特開2026-154516IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

複合酸化物混合原料の製造方法、常磁性ガーネット型透明セラミックス、並びにそれを用いた磁気光学材料及び磁気光学デバイス

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】 テルビウムとアルミニウムを主成分として含む複合酸化物の透明焼結体を得るために好適な出発原料である複合酸化物混合原料を製造する方法を提供する。
【解決手段】
酸化アルミニウム原料と、少なくとも酸化テルビウムをモル比率で50%以上含有する希土類酸化物原料とを混合して得られる複合酸化物混合原料の製造方法は、第一段階として、酸化アルミニウム原料のみを分散混合処理して、酸化アルミニウムが溶媒に凝集体として残る成分がない状態に分散した第一のスラリーを得て、第二段階として、希土類酸化物原料を第一のスラリー中に追加投入してから更に混合分散処理することで、すべての金属酸化物が溶媒に凝集体として残る成分がない状態に分散した第二のスラリーを得て、第二のスラリーを乾燥処理する。
【選択図】 なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献18に記載の方法は確かに複数の希土類元素を均一に分散させる効果があり、均質に混合された好適な複合酸化物混合原料粉末を入手する製造方法としては好ましい。但し、希土類元素ではないアルミニウムの酸化物については、これを同時に共沈法で均一分散させることは難しい。共沈法の繰り返し重量%精度が数%しかない一方で、異相を含まないガーネット単相のテルビウム含有常磁性透明セラミック焼結体を作製するための複合酸化物混合原料粉末を得るには、希土類酸化物とアルミニウム酸化物の重量%割合を誤差0.1%以下の精度で管理する必要があるためである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本発明は、第一の態様として、酸化アルミニウム原料と、少なくとも酸化テルビウムをモル比率で50%以上含有する希土類酸化物原料とを混合して得られる複合酸化物混合原料の製造方法であって、第一段階として、金属酸化物の原料のうち、酸化アルミニウム原料のみを分散混合処理して、酸化アルミニウムが溶媒に凝集体として残る成分がない状態に分散した第一のスラリーを得る工程と、第二段階として・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

このように本発明によれば、第一段階で酸化アルミニウム原料のみを予め分散混合処理することで、酸化アルミニウムが凝集することなく混合原料粉末中に分散された複合酸化物混合原料を得ることができる。また、そのため、当該原料を用いて焼結体を作製した場合、組成ムラや屈折率ムラの小さい高品質な透明セラミックスに仕上げることができ、高出力のハイパワーレーザー加工機に搭載可能な常磁性ガーネット型透明セラミックス、並びにそれを用いた磁気光学材料および磁気光学デバイスを提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明に係る常磁性ガーネット型透明セラミックスをファラデー回転子として用いた光アイソレータの一例を模式的に示す断面図である。
【図2】 実施例3の複合酸化物混合原料を用いて得られた常磁性ガーネット型透明セラミックスのシュリーレン像を示す画像である。
【図3】 比較例3の複合酸化物混合原料を用いて得られた常磁性ガーネット型透明セラミックスのシュリーレン像を示す画像である。
100 光アイソレータ 102 筐体 104 光学軸 110 ファラデー回転子 120 偏光子 130 検光子 140 磁石

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