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特開2024-18572情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024018572
(43)【公開日】2024-02-08
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04L 67/75 20220101AFI20240201BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20240201BHJP
   H04N 21/235 20110101ALI20240201BHJP
   H04N 21/258 20110101ALI20240201BHJP
   H04N 21/47 20110101ALI20240201BHJP
   H04L 67/02 20220101ALI20240201BHJP
   H04L 67/1396 20220101ALI20240201BHJP
【FI】
H04L67/75
G06Q50/10
H04N21/235
H04N21/258
H04N21/47
H04L67/02
H04L67/1396
【審査請求】未請求
【請求項の数】19
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022121991
(22)【出願日】2022-07-29
(71)【出願人】
【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100107515
【弁理士】
【氏名又は名称】廣田 浩一
(72)【発明者】
【氏名】舟波 篤司
(72)【発明者】
【氏名】邑田 ゆみ子
(72)【発明者】
【氏名】小島 尚基
【テーマコード(参考)】
5C164
5L049
【Fターム(参考)】
5C164FA26
5C164MA06S
5C164SB08P
5C164SC11P
5C164UB10S
5C164UB41S
5C164UD21P
5C164YA08
5C164YA11
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】配信されたコンテンツを表示中の利用者の参加状況を、より把握しやすくすること。
【解決手段】配信された第1のコンテンツを表示中の第1の利用者端末に第2のコンテンツの表示を開始させる開始条件情報の設定を受け付ける設定受付手段と、開始条件情報に基づいて第2のコンテンツを表示する第1の利用者端末の利用者から受け付けた、第2のコンテンツに対する操作内容を受信する操作内容受信手段と、操作内容に基づき、利用者の参加状況を表示する画面のデータを生成して第2の利用者端末に表示させる画面データ生成手段と、を有する情報処理装置により上記課題を解決する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
配信された第1のコンテンツを表示中の第1の利用者端末に第2のコンテンツの表示を開始させる開始条件情報の設定を受け付ける設定受付手段と、
前記開始条件情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示する前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信する操作内容受信手段と、
前記操作内容に基づき、前記利用者の参加状況を表示する画面のデータを生成して第2の利用者端末に表示させる画面データ生成手段と、
を有する情報処理装置。
【請求項2】
前記画面データ生成手段は、前記第2のコンテンツに対する操作の有無、又は前記第2のコンテンツが前記第1の利用者端末に表示されてから前記第2のコンテンツに対する操作内容を前記第1の利用者端末の利用者から受け付けるまでの経過時間を、前記利用者の参加状況として表示する画面のデータを生成すること
を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、前記第1のコンテンツにより再生される音声又は表示される画像の情報で設定されていること
を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、時間の情報で設定されていること
を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記設定受付手段は、前記第1の利用者端末における前記第2のコンテンツの表示開始から表示終了までの表示期間情報の設定を更に受け付け、
前記操作内容受信手段は、前記開始条件情報及び前記表示期間情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示した前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信すること
を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第2のコンテンツは、前記第1の利用者端末の利用者から回答の操作を受け付ける画面のデータであること
を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
【請求項7】
情報処理装置と第1の利用者端末と第2の利用者端末とが通信可能に接続された情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
配信された第1のコンテンツを表示中の第1の利用者端末に第2のコンテンツの表示を開始させる開始条件情報の設定を受け付ける設定受付手段と、
前記開始条件情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示する前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信する操作内容受信手段と、
前記操作内容に基づき、前記利用者の参加状況を表示する画面のデータを生成して第2の利用者端末に表示させる画面データ生成手段と、
を有し、
前記第2の利用者端末は、
前記利用者の参加状況を画面表示する出力手段、
を有する情報処理システム。
【請求項8】
前記画面データ生成手段は、前記第2のコンテンツに対する操作の有無、又は前記第2のコンテンツが前記第1の利用者端末に表示されてから前記第2のコンテンツに対する操作内容を前記第1の利用者端末の利用者から受け付けるまでの経過時間を、前記利用者の参加状況として表示する画面のデータを生成すること
を特徴とする請求項7記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、前記第1のコンテンツにより再生される音声又は表示される画像の情報で設定されていること
を特徴とする請求項7又は8記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、時間の情報で設定されていること
を特徴とする請求項7又は8記載の情報処理システム。
【請求項11】
前記設定受付手段は、前記第1の利用者端末における前記第2のコンテンツの表示開始から表示終了までの表示期間情報の設定を更に受け付け、
前記操作内容受信手段は、前記開始条件情報及び前記表示期間情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示した前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信すること
を特徴とする請求項7又は8記載の情報処理システム。
【請求項12】
前記第2のコンテンツは、前記第1の利用者端末の利用者から回答の操作を受け付ける画面のデータであること
を特徴とする請求項7又は8記載の情報処理システム。
【請求項13】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
配信された第1のコンテンツを表示中の第1の利用者端末に第2のコンテンツの表示を開始させる開始条件情報の設定を受け付ける設定受付手順と、
