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特開2024-18565情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024018565
(43)【公開日】2024-02-08
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20240201BHJP
   G06F 16/90 20190101ALI20240201BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06F16/90 100
【審査請求】未請求
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022121981
(22)【出願日】2022-07-29
(71)【出願人】
【識別番号】306037311
【氏名又は名称】富士フイルム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小野 貴義
(72)【発明者】
【氏名】王 軼謳
(72)【発明者】
【氏名】岡村 広紀
【テーマコード(参考)】
5B175
5L049
【Fターム(参考)】
5B175DA01
5B175EA01
5L049CC12
(57)【要約】
【課題】問合せ者と回答者とのやり取りからフローチャートを作成することができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを得る。
【解決手段】情報処理装置は、問合せ者と回答者との間の一連のコミュニケーションを含むデータセットの中から、問合せ者の応答を待つ第1のタイプに属する情報、第1のタイプに属する情報への応答である第2のタイプに属する情報、及び問合せ者の応答を待たない第3のタイプに属する情報を抽出し、抽出した各タイプに属する情報を組み合わせることによって個別フローチャートを生成し、異なる複数のデータセットのそれぞれについて生成した複数の個別フローチャートを統合することによって統合フローチャートを生成する。
【選択図】図23
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサを備える情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
問合せ者と回答者との間の一連のコミュニケーションを含むデータセットの中から、前記問合せ者の応答を待つ第1のタイプに属する情報、前記第1のタイプに属する情報への応答である第2のタイプに属する情報、及び前記問合せ者の応答を待たない第3のタイプに属する情報を抽出し、
抽出した各タイプに属する情報を組み合わせることによって前記コミュニケーションの流れを表す個別フローチャートを生成し、
異なる複数の前記データセットのそれぞれについて生成した複数の個別フローチャートを統合することによって、前記複数のデータセットそれぞれに適用可能な統合フローチャートを生成する
情報処理装置。
【請求項2】
前記第1のタイプに属する情報は、前記問合せ者への質問、及び前記問合せ者への情報取得の指示の少なくとも一方を含み、
前記第2のタイプに属する情報は、前記質問に対する回答、及び前記情報取得の指示に応じて提示される情報の少なくとも一方を含み、
前記第3のタイプに属する情報は、前記第2のタイプに属する情報に対応して提示される前記問合せ者からの問合せへの結論を含む
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
少なくともステップ数が同じ複数の前記個別フローチャートを統合することによって前記統合フローチャートを生成する
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記第1のタイプに属する情報及び前記第3のタイプに属する情報が表す意味が同じで、前記第2のタイプに属する情報が異なる前記個別フローチャートを統合する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記第1のタイプに属する情報が表す意味が同じで、前記第2のタイプ及び前記第3のタイプに属する情報が異なる前記個別フローチャートを分岐形式で統合する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
複数の前記個別フローチャートを統合する際に、その複数の前記個別フローチャートにおける前記第1のタイプに属する情報が表す意味が同じで、かつ順番が異なる部分フローチャートは、同じ部分フローチャートとして取り扱う
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
複数の前記データセットに対する前記第1のタイプに属する情報、前記第2のタイプに属する情報、及び前記第3のタイプに属する情報の抽出結果の類似度に基づいてクラスタリングを行い、クラスタ毎に前記複数の前記個別フローチャートを統合することによって、前記統合フローチャートを生成する
