(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-15
(45)【発行日】2022-02-24
(54)【発明の名称】プロジェクタ
(51)【国際特許分類】
G03B 21/14 20060101AFI20220216BHJP
G03B 21/00 20060101ALI20220216BHJP
H04N 5/74 20060101ALI20220216BHJP
【FI】
G03B21/14 D
G03B21/00 D
H04N5/74 E
(21)【出願番号】P 2018159488
(22)【出願日】2018-08-28
【審査請求日】2020-07-29
(73)【特許権者】
【識別番号】306037311
【氏名又は名称】富士フイルム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083116
【氏名又は名称】松浦 憲三
(74)【代理人】
【識別番号】100170069
【氏名又は名称】大原 一樹
(74)【代理人】
【識別番号】100128635
【氏名又は名称】松村 潔
(74)【代理人】
【識別番号】100140992
【氏名又は名称】松浦 憲政
(72)【発明者】
【氏名】中村 友和
(72)【発明者】
【氏名】吉田 浩二
(72)【発明者】
【氏名】田中 邦彦
【審査官】新井 重雄
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2018/055964(WO,A1)
【文献】国際公開第2018/055963(WO,A1)
【文献】国際公開第2017/169903(WO,A1)
【文献】特開2018-21943(JP,A)
【文献】特開2012-98506(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03B 21/14
G03B 21/00
H04N 5/74
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体部と、レンズを支持するレンズ部と、を備え、
前記レンズ部は、第1ブロック体と第2ブロック体と、からなり、
前記第2ブロック体は前記本体部と接続されており、前記本体部との接続方向を回転軸として、回転軸回りに回動可能であり、
前記第1ブロック体は、一方に前記レンズが装着され、他方に前記第2ブロック体が接続されており、前記第2ブロック体との接続方向を回転軸として、回転軸回りに回動可能であ
り、
前記本体部は、矩形が一部切り欠かれたL字形状であり、前記レンズ部は、前記本体部が切り欠かれた切欠部に配置されるプロジェクタ。
【請求項2】
前記第1ブロック体の回転軸は、前記第2ブロック体の回転軸に対して、垂直である請求項1に記載のプロジェクタ。
【請求項3】
前記第1ブロック体及び前記第2ブロック体は、それぞれ90度単位で回動可能である請求項1又は2に記載のプロジェクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクタに係り、特に、本体部を移動させることなく、投影位置又は投影方向を変更することができるプロジェクタに関する。
【背景技術】
【0002】
LCD(liquid crystal display:液晶ディスプレイ)やDMD(Digital Mirror Device:デジタルミラーデバイス)などの光変調装置によって画像が付与された光をスクリーンに向けて投射し、スクリーン上に画像を表示するプロジェクタが知られている。プロジェクタは、光源装置から出射された光(照明光)が、光変調装置(画像形成装置)によって画像信号(画像情報)に応じた画像が付与されて、画像光として投射レンズから出射され、画像がスクリーン上に投射される。
【0003】
プロジェクタは、設置環境の変化や視聴者の移動などの要因により、投射位置や投射方向の変更が必要な場合がある。例えば、下記の特許文献1には、視聴者の位置に応じて投影位置を決定し、その投影位置に応じてプロジェクタの位置、又は、投射方向を変更することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されている投影装置においても、投射位置又は投射方向を変更するために、投射装置本体を移動させる必要があり、作業の煩わしさは改善されていなかった。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、投影装置本体を動かすことなく、投射位置又は投射方向を変更することができるプロジェクタを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的を達成するために、本発明に係るプロジェクタは、本体部と、レンズを支持するレンズ部と、を備え、レンズ部は、第1ブロック体と第2ブロック体と、からなり、第2ブロック体は本体部と接続されており、本体部との接続方向を回転軸として、回転軸回りに回動可能であり、第1ブロック体は、一方にレンズが装着され、他方に第2ブロック体が接続されており、第2ブロック体との接続方向を回転軸として、回転軸回りに回動可能である。
【0008】
本発明によれば、第1ブロック体及び第2ブロック体が、それぞれ回動可能に構成されているため、第1ブロック体と第2ブロック体の回転を組み合わせることで、レンズを様々な方向に向かせることができる。したがって、プロジェクタの本体部を動かすことなく、投影方向を変更することができる。
【0009】
本発明の一態様は、第1ブロック体の回転軸は、第2ブロック体の回転軸に対して、垂直であることが好ましい。
【0010】
この態様によれば、第1ブロック体の回転軸を第2ブロック体の回転軸に対して垂直とすることで、設置した本体部に対して、上下左右方向に確実に投影することができる。
【0011】
本発明の一態様は、第1ブロック体及び第2ブロック体は、それぞれ90度単位で回動可能であることが好ましい。
【0012】
この態様によれば、第1ブロック体及び第2ブロック体を、それぞれ90度単位で回動可能とすることで、設置した本体部に対して、上下左右方向で固定して確実に投影することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明のプロジェクタによれば、本体部に設けられたレンズ部が、第1ブロック体と第2ブロック体とからなり、第1ブロック体は、第2ブロック体と異なる方向に回転させることができる。したがって、本体部を動かすことなく、投射位置又は投射方向を変更させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】第1実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図2】第1実施形態のプロジェクタの正面図である。
【
図3】第1実施形態のプロジェクタの背面図である。
【
図4】第1実施形態のプロジェクタの平面図である。
【
図5】第1実施形態のプロジェクタの底面図である。
【
図6】第1実施形態のプロジェクタの右側面図である。
【
図7】第1実施形態のプロジェクタの左側面図である。
【
図8】第1実施形態のプロジェクタにおいて、レンズを第1の方向に向けた状態の斜視図である。
【
図9】第1実施形態のプロジェクタにおいて、レンズを第2の方向に向けた状態の斜視図である。
【
図10】第1実施形態のプロジェクタにおいて、レンズを第3の方向に向けた状態の斜視図である。
【
図11】第1実施形態のプロジェクタにおいて、レンズを第4の方向に向けた状態の斜視図である。
【
図12】第1実施形態のプロジェクタにおいて、レンズを第5の方向に向けた状態の斜視図である。
【
図13】第1実施形態のプロジェクタにおいて、レンズを第6の方向に向けた状態の斜視図である。
【
図14】第1実施形態のプロジェクタにおいて、レンズを第7の方向に向けた状態の斜視図である。
【
図15】第1実施形態のプロジェクタにおいて、レンズを第8の方向に向けた状態の斜視図である。
【
図16】第1実施形態のプロジェクタにおいて、レンズを第9の方向に向けた状態の斜視図である。
【
図17】第1実施形態のプロジェクタにおいて、レンズを第10の方向に向けた状態の斜視図である。
【
図18】第1実施形態のプロジェクタにおいて、レンズを第11の方向に向けた状態の斜視図である。
【
図19】第2実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図20】第3実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図21】第4実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図22】第4実施形態のプロジェクタの正面図である。
【
図23】第4実施形態のプロジェクタの背面図である。
【
図24】第4実施形態のプロジェクタの平面図である。
【
図25】第4実施形態のプロジェクタの底面図である。
【
図26】第4実施形態のプロジェクタの右側面図である。
【
図27】第4実施形態のプロジェクタの左側面図である。
【
図28】第5実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図29】第6実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図30】第7実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図31】第7実施形態のプロジェクタの正面図である。
【
図32】第7実施形態のプロジェクタの背面図である。
【
図33】第7実施形態のプロジェクタの平面図である。
【
図34】第7実施形態のプロジェクタの底面図である。
【
図35】第7実施形態のプロジェクタの右側面図である。
【
図36】第7実施形態のプロジェクタの左側面図である。
【
図37】第8実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図38】第9実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図39】第10実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図40】第10実施形態のプロジェクタの正面図である。
【
図41】第10実施形態のプロジェクタの背面図である。
【
図42】第10実施形態のプロジェクタの平面図である。
