(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-28
(45)【発行日】2022-03-08
(54)【発明の名称】電子機器、方法、及び、プログラム
(51)【国際特許分類】
H04N 1/00 20060101AFI20220301BHJP
B41J 29/38 20060101ALI20220301BHJP
B41J 29/42 20060101ALI20220301BHJP
G06F 3/0484 20220101ALI20220301BHJP
【FI】
H04N1/00 C
H04N1/00 350
B41J29/38
B41J29/42 F
G06F3/0484
(21)【出願番号】P 2018051618
(22)【出願日】2018-03-19
【審査請求日】2021-02-08
(73)【特許権者】
【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 信
【審査官】野口 俊明
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-279603(JP,A)
【文献】特開昭63-291111(JP,A)
【文献】特開2009-153044(JP,A)
【文献】特開2010-108032(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 1/00
B41J 29/38
B41J 29/42
G06F 3/0484
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの操作を受け付ける受付部と、
電子機器の周辺の検知範囲に存在するユーザを検知してユーザが前記検知範囲に存在することを示す検知情報を出力する検知部と、
前記検知情報に基づいて前記検知範囲にユーザが存在すると判定した場合であって、かつ、前記受付部がユーザの操作を受け付けていないと判定している時間である経過時間が予め設定された閾値時間を経過した場合に、
前記電子機器において実行されるジョブの状態に基づいて、前記電子機器の操作方法に関するコンテンツを出力する処理部と、
を備える電子機器。
【請求項2】
前記処理部は、前記検知情報に基づいて、前記経過時間が前記閾値時間を経過するまでの期間中に前記検知範囲にユーザが存在すると判定した場合に、前記操作方法に関するコンテンツを取得する
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記処理部は、前記ジョブの状態が実行中であると判定した場合に、前記操作方法に関するコンテンツを出力しない
請求項
1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記処理部は、前記ジョブの状態が実行中であると判定した場合に、前記経過時間をリセットする
請求項
1から3のいずれか一に記載の電子機器。
【請求項5】
前記処理部は、前記電子機器にログイン中のユーザの属性に応じた前記閾値時間に基づいて、前記操作方法に関するコンテンツを出力する
請求項1乃至請求項
4のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項6】
コンピュータが、
電子機器の周辺の検知範囲にユーザが存在することを示す検知情報に基づいて前記検知範囲にユーザが存在すると判定した場合であって、かつ、ユーザの操作を受け付ける受付部がユーザの操作を受け付けていないと判定している時間である経過時間が予め設定された閾値時間を経過したか否かを判定し、
前記経過時間が前記閾値時間を経過したと判定された場合、
前記電子機器において実行されるジョブの状態に基づいて、前記電子機器の操作方法に関するコンテンツを出力する
方法。
【請求項7】
電子機器の周辺の検知範囲にユーザが存在することを示す検知情報に基づいて前記検知範囲にユーザが存在すると判定した場合であって、かつ、ユーザの操作を受け付ける受付部がユーザの操作を受け付けていないと判定している時間である経過時間が予め設定された閾値時間を経過したか否かを判定する機能と、
前記経過時間が前記閾値時間を経過したと判定された場合、
前記電子機器において実行されるジョブの状態に基づいて、前記電子機器の操作方法に関するコンテンツを出力する機能と、
をコンピュータに実現させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、方法、及び、プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
MFP(Multi-Function Peripheral)等の電子機器は、複数の機能または複雑な機能を有するために操作方法がわかにくい場合がある。従って、このような電子機器は、操作の内容を示すヘルプコンテンツ等のコンテンツの画像等を出力することで、ユーザに操作方法を教えている。
【0003】
