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  • 特許-白髪予防及び改善剤 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-01-13
(45)【発行日】2023-01-23
(54)【発明の名称】白髪予防及び改善剤
(51)【国際特許分類】
   A61K 8/60 20060101AFI20230116BHJP
   A61Q 5/00 20060101ALI20230116BHJP
   A61P 17/00 20060101ALI20230116BHJP
   A61K 31/713 20060101ALI20230116BHJP
   A61K 48/00 20060101ALI20230116BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20230116BHJP
   A61Q 19/00 20060101ALI20230116BHJP
   C12N 15/00 20060101ALN20230116BHJP
【FI】
A61K8/60
A61Q5/00
A61P17/00
A61K31/713
A61K48/00
A61P43/00 111
A61Q19/00
C12N15/00
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2017209241
(22)【出願日】2017-10-30
(65)【公開番号】P2019081721
(43)【公開日】2019-05-30
【審査請求日】2020-10-22
(73)【特許権者】
【識別番号】592262543
【氏名又は名称】日本メナード化粧品株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】519135633
【氏名又は名称】公立大学法人大阪
(73)【特許権者】
【識別番号】503190578
【氏名又は名称】株式会社バイオインテグレンス
(72)【発明者】
【氏名】田中 浩
(72)【発明者】
【氏名】吉里 勝利
(72)【発明者】
【氏名】鶴田 大輔
(72)【発明者】
【氏名】菅原 弘二
【審査官】駒木 亮一
(56)【参考文献】
【文献】特開2001-048754(JP,A)
【文献】特開2016-210755(JP,A)
【文献】特開平05-078222(JP,A)
【文献】特開平10-330218(JP,A)
【文献】特開2016-147837(JP,A)
【文献】特表2012-526829(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 8/00- 8/99
A61Q 1/00-90/00
A61P 1/00-43/00
A61K31/00-31/327
A61K38/00-38/58
A61K41/00-45/08
A61K48/00
A61K 9/00-9/72
A61K47/00-47/69
C12N15/00-15/90
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
CAplus/REGISTRY/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS(STN)
Science Direct
Japio-GPG/FX
Mintel GNPD
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号1で示されるサイトグロビンのsiRNAを含有することを特徴とする白髪の予防及び/又は改善剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、優れた白髪の予防及び改善効果を有する白髪予防及び改善剤、並びにその白髪予防及び改善剤を含有する皮膚外用剤に関する。
【背景技術】
【0002】
人の毛髪の色調は、毛髪に存在するメラニン色素の量によって決定される。毛髪の毛母上部に存在するメラノサイトは、通常、メラニン色素を活発に産生し、毛髪皮質細胞に受け渡すことにより毛髪の黒化に寄与している。白髪は毛母上部に存在するメラノサイトの減少あるいは機能低下により、毛母上部でメラニン色素が作られなくなることが主原因であると考えられているが、その詳細は未だに明らかになっていない。白髪の改善方法としては染毛剤による対処療法が主であるが、これは根本的な白髪の防止・改善法ではなく、効果が一過性であり、定期的な使用に対する煩わしさや頭皮の炎症、毛髪の損傷が問題となる。従って、白髪そのものの発生を本質的に予防及び改善する方法や剤の開発が望まれていた。この様な要望に対し、メラノサイトの増殖やメラニン合成能を高める成分の使用が提案され、下記のような出願(特許文献1~5)がなされている。
【0003】
しかしながら、これらはその有効性、有効成分の安定性の面から使用者の満足を得られるものではなく、白髪の根本的な予防及び改善剤として広く応用されるに至っていない。
【0004】
そのため、更に優れた白髪の予防及び改善効果を持つ成分が求められていた。
【0005】