【
図43】第10実施形態のプロジェクタの底面図である。
【
図44】第10実施形態のプロジェクタの右側面図である。
【
図45】第10実施形態のプロジェクタの左側面図である。
【
図46】第11実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図47】第12実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図48】第13実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図49】第13実施形態のプロジェクタの正面図である。
【
図50】第13実施形態のプロジェクタの背面図である。
【
図51】第13実施形態のプロジェクタの平面図である。
【
図52】第13実施形態のプロジェクタの底面図である。
【
図53】第13実施形態のプロジェクタの右側面図である。
【
図54】第13実施形態のプロジェクタの左側面図である。
【
図55】第14実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図56】第15実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図57】第16実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図58】第16実施形態のプロジェクタの正面図である。
【
図59】第16実施形態のプロジェクタの背面図である。
【
図60】第16実施形態のプロジェクタの平面図である。
【
図61】第16実施形態のプロジェクタの底面図である。
【
図62】第16実施形態のプロジェクタの右側面図である。
【
図63】第16実施形態のプロジェクタの左側面図である。
【
図64】第17実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図65】第18実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図66】第19実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図67】第19実施形態のプロジェクタの正面図である。
【
図68】第19実施形態のプロジェクタの背面図である。
【
図69】第19実施形態のプロジェクタの平面図である。
【
図70】第19実施形態のプロジェクタの底面図である。
【
図71】第19実施形態のプロジェクタの右側面図である。
【
図72】第19実施形態のプロジェクタの左側面図である。
【
図73】第20実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図74】第21実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図75】第22実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図76】第22実施形態のプロジェクタの正面図である。
【
図77】第22実施形態のプロジェクタの背面図である。
【
図78】第22実施形態のプロジェクタの平面図である。
【
図79】第22実施形態のプロジェクタの底面図である。
【
図80】第22実施形態のプロジェクタの右側面図である。
【
図81】第22実施形態のプロジェクタの左側面図である。
【
図82】第23実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図83】第24実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図84】第25実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図85】第25実施形態のプロジェクタの正面図である。
【
図86】第25実施形態のプロジェクタの背面図である。
【
図87】第25実施形態のプロジェクタの平面図である。
【
図88】第25実施形態のプロジェクタの底面図である。
【
図89】第25実施形態のプロジェクタの右側面図である。
【
図90】第25実施形態のプロジェクタの左側面図である。
【
図91】第26実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【
図92】第27実施形態のプロジェクタの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付図面にしたがって、本発明に係るプロジェクタについて説明する。
【0016】
<第1実施形態>
図1は第1実施形態のプロジェクタの斜視図であり、
図2はプロジェクタの正面図、
図3はプロジェクタの背面図、
図4はプロジェクタの平面図、
図5はプロジェクタの底面図、
図6はプロジェクタの右側面図、
図7はプロジェクタの左側面図である。
【0017】
図1から7に示すように、本実施形態のプロジェクタ10は、本体部12とレンズ部14とからなる。レンズ部14は、レンズ16を支持している2つのブロック体である第1ブロック体18と、第2ブロック体20から構成される。第1ブロック体18の先端側には、レンズ16が装着されている。
【0018】
プロジェクタ10は、L字状の本体部12に、レンズ16が装着された第1ブロック体18及び第2ブロック体20から構成されるレンズ部14と、を備え、略直方体の形状をしている。プロジェクタ内部には、光源装置、画像形成パネル、及び、制御装置が収納される。本体部12には、不図示のズームダイヤル、光量調節ダイヤル、フォーカスダイヤル、上下ピン調ダイヤル、左右ピン調ダイヤル、及び画面修正ダイヤルが設けられている。光源装置から出射された光は、画像形成面で画像が付与され、レンズから照射し、不図示のスクリーンに投射される。
【0019】
制御装置は、画像形成面にRGB3色の画像を順次表示させ、3色の画像に合わせてLEDからそれぞれの光を同調させて出射させる。また、ズームダイヤルの操作信号を受けてスクリーンに投射される画像の大きさを調節したり、光量調節ダイヤルの操作信号を受けてスクリーンに投射される画像の明るさを調節したりする。さらにフォーカスダイヤルの操作に伴ってレンズのピント調節機構(不図示)を作動させ、スクリーンに投射された画像の中央部のピント調整を行う。
【0020】
画像形成パネルとしては、透過型液晶パネル、デジタルマイクロミラーデバイスを用いることができる。また、光源装置は、RGBの3色を順次発行するLED光源装置に限らず、白色光を発光するキセノンランプやハロゲンランプを用いた光源装置でもよく、この場合、画像形成パネルとして、透過型カラー液晶パネルを用いることができる。
【0021】
次に、プロジェクタ10の外観について説明する。第1実施形態に示すプロジェクタ10は、本体部12がL字状に形成されている。レンズ部14を構成する第1ブロック体18及び第2ブロック体20は、第2ブロック体20が本体ブロック体部22を介して本体部12に接続されている。
【0022】
第1ブロック体18は、
図1及び
図2に示すように、第2ブロック体20に対して、水平軸方向にブロック体接続部24により接続されている。そして、第1ブロック体18は、第2ブロック体20に対して、ブロック体接続部24を中心として回動可能に構成されている。すなわち、第1ブロック体18は、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第1ブロック体18の回動は、第1ブロック体18のみでもよく、第1ブロック体18とブロック体接続部24が一緒に回動してもよい。また、第2ブロック体20と本体ブロック体部22とは、本体接続部26により接続されている。第2ブロック体20と本体ブロック体部22とは、第1ブロック体18と第2ブロック体20との接続方向に対して、垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体20は、本体接続部26を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体20は、本体部12に対して、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0023】
第1ブロック体18は、正面水平軸方向回りに360度回動可能である。また、第2ブロック体20は、正面上下方向に沿った回転軸回りに180回動可能である。第1ブロック体18及び第2ブロック体20は90度単位で回転させる構成とすることが好ましいが、特に限定されず、90度より小さい角度で回動可能な構成としてもよい。また、第1ブロック体18及び第2ブロック体20の回転は、制御部により自動で行う構成としてもよいし、手動で回転させる構成としてもよい。
【0024】
第1ブロック体18及び第2ブロック体20の回転を組み合わせることによりレンズ16を様々な方向に向けさせることができる。
図8から
図18は、レンズ16を異なる方向に向けた状態を示す斜視図である。
【0025】
図8は、レンズ16を第1の方向に向けた状態の斜視図である。
図8においては、第1ブロック体18のみを、レンズ16が本体部12と対面している状態(以下、「収納状態」ともいう)から、90度回転させることで、レンズ16を第1の方向に向けている。
図9は、レンズ16を第2の方向に向けた状態の斜視図である。
図9においては、第1ブロック体18のみを、収納状態から、180度回転させることにより第2の方向に向けることができる。
図10は、レンズ16を第3の方向に向けた状態の斜視図である。
図10においては、第1ブロック体18のみを、収納状態から、第1の方向に向けた場合と反対の回転方向に90度回転させることで、第3の方向に向けることができる。
【0026】
図11は、レンズ16を第4の方向に向けた状態の斜視図である。
図11においては、第2ブロック体20を、
図11において、プロジェクタ10の上面から見て、反時計回りに90度、収納状態から回転させ、第1ブロック体18を、90度回転させることにより、第4の方向に向けることができる。
図12はレンズ16を第5の方向に向けた状態の斜視図であり、
図13はレンズ16を第6の方向に向けた状態の斜視図であり、
図14はレンズ16を第7の方向に向けた状態の斜視図である。レンズ16を第5から第7の方向に向ける場合は、
図11に示す第4の方向に向けた状態から、第1ブロック体18を90度ずつ回転させることで、それぞれの方向に向かせることができる。
