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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024040823
(43)【公開日】2024-03-26
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/00 20060101AFI20240318BHJP
   H05K 5/02 20060101ALI20240318BHJP
【FI】
G09F9/00 351
G09F9/00 350Z
H05K5/02 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022145425
(22)【出願日】2022-09-13
(71)【出願人】
【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100107515
【弁理士】
【氏名又は名称】廣田 浩一
(72)【発明者】
【氏名】細藤 嘉人
【テーマコード(参考)】
4E360
5G435
【Fターム(参考)】
4E360AB04
4E360AB05
4E360AB08
4E360AC05
4E360AC13
4E360AC17
4E360AC24
4E360BD03
4E360CA02
4E360EA22
4E360EB03
4E360EC02
4E360EC05
4E360EC12
4E360EC14
4E360EC15
4E360FA02
4E360FA12
4E360GA02
4E360GA04
4E360GA12
4E360GA53
4E360GB01
4E360GB04
4E360GC08
4E360GC14
5G435BB05
5G435BB12
5G435EE02
5G435EE13
(57)【要約】
【課題】縦向き設置時と、横向き設置時とのいずれにおいても、ユーザが使用し易い設置角度による安定的な設置を実現すること。
【解決手段】表示装置は、平面視にて矩形状を有する筐体と、筐体の前面から露出する表示面を有するディスプレイと、筐体の背面に設けられ、開閉角度が可変なスタンドとを備え、スタンドは、筐体の短辺方向における中央に回転軸を有し、筐体の長辺方向における当該スタンドの幅が、長辺方向における筐体の幅よりも狭い。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
平面視にて矩形状を有する筐体と、
前記筐体の前面から露出する表示面を有するディスプレイと、
前記筐体の背面に設けられ、開閉角度が可変なスタンドと
を備え、
前記スタンドは、
前記筐体の短辺方向における中央に回転軸を有し、
前記筐体の長辺方向における当該スタンドの幅が、前記長辺方向における前記筐体の幅よりも狭い
ことを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記筐体は、
前記ディスプレイが設けられた薄部と、
前記薄部の背面から後方に突出して設けられた厚部と
を有し、
前記スタンドは、前記厚部の背面に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
外部機器と接続するためのケーブルのコネクタが接続されるインタフェース部を備え、
前記インタフェース部は、前記厚部の凹部内に設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記スタンドは、
設置面に対して前記表示装置が横向き設置時と、前記設置面に対して前記表示装置が縦向き設置時とのいずれにおいても、前記表示装置を支持可能である
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記スタンドの前記短辺方向の幅は、前記筐体の前記短辺方向の幅の0.4倍以上且つ0.5倍以下である
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項6】
前記筐体の長辺方向において、前記筐体の端部から、前記スタンドの端部までの距離は、前記筐体の前記短辺方向における幅の0.1072倍以上且つ0.2887倍以下である
ことを特徴とする請求項4または5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記スタンドは、
一対の短枠部と一つの長枠部とからなる矩形枠状を有する
ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記スタンドは、
平板状を有し、収納時に前記厚部の前記背面と重なり、且つ、前記凹部を覆う
ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
【請求項9】
前記スタンドは、
設置面との接地部に、弾性部材を有する
ことを特徴とする請求項4または5に記載の表示装置。
【請求項10】
前記インタフェース部に前記ケーブルのコネクタが接続されたときに、
前記コネクタが、前記厚部の前記凹部内に収まるとともに、
前記ケーブルが、前記厚部の前記凹部内から、前記厚部の外部に沿うように配線される
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項11】
