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  • 特開-シリコン単結晶の製造方法 図1
  • 特開-シリコン単結晶の製造方法 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024030540
(43)【公開日】2024-03-07
(54)【発明の名称】シリコン単結晶の製造方法
(51)【国際特許分類】
   C30B 29/06 20060101AFI20240229BHJP
   C30B 15/20 20060101ALI20240229BHJP
【FI】
C30B29/06 502K
C30B15/20
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022133498
(22)【出願日】2022-08-24
(71)【出願人】
【識別番号】302006854
【氏名又は名称】株式会社SUMCO
(74)【代理人】
【識別番号】110000637
【氏名又は名称】弁理士法人樹之下知的財産事務所
(72)【発明者】
【氏名】小川 福生
(72)【発明者】
【氏名】太田 博征
(72)【発明者】
【氏名】小原 隆
【テーマコード(参考)】
4G077
【Fターム(参考)】
4G077AA02
4G077BB03
4G077CF10
4G077EA04
4G077PF51
(57)【要約】
【課題】揮発性ドーパントが添加されたシリコン融液からシリコン単結晶を引き上げるシリコン単結晶の製造において、有転位化の発生を低減する。
【解決手段】チャンバ内に格納された坩堝に貯留され、揮発性ドーパントが添加されたシリコン融液から、チョクラルスキー法によりシリコン単結晶を引き上げるシリコン単結晶の製造方法であって、シリコン単結晶の引き上げ前に、チャンバからガスを排気する際の減圧速度ESは、チャンバ内の圧力が少なくとも大気圧から80kPaに低下するまでの間は以下の範囲内である、シリコン単結晶の製造方法を提供する。
0kPa/min < ES ≦ 4.2kPa/min
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
チャンバ内に格納された坩堝に貯留され、揮発性ドーパントが添加されたシリコン融液から、チョクラルスキー法によりシリコン単結晶を引き上げるシリコン単結晶の製造方法であって、
前記シリコン単結晶の引き上げ前に、前記チャンバからガスを排気する際の減圧速度ESは、前記チャンバ内の圧力が少なくとも大気圧から80kPaに低下するまでの間は以下の範囲内である、シリコン単結晶の製造方法。
0kPa/min < ES ≦ 4.2kPa/min
【請求項2】
請求項1に記載のシリコン単結晶の製造方法において、
前記減圧速度ESは、前記チャンバ内の圧力が少なくとも大気圧から80kPaに低下するまでの間は以下の範囲内である、シリコン単結晶の製造方法。
2.0kPa/min ≦ ES ≦ 4.2kPa/min
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のシリコン単結晶の製造方法において、
前記チャンバ内の圧力が80kPaより低くなった場合に、前記減圧速度ESを4.2kPa/minよりも速くするシリコン単結晶の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シリコン単結晶の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、シリコン融液からチョクラルスキー法によりシリコン単結晶を引き上げるシリコン単結晶の製造においては、シリコン単結晶の引き上げ前に真空ポンプを用いてチャンバ内を減圧した後、アルゴンガスなどの不活性ガスを導入して、チャンバ内を不活性ガス雰囲気にしている。
また、シリコン単結晶の抵抗値を低減するために、シリコン融液にはドーパントが添加されている。シリコン単結晶の低抵抗率化を図ることのできるドーパントとして、赤リン、ヒ素、アンチモンなどの揮発性ドーパントが知られている。
一方で、低抵抗率のシリコン単結晶は、引き上げ途中で有転位化が発生し易いということが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-35907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シリコン単結晶の引き上げ中に有転位化が発生した場合には、既に成長させたシリコン単結晶を再度溶融させて、再度引き上げを行う必要が生じる。