前記開始条件情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示する前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信する操作内容受信手順と、
前記操作内容に基づき、前記利用者の参加状況を表示する画面のデータを生成して第2の利用者端末に表示させる画面データ生成手順と、
を有する情報処理方法。
【請求項14】
前記画面データ生成手順は、前記第2のコンテンツに対する操作の有無、又は前記第2のコンテンツが前記第1の利用者端末に表示されてから前記第2のコンテンツに対する操作内容を前記第1の利用者端末の利用者から受け付けるまでの経過時間を、前記利用者の参加状況として表示する画面のデータを生成すること
を特徴とする請求項13記載の情報処理方法。
【請求項15】
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、前記第1のコンテンツにより再生される音声又は表示される画像の情報で設定されていること
を特徴とする請求項13又は14記載の情報処理方法。
【請求項16】
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、時間の情報で設定されていること
を特徴とする請求項13又は14記載の情報処理方法。
【請求項17】
前記設定受付手順は、前記第1の利用者端末における前記第2のコンテンツの表示開始から表示終了までの表示期間情報の設定を更に受け付け、
前記操作内容受信手順は、前記開始条件情報及び前記表示期間情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示した前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信すること
を特徴とする請求項13又は14記載の情報処理方法。
【請求項18】
前記第2のコンテンツは、前記第1の利用者端末の利用者から回答の操作を受け付ける画面のデータであること
を特徴とする請求項13又は14記載の情報処理方法。
【請求項19】
情報処理装置に、
配信された第1のコンテンツを表示中の第1の利用者端末に第2のコンテンツの表示を開始させる開始条件情報の設定を受け付ける設定受付手順、
前記開始条件情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示する前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信する操作内容受信手順、
前記操作内容に基づき、前記利用者の参加状況を表示する画面のデータを生成して第2の利用者端末に表示させる画面データ生成手順、
を実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネット回線を使用したウェブセミナー(ウェビナー)などの動画配信が多く行われるようになった。ウェビナーなどの動画配信では、主催者が配信する映像(ストリーミング)を参加者が視聴し、参加者側の映像や音声を主催者側に送信しない片方向の情報処理システムが利用されている。
【0003】
例えば特許文献1には、学習塾などの講義を収録した動画を配信し、その動画を生徒が視聴することにより講義を受講する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ウェビナーなどの動画配信では、主催者が配信する映像を参加者が視聴し、参加者側の映像や音声を主催者側に送信しないため、会場に集まって行うイベントよりも主催者側が参加者などの利用者の参加状況(例えば本当に視聴しているのか、集中しているのか、又は興味を持ったポイントなど)を把握しづらいという問題があった。このような課題はウェビナーに限らず、ライブやその他イベントなど主催者等が提供するさまざまなコンテンツの配信サービスにおいても同様の問題があった。なお、特許文献1は動画視聴に対するユーザの集中度を評価するものであって、上記したような問題を解決するものではない。
【0005】
本発明の一実施形態は、上記課題に鑑みてなされたものであり、配信されたコンテンツを表示中の利用者の参加状況を、より把握しやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態は、配信された第1のコンテンツを表示中の第1の利用者端末に第2のコンテンツの表示を開始させる開始条件情報の設定を受け付ける設定受付手段と、前記開始条件情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示する前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信する操作内容受信手段と、前記操作内容に基づき、前記利用者の参加状況を表示する画面のデータを生成して第2の利用者端末に表示させる画面データ生成手段と、を有する情報処理装置である。
【発明の効果】
【0007】
配信されたコンテンツを表示中の利用者の参加状況を、より把握しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。
図2】本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図3】本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。
図4】本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例のシーケンス図である。
図5】本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例のシーケンス図である。
図6】本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例のシーケンス図である。
図7】本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例のシーケンス図である。
図8】設問一覧画面の一例のイメージ図である。
図9】設問登録画面の一例のイメージ図である。
図10】設問登録画面の一例のイメージ図である。
図11】設問対象者指定画面の一例のイメージ図である。
図12】設問情報の一例の構成図である。
図13】ステップS23の処理の一例のフローチャートである。
図14】ステップS23の処理の一例のフローチャートである。
図15】ステップS24の処理の一例のフローチャートである。
図16】ユーザ属性情報の一例の構成図である。
図17】参加者端末に表示される参加者画面の一例のイメージ図である。
図18】回答情報の一例の構成図である。
図19】管理者端末に表示される設問回答状況画面の一例のイメージ図である。
図20】本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例のシーケンス図である。
図21】設問登録画面の一例のイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。本実施形態に係る情報処理システム1は、サービス提供システム10、参加者端末14、及び管理者端末15が、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワーク18を介して通信可能に接続された構成である。
【0010】
サービス提供システム10は、ウェビナーなどのイベントの開催を支援するサービスを後述のように提供する。図1のサービス提供システム10は、コンテンツ提供サービスを提供する情報処理装置11、及びイベント支援サービスを提供する情報処理装置12を有する。
【0011】
参加者端末14は、イベントに参加する参加者が操作する利用者端末(第1の利用者端末の一例)である。また、イベントに参加する参加者は、第1の利用者端末の利用者の一例である。参加者端末14は、コンテンツ提供サービスを提供する情報処理装置11から配信された動画(第1のコンテンツの一例)を表示する。コンテンツ提供サービスを提供する情報処理装置11は静止画を配信してもよい。本実施形態では動画が配信される例を説明する。