前記スタンドは、
枠状を有し、前記厚部において、前記インタフェース部を備える前記凹部よりも外側に配置される
ことを特徴とする請求項3または10に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ディスプレイの設置自由度を向上する目的で、ディスプレイにキックスタンドを内蔵することで、ディスプレイを横向きおよび縦向きに設置可能にする技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1の技術は、縦向き設置時と横向き設置時との双方において、ユーザが使用し易い設置角度による安定的な設置を実現することができない。
【0004】
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、縦向き設置時と横向き設置時とのいずれにおいても、ユーザが使用し易い設置角度による安定的な設置を実現することが可能な表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、一実施形態に係る表示装置は、平面視にて矩形状を有する筐体と、筐体の前面から露出する表示面を有するディスプレイと、筐体の背面に設けられ、開閉角度が可変なスタンドとを備え、スタンドは、筐体の短辺方向における中央に回転軸を有し、筐体の長辺方向における当該スタンドの幅が、長辺方向における筐体の幅よりも狭い。
【発明の効果】
【0006】
一実施形態に係る表示装置によれば、縦向き設置時と横向き設置時とのいずれにおいても、ユーザが使用し易い設置角度による安定的な設置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】第1実施形態に係る表示装置の前面側(横向き設置時)を示す外観斜視図
図2】第1実施形態に係る表示装の背面側(横向き設置時)を示す外観斜視図
図3】第1実施形態に係る表示装置の背面図および側面図
図4】第1実施形態に係る表示装置が備えるスタンドの開閉動作を示す図
図5】第1実施形態に係る表示装置の縦向きの設置例を示す図
図6】第1実施形態に係る表示装置の横向き設置時に関する設計要件を示す図
図7】第1実施形態に係る表示装置の縦向き設置時に関する設計要件を示す図
図8】第1実施形態に係る表示装置の縦向き設置時に関する設計要件を示す図
図9】第1実施形態に係る表示装置の内部構成の一例を示す図である。
図10】第2実施形態に係る表示装置(横向き設置時)の背面側を示す外観斜視図
図11】第2実施形態に係る表示装置の縦向きの設置例を示す図
図12】第2実施形態に係る表示装置の設置に関する設計要件を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
【0009】
〔第1実施形態〕
(表示装置100の構成)
図1は、第1実施形態に係る表示装置100の前面側(横向き設置時)を示す外観斜視図である。図2は、第1実施形態に係る表示装置100(横向き設置時)の背面側を示す外観斜視図である。
【0010】
なお、以降の説明では、ディスプレイ121の縦方向(すなわち、短辺)に対応する方向を、上下方向(Z軸方向)とする。また、ディスプレイ121の横方向(すなわち、長辺)に対応する方向を、横幅方向および左右方向(Y軸方向)とする。また、ディスプレイ121の奥行き方向に対応する方向を、前後方向(X軸方向)とする。
【0011】
但し、ディスプレイの背面側(X軸負側)から視て左側となる方向(Y軸正方向)を左方向とし、ディスプレイの背面側(X軸負側)から視て右側となる方向(Y軸負方向)を右方向とする。
【0012】
図1および図2に示す表示装置100は、前面(X軸正側の面)にディスプレイ121の表示面121Aを有し、ケーブル10を介して外部機器(例えば、ノートパソコン、スマートフォン、ACアダプタをはじめとする電源等)に接続され、外部機器からケーブル10を介して送信された各種画像(動画、静止画等)を、ディスプレイ121の表示面121Aによって表示することが可能である。すなわち、表示装置100は、バッテリ内蔵且つ可搬性を有する薄型の表示装置であり、外部機器とともに持ち運ばれて、使用時に外部機器と接続されることにより、外部機器の拡張ディスプレイとして利用可能である。
【0013】
図1および図2に示すように、表示装置100は、当該表示装置100の外形状をなす、樹脂製且つ中空構造の筐体110を備える。筐体110は、薄部111および厚部112を有する。
【0014】
薄部111は、筐体110の前面側(Z軸正側)を構成する薄板状の部分である。薄部111は、前方(X軸正方向)または後方(X軸負方向)からの平面視において横長の長方形状を有する。薄部111は、奥行き方向(X軸方向)の厚さが比較的薄い部分である。薄部111には、ディスプレイ121が設けられている。薄部111の前面(X軸正側の面)には、矩形状の開口部111Aが形成されており、当該開口部111Aから、ディスプレイ121の表示面121Aが露出している。なお、ディスプレイ121としては、例えば、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等が用いられる。
【0015】