【0027】
図15は、レンズ16を第8の方向に向けた状態の斜視図である。
図15においては、第2ブロック体20を、
図15において、プロジェクタ10の上面から見て、時計回りに90度、収納状態から回転させ、第1ブロック体18を、90度回転させることにより第8の方向に向けることができる。
図16はレンズ16を第9の方向に向けた状態の斜視図であり、
図17はレンズ16を第10の方向に向けた状態の斜視図であり、
図18はレンズ16を第11の方向に向けた状態の斜視図である。レンズ16を第9から第11の方向に向ける場合は、
図15に示す第8の方向に向けた状態から、第1ブロック体18を90度ずつ回転させることで向かせることができる。
【0028】
<第2実施形態>
図19は第2実施形態のプロジェクタの斜視図である。第2実施形態のプロジェクタ30は、本体部32の形状が異なり、かつ、レンズ部34の第1ブロック体38と第2ブロック体40が正面上下方向に接続している点が第1実施形態のプロジェクタ10と異なっている。第2実施形態のプロジェクタ30は、プロジェクタ30全体が矩形状に形成されており、本体部32はL字状に形成されている。レンズ部34は、本体部32のL字状に切り欠かれた切欠部に、プロジェクタ30の短い辺に沿って、第1ブロック体38と第2ブロック体40がブロック体接続部(不図示)により接続されている。そして、第1ブロック体38は、第2ブロック体40に対して、ブロック体接続部を中心として回動可動に構成されている。第2実施形態のプロジェクタ30は、第1ブロック体38は第2ブロック体40に対して、正面上下方向に接続されている。したがって、第1ブロック体38は、第2ブロック体40に対して、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0029】
また、第2ブロック体40は、本体ブロック体部42と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体40と本体ブロック体部42とは、第1ブロック体38と第2ブロック体40との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体40は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体40は、本体部32に対して、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第2実施形態においても、第1ブロック体38、及び、第2ブロック体40の回転を組み合わせることにより、第1実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0030】
<第3実施形態>
図20は第3実施形態のプロジェクタの斜視図である。第3実施形態のプロジェクタ50は、本体部52の形状が異なり、かつ、レンズ部54の第1ブロック体58と第2ブロック体60が正面上下方向に接続している点が第1実施形態のプロジェクタ10と異なっている。第3実施形態のプロジェクタ50は、本体部52が矩形形状であり、矩形形状の一辺(
図20においては、本体部52の短辺)にレンズ部54が設けられている。第3実施形態のプロジェクタ50は、第1ブロック体58は第2ブロック体60に対して、ブロック体接続部(不図示)により、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体58は、第2ブロック体60に対して、ブロック体接続部を中心に、すなわち、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。また、第2ブロック体60は、本体ブロック体部62と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体60と本体ブロック体部62とは、第1ブロック体58と第2ブロック体60との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体60は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体60は、本体部52に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第3実施形態においても、第1ブロック体58、及び、第2ブロック体60の回転を組み合わせることにより、第1実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0031】
<第4実施形態>
図21は第4実施形態のプロジェクタの斜視図であり、
図22はプロジェクタの正面図、
図23はプロジェクタの背面図、
図24はプロジェクタの平面図、
図25はプロジェクタの底面図、
図26はプロジェクタの右側面図、
図27はプロジェクタの左側面図である。
【0032】
第4実施形態のプロジェクタ70は、本体部72の構成が第1実施形態の本体部12と構成が略同じであり、レンズ部74の構成が第1実施形態と異なっている。第4実施形態のレンズ部74は、第1ブロック体78は第1実施形態と同様の形状であるが、第2ブロック体80の形状が、直方体と半円形状の柱状体との組み合わせで構成される。
【0033】
第1ブロック体78は、第2ブロック体80に対して水平軸方向にブロック体接続部84により接続されている。そして、第1ブロック体78は、第2ブロック体80に対して、ブロック体接続部84を中心として回動可能に構成されている。すなわち、第1ブロック体78は、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第1ブロック体78の回動は、第1ブロック体78のみでもよく、第1ブロック体78とブロック体接続部84が一緒に回動してもよい。また、第2ブロック体80と本体ブロック体部82とは、本体接続部86により接続されている。第2ブロック体80と本体ブロック体部82とは、第1ブロック体78と第2ブロック体80との接続方向に対して、垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体80は、本体接続部86を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体80は、本体部72に対して正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0034】
第4実施形態のプロジェクタ70においても、第1ブロック体78と第2ブロック体80を、第1実施形態のプロジェクタと同様に回転させることができる。第1ブロック体78及び第2ブロック体80の回転を組み合わせることで、レンズ76を様々な方向に向けさせることができる。
【0035】
<第5実施形態>
図28は第5実施形態のプロジェクタの斜視図である。第5実施形態のプロジェクタ110は、本体部112の形状が異なり、かつ、レンズ部114の第1ブロック体118と第2ブロック体120が正面上下方向に接続している点が第4実施形態のプロジェクタ70と異なっている。第5実施形態のプロジェクタ110は、プロジェクタ110全体が矩形状に形成されており、本体部112はL字状に形成されている。レンズ部114は、本体部112のL字状に切り欠かれた切欠部に、プロジェクタ110の短い辺に沿って設けられている。第5実施形態のプロジェクタ110は、第4実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第2実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0036】
第5実施形態のプロジェクタ110のレンズ部114は、第1ブロック体118と第2ブロック体120がブロック体接続部(不図示)により接続され、第1ブロック体118は、第2ブロック体120に対して、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体118は、第2ブロック体120に対して、ブロック体接続部を中心として回動可動に構成されている。したがって、第1ブロック体118は、第2ブロック体120に対して、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0037】
また、第2ブロック体120は、本体ブロック体部122と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体120と本体ブロック体部122とは、第1ブロック体118と第2ブロック体120との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体120は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体120は、本体部112に対して、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第5実施形態においても、第1ブロック体118、及び、第2ブロック体120の回転を組み合わせることにより、第2実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0038】
<第6実施形態>
図29は第6実施形態のプロジェクタの斜視図である。第6実施形態のプロジェクタ130は、本体部132の形状が異なり、かつ、レンズ部134の第1ブロック体138と第2ブロック体140が正面上下方向に接続している点が第4実施形態のプロジェクタ70と異なっている。第6実施形態のプロジェクタ130は、本体部132が矩形形状であり、矩形形状の一辺(
図29においては、本体部132の短辺)にレンズ部134が設けられている。第6実施形態のプロジェクタ130は、第4実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第3実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0039】
