(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-19
(45)【発行日】2022-07-27
(54)【発明の名称】情報処理装置、画像形成装置およびプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 9/445 20180101AFI20220720BHJP
H04N 1/00 20060101ALI20220720BHJP
G06F 3/06 20060101ALI20220720BHJP
G06K 7/00 20060101ALI20220720BHJP
【FI】
G06F9/445
H04N1/00 Z
G06F3/06 550
G06F3/06 304H
G06K7/00 069
G06K7/00 086
(21)【出願番号】P 2018221415
(22)【出願日】2018-11-27
【審査請求日】2021-08-19
(73)【特許権者】
【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
(74)【代理人】
【識別番号】100110607
【氏名又は名称】間山 進也
(72)【発明者】
【氏名】西崎 浩平
(72)【発明者】
【氏名】石原 宏幸
(72)【発明者】
【氏名】土佐 茂
(72)【発明者】
【氏名】面▲高▼ 克彦
【審査官】北川 純次
(56)【参考文献】
【文献】特開平6-314175(JP,A)
【文献】特開2009-140398(JP,A)
【文献】特開2011-100373(JP,A)
【文献】特開2003-288128(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 9/445
H04N 1/00
G06F 3/06
G06K 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ライトプロテクトスイッチを備えたリムーバブルメディアを接続可能な情報処理装置であって、
前記リムーバブルメディアの接続の有無を検知する接続検知部と、
前記ライトプロテクトスイッチのON/OFF状態を検知するスイッチ状態検知部と、
前記リムーバブルメディアに所定のプログラムが格納されているか否かを検知するプログラム検知部と、
前記所定のプログラムを実行するか否かを判断するプログラム実行判断部と、
前記リムーバブルメディアから前記所定のプログラムを読み込んで実行するプログラム実行部とを含み、
前記プログラム実行判断部は、
前記ライトプロテクトスイッチがON状態であり、且つ、前記所定のプログラムが前記リムーバブルメディアに格納されている場合にのみ、該所定のプログラムを実行すると判断する、
情報処理装置。
【請求項2】
前記プログラム検知部は、
前記リムーバブルメディアに格納されているプログラムの識別情報に基づいて、前記所定のプログラムが格納されているか否かを検知する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プログラム実行判断部は、
前記リムーバブルメディアに複数の前記所定のプログラムが格納されている場合に、該リムーバブルメディアの接続回数と接続時の前記ON/OFF状態に基づいて、実行すべきプログラムを判断する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記リムーバブルメディアの接続解消または装置電源のOFFに応答して、該リムーバブルメディアから読み込んだ前記所定のプログラムを消去する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
ライトプロテクトスイッチを備えたリムーバブルメディアを接続可能な画像形成装置であって、
前記リムーバブルメディアの接続の有無を検知する接続検知部と、
前記ライトプロテクトスイッチのON/OFF状態を検知するスイッチ状態検知部と、
前記リムーバブルメディアに所定のプログラムが格納されているか否かを検知するプログラム検知部と、
前記所定のプログラムを実行するか否かを判断するプログラム実行判断部と、
前記リムーバブルメディアから前記所定のプログラムを読み込んで実行するプログラム実行部とを含み、
前記プログラム実行判断部は、
前記ライトプロテクトスイッチがON状態であり、且つ、前記所定のプログラムが前記リムーバブルメディアに格納されている場合にのみ、該所定のプログラムを実行すると判断する、
画像形成装置。
【請求項6】
ライトプロテクトスイッチを備えたリムーバブルメディアを接続可能な情報処理装置を制御するコンピュータを、
前記リムーバブルメディアの接続の有無を検知する接続検知手段、
前記ライトプロテクトスイッチのON/OFF状態を検知するスイッチ状態検知手段、
前記リムーバブルメディアに所定のプログラムが格納されているか否かを検知するプログラム検知手段、
前記所定のプログラムを実行するか否かを判断するプログラム実行判断手段、
前記リムーバブルメディアから前記所定のプログラムを読み込んで実行するプログラム実行手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記プログラム実行判断手段は、
