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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-30
(45)【発行日】2022-06-07
(54)【発明の名称】画像形成装置及び画像形成方法
(51)【国際特許分類】
   B41J 29/38 20060101AFI20220531BHJP
   B41J 29/42 20060101ALI20220531BHJP
   B41J 29/00 20060101ALI20220531BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20220531BHJP
   G06F 3/12 20060101ALI20220531BHJP
【FI】
B41J29/38 203
B41J29/42 F
B41J29/00 Z
H04N1/00 350
G06F3/12 303
G06F3/12 356
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2018039123
(22)【出願日】2018-03-05
(65)【公開番号】P2019151053
(43)【公開日】2019-09-12
【審査請求日】2020-12-10
(73)【特許権者】
【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】尾美 太介
【審査官】牧島 元
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-276693(JP,A)
【文献】特開2013-110470(JP,A)
【文献】特開平06-164812(JP,A)
【文献】特開2015-156217(JP,A)
【文献】特開2013-005341(JP,A)
【文献】特開2008-250402(JP,A)
【文献】国際公開第2015/137240(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41J 29/38
H04N 1/00
G06F 3/12
B41J 29/42
B41J 29/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作に係る画面をユーザに表示する画像形成装置であって、
外部表示機器の画面サイズを示す情報を含み、画像形成装置を使用させるユーザの認証に使用する認証データを処理する認証部と、
操作パネルに画面表示を行う表示部と、
前記認証データに基づく外部表示機器の画面サイズと、前記操作パネルの画面サイズとを比較した結果に基づいて、前記外部表示機器及び前記操作パネルに画面表示を実行する制御部とを有し、
前記認証データに基づく外部表示機器の画面サイズと、前記操作パネルの画面サイズとを比較して、画面サイズが大きいほうに操作に係る詳細な画面を表示させ、画面サイズが小さい方に操作に係る簡素な画面を表示させる画像形成装置。
【請求項2】
前記外部表示機器との通信の確立を行う通信部をさらに備え、
前記通信部が所定の回数の接続を試行して前記外部表示機器と通信が確立できなかった場合、前記表示部は、前記外部表示機器の通信機能を有効にするようユーザに表示する請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記認証データに基づく外部表示機器の画面サイズと、前記操作パネルの画面サイズとを比較して、前記外部表示機器の画面サイズのほうが大きい場合、前記表示部の画面表示を停止し、操作に係る詳細な画面を表示させ、
前記認証データに基づく外部表示機器の画面サイズと、前記操作パネルの画面サイズとを比較して、前記外部表示機器の画面サイズのほうが小さい場合、前記表示部の画面表示を停止し、操作に係る簡素な画面を表示させる請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記認証データが複数の外部表示機器の画面サイズを示す情報を含む場合、前記表示部は、前記複数の外部表示機器の画面サイズをそれぞれ画面表示し、いずれの外部表示機器に画面表示させるか選択可能である請求項1記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記表示部は、ユーザが外部表示機器の画面サイズを入力するための画面表示を行い、前記入力された画面サイズと、表示部の画面サイズとを比較した結果に基づいて、前記外部表示機器及び前記操作パネルに画面表示を実行する請求項1記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記認証データに基づく外部表示機器の画面サイズと、前記操作パネルの画面サイズとを比較して、画面サイズが大きいほうに所定の画面を表示させる請求項1記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記認証データに基づく外部表示機器の画面サイズと、前記操作パネルの画面サイズとを比較して、画面サイズが大きいほうに操作に係る詳細な画面を表示させ、画面サイズが小さい方に操作に係る簡素な画面を表示させ、
所定の操作によって前記詳細な画面を前記簡素な画面に変更して表示させ、
所定の操作によって前記簡素な画面を前記詳細な画面に変更して表示させる請求項1記載の画像形成装置。
【請求項8】
操作に係る画面をユーザに表示する操作パネルを有する画像形成装置が実行する画像形成方法であって、
外部表示機器の画面サイズを示す情報を含み、前記画像形成装置を使用させるユーザの認証に使用する認証データを処理する認証手順と、
