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  • 特許-防鼠光ファイバケーブル 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-07
(45)【発行日】2022-07-15
(54)【発明の名称】防鼠光ファイバケーブル
(51)【国際特許分類】
   G02B 6/44 20060101AFI20220708BHJP
【FI】
G02B6/44 381
G02B6/44 366
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2018131269
(22)【出願日】2018-07-11
(65)【公開番号】P2020008774
(43)【公開日】2020-01-16
【審査請求日】2021-04-16
(73)【特許権者】
【識別番号】000005083
【氏名又は名称】日立金属株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】597126332
【氏名又は名称】東日京三電線株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000221616
【氏名又は名称】東日本旅客鉄道株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】特許業務法人平田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】丹 孝太郎
(72)【発明者】
【氏名】松岡 功
(72)【発明者】
【氏名】物井 浩文
(72)【発明者】
【氏名】笠井 文仁
(72)【発明者】
【氏名】市川 修平
【審査官】奥村 政人
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-126687(JP,A)
【文献】特開2007-042530(JP,A)
【文献】特開平11-203951(JP,A)
【文献】特開2013-152420(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2008/0247717(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B 6/44
H01B 7/17- 7/288
JSTPlus(JDreamIII)
JST7580(JDreamIII)
JSTChina(JDreamIII)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数本の光ファイバと、
前記複数本の光ファイバを一括して被覆する内部シースと、
前記内部シースの外周を覆うように設けられたステンレス編組からなる防鼠層と、
前記防鼠層の外周を被覆する外部シースと、を備え、
前記防鼠層は、ステンレス素線を複数本束ねた素線群を用い、ケーブル長手方向に対して所定の傾斜角度傾斜させた複数の第1素線群と、ケーブル長手方向に対して前記第1素線群と反対方向に前記第1素線群と同じ前記傾斜角度傾斜させた複数の第2素線群とを編み合わせて構成され、
前記第1及び第2素線群間に形成される菱形の隙間のケーブル長手方向に沿った長さが、0.9mm以下であり、
前記防鼠層は、持数が3以上11以下、打数が24であり、かつ、前記素線群のピッチが22mm以上38mm以下である1層の前記ステンレス編組からなり、
長さ200mmのケーブルを水平になるようにその一端を固定し、他端側に30gの荷重を加えた時のたわみ量が45mm以上である、
防鼠光ファイバケーブル。
【請求項2】
前記傾斜角度が、40°以上50°以下である、
請求項1に記載の防鼠光ファイバケーブル。
【請求項3】
前記複数本の光ファイバの周囲に巻きつけられた押え巻テープを備え、
前記内部シースは、前記押え巻テープの外周を覆うように設けられており、
前記内部シースと前記外部シースをそれぞれ引き裂くための2本の引き裂き紐をさらに備え、
一方の前記引き裂き紐は、前記押え巻テープの外周に沿うように配置されており、
他方の前記引き裂き紐は、前記防鼠層の外周に沿うように配置されている、
請求項1または2に記載の防鼠光ファイバケーブル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防鼠光ファイバケーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、駅構内等に配線される光ファイバケーブルとして、鼠からの咬害を抑制可能な防鼠光ファイバケーブルが知られている。
【0003】