前記ライトプロテクトスイッチがON状態であり、且つ、前記所定のプログラムが前記リムーバブルメディアに格納されている場合にのみ、該所定のプログラムを実行すると判断する、
プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、画像形成装置およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、任意のプログラムを格納したリムーバブルメディアを情報処理装置に挿入してプログラムを読み込ませ、読み込ませたプログラムを情報処理装置に実行させるといったことが広く行われている。
【0003】
この点につき、特許文献1は、書き換えプログラムを格納したメモリカードをテレビに挿入して、当該テレビに書き換えプログラムを実行させる方法を開示する。特許文献1には、テレビ側で実行される書き換えプログラムが、メモリーカードのライトプロテクトスイッチの状態に基づいて書き込みの可否を判断し、書き込み可の場合は、テレビ側の環境設定データをメモリカードに書き込み、書き込み不可の場合は、メモリカードに格納された環境設定データをテレビ側に読み込むことが記載されている。
【0004】
しかしながら、特許文献1の方法では、ライトプロテクトスイッチの状態が2値(ON/OFF)であることから、3種類以上の処理を実行させることができないという問題があった。また、特許文献1の方法では、ライトプロテクトスイッチがOFF状態(書き込み不可)の場合に、テレビがメモリーカードから環境設定データを読み込むようになっているために、メモリーカードから任意のデータを読み出すという記憶媒体としての本来の使い方ができないという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、リムーバブルメディアの本来の用途を満たしつつ、リムーバブルメディアに格納される所望のプログラムを実行することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、リムーバブルメディアの本来の用途を満たしつつ、リムーバブルメディアに格納される所望のプログラムを実行することができる情報処理装置につき鋭意検討した結果、以下の構成に想到し、本発明に至ったのである。
【0007】
すなわち、本発明によれば、ライトプロテクトスイッチを備えたリムーバブルメディアを接続可能な情報処理装置であって、前記リムーバブルメディアの接続の有無を検知する接続検知部と、前記ライトプロテクトスイッチのON/OFF状態を検知するスイッチ状態検知部と、前記リムーバブルメディアに所定のプログラムが格納されているか否かを検知するプログラム検知部と、前記所定のプログラムを実行するか否かを判断するプログラム実行判断部と、前記リムーバブルメディアから前記所定のプログラムを読み込んで実行するプログラム実行部とを含み、前記プログラム実行判断部は、前記ライトプロテクトスイッチがON状態であり、且つ、前記所定のプログラムが前記リムーバブルメディアに格納されている場合にのみ、該所定のプログラムを実行すると判断する、情報処理装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
上述したように、本発明によれば、リムーバブルメディアの本来の用途を満たしつつ、リムーバブルメディアに格納される所望のプログラムを実行することができる情報処理装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本実施形態の情報処理装置の機能ブロック図。
【
図2】本実施形態の情報処理装置が実行する処理を示すシーケンス図
【
図3】本実施形態の情報処理装置が実行する処理を説明するための概念図。
【
図4】本実施形態の情報処理装置が実行する処理を説明するための概念図。
【
図5】複数のプログラムが実行される際の状態遷移図。
【
図6】本実施形態の情報処理装置のハードウェア構成図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜、その説明を省略するものとする。
【0011】
以下、本発明の実施形態である情報処理装置100について説明する。本実施形態の情報処理装置100は、ライトプロテクトスイッチを備えたリムーバブルメディアを接続可能な情報処理装置である。本実施形態において、リムーバブルメディアとは、情報処理装置に着脱可能な外部記憶デバイスを意味し、ライトプロテクトスイッチとは、データの書き込みの可否を制御する機械的なスイッチを意味する。ライトプロテクトスイッチを備えたリムーバブルメディアとしては、SDカード、MOディスク、USBメモリなどを例示することができる。
【0012】
図1は、本実施形態の情報処理装置100と、情報処理装置100に着脱可能なリムーバブルメディア20の機能構成を示す。
【0013】
リムーバブルメディア20は、不揮発性のメモリ22と、ライトプロテクトスイッチ24とを含んで構成される。本実施形態では、メモリ22に、情報処理装置100が実行可能な1以上のプログラムが格納される場合がある。また、本実施形態では、ライトプロテクトスイッチ24がOFFの場合に、メモリ22へのデータの書き込みとメモリ22からのデータの読み出しの両方が可能となり、ライトプロテクトスイッチ24がONの場合には、メモリ22へのデータの書き込みが禁止され、メモリ22からのデータの読み出しのみが可能となる。