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
ステップ数が異なる複数の前記個別フローチャートを統合する場合、ステップ数が最小の前記個別フローチャートに、その個別フローチャート以外の個別フローチャートを統合する
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
ステップ数が異なる複数の前記個別フローチャートを統合する場合、ステップ数が最大の前記個別フローチャートに、その個別フローチャート以外の個別フローチャートを統合する
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
3つ以上の前記個別フローチャートを統合する場合、ステップ数が同じフローチャートを優先的に統合する
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記データセットは、テキストデータ又は音声データから抽出されたテキストデータである
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項12】
問合せ者と回答者との間の一連のコミュニケーションを含むデータセットの中から、前記問合せ者の応答を待つ第1のタイプに属する情報、前記第1のタイプに属する情報への応答である第2のタイプに属する情報、及び前記問合せ者の応答を待たない第3のタイプに属する情報を抽出し、
抽出した各タイプに属する情報を組み合わせることによって前記コミュニケーションの流れを表す個別フローチャートを生成し、
異なる複数の前記データセットのそれぞれについて生成した複数の個別フローチャートを統合することによって、前記複数のデータセットそれぞれに適用可能な統合フローチャートを生成する
処理を情報処理装置が備えるプロセッサが実行する情報処理方法。
【請求項13】
問合せ者と回答者との間の一連のコミュニケーションを含むデータセットの中から、前記問合せ者の応答を待つ第1のタイプに属する情報、前記第1のタイプに属する情報への応答である第2のタイプに属する情報、及び前記問合せ者の応答を待たない第3のタイプに属する情報を抽出し、
抽出した各タイプに属する情報を組み合わせることによって前記コミュニケーションの流れを表す個別フローチャートを生成し、
異なる複数の前記データセットのそれぞれについて生成した複数の個別フローチャートを統合することによって、前記複数のデータセットそれぞれに適用可能な統合フローチャートを生成する
処理を情報処理装置が備えるプロセッサに実行させるための情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、対話形式でユーザーからの問合せを受け付けて回答候補を提示する対話型業務支援システムが開示されている。この対話型業務支援システムは、問合せとその問合せに対する回答候補が蓄積された記録媒体に記録された各問合せに係る文章に対して解析を行った結果に基づく第1の情報、ユーザーから受け付けた問合せに係る文章に対して解析を行った結果に基づく第2の情報、及び第1の情報と第2の情報とのマッチングの結果に基づいて、回答候補を抽出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-003319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術は、問合せ者からの問合せを解析することによって、その問合せに対する回答を抽出するものである。すなわち、特許文献1に記載の技術は、問合せ者と回答者とのやり取りに基づいてフローチャートを作成するものではない。
【0005】
本開示は、以上の事情を鑑みてなされたものであり、問合せ者と回答者とのやり取りからフローチャートを作成することができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の情報処理装置は、少なくとも一つのプロセッサを備える情報処理装置であって、プロセッサは、問合せ者と回答者との間の一連のコミュニケーションを含むデータセットの中から、問合せ者の応答を待つ第1のタイプに属する情報、第1のタイプに属する情報への応答である第2のタイプに属する情報、及び問合せ者の応答を待たない第3のタイプに属する情報を抽出し、抽出した各タイプに属する情報を組み合わせることによってコミュニケーションの流れを表す個別フローチャートを生成し、異なる複数のデータセットのそれぞれについて生成した複数の個別フローチャートを統合することによって、複数のデータセットそれぞれに適用可能な統合フローチャートを生成する。
【0007】
第2の態様の情報処理装置は、第1の態様の情報処理装置において、第1のタイプに属する情報は、問合せ者への質問、及び問合せ者への情報取得の指示の少なくとも一方を含み、第2のタイプに属する情報は、質問に対する回答、及び情報取得の指示に応じて提示される情報の少なくとも一方を含み、第3のタイプに属する情報は、第2のタイプに属する情報に対応して提示される問合せ者からの問合せへの結論を含む。