このような電子機器は、操作の方法がわからずコンテンツを希望するユーザがタッチパネル等の受付部でヘルプボタンを操作すると、操作方法を示すコンテンツを出力している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の電子機器では、例えば、ユーザがヘルプボタンに気付かず、コンテンツの出力方法がわからない場合があり、コンテンツを出力できない、または、出力するまでに時間がかかる場合があり、ユーザにとって不便である問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、操作方法を示すコンテンツの出力に関するユーザの利便性を向上させる電子機器、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の電子機器は、ユーザの操作を受け付ける受付部と、電子機器の周辺の検知範囲に存在するユーザを検知してユーザが前記検知範囲に存在することを示す検知情報を出力する検知部と、前記検知情報に基づいて前記検知範囲にユーザが存在すると判定した場合であって、かつ、前記受付部がユーザの操作を受け付けていないと判定している時間である経過時間が予め設定された閾値時間を経過した場合に、前記電子機器において実行されるジョブの状態に基づいて、前記電子機器の操作方法に関するコンテンツを出力する処理部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、経過時間が閾値時間を経過すれば、操作方法に関するコンテンツを出力するので、操作方法を示すコンテンツの出力に関するユーザの利便性を向上させるコンテンツを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、実施形態にかかる画像処理システムの全体構成を示す図である。
【
図2】
図2は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図3】
図3は、コンテンツ管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図4】
図4は、操作部の機能を示す機能ブロック図である。
【
図5】
図5は、コンテンツ管理サーバの機能を示す機能ブロック図である。
【
図6】
図6は、パラメータテーブルの一例を示すテーブルである。
【
図7】
図7は、コンテンツ管理テーブルの一例を示すテーブルである。
【
図8】
図8は、操作部の装置側処理部が実行する第1実施形態のコンテンツ表示処理のフローチャートである。
【
図9】
図9は、画像形成装置及びコンテンツ管理サーバとの間の処理を示す第1実施形態のシーケンス図である。
【
図10】
図10は、画像形成装置及びコンテンツ管理サーバとの間の処理を示す第2実施形態のシーケンス図である。
【
図11】
図11は、操作部の装置側処理部が実行する第3実施形態のコンテンツ表示処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の例示的な実施形態等の同様の構成要素には共通の符号を付与して、重複する説明を適宜省略する。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、実施形態にかかる画像処理システム10の全体構成を示す図である。
図1に示すように、画像処理システム10は、画像形成装置12と、コンテンツ管理サーバ14と、ネットワーク16とを備える。
【0011】
画像形成装置12は、電子機器の一例であって、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2以上の機能を有するMFPであってよい。
【0012】
コンテンツ管理サーバ14は、画像形成装置12からの要求に応じて、ネットワーク16を介して、画像形成装置12の操作方法に関するヘルプコンテンツを画像形成装置12へ提供する。
【0013】
ネットワーク16は、画像形成装置12及びコンテンツ管理サーバ14の情報を送受信可能に接続する。ネットワーク16は、例えば、LAN(Local Area Network)であってよい。尚、ネットワーク16は、LANとともに、インターネット等を含んでもよい。
【0014】
図2は、画像形成装置12のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、画像形成装置12は、画像読取エンジン20と、画像形成エンジン22と、コントローラ24と、操作部26と有する。
【0015】
画像読取エンジン20は、CCD(Charge-Coupled Device)等により原稿をデジタル画像データとして読み込み、シェーディング補正や、地肌除去、固定値符号化などの画像処理を行う。
【0016】
画像形成エンジン22は、画像読取エンジン20またはコントローラ24等で処理された画像データに基づいて、インクジェット方式及び電子写真方式等の印刷方式によって、白黒またはカラーの画像を用紙等の被印刷物等に形成して印刷する。画像形成エンジン22は、例えば、白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、及び、4ドラムカラープロッタのいずれかを有してよい。
【0017】