従来の防鼠光ファイバケーブルは、咬害を抑制するために、テンションメンバに鋼線、ケーブルコアの外周にステンレステープを巻き付け、その外周に外部シースを設けたシース構造(ステンレスラミネートシースと呼称される)が用いられており、可とう性が十分ではなく、配線作業が容易ではないという課題があった。
【0004】
特許文献1では、可とう性を向上するため、ステンレステープに代えてステンレス編組を用いることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開平11-203951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、ステンレス編組を2重~5重に重ね、ステンレス編組を厚くすることにより、鼠の歯が内部シースに届かないようにしている。そのため、特許文献1では、ケーブル外径が太くなると共に、十分な可とう性が得られない場合がある。
【0007】
そこで、本発明は、可とう性の向上を図った防鼠光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記課題を解決することを目的として、複数本の光ファイバと、前記複数本の光ファイバを一括して被覆する内部シースと、前記内部シースの外周を覆うように設けられたステンレス編組からなる防鼠層と、前記防鼠層の外周を被覆する外部シースと、を備え、前記防鼠層は、ステンレス素線を複数本束ねた素線群を用い、ケーブル長手方向に対して所定の傾斜角度傾斜させた複数の第1素線群と、ケーブル長手方向に対して前記第1素線群と反対方向に前記第1素線群と同じ前記傾斜角度傾斜させた複数の第2素線群とを編み合わせて構成され、前記第1及び第2素線群間に形成される菱形の隙間のケーブル長手方向に沿った長さが、0.9mm以下であり、前記防鼠層は、持数が3以上11以下、打数が24であり、かつ、前記素線群のピッチが22mm以上38mm以下である1層の前記ステンレス編組からなり、長さ200mmのケーブルを水平になるようにその一端を固定し、他端側に30gの荷重を加えた時のたわみ量が45mm以上である、防鼠光ファイバケーブルを提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、可とう性の向上を図った防鼠光ファイバケーブルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施の形態に係る防鼠光ファイバケーブルを示す図であり、(a)は長手方向に垂直な断面を示す断面図、(b)は外部シースを一部除去した際の側面図およびその部分拡大図である。
図2】防鼠性の実験結果及び推定結果をまとめて示したグラフ図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
【0012】
(防鼠光ファイバケーブル1の全体構成)
図1は、本実施の形態に係る防鼠光ファイバケーブルを示す図であり、(a)は長手方向に垂直な断面を示す断面図、(b)は外部シースを一部除去した際の側面図およびその部分拡大図である。
【0013】
図1(a),(b)に示すように、防鼠光ファイバケーブル1は、複数本の光ファイバ21と、複数本の光ファイバ21を一括して被覆する内部シース4と、内部シース4の外周を覆うように設けられたステンレス編組からなる防鼠層5と、防鼠層5の外周を被覆する外部シース6と、を主に備えている。本実施の形態では、光ファイバ21にコード用シース23を被覆した複数本の光コード2を有しており、複数本の光コード2を一括して被覆するように内部シース4を設けている。
【0014】
光ファイバ21としては、例えば、マルチモード光ファイバや、シングルモード光ファイバを用いることができる。図示していないが、光ファイバ21は、コアと、コアの外周を覆うように設けられたクラッドと、クラッドの外周を覆うように形成されたナイロン等からなる被覆層と、を有している。被覆層を有する光ファイバ21は、一般的に光ファイバ心線と呼ばれるものである。
【0015】
光コード2は、光ファイバ21と、光ファイバ21の外周を覆うように設けられた介在22と、介在22の外周を覆うように設けられたコード用シース23と、を有している。介在22は、例えば、アラミド繊維からなる。コード用シース23は、例えば、難燃性ポリエチレンからなる。光コード2の外径は、例えば約2mmである。
【0016】
図1では、防鼠光ファイバケーブル1が、4本の光コード2を備える場合を示している。ただし、防鼠光ファイバケーブル1が備える光コード2の数はこれに限定されず、2本以上であればよい。4本の光コード2は、防鼠光ファイバケーブル1の長手方向(以下、ケーブル長手方向という)に垂直な断面において、防鼠光ファイバケーブル1の周方向(以下、ケーブル周方向という)に略等間隔に配置されている。
【0017】
