(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-08-01
(45)【発行日】2022-08-09
(54)【発明の名称】固定部材
(51)【国際特許分類】
B29C 33/12 20060101AFI20220802BHJP
B29C 45/14 20060101ALI20220802BHJP
B29K 105/06 20060101ALN20220802BHJP
【FI】
B29C33/12
B29C45/14
B29K105:06
(21)【出願番号】P 2018165962
(22)【出願日】2018-09-05
【審査請求日】2021-03-12
(73)【特許権者】
【識別番号】000005083
【氏名又は名称】日立金属株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000578
【氏名又は名称】名古屋国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】山田 弘志
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 知亮
【審査官】神田 和輝
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-301939(JP,A)
【文献】特開2005-225133(JP,A)
【文献】特開2006-341558(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29C 33/00-33/76
B29C 45/00-45/84
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
インサート成形金型に設置され、インサート品を固定する固定部材であって、
前記インサート品と当接する当接面を有する本体ユニットと、
前記本体ユニットに対し可動に取り付けられた複数の固定ユニットと、
を備え、
前記複数の固定ユニットは、それぞれ、前記当接面に当接した前記インサート品を固定する第1位置と、前記当接面に当接した前記インサート品から離れた第2位置との間を移動可能であ
り、
前記当接面に、周囲に比べて窪んだ部分である逃がし穴が形成された固定部材。
【請求項2】
請求項1に記載の固定部材であって、
前記インサート品は、前記インサート品を貫通する穴を備え、
前記インサート品が前記当接面に当接したとき、前記当接面に直交する方向から見て、前記インサート品を貫通する穴は、前記逃がし穴と重なる固定部材。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の固定部材であって、
前記複数の固定ユニットは、それぞれ、略L字型の先端部を備え、
前記固定ユニットが前記第1位置にあるとき、前記先端部が前記インサート品の角部に当接する固定部材。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の固定部材であって、
前記固定ユニットを前記第1位置の方向に付勢する付勢ユニットをさらに備える固定部材。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の固定部材であって、
前記当接面に立設され、前記インサート品が備える穴に差し込まれる位置決めピンをさらに備える固定部材。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の固定部材であって、
前記複数の固定ユニットは、前記当接面に当接した前記インサート品の一方の端部と、前記一方とは反対側の端部とを固定する固定部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は固定部材に関する。
【背景技術】
【0002】
インサート成形により、インサート品を含む製品を製造することができる。インサート成形の技術は特許文献1に開示されている。インサート成形において、固定部材が使用されることがある。固定部材はインサート金型に設置される。固定部材はインサート品を固定する。固定部材に固定されるインサート品として、例えば、サイドカバーと呼ばれる板状の部品がある。サイドカバーはセンサヘッドの一部である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
固定部材として、Oリングタイプとマグネットタイプとが考えられる。Oリングタイプは位置決めピンを備える。位置決めピンにOリングが取り付けられている。位置決めピンは、サイドカバーが備える位置決め穴に差し込まれる。Oリングは位置決め穴の内面に当接する。Oリングタイプは、Oリングと位置決め穴の内面との間に働く摩擦力により、サイドカバーを固定する。
【0005】
マグネットタイプは、固定部材のうち、サイドカバーと対向する部分にマグネットを備える。マグネットタイプは、マグネットとサイドカバーとの間に働く磁力によりサイドカバーを固定する。
Oリングタイプを繰り返し使用すると、Oリングが摩耗する。Oリングが摩耗すると、サイドカバーを固定する機能が低下し、固定部材からサイドカバーが脱落してしまう。