コントローラ24は、画像形成装置12の制御全般を実行する。コントローラ24は、画像形成装置12の種々のプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)と、画像処理用のASIC(Application Specific Integrated Circuit)と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びHDD(Hard Disk Drive)を含む記憶装置とを有するコンピュータであってよい。コントローラ24は、画像読取エンジン20及び画像形成エンジン22の制御、及び、画像読取エンジン20が読み取った画像及び画像形成エンジン22に出力する画像の画像処理等を実行する。
【0018】
操作部26は、画像形成装置12のユーザインターフェースとして機能するコンピュータであってよい。操作部26は、コントローラ24と情報を送受信可能に接続されている。操作部26は、CPU30と、ROM32と、RAM34と、HDD36と、表示部38と、受付部40と、検知部42と、RTC44と、通信IF(InterFace)46と、バス48とを有する。CPU30、ROM32、RAM34、HDD36、表示部38、受付部40、検知部42、RTC(Real Time Clock)44、及び、通信IF46は、バス48を介して互いに接続されている。
【0019】
CPU30は、演算処理及び制御処理を実行する中央演算処理装置等のハードウェアプロセッサであって、操作部26の制御全般を司る。CPU30は、ROM32またはHDD36に格納されたプログラムを読み出して、RAM34上で展開して実行することにより、操作部26を制御する。
【0020】
ROM32は、CPU30が実行するプログラム(例えばBIOS(Basic Input/Output System)等)を記憶する不揮発性メモリである。RAM34は、CPU30が各種処理の際の作業領域などとして使用する揮発性メモリである。HDD36は、各種プログラム及びデータなどを格納する補助記憶装置である。HDD36には、操作部26を制御するプログラム及びデータが格納されている。
【0021】
表示部38は、CPU30が生成した画像データに基づいて、画像形成装置12の操作に関する画像を表示する。表示部38は、例えば、操作を受け付ける画像、及び、ヘルプコンテンツ等を操作に関する画像として表示する。表示部38は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)及び有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。
【0022】
受付部40は、画像形成装置12に関するユーザの操作を受け付けて、操作の内容をCPU30へ出力する。受付部40は、例えば、物理的なボタン及びスイッチ、及び、表示部38の表示面に設けられたタッチパネルであってよい。
【0023】
検知部42は、画像形成装置12の周辺の検知範囲に存在するユーザを検知する。検知部42は、赤外線等によって人を検知する人感センサであってよい。検知部42は、ユーザが検知範囲に存在することを示す情報である検知情報をCPU30へ出力する。尚、検知部42は、操作部26を介さずに画像形成装置12に接続されていてもよいし、外部の検知装置として、画像形成装置12に接続され、検知情報を画像形成装置12に送信してもよい。
【0024】
RTC44は、時刻をカウントして、CPU30へ出力する。
【0025】
通信IF46は、ネットワーク16を介して、コンテンツ管理サーバ14等の外部装置と通信するインターフェースである。
【0026】
図3は、コンテンツ管理サーバ14のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示すように、コンテンツ管理サーバ14は、CPU50と、ROM52と、RAM54と、HDD56と、通信IF58と、バス60とを有する。CPU50、ROM52、RAM54、HDD56、及び、通信IF58は、バス60を介して互いに接続されている。
【0027】
CPU50は、演算処理及び制御処理を実行する中央演算処理装置等のハードウェアプロセッサであって、コンテンツ管理サーバ14の制御全般を司る。CPU50は、ROM52またはHDD56に格納されたプログラムを読み出して、RAM54上で展開して実行することにより、コンテンツ管理サーバ14を制御する。
【0028】
ROM52は、CPU50が実行するプログラム(例えばBIOS等)を記憶する不揮発性メモリである。RAM54は、CPU50が各種処理の際の作業領域などとして使用する揮発性メモリである。HDD56は、各種プログラム及びデータなどを格納する補助記憶装置である。HDD56には、コンテンツ管理サーバ14を制御するプログラム及びデータが格納されている。
【0029】
通信IF58は、ネットワーク16を介して、画像形成装置12等の外部装置と通信するインターフェースである。
【0030】
図4は、操作部26の機能を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、操作部26は、装置側処理部62、及び、装置側記憶部64の機能を有する。
【0031】