なお、薄部111において、ディスプレイ121の表示面121Aには、タッチセンサ122が重ねて設けられている。タッチセンサ122は、各種入力操作(例えば、選択操作、手書き入力操作等)を受け付ける。タッチセンサ122としては、例えば、静電容量方式のタッチパネル等を用いることができる。
【0016】
厚部112は、筐体110の背面側(X軸負側)を構成する板状の部分であり、薄部111の背面の下部から後方に突出して設けられている。厚部112は、奥行き方向(X軸方向)の厚さが比較的厚い部分である。厚部112は、後方(X軸負方向)からの平面視において横長の長方形状を有する。但し、厚部112は、後方(X軸負方向)からの平面視において、薄部111からはみ出さないように、薄部111の領域内に収まる上下幅および左右幅を有する。厚部112には、メイン基板131、操作基板132、バッテリ133(いずれも図9参照)等が収容されている。また、厚部112の背面には、ケーブル10のコネクタ11が接続されるインタフェース部123(図3参照)が設けられている。また、厚部112の背面には、スタンド136が設けられている。
【0017】
(表示装置100の背面の構成)
図3は、第1実施形態に係る表示装置100の背面図および側面図である。図3(a)は、第1実施形態に係る表示装置100の背面図である。図3(b)は、第1実施形態に係る表示装置100の側面図である。
【0018】
図3に示すように、筐体110の厚部112の背面には、凹部113が形成されている。凹部113は、前方(X軸正方向)に向かって一定の深さを有して凹んだ部分である。図3に示す例では、凹部113は、後方からの平面視において矩形状を有するが、凹部113の形状はこれに限らない。凹部113は、厚部112の厚み方向に伸びた複数の壁部113Aと、壁部113Aと交差する方向と平行な底部113Cと、を有する。
【0019】
そして、図3に示すように、インタフェース部123は、厚部112の凹部113内に露出して設けられている。特に、図3に示す例では、インタフェース部123は、厚部112の凹部113のY軸正側の壁部113Aから、凹部113内に露出して設けられている。
【0020】
これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、図3に示すように、ケーブル10の一端部に設けられているコネクタ11を、凹部113内に配置された状態で、インタフェース部123に接続することができる。
【0021】
すなわち、第1実施形態に係る表示装置100は、ケーブル10のコネクタ11を、筐体110の側面から突出することなく、インタフェース部123に接続することができる。
【0022】
このため、第1実施形態に係る表示装置100によれば、当該表示装置100と外部機器とを真横に並べて配置することができる。
【0023】
また、第1実施形態に係る表示装置100によれば、ケーブル10のコネクタ11への突発的な負荷を防ぐことができるため、インタフェース部123が破損するリスクを低減することができる。
【0024】
なお、ケーブル10としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブル、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)ケーブル等が挙げられる。インタフェース部123には、ケーブル10のコネクタ11に適合する形状を有するものが用いられる。
【0025】
なお、凹部113の深さ(X軸方向の深さ)は、コネクタ11の厚さおよびケーブル10の外径よりも大きくなっている。これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、図3(b)に示すように、インタフェース部123が、凹部113内のケーブル10(コネクタ11を含む)を、厚部112の背面よりも外側(X軸負側)にはみ出さずに接続可能である。
【0026】
これにより、第1実施形態に係る表示装置100によれば、厚部112の背面側からの、ケーブル10のコネクタ11への突発的な負荷を防ぐことができる。
【0027】
また、図3に示すように、厚部112は、ケーブル10を凹部113から厚部112の上側に引き出し可能な引き出し口113Bを有する。具体的には、引き出し口113Bは、凹部113の右上側(Z軸正側かつY軸負側)の角部から、上方(Z軸正方向)に延びて厚部112の上側の空間に繋がる溝状を有する。引き出し口113Bの深さ(X軸方向の深さ)は、凹部113の深さ(X軸方向の深さ)と同じである。
【0028】
これにより、第1実施形態に係る表示装置100によれば、ケーブル10を厚部112の背面よりも外側(X軸負側)にはみ出すことなく、ケーブル10を凹部113から厚部112の上側に引き出すことができる。
【0029】
さらに、図3に示すように、厚部112は、引き出し口113Bにケーブル10を留める留め具114を有する。具体的には、留め具114は、引き出し口113Bを左右方向(Y軸方向)に跨いだ状態で、当該留め具114の左右方向(Y軸方向)の両端部を、嵌め込み方式によって厚部112に固定できるようになっている。
【0030】
