IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ エスケーハイニックス株式会社の特許一覧

特開2024-95535半導体装置および半導体装置の製造方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024095535
(43)【公開日】2024-07-10
(54)【発明の名称】半導体装置および半導体装置の製造方法
(51)【国際特許分類】
   H10B 43/30 20230101AFI20240703BHJP
   H10B 41/30 20230101ALI20240703BHJP
   H01L 21/336 20060101ALI20240703BHJP
【FI】
H10B43/30
H10B41/30
H01L29/78 371
【審査請求】未請求
【請求項の数】29
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023193320
(22)【出願日】2023-11-14
(31)【優先権主張番号】10-2022-0186708
(32)【優先日】2022-12-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】310024033
【氏名又は名称】エスケーハイニックス株式会社
【氏名又は名称原語表記】SK hynix Inc.
【住所又は居所原語表記】2091, Gyeongchung-daero,Bubal-eub,Icheon-si,Gyeonggi-do,Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110000796
【氏名又は名称】弁理士法人三枝国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イ ジュン ソク
【テーマコード(参考)】
5F083
5F101
【Fターム(参考)】
5F083EP02
5F083EP18
5F083EP42
5F083EP47
5F083EP48
5F083EP76
5F083ER03
5F083ER09
5F083ER14
5F083ER19
5F083ER22
5F083GA10
5F083JA03
5F083JA04
5F083JA19
5F083JA39
5F083KA01
5F083KA05
5F083LA12
5F083LA16
5F083MA06
5F083MA16
5F083PR05
5F083PR06
5F083ZA28
5F101BA01
5F101BA46
5F101BB02
5F101BC02
5F101BD16
5F101BD30
5F101BD34
5F101BE07
5F101BH15
(57)【要約】      (修正有)
【課題】安定した構造および改善された特性を有する半導体装置および半導体装置の製造方法を提供。
【解決手段】半導体装置は、チップ領域および前記チップ領域の間に位置したスクライブレーン領域を含む基板1と、前記スクライブレーン領域に位置し、交互に積層された第1物質膜11Aおよび第2物質膜11Bを含む第1積層物11_1と、前記第1積層物内に位置し、前記第1積層物の上部面から突出した第1突出部P1をそれぞれ含む整列キー12と、を含む。
【選択図】図2B
【特許請求の範囲】
【請求項1】
チップ領域、および前記チップ領域の間に位置したスクライブレーン領域を含む基板と、
前記スクライブレーン領域に位置し、交互に積層された第1物質膜および第2物質膜を含む第1積層物と、
前記第1積層物内に位置し、前記第1積層物の上部面から突出した第1突出部をそれぞれ含む整列キーと
を含む半導体装置。
【請求項2】
前記第1積層物の下部に位置し、交互に積層された第3物質膜および第4物質膜を含む第2積層物
をさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1積層物の上部に位置し、交互に積層された第3物質膜および第4物質膜を含み、前記第1突出部に対応して位置した第2突出部を含む第2積層物
をさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記チップ領域に位置し、前記チップ領域に位置し、交互に積層された第1導電膜および第1絶縁膜を含む第1ゲート構造と、
前記第1ゲート構造内に位置し、前記整列キーと同一の高さを有するチャネル構造と
をさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記チャネル構造のそれぞれは、
チャネル膜と、
前記チャネル膜を取り囲むメモリ膜とを含む、
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記整列キーのそれぞれは、
ダミーチャネル膜と、
前記ダミーチャネル膜を取り囲むダミーメモリ膜とを含む、
請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記チップ領域に位置し、交互に積層された第1導電膜および第1絶縁膜を含む第1ゲート構造と、
前記第1ゲート構造の下部に位置し、交互に積層された第2導電膜および第2絶縁膜を含む第2ゲート構造と、
前記第1ゲート構造および前記第2ゲート構造内に位置するチャネル構造と
をさらに含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記整列キーは、平面上において、第1方向に配列される第1グループと、前記第1方向と交差した第2方向に配列される第2グループとを含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記整列キーは、酸化物または窒化物を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記整列キーは、金属物質を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項11】
チップ領域、および前記チップ領域を取り囲むエッジ領域を含む基板と、
前記エッジ領域に位置し、交互に積層された第1物質膜および第2物質膜を含む第1積層物と、
前記第1積層物内に位置し、前記第1積層物の上部面から突出した第1突出部を含む少なくとも1つの整列キーと、
前記チップ領域に位置し、交互に積層された導電膜および絶縁膜を含むゲート構造と、
前記ゲート構造内に位置し、前記整列キーと同一の高さを有するチャネル構造と
を含む半導体装置。
【請求項12】
前記第1積層物の下部に位置し、交互に積層された第3物質膜および第4物質膜を含む第2積層物
をさらに含む、請求項11に記載の半導体装置。
【請求項13】
前記第1積層物の上部に位置し、交互に積層された第3物質膜および第4物質膜を含み、前記第1突出部に対応して位置した第2突出部を含む第2積層物
をさらに含む、請求項11に記載の半導体装置。
【請求項14】
基板のチップ領域の間に位置するスクライブレーン領域に交互に積層された第1物質膜および第2物質膜を含む第1積層物を形成するステップと、
前記第1積層物上に第1マスク層を形成するステップと、
前記第1マスク層および前記第1積層物内に整列キーを形成するステップと、
前記第1積層物の上部面から前記整列キーが突出するように、前記第1マスク層をエッチングするステップと
を含む半導体装置の製造方法。
【請求項15】
前記第1積層物上に前記整列キーに対応して位置した突出部を含む第2マスク層を形成するステップ
をさらに含む、請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項16】
前記第1積層物を形成する時、前記チップ領域にセル積層物を形成する、