【0012】
また、参加者端末14は、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12から配信された設問画面(第2のコンテンツの一例)を表示する。参加者端末14は、配信された動画及び設問画面を表示するウェブブラウザ又はアプリケーションが搭載されている。
【0013】
参加者は参加者端末14に表示された動画を視聴し、イベントに参加する。また、参加者は参加者端末14に設問画面が表示されると、設問画面に対する操作を後述するように行う。参加者から設問画面に対する操作を受け付けた参加者端末14は、設問画面に対する操作内容を、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12に送信する。
【0014】
参加者端末14は、ノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、又はPDAなどである。また、参加者端末14はプリンタ、スキャナ、ファクシミリ、複合機(Multifunction Peripheral;MFP)、プロジェクタ、電子黒板機能を有する表示装置、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ゲーム機等であってもよい。
【0015】
管理者端末15は主催者等の管理者が操作する利用者端末(第2の利用者端末の一例)である。また、主催者等の管理者は、第2の利用者端末の利用者の一例である。管理者端末15は、設問画面に表示させる設問の内容と、参加者端末14に設問画面の表示を開始させる開始条件の情報(開始条件情報)と、の設定を管理者から受け付け、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12に送信する。
【0016】
管理者端末15は、ノートPC、デスクトップPC、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、又はPDAなどである。また、管理者端末15はプリンタ、スキャナ、ファクシミリ、複合機、プロジェクタ、電子黒板機能を有する表示装置、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車、ゲーム機等であってもよい。
【0017】
コンテンツ提供サービスを提供する情報処理装置11は、参加者端末14に動画を配信する。イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、設問画面に表示させる設問の内容と、参加者端末14に設問画面の表示を開始させる開始条件情報とを管理者端末15から受信し、記憶する。
【0018】
イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、コンテンツ提供サービスを提供する情報処理装置11から配信された動画を表示中(イベントに参加中)の参加者端末14が開始条件を満たした場合に、設問画面の表示を参加者端末14に開始させる。イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、参加者端末14が参加者から受け付けた設問画面に対する操作内容を受信する。
【0019】
イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、参加者端末14が参加者から受け付けた設問画面に対する操作内容に基づき、参加者の参加状況(例えば本当に視聴しているのか、集中しているのか、又は興味を持ったポイントなど)を表示する後述の画面のデータを生成して、管理者端末15に表示させる。
【0020】
なお、図1に示す情報処理システム1の構成は一例である。図1のサービス提供システム10は単一のコンピュータ又は複数台のコンピュータにより実現してもよく、又、クラウドサービスを利用して実現してもよい。また、参加者端末14及び管理者端末15は1台以上であればよい。
【0021】
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
図1に示した情報処理装置11、情報処理装置12、参加者端末14、及び管理者端末15は、例えば図2のハードウェア構成のコンピュータ500により実現される。図2は本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
【0022】
コンピュータ500は、CPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
【0023】
これらのうち、CPU501は、プログラムに従ってコンピュータ500全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
【0024】
ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウインドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ等である。ネットワークI/F509はネットワーク18を利用してデータ通信をするためのインタフェースである。データバス510は、CPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
【0025】
キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
【0026】
なお、図2に示したハードウェア構成は一例であり、図2に示した構成要素を全て含む必要はなく、または、図2に示した構成要素以外を含むものであってもよい。
【0027】
<機能構成>
図3は本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。なお、図3の機能構成図は本実施形態の説明に不要な構成について適宜省略している。
【0028】
サービス提供システム10は、例えば図1の情報処理装置11及び情報処理装置12でOS(Operating System)及びプログラムを実行することにより、図3の機能構成を実現する。
【0029】
図3のサービス提供システム10は、コンテンツ提供部30、コンテンツデータ記憶部32、設定受付部34、設問情報記憶部36、判断部38、設問表示制御部40、操作内容受信部42、回答情報記憶部44、画面データ生成部46、画面データ送信部48、及びユーザ属性情報記憶部50を有する。
【0030】
また、参加者端末14はOS及びプログラムを実行することにより、図3の機能構成を実現する。参加者端末14は入力部60及び出力部62を有する。さらに、管理者端末15はOS及びプログラムを実行することにより、図3の機能構成を実現する。管理者端末15は入力部80及び出力部82を有する。
【0031】
コンテンツ提供部30は、参加者端末14に動画を配信する。コンテンツデータ記憶部32は、参加者端末14に配信する動画のデータを記憶する。設定受付部34は、管理者端末15を操作する管理者から、設問画面に表示させる設問の内容、及び参加者端末14に設問画面の表示を開始させる開始条件情報の設定を受け付ける。管理者端末15を操作する管理者により設定された設問画面に表示させる設問の内容、及び参加者端末14に設問画面の表示を開始させる開始条件情報は、設問情報記憶部36に記憶される。
【0032】
判断部38は、配信された動画を表示中の参加者端末14が開始条件を満たすか否かを判断する。設問表示制御部40は開始条件を満たした参加者端末14に、設問画面の表示を開始させる。操作内容受信部42は、参加者端末14を操作する参加者から受け付けた設問画面に対する操作内容を受信する。回答情報記憶部44は、参加者から受け付けた操作内容に基づき、後述のような回答情報を記憶する。
【0033】
画面データ生成部46は、参加者から受け付けた操作内容に基づき、イベントに参加中の参加者の参加状況を表示する後述の設問回答状況画面のデータを生成する。画面データ送信部48は設問回答状況画面のデータを管理者端末15に送信して、後述の設問回答状況画面を管理者端末15に表示させる。ユーザ属性情報記憶部50は、後述のユーザ属性情報を記憶する。