第6実施形態のプロジェクタ130は、第1ブロック体138が、第2ブロック体140に対して、ブロック体接続部(不図示)により、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体138は、第2ブロック体140に対して、ブロック体接続部を中心に、すなわち、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。また、第2ブロック体140は、本体ブロック体部142と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体140と本体ブロック体部142とは、第1ブロック体118と第2ブロック体140との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体140は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体140は、本体部112に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第6実施形態においても、第1ブロック体118、及び、第2ブロック体140の回転を組み合わせることにより、第3実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0040】
<第7実施形態>
図30は第7実施形態のプロジェクタの斜視図であり、
図31はプロジェクタの正面図、
図32はプロジェクタの背面図、
図33はプロジェクタの平面図、
図34はプロジェクタの底面図、
図35はプロジェクタの右側面図、
図36はプロジェクタの左側面図である。
【0041】
第7実施形態のプロジェクタ150は、本体部152の構成が第1実施形態の本体部12と構成が同じであり、レンズ部154の構成が第1実施形態と異なっている。第7実施形態のレンズ部154は、第1ブロック体158、及び、第2ブロック体160から構成されており、それぞれ、略直方体の形状で構成される。レンズ(不図示)は、第1ブロック体158の本体部152側に装着されている。
【0042】
第1ブロック体158は、第2ブロック体160に対して水平軸方向にブロック体接続部164により接続されている。そして、第1ブロック体158は、第2ブロック体160に対して、ブロック体接続部164を中心として回動可能に構成されている。すなわち、第1ブロック体158は、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第1ブロック体158の回動は、第1ブロック体158のみでもよく、第1ブロック体158とブロック体接続部164が一緒に回動してもよい。また、第2ブロック体160と本体部152とは、第1ブロック体158と第2ブロック体160との接続方向に対して、垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体160は、本体部152に対して正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0043】
第7実施形態のプロジェクタ150においても、第1ブロック体158と第2ブロック体160を、第1実施形態のプロジェクタと同様に回転させることができる。第1ブロック体158及び第2ブロック体160の回転を組み合わせることで、レンズを様々な方向に向けさせることができる。
【0044】
<第8実施形態>
図37は第8実施形態のプロジェクタの斜視図である。第8実施形態のプロジェクタ170は、本体部172の形状が異なり、かつ、レンズ部174の第1ブロック体178と第2ブロック体180が正面上下方向に接続している点が第7実施形態のプロジェクタ150と異なっている。第7実施形態のプロジェクタ150は、プロジェクタ170全体が矩形状に形成されており、本体部172はL字状に形成されている。レンズ部174は、本体部172のL字状に切り欠かれた切欠部に、プロジェクタ170の短辺に沿って設けられている。第8実施形態のプロジェクタ170は、第7実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第2実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0045】
第8実施形態のプロジェクタ170のレンズ部174は、第1ブロック体178と第2ブロック体180がブロック体接続部(不図示)により接続され、第1ブロック体178は、第2ブロック体180に対して、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体178は、第2ブロック体180に対して、ブロック体接続部を中心として回動可動に構成されている。したがって、第1ブロック体178は、第2ブロック体180に対して、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0046】
また、第2ブロック体180と本体部172とは、第1ブロック体178と第2ブロック体180との接続方向に対して、垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体180は、本体部172に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第7実施形態においても、第1ブロック体178、及び、第2ブロック体180の回転を組み合わせることにより、第2実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0047】
<第9実施形態>
図38は第9実施形態のプロジェクタの斜視図である。第9実施形態のプロジェクタ210は、本体部212の形状が異なり、かつ、レンズ部214の第1ブロック体218と第2ブロック体220が正面上下方向に接続している点が第7実施形態のプロジェクタ150と異なっている。第9実施形態のプロジェクタ210は、本体部212が矩形形状であり、矩形形状の一辺(
図38においては、本体部212の短辺)にレンズ部214が設けられている。第9実施形態のプロジェクタ210は、第7実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第3実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0048】
第9実施形態のプロジェクタ210は、第1ブロック体218が、第2ブロック体220に対して、ブロック体接続部(不図示)により、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体218は、第2ブロック体220に対して、ブロック体接続部を中心に、すなわち、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0049】
また、第2ブロック体220と本体部212とは、第1ブロック体218と第2ブロック体220との接続方向に対して、垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体220は、本体部212に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第9実施形態においても、第1ブロック体218、及び、第2ブロック体220の回転を組み合わせることにより、第3実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0050】
<第10実施形態>
図39は、第10実施形態のプロジェクタの斜視図であり、
図40はプロジェクタの正面図、
図41はプロジェクタの背面図、
図42はプロジェクタの平面図、
図43はプロジェクタの底面図、
図44はプロジェクタの右側面図、
図45はプロジェクタの左側面図である。
【0051】
第10実施形態のプロジェクタ230は、本体部232の構成が第1実施形態の本体部12と構成が同じであり、レンズ部234の構成が第1実施形態と異なっている。第10実施形態のレンズ部234は、第1ブロック体238は第1実施形態と同様の形状であるが、第2ブロック体240が、直方体で構成される。
【0052】
第1ブロック体238は、第2ブロック体240に対して水平軸方向にブロック体接続部244により接続されている。そして、第1ブロック体238は、第2ブロック体240に対して、ブロック体接続部244を中心として回動可能に構成されている。すなわち、第1ブロック体238は、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第1ブロック体238の回動は、第1ブロック体238のみでもよく、第1ブロック体238とブロック体接続部244が一緒に回動してもよい。また、第2ブロック体240と本体ブロック体部242とは、本体接続部246により接続されている。第2ブロック体240と本体ブロック体部242とは、第1ブロック体238と第2ブロック体240との接続方向に対して、垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体240は、本体接続部246を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体240は、本体部232に対して正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0053】
第10実施形態のプロジェクタ230においても、第1ブロック体238と第2ブロック体240を、第1実施形態のプロジェクタと同様に回転させることができる。第1ブロック体238及び第2ブロック体240の回転を組み合わせることで、レンズ236を様々な方向に向けさせることができる。
【0054】
<第11実施形態>
図46は第11実施形態のプロジェクタの斜視図である。第11実施形態のプロジェクタ250は、本体部252の形状が異なり、かつ、レンズ部254の第1ブロック体258と第2ブロック体260が正面上下方向に接続している点が第10実施形態のプロジェクタ230と異なっている。第11実施形態のプロジェクタ250は、プロジェクタ250全体が矩形状に形成されており、本体部252はL字状に形成されている。レンズ部254は、本体部252のL字状に切り欠かれた切欠部に、プロジェクタ250の短辺に沿って設けられている。第11実施形態のプロジェクタ250は、第10実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第2実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0055】