請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項17】
前記整列キーを形成する時、前記セル積層物内にチャネル構造を形成する、
請求項16に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項18】
前記第2マスク層の突出部を整列キーとして用いて、セル積層物内に分離絶縁膜、ソースコンタクト構造、支持台、およびコンタクト構造の少なくとも1つを形成する、
請求項15に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項19】
前記第2マスク層の突出部を整列キーとして用いて、前記セル積層物上にマスクパターンを形成するステップと、
前記マスクパターンをエッチングバリアとして前記セル積層物をエッチングして開口部を形成するステップと、
前記開口部内にソースコンタクト構造を形成するステップと
をさらに含む、請求項18に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項20】
前記第2マスク層を除去するステップ
をさらに含む、請求項15に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項21】
前記第1マスク層を除去するステップと、
前記第1積層物上に交互に積層された第3物質膜および第4物質膜を含む第2積層物を形成するステップと
をさらに含む、請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項22】
前記第2積層物は、前記整列キーに対応して位置した突出部を含む、
請求項21に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項23】
前記基板をカットするステップ
をさらに含む、請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項24】
交互に積層された第1物質膜および第2物質膜を含む第1積層物を形成するステップと、
前記第1積層物上に交互に積層された第3物質膜および第4物質膜を含む第2積層物を形成するステップと、
前記第2積層物上に第1マスク層を形成するステップと、
前記第1マスク層および前記第2積層物内に整列キーを形成するステップと、
前記第2積層物の上部面から前記整列キーが突出するように、前記第1マスク層をエッチングするステップと、
前記第2積層物上に第2マスク層を形成するステップと
を含む半導体装置の製造方法。
【請求項25】
前記第2マスク層は、前記整列キーに対応して位置した突出部を含む、
請求項24に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項26】
基板のチップ領域の間に位置したスクライブレーン領域に前記第1積層物を形成する時、前記チップ領域に第1セル積層物を形成し、
前記第2積層物を形成する時、前記第1セル積層物上に第2セル積層物を形成する、
請求項24に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項27】
前記整列キーを用いて前記第2セル積層物内にチャネル構造を形成する、
請求項26に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項28】
前記基板をカットするステップ
をさらに含む、請求項26に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項29】
前記第2マスク層を除去するステップと、
前記第1マスク層を除去するステップと、
前記第2積層物上に層間絶縁膜を形成するステップと
をさらに含む、請求項24に記載の半導体装置の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子装置および電子装置の製造方法に関し、より詳しくは、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体装置の集積度は、単位メモリセルの占める面積によって主に決定される。最近、基板上に単層でメモリセルを形成する半導体装置の集積度の向上が限界に達していることから、基板上にメモリセルを積層する3次元半導体装置が提案されている。また、このような半導体装置の動作信頼性を向上させるために、多様な構造および製造方法が開発されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の一実施例は、安定した構造および改善された特性を有する半導体装置および半導体装置の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
半導体装置は、チップ領域、および前記チップ領域の間に位置したスクライブレーン領域を含む基板と、前記スクライブレーン領域に位置し、交互に積層された第1物質膜および第2物質膜を含む第1積層物と、前記第1積層物内に位置し、前記第1積層物の上部面から突出した第1突出部をそれぞれ含む整列キーとを含むことができる。
【0005】
半導体装置は、チップ領域、および前記チップ領域を取り囲むエッジ領域を含む基板と、前記エッジ領域に位置し、交互に積層された第1物質膜および第2物質膜を含む第1積層物と、前記第1積層物内に位置し、前記第1積層物の上部面から突出した第1突出部を含む少なくとも1つの整列キーと、前記チップ領域に位置し、交互に積層された導電膜および絶縁膜を含むゲート構造と、前記ゲート構造内に位置し、前記整列キーと実質的に同一の高さを有するチャネル構造とを含むことができる。
【0006】
半導体装置の製造方法は、基板のチップ領域の間に位置するスクライブレーン領域に交互に積層された第1物質膜および第2物質膜を含む第1積層物を形成するステップと、前記第1積層物上に第1マスク層を形成するステップと、前記第1マスク層および前記第1積層物内に整列キーを形成するステップと、前記第1積層物の上部面から前記整列キーが突出するように、前記第1マスク層をエッチングするステップとを含むことができる。
【0007】
半導体装置の製造方法は、交互に積層された第1物質膜および第2物質膜を含む第1積層物を形成するステップと、前記第1積層物上に交互に積層された第3物質膜および第4物質膜を含む第2積層物を形成するステップと、前記第2積層物上に第1マスク層を形成するステップと、前記第1マスク層および前記第2積層物内に整列キーを形成するステップと、前記第2積層物の上部面から前記整列キーが突出するように、前記第1マスク層をエッチングするステップと、前記第2積層物上に第2マスク層を形成するステップとを含むことができる。
【発明の効果】
【0008】
本技術によれば、安定した構造を有し、信頼性が向上した半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1A】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図1B】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図2A】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図2B】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図2C】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図2D】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図3A】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図3B】本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