【0006】
マグネットタイプの場合、マグネットに起因する問題が生じることがある。マグネットに起因する問題として、例えば、マグネットが割れて生じた粉が製品や金型に付着することがある。また、マグネットに起因する問題として、例えば、サイドカバーが磁化することで、センサの性能が低下してしまうことがある。また、マグネットに起因する問題として、サイドカバーの材質が鉄系でなければ、サイドカバーを固定できないことがある。
【0007】
本開示の一局面は、繰り返し使用しても、インサート品を固定する機能が低下し難く、マグネットに起因する問題が生じ難い固定部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一局面は、インサート成形金型に設置され、インサート品を固定する固定部材であって、前記インサート品と当接する当接面を有する本体ユニットと、前記本体ユニットに対し可動に取り付けられた複数の固定ユニットと、を備え、前記複数の固定ユニットは、それぞれ、前記当接面に当接した前記インサート品を固定する第1位置と、前記当接面に当接した前記インサート品から離れた第2位置との間を移動可能である固定部材である。
【0009】
本開示の一局面である固定部材は、複数の固定ユニットにより、インサート品を固定する。そのため、繰り返し使用しても、インサート品を固定する機能が低下し難い。
本開示の一局面である固定部材は、マグネットを必ずしも使用しなくてもよい。その結果、マグネットに起因する問題が生じることを抑制できる。
【0010】
本開示の一局面である固定部材は、複数の固定ユニットを第1位置に移動させることにより、インサート品を固定することができる。また、本開示の一局面である固定部材は、複数の固定ユニットを第2位置に移動させることにより、固定を解除できる。そのため、本開示の一局面である固定部材は、インサート品の固定と、固定の解除とが容易である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】固定ユニット5、7が第1位置にある固定部材1の構成を表す平面図である。
【
図2】固定ユニット5、7が第2位置にある固定部材1の構成を表す平面図である。
【
図4】固定ユニット5、7が第1位置にある固定部材1の構成を表す正面図である。
【
図5】サイドカバー43を固定部材1に固定した状態を表す平面図である。
【
図6】サイドカバー43を固定部材1に固定した状態を表す正面図である。
【
図7】下型部59に対し上型部61が上昇した状態を表す説明図である。
【
図8】下型部59に対し上型部61が下降した状態を表す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本開示の例示的な実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.固定部材1の構成
固定部材1の構成を、
図1~
図4に基づき説明する。固定部材1は金属から成る。
図1、
図2に示すように、固定部材1は、本体ユニット3と、固定ユニット5、7と、バネ9、11と、位置決めピン13、15と、を備える。
【0013】
図1~
図4に示すように、本体ユニット3は、直方体状の基本形態を有する。本体ユニット3の外周面を構成する6つの面を、正面17、背面19、上面21、下面23、第1側面25、及び第2側面27とする。正面17は当接面に対応する。
【0014】
図1、
図2、
図4に示すように、第1側面25に溝29が形成されている。溝29は、正面17から背面19まで至っている。第2側面27に溝31が形成されている。溝31は、正面17から背面19まで至っている。
図1、
図2に示すように、溝29、31は、背面19の側において、正面17の側に比べて深くなっている。
図1、
図2、
図4に示すように、正面17に、逃がし穴33が形成されている。逃がし穴33は、その周囲に比べて窪んだ部分である。
【0015】
図1、
図2、
図4に示すように、固定ユニット5は、角柱状の基本形態を有する。固定ユニット5における、正面17の側の端部(以下では先端部35とする)は、L字型に屈曲した形状を有する。
【0016】
固定ユニット5のうち、先端部35を除く部分は、溝29の内部に収容されている。先端部35は、本体ユニット3から、正面17の側に突出している。
図1、
図2、
図4に示すように、固定ユニット5は、シャフト39により、本体ユニット3に対し回動可能に取り付けられている。固定ユニット5は、先端部35が有するL字型の形状における内角が固定ユニット7と対向する向きで、本体ユニット3に取り付けられている。
シャフト39は、本体ユニット3のうち、平面視において溝29と重なる部分であって、背面19寄りの部分を貫通している。また、シャフト39は、固定ユニット5のうち、先端部35とは反対側の端部(以下では後端部37とする)を貫通している。シャフト39の軸方向は、上面21及び下面23に直交する方向である。固定ユニット5は、シャフト39を軸として、
図1及び
図2に示すA方向及びB方向に回動可能である。
【0017】
図1に示すように、A方向に回動した固定ユニット5の位置を、以下では第1位置とする。