第11実施形態のプロジェクタ250のレンズ部254は、第1ブロック体258と第2ブロック体260がブロック体接続部(不図示)により接続され、第1ブロック体258は、第2ブロック体260に対して、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体258は、第2ブロック体260に対して、ブロック体接続部を中心として回動可動に構成されている。したがって、第1ブロック体258は、第2ブロック体260に対して、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0056】
また、第2ブロック体260は、本体ブロック体部262と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体260と本体ブロック体部262とは、第1ブロック体258と第2ブロック体260との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体260は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体260は、本体部252に対して、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第11実施形態においても、第1ブロック体258、及び、第2ブロック体260の回転を組み合わせることにより、第2実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0057】
<第12実施形態>
図47は第12実施形態のプロジェクタの斜視図である。第12実施形態のプロジェクタ270は、本体部272の形状が異なり、かつ、レンズ部274の第1ブロック体278と第2ブロック体280が正面上下方向に接続している点が第10実施形態のプロジェクタ230と異なっている。第12実施形態のプロジェクタ270は、本体部272が矩形形状であり、矩形形状の一辺(
図47においては、本体部272の短辺)にレンズ部274が設けられている。第12実施形態のプロジェクタ270は、第10実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第3実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0058】
第12実施形態のプロジェクタ270は、第1ブロック体278が、第2ブロック体280に対して、ブロック体接続部(不図示)により、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体278は、第2ブロック体280に対して、ブロック体接続部を中心に、すなわち、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。また、第2ブロック体280は、本体ブロック体部282と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体280と本体ブロック体部282とは、第1ブロック体278と第2ブロック体280との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体280は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体280は、本体部272に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第12実施形態においても、第1ブロック体278、及び、第2ブロック体280の回転を組み合わせることにより、第3実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0059】
<第13実施形態>
図48は、第13実施形態のプロジェクタの斜視図であり、
図49はプロジェクタの正面図、
図50はプロジェクタの背面図、
図51はプロジェクタの平面図、
図52はプロジェクタの底面図、
図53はプロジェクタの右側面図、
図54はプロジェクタの左側面図である。
【0060】
第13実施形態のプロジェクタ310は、本体部312の構成が第1実施形態の本体部12と構成が略同じであり、レンズ部314の構成が第1実施形態と異なっている。第13実施形態のレンズ部314は、第1ブロック体318は第1実施形態と同様の形状であるが、第2ブロック体320の形状が、円柱形状で構成される。
【0061】
第1ブロック体318は、第2ブロック体320に対して水平軸方向にブロック体接続部324により接続されている。ブロック体接続部324は、第1ブロック体318と接続する第1ブロック体接続部324aと、第2ブロック体320と接続する第2ブロック体接続部324bとからなり、第1ブロック体接続部324aと第2ブロック体接続部324bとの間で回動可能に構成されている。これにより、第1ブロック体318は、第2ブロック体320に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。また、第2ブロック体320と本体部312とは、本体接続部326により接続されている。第2ブロック体320と本体部312とは、第1ブロック体318と第2ブロック体320との接続方向に対して、垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体320は、本体接続部326を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体320は、本体部312に対して正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0062】
第13実施形態のプロジェクタ310においても、第1ブロック体318と第2ブロック体320を、第1実施形態のプロジェクタと同様に回転させることができる。第1ブロック体318及び第2ブロック体320の回転を組み合わせることで、レンズ316を様々な方向に向けさせることができる。
【0063】
<第14実施形態>
図55は第14実施形態のプロジェクタの斜視図である。第14実施形態のプロジェクタ330は、本体部332の形状が異なり、かつ、レンズ部334の第1ブロック体338と第2ブロック体340が正面上下方向に接続している点が第13実施形態のプロジェクタ310と異なっている。第14実施形態のプロジェクタ330は、プロジェクタ330全体が矩形状に形成されており、本体部332はL字状に形成されている。レンズ部334は、本体部332のL字状に切り欠かれた切欠部に、プロジェクタ330の短辺に沿って設けられている。第14実施形態のプロジェクタ330は、第13実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第2実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0064】
第14実施形態のプロジェクタ330のレンズ部334は、第1ブロック体338と第2ブロック体340がブロック体接続部344により接続され、第1ブロック体338は、第2ブロック体340に対して、正面上下方向に接続されている。ブロック体接続部344は、第1ブロック体338と接続する第1ブロック体接続部344aと、第2ブロック体340と接続する第2ブロック体接続部344bと、からなり、第1ブロック体接続部344aと第2ブロック体接続部344bとの間で回動可能に構成されている。これにより、第1ブロック体338は、第2ブロック体340に対して、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0065】
また、第2ブロック体340は、本体部332と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体340と本体部332とは、第1ブロック体338と第2ブロック体340との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体340は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体340は、本体部332に対して、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第14実施形態においても、第1ブロック体338、及び、第2ブロック体340の回転を組み合わせることにより、第2実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0066】
<第15実施形態>
図56は第15実施形態のプロジェクタの斜視図である。第15実施形態のプロジェクタ350は、本体部352の形状が異なり、かつ、レンズ部354の第1ブロック体358と第2ブロック体360が正面上下方向に接続している点が第13実施形態のプロジェクタ310と異なっている。第15実施形態のプロジェクタ350は、本体部352が矩形形状であり、矩形形状の一辺(
図56においては、本体部352の短辺)にレンズ部354が設けられている。第15実施形態のプロジェクタ350は、第13実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第3実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0067】
第15実施形態のプロジェクタ350は、第1ブロック体358が、第2ブロック体360に対して、ブロック体接続部364により、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体358は、第2ブロック体360に対して、ブロック体接続部364を中心に、すなわち、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。また、第2ブロック体360は、本体部352と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体360と本体部352とは、第1ブロック体358と第2ブロック体360との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体360は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体360は、本体部352に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第15実施形態においても、第1ブロック体358、及び、第2ブロック体360の回転を組み合わせることにより、第3実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0068】