4本の光コード2の周囲、及びケーブル長手方向に垂直な断面において4本の光コード2に囲まれたケーブル中心位置には、テンションメンバ7が設けられており、その周囲に押え巻テープ3が巻き付けられている。テンションメンバ7としては、例えば、アラミド繊維を用いることができる。
【0018】
内部シース4は、押え巻テープ3の外周を覆うように設けられている。つまり、内部シース4内には、4本の光コード2と、テンションメンバ7(例えば、アラミド繊維)と、押え巻テープ3とが設けられている。内部シース4は、例えばポリエチレンからなる。内部シース4の厚さは、例えば、約0.8mmである。
【0019】
内部シース4の外周には、防鼠層5と外部シース6とが順次設けられている。外部シース6は、例えば、ポリウレタンからなる。外部シース6の厚さは、例えば約0.7mmである。外部シース6の外径、すなわち防鼠光ファイバケーブル1の外径は、例えば約9mmである。
【0020】
また、防鼠光ファイバケーブル1は、端末加工時に内部シース4と外部シース6をそれぞれ引き裂くための2本の引き裂き紐8を備えている。一方の引き裂き紐8は、押え巻テープ3の外周に沿うように配置されている。他方の引き裂き紐8は、防鼠層5の外周に沿うように配置されている。
【0021】
(防鼠層5の説明)
図1(b)に示されるように、防鼠層5は、ステンレス素線を複数本束ねた素線群51を用い、ケーブル長手方向に対して所定の傾斜角度θ傾斜させた複数の第1素線群51aと、ケーブル長手方向に対して第1素線群51aと反対方向に第1素線群51aと同じ傾斜角度θ傾斜させた複数の第2素線群51bとを編み合わせて構成されている。ここでは、外径0.12mmのステンレス素線を用いた。また、素線群51を構成するステンレス素線の本数である持数は3以上11以下とし、素線群51の数である打数は24とした。素線群51のピッチ、すなわち任意の素線群51がケーブル周方向に1周して同じ周方向位置となる点のケーブル長手方向に沿った間隔は、22mm以上38mm以下とした。
【0022】
さて、本実施の形態に係る防鼠光ファイバケーブル1では、第1及び第2素線群51a,51b間に形成される菱形の隙間52のケーブル長手方向に沿った長さ(対角線長)aが、0.9mm以下とされる。これにより、防鼠層5を1層のステンレス編組で構成した場合であっても、十分な防鼠性が得られることとなり、可とう性と防鼠性の両立が可能となる。以下、その理由について説明する。
【0023】
鼠が防鼠光ファイバケーブル1を齧る際には、ケーブル側方(径方向外方)から齧りつくと考えられる。よって、隙間52のケーブル長手方向に沿った長さa(以下、単に隙間長さaという)を、鼠がケーブル側方から齧りついた際に鼠の歯が引っ掛からない程度の長さとすることで、防鼠層5や内部シース4の損傷を抑制することが可能になる。
【0024】
本発明者らは、隙間長さaの異なる実施例1~3の防鼠光ファイバケーブル1、及び比較例1の防鼠光ファイバケーブルを製作し、鼠の咬害に対する耐性(十分な防鼠性を有するか否か)について実験を行った。実施例1~3の防鼠光ファイバケーブル1、及び比較例1の防鼠光ファイバケーブルの防鼠層5の持数、打数、ピッチ、密度、隙間長さaは、表1のとおりである。なお、ステンレス素線の外径は0.12mmとし、防鼠層5の内径(内部シース4の外径)は6.69mmとした。
【表1】
【0025】
実験では、鼠(ラット)を収容したケージ内に、餌を入れたケースを設置すると共に、当該ケースにおいて、餌の収容部分に至る通路に実施例あるいは比較例の防鼠光ファイバケーブルを配置し、防鼠光ファイバケーブルを齧り切らないと鼠が餌の収容部分に至れないようにした。この状態で3日間置き、その後防鼠光ファイバケーブルを取り出して状態を観察した。
【0026】
観察の結果、隙間長さaを0.9mm以下とした実施例1~3の防鼠光ファイバケーブル1では、防鼠層5においてステンレス素線の切断や乱れが若干見られたものもあったが、内部シース4に咬害痕は確認されず、十分な防鼠性が得られていた(防鼠性○)。これに対して、隙間長さaを0.9mmより大きくした比較例1の防鼠光ファイバケーブルでは、防鼠層5において一部のステンレス素線が切断され隙間52が大きく拡がった部分が確認され、内部シース4を貫通するような外傷はないものの、内部シース4に咬害痕が見られた(防鼠性×)。
【0027】
以上の結果より、隙間長さaを0.9mm以下とすることで、防鼠性向上の効果が得られると考えられる。また、上記表1より、実施例1~3のうち最も隙間長さaが長いのは、実施例3における0.81mmであることから、防鼠性向上の効果をより確実に得るためには、隙間長さaを0.80mm以下とすることが、より望ましいといえる。
【0028】
以上の結果をまとめたグラフ図を図2に示す。図2は横軸がピッチ(mm)、縦軸が密度(%)であり、図中、○は実施例1~3、×は比較例1を示している。
【0029】
