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特開2024-17333情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024017333
(43)【公開日】2024-02-08
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0482 20130101AFI20240201BHJP
   G06F 3/12 20060101ALI20240201BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20240201BHJP
【FI】
G06F3/0482
G06F3/12 331
G06F3/12 305
G06F3/12 385
H04N1/00 350
H04N1/00 E
H04N1/00 912
G06F3/12 375
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022119894
(22)【出願日】2022-07-27
(71)【出願人】
【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】吉橋 亮佑
【テーマコード(参考)】
5C062
5E555
【Fターム(参考)】
5C062AA05
5C062AA17
5C062AA35
5C062AB02
5C062AB20
5C062AB22
5C062AB24
5C062AB41
5C062AB43
5C062AB44
5C062AB46
5C062AC02
5C062AC04
5C062AC05
5C062AC22
5C062AC24
5C062AF07
5C062AF10
5C062AF12
5C062BA02
5C062BB01
5C062BB03
5C062BD04
5E555AA79
5E555BA09
5E555BA10
5E555BB09
5E555BB10
5E555BC13
5E555BD01
5E555CB42
5E555CC03
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】ユーザの操作負担を軽減できる情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】本発明は、第1の処理と、前記第1の処理の後に実行される第2の処理と、を含むアプリケーションを実行可能な情報処理システムであって、前記第2の処理にかかる設定画面の表示を省略する省略設定を受け付ける受付部と、前記省略設定に応じて、前記設定画面の表示をスキップする制御部と、を備える。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の処理と、前記第1の処理の後に実行される第2の処理と、を含むアプリケーションを実行可能な情報処理システムであって、
前記第2の処理にかかる設定画面の表示を省略する省略設定を受け付ける受付部と、
前記省略設定に応じて、前記設定画面の表示をスキップする制御部と、
を有する情報処理システム。
【請求項2】
前記第1の処理は、原稿を読み取った画像データを生成するスキャン処理であり、
前記第2の処理は、前記画像データを印刷する印刷処理である、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記受付部は、アプリ開発者からの前記省略設定である第1省略設定を受け付ける第1受付部と、エンドユーザからの前記省略設定である第2省略設定を受け付ける第2受付部と、を含み、
前記制御部は、前記第1省略設定および前記第2省略設定に基づいて、前記設定画面の表示をスキップする、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記画像データのスキャン解像度に基づいて、前記画像データの印刷をスキップする印刷制御部をさらに備える請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記画像データのページ数に基づいて、前記画像データの印刷をスキップする印刷制御部をさらに備える請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記画像データのファイル名に特定の文字が含まれている場合、前記画像データの印刷をスキップする印刷制御部をさらに備える請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記画像データのスキャンモードに基づいて、前記画像データの印刷をスキップする印刷制御部をさらに備える請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記画像データを印刷する用紙の用紙サイズに基づいて、前記画像データの印刷をスキップする印刷制御部をさらに備える請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項9】
情報処理システムで実行される情報処理方法であって、
第1の処理と、前記第1の処理の後に実行される第2の処理と、を含むアプリケーションを実行するステップと、
前記第2の処理にかかる設定画面の表示を省略する省略設定を受け付けるステップと、
前記省略設定に応じて、前記設定画面の表示をスキップするステップと、
を含む情報処理方法。
【請求項10】
第1の処理と、前記第1の処理の後に実行される第2の処理と、を含むアプリケーションを実行可能なコンピュータを、