<第16実施形態>
図57は、第16実施形態のプロジェクタの斜視図であり、
図58はプロジェクタの正面図、
図59はプロジェクタの背面図、
図60はプロジェクタの平面図、
図61はプロジェクタの底面図、
図62はプロジェクタの右側面図、
図63はプロジェクタの左側面図である。
【0069】
第16実施形態のプロジェクタ370は、本体部372の構成が第1実施形態の本体部12と構成が略同じであり、レンズ部374の構成が第1実施形態と異なっている。第16実施形態のレンズ部374は、第1ブロック体378は第1実施形態と同様の形状であるが、第2ブロック体380の形状が、L字状に湾曲させた円柱形状である。
【0070】
第1ブロック体378は、第2ブロック体380に対して水平軸方向にブロック体接続部384により接続されている。そして、第1ブロック体378は、第2ブロック体380に対して、ブロック体接続部384を中心として回動可能に構成されている。すなわち、第1ブロック体378は、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第1ブロック体378の回動は、第1ブロック体378のみでもよく、第1ブロック体378とブロック体接続部384が一緒に回動してもよい。また、第2ブロック体380と本体部372とは、本体接続部386により接続されている。第2ブロック体380と本体部372とは、第1ブロック体378と第2ブロック体380との接続方向に対して、垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体380は、本体部372に対して正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0071】
第16実施形態のプロジェクタ370においても、第1ブロック体378と第2ブロック体380を、第1実施形態のプロジェクタと同様に回転させることができる。第1ブロック体378及び第2ブロック体380の回転を組み合わせることで、レンズ376を様々な方向に向けさせることができる。
【0072】
<第17実施形態>
図64は第17実施形態のプロジェクタの斜視図である。第17実施形態のプロジェクタ410は、本体部412の形状が異なり、かつ、レンズ部414の第1ブロック体418と第2ブロック体420が正面上下方向に接続している点が第16実施形態のプロジェクタ370と異なっている。第17実施形態のプロジェクタ410は、プロジェクタ410全体が矩形状に形成されており、本体部412はL字状に形成されている。レンズ部414は、本体部412のL字状に切り欠かれた切欠部に、プロジェクタ410の短辺に沿って設けられている。第17実施形態のプロジェクタ410は、第16実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第2実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0073】
第17実施形態のプロジェクタ410のレンズ部414は、第1ブロック体418と第2ブロック体420がブロック体接続部424により接続され、第1ブロック体418は、第2ブロック体420に対して、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体418は、第2ブロック体420に対して、ブロック体接続部424を中心として回動可動に構成されている。したがって、第1ブロック体418は、第2ブロック体420に対して、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0074】
また、第2ブロック体420は、本体部412と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体420と本体部412とは、第1ブロック体418と第2ブロック体420との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体420は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体420は、本体部412に対して、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第17実施形態においても、第1ブロック体418、及び、第2ブロック体420の回転を組み合わせることにより、第2実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0075】
<第18実施形態>
図65は第18実施形態のプロジェクタの斜視図である。第18実施形態のプロジェクタ430は、本体部432の形状が異なり、かつ、レンズ部434の第1ブロック体438と第2ブロック体440が正面上下方向に接続している点が第16実施形態のプロジェクタ370と異なっている。第18実施形態のプロジェクタ430は、本体部432が矩形形状であり、矩形形状の一辺(
図65においては、本体部432の短辺)にレンズ部434が設けられている。第18実施形態のプロジェクタ430は、第16実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第3実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0076】
第18実施形態のプロジェクタ430は、第1ブロック体438が、第2ブロック体440に対して、ブロック体接続部444により、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体438は、第2ブロック体440に対して、ブロック体接続部444を中心に、すなわち、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。また、第2ブロック体440は、本体部432と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体440と本体部432とは、第1ブロック体438と第2ブロック体440との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体440は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体440は、本体部432に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第18実施形態においても、第1ブロック体438、及び、第2ブロック体440の回転を組み合わせることにより、第3実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0077】
<第19実施形態>
図66は、第19実施形態のプロジェクタの斜視図であり、
図67はプロジェクタの正面図、
図68はプロジェクタの背面図、
図69はプロジェクタの平面図、
図70はプロジェクタの底面図、
図71はプロジェクタの右側面図、
図72はプロジェクタの左側面図である。
【0078】
第19実施形態のプロジェクタ450は、本体部452の構成が第1実施形態の本体部12と構成が略同じであり、レンズ部454の構成が第1実施形態と異なっている。第19実施形態のレンズ部454は、第1ブロック体458が、円柱部材の一方側の端部に切欠き部が形成されており、他方側にレンズ456が装着されている。また、第2ブロック体460は2つの円柱部材460a、460bから構成されており、一方の円柱部材460aに他方の円柱部材460bが垂直に接続することで、第2ブロック体460を構成している。
【0079】
第1ブロック体458は、第2ブロック体460の一方の円柱部材460aに対して水平軸方向にブロック体接続部464により接続されている。そして、第1ブロック体458は、第2ブロック体460に対して、ブロック体接続部346を中心として回動可能に構成されている。すなわち、第1ブロック体458は、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第1ブロック体18の回動は、第1ブロック体18とブロック体接続部24が一緒に回動する。また、第2ブロック体460の他方の円柱部材460bと本体部452とは、本体接続部466により接続されている。他方の円柱部材460bと本体部452とは、第1ブロック体458と第2ブロック体460との接続方向に対して、垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体460は、本体部452に対して正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0080】
第4実施形態のプロジェクタ450においても、第1ブロック体458と第2ブロック体460を、第1実施形態のプロジェクタと同様に回転させることができる。第1ブロック体458及び第2ブロック体460の回転を組み合わせることで、レンズ456を様々な方向に向けさせることができる。
【0081】
<第20実施形態>
図73は第20実施形態のプロジェクタの斜視図である。第20実施形態のプロジェクタ470は、本体部472の形状が異なり、かつ、レンズ部474の第1ブロック体478と第2ブロック体480が正面上下方向に接続している点が第19実施形態のプロジェクタ450と異なっている。第20実施形態のプロジェクタ470は、プロジェクタ110全体が矩形状に形成されており、本体部472はL字状に形成されている。レンズ部474は、本体部472のL字状に切り欠かれた切欠部に、プロジェクタ470の短辺に沿って設けられている。第20実施形態のプロジェクタ470は、第19実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第2実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0082】
第20実施形態のプロジェクタ470のレンズ部474は、第1ブロック体478と第2ブロック体480がブロック体接続部484により接続され、第1ブロック体478は、第2ブロック体480に対して、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体478は、第2ブロック体480に対して、ブロック体接続部484を中心として回動可動に構成されている。したがって、第1ブロック体478は、第2ブロック体480に対して、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0083】