【0034】
参加者端末14の入力部60は、後述の参加者画面を表示させる操作、及び設問画面に対して回答を入力する操作等を参加者から受け付ける。出力部62は、後述の参加者画面の表示、及び設問画面の表示等を行う。
【0035】
管理者端末15の入力部80は、後述の設問登録画面を表示させる操作、設問対象者指定画面を表示させる操作、及び設問回答状況画面を表示させる操作等を管理者から受け付ける。また、入力部80は、後述の設問登録画面、設問対象者指定画面、及び設問回答状況画面に対して入力する操作等を管理者から受け付ける。出力部82は、後述の設問登録画面の表示、設問対象者指定画面の表示、及び設問回答状況画面の表示等を行う。
【0036】
なお、図3ではサービス提供システム10が判断部38を有する例を示したが、判断プログラムを参加者端末14に送信して、判断部38の機能を参加者端末14で実現するようにしてもよい。
【0037】
<処理>
図4図7は、本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例のシーケンス図である。ステップS10において、管理者は管理者端末15を操作し、例えば図8に示すような設問一覧画面1000、図9及び図10に示すような設問登録画面1100、及び図11に示すような設問対象者指定画面1200などの画面を表示させる。
【0038】
図8は設問一覧画面の一例のイメージ図である。図9は設問登録画面の一例のイメージ図である。図10は設問登録画面の一例のイメージ図である。図11は設問対象者指定画面の一例のイメージ図である。
【0039】
図8の設問一覧画面1000は、イベント中に管理者が手動で開始させる手動設問の一覧と、イベント中に開始条件情報に従って自動で開始される自動設問の一覧と、が表示されている。管理者は、管理者端末15に表示された設問一覧画面1000の新規設問追加ボタン1002を押下する操作を行うことで、図9又は図10の設問登録画面1100を表示できる。
【0040】
管理者は、図9及び図10の設問登録画面1100の設問種別選択欄1102を操作することで、手動設問を登録する図9の設問登録画面1100と、自動設問を登録する図10の設問登録画面1100とを切り替えて表示できる。
【0041】
管理者は、図9の設問登録画面1100に設問タイトル及び選択肢を入力して登録ボタンを押下する操作を行うことで、手動設問を登録できる。また、管理者は、図10の設問登録画面1100から自動設問を登録できる。例えば管理者は図10の設問登録画面1100から、自動設問の設問画面で生成する設問の内容と、その自動設問を表示する表示期間情報と、その自動設問の設問画面の表示を開始させる開始条件情報と、を登録できる。
【0042】
設問登録画面1100に登録する設問タイトル、回答方式、コメント入力は、設問の内容の一例である。設問登録画面1100に登録する表示期間は、自動設問の表示開始から表示終了までの時間を表した表示期間情報の一例である。設問登録画面1100に登録する設問開始条件及び設問対象者は、自動設問の設問画面の表示を開始させる開始条件情報の一例である。
【0043】
管理者は、設問登録画面1100の設問開始条件選択欄1104を操作することで、定期開始の設問開始条件を登録する表示欄と、コンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄と、を切り替えて表示できる。図10ではコンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄1106が表示された例を示している。なお、定期開始の設問開始条件を登録する表示欄が表示された例については後述する。
【0044】
図10のコンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄1106は、設問画面の表示を開始させる開始条件を、管理者が登録するための欄である。コンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄1106は、設問画面の表示を開始させる開始条件を、コンテンツにより参加者端末14で再生させる音声で判断させるようにキーワードを管理者に登録させる例を示している。
【0045】
また、コンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄1106は、設問画面の表示を開始させる開始条件を、コンテンツにより参加者端末14で表示させる映像(画像)で判断させるようにキーワード及び条件画像の少なくとも一方を管理者に登録させる例を示している。
【0046】
さらに、管理者は設問登録画面1100の「設問対象者を指定する」ボタン1108を押下する操作を行うことで、図11の設問対象者指定画面1200を表示できる。管理者は図11の設問対象者指定画面1200を操作することで、設問対象者を指定するための条件を設定できる。
【0047】
例えば図11の設問対象者指定画面1200は欄1202を操作することで、設問対象者を参加者属性から指定する条件と、設問対象者を設問の回答から指定する条件とを切り替えることができる。図11の設問対象者指定画面1200は、3つの条件が登録された例であり、3つの条件を満たす参加者を設問対象者として指定している。
【0048】
図4のステップS10に戻り、管理者は管理者端末15を操作し、自動設問の設問画面で生成する設問の内容と、その自動設問を表示する表示期間情報と、その自動設問の設問画面の表示を開始させる開始条件情報と、を入力し、登録を要求する。ステップS12において、管理者端末15は管理者により入力された自動設問の設問画面で生成する設問の内容と、その自動設問を表示する表示期間情報と、その自動設問の設問画面の表示を開始させる開始条件情報とを、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12に送信する。
【0049】
ステップS13において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、管理者端末15から受信した自動設問の設問画面で生成する設問の内容と、その自動設問を表示する表示期間情報と、その自動設問の設問画面の表示を開始させる開始条件情報とを、例えば図12に示す設問情報として保存する。
【0050】
図12は設問情報の一例の構成図である。例えば図12の設問ID「0006」の設問情報は、コンテンツ参照の設問開始条件が項目「開始条件」として登録された設問情報の一例である。
【0051】
ステップS14-1において、参加者は参加者画面を開くための操作を参加者端末14に対して行う。ステップS14-2において、参加者端末14はイベント支援サービスを提供する情報処理装置12に参加者画面のデータを要求する。ステップS14-3において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は参加者端末14に参加者画面のデータを送信する。ステップS15において、参加者端末14は参加者画面を表示する。ステップS16において、コンテンツ提供サービスを提供する情報処理装置11は、参加者画面を表示する参加者端末14に動画(コンテンツ)を送信して再生させる。参加者は参加者端末14に表示された動画を閲覧する。ステップS17において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は図12の設問情報の項目「開始条件」から設問開始条件を取得する。
【0052】
なお、ステップS14~S17の処理の実行順は、図4のシーケンス図の順番に限定するものではなく、何れかの処理が先に実行されてもよいし、同時に実行されてもよい。
【0053】
