特開2025-179276IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ノルボルネン単量体由来の構成単位とエチレン由来の構成単位とを含む環状オレフィン共重合体の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】ポリエチレン様の不純物の生成を抑制しつつ、ノルボルネン単量体と、エチレンとを含むモノマーを共重合させて環状オレフィン共重合体を効率良く製造できる、環状オレフィン共重合体の製造方法を提供すること。
【解決手段】ノルボルネン単量体と、エチレンとを含むモノマーを、特定の構造の含金属触媒との存在下に重合させる。含金属触媒としては、M-A-Zで表される結合を有する化合物を用いる。Mは、周期律表第4族遷移金属の原子である。Aは、酸素原子、硫黄原子、セレン原子、又はテルル原子である、Zは、置換基を有するフェニル基である。Zとしてのフェニル基において、Aが結合する位置に対するパラ位に、ケイ素原子、又はゲルマニウム原子を含んでいてもよい炭化水素基が結合している。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、非特許文献1に記載される方法によっては、環状オレフィンとエチレンとの共重合体を高収率で製造できない問題がある。この問題に対する対策としては、活性の高い触媒を用いて重合を行うことが考えられる。 しかしながら、環状オレフィン共重合体の製造効率を高める目的で、活性の高い触媒を用いて重合を行うと、ポリエチレン様の不純物が生成しやすい場合がある。環状オレフィン共重合体にポリエチレン様の不純物が含まれると、環状オレフィン共重合体を溶媒に溶解させた場合に濁りが生じる。このような現象からも理解できる通り、環状オレフィン共重合体にポリエチレン様の不純物が含まれると、環状オレフィン共重合体の透明性の低下が懸念される。さらに、ポリエチレン様の不純物が生成すると、環状オレフィン共重合体を製造する一般的な製造プロセスにおいて、不溶なポリエチレン様の不純物をろ過・除去するという製造コストの増大を招くプロセスが必要である。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、ノルボルネン単量体と、エチレンとを含むモノマーを、特定の構造の含金属触媒の存在下に重合させることにより、の課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には、本発明は以下のものを提供する。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、ポリエチレン様の不純物の生成を抑制しつつ、ノルボルネン単量体と、エチレンとを含むモノマーを共重合させて環状オレフィン共重合体を効率良く製造できる、環状オレフィン共重合体の製造方法を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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