【0014】
一方、本実施形態の情報処理装置100は、
図1に示すように、接続検知部102と、スイッチ状態検知部103と、プログラム検知部104と、プログラム実行判断部105と、プログラム実行部106とを含んで構成される。本実施形態では、情報処理装置100を制御するコンピュータが、所定のプログラムを実行することにより、上述した各手段として機能する。なお、
図1に示すカーネル110は、情報処理装置100全体を制御するOSの機能である。
【0015】
接続検知部102は、リムーバブルメディア20の接続の有無を検知する手段である。例えば、リムーバブルメディア20がSDカードであって場合、接続検知部102は、情報処理装置100に設けられた専用のスロットにSDカードが挿入されたか否かを判断する。
【0016】
スイッチ状態検知部103は、ライトプロテクトスイッチ24のON/OFF状態を検知する手段である。
【0017】
プログラム検知部104は、情報処理装置100に接続されたリムーバブルメディア20のメモリ22に指定プログラムが格納されているか否かを検知する手段である。ここでいう指定プログラムとは、情報処理装置100がリムーバブルメディア20から読み出して実行することが許可されている所定のプログラムを意味する。なお、本実施形態においては、情報処理装置100の記憶手段に指定プログラムの識別情報であるファイル名が格納され、指定プログラムが2以上存在する場合は、それらのファイル名を記述したリストが格納される。
【0018】
プログラム実行判断部105は、リムーバブルメディア20のメモリ22に格納されている指定プログラムを実行するか否かを判断する手段である。
【0019】
プログラム実行部106は、プログラム実行判断部105が実行すると判断した指定プログラムを実行する手段である。
【0020】
以上、情報処理装置100の機能構成について説明してきたが、続いて、本実施形態の情報処理装置100が実行する処理の内容を
図2に示すシーケンス図に基づいて説明する。なお、以下では、リムーバブルメディア20がSDカードである場合を例にとって説明を行うものとし、以下において、SDカード20とは、リムーバブルメディア20を意味する。また、以下においては、ライトプロテクトスイッチ24を、単に、スイッチ24という場合がある。
【0021】
SDカード20が情報処理装置100の設けられたSDカード用のスロット10に挿入されると、接続検知部102は、SDカード20の挿入を検知し、その旨をカーネル110に通知する(S1)。
【0022】
これを受けて、カーネル110は、プログラム実行判断部105に対して、プログラム実行判断要求を送信する(S2)。これを受けて、プログラム実行判断部105は、スイッチ状態検知部103に対して、スイッチ状態検知要求を送信する(S3)。
【0023】
これを受けて、スイッチ状態検知部103は、SDカード20のスイッチ24のON/OFF状態を検知し(S4)、その検知結果をプログラム実行判断部105に返す(S5)。
【0024】
スイッチ状態検知部103から受領した検知結果が「ON」であった場合、プログラム実行判断部105は、プログラム検知部104に対して、指定プログラム検知要求を送信する(S6)。これを受けて、プログラム検知部104は、SDカード20のメモリ22にアクセスして指定プログラムの有無を検知する(S7)。具体的には、情報処理装置100の記憶手段に格納されているリストを参照し、メモリ22に格納されているプログラム・ファイルのファイル名と、リストに記述されているファイル名が一致する場合に、指定プログラムが存在する旨を検知し、ファイル名が一致しない場合、あるいは、プログラム・ファイル自体が格納されていない場合には、指定プログラムが存在しない旨を検知して、その検知結果をプログラム実行判断部105に返す(S8)。
【0025】
プログラム検知部104から受領した検知結果に基づいて、プログラム実行判断部105は、指定プログラムの実行の要否を判断し、その判断結果をカーネル110に返す(S9)。具体的には、
図3(a)に示すように、SDカード20に指定プログラムが存在しなかった場合は、プログラム実行判断部105は、判断結果として「実行する」をカーネル110に返す(S9)。一方、
図3(b)に示すように、SDカード20に指定プログラムが存在した場合は、プログラム実行判断部105は、判断結果として「実行する」をカーネル110に返す(S9)。
【0026】
一方、
図3(c)に示すように、SDカード20のスイッチ24が「OFF」であった場合は、プログラム実行判断部105は、スイッチ状態検知部103から検知結果「OFF」を受領する。この場合、プログラム実行判断部105は、判断結果として「実行しない」をカーネル110に返す(S10)。
【0027】
プログラム実行判断部105から、「実行する」という判断結果を受領した場合、カーネル110は、プログラム実行部106に対してプログラム実行要求を送信する(S11)。これを受けて、プログラム実行部106は、SDカード20に格納された指定プログラムを実行する(S12)。
【0028】
一方、プログラム実行判断部105から、「実行しない」という判断結果を受領した場合、カーネル110は、SDカード20が挿入された時に行うべき通常の処理を実行する(S13)。
【0029】
