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  • 特開-試験管ラック用治具 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024069923
(43)【公開日】2024-05-22
(54)【発明の名称】試験管ラック用治具
(51)【国際特許分類】
   G01N 35/04 20060101AFI20240515BHJP
   B01L 9/06 20060101ALI20240515BHJP
【FI】
G01N35/04 H
B01L9/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022180217
(22)【出願日】2022-11-10
(71)【出願人】
【識別番号】501387839
【氏名又は名称】株式会社日立ハイテク
(74)【代理人】
【識別番号】110000350
【氏名又は名称】ポレール弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】柴田 亨
(72)【発明者】
【氏名】冨山 智子
(72)【発明者】
【氏名】船津 輝宣
【テーマコード(参考)】
2G058
4G057
【Fターム(参考)】
2G058CB15
4G057AE08
4G057AE12
4G057AE22
(57)【要約】
【課題】
様々な形状の試験管ラックに搭載された試験管の姿勢補正及び容易に試験管を抜き差し得る試験管ラック用治具を提供することにある。
【解決手段】
試験管ラック用治具1は、底面が開口している試験管ラック102に用いられる治具であって、試験管101を保持する試験管保持突起部201の突起部が、試験管101と接触する試験管接触面401aを備え、試験管接触面401aは、試験管101の下部形状に倣った内面形状を有する。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
底面が開口している試験管ラックに用いられる治具であって、
試験管を保持する試験管保持突起部の突起部が、前記試験管と接触する試験管接触面を備え、前記試験管接触面は、前記試験管の下部形状に倣った内面形状を有することを特徴とする試験管ラック用治具。
【請求項2】
請求項1に記載の試験管ラック用治具において、
前記試験管ラックの底部の形状に合わせて装着可能な接続部が形成された内形部を有し、
前記試験管保持突起部は、前記試験管ラックに架設される試験管の位置に合わせて前記試験管を保持することを特徴とする試験管ラック用治具。
【請求項3】
請求項2に記載の試験管ラック用治具において、
前記試験管保持突起部が、前記試験管ラックの底面側に設けられる位置決め部の隙間に配置されることを特徴とする試験管ラック用治具。
【請求項4】
請求項2に記載の試験管ラック用治具において、
前記試験管接触面が、前記試験管ラックの底部に設けられた位置決め部よりも上部に配置されることを特徴とする試験管ラック用治具。
【請求項5】
請求項4に記載の試験管ラック用治具において、
前記試験管ラック用治具を装着した試験管ラックの重さは、少なくとも架設された前記試験管の引き抜き力よりも重い重量となることを特徴とする試験管ラック用治具。
【請求項6】
請求項5に記載の試験管ラック用治具において、
前記試験管接触面は、円筒を倣った形状を有する第1の領域と、球体の一部を倣った形状を有する第2の領域とを有することを特徴とする試験管ラック用治具。
【請求項7】
請求項2に記載の試験管ラック用治具において、
前記試験管接触面は、円錐を倣った形状を有する第1の領域と、球体の一部を倣った形状を有する第2の領域とを有することを特徴とする試験管ラック用治具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、研究または検査するために血液などの試料を識別・保管するために用いられる試験管が架設された試験管ラックに使用される試験管ラック用治具に係り、より詳細には、試験管ラックにおける試験管の姿勢を補正し、かつ容易に試験管を抜き差し可能な試験管ラック用治具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、血液内の血液成分を測定する場合、注射器を用いて血液を採取し、採取した血液を採血用の試験管の中に収納する。そして、血液の入った試験管は、試験管ラックに収納し、保管や搬送を行い、その後、各種分析装置にて血液の検査を実施することとなる。
【0003】
試験管ラックとしては、収納された試験管が試料容器から脱落することを防止できる試料保管用セット(特許文献1参照)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008-275476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示される構成は、専用の試験管及び試験管ラックを対象としており、その他の試験管を対象としていない。そのため、施設それぞれに使用したい試験管や試験管ラックに対応することができない。