前記第2の処理にかかる設定画面の表示を省略する省略設定を受け付ける受付部と、
前記省略設定に応じて、前記設定画面の表示をスキップする制御部と、
して機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、利用者の意思を反映して、前回のアプリケーションと関連性のあるアプリケーションを推奨(例えば、過去履歴または実績に基づいて、アプリケーションの候補の配置変更)する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1記載の技術では、目的に合ったアプリケーションがインストールされていない場合は、当該アプリケーションにより実行される不要な処理に対してスキップまたはキャンセルする必要がある。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの操作負担を軽減できる情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1の処理と、前記第1の処理の後に実行される第2の処理と、を含むアプリケーションを実行可能な情報処理システムであって、前記第2の処理にかかる設定画面の表示を省略する省略設定を受け付ける受付部と、前記省略設定に応じて、前記設定画面の表示をスキップする制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ユーザの操作負担を軽減できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は、本実施の形態にかかる情報処理システムの全体像の一例を説明するための図である。
図2図2は、本実施の形態にかかる情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。
図3図3は、本実施の形態にかかる情報処理システムが有するPC端末およびサービス提供システムのハードウェア構成図である。
図4図4は、本実施の形態にかかる情報処理システムが有するMFPのハードウェア構成図である。
図5図5は、本実施の形態にかかるサービス提供システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
図6図6は、本実施の形態にかかる情報処理システムのWF開発ツールにおいてアプリケーションのタイプを選択する画面の一例を示す図である。
図7図7は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおけるWF開発ツール画面およびマイページの一例を示す図である。
図8図8は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおける印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図9図9は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおける印刷Skip条件の設定およびチェック処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図10図10は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおける印刷Skip条件のチェック処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
図1は、本実施の形態にかかる情報処理システムの全体像の一例を説明するための図である。本実施の形態にかかる情報処理システムは、原稿を読み取った画像データを生成するスキャン処理(第1の処理の一例)と、読み取られた画像データを印刷する印刷処理(第1の処理の後に実行される第2の処理の一例)と、を実行可能なシステムである。具体的には、情報処理システムは、WF開発ツール101、Webアプリ103、およびユーザ設定ツール105を有する。WF開発ツール101は、アプリ開発者が利用するツールであり、Webアプリ103を開発するツールである。WF開発ツール101では、印刷Skip条件のデフォルト値をアプリケーション(例えば、Webアプリ103)毎に設定する。ここで、印刷Skip条件は、印刷処理にかかる各種設定を設定可能な設定画面の一例である印刷設定画面の表示をスキップ(省略)するか否かの省略設定の一例である。
【0010】
ユーザ設定ツール105は、エンドユーザが利用するツールであり、個々のユーザがアプリケーション(例えば、WFアプリ)のデフォルト値を設定するマイページ102を提供するツールである。マイページ102では、ユーザ毎またはテナント毎に印刷Skip条件を設定できる。すなわち、マイページ102は、ユーザ毎またはテナント毎に印刷Skip条件を設定可能な画面である。Webアプリ103は、マイページ102で設定された印刷Skip条件に従って印刷設定画面の表示を制御するアプリケーションである。
【0011】
図2は、本実施の形態にかかる情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。本実施の形態にかかる情報処理システムは、図2に示すように、MFP1、PC端末2、およびサービス提供システム3を有し、これらは、インターネット等の広域的なネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。
【0012】
図3は、本実施の形態にかかる情報処理システムが有するPC端末およびサービス提供システムのハードウェア構成図である。ここでは、サーバにより実現されるサービス提供システム3のハードウェア構成について説明する。