図2に示すように、B方向に回動した固定ユニット5の位置を、以下では第2位置とする。固定ユニット5は、第1位置と第2位置との間を移動可能である。
【0018】
図1~
図4に示すように、固定ユニット7は、固定ユニット5と同様の形態を有する。固定ユニット7のうち、先端部35を除く部分は、溝31の内部に収容されている。先端部35は、本体ユニット3から、正面17の側に突出している。
図1~
図4に示すように、固定ユニット7は、シャフト41により、本体ユニット3に対し回動可能に取り付けられている。固定ユニット7は、先端部35が有するL字型の形状における内角が固定ユニット5と対向する向きで、本体ユニット3に取り付けられている。
【0019】
シャフト41は、本体ユニット3のうち、平面視において溝31と重なる部分であって、背面19寄りの部分を貫通している。また、シャフト41は、固定ユニット7の後端部37を貫通している。シャフト41の軸方向は、上面21及び下面23に直交する方向である。固定ユニット7は、シャフト41を軸として、
図1及び
図2に示すA方向及びB方向に回動可能である。
【0020】
図1に示すように、A方向に回動した固定ユニット7の位置を第1位置とする。
図2に示すように、B方向に回動した固定ユニット7の位置を第2位置とする。固定ユニット7は、第1位置と第2位置との間を移動可能である。
【0021】
図1、
図2に示すように、バネ9は、溝29の底面29Aのうち、背面19の側の部分と、固定ユニット5の後端部37のうち、シャフト39よりもさらに背面側の部分との間に取り付けられている。バネ9は、固定ユニット5を第1位置の方向に付勢する。
【0022】
図1、
図2に示すように、バネ11は、溝31の底面31Aのうち、背面19の側の部分と、固定ユニット7の後端部37のうち、シャフト41よりもさらに背面側の部分との間に取り付けられている。バネ11は、固定ユニット7を第1位置の方向に付勢する。バネ9、11は付勢ユニットに対応する。
【0023】
図1、
図2、
図4に示すように、位置決めピン13、15は、正面17に立設されている。位置決めピン13、15は、逃がし穴33の両側に配置されている。位置決めピン13、15の軸方向は正面17と直交する。
【0024】
2.固定部材1の使用方法
固定部材1の使用方法を、
図5~
図8に基づき説明する。まず、固定ユニット5、7の位置を第2位置にした状態で、
図5、
図6に示すように、サイドカバー43の第1面44を正面17に当接させる。サイドカバー43は板状の部材である。第1面44はサイドカバー43の主面のうちの一つである。
【0025】
サイドカバー43は、センサヘッド45を差し込むためのセンサヘッド用穴47を備えている。センサヘッド用穴47はサイドカバー43を厚み方向に貫通する。また、サイドカバー43は、2つの位置決め穴49、51を備える。位置決め穴49、51は、サイドカバー43を厚み方向に貫通する。2つの位置決め穴49、51は、センサヘッド用穴47の両側に位置する。
【0026】
図5、
図6に示すように、サイドカバー43の第1面44を正面17に当接させたとき、位置決めピン13は位置決め穴49に差し込まれる。また、位置決めピン15は位置決め穴51に差し込まれる。そのことにより、本体ユニット3に対するサイドカバー43の位置が決まる。
【0027】
図5に示すように、サイドカバー43の第1面44を正面17に当接させたとき、正面17に直交する方向から見て、センサヘッド用穴47は、逃がし穴33と重なる。そのため、センサヘッド用穴47に差し込まれたセンサヘッド45の先端は、正面17に接触し難い。
【0028】
次に、
図5、
図6に示すように、固定ユニット5、7の位置を第1位置にする。固定ユニット5の先端部35は、サイドカバー43の第1角部53に当接することで、サイドカバー43を固定する。第1角部53は、第2面54と、第1側面56とから成る角である。第2面54は、サイドカバー43の外周面のうち、第1面44とは反対側の面である。第1側面56は、固定ユニット5と対向するサイドカバー43の側面である。固定ユニット5の先端部35はL字型の形状を有するので、第1角部53を構成する第2面54と、第1側面56との両方に当接することができる。
【0029】
固定ユニット7の先端部35は、サイドカバー43の第2角部55に当接することで、サイドカバー43を固定する。第2角部55は、第2面54と第2側面58とから成る角である。第2側面58は、固定ユニット7と対向するサイドカバー43の側面である。なお、第2角部55は、サイドカバー43において、第1角部53とは反対側の端部である。固定ユニット7の先端部35はL字型の形状を有するので、第2角部55を構成する第2面54と第2側面58との両方に当接することができる。
【0030】
次に、
図5、
図6に示すように、センサヘッド45をセンサヘッド用穴47に差し込む。センサヘッド45にはケーブル57が接続している。
図7、
図8に示すように、固定部材1は、下型部59及び上型部61から成るインサート金型63に設置される。固定部材1は、下型部59に対し、スライド可能に取り付けられている。スライドの方向は、
図7、
図8における左右方向である。固定部材1は、後述するアンギュラガイド65と一体となってスライドする。
【0031】
