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特開2024-39288残厚測定装置、残厚測定方法、およびガラス製造方法
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  • 特開-残厚測定装置、残厚測定方法、およびガラス製造方法 図1
  • 特開-残厚測定装置、残厚測定方法、およびガラス製造方法 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024039288
(43)【公開日】2024-03-22
(54)【発明の名称】残厚測定装置、残厚測定方法、およびガラス製造方法
(51)【国際特許分類】
   C03B 5/027 20060101AFI20240314BHJP
   C03B 5/42 20060101ALI20240314BHJP
【FI】
C03B5/027
C03B5/42
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022143735
(22)【出願日】2022-09-09
(71)【出願人】
【識別番号】000000044
【氏名又は名称】AGC株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】五十嵐 仁
(72)【発明者】
【氏名】近藤 喜久男
(72)【発明者】
【氏名】串岡 佑記
【テーマコード(参考)】
4G014
【Fターム(参考)】
4G014AD00
4G014AD04
(57)【要約】
【課題】溶融ガラスの通電加熱を停止することなく、溶解槽の壁の残厚を測定する、技術を提供する。
【解決手段】残厚測定装置は、通電加熱される溶融ガラスを貯留する溶解槽の壁の残厚を測定する。前記残厚測定装置は、前記壁の貫通孔に差し込まれる金属製のスケールと、前記壁の外側において前記スケールの外周面の少なくとも一部を被覆する絶縁性のカバーと、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通電加熱される溶融ガラスを貯留する溶解槽の壁の残厚を測定する残厚測定装置であって、
前記壁の貫通孔に差し込まれる金属製のスケールと、
前記壁の外側において前記スケールの外周面の少なくとも一部を被覆する絶縁性のカバーと、
を備える、残厚測定装置。
【請求項2】
前記スケールは、板状または棒状である、請求項1に記載の残厚測定装置。
【請求項3】
前記スケールと前記カバーの間に、前記スケールから前記カバーへの熱の移動を制限する制限部材を備える、請求項1又は2に記載の残厚測定装置。
【請求項4】
前記壁に対して外側から当接し、前記スケールに対して相対的にスライドするカーソルを備える、請求項1又は2に記載の残厚測定装置。
【請求項5】
前記スケールは、前記溶融ガラスに当接する先端面と、前記先端面とは反対向きの基端面と、前記外周面と、を有し、
前記カバーは、前記スケールの前記外周面の少なくとも一部を被覆する被覆部と、前記スケールの前記基端面に対向する対向部と、を有し、
前記被覆部と前記対向部とが一体化されている、請求項1又は2に記載の残厚測定装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の残厚測定装置を用いて前記残厚を測定することを有する、残厚測定方法。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の残厚測定装置を用いて前記残厚を測定することを有する、ガラス製造方法であって、
前記溶融ガラスを通電加熱することを有する、ガラス製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、残厚測定装置、残厚測定方法、およびガラス製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
溶解槽は、ガラス原料を溶解してなる溶融ガラスを貯留する。溶解槽の壁は、溶融ガラスに接触しており、時間の経過とともに徐々に浸食される。従って、壁の厚みは、徐々に減少していく。壁の厚みが閾値よりも小さくなると、延命のための修理が行われたり、寿命が尽きたとして溶解槽の操業が停止されたりする。
【0003】
特許文献1には、溶解槽の側壁を構成するレンガ同士の目地に、金属製のスケールを挿入することで、溶解槽の側壁の残厚を測定することが記載されている(特許文献1の段落[0006]参照)。
【0004】
特許文献2、3及び4には、溶融ガラスを通電加熱する技術開示されている。溶融ガラスは、溶解槽の内部において複数本の電極棒によって通電加熱される。溶融ガラスに電圧を印加して溶融ガラスに電流を流すことで、ジュール熱が生じる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2012-13512号公報
【特許文献2】特開2018-193268号公報