留め具114は、両端部のうちの少なくとも一方が、厚部112に形成されている嵌合孔(図示省略)に対して着脱可能に構成されている。これにより、表示装置100は、留め具114の両端部のうちの少なくとも一方が、厚部112に形成されている嵌合孔から引き抜かれることにより、引き出し口113Bを開放して、当該引き出し口113Bにケーブル10を配線することができる。そして、表示装置100は、留め具114の両端部のうちの少なくとも一方が、厚部112に形成されている嵌合孔に嵌め込まれることにより、引き出し口113Bを閉塞して、当該引き出し口113Bにケーブル10を留めることができる。
【0031】
このように、第1実施形態に係る表示装置100によれば、ケーブル10が引き出し口113Bから抜け落ちないように、留め具114によって引き出し口113Bにケーブル10を留めることができる。また、第1実施形態に係る表示装置100によれば、ケーブル10に引っ張られる等の負荷が生じた場合であっても、当該負荷を留め具114によって受け止めることができるため、インタフェース部123が破損するリスクを低減することができる。
【0032】
また、図3に示すように、厚部112は、当該厚部112の上端面112Aにより、引き出し口113Bから引き出されたケーブル10の配設経路を、当該上端面112Aに沿ってガイド可能である。
【0033】
これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、引き出し口113Bから引き出されたケーブル10を、所定の配設経路上に容易に配設することができる。
【0034】
また、図3に示すように、厚部112は、当該厚部112の上端面112Aによって配設経路がガイドされたケーブル10を保持可能なクランプ115を有する。
【0035】
これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、引き出し口113Bから引き出されたケーブル10を、所定の配設経路上で、確実に保持することができる。
【0036】
なお、図3に示す例では、厚部112は、引き出し口113Bよりも右側(Y軸負側)のケーブル10の配設経路と、引き出し口113Bよりも左側(Y軸正側)のケーブル10の配設経路とに、それぞれ2つのクランプ115を有する。
【0037】
これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、引き出し口113Bからのケーブル10の引き出し方向を、左方(Y軸正方向)にした場合と、右方(Y軸負方向)にした場合とのいずれにおいても、2つのクランプ115によって、ケーブル10を配設経路上で確実に保持することができる。
【0038】
なお、図3に示す例では、厚部112の背面において、インタフェース部123は、左右方向(Y軸方向)における中央部よりも左側(Y軸正側)に設けられており、一方、引き出し口113Bは、左右方向(Y軸方向)における中央部に設けられている。
【0039】
これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、インタフェース部123に接続されたケーブル10を、無理なく折り曲げて、引き出し口113B(すなわち、左右方向(Y軸方向)における中央部)から厚部112の上側に引き出すことができる。
【0040】
また、第1実施形態に係る表示装置100は、引き出し口113Bからのケーブル10の引き出し方向を、左方(Y軸正方向)および右方(Y軸負方向)のいずれとすることもできる。
【0041】
ここで、第1実施形態に係る表示装置100は、左右方向(Y軸方向)における中央部に引き出し口113Bを設けたために、引き出し口113Bからのケーブル10の引き出し方向を、左方(Y軸正方向)にした場合と、右方(Y軸負方向)にした場合とで、ケーブル10の厚部112の上端面112Aに沿ってガイドされる部分の長さを、等しくすることができ、すなわち、ケーブル10の筐体110から外側に引き出される部分の長さを、等しくすることができる。このため、第1実施形態に係る表示装置100は、接続対象の外部機器を左方および右方のいずれに配置した場合であっても、必要となるケーブル10の長さを一定の長さとすることができる。
【0042】
また、図3に示す例では、厚部112の凹部113のY軸正側の壁部113Aには、2つのインタフェース部123が上下方向(Z軸方向)に並べて設けられている。これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、凹部113内で、2本のケーブル10を接続することができ、2本のケーブル10を介して、2つの外部機器を接続できるようになっている。さらに、図3に示す例では、引き出し口113Bは、2本のケーブル10を並べて引き出すことができるように、(ケーブル10の外径×2)よりも大きい左右幅を有する。
【0043】
また、図3(a)に示すように、厚部112の左側(Y軸正側)の側面には、スイッチ134およびスイッチ135が設けられている。スイッチ134およびスイッチ135は、例えば、電源ボタン、選択ボタン、確定ボタン、戻るボタン等である。
【0044】
また、図3に示すように、第1実施形態に係る表示装置100は、厚部112にスタンド136が収納可能に設けられている。図3に示すように、スタンド136は、上端部に回転軸136Xを有しており、回転軸136Xを中心として回動可能に設けられている。
【0045】