装置側処理部62は、CPU30の機能として実現される。装置側処理部62は、判定部66及び出力部68の機能を有する。判定部66及び出力部68は、装置側処理部62が装置側記憶部64に記憶されたコンテンツ表示プログラム70を読み込むことによって実現される機能であってよい。尚、判定部66及び出力部68の一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)及びFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよい。
【0032】
判定部66は、検知情報に基づいてユーザが検知範囲に存在すると判定した場合であって、かつ、受付部40からの操作情報に基づいて受付部40がユーザの操作を受け付けていないと判定した時間である経過時間が閾値時間を経過したか否かを判定する。経過時間は、コンテンツ管理サーバ14にヘルプコンテンツを要求するか否かを判定するための時間である。閾値時間は、予め設定されて装置側記憶部64に格納された時間であってよく、例えば、数十秒であってよい。判定部66は、経過時間が閾値時間を経過した場合、当該判定結果を出力部68へ出力する。具体的には、判定部66は、検知部42から取得した検知情報に基づいて、画像形成装置12の周辺の検知範囲にユーザが存在するか否かを判定する。判定部66は、受付部40から取得した操作情報に基づいて、ユーザによって受付部40が操作されたか否かを判定する。判定部66は、検知情報に基づいてユーザが存在すると判定し、かつ、操作情報に基づいて受付部40がユーザによって操作されていないと判定すると、RTC44から取得する時刻に基づいて、経過時間の計時を開始する。判定部66は、ユーザが存在しなくなった、または、受付部40がユーザの操作を受け付けた場合、経過時間をリセットする。判定部66は、ユーザが存在し、かつ、受付部40がユーザによって操作されていない間、経過時間の計時を継続し、経過時間が閾値時間を経過した場合に、その旨を示す判定結果を出力部68へ出力する。
【0033】
出力部68は、経過時間が閾値時間を経過した場合に、その旨の判定結果を取得すると、画像形成装置12の操作方法に関するコンテンツであるヘルプコンテンツを出力する。具体的には、出力部68は、判定部66から判定結果を取得すると、表示部38の最前面に表示されているアプリケーション74の情報であるアプリケーション情報を、装置側記憶部64に記憶されたパラメータテーブル72から取得する。最前面に表示されているアプリケーション74とは、ユーザが使用しているアプリケーションである。例えば、ユーザがコピーを実行するときに使用するコピーアプリケーション、MFPにログインするときに使用する認証アプリケーションである。出力部68は、アプリケーション情報を含むヘルプコンテンツ要求をコンテンツ管理サーバ14へ送信する。出力部68は、コンテンツ管理サーバ14からヘルプコンテンツを取得する。出力部68は、取得したヘルプコンテンツを表示部38へ出力して表示させる。換言すれば、出力部68は、判定部66が検知情報に基づいて経過時間が閾値時間を経過するまでの期間中に検知範囲にユーザが存在すると判定した場合に、ユーザの操作を受け付けていなくても、ヘルプコンテンツを取得し、表示部38へ出力して表示させる。
【0034】
装置側記憶部64は、RAM34、ROM32及びHDD36の機能として実現される。尚、装置側記憶部64は、ネットワーク16上に設けられた外部の記憶装置であってもよい。装置側記憶部64は、装置側処理部62が実行するプログラム、及び、プログラムの実行に必要なデータ等を記憶する。例えば、装置側記憶部64は、装置側処理部62が実行するコンテンツ表示プログラム70を記憶するとともに、コンテンツ表示プログラム70の実行に必要なパラメータテーブル72を記憶する。装置側記憶部64は、装置側処理部62が実行する1または複数のアプリケーション74を記憶する。1または複数のアプリケーション74は、コピー、及び、スキャン等を実行するためのプログラムである。
【0035】
実施形態の装置側処理部62が実行するコンテンツ表示プログラム70は、上述した各部(判定部66及び出力部68)を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU30がROM32またはHDD36からコンテンツ表示プログラム70を読み出して実行することにより、上記各部がRAM34等の主記憶装置上にロードされる。これにより、判定部66及び出力部68が主記憶装置上に生成されて、これらの機能がコンピュータに実現されるようになっている。
【0036】
例えば、本実施形態の装置側処理部62で実行されるコンテンツ表示プログラム70は、ROM32またはHDD36に予め組み込まれて提供される。実施形態の装置側処理部62で実行されるコンテンツ表示プログラム70は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0037】
さらに、本実施形態の装置側処理部62で実行されるコンテンツ表示プログラム70を、インターネット等のネットワーク16に接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク16経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態の装置側処理部62で実行されるコンテンツ表示プログラム70をインターネット等のネットワーク16経由で提供または配布するように構成してもよい。