また、図2には、隙間長さaが0.9mmとなるピッチと密度との関係の近似曲線も併せて示している。図2に示すように、近似曲線よりも上側、すなわち隙間長さaが0.9mm以下となる領域(実施例1~3)では、十分な防鼠性が得られ、近似曲線よりも下側、すなわち隙間長さaが0.9mmより大きくなる領域(比較例1)においては、十分な防鼠性が得られていないと推定される。すなわち、本実施の形態のように、隙間長さaを0.9mm以下とすることで、防鼠層5を1層のステンレス編組で構成した場合であっても、十分な防鼠性が期待できる。
【0030】
さらに、防鼠層5における各素線群51のケーブル長手方向に対する傾斜角度θは、40°以上50°以下であることがより望ましい。傾斜角度θが40°未満と小さいと、端末加工時に外部シース6を除去した際に、ステンレス素線が直線状に戻ろうとする力により、防鼠層5がケーブル長手方向に縮み易くなり、端末加工の加工性が低下してしまう。このような防鼠層5の縮みは、特に高温環境下において発生し易い。また、傾斜角度θが50°より大きいと、防鼠層5の密度が高く硬くなり、防鼠光ファイバケーブル1の可撓性が低下してしまう場合がある。
【0031】
つまり、傾斜角度θを40°以上50°以下とすることで、端末加工時の防鼠層5の縮みを抑制できると共に、可とう性の低下を抑制することが可能になる。なお、傾斜角度θは、打数、ピッチ、内部シース4の外径等により、適宜調整することができる。
【0032】
また、長さ200mmのケーブルを水平になるようにその一端を固定し、他端側に30gの荷重を加えた時のたわみ量(水平位置から垂直方向の最下点までの距離)を測定したところ、従来のケーブル(テンションメンバに鋼線、外部シースにステンレスラミネート使用)のたわみ量は30mmであった。一方、本発明の防鼠層5であれば、たわみ量が45mm以上になることを確認した。
【0033】
なお、防鼠層5を形成する際には、素線群51に所定の張力を加えつつ編組を行うが、この際の張力を大きくして、内部シース4を締め付け過ぎると、防鼠光ファイバケーブル1を曲げた際の光コード2の損失増加の原因となってしまう。よって、防鼠層5を形成する際には、ステンレス素線が内部シース4を締め付け過ぎない程度の張力に適宜調整するとよい。
【0034】
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係る防鼠光ファイバケーブル1は、防鼠層5の素線群51間に形成される菱形の隙間52のケーブル長手方向に沿った長さaが、0.9mm以下である。
【0035】
これにより、防鼠層5を1層のステンレス編組で構成した場合であっても、十分な防鼠性を得ることが可能となり、可とう性に優れた防鼠光ファイバケーブル1を実現できる。また、防鼠層5を1層のステンレス編組で構成できることから、従来のように防鼠層5を複数層とする場合と比較して、防鼠光ファイバケーブル1の外径を小さくすることができ、さらなる可とう性の向上に寄与する。すなわち、本実施の形態によれば、可とう性に優れ、狭い場所にも配線し易い防鼠光ファイバケーブル1を実現できる。
【0036】
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
【0037】
[1]複数本の光ファイバ(21)と、前記複数本の光ファイバ(21)を一括して被覆する内部シース(4)と、前記内部シース(4)の外周を覆うように設けられたステンレス編組からなる防鼠層(5)と、前記防鼠層(5)の外周を被覆する外部シース(6)と、を備え、前記防鼠層(5)は、ステンレス素線を複数本束ねた素線群(51)を用い、ケーブル長手方向に対して所定の傾斜角度傾斜させた複数の第1素線群(51a)と、ケーブル長手方向に対して前記第1素線群(51a)と反対方向に前記第1素線群(51a)と同じ前記傾斜角度傾斜させた複数の第2素線群(51b)とを編み合わせて構成され、前記第1及び第2素線群(51a,51b)間に形成される菱形の隙間(52)のケーブル長手方向に沿った長さが、0.9mm以下である、防鼠光ファイバケーブル(1)。
【0038】
[2]前記傾斜角度が、40°以上50°以下である、[1]に記載の防鼠光ファイバケーブル(1)。
【0039】
[3]前記防鼠層(5)は、1層の前記ステンレス編組からなる、[1]または[2]に記載の防鼠光ファイバケーブル(1)。
【0040】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
【0041】
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
【符号の説明】
【0042】
1…防鼠光ファイバケーブル
2…光コード
21…光ファイバ
23…コード用シース
4…内部シース
5…防鼠層
51…素線群
51a…第1素線群
51b…第2素線群
6…外部シース
図1
図2