また、スタンド136は、矩形枠状を有している。具体的には、スタンド136は、左右一対の短枠部136Aと、左右一対の短枠部136Aの下端部同士を連結する長枠部136Bとを有し、上部(左右一対の短枠部136Aの上端部の間の部分)が開口した矩形枠状(いわゆるU字状)を有する。
【0046】
一方、厚部112には、スタンド136と同形状の収納溝112Bが形成されている。このため、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136を厚部112の背面から突出することなく収納溝112Bに収納することができる。
【0047】
(表示装置100の設置例)
図4は、第1実施形態に係る表示装置100が備えるスタンド136の開閉動作を示す図である。図5は、第1実施形態に係る表示装置100の縦向きの設置例を示す図である。
【0048】
図4に示すように、スタンド136は、上端部に設けられた回転軸136Xを中心として回動することにより、開閉動作することができる。スタンド136は、開閉動作することにより、開き角度を任意の角度とすることができる。図4では、一例として、開き角度が90°である状態のスタンド136を示している。
【0049】
但し、スタンド136は、開き角度を90°以上の任意の角度とすることができ、開き角度を最大で180°とすることができる。
【0050】
また、スタンド136は、開き角度を0°とすることにより、厚部112に形成されている収納溝112Bに収納することができる。
【0051】
また、第1実施形態に係る表示装置100は、設置面に対して、横向き設置と縦向き設置とのいずれも可能であり、横向き設置時と縦向き設置時とのいずれにおいても、スタンド136が、当該表示装置100を支持可能である。
【0052】
例えば、図1および図2に示すように、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136を収納状態から回動させて開いた状態とすることにより、横向き状態(筐体110の長辺部分が重力方向における下向きの状態)で、筐体110を設置面に自立させることができる。この場合、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136の開き角度を調整することで、設置面に対する筐体110の傾きを調整することができる。
【0053】
特に、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136の開き角度が無段階に調整可能となっているため、設置面に対する筐体110の傾きを無段階に調整することができ、よって、表示装置100の横向き設置時の自由度を向上させることができる。
【0054】
なお、第1実施形態に係る表示装置100は、公知の負荷付与手段(図示省略)によって、開閉動作に対して一定の負荷が付与されている。これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136の開き角度が手動によって無段階に調整可能でありながら、スタンド136によって支持されているときには、スタンド136が意図せずに開閉動作してしまうこと(すなわち、表示装置100の設置角度が変化してしまうこと)を抑制することができる。
【0055】
また、図5に示すように、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136を収納状態から回動させて開いた状態とすることにより、縦向き状態(筐体110の短辺部分が重力方向における下向きの状態)で、筐体110を設置面に自立させることができる。この場合、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136の開き角度を90°とすることで、筐体110の短辺方向における中央で、筐体110をスタンド136によって安定的に支持することができる。
【0056】
なお、第1実施形態に係る表示装置100は、筐体110の向きをセンサによって検知し、ディスプレイ121に表示される表示画面の向きを、筐体110の向きに合わせて自動的に回転させるようにしてもよい。または、第1実施形態に係る表示装置100は、ディスプレイ121に表示される表示画面の向きを、ユーザが手動で設定することにより、回転させるようにしてもよい。
【0057】
なお、図3に示すように、スタンド136の回転軸136Xは、厚部112の上端面112Aよりも下側に設けられている。このため、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136の開閉動作が、厚部112の上端面112Aに沿って配設されたケーブル10に干渉しないようになっている。
【0058】
ここで、第1実施形態に係る表示装置100は、ケーブル10のコネクタ11を、厚部112の背面に形成されている凹部113内でインタフェース部123に接続することができ、さらに、コネクタ11およびケーブル10の一部を、凹部113内に収納できるようになっている。
【0059】
これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、横向き設置時および縦向き設置時のいずれにおいても、当該表示装置100を正面側から視たときに、コネクタ11を筐体110の外側に突出しないようにすることができ、すなわち、コネクタ11が視認されないようにすることができる。
【0060】