【0008】
第3の態様の情報処理装置は、第1の態様又は第2の態様の情報処理装置において、プロセッサは、少なくともステップ数が同じ複数の個別フローチャートを統合することによって統合フローチャートを生成する。
【0009】
第4の態様の情報処理装置は、第3の態様の情報処理装置において、プロセッサは、第1のタイプに属する情報及び第3のタイプに属する情報が表す意味が同じで、第2のタイプに属する情報が異なる個別フローチャートを統合する。
【0010】
第5の態様の情報処理装置は、第3の態様の情報処理装置において、プロセッサは、第1のタイプに属する情報が表す意味が同じで、第2のタイプ及び第3のタイプに属する情報が異なる個別フローチャートを分岐形式で統合する。
【0011】
第6の態様の情報処理装置は、第1の態様から第5の態様の何れか1態様の情報処理装置において、プロセッサは、複数の個別フローチャートを統合する際に、その複数の個別フローチャートにおける第1のタイプに属する情報が表す意味が同じで、かつ順番が異なる部分フローチャートは、同じ部分フローチャートとして取り扱う。
【0012】
第7の態様の情報処理装置は、第1の態様から第6の態様の何れか1態様の情報処理装置において、プロセッサは、複数のデータセットに対する第1のタイプに属する情報、第2のタイプに属する情報、及び第3のタイプに属する情報の抽出結果の類似度に基づいてクラスタリングを行い、クラスタ毎に複数の個別フローチャートを統合することによって、統合フローチャートを生成する。
【0013】
第8の態様の情報処理装置は、第1の態様又は第2の態様の情報処理装置において、プロセッサは、ステップ数が異なる複数の個別フローチャートを統合する場合、ステップ数が最小の個別フローチャートに、その個別フローチャート以外の個別フローチャートを統合する。
【0014】
第9の態様の情報処理装置は、第1の態様又は第2の態様の情報処理装置において、プロセッサは、ステップ数が異なる複数の個別フローチャートを統合する場合、ステップ数が最大の個別フローチャートに、その個別フローチャート以外の個別フローチャートを統合する。
【0015】
第10の態様の情報処理装置は、第1の態様から第9の態様の何れか1態様の情報処理装置において、プロセッサは、3つ以上の個別フローチャートを統合する場合、ステップ数が同じフローチャートを優先的に統合する。
【0016】
第11の態様の情報処理装置は、第1の態様から第10の態様の何れか1態様の情報処理装置において、データセットは、テキストデータ又は音声データから抽出されたテキストデータである。
【0017】
第12の態様の情報処理方法は、問合せ者と回答者との間の一連のコミュニケーションを含むデータセットの中から、問合せ者の応答を待つ第1のタイプに属する情報、第1のタイプに属する情報への応答である第2のタイプに属する情報、及び問合せ者の応答を待たない第3のタイプに属する情報を抽出し、抽出した各タイプに属する情報を組み合わせることによってコミュニケーションの流れを表す個別フローチャートを生成し、異なる複数のデータセットのそれぞれについて生成した複数の個別フローチャートを統合することによって、複数のデータセットそれぞれに適用可能な統合フローチャートを生成する処理を情報処理装置が備えるプロセッサが実行するものである。
【0018】
第13の態様の情報処理プログラムは、問合せ者と回答者との間の一連のコミュニケーションを含むデータセットの中から、問合せ者の応答を待つ第1のタイプに属する情報、第1のタイプに属する情報への応答である第2のタイプに属する情報、及び問合せ者の応答を待たない第3のタイプに属する情報を抽出し、抽出した各タイプに属する情報を組み合わせることによってコミュニケーションの流れを表す個別フローチャートを生成し、異なる複数のデータセットのそれぞれについて生成した複数の個別フローチャートを統合することによって、複数のデータセットそれぞれに適用可能な統合フローチャートを生成する処理を情報処理装置が備えるプロセッサに実行させるためのものである。
【発明の効果】
【0019】
本開示によれば、問合せ者と回答者とのやり取りからフローチャートを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2】データセットを説明するための図である。
図3】データセットを説明するための図である。
図4】データセットを説明するための図である。
図5】データセットを説明するための図である。
図6】情報処理装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図7】データセットの分類処理を説明するための図である。
図8】データセットの中からの情報の抽出処理を説明するための図である。
図9】データセットの中からの情報の抽出結果の一例を示す図である。
図10】個別フローチャートの一例を示す図である。
図11】個別フローチャートの統合処理を説明するための図である。
図12】個別フローチャートの統合処理を説明するための図である。