【特許文献3】特公昭61-21170号公報
【特許文献4】特開平4-342425号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
金属製のスケールを使用して、通電加熱用の溶解槽の壁の残厚を測定する場合、残厚測定の際に作業者の感電を防止すべく、溶融ガラスの通電加熱を一時的に停止することになる。
【0007】
溶融ガラスの通電加熱を一時的に停止すると、溶融ガラスの温度が変動し、製品ガラスの品質が変動し得る。特に、壁の浸食が進行し、残厚が少なくなると、残厚の測定頻度が増えるため、通電加熱を一時的に停止することのリスクが高くなる。
【0008】
本開示の一態様は、溶融ガラスの通電加熱を停止することなく、溶解槽の壁の残厚を測定する、技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る残厚測定装置は、通電加熱される溶融ガラスを貯留する溶解槽の壁の残厚を測定する。前記残厚測定装置は、前記壁の貫通孔に差し込まれる金属製のスケールと、前記壁の外側において前記スケールの外周面の少なくとも一部を被覆する絶縁性のカバーと、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様によれば、絶縁性のカバーによってスケールの外周面の少なくとも一部を被覆するので作業者の感電を抑制でき、溶融ガラスの通電加熱を停止することなく、溶解槽の壁の残厚を測定できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は一実施形態に係る残厚測定装置を示す断面図であって、(A)はスケールを側壁の貫通孔に差し込んだ状態を示す断面図であり、(B)はカバーを側壁に当接した状態を示す断面図であり、(C)はスケールを側壁の貫通孔から抜き出した状態を示す断面である。
図2図2は変形例に係る残厚測定装置と溶解槽を示す断面図であって、(A)はスケールを側壁の貫通孔に差し込む前の状態を示す断面図であって、(B)はスケールを側壁の貫通孔に差し込んだ状態を示す断面図であり、(C)はスケールを側壁の貫通孔から抜き出した状態を示す断面である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の符号を付し、説明を省略することがある。明細書中、数値範囲を示す「~」は、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含むことを意味する。
【0013】
図1を参照して、一実施形態に係る残厚測定装置100について説明する。残厚測定装置100は、溶解槽10の壁の残厚を測定する。溶解槽10は、ガラス原料を溶解してなる溶融ガラスGを貯留する。溶解槽10の壁は、溶融ガラスGに接触しており、時間の経過とともに徐々に浸食される。従って、溶解槽10の壁の厚みは、徐々に減少していく。溶解槽10の壁の厚みが閾値よりも小さくなると、延命のための修理が行われたり、寿命が尽きたとして溶解槽10の操業が停止されたりする。
【0014】
溶解槽10は、溶融ガラスGを側方から取り囲む側壁11と、溶融ガラスGを下方から支える底壁12とを有する。側壁11と底壁12を、まとめて、単に壁とも称する。溶解槽10の壁は、複数のレンガで構成される。複数のレンガは、熱膨張によって互いに接触しないように、隙間をおいて配列されている。その隙間は、溶融ガラスGが漏れない程度の大きさであって、例えば0.1mm~5mmである。隣り合うレンガ同士の隙間を、残厚測定用の貫通孔13として利用可能である。隣り合うレンガ同士の隙間は複数存在するので、複数の場所で残厚を測定可能である。
【0015】
残厚測定装置100は、例えば側壁11の残厚測定に用いられる。なお、残厚測定装置100は、底壁12の残厚測定に用いられてもよい。残厚測定装置100は、スケール110を備える。スケール110は、図1(A)に示すように、側壁11の貫通孔13に差し込まれ、溶融ガラスGに当接される。溶融ガラスGは、溶解槽10の壁に熱を奪われるので、壁の近傍においてある程度硬くなっており、スケール110の侵入を阻む。
【0016】
スケール110は、例えば板状である。板状のスケール110の厚みは、スケール110を隣り合うレンガ同士の隙間に差し込み可能な程度の大きさであり、例えば0.1mm~3mmである。なお、スケール110は棒状であってもよい。棒状のスケール110の直径は例えば0.1mm~3mmである。
【0017】
スケール110は、溶融ガラスGに当接する先端面111と、先端面111とは反対向きの基端面112と、外周面113と、を有する。また、スケール110は、先端面111からの距離を示す目盛114を有する。目盛114は、基端面112からの距離を示してもよい。いずれにしろ、詳しくは後述するが、図1(A)~図1(C)に示すように目盛114を用いて側壁11の残厚を測定可能である。
【0018】