図4】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法のフローチャートである。
図5】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図6A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図6B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図7A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図7B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図8A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図8B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図9A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図9B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図10A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図10B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図11】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図12A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図12B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図13A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図13B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図14A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図14B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図15A】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
図15B】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付した図面を参照して、本発明の技術的思想による実施例を説明する。
【0011】
図1Aおよび図1Bは、本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。
【0012】
図1Aを参照すれば、半導体装置は、基板1を含むことができる。基板1は、チップ領域2、およびスクライブレーン領域3を含むことができる。例えば、基板1は、チップ領域2、およびチップ領域2の間に位置したスクライブレーン領域3を含むことができる。基板1は、シリコンウエハ、SiGeウエハ、SOIウエハなどの半導体基板であってもよい。
【0013】
チップ領域2は、半導体チップが形成された領域であってもよい。基板1に半導体チップが繰り返し形成され、チップ領域2が第1方向I、および第1方向Iと交差した第2方向IIに配列される。スクライブレーン領域3は、チップ領域2の間に位置してもよい。
【0014】
スクライブレーン領域3に、チップ領域2に位置した半導体チップを形成する時に用いるための整列キーが位置してもよい。例えば、整列キーは、半導体チップのチャネル構造、ソースコンタクト構造、支持台、コンタクトプラグ、および分離絶縁膜の少なくとも1つを形成する時に用いられる。ただし、これに限定されず、半導体チップ内の多様な構造物を形成するのに整列キーが用いられる。スクライブレーン領域3に半導体チップをテストするためのテスト構造が位置してもよい。
【0015】
スクライブレーン領域3は、半導体チップを分離するためのダイシング工程で切断される部分である。スクライブレーン領域3に沿って基板1をカットしてチップ領域2のそれぞれを分離させることができる。ブレードを用いるソーイング工程や、レーザを用いるレーザ工程またはステルスダイシング工程などの方式で基板1をカットすることができる。
【0016】
図1Bは、基板1がスクライブレーン領域3に沿ってカットされた後の半導体装置の構造を示す図である。図1Aおよび図1Bを参照すれば、基板1は、チップ領域2、およびエッジ領域3Aを含むことができる。例えば、基板1は、チップ領域2、およびチップ領域2を取り囲むエッジ領域3Aを含むことができる。エッジ領域3Aは、スクライブレーン領域3に沿って基板1がカットされた後に、スクライブレーン領域3が一部残留したものであってもよい。エッジ領域3Aに半導体チップを形成する時に用いられた整列キーが残留してもよい。
【0017】
前述のような構造によれば、スクライブレーン領域3に整列キーが位置してもよい。チップ領域2ではないスクライブレーン領域3に整列キーを位置させることにより、半導体チップの集積度を向上させることができる。
【0018】
図2A図2Dは、本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。図2B図2Dは、図2AのA-A’の断面図である。以下、先に説明した内容と重複した内容は省略して説明する。
【0019】
図2Aを参照すれば、半導体装置は、スクライブレーン領域3に位置した整列キー12を含むことができる。例えば、半導体装置は、エッジ領域3Aに位置した整列キー12を含むことができる。整列キー12は、第1方向I、および第1方向Iと交差した第2方向IIに配列される。整列キー12は、平面上において、第1方向Iに配列された第1グループG1と、第2方向IIに配列された第2グループG2とを含むことができる。整列キー12は、第1グループG1と第2グループG2とが組み合わされた形態で配列される。
【0020】
図2Aおよび図2Bを参照すれば、半導体装置は、基板1、第1積層物11_1、第2積層物11_2、または整列キー12を含むか、これらを組み合わせて含むことができる。半導体装置は、層間絶縁膜ILをさらに含むことができる。
【0021】
第1積層物11_1は、スクライブレーン領域3に位置してもよい。第1積層物11_1は、交互に積層された第1物質膜11Aおよび第2物質膜11Bを含むことができる。例えば、第1積層物11_1は、エッジ領域3Aに位置してもよく、交互に積層された第1物質膜11Aおよび第2物質膜11Bを含むことができる。
【0022】
第2積層物11_2は、第1積層物11_1の下部に位置してもよい。第2積層物11_2は、交互に積層された第3物質膜11Cおよび第4物質膜11Dを含むことができる。ここで、第1物質膜11Aおよび第3物質膜11Cは、絶縁膜であってもよく、第2物質膜11Bおよび第4物質膜11Dは、犠牲膜であってもよい。犠牲膜は、製造過程において導電膜に代替されずに残留した膜であってもよい。第1物質膜11Aまたは第3物質膜11Cは、酸化物を含むことができ、第2物質膜11Bまたは第4物質膜11Dは、窒化物を含むことができる。
【0023】