【0038】
図5は、コンテンツ管理サーバ14の機能を示す機能ブロック図である。コンテンツ管理サーバ14は、管理側処理部76及び管理側記憶部78の機能を有する。
【0039】
管理側処理部76は、CPU50の機能として実現される。管理側処理部76は、管理部80及び送信部82の機能を有する。管理部80及び送信部82は、管理側処理部76が管理側記憶部78に記憶されたコンテンツ管理プログラム84を読み込むことによって、実現される機能であってよい。管理部80及び送信部82の一部または全部は、ASIC及びFPGA等のハードウェアによって実現されてもよい。
【0040】
管理部80は、操作部26からヘルプコンテンツ要求を取得すると、ヘルプコンテンツ要求に含まれるアプリケーション情報に基づいて、操作部26の最前面に表示されているアプリケーション74に対応するヘルプコンテンツを取得する。例えば、管理部80は、アプリケーション情報に関連付けられたヘルプコンテンツ情報を、管理側記憶部78に記憶されたコンテンツ管理テーブル86から取得する。管理部80は、ヘルプコンテンツ情報が示すURL(Uniform Resource Locator)等に基づいて、ネットワーク16等を介してヘルプコンテンツを取得してよい。管理部80は、取得したヘルプコンテンツを送信部82へ出力する。
【0041】
送信部82は、ネットワーク16を介して、取得したヘルプコンテンツを操作部26へ送信する。
【0042】
管理側記憶部78は、RAM54、ROM52及びHDD56の機能として実現される。尚、管理側記憶部78は、ネットワーク16上に設けられた外部の記憶装置であってもよい。管理側記憶部78は、管理側処理部76が実行するプログラム、及び、プログラムの実行に必要なデータ等を記憶する。例えば、管理側記憶部78は、管理側処理部76が実行するコンテンツ管理プログラム84を記憶するとともに、コンテンツ管理プログラム84の実行に必要なコンテンツ管理テーブル86を記憶する。
【0043】
実施形態の管理側処理部76が実行するコンテンツ管理プログラム84は、上述した各部(管理部80及び送信部82)を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU50がROM52またはHDD56からコンテンツ管理プログラム84を読み出して実行することにより、上記各部がRAM54等の主記憶装置上にロードされる。これにより、管理部80及び送信部82が主記憶装置上に生成されて、これらの機能がコンピュータに実現されるようになっている。
【0044】
例えば、本実施形態の管理側処理部76で実行されるコンテンツ管理プログラム84は、ROM52またはHDD56に予め組み込まれて提供される。実施形態の操作部26で実行されるコンテンツ管理プログラム84は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0045】
さらに、本実施形態の管理側処理部76で実行されるコンテンツ管理プログラム84を、インターネット等のネットワーク16に接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク16経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態の管理側処理部76で実行されるコンテンツ管理プログラム84をインターネット等のネットワーク16経由で提供または配布するように構成してもよい。
【0046】
図6は、パラメータテーブル72の一例を示すテーブルである。パラメータテーブル72は、複数のアプリケーション情報を含む。
図6に示すように、アプリケーション情報は、アプリケーション74の表示言語、画像形成装置12の機種名、アプリケーション74の名称であるアプリケーション名、及び、アプリケーション74の画面情報を関連付ける。出力部68は、アプリケーション名に基づいて、表示部38の最前面に表示されているアプリケーション74のアプリケーション情報をパラメータテーブル72から取得し、当該アプリケーション情報を含むヘルプコンテンツ要求をコンテンツ管理サーバ14へ送信する。これにより、出力部68は、コンテンツ管理サーバ14から最前面のアプリケーション74に応じたヘルプコンテンツを取得する。
【0047】
図7は、コンテンツ管理テーブル86の一例を示すテーブルである。コンテンツ管理テーブル86は、1または複数のコンテンツ情報を含む。
図7に示すように、コンテンツ情報は、画像形成装置12の機種名、アプリケーション名、アプリケーション74の画面情報、アプリケーション74の言語、及び、ヘルプコンテンツのURLを関連付けている。管理部80は、操作部26からアプリケーション情報を取得すると、アプリケーション情報に含まれる画面情報等に基づいて、コンテンツ管理テーブル86からコンテンツ情報を取得する。管理部80は、取得したコンテンツ情報が示すURLに基づいて、ヘルプコンテンツを取得して、送信部82へ出力する。送信部82は、当該ヘルプコンテンツを操作部26へ送信する。
【0048】