前記操作パネルに画面表示を行う表示手順と、
前記認証データに基づく外部表示機器の画面サイズと、前記操作パネルの画面サイズとを比較した結果に基づいて、前記外部表示機器及び前記操作パネルに画面表示を実行する制御手順と、
前記認証データに基づく外部表示機器の画面サイズと、前記操作パネルの画面サイズとを比較して、画面サイズが大きいほうに操作に係る詳細な画面を表示させ、画面サイズが小さい方に操作に係る簡素な画面を表示させる手順とを前記画像形成装置が実行する画像形成方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ユーザの所有するスマートフォン又はタブレット等の外部表示機器との通信手段を有する画像形成装置が考案されており、画像形成装置の操作状況に応じた操作画面を外部表示機器に表示させ、画像形成装置が具備する操作パネル上の画面と外部表示機器の画面とを合わせて表示領域を拡張することで、ユーザの操作性を向上させる技術が既に知られている(例えば特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の画像形成装置においては、ユーザの所有する外部表示機器の画面サイズについての考慮がなされていないため、例えば、外部表示機器が小さい画面であっても大きい画面であっても、所定の決められた操作画面を表示させることしかできず、使いやすく最適な操作画面を提供できていないという問題があった。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、外部表示機器の表示画面上に最適な操作画面を表示させ、ユーザの操作性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで上記課題を解決するため、画像形成装置は、操作に係る画面をユーザに表示し、外部表示機器の画面サイズを示す情報を含み、画像形成装置を使用させるユーザの認証に使用する認証データを処理する認証部と、操作パネルに画面表示を行う表示部と、前記認証データに基づく外部表示機器の画面サイズと、前記操作パネルの画面サイズとを比較した結果に基づいて、前記外部表示機器及び前記操作パネルに画面表示を実行する制御部とを有し、前記認証データに基づく外部表示機器の画面サイズと、前記操作パネルの画面サイズとを比較して、画面サイズが大きいほうに操作に係る詳細な画面を表示させ、画面サイズが小さい方に操作に係る簡素な画面を表示させる。
【発明の効果】
【0006】
外部表示機器の表示画面上に最適な操作画面を表示させ、ユーザの操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の実施の形態における画像形成装置1の例を示す図である。
図2】本発明の実施の形態における操作パネル11の例を示す図である。
図3】本発明の実施の形態における外部表示機器21の例を示す図である。
図4】本発明の実施の形態における画像形成装置1のハードウェア構成例を示す図である。
図5】本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(1)を説明するためのフローチャートである。
図6】本発明の実施の形態における操作画面の例(1)を示す図である。
図7】本発明の実施の形態における操作画面の例(2)を示す図である。
図8】本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(2)を説明するためのフローチャートである。
図9】本発明の実施の形態における操作画面の例(3)を示す図である。
図10】本発明の実施の形態における操作画面の例(4)を示す図である。
図11】本発明の実施の形態における操作画面の例(5)を示す図である。
図12】本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(3)を説明するためのフローチャートである。
図13】本発明の実施の形態における操作画面の例(6)を示す図である。
図14】本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(4)を説明するためのフローチャートである。
図15】本発明の実施の形態における操作画面の例(7)を示す図である。
図16】本発明の実施の形態における印刷プレビュー画面の表示の例(1)を説明するためのフローチャートである。
図17】本発明の実施の形態における印刷プレビュー操作画面の表示の例(1)を示す図である。
図18】本発明の実施の形態における印刷プレビュー操作画面の表示の例(2)を示す図である。
図19】本発明の実施の形態における印刷プレビュー画面の表示の例を示す図である。
図20】本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(8)を示す図である。
図21】本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(9)を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施の形態における画像形成装置1の構成例を示す図である。図1に示されるように、画像形成装置1は、ADF10(Auto Document Feeder)、操作パネル20、スキャナ30、プリンタ40、排紙トレイ50、用紙トレイ60及び本体制御板70を有する。ADF10は、自動原稿送り装置装置である。操作パネル20は、ユーザへの画面表示及びユーザからの操作を取得する。スキャナ30は、原稿を読み取る装置である。プリンタ40は原稿に画像形成を行う装置である。排紙トレイ50は、印刷された原稿が排出されるトレイである。用紙トレイ60は、印刷される原稿の用紙を格納するトレイである。本体制御板70は、画像形成装置1を制御する。