整列キー12は、スクライブレーン領域3に位置してもよい。例えば、整列キー12は、エッジ領域3Aに位置してもよい。整列キー12は、第1積層物11_1または第2積層物11_2内に位置してもよい。例えば、整列キー12は、第1積層物11_1内に位置してもよい。整列キー12は、第1積層物11_1および層間絶縁膜ILを貫通できる。層間絶縁膜ILは、第1積層物11_1上に位置してもよい。
【0024】
整列キー12は、第1突出部P1を含むことができる。例えば、整列キー12のそれぞれは、第1積層物11_1の上部面から突出した第1突出部P1を含むことができる。整列キー12は、チップ領域2に半導体チップを形成する時、マスクパターンを整列させるための基準点として使用できる。ここで、マスクパターンは、半導体チップを形成する時に必要な開口部を形成するためのものである。マスクパターンは、フォトレジストパターンであってもよく、製造過程において除去されてもよい。
【0025】
本図面には示さないものの、製造過程において整列キー12上にマスク層が形成される。ここで、マスク層は、透明または不透明であってもよい。マスク層が不透明な場合、マスク層の下部に位置した整列キー12が識別されない。したがって、第1突出部P1上にマスク層を形成することにより、第2突出部を含むマスク層を形成することができる。第2突出部は、第1突出部P1に対応して位置するので、半導体チップを形成する時、第2突出部を整列キーとして使用することができる。例えば、第2突出部は、チップ領域2にチャネル構造、分離絶縁膜、ソースコンタクト構造、支持台、およびコンタクト構造の少なくとも1つを形成する時に必要なマスクパターンを整列させるための基準点として使用できる。参照として、第2突出部を含むマスク層は、半導体チップに残留するか、製造過程において除去されてもよい。
【0026】
図2Aおよび図2Cを参照すれば、整列キー12は、第1積層物11_1の下部に位置してもよく、第2積層物11_2内に位置してもよい。第2積層物11_2は、交互に積層された第3物質膜11Cおよび第4物質膜11Dを含むことができる。第2積層物11_2内に位置した整列キーは、半導体チップを形成するために用いられる。例えば、チップ領域2にチャネル構造を形成する時に必要なマスクパターンを整列させるための基準点として使用できる。整列キー12のそれぞれは、第2積層物11_2の上部面から突出した第1突出部P1を含むことができる。
【0027】
第1積層物11_1は、第2積層物11_2上に位置してもよい。第1積層物11_1は、第2突出部P2を含むことができる。例えば、第1積層物11_1は、整列キー12の第1突出部P1に対応して位置した第2突出部P2を含むことができる。第1積層物11_1は、少なくとも1つの第2突出部P2を含むことができる。例えば、複数の第2突出部P2が複数の第1突出部P1にそれぞれ対応して位置してもよい。あるいは、1つの第2突出部P2が複数の第1突出部P1に対応して位置してもよい。
【0028】
第1積層物11_1は、第2突出部P2を含むので、第1積層物11_1が不透明であっても第1積層物11_1の下部に位置した整列キー12の位置が間接的に認識できる。したがって、第2突出部P2が半導体チップを形成する時、整列キーとして使用できる。
【0029】
図2Aおよび図2Dを参照すれば、第1積層物11_1内の整列キー12は、チップ領域2の多様な構造に対応可能であり、多様な形態を含むことができる。例えば、整列キー12は、チップ領域2のチャネル構造、ソースコンタクト構造、支持台、およびコンタクト構造の少なくとも1つと同時に形成され、類似の構造を有することができる。
【0030】
整列キー12のそれぞれは、チップ領域2のチャネル構造を形成する時に一緒に形成され、チャネル構造と類似の構造を有することができる。整列キー12のそれぞれは、ダミーチャネル構造として、ダミーチャネル膜12Aを含むことができる。整列キー12は、ダミーチャネル膜12Aを取り囲むダミーメモリ膜12B、またはダミーチャネル膜12A内のダミー絶縁コア12Cをさらに含むか、これらを組み合わせてさらに含むことができる。整列キー12は、ポリシリコン、酸化物、または窒化物などを含むことができる。例えば、ダミーチャネル膜12Aは、ポリシリコンを含むことができ、ダミー絶縁コア12Cは、ポリシリコンを含むことができる。ダミーメモリ膜12Bは、ダミートンネル膜、ダミーデータ格納膜、およびダミーブロッキング膜の少なくとも1つを含むことができる。ここで、ダミーデータ格納膜は、フローティングゲート、ポリシリコン膜、電荷トラップ物質、窒化膜、可変抵抗物質などを含むことができる。
【0031】
整列キー12のそれぞれは、チップ領域2のソースコンタクト構造を形成する時に一緒に形成され、ソースコンタクト構造と類似の構造を有することができる。ここで、ソースコンタクト構造は、ゲート構造を貫通して、ゲート構造の下部に位置したソース構造に連結されるソースコンタクト構造を意味することができる。整列キー12は、ダミーソースコンタクト構造として、ダミーソースコンタクトプラグ12D、またはダミーソースコンタクトプラグ12Dを取り囲む第1ダミー絶縁スペーサ12Eを含むか、これらを組み合わせて含むことができる。整列キー12は、金属物質、酸化物、または窒化物などを含むことができる。例えば、ダミーソースコンタクトプラグ12Dは、タングステンなどの金属物質を含むことができ、第1ダミー絶縁スペーサ12Eは、酸化物または窒化物などの絶縁物質を含むことができる。
【0032】
整列キー12のそれぞれは、チップ領域2の支持台を形成する時に一緒に形成され、支持台と類似の構造を有することができる。整列キー12は、ダミー支持台12Fを含むことができる。整列キー12は、ダミー支持台12Fとして、酸化物または窒化物などの絶縁物質を含むことができる。
【0033】
整列キー12のそれぞれは、チップ領域2のコンタクト構造を形成する時に一緒に形成され、コンタクト構造と類似の構造を有することができる。ここで、コンタクト構造は、ゲート構造を貫通してゲート構造の下部に位置した周辺回路に連結されるコンタクト構造を意味することができる。整列キー12は、ダミーコンタクトプラグ12G、またはダミーコンタクトプラグ12Gを取り囲む第2ダミー絶縁スペーサ12Hを含むか、これらを組み合わせて含むことができる。ダミーコンタクトプラグ12Gは、タングステンなどの金属物質を含むことができ、第2ダミー絶縁スペーサ12Hは、酸化物または窒化物などの絶縁物質を含むことができる。
【0034】
前述のような構造によれば、スクライブレーン領域3またはエッジ領域3Aに整列キー12が位置してもよい。整列キー12は、第1積層物11_1または第2積層物11_2に位置するか、第1積層物11_1および第2積層物11_2に位置してもよい。整列キー12の第1突出部P1は、チップ領域2にマスクパターンを整列させるための基準点として使用することができる。
【0035】
図3Aおよび図3Bを参照すれば、本発明の一実施例による半導体装置の構造を示す図である。以下、先に説明した内容と重複した内容は省略して説明する。
【0036】
図3Aを参照すれば、半導体装置は、チップ領域2に位置した第1ゲート構造31_1、第2ゲート構造31_2、チャネル構造34、分離絶縁膜35、またはソースコンタクト構造36を含むか、これらを組み合わせて含むことができる。半導体装置は、マスク層33または層間絶縁膜ILをさらに含むか、これらを組み合わせてさらに含むことができる。
【0037】