図8は、操作部26の装置側処理部62が実行する第1実施形態のコンテンツ表示処理のフローチャートである。装置側処理部62は、コンテンツ表示プログラム70を読み込むことによって、コンテンツ表示処理を実行する。
【0049】
図8に示すコンテンツ表示処理において、判定部66は、検知情報を検知部42から取得する(Sa102)。判定部66は、検知情報に基づいて、ユーザが画像形成装置12の周辺の検知範囲に存在するか否かを判定する(Sa104)。判定部66は、検知情報に基づいてユーザが存在しないと判定すると(Sa104:No)、ステップSa102を繰り返す。判定部66は、検知情報に基づいて、ユーザが存在すると判定すると(Sa104:Yes)、受付部40からの操作情報に基づいて、ユーザによる画像形成装置12への操作を受け付けたか否かを判定する(Sa106)。判定部66は、操作情報に基づいて、ユーザによる画像形成装置12への操作を受け付けたと判定すると(Sa106:Yes)、ステップSa102以降を繰り返す。
【0050】
判定部66は、操作情報に基づいて、ユーザからの操作を受け付けていないと判定すると(Sa106:No)、RTC44がカウントしている現在時刻を開始時刻として、経過時間の計時を開始する(Sa108)。判定部66は、検知情報を検知部42から取得して(Sa110)、ユーザの存在が継続しているか否かを判定する(Sa112)。判定部66は、ユーザの存在が継続していないと判定すると(Sa112:No)、計時中の経過時間をリセットして(Sa114)、ステップSa102以降を繰り返す。判定部66は、ユーザの存在が継続していると判定すると(Sa112:Yes)、受付部40からの操作情報に基づいて、ユーザによる画像形成装置12への操作を受け付けたか否かを判定する(Sa116)。判定部66は、操作情報に基づいて、ユーザによる操作を受け付けたと判定すると(Sa116:Yes)、計時中の経過時間をリセットして(Sa114)、ステップSa102以降を繰り返す。
【0051】
判定部66は、操作情報に基づいて、ユーザによる操作を受け付けていないと判定すると(Sa116:No)、計時中の経過時間が閾値時間を経過したか否かを判定する(Sa118)。判定部66は、経過時間が閾値時間を経過していないと判定すると(Sa118:No)、ステップSa110以降を繰り返す。
【0052】
判定部66は、経過時間が閾値時間を経過したと判定すると(Sa118:Yes)、出力部68は、パラメータテーブル72を参照して、表示部38の最前面に表示されているアプリケーション74の画面情報等を含むアプリケーション情報を取得する(Sa120)。出力部68は、ネットワーク16を介して、アプリケーション情報を含むヘルプコンテンツの要求をコンテンツ管理サーバ14へ出力する(Sa122)。
【0053】
コンテンツ管理サーバ14は、ヘルプコンテンツの要求を取得すると、コンテンツ管理テーブル86においてアプリケーション情報と関連付けられたURLに基づいて、ヘルプコンテンツを取得して、ネットワーク16を介して操作部26へ送信する。
【0054】
出力部68は、ヘルプコンテンツを取得するまで待機状態となる(Sa124:No)。出力部68は、コンテンツ管理サーバ14が送信したヘルプコンテンツを取得すると(Sa124:Yes)、ヘルプコンテンツを表示部38に出力して表示させる(Sa126)。この後、装置側処理部62は、ステップSa102以降を繰り返す。
【0055】
図9は、画像形成装置12及びコンテンツ管理サーバ14との間の処理を示す第1実施形態のシーケンス図である。
図9に示す処理のうち、
図8の処理と重複する処理については、説明を簡略化する。
【0056】
図9に示すように、検知部42が、画像形成装置12の周辺の検知範囲にユーザが存在していない状態から存在する状態になったことを示す検知情報を装置側処理部62へ出力し(Sb202)、受付部40からの操作情報がない場合、装置側処理部62の判定部66は、経過時間の計時を開始する(Sb204)。
【0057】
検知部42が、画像形成装置12の周辺の検知範囲にユーザが存在している状態から存在していない状態になったことを示す検知情報を装置側処理部62へ出力すると(Sb206)、装置側処理部62の判定部66は、経過時間をリセットする(Sb208)。
【0058】
受付部40がユーザからの操作を受け付けて操作情報を装置側処理部62へ出力すると(Sb208)、装置側処理部62の判定部66は、経過時間をリセットする(Sb210)。
【0059】
装置側処理部62の判定部66が、経過時間が閾値時間を経過したと判定すると、出力部68は、パラメータテーブル72を参照して(Sb212)、表示部38に最前面で表示されているアプリケーション74のアプリケーション情報を取得する(Sb214)。装置側処理部62の出力部68は、アプリケーション情報を含むヘルプコンテンツの要求をコンテンツ管理サーバ14へ送信する(Sb216)。
【0060】
コンテンツ管理サーバ14は、ヘルプコンテンツの要求を取得すると、ヘルプコンテンツを送信する(Sb218)。装置側処理部62の出力部68は、コンテンツ管理サーバ14が送信したヘルプコンテンツを取得すると、ヘルプコンテンツを表示部38へ出力して表示させる(Sb220)。
【0061】