【0010】
画像形成装置1は、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ又はMFP(Multi-Function Peripheral)等である。画像形成装置1は、本体制御板70に制御され、本体制御板70と接続される操作パネル20で画面表示及び応答の入出力を行う。また、画像形成装置1は、ADF10により送られる読み取る原稿をスキャナ30により読み取る。また、画像形成装置1は、入力されるデータに基づいて、用紙トレイ60から用紙を取得してプリンタ40で印刷を行い、排紙トレイ50に排出する。
【0011】
図2は、本発明の実施の形態における操作パネル20の構成例を示す図である。
図2に示されるように、操作パネル20は、LCD21(Liquid Crystal Display)、タッチパネル22、ハードキー23、状態表示LED24(Light Emitting Diode)及びユーザ認証部25を有する。タッチパネル22又はハードキー23を用いて、ユーザは操作を入力することができる。LCD21は、多様な情報を表示することができる。状態表示LED24は、画像形成装置1の状態を点灯によって示すことができる。ユーザ認証部25は、ユーザを認証するためのデータが保存された認証カード又は外部表示機器80をユーザが近接させることで、ユーザの認証処理が実行され、画像形成装置1が利用可能になる。
【0012】
図3は、本発明の実施の形態における外部表示機器80の構成例を示す図である。図3に示されるように、外部表示機器80は、LCD81、タッチパネル82、ハードキー83及び認証部84を有する。タッチパネル82又はハードキー83を用いて、ユーザは操作を入力することができる。LCD21は、多様な情報を表示することができる。外部表示機器80内部の記憶装置には、ユーザを認証するためのデータ、LCD81の画面サイズ及び解像度等のデータが保存されており、ユーザは、認証部84を画像形成装置1のユーザ認証部25に近接させることで、ユーザの認証処理が実行され、画像形成装置1が利用可能になる。
【0013】
外部表示機器80は、例えば、画像形成装置1と無線通信を介して通信可能な携帯通信端末としてのスマートフォン、タブレット端末、又はウェアラブルデバイス等のデバイスである。スマートフォンとは、携帯電話としての通話機能のほか、カメラによる撮像機能、PCのようなWeb情報表示機能等の多機能を備える端末であり、タブレット端末とは、スマートフォンと同様に多機能端末として機能するタブレット型の端末である。外部表示機器80を利用するユーザは、簡単な操作で画像形成装置1に認証処理を実行させてログインすることができる。
【0014】
図4は、本発明の実施の形態における画像形成装置1のハードウェア構成例を示す図である。図4に示されるように、画像形成装置1の本体制御板70は、CPU102(Central Processing Unit)、内部バス103、ROM104(Read Only Memory)、RAM105(Random Access Memory)、不揮発性メモリ106、入出力I/F107及び通信I/F108を有する。画像形成装置1の操作パネル20は、操作パネル制御板110、MPU111(Micro Processing Unit)、LCD112、LED113、ハードキー114、タッチパネル115及びユーザ認証部116を有する。入出力I/F107と操作パネル制御板110とは、操作パネル接続ケーブル117により接続される。入出力I/F107とユーザ認証部116とは、ユーザ認証部接続ケーブル118により接続される。外部表示機器80は、無線通信119により、通信I/F108と接続される。
【0015】
画像形成装置1の本体制御板70は、CPU102により画像形成装置1全体の制御を行う。CPU102は、内部バス103を介して、プログラム及びデータを記憶するROM104、プログラム実行時にワークエリアとして使用されるRAM105、各種情報を記憶する不揮発性メモリ106、入出力I/F107及び通信I/F108と接続され、CPU102がプログラムを実行することによって実現される機能で制御される。
【0016】
操作パネル20は、操作パネル制御板110を有する。操作パネル制御板110は、MPU111によって操作パネル20全体の制御を行う。操作パネル20に具備されるLCD112、LED13、ハードキー14及びタッチパネル15は、MPU111と接続されて制御される。操作パネル制御板110は、操作パネル接続ケーブルを介して入出力I/F107と接続され、本体制御板70からの電源供給を受け、CPU102と通信を行う。ユーザ認証部116は、ユーザ認証部接続ケーブル118を介して入出力I/F107と接続され、本体制御板70からの電源供給を受け、CPU102と通信を行う。なお、ユーザ認証部116は、操作パネル20から分離されていてもよい。
【0017】
ユーザが所有する外部表示機器80は、無線通信119を介して通信I/F108と接続される。外部表示機器80において表示される描画データ、ユーザに入力される座標データ、表示画面の向き等の情報が無線通信119を介して送受信される。無線通信119は、例えば、無線LAN(Local Area Network)でもよいし、他の近距離無線通信方法であってもよい。
【0018】
図5は、本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(1)を説明するためのフローチャートである。図5において、ユーザがユーザ認証部116に認証カードを近接させたとき、画像形成装置1が、ユーザが所有する外部表示機器80の画面サイズを判定し、外部表示機器80の表示画面上に最適な操作画面を表示させるフローについて説明する。