第1ゲート構造31_1は、チップ領域2に位置してもよい。第1ゲート構造31_1は、図2Bの第1積層物11_1と実質的に同一のレベルに位置してもよい。第1ゲート構造31_1は、交互に積層された第1絶縁膜31Aおよび第1導電膜31Bを含むことができる。第1絶縁膜31Aは、第1積層物11_1の第1物質膜11Aとそれぞれ実質的に同一のレベルに位置してもよく、第1導電膜31Bは、第2物質膜11Bとそれぞれ実質的に同一のレベルに位置してもよい。ここで、第1導電膜31Bは、タングステンなどの金属物質を含むことができ、第1絶縁膜31Aは、酸化物などの絶縁物質を含むことができる。第1導電膜31Bは、ワードライン、ビットライン、または選択ラインであってもよい。
【0038】
第2ゲート構造31_2は、チップ領域2に位置してもよい。第2ゲート構造31_2は、第1ゲート構造31_1の下部に位置してもよい。第2ゲート構造31_2は、図2Bおよび図2Cの第2積層物11_2と実質的に同一のレベルに位置してもよい。第2ゲート構造31_2は、交互に積層された第2絶縁膜31Cおよび第2導電膜31Dを含むことができる。第2絶縁膜31Cは、第2積層物11_2の第3物質膜11Cとそれぞれ実質的に同一のレベルに位置してもよく、第2導電膜31Dは、第4物質膜11Dとそれぞれ実質的に同一のレベルに位置してもよい。ここで、第2導電膜31Dは、タングステンなどの金属物質を含むことができ、第2絶縁膜31Dは、酸化物などの絶縁物質を含むことができる。また、第2導電膜31Dは、ワードライン、ビットライン、または選択ラインであってもよい。
【0039】
マスク層33は、第1ゲート構造31_1上に位置してもよい。マスク層33は、スクライブレーン領域3に図2B図2Dの整列キー12を形成するのに用いられる。例えば、製造過程において整列キー12の第1突出部P1を形成するためにマスク層33をエッチングすることができる。チップ領域2のマスク層33は、製造過程において除去されずに残留したものであってもよい。マスク層33は、酸化物または窒化物などの絶縁物質を含むことができる。
【0040】
チャネル構造34は、第1ゲート構造31_1および第2ゲート構造31_2内に位置してもよい。チャネル構造34のそれぞれは、チャネル膜34A、およびチャネル膜34Aを取り囲むメモリ膜34Bを含むか、これらを組み合わせて含むことができる。チャネル構造34のそれぞれは、チャネル膜34A内の絶縁コア34Cをさらに含むことができる。
【0041】
例えば、第1ゲート構造31_1が第1開口部OP1を含むことができ、第2ゲート構造31_2が第1開口部OP1に連結された第2開口部OP2を含むことができる。チャネル構造34は、第1開口部OP1および第2開口部OP2内に位置してもよい。第1開口部OP1は、図2Bの整列キー12と実質的に同一のレベルに位置してもよい。第2開口部OP2は、図2Cの整列キー12と実質的に同一のレベルに位置してもよい。チャネル構造34は、整列キー12を形成する時に形成されるか、整列キー12を用いて形成されたものであってもよい。
【0042】
チャネル構造34は、図2Bの整列キー12を形成する時に一緒に形成される。例えば、チャネル膜34Aは、ダミーチャネル膜12Aと一緒に形成され、メモリ膜34Bは、ダミーメモリ膜12Bと一緒に形成される。また、絶縁コア34Cは、ダミー絶縁コア12Cと一緒に形成される。メモリ膜34Bは、ブロッキング膜、データ格納膜、またはトンネル膜を含むか、これらを組み合わせて含むことができる。絶縁コア34Cは、酸化物、窒化物、エアギャップなどの絶縁物質を含むことができる。
【0043】
チャネル構造34は、図2Cの整列キー12を用いて形成される。例えば、図2Cの整列キー12を形成する時、第2開口部OP2を形成することができ、図2Cの整列キー12を用いて第1開口部OP1を形成することができる。
【0044】
分離絶縁膜35は、チップ領域2に位置してもよい。分離絶縁膜35は、第1ゲート構造31_1内に位置してもよく、第2ゲート構造31_2内に延びることができる。分離絶縁膜35のそれぞれは、チャネル構造34の間に位置するか、チャネル構造34と重なっていてもよい。分離絶縁膜35は、ゲート構造31_1、31_2に含まれている導電膜31B、31Dの少なくとも一部を絶縁させることができる。分離絶縁膜35は、酸化物、窒化物、エアギャップなどの絶縁物質を含むことができる。
【0045】
分離絶縁膜35は、図2Bの整列キー12を形成する時に一緒に形成される。図2Bまたは図2Cの整列キー12を用いて分離絶縁膜35を形成することも可能である。
【0046】
ソースコンタクト構造36は、ソースコンタクトプラグ36Aを含むことができ、絶縁スペーサ36Bをさらに含むことができる。ソースコンタクト構造36は、第1ゲート構造31_1内に位置してもよく、第2ゲート構造31_2内に延びることができる。ソースコンタクトプラグ36Aは、ポリシリコン、金属などを含むことができる。絶縁スペーサ36Bは、酸化物、窒化物、エアギャップなどの絶縁物質を含むことができる。
【0047】
ソースコンタクト構造36は、図2B図2Dの整列キー12の少なくとも1つを形成する時に一緒に形成される。例えば、ソースコンタクトプラグ36Aは、ダミーソースコンタクトプラグ12Dを形成する時に形成され、絶縁スペーサ36Bは、第1ダミー絶縁スペーサ12Eを形成する時に形成される。
【0048】
ソースコンタクト構造36は、図2B図2Dの整列キー12の少なくとも1つを用いて形成される。例えば、整列キー12を介してマスクパターンを整列させることができ、整列されたマスクパターンをエッチングバリアとしてソースコンタクト構造36を形成することができる。
【0049】
図3Bを参照すれば、半導体装置は、チップ領域2に位置した第1セル積層物31_3、第2セル積層物31_4、支持台37、またはコンタクト構造38を含むか、これらを組み合わせて含むことができる。
【0050】
第1セル積層物31_3は、第1ゲート構造31_1と実質的に同一のレベルに位置してもよい。第1セル積層物31_3は、図2Bの第1積層物11_1と実質的に同一のレベルに位置してもよい。第1積層物11_1を形成する時、第1セル積層物31_3を形成することができる。第1セル積層物31_3は、交互に積層された第1絶縁膜31Aおよび第1犠牲膜31Eを含むことができる。第1犠牲膜31Eは、製造過程において第1導電膜31Bに代替されずに残留したものであってもよい。第1犠牲膜31Eと第1導電膜31Bのそれぞれは、実質的に同一のレベルに位置してもよい。
【0051】
第2セル積層物31_4は、第1セル積層物31_3の下部に位置してもよい。第2セル積層物31_4は、第2ゲート構造31_2と実質的に同一のレベルに位置してもよい。第2セル積層物31_4は、図2Bの第2積層物11_2と実質的に同一のレベルに位置してもよい。第2積層物11_2を形成する時、第2セル積層物31_4を形成することができる。第2セル積層物31_4は、交互に積層された第2絶縁膜31Cおよび第2犠牲膜31Fを含むことができる。第2犠牲膜31Fは、第2導電膜31Dのそれぞれと実質的に同一のレベルに位置してもよい。
【0052】
コンタクト構造38は、チップ領域2に位置してもよい。コンタクト構造38は、コンタクトプラグ38A、またはコンタクトプラグ38Aを取り囲む絶縁スペーサ38Bを含むか、これらを組み合わせて含むことができる。コンタクト構造38は、第1セル積層物31_3内に位置してもよく、第2セル積層物31_4内に延びることができる。コンタクトプラグ38Aは、タングステンなどの金属物質を含むことができ、絶縁スペーサ38Bは、エアギャップ、酸化物、または窒化物などの絶縁物質を含むことができる。
【0053】
コンタクト構造38は、図2B図2Dの整列キー12の少なくとも1つを形成する時に一緒に形成される。例えば、コンタクトプラグ38Aは、ダミーコンタクトプラグ12Gを形成する時に形成され、絶縁スペーサ38Bは、第2ダミー絶縁スペーサ12Hを形成する時に形成される。
【0054】
