技術分野
粉体塗料の製造方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1に記載のようなハイブリッド粉体塗料は、原料を溶融混練し、得られた溶融物を固化し、粉砕して調製できる。しかしながら本発明者らは、特許文献1に記載の粉体塗料から形成された硬化膜は、層分離が充分でないことを知見した。特に、溶融混練の条件によって、得られる硬化膜が良好に層分離せず、フッ素樹脂が硬化膜表面の水平面に連続的に配置されないために、硬化膜の耐候性等が低下する場合があることを知見した。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、以下の構成により課題が解決できることを見出した。フッ素樹脂と非フッ素樹脂とを含む粉体塗料の製造方法であって、混練ゾーンを有するスクリューを備えた混練押出機を用いて、前記フッ素樹脂と前記非フッ素樹脂とを含む原料を混練する工程を含み、前記スクリューの有効長さLSに対する前記混練ゾーンの長さLKの割合(LK/LS×100)が21.0~50.0%である。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、フッ素樹脂と非フッ素樹脂とを含むハイブリッド粉体塗料の製造方法であって、フッ素樹脂を含む上層と非フッ素樹脂を含む下層とが層分離し、且つ、フッ素樹脂を含む上層が硬化膜表面の水平方向に連続的に形成された硬化膜を形成することのできる粉体塗料の製造方法を提供する。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明の一形態で用いられる混練押出機の構成を説明するための部分破断図である。
【図2】
本発明の一形態で用いられる混練押出機のスクリューの構成を示す図である。
【図3】
本発明の一形態で用いられる混練押出機のスクリューで用いられるニュートラル型の混練セグメントを示す図である。
【図4】
本発明の一形態で用いられる混練押出機のスクリューで用いられる非ニュートラル型の混練セグメントを示す図である。
【図5】
本発明の一形態による製造方法で得られた粉体塗料を用いて形成された硬化膜の断面の電子顕微鏡写真である。
【図6】
従来の製造方法で得られた粉体塗料を用いて形成された硬化膜の断面の電子顕微鏡写真である。
1 バレル
2 スクリュー
3 供給部
5 ダイ
6 モータ部
10 混練押出機
21 搬送ゾーン
22 混練ゾーン
23 計量化ゾーン
24 ニュートラルゾーン
25 非ニュートラルゾーン
41 搬送セグメント
42 混練セグメント
44 ニュートラル型の混練セグメント
45、45A、45B 非ニュートラル型の混練セグメント
441~444 ニュートラルセグメントのニーディングディスク(混練ディスク)
451~454 非ニュートラルセグメントのニーディングディスク(混練ディスク)
DM1 非ニュートラルセグメントの長径
DM2 非ニュートラルセグメントの短径
DN1 ニュートラルセグメントの長径
DN2 ニュートラルセグメントの短径
DS スクリュー直径(外径)
LK 混練ゾーンの長さ
LN ニュートラルゾーンの長さ
LR 非ニュートラルゾーンの長さ
LS スクリューの有効長さ
PM 非ニュートラルセグメントの軸方向の長さ(ピッチ)
PN ニュートラルセグメントの軸方向の長さ(ピッチ)
WM 非ニュートラルセグメントのディスク幅
WN ニュートラルセグメントのディスク幅
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録