【0019】
ユーザが画像形成装置1を利用するとき、ユーザ認証を行ってログインする必要がある。ステップS101において、ユーザがユーザ認証部116に認証カードをかざす。続いて、本体制御板70のCPU102は、ユーザ認証データをリードして、外部表示機器80の画面サイズの情報を取得する(S102)。ここで、ユーザ認証データに、外部表示機器80の画面サイズを示す情報が含まれていてもよいし、予めユーザに関連付けられた外部表示機器80の画面サイズのデータベースを画像形成装置1が有していて、ユーザが認証されたとき、データベースから当該ユーザと関連付けられて記憶された外部表示機器80の画面サイズを示す情報が取得されてもよい。
【0020】
続いて、画像形成装置1が省エネ状態の場合は、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の電源をオンしてスタンバイ状態に復帰させる。一方、画像形成装置1がスタンバイ状態である場合、特に処理は行われない(S103)。
【0021】
ステップS104において、CPU102は、操作パネル20に外部表示機器80を「使用する」及び「使用しない」ダイアログを表示する。「使用する」が押下された場合、ステップS105に進み、「使用しない」が押下された場合、ステップS110に進む。
【0022】
ステップS105において、通信I/F108を介して外部表示機器80との無線通信が確立されたか否かが判定される。無線通信が確立された場合(S105のYES)、ステップS107に進み、無線通信が確立されなかった場合(S105のNO)、ステップS106に進む。
【0023】
ステップS106において、画像形成装置1は無線通信を再度試行する。試行回数nが所定の回数p未満である場合、ステップS105に戻り、試行回数nが所定の回数p以上である場合、外部表示機器80とは接続されず、ステップS110に進む。
【0024】
ステップS107において、外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ以上であるか否かが判定される。外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ以上である場合(S107のYES)、ステップS108に進み、外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ未満である場合(S107のNO)、ステップS109に進む。
【0025】
ステップS108において、本体制御板70のCPU102は、外部表示機器80の表示画面により多くの操作可能な情報を表示する方が効率的であるため、外部表示機器80に「詳細画面」と呼称する操作画面を表示し、操作パネル20に「簡単画面」と呼称する操作画面を表示させてフローを終了する。なお、操作画面の表示に必要となる描画データ量を削減するため、本体制御板70のCPU102は、取得した外部表示機器80の解像度の情報に基づいて、描画データをスケーリングして外部表示機器80に送信する。なお、ステップS102において、認証データに付加される外部表示機器の画面サイズ情報は、解像度の情報であってもよい。
【0026】
ステップS109において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面により多くの操作可能な情報を表示する方が効率的であるため、操作パネル20に「詳細画面」の操作画面を表示し、外部表示機器80に「簡単画面」の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0027】
ステップS110において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面に通常の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0028】
図6は、本発明の実施の形態における操作画面の例(1)を示す図である。図6は、操作パネル20又は外部表示機器80に表示される「簡単画面」の操作画面である。図6に示されるように、「簡単画面」においては「詳細画面」より簡易な機能表示がされる。
【0029】
図7は、本発明の実施の形態における操作画面の例(2)を示す図である。図7は、操作パネル20又は外部表示機器80に表示される「詳細画面」の操作画面である。図7に示されるように、「詳細画面」においては「簡単画面」より詳細な機能表示がされる。
【0030】
図8は、本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(2)を説明するためのフローチャートである。図8において、ユーザがユーザ認証部116に外部表示機器80の認証部84を近接させたとき、操作パネル20を使用しない場合は操作パネル20の表示を停止して消費電力を削減しつつ、ユーザが所有する外部表示機器80の画面サイズを判定し、外部表示機器80の表示画面上に最適な操作画面を表示させるフローについて説明する。
【0031】
ユーザが画像形成装置1を利用するとき、ユーザ認証を行ってログインする必要がある。外部表示機器80を積極的に利用したいユーザは、外部表示機器80の認証部84をユーザ認証部116にかざす(S201)。続いて、本体制御板70のCPU102は、ユーザ認証データをリードして、外部表示機器80の画面サイズの情報を取得する(S202)。続いて、画像形成装置1が省エネ状態の場合は、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の電源をオンしてスタンバイ状態に復帰させる。一方、画像形成装置1がスタンバイ状態である場合、特に処理は行われない(S203)。