図13】個別フローチャートの統合処理を説明するための図である。
図14】個別フローチャートの統合処理を説明するための図である。
図15】個別フローチャートの統合処理を説明するための図である。
図16】個別フローチャートの統合処理を説明するための図である。
図17】個別フローチャートの統合処理を説明するための図である。
図18】個別フローチャートの統合処理を説明するための図である。
図19】個別フローチャートの統合処理を説明するための図である。
図20】個別フローチャートの統合処理を説明するための図である。
図21】個別フローチャートの統合処理を説明するための図である。
図22】フローチャート生成処理の一例を示すフローチャートである。
図23】情報処理装置の各機能部の処理単位を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面を参照して、本開示の技術を実施するための形態例を詳細に説明する。
【0022】
まず、図1を参照して、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成を説明する。情報処理装置10の例としては、パーソナルコンピュータ又はサーバコンピュータ等のコンピュータが挙げられる。図1に示すように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)20、一時記憶領域としてのメモリ21、及び不揮発性の記憶部22を含む。また、情報処理装置10は、液晶ディスプレイ等のディスプレイ23、キーボードとマウス等の入力装置24、及びネットワークに接続されるネットワークI/F(InterFace)25を含む。CPU20、メモリ21、記憶部22、ディスプレイ23、入力装置24、及びネットワークI/F25は、バス27に接続される。CPU20は、開示の技術に係るプロセッサの一例である。
【0023】
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はフラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部22には、情報処理プログラム30が記憶される。CPU20は、記憶部22から情報処理プログラム30を読み出してからメモリ21に展開し、展開した情報処理プログラム30を実行する。
【0024】
また、記憶部22には、問合せ者と回答者との間の一連のコミュニケーションを含むデータセット32が記憶される。また、本実施形態では、記憶部22には、異なる複数のデータセット32が記憶される。
【0025】
一例として図2に示すように、データセット32は、製品のサポート掲示板での問合せ者と回答者とのやり取りを表すテキストデータを含む。また、図3に示すように、データセット32は、問合せ者と回答者との電話での会話を表す音声データから抽出されたテキストデータを含んでもよい。この場合、音声データを用いて話者の分離及び文字起こしが行われ、問合せ者と回答者とのやり取りを表すテキストデータが生成される。
【0026】
また、図4に示すように、データセット32は、チャットでの問合せ者と回答者とのやり取りを表すテキストデータを含んでもよい。また、図5に示すように、データセット32は、電子メールでの問合せ者と回答者とのやり取りを表すテキストデータを含んでもよい。データセット32が何れのテキストデータであっても、問合せ者による各発言及び回答者による各発言がそれぞれ分けられている。これらの問合せ者と回答者との間での掲示板、電話、電子メール、及びチャット等によるやり取りが問合せ者と回答者との間の一連のコミュニケーションの例である。
【0027】
次に、図6を参照して、本実施形態に係る情報処理装置10の機能的な構成について説明する。図6に示すように、情報処理装置10は、第1分類部40、抽出部42、変換部44、第2分類部46、第1生成部48、及び第2生成部50を含む。CPU20が情報処理プログラム30を実行することにより、第1分類部40、抽出部42、変換部44、第2分類部46、第1生成部48、及び第2生成部50として機能する。
【0028】
第1分類部40は、記憶部22に格納されている全てのデータセット32に対し、類似度に基づいてクラスタリングを行う。具体的には、図7に示すように、第1分類部40は、各データセット32に含まれる問合せ者からの最初の問合せ文の類似度を導出する。そして、第1分類部40は、導出した類似度に基づいて各データセット32に対してクラスタリングを行う。これにより、例えば、問合せ内容が類似するデータセット32又は同じ製品の同じ機種に対する問合せに関するデータセット32が同じクラスタに分類される。この類似度の導出処理には、例えば、単語の出現頻度又は文章の意図等を用いた公知のアルゴリズムが用いられる。図7の例では、データセット32に含まれる問合せ者と回答者との間の一連のコミュニケーションが時系列に並べられ、問合せ者からの最初の問合せ文が破線で囲まれている。
【0029】