また、第1実施形態に係る表示装置100は、図2に示すように、横向き設置時には、ケーブル10を、引き出し口113Bから厚部112の外側(Z軸正側)に引き出して、厚部112の上端面112Aに沿って配線することができる。
【0061】
また、第1実施形態に係る表示装置100は、図5に示すように、縦向き設置時には、ケーブル10を、引き出し口113Bから厚部112の外側(Z軸正側)に引き出して、厚部112の上端面112Aに沿って垂れ下がるように配線することができ、さらに、スタンド136の短枠部136Aと設置面との間の三角形状の隙間A(図5参照)内を通り抜けるように配線することができる。
【0062】
このように、第1実施形態に係る表示装置100は、横向き設置時および縦向き設置時のいずれにおいても、ケーブル10を装置外装に沿わせるように配線ができるため、ケーブル10の取り回しを容易に行うことができる。
【0063】
また、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136が、凹部113を取り囲む矩形枠状を有するため、コネクタ11を凹部113内のインタフェース部123に接続して配線する作業の妨げにならず、ユーザがケーブル10の接続および配線作業を容易に行うことができる。
【0064】
また、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136が、下側の左右両方の角部(「設置面との接地部」の一例)に、弾性部材137を有する。弾性部材137としては、例えば、ゴム、シリコン等が用いられる。これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、横向き設置時および縦向き設置時のいずれにおいても、設置面に対するスタンド136のグリップ力を高めることができ、よって、設置安定性を高めることができる。
【0065】
なお、スタンド136に対する弾性部材137の設置方法は、スタンド136を被覆する方法、スタンド136の表面に固定する方法、スタンド136の切り欠き部に嵌め込む方法等、如何なる方法であってもよい。また、弾性部材137の形状は、チューブ状、ブロック状(例えば、キューブ状、ボール状等)、板状等、如何なる形状であってもよい。
【0066】
(表示装置100の横向き設置時に関する設計要件)
図6は、第1実施形態に係る表示装置100の横向き設置時に関する設計要件を示す図である。
【0067】
図6に示すように、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136が、筐体110の短辺方向(Z軸方向)における中央に回転軸136Xを有する。
【0068】
これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、図1および図2に示すように横向き設置する場合の設置安定性を向上させることができる。
【0069】
また、これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、図5に示すように縦向き設置する場合においても、スタンド136を筐体110の短辺方向における中央に位置させることができるため、スタンド136によって筐体110をバランス良く安定的に支持することができる。
【0070】
また、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136の短辺方向(Z軸方向)の幅hが、筐体110の短辺方向(Z軸方向)の幅Hの0.5倍となっている。
【0071】
これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136の長枠部136Bを可能な限り筐体110から後方(X軸負方向)に離れて接地させることができ、よって、図1および図2に示すように横向き設置する場合の設置安定性を、さらに向上させることができる。
【0072】
但し、第1実施形態に係る表示装置100は、他部品との干渉等により、スタンド136の短辺方向(Z軸方向)の幅hを、筐体110の短辺方向(Z軸方向)の幅Hの0.5倍とすることができない場合、少なくとも、スタンド136の短辺方向(Z軸方向)の幅hを、筐体110の短辺方向(Z軸方向)の幅Hの0.4倍とすれば、横向き設置する場合の十分な設置安定性を確保することができる。
【0073】
したがって、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136の短辺方向(Z軸方向)の幅hは、筐体110の短辺方向(Z軸方向)の幅Hの0.4倍以上且つ0.5倍以下であることが好ましい。
【0074】
(表示装置100の縦向き設置時に関する設計要件)
図7および図8は、第1実施形態に係る表示装置100の縦向き設置時に関する設計要件を示す図である。
【0075】
図8に示すように、スタンド136の左右幅W2は、筐体110の左右幅W1よりも狭められている。これにより、図8に示すように、第1実施形態に係る表示装置100は、スタンド136の左右両外側において、筐体110の端部と、スタンド136の端部との間に、距離Xを有するものとなっている。
【0076】
ここで、一般的に、ノートパソコン等のディスプレイの設置面に対する設置角度は、60°~75°の範囲内であることが好ましいとされている。