【0006】
そこで、本発明は、様々な形状の試験管ラックに搭載された試験管の姿勢補正及び容易に試験管を抜き差し得る試験管ラック用治具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る試験管ラック用治具は、底面が開口している試験管ラックに用いられる治具であって、試験管を保持する試験管保持突起部の突起部が、前記試験管と接触する試験管接触面を備え、前記試験管接触面は、前記試験管の下部形状に倣った内面形状を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、様々な形状の試験管ラックに搭載された試験管の姿勢補正及び容易に試験管を抜き差し得る試験管ラック用治具を提供することが可能となる。
例えば、試験管を引き抜く際に、試験管ラックを持ち上げることを防止できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施例1に係る試験管ラック用治具を試験管ラックに装着した状態を示す斜視図である。
図2図1に示す試験管ラック用治具を試験管ラックに装着する様子を示す図である。
図3】実施例1に係る試験管ラック用治具の上面図である。
図4】試験管を実施例1に係る試験管ラック用治具に架設する際の様子を示す主要部の断面図である。
図5】試験管を実施例1に係る試験管ラック用治具に架設した状態の様子を示す主要部の断面斜視図である。
図6A】位置決め部を備えた発泡樹脂製の一般的な試験管ラックの上面図である。
図6B】位置決め部を備えた発泡樹脂製の一般的な試験管ラックの断面斜視図である。
図7】位置決め部を備えた試験管ラックに実施例1に係る試験管ラック用治具を装着した状態における、試験管を架設する際の様子を示す主要部の断面図である。
図8】本発明の実施例2に係る試験管ラック用治具に試験管を架設する際の様子を示す主要部の断面図である。
図9】試験管を実施例2に係る試験管ラック用治具に架設した状態の様子を示す主要部の断面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書において、試験管とは、検体容器或いは採血管等を含む。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。但し、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
以下に説明する発明の構成において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、重複する説明は省略することがある。図面等において示す各構成の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面等に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
【実施例0011】
図1は、本発明の実施例1に係る試験管ラック用治具を試験管ラックに装着した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、血液などの試料を保持する試験管101、複数の試験管101を配列して保管する試験管ラック102、及び試験管ラック102に対して底面から装着される本実施例に係る試験管ラック用治具1を示している。
【0012】
図2は、図1に示す試験管ラック用治具を試験管ラックに装着する様子を示す図である。図2に示すように、試験管ラック102は、試験管101を架設するために、格子状に試験管収容部202(例えば、図示するように5行×10列で50個の試験管を架設することのできる試験管収容部)を有している。この試験管収容部202に試験管101を垂直に並び立てて収容し、保管や搬送を行う。そして、所定の自動装置に試験管ラック102をセットして、検査などを行う。なお、本実施例では、試験管ラック用治具1の外形は四角形状をしているが、必ずしもこのような外形形状である必要はなく、セットする自動装置に合わせて変更可能である。
【0013】
本実施例にて対象とする試験管ラック102は、試験管収容部202が試験管ラック102に対して底面まで貫通するように備わっている。そして、本実施例では、試験管ラック用治具1に対して、上部から試験管ラック102を矢印方向に挿入することによって装着される。試験管ラック用治具1は、試験管ラック102の底面形状203に合わせた溝を備えており、試験管ラック102が装着可能な接続部204を有している。また、試験管ラック用治具1に、試験管101を固定して保持するための試験管保持突起部201が設けられている。本実施例のように、試験管ラック用治具1を試験管ラック102の底面から装着できるようにすることで、必要のない場合に容易に試験管ラック102の差込み及び取り出しを行うことができる。また、試験管ラック102の試験管収容部202に試験管101が収容された状態であっても、容易に試験管ラック用治具1の差込み及び取り出しを行うことができる。
【0014】