本発明は、揮発性ドーパントが添加されたシリコン融液からチョクラルスキー法によりシリコン単結晶を引き上げるシリコン単結晶の製造方法において、有転位化の発生を低減することができるシリコン単結晶の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のシリコン単結晶の製造方法は、チャンバ内に格納された坩堝に貯留され、揮発性ドーパントが添加されたシリコン融液から、チョクラルスキー法によりシリコン単結晶を引き上げるシリコン単結晶の製造方法であって、前記シリコン単結晶の引き上げ前に、前記チャンバからガスを排気する際の減圧速度ESは、前記チャンバ内の圧力が少なくとも大気圧から80kPaに低下するまでの間は以下の範囲内であることを特徴とする。
0kPa/min < ES ≦ 4.2kPa/min
【0006】
上記シリコン単結晶の製造方法において、前記減圧速度ESは、前記チャンバ内の圧力が少なくとも大気圧から80kPaに低下するまでの間は以下の範囲内であることが好ましい。
2.0kPa/min ≦ ES ≦ 4.2kPa/min
【0007】
上記シリコン単結晶の製造方法において、前記チャンバ内の圧力が80kPaより低くなった場合に、前記減圧速度ESを4.2kPa/minよりも速くすることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態に係るシリコン単結晶引き上げ装置の概略構成を示す断面図である。
図2】本発明の一実施形態に係るシリコン単結晶の製造方法を説明するフローチャートである。
図3】真空排気の排気開始時におけるチャンバ内の圧力の変化を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るシリコン単結晶引き上げ装置1の概略構成を示す断面図である。シリコン単結晶引き上げ装置1は、チョクラルスキー法を用いてシリコン単結晶SMを製造する装置である。
図1に示すように、シリコン単結晶引き上げ装置1は、チャンバ2と、坩堝3と、ヒーター4と、熱遮蔽体5と、断熱材6と、排気装置7とを備える。
図1には示さないが、シリコン単結晶引き上げ装置1は、坩堝3を回転および昇降させる駆動部と、ケーブル13を介して種結晶SCを坩堝3内のシリコン融液Mに浸漬した後、所定方向に回転させながら引き上げることにより、シリコン単結晶SMを引き上げる引き上げ部とを備える。
【0010】
チャンバ2は、シリコン単結晶SMの引き上げを行うメインチャンバ10と、メインチャンバ10の上部に接続され、引き上げられたシリコン単結晶SMが収容されるプルチャンバ11とを備える。
プルチャンバ11には、アルゴン(Ar)ガスなどの不活性ガスをチャンバ2内に導入するガス導入部12が設けられている。
また、チャンバ2にはチャンバ2内の圧力を測定する圧力計14が設けられている。
【0011】
坩堝3は、ほぼ有底円筒形状をなし、メインチャンバ10内に格納することができる。坩堝3には、シリコン融液Mが貯留される。
ヒーター4は、坩堝3の外側に所定間隔を隔てて配置され、坩堝3内のシリコン原料やシリコン融液Mを加熱する。
熱遮蔽体5は、引き上げられるシリコン単結晶SMを囲むように設けられ、ヒーター4からシリコン単結晶SMへの輻射熱を遮断する。
【0012】
排気装置7は、チャンバ2内のガスを排気して、チャンバ2内の圧力を減じる装置である。排気装置7は、配管部16と、配管部16を介してチャンバ2内のガスを排気する排気ポンプ17とを備える。
配管部16は、複数の分岐配管20と、複数の分岐配管20の下流側(チャンバ2側とは反対の側)に接続された第一配管21と、第一配管21の一部をバイパスする第二配管22とを有する。複数の分岐配管20の一端はチャンバ2に接続されている。複数の分岐配管20の他端は集合して第一配管21に接続されている。
本実施形態の分岐配管20は4本であり(図1には2本のみ示す。)、チャンバ2の周方向に等間隔に配置されているが、分岐配管20の本数はこれに限ることはない。また、分岐配管20を設けず、第一配管21を直接チャンバ2に接続してもよい。
【0013】
第一配管21には第一バルブ23と第一流量調整バルブ24が設けられている。第一バルブ23は、主に第一配管21を遮断する機能を有するバルブである。本実施形態の第一バルブ23は、第一流量調整バルブ24よりもチャンバ2側に設けられているがこれに限ることはない。
【0014】
第二配管22は、第一配管21から分岐し再び第一配管21に接続される配管である。第二配管22は、第一配管21におけるチャンバ2と第一バルブ23との間から分岐し、第一配管21における第一バルブ23と第一流量調整バルブ24との間に接続する。
【0015】
第二配管22には、第二流量調整バルブ25と第二バルブ26とが設けられている。本実施形態の第二流量調整バルブ25は、第二バルブ26よりも上流側(チャンバ2側)に配置されているが、この限りではない。
第二バルブ26は、主に第二配管22を遮断する機能を有するバルブである。