上述したように、第1実施形態の操作部26は、ユーザが受付部40を操作することなく操作部26の周辺に存在する経過時間が閾値時間を経過すると、ユーザからの指示がなくても、ヘルプコンテンツを出力している。これにより、操作部26は、ユーザがヘルプコンテンツを出力する操作方法をわからない場合でも、ヘルプコンテンツをユーザに自動で提供して、ヘルプコンテンツの出力に関するユーザの利便性を向上させることができる。また、操作部26は、経過時間が閾値時間を経過するまでの期間中に検知範囲にユーザが存在すると判定した場合に、ヘルプコンテンツを取得している。これにより、操作部26は、必要性の高い場合にヘルプコンテンツを取得することができるので、コンテンツ管理サーバ14の処理負担を低減することができる。
【0062】
<第2実施形態>
次に、プリントジョブまたはスキャンジョブ等の画像形成装置12において実行されるジョブの状態(以下、ジョブ状態)に基づいて、経過時間をリセットするとともに、操作方法に関するヘルプコンテンツを出力する第2実施形態のコンテンツ表示処理について説明する。
【0063】
第2実施形態の判定部66は、コントローラ24から取得したジョブ状態に応じて経過時間をリセットする。例えば、画像形成装置12がプリントジョブまたはスキャンジョブ等のジョブを開始した場合、計時中の経過時間をリセットする。また、判定部66は、計時中の経過時間が閾値時間を経過した場合、コントローラ24にジョブ状態を要求して取得し、当該ジョブ状態がジョブの状態が実行中であると判定した場合に、経過時間をリセットする。この場合、出力部68は、ヘルプコンテンツを出力しない。
【0064】
図10は、画像形成装置12及びコンテンツ管理サーバ14との間の処理を示す第2実施形態のシーケンス図である。
図10に示す処理のうち、上述の第1実施形態と同様の処理については説明を省略または簡略化する。
【0065】
図10に示すように、ユーザの存在が検知されて(Sb202)、経過時間の計時が開始された後(Sb204)、ユーザの存在が継続し、かつ、操作がない場合において、コントローラ24が、プリントジョブまたはスキャンジョブ等のジョブの開始を装置側処理部62の判定部66に通知すると(Sb332)、判定部66は、計時中の経過時間をリセットする(Sb334)。尚、操作部26の操作がない場合におけるジョブの開始は、例えば、画像形成装置12とネットワーク16を介して接続されたノート型のパーソナルコンピュータ等の外部機器から受け付けたプリント等のジョブの開始等を含む。
【0066】
判定部66は、計時中の経過時間が閾値時間を経過すると、コントローラ24にジョブ状態を要求する(Sb336)。コントローラ24は、ジョブ状態の要求に応じて、ジョブ状態を装置側処理部62へ送信する(Sb338)。装置側処理部62の判定部66は、ジョブ状態に基づいて画像形成装置12がジョブ中か否かを判定する。判定部66は、ジョブ中でない場合、その旨を示す判定結果を出力部68へ出力する。尚、ここでのジョブ中は、多量の枚数のスキャンまたはプリント中等を含む。このような場合、ユーザは、操作方法を知っていても、操作部26を操作することなく操作部26の前で待機することが多いので、ヘルプコンテンツを出力する必要性が低い。
【0067】
出力部68は、ジョブ状態でない旨の判定結果を取得すると、ヘルプコンテンツを取得して、当該コンテンツを表示部38に表示させる(Sb216からSb220)。
【0068】
判定部66は、ジョブ状態がジョブ中である場合、経過時間をリセットする(Sb340)。
【0069】
第2実施形態の操作部26は、画像形成装置12のジョブの状態に基づいて、ヘルプコンテンツを出力している。これにより、操作部26は、ジョブの状態に基づいて、必要性の高い場合にヘルプコンテンツを出力することができる。
【0070】
操作部26は、ジョブが開始している場合、及び、ジョブ中である場合、経過時間をリセットする。この場合、操作部26は、ヘルプコンテンツを出力しない。これにより、操作部26は、ユーザが一般に操作しないジョブ中において、必要性の低いヘルプコンテンツの表示を低減して、処理負荷を低減できる。
【0071】
<第3実施形態>
次に、ユーザの属性に応じて閾値時間を設定する第3実施形態について説明する。
【0072】
第3実施形態の判定部66は、画像形成装置12にログイン中のユーザの機器管理者等の属性に応じた閾値時間を設定し、当該閾値時間に基づいてヘルプコンテンツを出力する。具体的には、判定部66は、ユーザを認証したか否かを判定する。判定部66は、例えば、受付部40に入力されたユーザID及びパスワードに基づいて、ユーザを認証したか否かを判定してよい。尚、判定部66は、顔認証または指紋認証等によってユーザを認証したか否かを判定してもよい。判定部66は、ユーザを認証していない場合、即ち、ユーザがログインしておらず誰なのか不明な場合、閾値時間を第1時間に設定する。
【0073】