また、第2ブロック体480は、本体部472と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体480と本体部472とは、第1ブロック体478と第2ブロック体480との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体480は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体480は、本体部472に対して、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第20実施形態においても、第1ブロック体478、及び、第2ブロック体480の回転を組み合わせることにより、第2実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0084】
<第21実施形態>
図74は第21実施形態のプロジェクタの斜視図である。第21実施形態のプロジェクタ510は、本体部512の形状が異なり、かつ、レンズ部514の第1ブロック体518と第2ブロック体520が正面上下方向に接続している点が第19実施形態のプロジェクタ450と異なっている。第21実施形態のプロジェクタ510は、本体部512が矩形形状であり、矩形形状の一辺(
図74においては、本体部512の短辺)にレンズ部514が設けられている。第21実施形態のプロジェクタ510は、第19実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第3実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0085】
第21実施形態のプロジェクタ510は、第1ブロック体518が、第2ブロック体520に対して、ブロック体接続部524により、正面上下方向に接続されている。そして、第1ブロック体518は、第2ブロック体520に対して、ブロック体接続部524を中心に、すなわち、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。また、第2ブロック体520は、本体部512と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体520と本体部512とは、第1ブロック体518と第2ブロック体520との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体520は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体520は、本体部512に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第21実施形態においても、第1ブロック体518、及び、第2ブロック体520の回転を組み合わせることにより、第3実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0086】
<第22実施形態>
図75は、第22実施形態のプロジェクタの斜視図であり、
図76はプロジェクタの正面図、
図77はプロジェクタの背面図、
図78はプロジェクタの平面図、
図79はプロジェクタの底面図、
図80はプロジェクタの右側面図、
図81はプロジェクタの左側面図である。
【0087】
第22実施形態のプロジェクタ530は、本体部532の構成が第1実施形態の本体部12と構成が略同じであり、レンズ部534の構成が第1実施形態と異なっている。第22実施形態のレンズ部534は、第1ブロック体518が、円柱形状の一方側の端部に切り欠き部が形成されており、他方側にレンズ536が装着されている。第2ブロック体540も円柱形状の一方側の端部に切り欠き部が形成されており、他方側が本体部532と接続されている。
【0088】
第1ブロック体538は、第2ブロック体540に対して水平軸方向にブロック体接続部544により接続されている。ブロック体接続部544は、第1ブロック体538と接続する第1ブロック体接続部544aと、第2ブロック体540と接続する第2ブロック体接続部544bとからなり、第1ブロック体接続部544aと第2ブロック体接続部544bとの間で回動可能に構成されている。これにより、第1ブロック体538は、第2ブロック体540に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。また、第2ブロック体540と本体部532とは、本体接続部546により接続されている。第2ブロック体540と本体部532とは、第1ブロック体538と第2ブロック体540との接続方向に対して、垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体540は、本体接続部546を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体540は、本体部532に対して正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0089】
第22実施形態のプロジェクタ530においても、第1ブロック体538と第2ブロック体540を、第1実施形態のプロジェクタと同様に回転させることができる。第1ブロック体538及び第2ブロック体540の回転を組み合わせることで、レンズ536を様々な方向に向けさせることができる。
【0090】
<第23実施形態>
図82は第23実施形態のプロジェクタの斜視図である。第23実施形態のプロジェクタ550は、本体部552の形状が異なり、かつ、レンズ部554の第1ブロック体558と第2ブロック体560が正面上下方向に接続している点が第22実施形態のプロジェクタ530と異なっている。第23実施形態のプロジェクタ550は、プロジェクタ550全体が矩形状に形成されており、本体部552はL字状に形成されている。レンズ部554は、本体部552のL字状に切り欠かれた切欠部に、プロジェクタ550の短辺に沿って設けられている。第23実施形態のプロジェクタ550は、第22実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第2実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0091】
第23実施形態のプロジェクタ550のレンズ部554は、第1ブロック体558と第2ブロック体560がブロック体接続部564により接続され、第1ブロック体558は、第2ブロック体560に対して、正面上下方向に接続されている。ブロック体接続部564は、第1ブロック体558と接続する第1ブロック体接続部564aと、第2ブロック体560と接続する第2ブロック体接続部564bと、からなり、第1ブロック体接続部564aと第2ブロック体接続部564bとの間で回動可能に構成されている。これにより、第1ブロック体558は、第2ブロック体560に対して、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0092】
また、第2ブロック体560は、本体部552と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体560と本体部552とは、第1ブロック体558と第2ブロック体560との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体560は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体560は、本体部552に対して、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第23実施形態においても、第1ブロック体558、及び、第2ブロック体560の回転を組み合わせることにより、第2実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0093】
<第24実施形態>
図83は第24実施形態のプロジェクタの斜視図である。第24実施形態のプロジェクタ570は、本体部572の形状が異なり、かつ、レンズ部574の第1ブロック体578と第2ブロック体580が正面上下方向に接続している点が第22実施形態のプロジェクタ530と異なっている。第24実施形態のプロジェクタ570は、本体部572が矩形形状であり、矩形形状の一辺(
図83においては、本体部572の短辺)にレンズ部574が設けられている。第24実施形態のプロジェクタ570は、第22実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第3実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0094】
第24実施形態のプロジェクタ570は、第1ブロック体578が、第2ブロック体580に対して、ブロック体接続部584により、正面上下方向に接続されている。ブロック体接続部584は、第1ブロック体578と接続する第1ブロック体接続部584aと、第2ブロック体580と接続する第2ブロック体接続部584bと、からなり、第1ブロック体接続部584aと第2ブロック体接続部584bとの間で回動可能に構成されている。これにより、第1ブロック体578は、第2ブロック体580に対して、正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。また、第2ブロック体580は、本体部572と、本体接続部(不図示)により接続されている。第2ブロック体580と本体部572とは、第1ブロック体578と第2ブロック体580との接続方向に対して垂直方向に接続されている。そして、第2ブロック体580は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体580は、本体部572に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第24実施形態においても、第1ブロック体578、及び、第2ブロック体580の回転を組み合わせることにより、第3実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0095】
<第25実施形態>
