特許7196687IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

SC-MIMO(Single Carrier Multiple-Input Multiple-Output)伝送を行う無線通信システムにおいて、アンテナ間干渉とシンボル間干渉とを抑制する時間領域線形等化器の技術

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところが、非特許文献1のように、CIRの伝達関数行列H(z)の逆行列H-1(z)を線形等化器の伝達関数に用いる手法では、等化器の伝達関数を算出する過程で伝達関数の一部が非最小位相となる場合に適用できないという問題がある。ここで、伝達関数の零点配置が単位円内に分布する場合に最小位相となり、伝達関数の零点配置が単位円外に分布する場合に非最小位相となる。非最小位相の場合、等化器の動作が不安定になってインパルス応答が発散する可能性があるため、等化器の伝達関数の一部が非最小位相となる場合に適用できないという問題が生じる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

第1の発明は、送信局装置と受信局装置との間でSC-MIMO伝送を行う無線通信システムにおいて、前記送信局装置は、既知のトレーニング信号を生成するトレーニング信号生成部と、送信側伝達関数を用いて複数の第1データ信号を等化した複数の第2データ信号を出力する送信側線形等化部と、前記トレーニング信号または複数の前記第2データ信号を前記受信局装置に送信し、前記送信側伝達関数に関する情報を前記受信局装置・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る無線通信システム、無線通信方法、送信局装置および受信局装置は、SC-MIMO伝送において等化器の伝達関数が最小位相となるか非最小位相となるかを判定して等化方向を変えることによって、等化器の伝達関数の一部が非最小位相となる場合でも安定して動作し、IAIおよびISIを等化できる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 第1実施形態および第2無線通信システムの一例を示す図である。
【図2】 1/det(H(z))のインパルス応答の一例を示す図である。
【図3】 1/det(H(z))の極の位置の一例を示す図である。
【図4】 等化器の方向の一例を示す図である。
【図5】 第1送信局装置および受信局装置の一例を示す図である。
【図6】 第2送信局装置および受信局装置の一例を示す図である。

代表図 図1本件の代表的な図

100,100a・・・無線通信システム;101,101a・・・送信局装置;102,102a・・・受信局装置;201・・・QAM変調部;202,404・・・送信側線形等化部;203・・・RF部;301・・・RF部;302,504・・・受信側線形等化部;303・・・QAM復調部;401・・・情報ビット生成部;402・・・データ信号変調部;403・・・トレーニング信号生成部;405,507・・・送信信号変換部;406,501・・・受信信号変換部;ATt,ATr・・・アンテナ;502・・・通信路推定部;503,503a・・・線形等化器係数算出部;505・・・データ信号復調部;506・・・情報ビット検出部;601・・・線形等化器係数算出部

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