図10の設問登録画面1100のコンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄1106において音声で判断させるようにキーワードが登録された場合、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS18においてコンテンツ提供サービスを提供する情報処理装置11に設問画面の転送を要求する。コンテンツ提供サービスを提供する情報処理装置11はステップS19において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12に、設問画面のデータを転送する。
【0054】
また、図10の設問登録画面1100のコンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄1106において映像(画像)で判断させるようにキーワード及び条件画像の少なくとも一方が登録された場合、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS20の処理を行う。ステップS20において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、参加者端末14に、判断プログラムと、キーワード及び条件画像の少なくとも一方と、類似度の閾値などと、を参加者端末14に送信する。ステップS21において参加者端末14は判断プログラムを実行する。
【0055】
図5のシーケンス図は、設問開始条件を満たしているか否かの音声による判断を、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12側で行い、設問開始条件を満たしているか否かの映像(画像)による判断を、参加者端末14側で行う例を示したが、これに限定されるものではない。
【0056】
設問開始条件を満たしているか否かの音声による判断、及び設問開始条件を満たしているか否かの映像(画像)による判断の両方を、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12側で行ってもよいし、参加者端末14側で行ってもよい。また、設問開始条件を満たしているか否かの音声による判断を、参加者端末14側で行い、設問開始条件を満たしているか否かの映像(画像)による判断を、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12側で行ってもよい。
【0057】
ステップS23~S28の処理は、イベント終了まで繰り返される。ステップS23において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12、又は参加者端末14は、参加者画面に表示中の動画がステップS17で取得した設問開始条件を満たしたか否かを判断する。なお、ステップS23の処理の詳細は後述する。
【0058】
参加者画面に表示中の動画がステップS17で取得した設問開始条件を満たしたと判断した場合であって、更に、設問開始条件に設問対象者が指定されている場合、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS24において設問対象者となる参加者を特定する。なお、ステップS24の処理の詳細は後述する。
【0059】
設問開始条件に設問対象者が指定されている場合は、設問対象者として特定された参加者の参加者端末14が、設問画面の表示対象となる。また、設問開始条件に設問対象者が指定されていない場合は、イベントに参加している参加者の参加者端末14が、設問画面の表示対象となる。
【0060】
ステップS25において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は表示対象の参加者端末14に設問画面の表示を開始させる。ステップS26において、参加者端末14を操作する参加者は、設問画面に表示された設問に対する回答を入力する。設問画面は、投票又はアンケートに対する回答を求める内容であってもよいし、イベントの評価を求める内容であってもよい。
【0061】
ステップS27において、参加者端末14は参加者から受け付けた設問画面に対する操作内容を、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12に送信する。参加者から受け付けた設問画面に対する操作内容は、設問画面に表示された設問に対する回答の他、設問画面が表示されてから参加者が回答を入力するまでの経過時間、設問画面に対する参加者の操作の有無など、の情報が含まれている。
【0062】
ステップS28において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は参加者端末14において参加者から受け付けた設問画面に対する操作内容に基づき、後述の回答情報を記憶する。
【0063】
ステップS29以降の処理は、例えばイベント終了後に行う。なお、ステップS29以降の処理をイベント中に行ってもよい。ステップS29において、管理者は管理者端末15に対し、後述の設問回答状況画面を開く操作を行う。ステップS30において、管理者端末15はイベント支援サービスを提供する情報処理装置12に対し、設問回答状況画面のデータを要求する。
【0064】
ステップS31において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、設問回答状況画面のデータを生成する。ステップS32において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、設問回答情報画面のデータを管理者端末15に応答する。ステップS33において、管理者端末15は設問回答情報画面を表示して、管理者に閲覧させる。
【0065】
図10の設問登録画面1100のコンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄1106において音声で判断させるようにキーワードが登録された場合、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、例えば図13に示すように、図6のステップS23の処理を行う。
【0066】
図13はステップS23の処理の一例のフローチャートである。イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS50において、参加者端末14が参加者画面に表示中の動画の音声データを取得する。イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS52において、音声データを音声認識サービスに送信する。なお、音声認識サービスはサービス提供システム10に設けてもよいし、ネットワーク18を介して利用可能な他の情報処理装置に設けてもよい。
【0067】
ステップS54において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、音声認識の結果のテキストを音声認識サービスから受信する。ステップS56において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、図10の設問登録画面1100のコンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄1106において音声で判断させるように登録されたキーワードが、音声認識の結果のテキストに含まれるか否かを判定する。
【0068】
登録されたキーワードが、音声認識の結果のテキストに含まれていれば、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS58において、参加者画面に表示中の動画が設問開始条件を満たすと判断する。登録されたキーワードが、音声認識の結果のテキストに含まれていなければ、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS60において、参加者画面に表示中の動画が設問開始条件を満たさないと判断する。
【0069】
また、図10の設問登録画面1100のコンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄1106において映像(画像)で判断させるようにキーワード及び条件画像が登録された場合、参加者端末14は、例えば図14に示すように、図6のステップS23の処理を行う。
