特許7175573IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

酸性のガスを含む排気ガスを処理して排気ガス中の酸性のガスを除去する酸性排気ガス処理装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、スクラバーには処理能力の限界があり、スクラバーから排出されるガスを調べると除去されなかった酸性のガスが一定の割合で検出される。そこで、2台以上のスクラバーを直列に接続して、さらに酸性のガスの除去を実施することが考えられる。しかし、スクラバーは、噴出する水溶液を酸性排気ガスに十分に接触させるために大きな処理室が必要であるため、2台以上のスクラバーを工場内に設置しようとする場合に、必要となる設置スペースが工場に大きな負担となる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一態様によると、酸性のガスを含む排気ガスを処理して該排気ガス中の該酸性のガスの濃度を低下させるガス処理部と、排気ガスを該ガス処理部に導入する経路となる排気ガス収集路と、を備え、該ガス処理部は、水を貯留するタンクと、該タンクに貯留された水に沈む散気管と、該排気ガス収集路を通じて該ガス処理部に導入された排気ガスを該散気管に供給し、該散気管から該排気ガスを微細な気泡として該タンクに貯留され・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一態様に係る酸性排気ガス処理装置で酸性のガスを含む排気ガスを処理する際には、排気ガス収集路を通じて該排気ガスをガス処理部に導入する。このとき、該排気ガスは、ガス処理部が備えるタンクに貯留された水に沈む散気管から該水の中に微細な気泡として供給される。該排気ガスと、水と、が接触すると該排気ガスに含まれる酸性のガスが該水に取り込まれる。

ここで、該排気ガスは散気管により微細な気泡となるため、排気ガスと、水と、の接触面積は極めて大きく、排気ガスからの酸性のガスの除去は極めて効率的に進行する。そのため、排気ガスが水の外に出るときには排気ガス中の酸性のガスの残量は極めて少なくなる。このように、酸性のガスの除去が極めて効率的に行われるため苛性ソーダを使用する必要がなく、本発明の一態様に係る酸性排気ガス処理装置では苛性ソーダを調達する費用がかからない。

また、水を貯留するタンクは、散気管を十分に収容できる底面積を有していればよく、排気ガスや苛性ソーダ水を十分に分散させるための大きな処理室を必要としない。また、2以上の装置を連結させる必要もない。そのため、該酸性排気ガス処理装置を工場内に設置するのに要する面積は小さくなる。さらに、本発明の一態様に係る酸性排気ガス処理装置では、ガス処理部の散気管に排気ガスを供給するための動力に主にコストがかかるため、稼働コストも少なくて済む。

したがって、本発明の一態様によると、酸性排気ガスの処理能力が高く、稼働コストの小さい酸性排気ガス処理装置が提供される。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 酸性排気ガス処理装置の構成を模式的に示す断面図である。
【図2】 図2(A)は、蓋体を模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、容器の上方に位置付けられた蓋体を模式的に示す断面図であり、図2(C)は、容器に覆い被せられた蓋体を模式的に示す断面図である。

代表図 図1本件の代表的な図

2 酸性排気ガス処理装置 4 ガス処理部 6 排気ガス収集路 6a,6b 端部 8 タンク 10 散気管 12 排気ガス供給部 14 ポンプ 16 送水路 16a,16b 端 18 エジェクタ 20 駆動流体導入口 22 吐出口 24 吸引口 1 容器 3 酸性の溶液 5 酸性のガス 7 排気ガス 9 水 11 気泡 13 排気ガス 15 蓋体 17 側壁 19 返し部 21 天板

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