なお、第1分類部40は、各データセット32に含まれる問合せ者からの最初の問合せ文の類似度に代えて、各データセット32に含まれる全ての文章の類似度を用いてもよい。また、第1分類部40は、データセット32に含まれる問合せ者からの最初の問合せ文の類似度に代えて、各データセット32に含まれる回答者から提示された問合せ者からの問合せへの結論を表す文章の類似度を用いてもよい。図7の例では、回答者から提示された問合せ者からの問合せへの結論を表す文章が一点鎖線で囲まれている。
【0030】
抽出部42は、データセット32の中から、問合せ者の応答を待つ第1のタイプに属する情報、第1のタイプに属する情報への応答である第2のタイプに属する情報、及び問合せ者の応答を待たない第3のタイプに属する情報を抽出する。第1のタイプに属する情報とは、例えば、問合せ者への質問である。第2のタイプに属する情報とは、例えば、問合せ者への質問に対する問合せ者からの回答である。第3のタイプに属する情報とは、例えば、第2のタイプに属する情報に対応して回答者から提示される問合せ者からの問合せへの結論である。ここでいう問合せ者からの問合せとは、例えば、対象の製品に関する問合せ者が解決したい問題に関する質問等を意味する。
【0031】
具体的には、図8に示すように、まず、抽出部42は、データセット32に含まれる各文章を時系列に並べ替え、各文章について、その文章に含まれるユーザー名T1に基づいて、その文章の発信元が問合せ者であるか又は回答者であるかを特定する。
【0032】
次に、図8に示すように、抽出部42は、発信元が問合せ者の文章の中から、問合せ者から提供された情報T2を特定する。例えば、抽出部42は、過去の多数の問合せの文章を解析することによって問合せ者から提供された情報T2の記載パターンを予め取得する。抽出部42は、予め取得した記載パターンと発信元が問合せ者の文章とを比較することによって、発信元が問合せ者の文章の中から、問合せ者から提供された情報T2を特定する。図8の例では、問合せ者から提供された情報は、情報の種類と情報の内容とが「-」で結ばれたペアになっているため、抽出部42は、この部分が問合せ者から提供された情報T2であると特定することができる。
【0033】
また、抽出部42は、問合せ者から提供された情報T2から第1のタイプに属する情報及び第2のタイプに属する情報を抽出する。問合せ者から提供された情報T2は、回答者から情報の種類が質問され、その質問に対して問合せ者が回答を行ったという形式に変換することができる。抽出部42は、問合せ者から提供された情報T2における情報の種類と情報の内容とのペアのうち、情報の種類を第1のタイプに属する情報として抽出し、情報の内容を第2のタイプに属する情報として抽出する。図8に示す情報T2では、例えば、「Model」が第1のタイプに属する情報として抽出され、「Machine X」が第2のタイプに属する情報として抽出される。
【0034】
また、図8に示すように、抽出部42は、発信元が回答者の文章の中から、問合せ者への質問T3を特定し、かつ発信元が問合せ者の文章の中から、質問T3への問合せ者からの回答T4を特定する。抽出部42は、質問T3から第1のタイプに属する情報を抽出し、回答T4から第2のタイプに属する情報を抽出する。抽出部42は、回答T4が質問T3を引用する形式になっている場合、回答T4から第1のタイプに属する情報及び第2のタイプに属する情報を抽出してもよい。
【0035】
なお、第1のタイプに属する情報は、例えば、「Aコマンドを実行し、そのコマンドの実行結果を送付してください」のような問合せ者への情報取得の指示であってもよい。また、第2のタイプに属する情報は、問合せ者への情報取得の指示に応じて問合せ者から提示される情報であってもよい。
【0036】
また、図8に示すように、抽出部42は、発信元が回答者の文章であって、最後に回答者から発信された文章の中から、問合せ者からの問合せへの最終的な結論T5を特定する。抽出部42は、結論T5を第3のタイプに属する情報として抽出する。
【0037】
図9に示すように、抽出部42は、以上の処理によって、データセット32の中から、第1のタイプに属する情報と第2のタイプに属する情報とのペア、及び第3のタイプに属する情報を抽出する。
【0038】
変換部44は、抽出部42により抽出された第1のタイプに属する情報のうち、質問文の形式になっていないものを質問文の形式に変換する。例えば、「Model」という第1のタイプに属する情報は、「What’s the Model?」という質問文に変換される。
【0039】
また、変換部44は、第1のタイプに属する情報のうち、表現が異なる同義の質問文を、1つの代表的な質問文に変換する。例えば、第1のタイプに属する情報に、以下の(1)~(3)の質問文が含まれる場合、(2)の質問文及び(3)の質問文は(1)の質問文に変換される。なお、どの質問文を1つの代表的な質問文とするかは限定されない。
(1)What’s the machine’s S.R no?
(2)What’s the machine’s serial number?
(3)Please tell me about serial number of the machine.