サイトグロビン(Cytoglobin)は別名STAP(stellate cell‐activation associated protein)とも呼ばれる、鉄とIX型プロトポルフィリンから成るヘムを含有するタンパク質であり、哺乳類で4つ存在するグロビン(ヘモグロビン、ミオグロビン、ニューログロビン、サイトグロビン)のうちの一つである。また、ミオグロビンと相同性の高いヘム蛋白であり、酸素や一酸化炭素と結合することが知られている(非特許文献1)。また、サイトグロビンは肝臓を含む内臓の線維芽細胞に発現し、臓器線維化とともに発現増強することや、サイトグロビンを過剰発現させると細胞が酸化ストレスから保護されることが明らかになってきている(特許文献6、7)。
【0006】
サイトグロビンは、美白効果、抗しわ効果及びメラノーマ治療効果を有すること(特許文献8)が知られているが、これらは、表皮又は真皮に対するものであった。一方、毛髪は毛包にて形成されるが、表皮及び真皮とは独立した組織である毛包におけるサイトグロビンの機能は不明であり、サイトグロビンと白髪の発生との関連性については検討されていなかった。
【0007】
リボ核酸媒介干渉現象(RNAi)は、二重螺旋構造を有する21~25個の塩基から
なるリボ核酸が標的遺伝子の転写体(mRNA transcript)に相補的に結合
し該当転写体を分解して特定遺伝子の発現を抑制する現象である(非特許文献2)。ここで用いられるリボ核酸は、低分子干渉リボ核酸(small interfering RNA、siRNA)と呼ばれる。
【0008】
毛包の外毛根鞘には未分化なメラノサイトが存在し、毛母上部のメラノサイトのリザーバーとして機能することが知られている(非特許文献3)。すなわち、ヘアサイクルの休止期及びその後の脱毛により毛母上部のメラノサイトは失われるが、新たなヘアサイクルの成長期初期に外毛根鞘のメラノサイトの毛母上部への遊走、増殖、メラニン合成の促進が引き起こされる。外毛根鞘におけるメラノサイトの減少、機能低下は、ヘアサイクルの成長期初期の毛母上部へのメラノサイトの供給低下につながり、白髪の原因となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【文献】特開平04-275210号公報
【文献】特開平06-172134号公報
【文献】特開平07-187962号公報
【文献】特開平07-316026号公報
【文献】特開2005-120011号公報
【文献】特開2010-051277号公報
【文献】特開2011-185789号公報
【文献】特開2016-147837号公報
【非特許文献】
【0010】
【文献】Sawai H, Kawada N, Yoshizato K, Nakajima H, Aono S, Shiro Y. Biochemistry. 2003.42.5133-5142.
【文献】Novina CD, Sharp PA, Nature,2004.430.161-164.
【文献】Horikawa T, Norris DA, Johnson TW, Zekman T, Dunscomb N, Bennion SD, Jackson RL, Morelli JG. J Invest Dermatol, 1996.106.28-35.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、優れた白髪の予防及び改善効果を有する白髪予防及び改善剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明者は、黒髪と白髪の外毛根鞘におけるサイトグロビンの発現レベルを比較し、白髪の外毛根鞘では、サイトグロビンの発現が亢進していることを見出した。サイトグロビンは、メラノサイトの増殖やメラニン生成を抑制する(特許文献8)ことから、外毛根鞘におけるサイトグロビンの発現亢進が毛母上部へのメラノサイトの供給を抑制し、白髪を引き起こす。一方、外毛根鞘におけるサイトグロビンの発現を抑制することは優れた白髪の予防及び改善効果につながると考えた。そこで、鋭意検討した結果、サイトグロビンの産生抑制剤が優れた白髪の予防及び改善効果を持つことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0013】
すなわち、本発明は、以下の(1)~(3)からなる。
【0014】
(1)サイトグロビンの産生抑制剤を含有することを特徴とする白髪の予防及び/又は改善剤。
(2)サイトグロビンの産生抑制剤がサイトグロビンのsiRNAである(1)記載の白髪の予防及び/又は改善剤。
(3)(1)又は(2)記載の白髪の予防及び/又は改善剤を含有することを特徴とする頭皮用外用剤。
【発明の効果】
【0015】
本発明のサイトグロビンの産生抑制剤は、優れた白髪の予防及び改善効果を有しており、医薬品、医薬部外品、化粧品の分野において貢献できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】黒髪及び白髪の毛根部の免疫組織化学染色像
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、本発明について詳細に述べる。