スケール110は、側壁11の貫通孔13に差し込んだり、その貫通孔13から引き抜いたりする際に、側壁11を構成するレンガと擦れる。スケール110が金属製であれば、スケール110が折れ難く、作業が容易である。それゆえ、本実施形態では、金属製のスケール110を使用する。
【0019】
溶融ガラスGは、溶解槽10の内部において、図示しない複数の電極によって通電加熱される。溶融ガラスGに電圧を印加して溶融ガラスGに電流を流すことで、ジュール熱が生じる。電極は、例えば棒状である。棒状の電極が溶解槽10の底壁12から溶融ガラスGに差し込まれる。なお、棒状の電極が溶融ガラスGに対して上方または側方から差し込まれてもよい。
【0020】
スケール110の先端面111が溶融ガラスGに当接した状態で、複数の電極が溶融ガラスGを通電加熱すると、溶融ガラスGを介して金属製のスケール110に電気が流れる。なお、溶融ガラスGを加熱する加熱器として複数の電極とガスバーナーが併用されてもよい。この場合も、溶融ガラスGを介して金属製のスケール110に電気が流れる。
【0021】
そこで、残厚測定装置100は、側壁11の外側において、スケール110の外周面113の少なくとも一部を被覆する絶縁性のカバー120を備える。作業者は、カバー120を介してスケール110を保持する。よって、作業者の感電を抑制でき、溶融ガラスGの通電加熱を停止することなく、側壁11の残厚を測定できる。残厚測定時に溶融ガラスGの温度変動を抑制でき、製品ガラスの品質の変動を抑制できる。カバー120の絶縁抵抗は、好ましくは0.4MΩ以上、より好ましくは100MΩ以上、更に好ましくは1GΩ以上である。カバー120の絶縁抵抗は、大きいほど好ましく、特に限定されないが、実現性の観点から、好ましくは100TΩ以下である。
【0022】
カバー120は、側壁11の外側に設けられればよく、スケール110とは異なり側壁11の貫通孔13に差し込まれなくてよい。作業者は、側壁11の外側で作業を行うからである。また、カバー120を側壁11の貫通孔13に差し込まないことで、貫通孔13の内部でカバー120が折れることを防止でき、カバー120の破片が貫通孔13に取り残されることを防止できる。
【0023】
カバー120は、スケール110の外周面113の少なくとも一部を被覆する被覆部121を有する。スケール110の長手方向(図1において左右方向)に対して垂直な断面において、スケール110の外周面113の全体が、被覆部121で被覆されていることが好ましい。カバー120は、本実施形態ではスケール110の長手方向にスライド可能であるが、スライド不能であってもよい。
【0024】
スケール110が板状である場合、被覆部121は例えば一対の絶縁板121a、121bを含む。一対の絶縁板121a、121bは、板状のスケール110を挟んで配置される。一対の絶縁板121a、121bは、例えばレンガを加工することで得られる。一対の絶縁板121a、121bの幅は、スケール110の幅よりも大きいことが好ましい。スケール110と作業者の接触を制限できる。
【0025】
被覆部121は、一対の絶縁板121a、121bに加えて、図示しない絶縁テープを含んでもよい。絶縁テープは、一対の絶縁板121a、121bに巻回される。これにより、スケール110の長手方向に対して垂直な断面において、スケール110の外周面113の全体を被覆部121で被覆できる。
【0026】
なお、スケール110が棒状である場合、被覆部121は例えば中空の絶縁筒を含む。中空の絶縁筒は、例えばレンガを加工することで得られる。中空の絶縁筒の内部に、スケール110が差し込まれる。これにより、スケール110の長手方向に対して垂直な断面において、スケール110の外周面113の全体を被覆部121で被覆できる。
【0027】
残厚測定装置100は、スケール110とカバー120の間に、スケール110からカバー120への熱の移動を制限する制限部材130を備える。制限部材130は、例えばスケール110およびカバー120の両方よりも低い熱伝導率を有する。これにより、カバー120の温度上昇を抑制できる。なお、カバー120の熱伝導率が十分に低い場合、制限部材130は無くてもよい。
【0028】
スケール110の長手方向に対して垂直な断面において、スケール110の外周面113の全体が、制限部材130で被覆されていることが好ましい。制限部材130は、カバー120と一体化されており、カバー120と共にスケール110の長手方向にスライド可能である。なお、制限部材130は、スライド不能であってもよい。
【0029】
制限部材130は、例えばレンガを加工することで得られる。制限部材130を構成するレンガは、カバー120を構成するレンガよりも、低い熱伝導率を有する。一方、カバー120を構成するレンガは、制限部材130を構成するレンガよりも、高い電気抵抗率を有することが好ましい。
【0030】
制限部材130は、スケール110とカバー120の間に、図示しない空気層を形成するスペーサであってもよい。空気層の熱伝導率は、レンガの熱伝導率よりも低い。それゆえ、空気層を形成することで、スケール110からカバー120への熱の移動をより制限できる。