判定部66は、ユーザを認証した場合、即ち、ユーザがログインした場合、ログイン中のユーザが画像形成装置12の機器管理者か否かを判定する。例えば、判定部66は、受付部40に入力されたユーザID及びパスワードに基づいて、装置側記憶部64に予め記憶されたユーザデータベースに登録されたユーザの属性を参照して、ユーザが機器管理者か否かを判定してよい。判定部66は、ログイン中のユーザが機器管理者であると判定すると、閾値時間を第1時間よりも短い第2時間に設定する。判定部66は、ユーザが一般のユーザであって機器管理者でないと判定すると、閾値時間を第1時間に設定する。第1時間は、例えば、30秒であってよく、第2時間は、例えば、20秒であってよい。判定部66は、設定した閾値時間に基づいて、計時中の経過時間が閾値時間を経過したか否かを判定する。
【0074】
図11は、操作部26の装置側処理部62が実行する第3実施形態のコンテンツ表示処理のフローチャートである。第3実施形態の処理のうち、上述の実施形態と同様の処理については説明を省略または簡略化する。
【0075】
第3実施形態のコンテンツ表示処理では、判定部66は、ステップSa102からSa106まで実行した後、ユーザを認証済みか否かを判定する(Sa442)。判定部66は、ユーザを認証していないと判定すると(Sa442:No)、閾値時間を第1時間に設定する(Sa446)。一方、判定部66は、ユーザを認証済みと判定すると(Sa442:Yes)、ユーザが画像形成装置12の機器管理者か否かを判定する(Sa444)。判定部66は、ユーザが機器管理者でないと判定すると(Sa444:No)、閾値時間を第1時間に設定する(Sa446)。判定部66は、ユーザが機器管理者であると判定すると(Sa444:Yes)、閾値時間を第2時間に設定する(Sa448)。この後、判定部66及び出力部68は、設定した閾値時間に基づいて、ステップSa108以降の処理を実行する。
【0076】
第3実施形態の操作部26は、ユーザに応じてヘルプコンテンツを表示する閾値時間を設定しているので、ユーザに応じて適切にヘルプコンテンツを表示させることができる。例えば、操作部26は、画像形成装置12の複雑な設定を行うことが多い機器管理者の場合、設定項目及び設定値の設定方法等に関するヘルプコンテンツを、一般のユーザに比べて迅速に表示させることができる。
【0077】
尚、第3実施形態では、判定部66は、ユーザを機器管理者か否かで閾値時間を設定したが、ユーザの分類は機器管理者か否かのみに限られない。例えば、判定部66は、ユーザを機器管理者、カスタマーエンジニア、及び、それ以外の一般ユーザに分類して、閾値時間を設定してもよい。この場合、カスタマーエンジニアは、一般のユーザの第1時間(例えば、30秒)及び機器管理者の第2時間(例えば、20秒)に比べて長い第3時間(例えば、10分)にしてよい。これにより、判定部66は、画像形成装置12に詳しいカスタマーエンジニアに対してはヘルプコンテンツをほとんど表示しないようにすることができる。尚、判定部66は、カスタマーエンジニアに対してはヘルプコンテンツを表示しないようにしてもよい。
【0078】
上述した各実施形態の構成の機能、接続関係、個数、配置等は、発明の範囲及び発明の範囲と均等の範囲内で適宜変更、削除等してよい。各実施形態を適宜組み合わせてもよい。各実施形態の各ステップの順序を適宜変更してよい。
【0079】
上述の実施形態では、電子機器が画像形成装置12である例を挙げて説明したが、電子機器は操作部26であってもよく、他のヘルプコンテンツを表示する装置であってもよい。
【0080】
上記実施の形態では、本発明の画像形成装置12を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明したが、コピー機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
【0081】
上述の実施形態では、画像形成装置12の操作方法に関するコンテンツとしてヘルプコンテンツを例に挙げて説明したが、コンテンツは、マニュアル等のコンテンツであってもよい。
【0082】
上述の実施形態では、出力部68がヘルプコンテンツの画像を出力する例を挙げて説明したが、出力部68はヘルプコンテンツを音声によって、または、画像及び音声によって出力してもよい。
【0083】
上述の実施形態では、電子機器が画像形成装置12である例を挙げたが、電子機器は、ユーザを検知する検知部を有し、またはユーザを検知する検知装置に接続され、ユーザが操作するときの操作方法に関するコンテンツを出力させるPC(パーソナルコンピュータ)、スマートフォン、タブレットPC、プロジェクター、電子黒板及びテレビ等の家電製品であってもよい。
【符号の説明】
【0084】
10:画像処理システム、 12:画像形成装置、 14:コンテンツ管理サーバ、 20:画像読取エンジン、 22:画像形成エンジン、 24:コントローラ、 26:操作部、 38:表示部、 40:受付部、 42:検知部、 44:RTC、 62:装置側処理部、 64:装置側記憶部、 66:判定部、 68:出力部、 70:コンテンツ表示プログラム、 72:パラメータテーブル、 74:アプリケーション、 76:管理側処理部、 78:管理側記憶部、 80:管理部、 82:送信部、 84:コンテンツ管理プログラム、 86:コンテンツ管理テーブル。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0085】
【文献】特開2015-153325号公報
【文献】特開2002-258682号公報