【0077】
図7に示すように、第1実施形態に係る表示装置100は、縦置き設置時において、設置面20に対する設置角度をθとし、筐体110の長辺方向(Y軸方向)における、筐体110の端部から、スタンド136の端部までの距離をXとし、スタンド136の短辺方向の幅をhとした場合、以下の式(1),(2)が成り立つ。
【0078】
【数1】
【数2】
【0079】
ここで、スタンド136の短辺方向の幅をhは、下記式(3)で表される。
【0080】
【数3】
【0081】
よって、第1実施形態に係る表示装置100は、縦置き設置時において、設置面20に対する設置角度θを、60°~75°の範囲内とするためには、図8に示すように、筐体110の長辺方向(Y軸方向)における、筐体110の端部から、スタンド136の端部までの距離Xを、下記式(4)を満たすように設定すればよい。
【0082】
【数4】
【0083】
すなわち、第1実施形態に係る表示装置100は、筐体110の長辺方向(Y軸方向)において、筐体110の端部から、スタンド136の端部までの距離Xは、筐体110の短辺方向(Z軸方向)における幅Hの0.1072倍以上且つ0.2887倍以下であることが好ましい。
【0084】
これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、横置き設置時および縦置き設置時のいずれにおいても、設置面20に対する設置角度を、ユーザが使用し易い設置角度である60°~75°の範囲内とすることができる。
【0085】
したがって、第1実施形態に係る表示装置100によれば、ユーザの設置性およびユーザビリティ性を向上させることができる。さらに、第1実施形態に係る表示装置100によれば、スタンド136が筐体110に内蔵されており、筐体110とは別にスタンドを持ち運ぶことが不要になるため、ユーザの可搬性を向上させることができる。
【0086】
(表示装置100の内部構成の一例)
図9は、第1実施形態に係る表示装置100の内部構成の一例を示す図である。
【0087】
図9に示すように、第1実施形態に係る表示装置100は、左右方向(Y軸方向)における中央部に引き出し口113Bを設けている。これにより、第1実施形態に係る表示装置100は、引き出し口113Bからのケーブル10の引き出し方向を、左方(Y軸正方向)にした場合と、右方(Y軸負方向)にした場合とで、ケーブル10の厚部112の上端面112Aに沿ってガイドされる部分の長さを、いずれもW1/2(但し、W1は筐体110の左右幅)とすることができる。
【0088】
また、図9に示すように、第1実施形態に係る表示装置100は、厚部112の内部に、メイン基板131、操作基板132、およびバッテリ133を有する。
【0089】
メイン基板131は、インタフェース部123と接続されており、各種電子部品が実装されることにより、表示装置100の全体の制御を行う制御回路が構築される。
【0090】
操作基板132は、厚部112の左側(Y軸正側)の側面に設けられているスイッチ134およびスイッチ135と接続されており、各種電子部品が実装されることにより、スイッチ134およびスイッチ135の操作を制御する制御回路が構築される。
【0091】
バッテリ133は、表示装置100の駆動用の電力を蓄電する。バッテリ133には、充電可能な各種二次電池(例えば、リチウムイオン電池、リチウムポリマー電池等)が用いられる。なお、表示装置100は、外部機器からケーブル10およびインタフェース部123を介して給電されることにより、バッテリ133を充電できるようになっている。
【0092】
ここで、図9に示すように、第1実施形態に係る表示装置100は、厚部112にスタンド136および収納溝112Bを設けたことにより、厚部112の内部に、互いに分断された3つの内部領域116A,116B,116Cが形成されている。
【0093】
内部領域116Aは、スタンド136よりも左側(Y軸正側)の内部領域である。内部領域116Aには、操作基板132が配置されていることで、当該内部領域116Aが有効利用されている。
【0094】
内部領域116Bは、スタンド136の左右一対の短枠部136Aの間の内部領域である。内部領域116Bには、凹部113を間に挟んで、メイン基板131およびバッテリ133が配置されていることで、当該内部領域116Bが有効利用されている。
【0095】
内部領域116Cは、スタンド136よりも右側(Y軸負側)の内部領域である。内部領域116Cには、構成部品が配置されていないが、何らかの構成部品を配置することで、当該内部領域116Cが有効利用されてもよい。
【0096】
〔第2実施形態〕
図10は、第2実施形態に係る表示装置100-2(横向き設置時)の背面側を示す外観斜視図である。図11は、第2実施形態に係る表示装置100-2の縦向きの設置例を示す図である。
【0097】
第2実施形態に係る表示装置100-2は、スタンド136の代わりに、スタンド136-2を備える点で、第1実施形態に係る表示装置100と異なる。
【0098】
スタンド136-2は、いわゆるキックスタンドであり、平板状を有し、且つ、平面視にて矩形状を有する点で、スタンド136と異なる。
【0099】
但し、スタンド136-2の外形状のサイズは、スタンド136の外形状のサイズと同一である。また、スタンド136-2は、スタンド136と同様に、上端部に回転軸136Xを有しており、回転軸136Xを中心として回動可能に設けられている。