【0013】
図3に示されているように、サービス提供システム3は、コンピュータによって構築されており、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
【0014】
これらのうち、CPU501は、サービス提供システム3全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、または画像等の各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。データバス510は、図3に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
【0015】
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択および実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
【0016】
図4は、本実施の形態にかかる情報処理システムが有するMFPのハードウェア構成図である。図4に示されているように、MFP(Multi-function Peripheral/Product/Printer)1は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
【0017】
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM-P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)907、HDDコントローラ908、および記憶部であるHD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
【0018】
これらのうち、CPU901は、MFP1の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904、およびAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM-P902に対する読み書き等を制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタおよびAGPターゲットとを有する。
【0019】
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムおよびデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムおよびデータの展開、およびメモリ印刷時の描画用メモリ等として用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0020】
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDDコントローラ908およびMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジック等により画像データの回転等を行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931およびプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC906には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
【0021】
MEM-C907は、コピー用画像バッファおよび符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD909は、CPU901の制御にしたがってHD909に対するデータの読出または書込を制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
【0022】
また、近距離通信回路920には、近距離通信回路920aが備わっている。近距離通信回路920は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931およびプリンタ部932によって構成されている。また、操作パネル940は、現在の設定値および選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940a、並びに、濃度の設定条件等の画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキーおよびコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル940bを備えている。コントローラ910は、MFP1全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル940からの入力等を制御する。スキャナ部931またはプリンタ部932には、誤差拡散およびガンマ変換等の画像処理部分が含まれている。
【0023】
なお、MFP1は、操作パネル940のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
【0024】
また、ネットワークI/F950は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。近距離通信回路920およびネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