図3は、本実施例に係る試験管ラック用治具の上面図である。図3に示すように、本実施では、試験管保持突起部201は、一収容部につき4箇所の突起部201a~201dが設けられている。これにより、試験管101を試験管収容部202に安定して固定することができる。但し、これに限らず、試験管保持突起部201は、試験管101に対して安定して固定するような接触面を有し、少なくとも1つ設けられていればよい。
【0015】
また、試験管保持突起部201は、格子状に配置された試験管収容部202の全てに対して設けられている。本実施例では、試験管ラック102に設けられた5行×10列で50個の試験管収容部202の位置に合わせて、試験管保持突起部201を設けている。 但し、これに限られるものではない。例えば、一般的な試験管ラック102として、10行×10列で100個、1行×10列で10個、或いは1行×5列で5個等の試験管収容部202を有する試験管ラック102の場合に対しても、同様に試験管収容部202の位置に合わせて試験管保持突起部201を有するように配置されていればよい。
【0016】
次に図4図5を用いて本施例における試験管を架設する際の様子を説明する。
図4は、試験管101を本実施例に係る試験管ラック用治具1に架設する際の様子を示す主要部の断面図である。図5は、試験管101を本実施例に係る試験管ラック用治具1に架設した状態の様子を示す主要部の断面斜視図である。
【0017】
図4に示すように、試験管収容部202(図2)に試験管101が差し込まれると、試験管101の底面形状101aに合わせて形成された試験管保持突起部201の内面である試験管接触面401a及び試験管接触面401bに支えられるように試験管101が収納される。換言すれば、試験管接触面401a及び試験管接触面401bは、それぞれ円筒を倣った形状を有する第1の領域、及び球体の一部を倣った形状を有する第2の領域を備える。なお、図4では、断面図の関係上、試験管保持突起部201の2つを示しているが、図5に示すように、試験管101を中心として反対側の2つも同様の試験管接触面を有し、試験管101を支えるよう配置されている。これにより、試験管101を試験管収容部202に安定して固定することができる。ここで、試験管保持突起部201は、例えば、ポリアセタール樹脂(POM)又はABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂の総称)等の樹脂系材料にて形成することが望ましい。但し、これに限られるものではなく、Al等の金属材料にて形成しても良い。
上記のように、本実施例に係る試験管ラック用治具1では、試験管ラック102に試験管保持突起部201が設けられており、試験管101の底面形状101aに合わせた試験管接触面401a及び試験管接触面401bが設けられている。そして、試験管接触面401a及び試験管接触面401bにて、試験管101を支えることにより、試験管収容部202に架設される試験管101を固定して保持することができる。これは、試験管接触面401a及び試験管接触面401bは、それぞれ円筒を倣った形状を有する第1の領域、及び球体の一部を倣った形状を有する第2の領域を備えることにより、試験管接触面401a及び試験管接触面401bと試験管101との接触面積が大きくなる形状を有することによる。
【0018】
また、この試験管ラック用治具1は、上述したように、試験管101が予め試験管ラック102に収納された状態でも装着可能である。これにより、後から装着することで、試験管収容部202に対して、斜めに挿入された試験管101に対しても、試験管ラック用治具1を装着する過程で、試験管101を試験管保持突起部201で支えることになり、試験管101の姿勢をまっすぐに補正することが可能である。
【0019】
次に図6A及び図6Bを用いて、位置決め部分を備えた発泡樹脂製の一般的な試験管ラックに試験管を架設する際の様子を説明する。
図6Aは、位置決め部分を備えた発泡樹脂製の一般的な試験管ラックの上面図であり、図6Bは、位置決め部分を備えた発泡樹脂製の一般的な試験管ラックの断面斜視図である。る。図6A及び図6Bに示すように、一般的な市販の発泡樹脂製の試験管ラック601には、試験管収容部602内部に、位置決め部603及び位置決め部604が備わっている。これは、架設される試験管と接触することでなるべく中心に試験管が保持されるよう位置決めを行うために備わっているものである。しかし、この位置決め方法では、発泡樹脂の硬度によって位置決め精度が決定されるため、位置決め精度が甘く、斜めに試験管が収納されてしまう場合がある。また、試験管ラック601全体が発泡樹脂製のため、非常に軽く、収納された試験管を引き抜く際に、試験管ラック601の重量よりも、位置決め部603及び位置決め部604との摩擦力により発生する引き抜き力の方が大きくなってしまい、引き抜けずに試験管ラック601を持ち上げてしまうことがある。
【0020】
図7は、位置決め部を備えた試験管ラックに本実施例に係る試験管ラック用治具1を装着した状態における、試験管101を架設する際の様子を示す主要部の断面図である。