【0100】
これにより、スタンド136-2は、スタンド136と同様に、表示装置100の横置き設置時および縦置き設置時のいずれにおいても、表示装置100を支持することができる。
【0101】
さらに、スタンド136-2は、平板状を有するため、収納時に、厚部112の背面と重なり、且つ、凹部113を覆い隠すことができ、厚部112の背面のデザイン性向上等に寄与することができる。
【0102】
(表示装置100-2の設置に関する設計要件)
図12は、第2実施形態に係る表示装置100-2の設置に関する設計要件を示す図である。
【0103】
第2実施形態に係る表示装置100-2における、横向き設置時に関する設計要件、および、縦向き設置時に関する設計要件は、第1実施形態に係る表示装置100と同じである。
【0104】
例えば、図12に示すように、第2実施形態に係る表示装置100-2は、スタンド136-2が、筐体110の短辺方向(Z軸方向)における中央に回転軸136Xを有する。
【0105】
これにより、第2実施形態に係る表示装置100-2は、図10に示すように横向き設置する場合の設置安定性を向上させることができる。
【0106】
また、第2実施形態に係る表示装置100-2は、スタンド136-2の短辺方向(Z軸方向)の幅hが、筐体110の短辺方向(Z軸方向)の幅Hの0.5倍となっている。
【0107】
好ましくは、第2実施形態に係る表示装置100-2は、スタンド136-2の短辺方向(Z軸方向)の幅hが、筐体110の短辺方向(Z軸方向)の幅Hの0.4倍以上且つ0.5倍以下となっていることである。
【0108】
これにより、第2実施形態に係る表示装置100-2は、スタンド136の下側(Z軸負側)の長辺部分(設置面との接地部)を可能な限り筐体110から後方(X軸負方向)に離れて接地させることができ、よって、図10に示すように横向き設置する場合の設置安定性を、さらに向上させることができる。
【0109】
また、図12に示すように、第2実施形態に係る表示装置100-2は、筐体110の長辺方向(Y軸方向)における、筐体110の端部から、スタンド136-2の端部までの距離Xを、上記式(4)を満たすように設定すればよい。
【0110】
すなわち、第2実施形態に係る表示装置100-2は、筐体110の長辺方向(Y軸方向)において、筐体110の端部から、スタンド136-2の端部までの距離Xは、筐体110の短辺方向(Z軸方向)における幅Hの0.1072倍以上且つ0.2887倍以下であることが好ましい。
【0111】
これにより、第2実施形態に係る表示装置100-2は、横置き設置時および縦置き設置時のいずれにおいても、設置面20に対する設置角度を、ユーザが使用し易い設置角度である60°~75°の範囲内とすることができる。
【0112】
したがって、第2実施形態に係る表示装置100-2によれば、ユーザの設置性およびユーザビリティ性を向上させることができる。さらに、第2実施形態に係る表示装置100-2によれば、スタンド136-2が筐体110に内蔵されており、筐体110とは別にスタンドを持ち運ぶことが不要になるため、ユーザの可搬性を向上させることができる。
【0113】
また、第2実施形態に係る表示装置100-2は、スタンド136-2が、下側の左右両方の角部(「設置面との接地部」の一例)に、弾性部材137を有する。弾性部材137としては、例えば、ゴム、シリコン等が用いられる。これにより、第2実施形態に係る表示装置100-2は、横向き設置時および縦向き設置時のいずれにおいても、設置面に対するスタンド136-2のグリップ力を高めることができ、よって、設置安定性を高めることができる。
【0114】
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
【0115】
例えば、本発明は、実施形態で説明したように、筐体が薄部と厚部とを有する表示装置に好適に適用可能であるが、これに限らず、筐体が薄部と厚部とを有しない(すなわち、全体的に一定の厚さを有する)表示装置にも適用可能である。
【0116】
また、例えば、本発明は、実施形態で説明したように、筐体の厚部に凹部およびインタフェース部を有する表示装置に好適に適用可能であるが、これに限らず、筐体の厚部に凹部およびインタフェース部を有しない表示装置にも適用可能である。
【符号の説明】
【0117】
10 ケーブル
11 コネクタ
20 設置面
100,100-2 表示装置
110 筐体
111 薄部
111A 開口部
112 厚部
112A 上端面
112B 収納溝
113 凹部
113A 壁部
113B 引き出し口
113C 底部
114 留め具
115 クランプ
116A,116B,116C 内部領域
121 ディスプレイ
121A 表示面
122 タッチセンサ
123 インタフェース部
131 メイン基板
132 操作基板
133 バッテリ
134,135 スイッチ
136,136-2 スタンド
136A 短枠部
136B 長枠部
136X 回転軸
137 弾性部材
【先行技術文献】
【特許文献】
【0118】
【特許文献1】特許第6175683号公報
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12