【0040】
第2分類部46は、複数のデータセット32に対する第1のタイプに属する情報、第2のタイプの情報、及び第3のタイプに属する情報の抽出結果の類似度に基づいてクラスタリングを行う。具体的には、第2分類部46は、複数のデータセット32それぞれについて抽出部42により抽出され、かつ変換部44による変換を経た第1のタイプに属する情報、第2のタイプの情報、及び第3のタイプに属する情報の類似度を導出する。そして、第2分類部46は、導出した類似度に基づいてクラスタリングを行う。この類似度は、例えば、第1のタイプに属する情報の一致数が多いほど高い値とされる。この類似度は、例えば、第3のタイプに属する情報の一致数が多いほど高い値とされてもよい。これにより、例えば、同じ製品の同じ機種についての同じ問合せのデータセット32から抽出された第1のタイプに属する情報、第2のタイプの情報、及び第3のタイプに属する情報は、同じクラスタに分類される。
【0041】
第1生成部48は、データセット32から抽出された各タイプに属する情報を組み合わせることによって、問合せ者と回答者との間の一連のコミュニケーションの流れを表す個別フローチャートを生成する。具体的には、図10に示すように、第1生成部48は、データセット32から抽出部42により抽出され、かつ変換部44による変換を経た第1のタイプに属する情報、第2のタイプの情報、及び第3のタイプの各タイプに属する情報を時系列に並べることによって個別フローチャートを生成する。ここでいうフローチャートとは、問合せ者と回答者との会話フローに相当する。
【0042】
第2生成部50は、異なる複数のデータセット32のそれぞれについて第1生成部48により生成された複数の個別フローチャートを統合することによって、複数のデータセット32それぞれに適用可能な統合フローチャートを生成する。本実施形態では、第2生成部50は、第2分類部46によりクラスタリングされたクラスタ毎に複数の個別フローチャートを統合することによって統合フローチャートを生成する。
【0043】
具体的には、第2生成部50は、ステップ数が同じ複数の個別フローチャートを統合することによって統合フローチャートを生成する。この場合、図11に示すように、第2生成部50は、第1のタイプに属する情報及び第3のタイプに属する情報が表す意味が同じで、第2のタイプに属する情報が異なる個別フローチャートを統合する。この際、第2生成部50は、異なる第2のタイプに属する情報は、「OR」で結合することによって統合する。本実施形態では、変換部44による変換により表現が異なる同義の質問文が、1つの代表的な質問文に変換される。従って、本実施形態では、第1のタイプに属する情報が表す意味が同じであるとは、第1のタイプに属する情報が同一であることを意味する。
【0044】
図12に示すように、第2生成部50は、複数の個別フローチャートを統合する際に、その複数の個別フローチャートにおける第1のタイプに属する情報が表す意味が同じで、かつ順番が異なる部分フローチャートは、同じ部分フローチャートとして取り扱う。図12に示す個別フローチャート2における破線で囲まれた部分フローチャートは、図11に示す個別フローチャート2における破線で囲まれた部分フローチャートとは、第1のタイプに属する情報が表す意味が同じであるが、順番が異なっている。本実施形態では、第2生成部50は、これらの部分フローチャートを同じ部分フローチャートとして取り扱う。すなわち、図12に示す場合でも図11に示す場合と同じ統合フローチャートが生成される。
【0045】
図13に示すように、第2生成部50は、ステップ数が同じ複数の個別フローチャートを統合する場合、第1のタイプに属する情報が表す意味が同じで、第2のタイプ及び第3のタイプに属する情報が異なる個別フローチャートを分岐形式で統合する。この際、第2生成部50は、第2のタイプに属する情報が異なるステップが分岐するように個別フローチャートを統合する。
【0046】
なお、第2生成部50は、ステップ数が異なる複数の個別フローチャートを統合することによって統合フローチャートを生成してもよい。図14に示すように、第2生成部50は、ステップ数が異なる複数の個別フローチャートを統合する場合、ステップ数が最小の個別フローチャートに、その個別フローチャート以外の個別フローチャートを統合してもよい。図14に示す例では、ステップ数が多い方の個別フローチャート2のみに存在する破線で囲まれたステップの第1のタイプに属する情報及び第2のタイプに属する情報は、統合フローチャートに含まれなくなる。
【0047】
図15に示すように、第2生成部50は、ステップ数が異なる複数の個別フローチャートを統合する場合、ステップ数が最大の個別フローチャートに、その個別フローチャート以外の個別フローチャートを統合してもよい。図15に示す例では、ステップ数が多い方の個別フローチャート2のみに存在する破線で囲まれたステップの第1のタイプに属する情報及び第2のタイプに属する情報は、統合フローチャートにも含まれる。
【0048】
ステップ数が異なる複数の個別フローチャートを統合する際に、ステップ数が最小の個別フローチャートに統合するか、又はステップ数が最大の個別フローチャートに統合するかは、ユーザーにより設定される。ユーザーは、統合フローチャートのステップ数を減らしたい場合、すなわち、フローチャートの効率性を重視する場合、ステップ数が異なる複数の個別フローチャートをステップ数が最小の個別フローチャートに統合するように設定する。一方、ユーザーは、フローチャートの信頼性を重視する場合、ステップ数が異なる複数の個別フローチャートをステップ数が最大の個別フローチャートに統合するように設定する。