コンタクト構造38は、図2B図2Dの整列キー12の少なくとも1つを用いて形成される。例えば、整列キー12を介してマスクパターンを整列させることができ、整列されたマスクパターンをエッチングバリアとしてコンタクト構造36を形成することができる。
【0055】
支持台37は、チップ領域2に位置してもよい。支持台37のそれぞれは、第1セル積層物31_3および第1ゲート構造31_1の間に位置してもよい。例えば、支持台37のそれぞれは、第1セル積層物31_3または第1ゲート構造31_1を貫通できる。
【0056】
支持台37は、犠牲膜31E、31Fを導電膜31B、31Dに代替する過程において、セル積層物31_3、31_4またはゲート構造31_1、31_2が傾斜するのを防止または緩和するためのものである。例えば、支持台37の一側の犠牲膜31E、31Fは導電膜31B、31Dに代替されてもよく、支持台37の他側の犠牲膜31E、31Fは残留してもよい。支持台37は、酸化物、窒化物、エアギャップなどの絶縁物質を含むことができる。
【0057】
支持台37は、図2B図2Dの整列キー12の少なくとも1つと一緒に形成される。支持台37は、図2B図2Dの整列キー12の少なくとも1つを用いて形成される。例えば、整列キー12を介してマスクパターンを整列させることができ、整列されたマスクパターンをエッチングバリアとして支持台37を形成することができる。
【0058】
前述のような構造によれば、チップ領域2に位置したチャネル構造34、ソースコンタクト構造36、コンタクト構造38、および支持台37の少なくとも1つとスクライブレーン領域3の整列キー12が一緒に形成され、類似の構造を有することができる。したがって、別の工程を追加することなく、スクライブレーン領域に整列キーを形成することができる。
【0059】
また、整列キー12を用いてチップ領域2のチャネル構造34、分離絶縁膜35、ソースコンタクト構造36、支持台37、およびコンタクト構造38の少なくとも1つを形成することができる。
【0060】
図4は、本発明の一実施例による半導体装置の製造方法のフローチャートである。以下、先に説明した内容と重複した内容は省略して説明する。
【0061】
図4を参照すれば、基板のスクライブレーン領域に第1積層物および第1マスク層を形成することができ、第1積層物および第1マスク層内に整列キーを形成することができる(S410)。スクライブレーン領域は、基板のチップ領域の間に位置してもよい。
【0062】
次に、整列キーが突出するように、第1マスク層をエッチングし、第2マスク層を形成することができる(S420)。第2マスク層は、整列キーに対応して位置した突出部を含むことができる。
【0063】
次に、基板のチップ領域に分離絶縁膜、ソースコンタクト構造、支持台、およびコンタクト構造の少なくとも1つを形成することができる(S430)。スクライブレーン領域の整列キーを用いて特定構造物のマスクパターンを形成し、マスクパターンをエッチングバリアとして特定構造物を形成することができる。
【0064】
次に、スクライブレーン領域に沿って基板をカットすることができる(S440)。基板をカットする時、整列キーが壊れることがあり、基板のエッジ領域に整列キーが残留してもよい。
【0065】
図5図6Aおよび図6B図7Aおよび図7B図8Aおよび図8B図9Aおよび図9B、並びに図10Aおよび図10Bは、本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。図5は、レイアウトであり、各番号のA図は、スクライブレーン領域50の断面図であり、各番号のB図は、チップ領域60の断面図である。
【0066】
図5を参照すれば、基板100は、スクライブレーン領域50およびチップ領域60を含むことができる。チップ領域60は、半導体チップが形成される領域であってもよい。チップ領域60の間にスクライブレーン領域50が位置してもよい。
【0067】
図5図6Aおよび図6Bを参照すれば、基板100のスクライブレーン領域50に第1積層物51_1を形成することができる。第1積層物51_1は、交互に積層された第1物質膜51Aおよび第2物質膜51Bを含むことができる。第1物質膜51Aは、酸化物などの絶縁物質を含むことができ、第2物質膜51Bは、窒化物などの犠牲物質を含むことができる。
【0068】
チップ領域60に第1セル積層物61_1を形成することができる。スクライブレーン領域50の第1積層物51_1を形成する時、チップ領域60に第1セル積層物61_1を形成することができる。第1セル積層物61_1は、交互に積層された第1物質膜61Aおよび第2物質膜61Bを含むことができる。第1物質膜61Aは、酸化物などの絶縁物質を含むことができ、第2物質膜61Bは、窒化物などの犠牲物質を含むことができる。
【0069】
次に、チップ領域60に犠牲膜64Dを形成することができる。犠牲膜64Dは、第1積層物61_1内に形成される。犠牲膜64Dは、タングステンなどの犠牲物質を含むことができる。
【0070】
図5および図7Aを参照すれば、スクライブレーン領域50に第2積層物51_2を形成することができる。第2積層物51_2は、交互に積層された第3物質膜51Cおよび第4物質膜51Dを含むことができる。第3物質膜51Cは、酸化物などの絶縁物質を含むことができ、第4物質膜51Dは、窒化物などの犠牲物質を含むことができる。次に、第2積層物51_2上に第1マスク層53を形成することができる。第1マスク層53は、酸化物または窒化物などの絶縁物質を含むことができる。
【0071】
次に、整列キー52を形成することができる。まず、第3開口部OP3を形成することができる。第3開口部OP3は、第2積層物51_2内で第1積層物51_1が露出するように形成される。次に、第3開口部OP3内に整列キー52をそれぞれ形成することができる。
【0072】
図5図7Aおよび図7Bを参照すれば、チップ領域60の第1セル積層物61_1上に第2セル積層物61_2を形成することができる。スクライブレーン領域50に第2積層物51_2を形成する時、第2セル積層物61_2を形成することができる。第2セル積層物61_2は、交互に積層された第3物質膜61Cおよび第4物質膜61Dを含むことができる。第3物質膜61Cは、酸化物などの絶縁物質を含むことができ、第4物質膜61Dは、窒化物などの犠牲物質を含むことができる。
【0073】
次に、第2セル積層物61_2上に第1マスク層63を形成することができる。第1マスク層63は、スクライブレーン領域50の第1マスク層53と実質的に同一のレベルに位置してもよく、1つの層に形成される。
【0074】
次に、チャネル構造64を形成することができる。まず、第2セル積層物61_2内に第1開口部OP1に連結された第2開口部OP2を形成することができる。スクライブレーン領域50の第3開口部OP3を形成する時、第2開口部OP2を形成することができる。次に、第2開口部OP2を介して犠牲膜64Dを除去し、第1開口部OP1および第2開口部OP2内にチャネル構造64を形成することができる。整列キー52を形成する時、チャネル構造64を形成することができる。チャネル構造64のそれぞれは、チャネル膜64A、チャネル膜64Aを取り囲むメモリ膜64B、およびチャネル膜64A内の絶縁コア64Cの少なくとも1つを含むことができる。
【0075】
図5図8Aおよび図8Bを参照すれば、第2積層物51_2の上部面から整列キー52が突出するように、第1マスク層53をエッチングすることができる。例えば、第1マスク層53を選択的にエッチングして整列キー52が突出できる。これにより、スクライブレーン領域50の第1マスク層53が除去され、チップ領域60の第1マスク層63は残留してもよい。ここで、整列キー52それぞれの突出した部分は、第1突出部P1と定義される。
【0076】