【0025】
図5は、本実施の形態にかかるサービス提供システムの機能構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態にかかるサービス提供システム3は、図5に示すように、WF開発ツール101、Webアプリ103、入出力サービス104、およびユーザ設定ツール105を有する。
【0026】
WF開発ツール101は、Webから、MFP1上で動作するWebアプリ103を作成するツールである。Webアプリ103は、様々な処理(コンポーネント)をつなぎ合わせ、1つのフローを実行するアプリケーションである。WF開発ツール101は、アプリ開発権限を持ったユーザ(アプリ開発者)のみがアクセスすることができ、Webアプリ103等のアプリケーションを開発することができる。
【0027】
WF開発ツール101は、アプリケーションの開発時に、アプリケーションのタイプを選択する。WF開発ツール101により選択するアプリケーションのタイプには、例えば、以下のタイプがある。
Scanタイプ:スキャンしたドキュメントをインプットとしてフローを実行するアプリケーション
Printタイプ:フローで処理されたドキュメントを印刷するアプリケーション
ScanToPrintタイプ:スキャンしたドキュメントをインプットとしてフローを実行し、さらにフローで処理されたドキュメントを印刷するアプリケーション
【0028】
このように、実行するフローが同じ場合でも、異なるタイプのアプリケーションを作成する場合は、WF開発ツール101は、別のタイプを設定した別のアプリケーションを作る必要がある。
【0029】
図6は、本実施の形態にかかる情報処理システムのWF開発ツールにおいてアプリケーションのタイプを選択する画面の一例を示す図である。WF開発ツール101は、図6に示すように、PC端末2に対して、開発するアプリケーションのタイプ(例えば、Scanタイプ、Printタイプ、ScanToPrintタイプ)を選択可能なアプリタイプ選択画面を表示する。そして、WF開発ツール101は、アプリタイプ選択画面において選択されたタイプのアプリケーションを開発する。
【0030】
図5に戻り、具体的には、WF開発ツール101は、アプリ登録部101a、UI提供部101b、および印刷画面表示条件登録部101cを有する。アプリ登録部101aは、開発したアプリケーションを入出力サービス104に登録(保存)する。UI提供部101bは、WF開発ツール画面をアプリ開発者のPC端末に提供(表示)する。ここで、WF開発ツール画面は、アプリ開発者のみがアクセスすることができ、Webアプリ103等のアプリケーションを開発者向けの設定を受け付けることができる画面である。WF開発ツール画面は、印刷設定画面の表示をスキップするか否かの印刷Skip条件を設定可能な画面(以下、印刷Skip条件設定画面とも言う)を含む。そして、UI提供部101bは、WF開発ツール画面において、アプリ開発者からの印刷Skip条件(第1省略設定の一例)の設定を受け付ける第1受付部の一例である。
【0031】
WF開発ツール画面は、WF開発ツール101で作成されたアプリケーションの設定(例えば、デフォルトの配信先フォルダの設定)を、アプリ単位、テナント単位またはユーザ単位で設定できるツール(例えば、Webページ)である。アプリ開発者は、WF開発ツール画面で、アプリ毎、テナント毎またはユーザ毎に印刷設定画面の表示をスキップするか否かの設定(印刷Skip条件の設定)ができる。
【0032】
図7は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおけるWF開発ツール画面およびマイページの一例を示す図である。本実施の形態では、WF開発ツール画面は、図7に示すように、アプリ登録部101aで作成されたアプリケーションの各種設定等を、アプリ毎、テナント単位またはユーザ単位で設定可能である。また、WF開発ツール画面は、アプリ毎、テナント毎またはユーザ毎に印刷Skip条件を設定可能な画面を含む。
【0033】
図5に戻り、印刷画面表示条件登録部101cは、アプリ開発者から設定を受け付けた印刷Skip条件を入出力サービス104に登録(保存)する。
【0034】
入出力サービス104は、WF開発ツール101およびマイページ102で設定した値を保存したり、各種処理(例えば、メール送信、OCR)を実行したりするモジュールである。具体的には、入出力サービス104は、IOロジック処理部104a、アプリ管理部104b、および印刷画面表示条件管理部104cを有する。IOロジック処理部104aは、Webアプリ103から依頼される各種処理(例えば、スキャン処理、印刷処理)を実行する。アプリ管理部104bは、WF開発ツール101により開発(作成)されたアプリケーションを管理(記憶)する。印刷画面表示条件管理部104cは、UI構成部105aおよび印刷画面表示条件登録部101cにより設定を受け付けた印刷Skip条件を管理(記憶)する。
【0035】
Webアプリ103は、入出力サービス104に保存されているデータを基に、当該Webアプリ103の画面を構成したり、処理実行を入出力サービス104へ依頼したりするモジュールである。具体的には、Webアプリ103は、画面構成部103a、印刷画面表示判定部103b、およびアプリ実行部103cを有する。画面構成部103aは、アプリ管理部104bに記憶されるアプリケーション等に基づいて、Webアプリ103により表示する各種画面(例えば、印刷設定画面)を生成する。そして、画面構成部103aは、生成した各種画面をMFP1等に表示する。