【0016】
第一バルブ23および第二バルブ26としては、ボールバルブ、ニードルバルブ、ゲートバルブ、グローブバルブ、など配管を遮断する機能を有するバルブを採用することができる。
【0017】
第一流量調整バルブ24および第二流量調整バルブ25は、開閉度を変更することで配管21,22を流れるガスの流量を調整するバルブである。
本実施形態の流量調整バルブ24,25は、バタフライバルブである。バタフライバルブの仕様は、配管21,22の内径に基づいて選択されており、第二流量調整バルブ25は第一流量調整バルブ24よりも小さな流量の調整に適している。
なお、流量調整バルブ24,25は、配管21,22を流れるガスの流量を調整できればよく、バタフライバルブに限らず、ニードルバルブ、ゲートバルブ、グローブバルブ、ボールバルブなどのバルブを採用することができる。
【0018】
第二配管22は、第二配管22の内径が第一配管21の内径よりも小さくなるように形成されている。
第一配管21および第二配管22は、第一配管21の内径をD1、第二配管22の内径をD2とすると、以下の数式(1)を満たすように形成されている。
1/5 ≦ D2/D1 ≦ 3/5 ・・・ (1)
第一配管21の内径は、例えば100mm、第二配管22の内径は、例えば50mmとすることができる。
【0019】
第二配管22の内径は、第二配管22の全長に亘って第一配管21の内径よりも必ずしも小さくする必要はなく、少なくとも第二流量調整バルブ25が設けられている箇所が第一配管21の内径よりも小さければよい。
【0020】
〔シリコン単結晶の製造方法〕
次に、上記したシリコン単結晶引き上げ装置1によるシリコン単結晶の製造方法について説明する。
本発明は、電気抵抗率が非常に低いn型シリコン単結晶の製造に好適であり、n型ドーパント(揮発性ドーパント)がアンチモン(Sb)である場合は5mΩ・cm以上20mΩ・cm以下、n型ドーパントがヒ素(As)である場合は1.2mΩ・cm以上10mΩ・cm以下、n型ドーパントが赤リン(P)である場合は0.5mΩ・cm以上5mΩ・cm以下の電気抵抗率のn型シリコン単結晶の製造に好適である。
【0021】
図2に示すように、シリコン単結晶の製造方法は、準備工程S1と、第一排気工程S2と、第二排気工程S3と、ガス置換工程S4と、原料融解工程S5と、揮発性ドーパント供給工程S6と、引き上げ工程S7とを有する。
【0022】
準備工程S1では、シリコン単結晶の原料となる多結晶シリコンを用意し、適量の多結晶シリコン砕片を坩堝3内に充填した後、坩堝3をメインチャンバ10内に収容する。
【0023】
第一排気工程S2は、シリコン単結晶SMの引き上げ前に、大気圧(101.325kPa)の状態からチャンバ2内のガスを排気してチャンバ2内の圧力を減圧する工程である。生産効率の観点では排気は速やかに行うことが好ましいが、第一排気工程S2ではガスの減圧速度を意図的に遅くしている。
第一排気工程S2において、第一配管21の第一バルブ23は閉状態であり、第二配管22の第二バルブ26は開状態である。また、第一配管21の第一流量調整バルブ24は開状態である。すなわち、チャンバ2内のガスは第二配管22を介して排気される。
【0024】
第一排気工程S2において、ガスの減圧速度ESは、第二流量調整バルブ25により以下の数式(2)で示す範囲内に調整されている。
0kPa/min < ES ≦ 4.2kPa/min ・・・ (2)
第二流量調整バルブ25による減圧速度ESの調整は、少なくともチャンバ2内の圧力が80kPaとなるまで継続させる。
【0025】
ここで、上記した減圧速度ESの決定方法について説明する。
発明者らは、揮発性ドーパントを使用したシリコン単結晶SMの育成を行う場合、引き上げ中にシリコン融液Mの表面から揮発性ドーパントが蒸発し、アモルファスとなって配管部16に付着し、そのアモルファスが舞い上がった後、シリコン単結晶SMに付着することで多結晶化すると考えた。
また、揮発性ドーパントを使用するシリコン単結晶引き上げ装置1では、引き上げを繰り返すことでアモルファスが配管部16に蓄積していた。
発明者らは、引き上げ開始時の減圧速度ESを遅くする(減圧速度ESを小さくする)ことでアモルファスの舞い上がりを低減させ、有転位化発生率を低減させることが可能となると考え、以下のような検証を行った。
【0026】
第一排気工程S2における減圧速度ESは、シリコン単結晶SMの引き上げ前の減圧速度ESを変更しながら複数回のシリコン単結晶の引き上げを行い、有転位化発生の有無を検証することで決定した。
図3は、チャンバ内の圧力の変化を示すグラフである。図3の横軸は時間(min)であり、縦軸はチャンバ内の圧力(kPa)である。