【0032】
ステップS204において、CPU102は、操作パネル20に外部表示機器80を「使用する」及び「使用しない」ダイアログを表示する。「使用する」が押下された場合、ステップS205に進み、「使用しない」が押下された場合、ステップS215に進む。
【0033】
ステップS205において、通信I/F108を介して外部表示機器80との無線通信が確立されたか否かが判定される。無線通信が確立された場合(S205のYES)、ステップS208に進み、無線通信が確立されなかった場合(S205のNO)、ステップS206に進む。
【0034】
ステップS206において、画像形成装置1は無線通信を再度試行する。試行回数nが所定の回数p未満である場合、ステップS205に戻り、試行回数nが所定の回数p以上である場合、ステップS207に進む。
【0035】
ステップS207において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面に「外部デバイスの無線通信機能を有効にしてください」旨の画面を表示する。
【0036】
図9は、本発明の実施の形態における操作画面の例(3)を示す図である。図9に示されるように、外部表示機器80と無線通信が確立できない場合、「外部デバイスの無線通信機能を有効にしてください。」とのメッセージを操作パネル20の画面に表示して、ボタン「OK」及びボタン「操作パネルを使用する」を表示する。
【0037】
図8に戻る。ボタン「OK」を押下した場合、ステップS205に戻る。ボタン「操作パネルを使用する」を押下した場合、ステップS215に進む。
【0038】
ステップS208において、外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ以上であるか否かが判定される。外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ以上である場合(S208のYES)、ステップS209に進み、外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ未満である場合(S208のNO)、ステップS210に進む。
【0039】
ステップS209において、本体制御板70のCPU102は、外部表示機器に操作パネル20の画面を「表示する」又は「表示しない」旨のダイアログを表示する。「表示する」が押下された場合、ステップS211に進み、「表示しない」が押下された場合、ステップS212に進む。
【0040】
ステップS211において、本体制御板70のCPU102は、外部表示機器80の表示画面により多くの操作可能な情報を表示する方が効率的であるため、外部表示機器80に「詳細画面」の操作画面を表示し、操作パネル20に「簡単画面」の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0041】
ステップS212において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20のLCD112を表示させる回路をOFFし、外部表示機器80に「詳細画面」の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0042】
ステップS210において、本体制御板70のCPU102は、外部表示機器に操作パネル20の画面を「表示する」又は「表示しない」旨のダイアログを表示する。「表示する」が押下された場合、ステップS213に進み、「表示しない」が押下された場合、ステップS214に進む。
【0043】
ステップS213において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面により多くの操作可能な情報を表示する方が効率的であるため、操作パネル20に「詳細画面」の操作画面を表示し、外部表示機器80に「簡単画面」の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0044】
ステップS214において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20のLCD112を表示させる回路をOFFし、外部表示機器80に「簡単画面」の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0045】
ステップS215において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面に通常の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0046】
図10は、本発明の実施の形態における操作画面の例(4)を示す図である。図10は、外部表示機器80に表示される「簡単画面」の操作画面である。図10に示されるように、「簡単画面」においては「詳細画面」より簡易な機能表示がされる。また、ボタン「操作パネル表示」を表示して、ユーザの必要に応じて、操作パネル20の画面表示を有効にすることができる。
【0047】
図11は、本発明の実施の形態における操作画面の例(5)を示す図である。図11は、外部表示機器80に表示される「詳細画面」の操作画面である。図10に示されるように、「詳細画面」においては「簡単画面」より詳細な機能表示がされる。また、ボタン「操作パネル表示」を表示して、ユーザの必要に応じて、操作パネル20の画面表示を有効にすることができる。
【0048】