【0070】
図14はステップS23の処理の一例のフローチャートである。ステップS70において参加者端末14は、参加者画面に表示中の動画の画像データを取得する。参加者端末14はステップS72において、OCR(Optical Character Recognition/Reader)等の技術を利用して、画像データのテキスト部分を認識し、画像に含まれるキーワードを抽出する。
【0071】
ステップS74において、参加者端末14は、図10の設問登録画面1100のコンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄1106において映像(画像)で判断させるように登録されたキーワードが、ステップS72で抽出したキーワードに含まれるか否かを判定する。
【0072】
登録されたキーワードがステップS72で抽出したキーワードに含まれていれば、参加者端末14はステップS82において、参加者画面に表示中の動画が設問開始条件を満たすことを、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12に通知する。登録されたキーワードがステップS72で抽出したキーワードに含まれていなければ、参加者端末14はステップS76の処理を行う。
【0073】
ステップS76において、参加者端末14はステップS70で取得した画像と、図10の設問登録画面1100のコンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄1106において映像(画像)で判断させるように登録された条件画像との類似度を算出する。
【0074】
ステップS78において、参加者端末14はステップS76で算出した類似度が閾値以上であるか否かを判定する。ステップS76で算出した類似度が閾値以上であれば、参加者端末14はステップS82において、参加者画面に表示中の動画が設問開始条件を満たすことを、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12に通知する。
【0075】
ステップS76で算出した類似度が閾値以上でなければ、参加者端末14はステップS80において、参加者画面に表示中の動画が設問開始条件を満たさないことを、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12に通知する。
【0076】
図6のステップS24の処理は例えば図15に示すように行われる。図15はステップS24の処理の一例のフローチャートである。イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS90において、設問対象者を参加者属性から指定する条件が選択されているか否かを判定する。設問対象者を参加者属性から指定する条件が選択されていなければ、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS92~S94の処理をスキップする。
【0077】
設問対象者を参加者属性から指定する条件が選択されていれば、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS92~S94の処理を行う。ステップS92においてイベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、指定された参加者属性の属性値を、各参加者の情報を示す例えば図16のユーザ属性情報から取得する。
【0078】
図16はユーザ属性情報の一例の構成図である。図16のユーザ属性情報は、ユーザID(識別情報)、性別、年齢層、職種を項目として有している。ステップS94において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、属性値が一致する参加者の情報を例えば図16のユーザ属性情報から特定する。ステップS94で特定した属性値が一致する参加者は設問対象者となる。
【0079】
イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS96において、設問対象者を設問の回答から指定する条件が選択されているか否かを判定する。設問対象者を設問の回答から指定する条件が選択されていなければ、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS98の処理をスキップする。
【0080】
設問対象者を設問の回答から指定する条件が選択されていれば、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS98の処理を行う。ステップS98においてイベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、指定された設問の回答をした参加者を設問対象者として特定する。
【0081】
図17は参加者端末に表示される参加者画面の一例のイメージ図である。図17の参加者画面1300は、コンテンツ提供サービスを提供する情報処理装置11から配信された動画(第1のコンテンツの一例)を表示する表示欄1302を有する。また、図17の参加者画面1300は、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12から配信された設問画面(第2のコンテンツの一例)を表示する表示欄1304を有する。
【0082】
設問開始条件を満たすと、参加者端末14が表示する参加者画面1300の表示欄1304には、設問画面の表示が開始される。参加者は参加者端末14の参加者画面1300に表示された設問画面に回答を入力する操作を行うことができる。例えば図17の表示欄1304に表示された設問画面は参加者からイベントの評価などの何らかの評価を回答として受け付ける画面例である。参加者は設問画面に表示された設問に対する回答を入力できる。参加者端末14は参加者から受け付けた設問画面に対する操作内容を、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12に送信する。なお、図17の表示欄1304に表示された設問画面は、設問登録画面1100に登録した表示期間が経過すると、自動的に表示が終了する。図17の表示欄1304に表示された設問画面は、表示期間が経過すると自動的に表示が終了するため、参加者端末14が表示する参加者画面1300を視聴していなければ、設問画面に表示された設問に対して回答が行えなくなり、参加意識の向上が期待できる。
【0083】
イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、参加者端末14が参加者から受け付けた設問画面に対する操作内容を、例えば図18の回答情報のように記憶する。図18は回答情報の一例の構成図である。
【0084】
図18の回答情報は、設問ID、設問表示開始日時、設問表示終了日時、回答受付開始日時、回答受付終了日時、回答結果表示開始日時、回答結果表示終了日時、設問ごとの回答結果パターン、回答率、参加者ID(識別情報)、回答日時、回答所要時間、参加者ごとの回答結果パターン、及び回答結果選択肢が項目として含まれている。
【0085】
図18の回答情報に基づき、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は参加者端末14において参加者画面1300に設問画面が表示されてから、それぞれの参加者が回答を入力するまでの経過時間を取得できる。また、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は参加者端末14において参加者画面1300に表示された設問画面に対する操作の有無の情報を、参加者ごとに取得できる。
【0086】
さらに、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は参加者端末14において参加者画面1300の設問画面に表示された設問に対する回答を、参加者ごとに取得できるので、設問対象者を設問の回答から指定する条件が選択できる。
