特許7186377IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

粉末食品及びその製造方法に関する。更に詳しくは、食品素材の粉末化物を含んだ粉末食品及びその製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

粉末食品の風味付け・味付けに、食品素材の粉末化物(以下、食品素材の粉末化物を単に「一次粉末」ともいう)を用いられているが、製造過程や長期貯蔵の際に、凝集を生じやすいという問題があった。 例えば、魚の乾燥物を粉砕した魚粉は、魚をそのまま利用したものであり、魚に含まれる油分が、一次粉末にも引き継がれる。よって、この油分が影響すると考えられる一次粉末同士の凝集を生じやすい。この凝集が生じると製造過程でダマとなり、分散させて製品内に均等に配合できなかったり、製品内でも次第に凝集が進んでしまい、風味等に影響するという問題があった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、比容積の大きいデキストリン、いわゆる、多孔性デキストリンを利用することにより、課題を解決できることを見出した。即ち、多孔性デキストリンに予め油脂を吸着させた油脂デキストリンを形成し、この油脂デキストリンを、粉末食品に配合することで、一次粉末の凝集を抑制し、それによって、風味及び食感に優れた粉末食品が得られることを見出し、本発明を完成させた。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、一次粉末を含有しながら、食味に優れた粉末食品とすることができる。即ち、一次粉末の凝集を抑制し、風味及び食感に優れた粉末食品とすることができる。特に粉末食品及びこれを添加した食品に対して、ふわふわとしたやわらかく口当たりの良い独特の食感を与えることができる。

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