図12は、本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(3)を説明するためのフローチャートである。図12において、複数の外部表示機器80を所有するユーザがユーザ認証部116に認証カードを近接させたとき、画像形成装置1が、ユーザが所有する外部表示機器80の画面サイズを判定し、外部表示機器80の表示画面上に最適な操作画面を表示させるフローについて説明する。
【0049】
ユーザが画像形成装置1を利用するとき、ユーザ認証を行ってログインする必要がある。ステップS301において、ユーザがユーザ認証部116に認証カードをかざす。続いて、本体制御板70のCPU102は、ユーザ認証データをリードして、複数の外部表示機器80の画面サイズの情報を取得する(S302)。続いて、画像形成装置1が省エネ状態の場合は、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の電源をオンしてスタンバイ状態に復帰させる。一方、画像形成装置1がスタンバイ状態である場合、特に処理は行われない。また、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面に、外部表示機器80を選択するダイアログを表示する(S303)。
【0050】
図13は、本発明の実施の形態における操作画面の例(6)を示す図である。図13に示されるように、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面に、使用する外部デバイスすなわち外部表示機器80の候補を表示する。各外部表示機器80の画面サイズが共に表示されてもよい。ユーザは、表示された外部表示機器80の候補から使用する外部表示機器80を選択する。なお、最も画面サイズが大きな外部表示機器80が本体制御板70のCPU102に選択されてもよい。
【0051】
図12に戻る。ステップS304において、CPU102は、操作パネル20に外部表示機器80を「使用する」及び「使用しない」ダイアログを表示する。「使用する」が押下された場合、ステップS305に進み、「使用しない」が押下された場合、ステップS310に進む。
【0052】
ステップS305において、通信I/F108を介して外部表示機器80との無線通信が確立されたか否かが判定される。無線通信が確立された場合(S305のYES)、ステップS307に進み、無線通信が確立されなかった場合(S305のNO)、ステップS306に進む。
【0053】
ステップS306において、画像形成装置1は無線通信を再度試行する。試行回数nが所定の回数p未満である場合、ステップS305に戻り、試行回数nが所定の回数p以上である場合、外部表示機器80とは接続されず、ステップS310に進む。
【0054】
ステップS307において、外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ以上であるか否かが判定される。外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ以上である場合(S307のYES)、ステップS308に進み、外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ未満である場合(S307のNO)、ステップS309に進む。
【0055】
ステップS308において、本体制御板70のCPU102は、外部表示機器80の表示画面により多くの操作可能な情報を表示する方が効率的であるため、外部表示機器80に「詳細画面」の操作画面を表示し、操作パネル20に「簡単画面」の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0056】
ステップS309において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面により多くの操作可能な情報を表示する方が効率的であるため、操作パネル20に「詳細画面」の操作画面を表示し、外部表示機器80に「簡単画面」の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0057】
ステップS310において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面に通常の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0058】
図14は、本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(4)を説明するためのフローチャートである。図14において、ユーザ認証が不要である画像形成装置1の場合であって、外部表示機器80の画面サイズをユーザが直接入力することで、画像形成装置1が、ユーザが所有する外部表示機器80の画面サイズを判定し、外部表示機器80の表示画面上に最適な操作画面を表示させるフローについて説明する。例えば、コンビニエンスストア等に設置される画像形成装置1の場合は、ユーザ認証が不要であってもよい。
【0059】
ユーザが画像形成装置1を利用するとき、所定の使用開始アクション、例えば、操作パネル20のキー押下、操作パネル20のタッチ、ADF10オープン等)を行うと(S401)、画像形成装置1が省エネ状態の場合は、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の電源をオンしてスタンバイ状態に復帰させる。一方、画像形成装置1がスタンバイ状態である場合、特に処理は行われない。また、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面に、外部表示機器80の画面サイズの入力画面を表示する(S402)。
【0060】