【0087】
イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、図18の回答情報を利用することにより、例えば図19に示すような設問回答状況画面1400のデータを生成し、設問回答状況画面1400を管理者端末15に表示させることができる。
【0088】
図19は管理者端末に表示される設問回答状況画面の一例のイメージ図である。図19の設問回答状況画面1400の上側は、設問に対する回答を受け付けていた期間と、設問に対する回答の入力が可能になってから参加者により回答を入力する操作が行われるまでの期間と、が設問ごとにグラフ表示されている。なお、グラフ表示の対象とする参加者は参加者選択のプルダウンメニューから選択できる。
【0089】
図19の上側のグラフでは、設問に対する回答を受け付けていた期間を、白の横棒で表している。また、図19の上側のグラフでは、設問に対する回答の入力が可能になってから参加者により回答を入力する操作が行われるまでの期間を、黒の横棒で表している。
【0090】
例えば図19では「設問3」の黒の横棒が表示されておらず、グラフ表示の対象とした参加者が「設問3」に対する回答を行わなかったことを示している。また、「設問3」以外の設問の黒の横棒が表示されており、グラフ表示の対象とした参加者が「設問3」以外に対する回答を行ったことを示している。なお、図19の上側のグラフにおける黒の横棒は設問に対する回答の入力が可能になってから参加者により回答を入力する操作が行われるまでの期間を表しているため、参加者の質問に対する反応速度を表していると言うこともできる。
【0091】
また、図19の設問回答状況画面1400の下側は、グラフ表示の対象とした参加者の参加者端末14の接続時刻と、設問ごとの回答送信時刻と、回答率と、がグラフ表示されている。なお、図19の下側のグラフでは、グラフ表示の対象とした参加者の参加者端末14の接続時刻を、白の横棒で表している。例えば図19では、白の横棒が連続表示されているため、参加者端末14がイベントに連続して接続されていたことを示している。
【0092】
また、図19の下側のグラフでは、グラフ表示の対象とした参加者の設問ごとの回答送信時刻が白の△で表している。例えば図19ではグラフ表示の対象とした参加者が「設問3」に対する回答を行わなかった例であり、点線の領域1402に示したように、白の△が表示されていない。さらに、図19の下側のグラフでは、グラフ表示の対象とした参加者の設問ごとの回答率を、参加者の質問に対する反応速度と共に表している。なお、点線の領域1402は「設問3」に対する回答を受け付けていた期間に、参加者の回答が送信されなかったことを示している。
【0093】
図19の設問回答状況画面1400から管理者は、イベントの最初から最後まで利用者が参加者端末14をサービス提供システム10に接続していたか否か、全ての設問に回答しているか否か、設問に対する回答の反応速度が一定か、などを確認できる。
【0094】
図19の設問回答状況画面1400を閲覧することで、管理者はイベントの参加者が本当に視聴していたか、集中して視聴していたか、などのイベントに対する参加者の参加状況が、より把握しやすくなる。
【0095】
本実施形態によれば、設問画面の表示を開始させる開始条件情報を予め設定しておくことができるので、設問画面の表示のための操作がイベント中に不要となり、管理者が参加者とコミュニケーションを取りやすくなる。
【0096】
また、本実施形態によれば、設問対象者を指定するための条件として、設問に対する回答を指定することができるので、設問対象者を絞った設問が可能となり、参加者が興味を持つポイント等を知るための設問が容易となる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、図10の設問登録画面1100の設問開始条件選択欄1104を操作することで、コンテンツ参照の設問開始条件を登録する例を説明した。第2の実施形態は、図10の設問登録画面1100の設問開始条件選択欄1104を操作して、定期開始の設問開始条件を登録する例である。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態と説明が重複する部分があるため、適宜説明を省略する。
【0097】
第2の実施形態では、図5のステップS18~S20に替えて、図20のステップS22の処理を行う。図20は本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例のシーケンス図である。図21は設問登録画面の一例のイメージ図である。
【0098】
管理者は、図21の設問登録画面1100から自動設問を登録できる。例えば管理者は図21の設問登録画面1100から、自動設問の設問画面で生成する設問の内容と、その自動設問を表示する表示期間情報と、その自動設問の設問画面の表示を開始させる開始条件情報と、を登録できる。
【0099】
設問登録画面1100に登録する設問タイトル、回答方式、コメント入力は、設問の内容の一例である。設問登録画面1100に登録する表示期間は、自動設問の表示開始から表示終了までの時間を表した表示期間情報の一例である。設問登録画面1100に登録する設問開始条件及び設問対象者は、自動設問の設問画面の表示を開始させる開始条件情報の一例である。
【0100】
管理者は、設問登録画面1100の設問開始条件選択欄1104を操作することで、定期開始の設問開始条件を登録する表示欄と、コンテンツ参照の設問開始条件を登録する表示欄と、を切り替えて表示できる。図21では定期開始の設問開始条件を登録する表示欄1110が表示された例を示している。
【0101】
図21の定期開始の設問開始条件を登録する表示欄1110は、設問画面の表示を開始させる開始条件を、管理者が登録するための欄である。定期開始の設問開始条件を登録する表示欄1110は、設問画面の表示を開始させる開始条件を、開始時刻及び間隔時間で判断させるように管理者に登録させる例を示している。
【0102】
図21の設問登録画面1100の定期開始の設問開始条件を登録する表示欄1110において音声で判断させるようにキーワードが登録された場合、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12はステップS22の処理を行う。ステップS22において、イベント支援サービスを提供する情報処理装置12は、イベントの経過時間及び現在時刻が定期開始の設問開始条件を満たすか否かを判断する為に必要なタイマー及び現在時刻の参照を開始する。その他の処理は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0103】
本実施形態によれば、定期開始の設問開始条件を登録できるので、例えば図17に示した表示期間のある設問画面の自動表示を定期的(例えば10分ごと)に開始して、参加者からの回答を得ることで、イベント中の管理者の手間を増やさず、イベントに対する参加者の集中度を推測できる。
【0104】
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
【0105】
実施例に記載された装置群は本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。本実施形態によって本発明が限定されるものではなく、本実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、及び、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
【0106】
本発明の態様は、例えば、以下の通りである。
<1>
配信された第1のコンテンツを表示中の第1の利用者端末に第2のコンテンツの表示を開始させる開始条件情報の設定を受け付ける設定受付手段と、
前記開始条件情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示する前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信する操作内容受信手段と、