【0036】
印刷画面表示判定部103bは、印刷画面表示条件管理部104cに記憶される印刷Skip条件に基づいて、印刷設定画面をスキップするか否かを判定する。具体的には、印刷画面表示判定部103bは、アプリ開発者により設定された印刷Skip条件およびエンドユーザにより設定された印刷Skip条件に基づいて、印刷設定画面の表示をスキップするか否かを判定する。
【0037】
そして、印刷画面表示判定部103bは、その判定結果に基づいて、画面構成部103aによる印刷設定画面の表示を制御する。すなわち、印刷画面表示判定部103bは、印刷Skip条件に応じて、印刷設定画面の表示をスキップする制御部の一例である。具体的には、印刷画面表示判定部103bは、アプリ開発者により設定された印刷Skip条件およびエンドユーザにより設定された印刷Skip条件に基づいて、印刷設定画面の表示をスキップする制御部の一例である。これにより、目的に合ったアプリケーションがインストールされていない場合に、当該アプリケーションにより実行される不要な処理(例えば、印刷設定画面の表示処理)に対してスキップまたはキャンセルする必要が無くなるので、ユーザの操作負担を軽減できる。
【0038】
例えば、印刷画面表示判定部103bは、アプリ開発者およびエンドユーザの両方により印刷Skip条件が設定されている場合、エンドユーザにより設定された印刷Skip条件に基づいて、印刷設定画面の表示をスキップする。一方、印刷画面表示判定部103bは、エンドユーザにより印刷Skip条件が設定されておらず、アプリ開発者のみによって印刷Skip条件が設定されている場合、当該アプリ開発者により設定された印刷Skip条件に基づいて、印刷設定画面の表示をスキップする。
【0039】
アプリ開発者は、WF開発ツール101から、印刷Skip条件のデフォルト値を設定できる。エンドユーザは、マイページ102からテナント毎またはユーザ毎に印刷Skip条件を設定できる。Webアプリ103は、マイページ102で設定した印刷Skip条件で動く。
【0040】
アプリ実行部103cは、IOロジック処理部104aに対して、スキャン処理および印刷処理等の各種処理の実行を依頼する。また、アプリ実行部103cは、スキャン処理により読み取られた画像データのスキャン解像度に基づいて、MFP1による画像データの印刷をスキップする印刷制御部の一例である。例えば、アプリ実行部103cは、スキャン解像度が一定値以下である場合、印刷を実行しないため、MFP1による画像データの印刷をスキップしても良い。
【0041】
また、アプリ実行部103cは、スキャンした画像データのページ数(スキャンページ数)に基づいて、MFP1による画像データの印刷をスキップする。例えば、アプリ実行部103cは、スキャンページ数が一定数以上である場合、印刷を実行しないため、MFP1による画像データの印刷をスキップしても良い。
【0042】
また、アプリ実行部103cは、スキャンした画像データのファイル名に特定の文字が含まれている場合、画像データの印刷をスキップする。例えば、アプリ実行部103cは、スキャンした画像データのファイル名が「保管」である場合、保管用に印刷し、それ以外の文字である場合、MFP1による画像データの印刷をスキップする。
【0043】
また、アプリ実行部103cは、スキャンした画像データのスキャンモードに基づいて、MFP1による画像データの印刷をスキップする。例えば、アプリ実行部103cは、スキャンした画像データのスキャンモードがカラーモードである場合、トナーの節約のため、MFP1による画像データの印刷をスキップする。
【0044】
さらに、アプリ実行部103cは、スキャンした画像データを印刷する用紙の用紙サイズに基づいて、MFP1による画像データの印刷をスキップする。例えば、アプリ実行部103cは、画像データを印刷する用紙の用紙サイズが特定のサイズである場合、MFP1による画像データの印刷をスキップしても良い。
【0045】
ユーザ設定ツール105は、UI構成部105a、および設定登録部105bを有する。UI構成部105aは、マイページ102をPC端末2に提供(表示)する。マイページ102は、印刷設定画面の表示をスキップするか否かの印刷Skip条件を設定可能な画面(以下、印刷Skip条件設定画面とも言う)を含む。そして、UI構成部105aは、マイページ102において、エンドユーザからの印刷Skip条件(第2省略設定の一例)の設定を受け付ける第2受付部の一例として機能する。マイページ102は、WF開発ツール101で作成されたアプリケーションの設定(例えば、デフォルトの配信先フォルダの設定)を、テナント単位またはユーザ単位で設定できるツール(例えば、Webページ)である。すなわち、本実施の形態では、UI構成部105aおよび印刷画面表示条件登録部101cが、省略設定を受け付ける受付部の一例として機能する。
【0046】
エンドユーザは、マイページ102で、テナント毎またはユーザ毎に印刷設定画面の表示をスキップするか否かの設定(印刷Skip条件の設定)ができる。UI構成部105aにて設定された印刷Skip条件は、設定登録部105bを経由して、印刷画面表示条件管理部104cに保存される。
【0047】
図7は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおけるWF開発ツール画面およびマイページの一例を示す図である。つまり、WF開発ツール画面とマイページ102は、同様の画面を表示しても良いし、異なる画面を表示しても良い。なお、本実施の形態では、マイページ102は、図7に示すように、アプリ登録部101aで作成されたアプリケーションの各種設定等を、テナント単位またはユーザ単位で設定可能である。また、マイページ102は、テナント毎またはユーザ毎に印刷Skip条件を設定可能な画面を含む。