【0049】
図16に示すように、第2生成部50は、ステップ数が異なる複数の個別フローチャートを統合する場合で、かつ1つの個別フローチャートに依存関係を有する複数の第1のタイプに属する情報が存在し、かつ依存先の第1のタイプに属する情報に対応する第2のタイプに属する情報が複数の個別フローチャート間で異なる場合、以下のように個別フローチャートを統合してもよい。すなわち、この場合、第2生成部50は、第2のタイプに属する情報が異なるステップが分岐するように、ステップ数が異なる複数の個別フローチャートを分岐形式でステップ数が最大の個別フローチャートに統合してもよい。
【0050】
第2生成部50は、3つ以上の個別フローチャートを統合する場合、上記のフローチャートの統合手法のうちの2つ以上を組み合わせてもよい。図17図20に、第2生成部50が3つの個別フローチャートを統合する例を示す。
【0051】
図17に示すように、第2生成部50は、3つの個別フローチャートのうち、まず、個別フローチャート1及び個別フローチャート2を図13に示した統合手法によって統合する。次に、第2生成部50は、統合したフローチャートにおける破線で囲まれた個別フローチャート1の部分及び個別フローチャート3を図11に示した統合手法によって統合する。これにより、第2生成部50は、3つの個別フローチャートから1つの統合フローチャートを生成する。
【0052】
図18に示すように、第2生成部50は、3つの個別フローチャートのうち、まず、個別フローチャート1及び個別フローチャート2を図13に示した統合手法によって統合する。次に、第2生成部50は、統合したフローチャートにおける破線で囲まれた個別フローチャート2の部分及び個別フローチャート3を図15に示した統合手法によって統合する。これにより、第2生成部50は、3つの個別フローチャートから1つの統合フローチャートを生成する。
【0053】
図19に示すように、第2生成部50は、3つの個別フローチャートのうち、まず、個別フローチャート1及び個別フローチャート2を図13に示した統合手法によって統合する。次に、第2生成部50は、統合したフローチャートにおける破線で囲まれた個別フローチャート2の部分及び個別フローチャート3を図16に示した統合手法によって統合する。これにより、第2生成部50は、3つの個別フローチャートから1つの統合フローチャートを生成する。
【0054】
図20に示すように、第2生成部50は、3つの個別フローチャートのうち、まず、個別フローチャート1及び個別フローチャート2を図13に示した統合手法によって統合する。次に、第2生成部50は、統合したフローチャートにおける破線で囲まれた個別フローチャート2の部分及び個別フローチャート3を図13及び図15に示した統合手法によって統合する。これにより、第2生成部50は、3つの個別フローチャートから1つの統合フローチャートを生成する。
【0055】
図21に示すように、第2生成部50は、3つの個別フローチャートのうち、まず、個別フローチャート1及び個別フローチャート2を図13に示した統合手法によって統合する。次に、第2生成部50は、統合したフローチャートにおける破線で囲まれた個別フローチャート2の部分及び個別フローチャート3を図13及び図16に示した統合手法によって統合する。これにより、第2生成部50は、3つの個別フローチャートから1つの統合フローチャートを生成する。
【0056】
なお、第2生成部50は、3つ以上の個別フローチャートを統合する場合、ステップ数が同じフローチャートを優先的に統合してもよい。この場合、第2生成部50は、ステップ数が同じ個別フローチャートを統合した後に、統合したフローチャートにステップ数が異なる個別フローチャートを統合する。
【0057】
また、第2生成部50は、3つ以上の個別フローチャートを統合する場合、段階的に個別フローチャートを統合するのではなく、個別フローチャートの各組合せのパターンについてどの統合手法を用いるかを導出してもよい。この場合、第2生成部50は、1度の統合処理により3つ以上の個別フローチャートを統合することによって、統合フローチャートを生成する。
【0058】
次に、図22を参照して、本実施形態に係る情報処理装置10の作用を説明する。CPU20が情報処理プログラム30を実行することによって、図22に示すフローチャート生成処理が実行される。図22に示すフローチャート生成処理は、例えば、ユーザーにより実行開始の指示が入力された場合に実行される。
【0059】
図22のステップS10で、第1分類部40は、前述したように、記憶部22に格納されている全てのデータセット32に対し、類似度に基づいてクラスタリングを行う。図23に示すように、ステップS12以降の処理は、このクラスタリングにより生成されたクラスタ毎に実行される。図23に示す例では、クラスタA及びクラスタBがステップS10の処理により生成されたクラスタに相当する。
【0060】
ステップS12で、抽出部42は、前述したように、データセット32の中から、第1のタイプに属する情報、第2のタイプに属する情報、及び第3のタイプに属する情報を抽出する。ステップS14で、変換部44は、ステップS12で抽出された第1のタイプに属する情報のうち、質問文の形式になっていないものを質問文の形式に変換する。また、変換部44は、表現が異なる同義の質問文を、1つの代表的な質問文に変換する。