図3に示すように、排気開始時の圧力の変化が大きい、すなわち減圧速度が速い(減圧速度が大きい)と有転位化が発生する一方、排気開始時の圧力の変化が小さい、すなわち減圧速度が遅いと有転位化が発生しないことがわかった。換言すれば、急激にチャンバ内の圧力を減少させると有転位化が発生しやすく、緩やかにチャンバ内の圧力を減少させると有転位化が発生しないことがわかった。
【0027】
図3に示す検証結果から有転位化の発生有無の境界線を求め、この境界線より減圧速度を4.2kPa/minと同じか、4.2kPa/minより遅くすることによって、有転位化を低減できることがわかった。
なお、真空排気にかかる時間を考慮すると、減圧速度は速くすることが好ましいため、減圧速度ESは、以下の数式(3)で示す範囲内に調整されていることが好ましい。
2.0kPa/min ≦ ES ≦ 4.2kPa/min ・・・ (3)
このように、減圧速度ESを調整することにより、排気時間を短縮することができ、シリコン単結晶SMの生産効率を向上させることができる。
【0028】
第二排気工程S3は、チャンバ2内の圧力が80kPaとなった後、徐々に減圧速度ESを大きくし、圧力が0kPaの近傍となるまで排気する工程である。第二排気工程S3では、まず、第二流量調整バルブ25の開度を徐々に大きくし、次いで第一バルブ23を開状態とする。すなわち、第一配管21を介してガスが排気されるように切り替える。第一バルブ23を開状態とした後は、第二バルブ26を閉状態としてもよい。この際、第一流量調整バルブ24によって、減圧速度ESの微調整を行うことができる。
第二排気工程S3において、第二配管22より大径の第一配管21を介して排気を行うことにより、速やかに排気を行うことができる。
【0029】
ガス置換工程S4は、真空排気されたチャンバ2内に不活性ガスを導入して、不活性ガス雰囲気に置換する工程である。不活性ガスはガス導入部12により導入される。
原料融解工程S5は、坩堝3に収容された多結晶シリコン(シリコン原料)を融解して、シリコン融液Mにする工程である。原料融解工程S5では、チャンバ2内を不活性ガス雰囲気に維持した状態で、坩堝3を回転させるとともに、ヒーター4により坩堝3が加熱されることにより坩堝3内の多結晶シリコンが融解し、シリコン融液Mが生成する。
【0030】
揮発性ドーパント供給工程S6では、図示しないドーパント供給装置を用いて揮発性ドーパントをシリコン融液Mに添加する。
【0031】
引き上げ工程S7は、シリコン単結晶SMを回転させながら引き上げる工程である。引き上げ工程S7では、第一排気工程S2と同様に、第一バルブ23を閉状態、第二バルブ26を開状態とし、第二流量調整バルブ25を用いてチャンバ2内の圧力を60±5kPaに調整する。このように、チャンバ2内の圧力を高圧力とすることにより、揮発性ドーパントの蒸発を抑制することができる。
【0032】
上記実施形態によれば、第一排気工程S2において、減圧速度ESを4.2kPa/minと同じか、4.2kPa/minより遅くしたことによって、配管部16に付着した揮発性ドーパント由来のアモルファスが舞い上がりにくくなる。これにより、引き上げ中にアモルファスがシリコン単結晶SMに付着することによる有転位化の発生を低減することができる。
【0033】
また、第一排気工程S2において、第一配管21よりも小径の第二配管22を介してガスの排気を行うことにより、配管を流れるガスに対する配管抵抗が大きくなる。これにより、より容易に減圧速度ESを遅くすることができる。
【0034】
また、第二排気工程S3において、減圧速度ESを4.2kPa/minよりも速くすることによって、速やかに排気を行うことができ、シリコン単結晶SMの生産効率を向上させることができる。
【実施例0035】
次に、本発明の実施例および比較例について説明する。
実施例および比較例では、シリコン単結晶の引き上げを複数回行い、シリコン単結晶の引き上げ前にチャンバからガスを排気する際の減圧速度ESに対する有転位化発生率の比較を行った。実施例、比較例共に、シリコン単結晶の直胴部頂部の狙い抵抗率は、2.3mΩ・cmである。条件および結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
表1に示すように、減圧速度ESを4.2kPaと同じか、より遅くした実施例は、減圧速度を4.2kPaより速くした比較例に対して、有転位化発生率を38%にまで低減できることがわかった。
【符号の説明】
【0038】
1…シリコン単結晶引き上げ装置、2…チャンバ、3…坩堝、4…ヒーター、5…熱遮蔽体、6…断熱材、7…排気装置、12…ガス導入部、14…圧力計、16…配管部、17…排気ポンプ、21…第一配管、22…第二配管、23…第一バルブ、24…第一流量調整バルブ、25…第二流量調整バルブ、26…第二バルブ、ES…減圧速度、M…シリコン融液、SM…シリコン単結晶。
図1
図2
図3