【0048】
図8は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおける印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。本実施の形態では、情報処理システムは、WF開発ツール101を起動する(ステップS801)。次いで、WF開発ツール101は、開発するアプリケーションのタイプを選択する。次いで、WF開発ツール101の印刷画面表示条件登録部101cは、選択したタイプのアプリケーションによりジョブ(処理)を実行時のパラメータ(例えば、印刷Skip条件)を設定する(ステップS802)。
【0049】
次に、Webアプリ103のアプリ実行部103cは、設定された印刷Skip条件のスキャンを実行する(ステップS803)。次に、Webアプリ103の印刷画面表示判定部103bは、スキャンした印刷Skip条件をチェックして、印刷設定画面を表示するか否かを判断する(ステップS804)。印刷設定画面を表示することが設定されていない場合(ステップS804:印刷設定画面非表示)、Webアプリ103のアプリ実行部103cは、印刷設定画面を表示しないで、画像データの印刷を実行して、印刷処理を終了する。
【0050】
一方、印刷設定画面を表示することが設定されている場合(ステップS804:印刷設定画面表示)、Webアプリ103の画面構成部103aは、印刷設定画面をMFP1に表示する(ステップS805)。次いで、Webアプリ302のアプリ実行部103cは、印刷設定画面において設定された印刷設定に従って、画像データの印刷を実行する(ステップS806)。
【0051】
図9は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおける印刷Skip条件の設定およびチェック処理の流れの一例を示すシーケンス図である。エンドユーザが、PC端末2等のデバイスのブラウザから、ユーザ設定ツール105のUI構成部105aに対して、印刷Skip条件設定画面を含むマイページ102の表示を要求する(ステップS811)。UI構成部105aは、PC端末2のブラウザに対して、印刷Skip条件設定画面を含むマイページ102を表示する(ステップS812)。
【0052】
PC端末2のブラウザは、マイページ102において設定された印刷Skip条件を、ユーザ設定ツール105の設定登録部105bに通知する(ステップS813)。設定登録部105bは、通知された印刷Skip条件を、入出力サービス104の印刷画面表示条件管理部104cに保存する(ステップS814)。印刷画面表示条件管理部104cは、印刷Skip条件の保存結果を、設定登録部105bを介して、PC端末2のブラウザに通知する(ステップS815、ステップS816)。
【0053】
図10は、本実施の形態にかかる情報処理システムにおける印刷Skip条件のチェック処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、エンドユーザが、MFP1から、Webアプリ103の画面構成部103aを介して、Webアプリ103のアプリ実行部103cに対して、印刷Skip条件のスキャンの実行を要求する(ステップS1001)。アプリ実行部103cは、印刷Skip条件のスキャンを実行する(ステップS1002)。
【0054】
次に、アプリ実行部103cは、Webアプリ103の印刷画面表示判定部103bに対して、印刷Skip条件のチェックを要求する(ステップS1003)。印刷画面表示判定部103bは、入出力サービス104の印刷画面表示条件管理部104cに対して、印刷Skip条件の取得を要求する(ステップS1004)。印刷画面表示条件管理部104cは、印刷Skip条件を印刷画面表示判定部103bに通知する(ステップS1005)。
【0055】
印刷画面表示判定部103bは、通知された印刷Skip条件に基づいて、印刷設定画面の表示をスキップするか否かを判定する(ステップS1006)。そして、印刷画面表示判定部103bは、印刷設定画面の表示をスキップするか否かの判定結果を、アプリ実行部103cを介して、画面構成部103aに通知する(ステップS1007)。印刷画面表示判定部103bは、判定結果が、印刷設定画面の表示をスキップするである場合、印刷設定画面の表示をスキップして、Webアプリ103のトップ画面をMFP1に表示する(ステップS1008)。一方、印刷画面表示判定部103bは、判定結果が、印刷設定画面の表示をスキップしないである場合、印刷設定画面をMFP1に表示する(ステップS1009)。
【0056】
このように、本実施の形態にかかる情報処理システムによれば、目的に合ったアプリケーションがインストールされていない場合に、当該アプリケーションにより実行される不要な処理(例えば、印刷設定画面の表示処理)に対してスキップまたはキャンセルする必要が無くなるので、ユーザの操作負担を軽減できる。
【0057】
なお、本実施の形態のサービス提供システム3で実行されるプログラムは、ROM502等に予め組み込まれて提供される。本実施の形態のサービス提供システム3で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
【0058】