図15は、本発明の実施の形態における操作画面の例(7)を示す図である。図15に示されるように、本体制御板70のCPU102は、使用する外部表示機器80の画面サイズをユーザが入力するための画面が操作パネル20に表示する。ユーザは、使用する外部表示機器80の画面サイズを入力する。また、図15に示されるように、「外部デバイス使用しない」のボタンを表示して、外部表示機器80を使用しないことをユーザが入力可能であってもよい。
【0061】
図14に戻る。ステップS403において、CPU102は、操作パネル20に外部表示機器80を「使用する」及び「使用しない」ダイアログを表示する。「使用する」が押下された場合、ステップS404に進み、「使用しない」が押下された場合、ステップS409に進む。
【0062】
ステップS404において、通信I/F108を介して外部表示機器80との無線通信が確立されたか否かが判定される。無線通信が確立された場合(S404のYES)、ステップS307に進み、無線通信が確立されなかった場合(S404のNO)、ステップS405に進む。
【0063】
ステップS405において、画像形成装置1は無線通信を再度試行する。試行回数nが所定の回数p未満である場合、ステップS305に戻り、試行回数nが所定の回数p以上である場合、外部表示機器80とは接続されず、ステップS409に進む。
【0064】
ステップS406において、外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ以上であるか否かが判定される。外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ以上である場合(S406のYES)、ステップS407に進み、外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ未満である場合(S406のNO)、ステップS408に進む。
【0065】
ステップS407において、本体制御板70のCPU102は、外部表示機器80の表示画面により多くの操作可能な情報を表示する方が効率的であるため、外部表示機器80に「詳細画面」の操作画面を表示し、操作パネル20に「簡単画面」の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0066】
ステップS408において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面により多くの操作可能な情報を表示する方が効率的であるため、操作パネル20に「詳細画面」の操作画面を表示し、外部表示機器80に「簡単画面」の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0067】
ステップS409において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20の表示画面に通常の操作画面を表示させてフローを終了する。
【0068】
図16は、本発明の実施の形態における印刷プレビュー画面の表示の例(1)を説明するためのフローチャートである。図16において、印刷プレビュー等の画面に代表される、ユーザがなるべく大きい画面上で確認したい操作画面を、操作パネル20と外部表示機器80との画面サイズを比較して、大きい画面を有する機器側で優先的に表示させるフローを説明する。
【0069】
例えば、印刷プレビュー操作画面にて、これから印刷開始する画像データを詳細に確認するといったユースケースが考えられる。用紙の縦横設定が正しいか、拡大又は縮小の程度が意図通りか等の確認を行う上で、より大きい画面上で操作できることがユーザにとっては好ましい。したがって、ユーザがなるべく大きい画面上で確認した操作画面は、大きい画面を有する機器において優先的に表示されるようにしてユーザビリティの向上を図る。なお、ユーザがなるべく大きい画面上で確認したい操作画面は、印刷プレビューに限られず、例えば、スキャンされた原稿の確認画面であってもよく、画像形成装置1に接続されるPC(Personal Computer)の接続設定画面等であってもよい。
【0070】
外部表示機器80が、画像形成装置1との無線通信を確立し、操作パネル20及び外部表示機器80共に操作画面を表示している状態が、フローが開始される状態である。ステップS501において、印刷プレビュー操作画面に遷移する操作が発生する。続いて、ステップS502において、外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ以上であるか否かが判定される。外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ以上である場合(S502のYES)、ステップS503に進み、外部表示機器80の画面サイズが操作パネル20の画面サイズ未満である場合(S502のNO)、ステップS504に進む。
【0071】
ステップS503において、ユーザが直前に操作していたのは操作パネル20か否かが判定される。操作パネル20であった場合(S503のYES)、ステップS505に進み、操作パネル20でない、すなわち外部表示機器80であった場合(S503のNO)、ステップS506に進む。
【0072】
ステップS504において、ユーザが直前に操作していたのは操作パネル20か否かが判定される。操作パネル20であった場合(S503のYES)、ステップS507に進み、操作パネル20でない、すなわち外部表示機器80であった場合(S503のNO)、ステップS508に進む。
【0073】
ステップS505において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20には印刷プレビュー操作画面を表示させて、外部表示機器80には印刷プレビュー画像のみを優先表示させて、フローを終了する。