【0018】
本発明におけるサイトグロビンの産生抑制剤は、サイトグロビン産生細胞におけるサイトグロビンの産生を抑制するものであり、その程度は、無処理群に比較してサイトグロビンの産生量を抑えることができれば、特に限定されるものではない。好ましくは、サイトグロビンの代謝経路抑制剤、合成酵素阻害剤、タンパク質合成阻害剤等が挙げられ、さらに好ましくは、サイトグロビンのsiRNAが挙げられる。
【0019】
本発明におけるサイトグロビンのsiRNAは、サイトグロビンのmRNAに相補的に結合し、その部分のmRNAを分解し、サイトグロビンの遺伝子発現を抑制する低分子RNAであり、合成することができる。また、市販品を入手できる。
【0020】
本発明における頭皮用外用剤は、白髪を予防及び改善することを目的に用いる。
【0021】
本発明の頭皮用外用剤には、サイトグロビンの産生抑制剤をそのまま使用しても良く、効果を損なわない範囲内で、化粧品、医薬部外品又は医薬品等に用いられる成分である油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、金属石鹸、pH調整剤、防腐剤、香料、保湿剤、粉体、紫外線吸収剤、増粘剤、色素、酸化防止剤、美白剤、キレート剤、賦形剤、皮膜剤等の成分を含有することもできる。
【0022】
本発明の剤型としては、例えば、クリーム、ローション、乳液、ゲル剤、エアゾール剤、ヘヤートニック、ヘヤーリキッド、リンス、シャンプー、ヘヤートリートメント、ヘヤーコンディショナー等が挙げられる。
【0023】
本発明に用いるサイトグロビンの産生抑制剤の含有量は、特に限定されないが、0.00001~10重量%の範囲が好ましく、さらに好ましくは0.0001~1重量%である。また、添加の方法については、予め加えておいても製造途中で添加しても良く、作業性を考えて適宜選択すればよい。
【0024】
次に本発明を詳細に説明するため、実施例として本発明に用いるサイトグロビンの産生抑制剤の処方例及び実験例を挙げるが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例に示す含有量の%とは重量%を示す。
【実施例1】
【0025】
実験例1 黒髪と白髪の外毛根鞘におけるサイトグロビン発現レベルの比較
黒髪もしくは白髪を伴う健常人の頭皮のパラフィン包埋切片を用いて、サイトグロビンに対するマウスモノクローナル抗体を使用した免疫組織化学染色を行った。顕微鏡下にて赤く染色されたサイトグロビンの観察を行った。
【0026】
黒髪及び白髪の毛根部の免疫組織化学染色像を図1に示した。白髪では、外毛根鞘に沿って陽性細胞を多数認めた。一方、これらの陽性細胞は黒髪の外毛根鞘には認められなかった。
【実施例2】
【0027】
実験例2 メラノサイトの増殖に及ぼすサイトグロビン産生抑制剤の影響
ヒト正常メラノサイトNHEM 1.25×10個にLipofectamine RNAiMAX(Invitrogen)を用い20nMのsiRNAをトランスフェクションし、72時間培養した。その後、増殖細胞のマーカーであるKi67を免疫染色し、細胞の核をDAPI染色した。Ki67陽性細胞を増殖期の細胞、DAPI陽性細胞を総細胞とし、それぞれの計測値から総細胞に占める増殖期細胞の割合を算出した。尚、サイトグロビンsiRNA及びコントロールsiRNAは以下に示すものを用いた。
【0028】
サイトグロビンsiRNA
AUCUCCAUCUCGCCUGGCACUUUCU(配列番号1)
コントロールsiRNA
AGAUGCGACGGGCGAUAGGAAAGAU(配列番号2)
【0029】
実験結果を表1に示した。サイトグロビンsiRNAをトランスフェクションした結果、増殖期細胞の割合が増加した。すなわち、本発明のサイトグロビンsiRNAは、優れた細胞増殖促進効果を示した。
【0030】
【表1】
【実施例3】
【0031】
実験例3 メラニン生成に及ぼすサイトグロビン産生抑制剤の影響
メラニン生成においては、チロシナーゼ(TYR)、チロシナーゼ関連タンパク質1(TRP1)及びチロシナーゼ関連タンパク質2(TRP2)が主要な酵素として関与し、これら酵素の発現制御には小眼球症関連転写因子(MITF)が重要な役割を担っている。実験例2と同様にヒト正常メラノサイトNHEM 1.25×10個にサイトグロビン及びコントロールsiRNAをトランスフェクションし、24時間培養後、総RNAの抽出を行った。細胞からの総RNAの抽出はRNAiso plus(TAKARA)を用いて行い、総RNA量は分光光度計(NanoDrop)を用いて260nmにおける吸光度により求めた。mRNA発現量の測定は、細胞から抽出した総RNAを基にしてリアルタイムRT-PCR法により行った。リアルタイムRT-PCR法には、PrimeScript RT MasterMix(TAKARA)及びSYBR Select Master Mix(Life Technologies)を用いた。すなわち、500ngの総RNAを逆転写反応後、PCR反応(95℃:15秒間、60℃:60秒間、40cycles)を行った。その他の操作は定められた方法に従い、サイトグロビン、TYR、TRP1、TRP2及びMITFの発現量を、内部標準であるβ―actin mRNAの発現量に対する割合として求めた。サイトグロビン、TYR、TRP1、TRP2及びMITFの発現率は、コントロールのサイトグロビン、TYR、TRP1、TRP2及びMITF mRNAの発現量に対するサイトグロビンsiRNAトランスフェクション群のサイトグロビン、TYR、TRP1、TRP2及びMITF mRNAの発現量の比率として算出した。尚、各遺伝子の発現量の測定に使用したプライマーは次の通りである。