さらに、本実施の形態のサービス提供システム3で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態のサービス提供システム3で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0059】
本実施の形態のサービス提供システム3で実行されるプログラムは、上述した各部(WF開発ツール101、Webアプリ103、入出力サービス104、ユーザ設定ツール105)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU501等のプロセッサが上記ROM502からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、WF開発ツール101、Webアプリ103、入出力サービス104、ユーザ設定ツール105が主記憶装置上に生成されるようになっている。
【0060】
上記で説明した実施の形態の各機能は、一または複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
【0061】
本実施の形態に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施の形態では、サービス提供システム3は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、PC端末2は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
【0062】
同様に、サービス提供システム3の機能は、PC端末2によって実行することができる。また、サービス提供システム3とPC端末2の各要素は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
【0063】
なお、MFP1等の情報処理装置は、通信機能を備えた装置であれば、画像形成装置に限られない。情報処理装置は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
【0064】
本発明の態様は、例えば、以下の通りである。
<1>第1の処理と、前記第1の処理の後に実行される第2の処理と、を含むアプリケーションを実行可能な情報処理システムであって、
前記第2の処理にかかる設定画面の表示を省略する省略設定を受け付ける受付部と、
前記省略設定に応じて、前記設定画面の表示をスキップする制御部と、
を有する情報処理システム。
【0065】
<2>前記第1の処理は、原稿を読み取った画像データを生成するスキャン処理であり、
前記第2の処理は、前記画像データを印刷する印刷処理である、<1>に記載の情報処理システム。
【0066】
<3>前記受付部は、アプリ開発者からの前記省略設定である第1省略設定を受け付ける第1受付部と、エンドユーザからの前記省略設定である第2省略設定を受け付ける第2受付部と、を含み、
前記制御部は、前記第1省略設定および前記第2省略設定に基づいて、前記設定画面の表示をスキップする、<1>または<2>に記載の情報処理システム。
【0067】
<4>前記画像データのスキャン解像度に基づいて、前記画像データの印刷をスキップする印刷制御部をさらに備える<2>に記載の情報処理システム。
【0068】
<5>前記画像データのページ数に基づいて、前記画像データの印刷をスキップする印刷制御部をさらに備える<2>または<4>に記載の情報処理システム。
【0069】
<6>前記画像データのファイル名に特定の文字が含まれている場合、前記画像データの印刷をスキップする印刷制御部をさらに備える<2>、<4>、<5>のいずれか一に記載の情報処理システム。
【0070】
<7>前記画像データのスキャンモードに基づいて、前記画像データの印刷をスキップする印刷制御部をさらに備える<2>、<4>から<6>のいずれか一に記載の情報処理システム。
【0071】
<8>前記画像データを印刷する用紙の用紙サイズに基づいて、前記画像データの印刷をスキップする印刷制御部をさらに備える<2>、<4>から<7>のいずれか一に記載の情報処理システム。
【0072】
<9>情報処理システムで実行される情報処理方法であって、
第1の処理と、前記第1の処理の後に実行される第2の処理と、を含むアプリケーションを実行するステップと、
前記第2の処理にかかる設定画面の表示を省略する省略設定を受け付けるステップと、
前記省略設定に応じて、前記設定画面の表示をスキップするステップと、
を含む情報処理方法。
【0073】
<10>第1の処理と、前記第1の処理の後に実行される第2の処理と、を含むアプリケーションを実行可能なコンピュータを、
前記第2の処理にかかる設定画面の表示を省略する省略設定を受け付ける受付部と、
前記省略設定に応じて、前記設定画面の表示をスキップする制御部と、
して機能させるためのプログラム。
【符号の説明】
【0074】
1 MFP
2 PC端末
3 サービス提供システム
101 WF開発ツール
101a アプリ登録部
101b UI提供部
101c 印刷画面表示条件登録部
102 マイページ
103 Webアプリ
103a 画面構成部
103b 印刷画面表示判定部
103c アプリ実行部
104 入出力サービス
104a IOロジック処理部
104b アプリ管理部
104c 印刷画面表示条件管理部
105 ユーザ設定ツール
105a UI構成部
105b 設定登録部
501 CPU
502 ROM
503 RAM
【先行技術文献】
【特許文献】
【0075】
【特許文献1】特許第6346727号公報
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10