【0061】
ステップS16で、第2分類部46は、前述したように、複数のデータセット32に対する第1のタイプに属する情報、第2のタイプの情報、及び第3のタイプに属する情報の抽出結果の類似度に基づいてクラスタリングを行う。図23に示すように、ステップS18及びステップS20の処理は、このクラスタリングにより生成されたクラスタ毎に実行される。図23に示す例では、クラスタA-1及びクラスタA-2がステップS16の処理により生成されたクラスタに相当する。
【0062】
ステップS18で、第1生成部48は、前述したように、データセット32から抽出された各タイプに属する情報を組み合わせることによって、個別フローチャートを生成する。ステップS20で、第2生成部50は、前述したように、異なる複数のデータセット32のそれぞれについてステップS18で生成された複数の個別フローチャートを統合することによって、統合フローチャートを生成する。
【0063】
ステップS22で、第2生成部50は、ステップS16で生成された全てのクラスタについてステップS18及びステップS20の処理が終了したか否かを判定する。この判定が否定判定となった場合、処理はステップS18に戻り、肯定判定となった場合、処理はステップS24に移行する。
【0064】
ステップS24で、第2生成部50は、ステップS10で生成された全てのクラスタについてステップS12~ステップS20の処理が終了したか否かを判定する。この判定が否定判定となった場合、処理はステップS12に戻り、肯定判定となった場合、フローチャート生成処理が終了する。
【0065】
以上のように生成された統合フローチャートは、例えば、製品のサポート用のチャットボットに組み込まれる。チャットボットは、問合せ者からの問合せに対応する統合フローチャートを選択し、選択した統合フローチャートに従って問合せ者とのやりとりを行う。統合フローチャートは、サポートセンターのオペレーターの回答マニュアルに用いられてもよい。また、例えば、「特定のパーツの無償交換を行う」という目的に基づいて、その目的が結論になっている統合フローチャートを検索し、その統合フローチャートの各ステップに基づいてその結論が得られるための条件の特定に統合フローチャートが用いられてもよい。また、例えば、統合フローチャートは、作業者同士の作業に関する問合せと回答とのやり取りに基づいて生成されたフローチャートでもよい。
【0066】
以上説明したように、本実施形態によれば、問合せ者と回答者とのやり取りからフローチャートを作成することができる。
【0067】
なお、上記実施形態において、例えば、情報処理装置10の各機能部のように各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造としては、次に示す各種のプロセッサ(processor)を用いることができる。上記各種のプロセッサには、前述したように、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPUに加えて、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
【0068】
1つの処理部は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせや、CPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。
【0069】
複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアント及びサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System on Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて構成される。
【0070】
更に、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)を用いることができる。
【0071】
また、上記実施形態では、情報処理プログラム30が記憶部22に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。情報処理プログラム30は、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、情報処理プログラム30は、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
【符号の説明】
【0072】
10 情報処理装置
20 CPU
21 メモリ
22 記憶部
23 ディスプレイ
24 入力装置
25 ネットワークI/F
27 バス
30 情報処理プログラム
32 データセット
40 第1分類部
42 抽出部
44 変換部
46 第2分類部
48 第1生成部
50 第2生成部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
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図15
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図22
図23