以上、本実施形態の情報処理装置100が実行する処理について説明してきたが、本実施形態では、情報処理装置100が以下に述べる2種類の方式のいずれかに従ってプログラムを実行する。
【0030】
図4(a)は、第1の方式を概念的に示す。第1の方式では、情報処理装置100が、SDカード20に格納された指定プログラム30をコピーして実行する。第1の方式が適用されるケースとしては、情報処理装置100に、セキュリティの観点から実装していないプログラム(Secure Shellなど)を実行させたい場合に、そのようなプログラムをSDカード20から情報処理装置100の特定のディレクトリにコピーして実行するといったケースを例示することができる。なお、第1の方式を適用する場合は、SDカード20の抜去(接続解消)または情報処理装置100の装置電源のOFFに応答して、カーネル110がコピーした指定プログラム30を消去して元の状態に戻すことが好ましい。
【0031】
図4(b)は、第2の方式を概念的に示す。第2の方式では、情報処理装置100が、SDカード20に格納された指定プログラム30を実行するのではなく、情報処理装置100の内部に保持された既存プログラム40を実行する。具体的には、情報処理装置100は、SDカード20内に指定プログラム30の存在を検知すると、これに対応付けられた既存プログラム40を実行する。
【0032】
第2の方式が適用されるケースとしては、既存プログラム40がタッチパネルからの指令によってログ取得を行うプログラムであるようなケースを例示することができる。このケースでは、タッチパネルが使用不能になった場合、既存プログラム40にログ取得を指令することができなくなるが、そのような場合は、既存プログラム40に対応付けられた指定プログラム30を格納するSDカード20を情報処理装置100に挿入することによって、情報処理装置100に既存プログラム40を実行させてログを取得することができる。
【0033】
なお、SDカード20に格納される指定プログラムには、プログラムの実行に関する実行関連情報が記述される。この実行関連情報は、適用すべきプログラムの実行方式(第1の方式または第2の方式)を含み、第2の方式を適用する場合は、併せて、実行対象となる既存プログラムを特定するための情報を含む。そして、プログラム実行判断部105は、指定プログラムに含まれる実行関連情報に基づいて、実行すべきプログラムを判断する。
【0034】
続いて、本実施形態の情報処理装置100が複数の指定プログラムを実行する態様について説明する。
【0035】
本実施形態では、SDカード20内に複数の指定プログラムが格納されている場合、プログラム実行判断部105が、SDカード20の挿入回数(接続回数)と挿入時(接続時)のスイッチ24のON/OFF状態に基づいて、実行すべき指定プログラムを判断する。
【0036】
具体的には、プログラム実行判断部105は、下記(1)および(2)の手順で実行すべき指定プログラムを決定する。
(1)ON状態のSDカード20が挿入された後に、OFF状態のSDカード20が挿入される度に、候補となる指定プログラムを切り換える。
(2)ON状態のSDカード20が2回連続して挿入された時点で候補となっている指定プログラムを実行対象として決定する。なお、先述の第2の方式を適用する場合は、決定した指定プログラムに対応付けられた既存プログラムを実行対象として決定する。
【0037】
図5は、情報処理装置100がSDカード20に格納される3つの指定プログラムを実行する場合の状態遷移図を示す。
【0038】
以上、説明したように、本実施形態では、SDカード20のスイッチ24がONの場合にのみ、SDカード20に格納される指定プログラム(または、これに対応付けられた既存プログラム)が実行され、スイッチ24がOFFの場合には、それらが実行されない。したがって、ユーザは、スイッチ24をOFFにすることで、SDカード20を本来の用途で利用することができるようになる。加えて、本実施形態によれば、SDカード20の抜き差しによって、SDカード20に格納された複数のプログラムの中から所望のプログラムを情報処理装置100に選択的に実行させることができる。
【0039】
最後に、
図6に基づいて本実施形態の情報処理装置100に搭載されるコンピュータのハードウェア構成について説明する。
図6に示すように、本実施形態の情報処理装置100に搭載されるコンピュータは、少なくとも、装置全体の動作を制御するプロセッサ12と、各種のプログラムを保存するROM13と、プログラムの実行空間を提供するRAM14と、各種のプログラムやデータを保存する補助記憶装置16と、外部装置を接続するための入出力インタフェース18とを備えている。
【0040】
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0041】
10…スロット
12…プロセッサ
13…ROM
14…RAM
16…補助記憶装置
18…入出力インタフェース
20…リムーバブルメディア(SDカード)
22…メモリ
24…ライトプロテクトスイッチ
30…指定プログラム
40…既存プログラム
100…情報処理装置
102…接続検知部
103…スイッチ状態検知部
104…プログラム検知部
105…プログラム実行判断部
106…プログラム実行部
110…カーネル
【先行技術文献】
【特許文献】
【0042】