図7に示すように、試験管101を試験管ラック601(図6A及び図6B)の試験管収容部602に差し込む際に、位置決め部604より上部に試験管接触面401a及び試験管接触面401bを有するように試験管保持突起部201を設けることで、位置決め部603及び位置決め部604で支えられていた試験管101を、位置決め部604及び試験管接触面401a並びに試験管接触面401bで支えることになる。これにより、位置決め部604との摩擦力により発生する引き抜き力を低減させることができ、より容易に試験管101を引き抜くことができるようになる。また、試験管保持突起部201は、試験管ラック601の底面側に設けられる位置決め部604の隙間に挿入される形で形成されており、試験管ラック601に試験管ラック用治具1を装着する際に、干渉が生じぬよう設けられている。本実施例では、4箇所の試験管保持突起部201が試験管ラック601の位置決め部604の隙間に収まるように設けられているが、これに限られるものではない。例えば、試験管保持突起部201は、位置決め部604の中心部の隙間に収まるように設置され、試験管101に対して安定して固定するような接触面を有して設けられていてもよい。
【0021】
更に、この時、試験管101の引き抜き力に対して、試験管ラック601及び試験管ラック用治具1を合わせた重量が大きくなるように試験管ラック用治具1の重さを材質や壁面に重りを載せて固定し、重量を調整する。換言すれば、試験管ラック用治具1を装着した試験管ラック601の重さは、少なくとも架設された試験管101の引き抜き力よりも重い重量となる。これにより、試験管101を引き抜く際の試験管ラック601の持ち上がりを防止することができる。すなわち、試験管ラック601を用いた場合でも、試験管101の差込み及び取り出しを、スムーズに行うことができる。
【0022】
以上の通り本実施例によれば、様々な形状の試験管ラックに搭載された試験管の姿勢補正及び容易に試験管を抜き差し得る試験管ラック用治具を提供することが可能となる。
例えば、試験管を引き抜く際に、試験管ラックを持ち上げることを防止できる。
【実施例0023】
図8は、本発明の実施例2に係る試験管ラック用治具に試験管を架設する際の様子を示す主要部の断面図であり、図9は、試験管を実施例2に係る試験管ラック用治具に架設した状態の様子を示す主要部の断面斜視図である。本実施例では、試験管の底面形状及び試験管保持突起部の内面である試験管接触面の形状が実施例1と異なる。実施例1と同様の構成要素に同一符号を付す。
【0024】
図8に示すように、試験管収容部202(図2)に試験管801が差し込まれると、試験管801の底面形状801aに合わせて形成された試験管保持突起部802aの内面である試験管接触面803a及び試験管保持突起部802bの内面である試験管接触面803bに支えられるように試験管801が収納される。換言すれば、試験管接触面803a及試験管接触面803bは、それぞれ円錐を倣った形状を有する第1の領域、及び球体の一部を倣った形状を有する第2の領域を備える。なお、図8では、断面図の関係上、試験管保持突起部802a及び試験管保持突起部802bの2つを示しているが、図9に示すように、試験管801を中心として反対側の2つも同様の試験管接触面を有し、試験管801を支えるよう配置されている。これにより、試験管801を試験管収容部202に安定して固定することができる。また、本実施例においても、4箇所の試験管保持突起部802が設けられているが、試験管801に対して安定して固定するような接触面を有して、少なくとも1つ設けられていればよい。
【0025】
本実施例で示すように、試験管ラック用治具1の試験管保持突起部802は、試験管ラック102に収容される予定の試験管の底面形状に合わせて試験管接触面を形成することで、種々の形状の試験管に対応することができる。また、上述したように、この試験管ラック用治具1は、試験管ラック102に対して容易に着脱可能なため、試験管の変更に対しても、試験管ラック102を変更することなく、試験管ラック用治具1のみを変更することで容易に対応することができる。また、実施例1と同様に、後から装着することで、試験管収容部202に対して、斜めに挿入された試験管801に対しても、試験管ラック用治具1を装着する過程で、試験管801を試験管保持突起部802で支えることになり、試験管801の姿勢をまっすぐに補正することが可能である。
【0026】
以上の通り本実施例によれば、実施例1と同様の効果を奏し得る。
【0027】
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
【符号の説明】
【0028】
1…試験管ラック用治具
101,801…試験管
101a,801a…底面形状
102,601…試験管ラック
201,201a~d,802a,802b…試験管保持突起部
202,602…試験管収容部
203…底面形状
204…接続部
401a,401b,803a,803b…試験管接触面
603,604…試験管位置決め部
図1
図2
図3
図4
図5
図6A
図6B
図7
図8
図9