下型部59はアンギュラガイド65を備える。アンギュラガイド65は、その上面67に開口し、斜め下方に延びる穴69を備える。上型部61は、斜め下方に延びるアンギュラ71を備える。アンギュラ71の軸方向は、穴69の軸方向と平行である。
【0032】
図7に示すように、下型部59に対し上型部61が上昇した状態で、サイドカバー43及びセンサヘッド45を固定部材1に固定する。
図8に示すように、上型部61が下降するにつれて、アンギュラ71が穴69に差し込まれてゆく。そのとき、アンギュラガイド65及び固定部材1は水平方向にスライドする。上型部61が下降し、インサート金型63が閉じた状態において、インサート成形を行う。インサート成形の結果、サイドカバー43とセンサヘッド45とが樹脂で覆われて一体となった製品が完成する。
【0033】
3.固定部材1が奏する効果
(1A)固定部材1は、固定ユニット5、7により、サイドカバー43を固定する。そのため、繰り返し使用しても、サイドカバー43を固定する機能が低下し難い。
【0034】
(1B)固定部材1は、固定ユニット5、7により、サイドカバー43を固定する。そのため、マグネットを必ずしも使用しなくてもよい。その結果、マグネットに起因する問題が生じることを抑制できる。
【0035】
すなわち、固定部材1は、マグネットが割れて生じた粉が製品やインサート金型63に付着することを抑制できる。また、固定部材1は、サイドカバー43が磁化することを抑制できる。また、固定部材1は、サイドカバー43の材質が鉄系でなくても、サイドカバー43を固定することができる。
【0036】
(1C)固定部材1は、固定ユニット5、7を第1位置に移動させることにより、サイドカバー43を固定することができる。また、固定部材1は、固定ユニット5、7を第2位置に移動させることにより、固定を解除できる。そのため、サイドカバー43の固定と、固定の解除とが容易である。
【0037】
(1D)固定ユニット5、7は、それぞれ、本体ユニット3に対し回動可能に取り付けられている。そのため、サイドカバー43の固定と、固定の解除とが一層容易である。
(1E)固定ユニット5、7は、それぞれ、略L字型の先端部35を備える。固定ユニット5が第1位置にあるとき、固定ユニット5の先端部35が第1角部53に当接する。また、固定ユニット7が第1位置にあるとき、固定ユニット7の先端部35が第2角部55に当接する。そのため、固定部材1は、サイドカバー43を一層確実に固定できる。
【0038】
(1F)固定部材1は、バネ9、11を備える。バネ9は、固定ユニット5を第1位置の方向に付勢する。バネ11は、固定ユニット7を第1位置の方向に付勢する。そのため、使用者の意図に反して固定ユニット5、7が第2位置の方向に移動してしまうことを抑制できる。その結果、固定部材1は、サイドカバー43を一層確実に固定できる。
【0039】
(1G)固定部材1は、位置決めピン13、15を備える。位置決めピン13、15は、サイドカバー43を固定部材1に固定するとき、位置決め穴49、51に差し込まれる。そのため、固定部材1に対するサイドカバー43の位置が一層正確になる。
【0040】
(1H)固定ユニット5、7は、第1角部53と、第2角部55とを固定する。第1角部53はサイドカバー43の一方の端部である。第2角部55は、サイドカバー43における前記一方とは反対側の端部である。そのため、固定部材1は、サイドカバー43を一層確実に固定できる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
【0041】
(1)固定部材1が固定するインサート品は、サイドカバー43以外のものであってもよい。
(2)固定部材1が備える固定ユニットの数は2以上であってもよい。
(3)固定ユニット5、7が移動する態様は、回動以外の態様であってもよい。例えば、固定ユニット5、7は、第1位置と第2位置との間をスライドすることで移動してもよい。
【0042】
(4)先端部35の形状は、L字型以外の形状であってもよい。
(5)固定部材1は位置決めピン13、15を備えていなくてもよい。
(6)固定ユニット5、7は、サイドカバー43の上端と下端とを固定してもよい。
【0043】
(7)上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
【0044】
(8)上述した固定部材の他、当該固定部材を構成要素とするシステム、インサート品固定方法、インサート成形物の製造方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
【符号の説明】
【0045】
1…固定部材、3…本体ユニット、5、7…固定ユニット、9、11…バネ、13、15…位置決めピン、17…正面、19…背面、21…上面、23…下面、25…第1側面、27…第2側面、29、31…溝、29A、31A…底面、33…逃がし穴、35…先端部、37…後端部、39、41…シャフト、43…サイドカバー、44…第1面、45…センサヘッド、47…センサヘッド用穴、49、51…位置決め穴、53…第1角部、54…第2面、55…第2角部、56…第1側面、57…ケーブル、58…第2側面、59…下型部、61…上型部、63…インサート金型、65…アンギュラガイド、67…上面、69…穴、71…アンギュラ