特許7184274IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

自己ドープ型導電性高分子溶液の製造方法に関するものである。具体的には重合反応で得られた自己ドープ型ポリチオフェンの溶液を加熱処理することで高い電気伝導度を有する自己ドープ型ポリチオフェンを提供することが可能となる。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

自己ドープ型導電性高分子は帯電防止材、コンデンサの固体電解質、透明電極等への応用が期待される。ただし、従来公知の自己ドープ型導電性高分子については、固体電解コンデンサ等に要求される高導電性を発現させることが困難であった。自己ドープ型導電性高分子の導電性を高めることができれば、固体電解コンデンサ等の性能をさらに向上させることが可能である。本発明の目的は、従来に無い高導電性を示す自己ドープ型導電性高分子を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、後述する一般式(1)で表される繰り返し構造及び下記一般式(2)で表される繰り返し構造を含むポリチオフェンの溶液を加熱処理することで、従来の自己ドープ型導電性高分子では成し得なかった極めて高い導電性を発現することを見出し、本発明を完成させるに至った。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、従来の自己ドープ型ポリチオフェンよりも顕著に高い導電性を示すという顕著な効果を奏する。このため、本発明のポリチオフェンは、固体電解コンデンサ等の性能を向上させることができる点で、産業上極めて有用である。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 ポリチオフェンの水溶液を24時間加熱処理した場合の加熱処理温度と電気伝導度の関係(実施例1~4)を示す。
【図2】 ポリチオフェンの水溶液を各温度(40,60,80,100℃)で24時間加熱処理した場合のUV-Vis-NIRスペクトル(実施例1~4)を示す。
【図3】 ポリチオフェンの水溶液を24時間加熱処理した場合の加熱処理温度とUV-Vis-NIRスペクトルの波長900nmにおける吸収強度の関係(実施例1~4)を示す。
【図4】 ポリチオフェンの水溶液を100℃で加熱処理した場合の加熱処理時間と電気伝導度の関係(実施例1,5~7)を示す。

代表図 図1本件の代表的な図

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