特許7174816IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

半導体素子上の電極と外部リード等の回路配線基板の配線とを接続するために利用される半導体装置用銅合金ボンディングワイヤ

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

車載用デバイスは一般的な電子機器に比べて、過酷な高温高湿環境下での接合信頼性が求められる。特に、ワイヤのボール部を電極に接合したボール接合部の接合寿命が最大の問題となる。高温高湿環境下での接合信頼性を評価する方法はいくつかの方法が提案されているが、近年代表的な評価方法として、HAST(Highly Accelerated Temperature and Humidity Stress Test)(高温高湿環境暴露試験)が用いられるようになっている。HASTは、評価パッケージへの吸湿が均一であり、評価結果の再現性が高いという特徴がある。HASTによってボール接合部の接合信頼性を評価する場合、評価用のボール接合部を温度が130℃、相対湿度が85%の高温高湿環境に暴露し、接合部の抵抗値の経時変化を測定したり、ボール接合部のシェア強度の経時変化を測定したりすることで、ボール接合部の接合寿命を評価する。また、バイアス電圧を印加することにより、PCTよりも厳しい評価をすることが可能である。最近は、このような条件でのHASTにおいて100時間以上の接合寿命が要求されるようになっている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

即ち、本発明の要旨とするところは以下のとおりである。 (1)Ni,Zn,Ga,Ge,Rh,In,Ir,Ptから選ばれる少なくとも1種以上の元素を総計で0.03質量%以上3質量%以下含有し、残部がCuと不可避不純物からなることを特徴とする半導体装置用銅合金ボンディングワイヤ。 (2)前記銅合金ボンディングワイヤのワイヤ軸に垂直方向の芯材断面における平均結晶粒径(μm)が、ワイヤの線径をR(μm・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば半導体装置用の銅合金ボンディングワイヤ中にNi,Zn,Ga,Ge,Rh,In,Ir,Ptから選ばれる少なくとも1種以上の元素を総計で0.03質量%以上3質量%以下含有することにより、高温高湿環境下でのボール接合部の接合寿命を向上し、接合信頼性を改善することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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