前記操作内容に基づき、前記利用者の参加状況を表示する画面のデータを生成して第2の利用者端末に表示させる画面データ生成手段と、
を有する情報処理装置。
<2>
前記画面データ生成手段は、前記第2のコンテンツに対する操作の有無、又は前記第2のコンテンツが前記第1の利用者端末に表示されてから前記第2のコンテンツに対する操作内容を前記第1の利用者端末の利用者から受け付けるまでの経過時間を、前記利用者の参加状況として表示する画面のデータを生成すること
を特徴とする前記<1>記載の情報処理装置。
<3>
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、前記第1のコンテンツにより再生される音声又は表示される画像の情報で設定されていること
を特徴とする前記<1>又は<2>記載の情報処理装置。
<4>
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、時間の情報で設定されていること
を特徴とする前記<1>又は<2>記載の情報処理装置。
<5>
前記設定受付手段は、前記第1の利用者端末における前記第2のコンテンツの表示開始から表示終了までの表示期間情報の設定を更に受け付け、
前記操作内容受信手段は、前記開始条件情報及び前記表示期間情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示した前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信すること
を特徴とする前記<1>乃至<4>の何れか一項に記載の情報処理装置。
<6>
前記第2のコンテンツは、前記第1の利用者端末の利用者から回答の操作を受け付ける画面のデータであること
を特徴とする前記<1>乃至<5>の何れか一項記載の情報処理装置。
<7>
情報処理装置と第1の利用者端末と第2の利用者端末とが通信可能に接続された情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
配信された第1のコンテンツを表示中の第1の利用者端末に第2のコンテンツの表示を開始させる開始条件情報の設定を受け付ける設定受付手段と、
前記開始条件情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示する前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信する操作内容受信手段と、
前記操作内容に基づき、前記利用者の参加状況を表示する画面のデータを生成して第2の利用者端末に表示させる画面データ生成手段と、
を有し、
前記第2の利用者端末は、
前記利用者の参加状況を画面表示する出力手段、
を有する情報処理システム。
<8>
前記画面データ生成手段は、前記第2のコンテンツに対する操作の有無、又は前記第2のコンテンツが前記第1の利用者端末に表示されてから前記第2のコンテンツに対する操作内容を前記第1の利用者端末の利用者から受け付けるまでの経過時間を、前記利用者の参加状況として表示する画面のデータを生成すること
を特徴とする前記<7>記載の情報処理システム。
<9>
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、前記第1のコンテンツにより再生される音声又は表示される画像の情報で設定されていること
を特徴とする前記<7>又は<8>記載の情報処理システム。
<10>
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、時間の情報で設定されていること
を特徴とする前記<7>又は<8>記載の情報処理システム。
<11>
前記設定受付手段は、前記第1の利用者端末における前記第2のコンテンツの表示開始から表示終了までの表示期間情報の設定を更に受け付け、
前記操作内容受信手段は、前記開始条件情報及び前記表示期間情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示した前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信すること
を特徴とする前記<7>乃至<10>の何れか一項に記載の情報処理システム。
<12>
前記第2のコンテンツは、前記第1の利用者端末の利用者から回答の操作を受け付ける画面のデータであること
を特徴とする前記<7>乃至<11>の何れか一項記載の情報処理システム。
<13>
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
配信された第1のコンテンツを表示中の第1の利用者端末に第2のコンテンツの表示を開始させる開始条件情報の設定を受け付ける設定受付手順と、
前記開始条件情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示する前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信する操作内容受信手順と、
前記操作内容に基づき、前記利用者の参加状況を表示する画面のデータを生成して第2の利用者端末に表示させる画面データ生成手順と、
を有する情報処理方法。
<14>
前記画面データ生成手順は、前記第2のコンテンツに対する操作の有無、又は前記第2のコンテンツが前記第1の利用者端末に表示されてから前記第2のコンテンツに対する操作内容を前記第1の利用者端末の利用者から受け付けるまでの経過時間を、前記利用者の参加状況として表示する画面のデータを生成すること
を特徴とする前記<13>記載の情報処理方法。
<15>
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、前記第1のコンテンツにより再生される音声又は表示される画像の情報で設定されていること
を特徴とする前記<13>又は<14>記載の情報処理方法。
<16>
前記開始条件情報は、前記第2のコンテンツの表示を開始させるタイミングが、時間の情報で設定されていること
を特徴とする前記<13>又は<14>記載の情報処理方法。
<17>
前記設定受付手順は、前記第1の利用者端末における前記第2のコンテンツの表示開始から表示終了までの表示期間情報の設定を更に受け付け、
前記操作内容受信手順は、前記開始条件情報及び前記表示期間情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示した前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信すること
を特徴とする前記<13>乃至<16>の何れか一項に記載の情報処理方法。
<18>
前記第2のコンテンツは、前記第1の利用者端末の利用者から回答の操作を受け付ける画面のデータであること
を特徴とする前記<13>乃至<17>の何れか一項記載の情報処理方法。
<19>
情報処理装置に、
配信された第1のコンテンツを表示中の第1の利用者端末に第2のコンテンツの表示を開始させる開始条件情報の設定を受け付ける設定受付手順、
前記開始条件情報に基づいて前記第2のコンテンツを表示する前記第1の利用者端末の利用者から受け付けた、前記第2のコンテンツに対する操作内容を受信する操作内容受信手順、
前記操作内容に基づき、前記利用者の参加状況を表示する画面のデータを生成して第2の利用者端末に表示させる画面データ生成手順、
を実行させるためのプログラム。
【符号の説明】
【0107】
1 情報処理システム
10 サービス提供システム
11-12 情報処理装置
14 参加者端末
15 管理者端末
18 ネットワーク
30 コンテンツ提供部
32 コンテンツデータ記憶部
34 設定受付部
36 設問情報記憶部
38 判断部
40 設問表示制御部
42 操作内容受信部
44 回答情報記憶部
46 画面データ生成部
48 画面データ送信部
50 ユーザ属性情報記憶部
60、80 入力部
62、82 出力部
【先行技術文献】
【特許文献】
【0108】
【特許文献1】特開2020-123884号公報
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