図84は、第25実施形態のプロジェクタの斜視図であり、
図85はプロジェクタの正面図、
図86はプロジェクタの背面図、
図87はプロジェクタの平面図、
図88はプロジェクタの底面図、
図89はプロジェクタの右側面図、
図90はプロジェクタの左側面図である。
【0096】
第25実施形態のプロジェクタ610は、本体部612の構成が第1実施形態の本体部12と構成が略同じであり、レンズ部614の構成が第1実施形態と異なっている。第25実施形態のレンズ部614は、第1ブロック体618と第2ブロック体620から構成される。第1ブロック体618は、第1の円柱部材618aと第2の円柱部材618bとから構成されており、第1の円柱部材618aに第2の円柱部材618bが、第1の円柱部材618aの側部に垂直に接続することで、第1ブロック体618が構成される。また、第2ブロック体620は、第3の円柱部材620aと第4の円柱部材620bとから構成されており、第3の円柱部材620aに第4の円柱部材620bが、第3の円柱部材620aの側部に垂直に接続することで、第2ブロック体620が構成される。
【0097】
第1ブロック体618と第2ブロック体620は、第1ブロック体618の第1の円柱部材618aと、第2ブロック体620の第3の円柱部材620aが直列に接続され、第1ブロック体618と第2ブロック体620は水平軸方向に接続される。そして、第1ブロック体618は、第2ブロック体620に対して正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第1の円柱部材618aの第2ブロック体620との接続側と反対側の端部は切り欠き部が形成されている。また、第2の円柱部材618bの第1の円柱部材618aとの接続側と反対側の端部には、レンズ616が装着されている。
【0098】
第2ブロック体620は、第2ブロック体620の第4の円柱部材620bの第3の円柱部材620aとの接続側と反対側の端部と、本体部612と、が本体接続部626により接続される。第2ブロック体620は、本体接続部626を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体620は、本体部612に対して正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。
【0099】
第25実施形態のプロジェクタ610においても、第1ブロック体618と第2ブロック体620を、第1実施形態のプロジェクタと同様に回転させることができる。第1ブロック体618及び第2ブロック体620の回転を組み合わせることで、レンズ616を様々な方向に向けさせることができる。
【0100】
<第26実施形態>
図91は第26実施形態のプロジェクタの斜視図である。第26実施形態のプロジェクタ630は、本体部632の形状が異なり、かつ、レンズ部634の第1ブロック体638と第2ブロック体640が正面上下方向に接続している点が第25実施形態のプロジェクタ610と異なっている。第26実施形態のプロジェクタ630は、プロジェクタ630全体が矩形状に形成されており、本体部632はL字状に形成されている。レンズ部634は、本体部632のL字状に切り欠かれた切欠部に、プロジェクタ630の短辺に沿って設けられている。第26実施形態のプロジェクタ630は、第25実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第2実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0101】
第26実施形態のプロジェクタ630についても、レンズ部634は、第1ブロック体638と第2ブロック体640から構成される。第1ブロック体638は、第1の円柱部材638aと第2の円柱部材638bとから構成されており、第1の円柱部材638aに第2の円柱部材638bが、第1の円柱部材638aの側部に垂直に接続することで、第1ブロック体638が構成される。また、第2ブロック体640は、第3の円柱部材640aと第4の円柱部材640bとから構成されており、第3の円柱部材640aに第4の円柱部材640bが、第3の円柱部材640aの側部に垂直に接続することで、第2ブロック体640が構成される。
【0102】
第1ブロック体638と第2ブロック体640は、第1ブロック体638の第1の円柱部材638aと、第2ブロック体640の第3の円柱部材640aが直列に接続され、第1ブロック体638と第2ブロック体640は正面上下方向に接続される。そして、第1ブロック体638は、第2ブロック体640に対して正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。第1の円柱部材638aの第2ブロック体640との接続側と反対側の端部は切り欠き部が形成されている。また、第2の円柱部材638bの第1の円柱部材638aとの接続側と反対側の端部はレンズ(不図示)が装着されている。
【0103】
第2ブロック体640は、第2ブロック体640の第4の円柱部材640bの第3の円柱部材640aとの接続側と反対側の端部と、本体部632と、が本体接続部(不図示)により接続される。第2ブロック体640は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体640は、本体部632に対して、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第26実施形態においても、第1ブロック体638、及び、第2ブロック体640の回転を組み合わせることにより、第2実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【0104】
<第27実施形態>
図92は第27実施形態のプロジェクタの斜視図である。第27実施形態のプロジェクタ650は、本体部652の形状が異なり、かつ、レンズ部654の第1ブロック体658と第2ブロック体660が正面上下方向に接続している点が第25実施形態のプロジェクタ610と異なっている。第27実施形態のプロジェクタ650は、本体部652が矩形形状であり、矩形形状の一辺(
図92においては、本体部652の短辺)にレンズ部654が設けられている。第27実施形態のプロジェクタ650は、第25実施形態のプロジェクタのレンズ部の形状と、第3実施形態のプロジェクタの本体部の形状を組み合わせたプロジェクタである。
【0105】
第27実施形態のプロジェクタ650についても、レンズ部654は、第1ブロック体658と第2ブロック体660から構成される。第1ブロック体658は、第1の円柱部材658aと第2の円柱部材658bとから構成されており、第1の円柱部材658aに第2の円柱部材658bが、第1の円柱部材658aの側部に垂直に接続することで、第1ブロック体658が構成される。また、第2ブロック体660は、第3の円柱部材660aと第4の円柱部材660bとから構成されており、第3の円柱部材660aに第4の円柱部材660bが、第3の円柱部材660aの側部に垂直に接続することで、第2ブロック体660が構成される。
【0106】
第1ブロック体658と第2ブロック体660は、第1ブロック体658の第1の円柱部材658aと、第2ブロック体660の第3の円柱部材660aが直列に接続され、第1ブロック体658と第2ブロック体660は正面上下方向に接続される。そして、第1ブロック体658は、第2ブロック体660に対して正面上下方向に沿った回転軸回りに回動可能に構成されている。第1の円柱部材658aの第2ブロック体660との接続側と反対側の端部は切り欠き部が形成されている。また、第2の円柱部材658bの第1の円柱部材658aとの接続側と反対側の端部はレンズ(不図示)が装着されている。
【0107】
第2ブロック体660は、第2ブロック体660の第4の円柱部材660bの第3の円柱部材660aとの接続側と反対側の端部と、本体部652と、が本体接続部(不図示)により接続される。第2ブロック体660は、本体接続部を中心として回動可能に構成される。すなわち、第2ブロック体660は、本体部652に対して、正面水平軸方向回りに回動可能に構成されている。第27実施形態においても、第1ブロック体658、及び、第2ブロック体660の回転を組み合わせることにより、第3実施形態と同様に、様々な方向にレンズ(投射方向)を向けさせることができる。
【符号の説明】
【0108】
10、30、50、70、110、130、150、170、210、230、250、270、310、330、350、370、410、430、450、470、510、530、550、570、610、630、650 プロジェクタ
12、32、52、72、112、132、152、172、212、232、252、272、312、332、352、372、412、432、452、472、512、532、552、572、612、632、652 本体部
14、34、54、74、114、134、154、174、214、234、254、274、314、334、354、374、414、434、454、474、514。534、554、574、614、634、654 レンズ部
16、76、236、316、376、456、536、616 レンズ
18、38、58、78、118、138、158、178、218、238、258、278、318、338、358、378、418、438、458、478、518、538、558、578、618、638、658 第1ブロック体
20、40、60、80、120、140、160、180、220、240、260、280、320、340、360、380、420、440、460、480、520、540、560、580、620、640、660 第2ブロック体
22、42、62、82、122、142、242、262、282 本体ブロック体部
24、84、164、244、324、344、364、384、424、444、464、484、524、544、564、584 ブロック体接続部
26、86、246、326、386、466、546、626 本体接続部
324a、344a、364a、544a、564a、584a 第1ブロック体接続部
324b、344b、364b、544b、564b、584b 第2ブロック体接続部
460a 一方の円柱部材
460b 他方の円柱部材
618a、638a、658a 第1の円柱部材
618b、638b、658b 第2の円柱部材
620a、640a、660a 第3の円柱部材
620b、640b、660b 第4の円柱部材