【0032】
サイトグロビン用のプライマーセット
CTCAACACTGTCGTGGAGAACCT(配列番号3)
CACAAGGGCGAGCACAGA(配列番号4)
TYR用のプライマーセット
TGCGGTGGGAACAAGAAATC(配列番号5)
GAAGAATGATGCTGGGCTGAGT(配列番号6)
TRP1用のプライマーセット
CGAAACACAGTGGAAGGTTACAGT(配列番号7)
CTCCTCAGCCATTCATCAAAGACT(配列番号8)
TRP2用のプライマーセット
GGAATGCTTTGGAAGGGTTTG(配列番号9)
AAAGCGTTTGTCCCGTTCAG(配列番号10)
MITF用のプライマーセット
GAGGCAGTGGTTTGGGCTT(配列番号11)
AATTCTGCACCCGGGAATC(配列番号12)
β―Actin用のプライマーセット
CACTCTTCCAGCCTTCCTTCC(配列番号13)
GTGTTGGCGTACAGGTCTTTG(配列番号14)
【0033】
実験結果を表2に示した。サイトグロビンsiRNAをトランスフェクションした結果、サイトグロビンの発現が低下した。一方、TYR、TRP1、TRP2及びMITFの発現が増加した。すなわち、本発明のサイトグロビンsiRNAは、優れたサイトグロビン産生抑制効果及びメラニン生成促進効果を示した。
【0034】
【表2】
【実施例4】
【0035】
処方例1 ヘヤートニック
処方 含有量(%)
1.サイトグロビンsiRNA 0.02
2.95%エタノール 60.0
3.グリセリン 2.0
4.精製水 残量
[製造方法]成分2~4を十分撹拌混合し、成分1を加え、製品とする。
【0036】
処方例2 ヘヤーローション
処方 含有量(%)
1.サイトグロビンsiRNA 0.01
2.ステアリン酸 5.0
3.セチルアルコール 5.0
4.流動パラフィン 2.0
5.グリセリンモノステアレート 1.3
6.ソルビタンモノオレエート 1.5
7.ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(10E.О.) 0.8
8.グリセリン 6.0
9.防腐剤 適量
10.精製水 残量
[製造方法]成分2~7を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分8~10を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化し、かき混ぜながら30℃まで冷却後、成分1を加え、製品とする。
【0037】
処方例3 クリーム
処方 含有量(%)
1.サイトグロビンsiRNA 0.02
2.スクワラン 5.5
3.オリーブ油 3.0
4.ステアリン酸 2.0
5.ミツロウ 2.0
6.ミリスチン酸オクチルドデシル 3.5
7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.О.) 3.0
8.ベヘニルアルコール 1.5
9.モノステアリン酸グリセリン 2.5
10.香料 0.1
11.パラオキシ安息香酸メチル 0.25
12.1,3-ブチレングリコール 8.5
13.精製水 残量
[製造方法]成分2~9を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分11~13を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分10を加え、更に30℃まで冷却後、成分1を加え、製品とする。
【0038】
処方例4 ゲル剤
処方 含有量(%)
1.サイトグロビンsiRNA 0.001
2.エタノール 5.0
3.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
4.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.О.) 0.1
5.香料 適量
6.1,3-ブチレングリコール 5.0
7.グリセリン 5.0
8.キサンタンガム 0.1
9.カルボキシビニルポリマー 0.2
10.水酸化カリウム 0.2
11.精製水 残量
[製造方法]成分2~5と、成分1及び6~11をそれぞれ均一に溶解し、両者を混合して製品とする。
【産業上の利用可能性】
【0039】
以上のことから、本発明のサイトグロビンの産生抑制剤は、優れたメラノサイトの増殖促進効果及びメラニン生成促進効果を示した。よって、本発明のサイトグロビンの産生抑制剤を含有することを特徴とする白髪の予防及び/又は改善剤は、白髪の予防及び改善に有効である。
図1
【配列表】
0007209951000001.app