次に、第2積層物51_2上に第2マスク層59を形成することができる。第2マスク層59は、整列キー52に対応して位置した突出部を含むことができる。第2マスク層59の突出した部分は、第2突出部P2と定義される。
【0077】
第2マスク層59は、積層物51_1、51_2に対してエッチング選択比が大きい物質を含むことができる。例えば、マスク層59は、炭素を含むことができる。マスク層59は、高温工程で形成された炭素膜、または金属がドープされた炭素膜を含むことができる。第2マスク層59は、透明な物質を含むか、不透明な物質を含むことができる。例えば、第2マスク層59は、不透明な物質を含むことができる。
【0078】
第2マスク層59が不透明な場合、第2マスク層59の下部に形成された整列キー52が認識されない。本発明の一実施例によれば、整列キー52のそれぞれが第1突出部P1を含むように形成され、第2マスク層59が第1突出部P1に対応する位置に第2突出部P2を含むように形成される。したがって、第2マスク層59の第2突出部P2によって整列キー52の位置が間接的に認識できる。
【0079】
スクライブレーン領域50の第2マスク層59を形成する時、チップ領域60に第2マスク層69を形成することができる。第2セル積層物61_2の上部面から突出した部分がないため、第2セル積層物61_2上に形成された第2マスク層69は、突出した部分を含まず、平坦な上部面を含むことができる。
【0080】
図5図9Aおよび図9Bを参照すれば、チップ領域60に第4開口部OP4を形成することができる。まず、スクライブレーン領域50の整列キー52を用いてチップ領域60にマスクパターンPRを整列させることができる。次に、マスクパターンPRをエッチングバリアとして第2マスク層69、第1マスク層63、第2セル積層物61_2、および第1セル積層物61_1をエッチングして第4開口部OP4を形成することができる。第4開口部OP4は、第2マスク層69、第1マスク層63、第2セル積層物61_2、および第1セル積層物61_1の一部のみを貫通するように形成される。
【0081】
スクライブレーン領域50の第2マスク層59は、チップ領域60にマスクパターンPRを形成して第4開口部OP4を形成する過程において整列キー52が損傷するのを防止または緩和させることができる。例えば、第4開口部OP4を形成するために使用されるガスや溶液から整列キー52が損傷するのを防止または緩和させることができる。マスクパターンPRおよび第2マスク層59、69は、製造過程において残留したり、除去されてもよい。例えば、マスクパターンPRおよび第2マスク層59、69は除去されてもよい。
【0082】
図5図10Aおよび図10Bを参照すれば、スクライブレーン領域50に層間絶縁膜ILを形成することができる。まず、第2マスク層59を除去することができる。次に、第2積層物51_2上に層間絶縁膜ILを形成することができる。層間絶縁膜ILは、整列キー52の上部面と実質的に同一のレベルに形成される。ただし、これに限定されず、層間絶縁膜ILは、整列キー52の上部面を覆うように形成されてもよい。
【0083】
チップ領域60にソースコンタクト構造66を形成することができる。まず、スクライブレーン領域50の第2マスク層59を除去する時、チップ領域60の第2マスク層69を除去することができる。次に、第4開口部OP4内にソースコンタクト構造66を形成することができる。ソースコンタクト構造66は、ソースコンタクトプラグ66A、およびソースコンタクトプラグ66Aを取り囲む絶縁スペーサ66Bを含むことができる。参照として、第4開口部OP4内にソースコンタクト構造66を形成することに限定されない。例えば、第4開口部OP4内に分離絶縁膜、支持台、およびコンタクト構造の少なくとも1つを形成することができる。
【0084】
次に、チップ領域60に層間絶縁膜ILを形成することができる。スクライブレーン領域50の層間絶縁膜ILを形成する時、チップ領域60の層間絶縁膜ILが形成される。
【0085】
次に、基板100をカットすることができる。例えば、スクライブレーン領域50に沿って基板100をカットすることができる。これによって、基板100は、チップ領域60、およびチップ領域60を取り囲むエッジ領域を含むことができる。エッジ領域は、スクライブレーン領域50の積層物51_1、51_2および整列キー52の少なくとも1つが残留してもよい。
【0086】
参照として、スクライブレーン領域50の整列キー52を形成する時、ソースコンタクト構造66、分離絶縁膜、支持台、およびコンタクト構造の少なくとも1つを形成することができる。例えば、スクライブレーン領域50に整列キー52を形成するためのマスクパターンを整列させる時、チップ領域60に同一のマスクパターンを整列させることができる。したがって、スクライブレーン領域50およびチップ領域60に類似の構造の整列キー、ソースコンタクト構造66、分離絶縁膜、支持台、およびコンタクト構造を形成することができる。
【0087】
また、ソースコンタクト構造66を形成する前、セル積層物61_1、61_2の第2物質膜61B、61Dが導電膜61E、61Fに代替されてもよい。第4開口部OP4を介して第2物質膜61B、61Dを除去し、導電膜61E、61Fに代替することができる。導電膜61E、61Fは、タングステンなどの金属物質を含むか、シリサイド物質を含むことができる。これによって、交互に積層された第1絶縁膜61Aおよび第1導電膜61Eを含む第1ゲート構造61_1Aと、交互に積層された第2絶縁膜61Cおよび第2導電膜61Fを含む第2ゲート構造61_2Aとが定義される。
【0088】
第2物質膜61B、61Dのそれぞれは、全体的に導電膜61E、61Fに代替されるか、一部が導電膜61E、61Fに代替されてもよい。第2物質膜61B、61Dのうち第2開口部OP2に近い部分は導電膜61E、61Fに代替され、離隔した部分は残留してもよい。
【0089】
前述のような工程によれば、チップ領域60ではないスクライブレーン領域50に整列キー52を形成することにより、半導体チップの集積度を向上させることができる。
【0090】
また、スクライブレーン領域50に第1突出部P1を含む整列キー52が形成されて、第2突出部P2を含む第2マスク層59が形成される。したがって、第2マスク層59の第2突出部P2を整列キーとして用いて、チップ領域60にマスクパターンPRを整列させることができる。
【0091】
さらに、スクライブレーン領域50に整列キー52を形成する時、チップ領域60にチャネル構造64、分離絶縁膜、ソースコンタクト構造66、支持台、またはコンタクト構造を形成することができる。したがって、別の工程を追加することなく、スクライブレーン領域50に整列キー52を形成することができる。
【0092】
図11図12Aおよび図12B図13Aおよび図13B図14Aおよび図14B、並びに図15Aおよび図15Bは、本発明の一実施例による半導体装置の製造方法を説明するための図である。図11は、レイアウトであり、各番号のA図は、スクライブレーン領域70の断面図であり、各番号のB図は、チップ領域80の断面図である。以下、先に説明した内容と重複した内容は省略して説明する。
【0093】
図11図12Aおよび図12Bを参照すれば、基板100のチップ領域80の間に位置したスクライブレーン領域70に交互に積層された第1物質膜71Aおよび第2物質膜71Bを含む第1積層物71_1を形成することができる。次に、第1積層物71_1上に第1マスク層73を形成することができる。
【0094】
次に、第1マスク層73および第1積層物71_1内に整列キー72を形成することができる。まず、第1マスク層73および第1積層物71_1内に第3開口部OP3を形成することができる。次に、第3開口部OP3内に整列キー72をそれぞれ形成することができる。