【0074】
ステップS506において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20には印刷プレビュー操作画面を表示させて、外部表示機器80には印刷プレビュー画像を優先表示させた印刷プレビュー操作画面を表示させて、フローを終了する。
【0075】
ステップS507において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20には印刷プレビュー画像を優先表示させた操作画面を表示させて、外部表示機器80には印刷プレビュー操作画面を表示させて、フローを終了する。
【0076】
ステップS508において、本体制御板70のCPU102は、操作パネル20には印刷プレビュー画像のみを表示させて、外部表示機器80には印刷プレビュー操作画面を表示させて、フローを終了する。
【0077】
図17は、本発明の実施の形態における印刷プレビュー操作画面の表示の例(1)を示す図である。図17は、操作パネル20又は外部表示機器80に表示される印刷プレビュー画像を優先表示させた印刷プレビュー操作画面の例である。本体制御板70のCPU102は、印刷プレビュー画像を優先表示させると共に、簡易な機能ボタンも表示させる。
【0078】
図18は、本発明の実施の形態における印刷プレビュー操作画面の表示の例(2)を示す図である。図18は、操作パネル20又は外部表示機器80に表示される印刷プレビュー操作画面の例である。本体制御板70のCPU102は、印刷プレビュー画像と、詳細な機能ボタンとを表示させる。
【0079】
図19は、本発明の実施の形態における印刷プレビュー画面の表示の例を示す図である。図19は、操作パネル20又は外部表示機器80に表示される印刷プレビュー画像のみが表示される印刷プレビュー画面の例である。各機能に対応するボタンは表示されず、印刷プレビュー画像が大きく表示される。
【0080】
図20は、本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(8)を示す図である。図20は、操作パネル20又は外部表示機器80に表示される「簡単画面」の操作画面である。図20に示されるように、「簡単画面」においては「詳細画面」より簡易な機能表示がされ、「詳細画面に切替」ボタンが表示される。ユーザが「詳細画面に切替」ボタンを押下すると、画面表示は図21に示される「詳細画面」に遷移する。
【0081】
図21は、本発明の実施の形態における操作画面の表示の例(9)を示す図である。図21は、操作パネル20又は外部表示機器80に表示される「詳細画面」の操作画面である。図21に示されるように、「詳細画面」においては「簡単画面」より詳細な機能表示がされ、「簡単画面に切替」ボタンが表示される。ユーザが「簡単画面に切替」ボタンを押下すると、画面表示は図20に示される「簡単画面」に遷移する。
【0082】
上述のように、本発明の実施の形態によれば、画像形成装置1は、ユーザ認証データに基づいて、ユーザが使用する外部表示機器80の画面サイズを特定する。特定された画面サイズと、操作パネル20の画面サイズとを比較した結果に基づいて、外部表示機器80及び操作パネル20それぞれに、適した操作画面を表示することができる。すなわち、外部表示機器の表示画面上に最適な操作画面を表示させ、ユーザの操作性を向上させることができる。
【0083】
なお、本発明の実施の形態において、操作パネル制御板110は、表示部の一例である。CPU102は、制御部の一例である。「簡単画面」は、簡素な画面の一例である。通信I/F108は、通信部の一例である。印刷プレビュー画像のみ表示される画面は、所定の画面の一例である。「詳細画面に切替」押下、又は「簡単画面に切替」押下は、所定の操作の一例である。
【0084】
なお、本発明は、プロジェクタ、医療用機器又はテレビ会議システム等の画像処理装置又は画像処理システムに適用可能である。また、本発明は、撮像した画像を処理する装置又はシステムとなり得る、携帯電話、携帯型情報端末、車載機器等の通信端末又は情報処理装置に適用可能である。また、本発明の情報処理装置は、一つの装置にすべての機能を含んで構成されてもよいし、複数の装置によって構成されてもよい。
【0085】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0086】
1 画像形成装置
10 ADF
20 操作パネル
30 スキャナ
40 プリンタ
50 排紙トレイ
60 用紙トレイ
70 本体制御板
21 LCD
22 タッチパネル
23 ハードキー
24 状態表示LED
25 ユーザ認証部
80 外部表示機器
81 LCD
82 タッチパネル
83 ハードキー
84 認証部
102 CPU
103 内部バス
104 ROM
105 RAM
106 不揮発性メモリ
107 入出力I/F
108 通信I/F
110 操作パネル制御板
111 MPU
112 LCD
113 LED
114 ハードキー
115 タッチパネル
116 ユーザ認証部
117 操作パネル接続ケーブル
118 ユーザ認証部接続ケーブル
119 無線通信
【先行技術文献】
【特許文献】
【0087】
【文献】特開2014-016941号公報
図1
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図3
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図5
図6
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