設けられた溝19aを有する。この溝19aに枠体13の穴13cの縁の部分が嵌められることにより、可動部材15が枠体13に取り付けられる。
【0026】
より具体的には、可動部材15は、枠体13がスイッチケース23に取り付けられた状態で、裏面15bがシーソースイッチ25に対向し、且つ、第1突起部17がシーソースイッチ25の第1端部25a側に配置され第1端部25aと対向するように、その向きが調整された上で枠体13に取り付けられる。
【0027】
そのため、上述のように枠体13が2連シーソースイッチ21のスイッチケース23に取り付けられると、可動部材15は、枠体13の穴13cの縁の部分に対して、レール部19の溝19aが摺動するように、2個のシーソースイッチ25の配列の方向(縦方向)に沿って移動することができる。
【0028】
本実施形態では、可動部材15がシーソースイッチ25の配列の方向に沿って移動すると、可動部材15の第1突起部17が、移動先にあるシーソースイッチ25の第1端部25aに接触し、第1突起部17により第1端部25aが押し下げられた状態となる。したがって、可動部材15が移動することにより、移動先にあるシーソースイッチ25の第1端部25aは、常に押し下げられた状態に維持される。
【0029】
例えば、2連シーソースイッチ21の一方のシーソースイッチ25がオン状態とされるべきシーソースイッチであり、他方のシーソースイッチ25がオフ状態とされるべきシーソースイッチである場合、操作者は、一方のシーソースイッチ25をオン状態とするために、一方のシーソースイッチ25が露出するように、可動部材15を他方のシーソースイッチ25側に移動させる。
【0030】
この際に、可動部材15の第1突起部17が、他方(移動先)のシーソースイッチ25の第1端部25aと接触して、第1端部25aを押し下げる。これにより、一方のシーソースイッチ25がオン状態となる際には、必ず他方のシーソースイッチ25がオフ状態にされる。
【0031】
図5は、本実施形態に係るスイッチ制御治具11の可動部材15が有する第1突起部17等の第1例を示す側面図である。第1突起部17は、図3及び図5に示されるように、周縁部から中心部に向かうにつれて可動部材15の裏面15bからの距離が大きくなるように傾斜する平面である傾斜部17aを有している。本実施形態において、第1突起部17は、図4に示されるように、4つの傾斜部17aを有し、頂点が裏面15bから最も離れるような四角錐の形状を有している。
【0032】
可動部材15の第1突起部17は、上述したように、可動部材15の移動により移動先のシーソースイッチ25に接触しながら、シーソースイッチ25の第1端部25aを押し下げる。したがって、第1突起部17は、可動部材15の裏面15bに対する傾斜部17aの傾斜(角度)がある程度に小さい形状、すなわち、なだらかな形状を有していることが好ましい。裏面15bに対して傾斜部17aのなす具体的な角度θに制限はないが、このθは、例えば、10°以上30°以下、好ましくは、15°以上25°以下である。
【0033】
図6は、本実施形態に係るスイッチ制御治具11の可動部材15が有する第1突起部17等の第2例を示す側面図である。図6に示されるように、第1突起部17は、錐台の形状を有していても良い。なお、図6では、いずれも平面である4つの傾斜部17bを有する四角錐台状の第1突起部17が示されている。
【0034】
図7は、本実施形態に係るスイッチ制御治具11の可動部材15が有する第1突起部17等の第3例を示す側面図である。図7に示されるように、第1突起部17は、曲面状に構成された傾斜部17cを有していてもよい。なお、図7では、いずれも曲面である4つの傾斜部17cを有する第1突起部17が示されている。各傾斜部17cは、周縁部から中心部に向かうにつれて傾きが連続的に大きくなるように湾曲している。ただし、第1突起部17の形状は、上述した形状に限られない。
【0035】
図8は、本実施形態に係るスイッチ制御治具11の枠体13の他の例を示す斜視図である。図8に示される枠体13は、枠体13の穴13cの縁の部分に一対の第2突起部27を有する。第2突起部27は、枠体13が2連シーソースイッチ21に取り付けられた際に、2個のシーソースイッチ25の間に対応する部分に位置するように枠体13に設けられる。第2突起部27は、可動部材15が上部側シーソースイッチ25に対向する位置に移動した際に、可動部材15の下側の側面の両端部を支えることで可動部材15が下部側シーソースイッチ25の方への落下を防止することができる。すなわち、第2突起部27は、上部側シーソースイッチ25に対向する位置にある可動部材15の下部側シーソースイッチ25への移動を制限することができる。
【0036】
上述した形状を有する枠体13及び可動部材15は、例えば、塩化ビニル樹脂又はPLA(ポリ乳酸)樹脂で構成され、付加製造法(Additive Manufacturing)により製造される。枠体13と第2突起部27は、枠体13と第2突起部27とが一体となった一体成形品である。なお、枠体13と第2突起部27は、それぞれ別々の部材として用意されて接合されても良い。また、可動部材15と第1突起部17は、可動部材15と第2突起部27とが一体となった一体成形品である。なお、可動部材15と第2突起部27は、それぞれ別々の部材として用意されて接合されても良い。また、枠体13、可動部材15、第1突起部17及び第2突起部27の製法は、付加製造法に限られない。
【0037】
図9は、本実施形態に係るスイッチ制御治具11の第2例及び3連シーソースイッチ29の斜視図であり、図10は、本実施形態に係るスイッチ制御治具11の第3例及び3連シーソースイッチ29の斜視図である。多連シーソースイッチは、図9及び図10に示されるように、3つのシーソースイッチ25を有する3連シーソースイッチ29でも良い。
【0038】
また、この場合には、図9に示されるように、スイッチ制御治具11が1個の可動部材を有していてもよいし、図10に示されるように、スイッチ制御治具11が2個の可動部材15を有していても良い。シーソースイッチ25の個数及び可動部材15の個数は、特に制限されない。
【0039】
また、上述した実施形態では、可動部材15の第1突起部17は、可動部材15の裏面15bにおいて、可動部材15の一対の側面の一方側に設けられているが、可動部材15の一対の側面の他方側に設けられていても良い。つまり、可動部材15の第1突起部17は、可動部材15の裏面15bにおいて、シーソースイッチ25の第2端部25bに対向する位置に設けられていても良い。
【0040】
その他、上述の実施形態及び変形例に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて変更して実施され得る。
【符号の説明】
【0041】
11 スイッチ制御治具
13 枠体
13a 表面
13b 裏面
13c 穴
15 可動部材
15a 表面
15b 裏面
17 第1突起部
17a 傾斜部
17b 傾斜部
17c 傾斜部
19 レール部
19a 溝
21 2連シーソースイッチ
23 スイッチケース
23a 開口部
25 シーソースイッチ
25a 第1端部
25b 第2端部
27 第2突起部
29 3連シーソースイッチ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10