【0095】
第1積層物71_1を形成する時、チップ領域80に第1セル積層物81_1を形成することができる。第1セル積層物81_1は、交互に積層された第1物質膜81Aおよび第2物質膜81Bを含むことができる。次に、第1積層物71_1上に第1マスク層73を形成する時、第1セル積層物81_1上に第1マスク層83を形成することができる。
【0096】
次に、整列キー72を形成する時、第1積層物81_1内に犠牲膜84Dを形成することができる。まず、第1マスク層83および第1セル積層物81_1内に第1開口部OP1を形成することができる。次に、第1開口部OP1内に犠牲膜84Dをそれぞれ形成することができる。ここで、第1開口部OP1は、第3開口部OP3と一緒に形成される。
【0097】
図11図13Aおよび図13Bを参照すれば、スクライブレーン領域70に第1積層物71_1の上部面から整列キー72が突出するように、第1マスク層73をエッチングすることができる。整列キー72の突出した部分は、第1突出部P1と定義される。第1マスク層73がエッチングされる時、チップ領域80の第1マスク層83は残留してもよい。
【0098】
次に、第1積層物71_1上に第2積層物71_2を形成することができる。第2積層物71_2は、交互に積層された第3物質膜71Cおよび第4物質膜71Dを含むことができる。第2積層物71_2は、整列キー72に対応して位置した突出部を含むことができる。第2積層物71_2の突出部は、第3突出部P3と定義される。第2積層物71_2は、少なくとも1つの第3突出部P3を含むことができる。例えば、第3突出部P3は、第1突出部P1と一対一に対応するか、多対一に対応してもよい。
【0099】
次に、第2積層物71_2上に第2マスク層79を形成することができる。第2マスク層79は、第3突出部P3に対応して位置した突出部を含むことができる。第2マスク層79の突出部は、第2突出部P2と定義される。第2突出部P2は、第1突出部P1に対応して位置してもよい。
【0100】
第2積層物71_2を形成する時、チップ領域80に第2セル積層物81_2を形成することができる。第2セル積層物81_2は、交互に積層された第3物質膜81Cおよび第4物質膜81Dを含むことができる。次に、第2マスク層79を形成する時、チップ領域80に第2マスク層89を形成することができる。第2マスク層89および第2セル積層物81_2は、第2マスク層79および第2積層物71_2とは異なって突出部を含まない。犠牲膜84Dおよび第1セル積層物81_1は、上部面から突出する突出部を含まないからである。
【0101】
図11図14Aおよび図14Bを参照すれば、チップ領域80に第2開口部OP2を形成することができる。まず、スクライブレーン領域70の整列キー72を用いて形成された第3突出部P3を含む第2積層物71_2、または第2突出部P2を含む第2マスク層79を介してチップ領域80にマスクパターンPRを整列させることができる。例えば、第3突出部P3または第2突出部P2によって整列キー72の位置が間接的に認識できる。認識された整列キー72の位置に基づいてチップ領域80にマスクパターンPRを整列させることができる。次に、マスクパターンPRをエッチングバリアとして第2マスク層89および第2セル積層物81_2をエッチングして第1開口部OP1に連結された第2開口部OP2を形成することができる。
【0102】
スクライブレーン領域70の第2マスク層79は、製造過程において整列キー72を保護するためのものである。例えば、第2マスク層79は、チップ領域80に第2開口部OP2を形成する時に使用されるガスや溶液から整列キー72が損傷するのを防止または緩和させることができる。
【0103】
図11図15Aおよび図15Bを参照すれば、スクライブレーン領域70に層間絶縁膜ILを形成することができる。まず、第2マスク層79を除去することができる。次に、第2積層物71_2上に層間絶縁膜ILを形成することができる。
【0104】
チップ領域80にチャネル構造84を形成することができる。まず、第2開口部OP2を介して犠牲膜84Dを除去することができる。次に、第1開口部OP1および第2開口部OP2内にチャネル構造84をそれぞれ形成することができる。チャネル構造84のそれぞれは、チャネル膜84A、メモリ膜84B、および絶縁コア84Cの少なくとも1つを含むことができる。参照として、第2開口部OP2内にチャネル構造84を形成することに限定されない。例えば、第2開口部OP2内に分離絶縁膜、ソースコンタクト構造、支持台、およびコンタクト構造の少なくとも1つを形成することができる。
【0105】
次に、チップ領域80に層間絶縁膜ILを形成することができる。スクライブレーン領域70の層間絶縁膜ILを形成する時、チップ領域80の層間絶縁膜ILが形成される。次に、基板100をカットすることができる。例えば、スクライブレーン領域70に沿って基板100をカットすることができる。これによって、基板100は、チップ領域80、およびチップ領域80を取り囲むエッジ領域を含むことができる。
【0106】
前述のような工程によれば、第1積層物71_1に第1突出部P1を含む整列キー72が形成され、第1積層物71_1上に第2積層物71_2および第2マスク層79が形成される。第2積層物71_2および第2マスク層79は、第1突出部P1によってそれぞれ第3突出部P3および第2突出部P2を含むことができる。第2突出部P2および第3突出部P3によって整列キー72の位置が間接的に認識できる。
【0107】
以上、添付した図面を参照して、本発明の技術的思想による実施例を説明したが、これは本発明の概念による実施例を説明するためのものに過ぎず、本発明は上記の実施例に限定されない。特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって実施例に対する多様な形態の置換、変形および変更が可能であり、これも本発明の範囲に属する。
【符号の説明】
【0108】
1、100:基板
2、60:チップ領域
3、50:スクライブレーン領域
3A:エッジ領域
12、52:整列キー
11_1、11_2、51_1、51_2、71_1、71_2:積層物
11A、51A、61A、71A、81A:第1物質膜
11B、51B、61B、71B、81B:第2物質膜
11C、51C、61C、71C、81C:第3物質膜
11D、51D、61D、71D、81D:第4物質膜
12A:ダミーチャネル膜
12B:ダミーメモリ膜
12C:ダミー絶縁コア
12D:ダミーソースコンタクトプラグ
12E:第1ダミー絶縁スペーサ
12F:ダミー支持台
12G:ダミーコンタクトプラグ
12H:第2ダミー絶縁スペーサ
31_1、31_2、61_1A、61_2A、81_1A、81_2A:ゲート構造
31_3、31_4、61_1、61_2、81_1、81_2:セル積層物
31A、31C:絶縁膜
31B、31D:導電膜
31E、31F:犠牲膜
33、53、63、59、69、73、83、79、89:マスク層
34、64:チャネル構造
34A、64A:チャネル膜
34B、64B:メモリ膜
34C、64C:絶縁コア
35:分離絶縁膜
36:ソースコンタクト構造
36A:ソースコンタクトプラグ
36B:絶縁スペーサ
37:支持台
38:コンタクト構造
38A:コンタクトプラグ
38B:絶縁スペーサ
61E、61F、81E、81F:導電膜
64D、84D:犠牲膜
OP:開口部
P:突出部
G:グループ
PR:マスクパターン
IL:層間絶縁膜
図1A
図1B
図2A
図2B
図2C
図2D
図3A
図3B
図4
図5
図6A
図6B
図7A
図7B
図8A
図8B
図9A
図9B
図10A
図10B
図11
図12A
図12B
図13A
図13B
図14A
図14B
図15A
図15B