【0031】
次に、図1を再度参照して、残厚の測定方法の一例について説明する。作業者は、例えば図1(A)に示すように、スケール110を側壁11の貫通孔13に差し込み、スケール110の先端面111を溶融ガラスGに当接した状態で、側壁11の外面15の位置をスケール110の目盛114で読み取る。側壁11の残厚Tは、スケール110の先端面111から側壁11の外面15までの距離L1に等しい。
【0032】
作業者は、図1(B)に示すように、スケール110の先端面111を溶融ガラスGに当接した状態で、スケール110に対してカバー120をスライドさせ、カバー120を側壁11に当接させてもよい。この場合、作業者は、スケール110の基端面112から、カバー120の側壁11とは反対側の端面129までの距離L2を読み取ることで、側壁11の残厚Tを測定する。スケール110の長さとカバー120の長さは、予め測定され、残厚Tの測定時に参照される。
【0033】
作業者は、図1(B)の状態でスケール110に対するカバー120のスライドを禁止したうえで、図1(C)に示すようにスケール110を側壁11の貫通孔13から抜き出してもよい。この場合、作業者は、スケール110の先端面111から、カバー120の側壁11に対向する端面128までの距離L1を読み取ることで、側壁11の残厚Tを測定する。
【0034】
なお、作業者は、図1(C)に示すようにスケール110を側壁11の貫通孔13から抜き出した後に、スケール110の基端面112から、カバー120の側壁11とは反対側の端面129までの距離L2を読み取ることで、側壁11の残厚Tを測定してもよい。スケール110の長さとカバー120の長さは、予め測定され、残厚Tの測定時に参照される。
【0035】
次に、図2を参照して、変形例に係る残厚測定装置100について説明する。以下、主に相違点について説明する。残厚測定装置100は、金属製のスケール110と、絶縁性のカバー120と、制限部材130と、を備える。カバー120は、スケール110の外周面113の少なくとも一部を被覆する被覆部121と、スケール110の基端面112に対向する対向部122と、を有する。
【0036】
被覆部121と対向部122とが一体化されている。これにより、作業者の感電をより抑制できる。なお、被覆部121と対向部122とが一体化されている場合、カバー120はスケール110の長手方向にスライド不能であってよい。カバー120は、側壁11に対向する蓋部123を有してもよい。蓋部123と被覆部121と対向部122とが一体化されていてもよい。
【0037】
残厚測定装置100は、側壁11に対して外側から当接し、スケール110に対して相対的にスライドするカーソル140を備える。カーソル140は、スケール110の長手方向にスライド可能であり、スケール110に対するカーソル140の現在位置を示す。スケール110の先端面111が溶融ガラスGに当接し、且つカーソル140が側壁11の外面15に当接した状態で、カーソル140は側壁11の残厚Tを目盛114上で示す。カーソル140を設けることで、残厚Tを読み取りやすい。
【0038】
次に、図2を再度参照して、残厚の測定方法の一例について説明する。作業者は、例えば図2(A)~図2(B)に示すように、スケール110を側壁11の貫通孔13に差し込み、スケール110の先端面111を溶融ガラスGに当接する。スケール110の先端面111が溶融ガラスGに当接する前に、カーソル140が側壁11の外面15に当接し、スケール110に対してカーソル140が相対的にスライドする。
【0039】
作業者は、図2(B)に示すように、スケール110の先端面111から側壁11の外面15までの距離L1を読み取ることで、側壁11の残厚Tを測定する。カーソル140は透明であることが好ましい。但し、カーソル140が不透明であったとしても、作業者が目盛114を読み取れるような形状をカーソル140が有していればよく、例えばカーソル140は目盛114を読み取るための窓を有していてもよい。
【0040】
作業者は、図2(B)の状態でスケール110に対するカバー120のスライドを禁止したうえで、図2(C)に示すようにスケール110を側壁11の貫通孔13から抜き出してもよい。この場合、作業者は、図2(C)に示すようにスケール110を側壁11の貫通孔13から抜き出した後に、スケール110の先端面111から、スケール110までの距離L1を読み取ることで、側壁11の残厚Tを測定する。
【0041】
以上、本開示に係る残厚測定装置、残厚測定方法、およびガラス製造方法について説明したが、本開示は上記実施形態等に限定されない。特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更、修正、置換、付加、削除、及び組み合わせが可能である。それらについても当然に本開示の技術的範囲に属する。
【符号の説明】
【0042】
10 溶解槽
11 側壁
12 底壁
13 貫通孔
100 残厚測定装置
110 スケール
113 外周面
120 カバー
図1
図2